JP5929930B2 - 製缶構造及び建設機械 - Google Patents

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Description

本発明は、ボスを有する製缶構造及びそれに関連する技術に関する。
油圧ショベル等の建設機械においては、アタッチメントを構成するアームにボスが設けられている(特許文献1参照)。たとえば、特許文献1記載の油圧ショベルでは、アーム(3)の下板(7)にボス部材(11)が溶接されている。
特開平9−125441号公報
ところで、上記特許文献1では、図1及び図3に示されるように、ボス部材(11)及び下板(7)は、レ型溶接によって溶着されている。
しかし、レ型溶接は隅肉溶接等に比べてトーチ角度の自由度が低いため、ボス部材と下板との溶接作業が難しく、溶接ビードの品質が安定しにくいという問題が有る。
そこで本発明は、ボスと当該ボスに溶接される被溶接板との溶接作業をより簡易に行うことが可能な技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、互いに対向する第1板及び第2板と、前記第1板と前記第2板とを接続し、互いに対向する第3板及び第4板と、軸方向が前記第3板及び前記第4板に対して直交するように配置され、前記第1板と前記第2板とのいずれかの内側に溶接されるボスとを備える製缶構造であって、前記第1板及び前記第2板のうち前記ボスに溶接される被溶接板は、前記ボスに設けられた第1当て部に接する第2当て部を有し、前記第2当て部は、前記軸方向の長さが前記第1当て部の前記軸方向の長さよりも短くなるように構成され、前記被溶接板は、前記第2当て部に対応する領域の前記軸方向の幅が前記第2当て部以外の領域の前記軸方向の幅よりも短くなるように構成されることを特徴とする製缶構造を提供している。
また、前記被溶接板は、2枚の板が突き合わされて構成されるのが好ましい。
また、前記被溶接板を構成する前記2枚の板のうち、一方の板にのみ前記第2当て部が設けられるのが好ましい。
また、本発明は、建設機械であって、機械本体と、前記機械本体に接続されるアタッチメントとを備え、前記アタッチメントは、製缶構造を有し、前記製缶構造は、互いに対向する第1板及び第2板と、前記第1板と前記第2板とを接続し、互いに対向する第3板及び第4板と、軸方向が前記第3板及び前記第4板に対して直交するように配置され、前記第1板と前記第2板とのいずれかの内側に溶接されるボスとを含み、前記第1板及び前記第2板のうち前記ボスに溶接される被溶接板は、前記ボスに設けられた第1当て部に接する第2当て部を有し、前記第2当て部は、前記軸方向の長さが前記第1当て部の前記軸方向の長さよりも短くなるように構成され、前記被溶接板は、前記第2当て部に対応する領域の前記軸方向の幅が前記第2当て部以外の領域の前記軸方向の幅よりも短くなるように構成されることを特徴とする建設機械をも提供している。
請求項1記載の製缶構造によれば、ボスと被溶接板とが隅肉溶接により溶着されるので、トーチ角度の自由度が増し、溶接作業をより簡易に行うことが可能になる。また、被溶接板を加工することによって、ボスの形状を変更せずとも、第2当て部の軸方向の長さを第1当て部の軸方向の長さよりも短くすることも可能である。
請求項2記載の製缶構造によれば、被溶接板が2枚の板によって構成されるので、それぞれに必要な板厚を採用でき、当該被溶接板が1枚の板で構成される場合に比べて、軽量化することが可能である。
請求項3記載の製缶構造によれば、第2当て部が一方の板にのみ設けられるので、第2当て部が双方の板に設けられる場合に比べて、被溶接板の加工が容易になる。
請求項4記載の建設機械によれば、ボスと被溶接板との溶接作業をより簡易に行うことが可能である。また、被溶接板を加工することによって、ボスの形状を変更せずとも、第2当て部の軸方向の長さを第1当て部の軸方向の長さよりも短くすることも可能である。
本発明の実施形態によるアームを示す側面図。 図1のII矢視図。 ボス及び下板の接続部分を拡大した側面図。 図3のIV矢視図。 図1のV−V位置の断面図。 変形例に係る下板を示す図。 変形例に係るボスと下板との接続部分を示す図。
<1.実施形態>
本発明の実施形態による製缶構造について図1乃至図5に基づき説明する。以下、製缶構造の一例として建設機械のアタッチメントを構成するアーム(アーム製缶とも称する)を例にとって説明する。
図1は、建設機械のアタッチメントを構成するアーム1の側面図である。なお、図1では、図面左右方向がアーム1の前後方向に対応する。図2は、図1のII矢視図である。
図1及び図2に示すように、アーム1は、上板11と、下板12(12A,12B)と、左側板13と、右側板14とを備えて構成される。
図2に示すように、上板11及び下板12(12A,12B)は、互いに対向する。また、左側板13及び右側板14は、上板11及び下板12を接続し、また、互いに対向する。
また、図1及び図2に示すように、アーム1は、ピン孔HLを有するボス15を更に備えて構成される。なお、ピン孔HLは、アーム1をブーム(不図示)に枢着する際に連結ピンを挿通させるための孔である。図2に示すように、ボス15は、ピン孔HLの軸方向DRが左側板13及び右側板14に対して直交するように配置される。
図3及び図4は、ボス15と下板12(12A,12B)との接続箇所を拡大した図である。図3及び図4に示すように、ボス15は、所定の角度を成す当て部50A,50Bを下部に備えて構成される。ボス15は、当て部50A,50Bの接続部分に形成される角部SPを備える。
他方、下板12は、図3及び図4に示すように、2枚の板12A,12Bで構成されている。当該板12A,12Bは、当て部50A,50Bに沿って所定の角度で突き合わされる。
また、図3に示すように、下板12A,12Bは、ボス15の当て部50A,50Bに接する当て部20A,20Bを備えて構成される。
図5は、図1のV−V位置の断面図である。図5に示すように、本実施形態では、下板12の当て部20Aは、軸方向DRの長さがボス15の当て部50Aの軸方向DRの長さよりも短くなるように構成されている。なお、図示はしないが、下板12の当て部20Bも、同様に、軸方向DRの長さがボス15の当て部50Bの軸方向DRの長さよりも短くなるように構成されている。
特に、本実施形態では、図4に示すように、下板12は、当て部20A,20Bに対応する領域の軸方向DRの幅WD12がその他の領域の軸方向DRの幅WD11よりも短くなるように構成されている。
以上のように、本実施形態のアーム1によれば、図5に示すように、下板12Aの当て部20Aの軸方向DRの長さがボス15の当て部50Aの軸方向DRの長さよりも短いため、ボス15と下板12とを部分BDにおいて隅肉溶接することが可能になる。その結果、ボス15と下板12とを溶接する際のトーチ角度の自由度が増し、溶接作業をより簡易に行うことが可能になる。
特に、本実施形態のアーム1によれば、下板12を加工することによって、ボス15の形状を変更せずとも、当て部20A,20Bの軸方向DRの長さを当て部50A,50Bの軸方向DRの長さよりも短くすることが可能である。
また特に、本実施形態のアーム1によれば、下板12が2枚の板12A,12Bによって構成されるので、それぞれに必要な板厚を採用することが可能である。そのため、下板12が1枚の板で構成される場合に比べて、軽量化することも可能である。
<2.変形例>
本発明による製缶構造及び建設機械は上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。
例えば、上記実施形態では、図4に示すように、下板12を構成する板12A,12Bが角部SPにおいて突き合わされる場合を例示したが、これに限定されず、図6に示すように、下板12を構成する板12C,12Dが位置PTにおいて突き合わされるようにしてもよい。
上記変形例では、一方の板12Cが、角部SPにおいて当て部50A,50Bに沿って所定の角度に曲げられた曲げ板として構成される。そして、一方の板12Cにのみ当て部が設けられ、当該当て部に対応する領域の軸方向DRの幅がその他の領域の軸方向DRの幅よりも短い。すなわち、当該変形例では、下板12は、当て部を含む板12Cと当該当て部を含まない板12Dとが当て部50A,50Bよりも後方の位置PTにおいて突き合わされて構成される。
このような変形例によれば、下板12を構成する板12C,12Dのうち、一方の板12Cに対してのみ当て部が設けられるので、当該当て部が板12C,12Dの双方に設けられる場合に比べて、下板12の加工が容易になる。
また、上記実施形態では、図4及び図7(A)に示すように、当て部20Aに対応する領域の軸方向DRの幅WD12がその他の領域の軸方向DRの幅WD11よりも短くなるように構成される場合を例示したが、これに限定されない。たとえば、図7(B)に示すように、下板121の幅は変更せずに、ボス151の軸方向DRの幅を幅WD21から幅WD22に広げるように構成してもよい。
このような変形例においても、下板121の当て部200の軸方向DRの長さは、ボス15の当て部500の軸方向DRの長さよりも短くなる。そのため、ボス15と下板121とを隅肉溶接によって溶着し得る。
また、上記実施形態では、ボス15に溶接される下板12が2枚の板12A,12Bで構成される場合を例示したが、これに限定されず、ボス15の当て部50A,50Bに沿って所定の角度に曲げられた1枚の曲げ板によって当該下板12が構成されるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、ボス15が下板12に溶接される場合を例示したが、これに限定されず、当該ボス15が上板11に溶接される場合においても本発明の思想を適用することが可能である。
以上のように本発明にかかる製缶構造は、例えば、建設機械のアタッチメントを構成するアームに適している。
1 アーム、11 上板、12,12A,12B 下板、13 左側板、14 右側板、
15 ボス、20A,20B 当て部、50A,50B 当て部、
121 下板、151 ボス、200 当て部、500 当て部、DR 軸方向、
HL ピン孔、PT 位置、SP 角部、WD11,WD12,WD21,WD22 幅

Claims (4)

  1. 互いに対向する第1板及び第2板と、
    前記第1板と前記第2板とを接続し、互いに対向する第3板及び第4板と、
    軸方向が前記第3板及び前記第4板に対して直交するように配置され、前記第1板と前記第2板とのいずれかの内側に溶接されるボスと、
    を備える製缶構造であって、
    前記第1板及び前記第2板のうち前記ボスに溶接される被溶接板は、前記ボスに設けられた第1当て部に接する第2当て部を有し、
    前記第2当て部は、前記軸方向の長さが前記第1当て部の前記軸方向の長さよりも短くなるように構成され
    前記被溶接板は、前記第2当て部に対応する領域の前記軸方向の幅が前記第2当て部以外の領域の前記軸方向の幅よりも短くなるように構成されることを特徴とする製缶構造。
  2. 請求項1に記載の製缶構造において、
    前記被溶接板は、2枚の板が突き合わされて構成されることを特徴とする製缶構造。
  3. 請求項2に記載の製缶構造において、
    前記被溶接板を構成する前記2枚の板のうち、一方の板にのみ前記第2当て部が設けられることを特徴とする製缶構造。
  4. 建設機械であって、
    機械本体と、
    前記機械本体に接続されるアタッチメントと、
    を備え、
    前記アタッチメントは、製缶構造を有し、
    前記製缶構造は、
    互いに対向する第1板及び第2板と、
    前記第1板と前記第2板とを接続し、互いに対向する第3板及び第4板と、
    軸方向が前記第3板及び前記第4板に対して直交するように配置され、前記第1板と前記第2板とのいずれかの内側に溶接されるボスと、
    を含み、
    前記第1板及び前記第2板のうち前記ボスに溶接される被溶接板は、前記ボスに設けられた第1当て部に接する第2当て部を有し、
    前記第2当て部は、前記軸方向の長さが前記第1当て部の前記軸方向の長さよりも短くなるように構成され、
    前記被溶接板は、前記第2当て部に対応する領域の前記軸方向の幅が前記第2当て部以外の領域の前記軸方向の幅よりも短くなるように構成されることを特徴とする建設機械。
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