JP5927691B2 - エリアモニタリングシステム - Google Patents

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本発明は、所定のエリアをモニタリングするエリアモニタリングシステムに関し、特に、少ない撮像手段で広範囲のエリアをモニタリングするエリアモニタリングシステムに関する。
従来、建設現場等の広いエリアにおいては、広範囲に複雑な構造物が多数存在し、作業工程に応じて現場の状況が変化するため、現場の状況を詳細に把握することが困難であった。このため、現場に設置されている設備の異常や、作業者の不安全行動や危機区域への立入管理、不審者の侵入等を認識することが困難であった。
このような問題点を解決するため、特許文献1には、撮像手段によって撮像された映像情報から検出した人の数と、無線タグから出力される信号によって検出されたタグの数とを比較して、所定の領域内で無線タグを保持していない人が存在しているか否かを判定することにより、立入制限の確実性を向上させる監視システムが記載されている。
特許文献2には、タグ位置と画像位置とを結び付けることにより、監視対象の位置を特定し、監視対象の画像を撮影できない場合にも、監視対象の位置を特定し、監視対象の動きを追跡することのできる位置特定システムが開示されている。
特許文献3には、無線タグリーダが無線タグから識別情報を読み取ることができる検出範囲を撮像装置の撮像範囲が含むよう撮像装置を制御することで、監視する範囲内に存在する人物の識別を正確に行うことが記載されている。
特許文献4には、複数のカメラとレーザスキャナーを用いて、監視領域内において、マルチレーザスキャナ方式により移動体の位置を検出し、当該位置情報を当該位置に移動体が居た時刻を示す時刻情報とともに監視領域移動体情報としてレーザ動線データベースに記録する一方、監視領域内の一部である特定領域内における移動体の位置を、マルチレーザスキャナ方式よりも位置検出の精度が高いカメラ画像方式で行い、検出された移動体の位置を示す位置情報を、当該位置に移動体が居た時刻を示す時刻情報とともに特定領域移動体情報としてカメラ動線データベースに記録することにより、監視領域が広い対象に対して有効な動線認識システムが記載されている。
特開2008−16042号公報 特願2010−502708号公報 特開2005−316668号公報 特開2011−22667号公報
しかしながら、これらの技術を用いた場合、広い領域の画像を撮像するためには多数のカメラ等の撮像手段が必要となり、撮像手段の費用やメンテナンス費用がかさむという問題点があった。また、建設現場のような常に状態が変化するような設備に多数のカメラを設置するのは、カメラの移動を考えると現実的ではない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、少ない撮像手段を用いて広いエリアをモニタリングすることが可能なエリアモニタリングシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るエリアモニタリングシステムは、数の無線基地局と、撮像方向及び撮像倍率を制御して、前記複数の無線基地局各々の通信圏内である各エリアを撮像可能な撮像手段と、作業者に保持されるとともに、前記無線基地局に第1の自身のIDを送信する第1の無線センサ端末と、前記無線基地局を識別する基地局識別情報と前記エリアを識別するエリア識別情報と前記撮像手段が前記エリアを撮像可能な状態での前記撮像手段の前記撮像方向及び前記撮像倍率とを対応付けて記憶するエリア情報記憶手段と、前記第1の自身のIDに対応する前記作業者に関する識別情報を記憶する作業者情報記憶手段と、前記エリア識別情報に対応する前記撮像方向及び前記撮像倍率の情報を包含する制御信号を前記撮像手段に送信するとともに、前記エリアにある前記無線基地局から収集された前記第1の自身のIDに対応する前記識別情報と、前記撮像手段により撮像された前記エリアの画像と、を対応付けて表示するエリア情報表示手段と、を備えたことを特徴とする。
所望のエリアの表示要求を受け付けるエリア表示要求受付手段を有し、前記エリア情報表示手段は、前記所望のエリアに対応する前記撮像方向及び前記撮像倍率の情報を包含する制御信号を前記撮像手段に送信するとともに、前記所望のエリアにある前記無線基地局から収集された前記第1の自身のIDに対応した前記識別情報を、前記撮像手段により撮像された前記所望のエリアの画像に対応付けて表示することを特徴とする。
第1の無線センサ端末は、第1のセンサを有するとともに前記第1のセンサにより検知された第1のセンサ情報を送信可能とされ、前記エリア内に存在する前記第1の無線センサ端末から前記第1のセンサ情報を収集する第1のセンサ情報収集手段を備え、前記エリア情報表示手段は、前記第1のセンサ情報を解析して得られる作業者の状態を示す情報を前記エリアの画像に対応付けて表示することを特徴とする。
前記エリア内の設備に設置されるとともに、前記無線基地局に第2の自身のIDを送信する第2の無線センサ端末と、前記第2の自身のIDに対応する設備に関する設備情報を記憶する設備情報記憶手段と、備え、前記エリア情報表示手段は、前記エリアにある前記無線基地局から収集された前記第2の自身のIDに対応する前記設備情報を前記エリアの画像に対応付けて表示することを特徴とする。
所望のエリアの表示要求を受け付けるエリア表示要求受付手段を有し、前記エリア情報表示手段は、前記所望のエリアに対応する前記撮像方向及び前記撮像倍率の情報を包含する制御信号を前記撮像手段に送信するとともに、前記所望のエリアにある前記無線基地局から収集された前記第2の自身のIDに対応した前記設備情報、及び/若しくは、前記設備の状態を示す情報を、前記撮像手段により撮像された前記所望のエリアの画像に対応付けて表示することを特徴とする。
第2の無線センサ端末は、第2のセンサを有するともに前記第2のセンサにより検知された第2のセンサ情報を送信可能とされ、前記エリア内に存在する前記第2の無線センサ端末から前記第2のセンサ情報を収集する第2のセンサ情報収集手段を備え、前記エリア情報表示手段は、前記第2のセンサ情報を解析して得られる前記設備の状態を示す情報を前記エリアの画像に対応付けて表示することを特徴とする。
前記エリア情報記憶手段には、前記エリアが危険管理区域か否かを示す情報がさらに対応付けられて記憶され、前記エリア情報表示手段は、前記危険管理区域であることを示す情報に対応付けられて前記エリア情報記憶手段に記憶されているエリア識別情報で識別されるエリアに、前記作業者が保持している前記第1の無線センサ端末が存在することを検知した場合に、前記作業者が危険管理区域に侵入した旨の情報を表示することを特徴とする。
また、本発明に係るエリアモニタリングシステムは、複数の無線基地局と、撮像方向及び撮像倍率を制御して、前記複数の無線基地局各々の通信圏内である各エリアを撮像可能な撮像手段と、前記無線基地局と通信を行い、センサにより検知されたセンサ情報を送信する無線センサ端末と、前記無線基地局を識別する基地局識別情報と前記無線基地局のエリアを識別するエリア識別情報と前記撮像手段が前記エリアを撮像可能な状態での前記撮像手段の撮像方向及び撮像倍率とを対応付けて記憶するエリア情報記憶手段と、前記無線基地局のエリア内に存在する前記無線センサ端末から前記センサ情報を収集するセンサ情報収集手段と、前記センサ情報収集手段により収集されたセンサ情報と該センサ情報を送信した前記無線センサ端末が存在するエリアの画像とを対応付けて表示するエリア情報表示手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、前記撮像手段の撮像方向及び撮像倍率を制御して、前記複数の無線基地局各々の各エリアを撮像し、前記センサ情報収集手段により収集されたセンサ情報と前記センサ情報を送信した前記無線センサ端末が存在するエリアが撮像された画像とを対応付けて表示するため、少ない撮像手段を用いて広い範囲をモニタリングすることができる。
上記発明において、前記センサ情報には、前記無線センサ端末を保持している作業者の状態を示す情報が含まれることを特徴とする。
本発明によれば、エリアの画像と、当該エリア内に存在する作業者の状態を示す情報とを同時に表示することができる。
上記発明において、前記センサ情報には、前記無線センサ端末が設置されている設備の状態を示す情報が含まれることを特徴とする。
本発明によれば、エリアの画像と、当該エリア内に設置されている設備の状態を示す情報とを同時に表示することができる。
上記発明において、前記撮像手段により撮像された特定エリアの画像から該特定エリア内に存在する無線基地局を特定する基地局特定手段を備え、前記エリア情報記憶手段は、前記無線基地局特定手段により特定された無線基地局の基地局識別情報と、前記特定エリアのエリア識別情報と、前記特定エリアの画像を撮像した時の前記撮像手段の撮像方向及び撮像倍率と、を対応付けて記憶することを特徴とする。
本発明によれば、無線基地局の移動によってエリアの位置が変化した場合にも、自動的にエリア情報記憶手段を更新することができる。
上記発明において、所望のエリアの表示要求を受け付けるエリア表示要求受付手段を備え、前記エリア情報表示手段は、前記エリア表示要求受付手段により要求が受け付けられたエリアの画像と、該エリアに存在する無線センサ端末から受信したセンサ情報と、を対応付けて表示することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザは所望のエリアの表示要求を入力することで、所望のエリアの画像と、当該エリアに存在する無線センサ端末から受信したセンサ情報とを表示させることができ、所望の場所を即座に監視することができる。
上記発明において、前記エリア情報記憶手段には、前記エリアが危険管理区域か否かを示す情報がさらに対応付けられて記憶され、前記エリア情報表示手段は、前記危険管理区域であることを示す情報に対応付けられて前記エリア情報記憶手段に記憶されているエリア識別情報で識別されるエリアに、作業者が保持している前記無線センサ端末が存在することを検知した場合に、作業者が危険管理区域に侵入した旨の情報を表示することを特徴とする。
本発明によれば、作業者の危険管理区域への侵入を監視することができる。
本発明によれば、前記撮像手段の撮像方向及び撮像倍率を制御して、前記複数の無線基地局各々の各エリアを撮像し、前記センサ情報収集手段により収集されたセンサ情報と前記センサ情報を送信した前記無線センサ端末が存在するエリアが撮像された画像とを対応付けて表示するため、少ない撮像手段を用いて広い範囲をモニタリングすることができる。
本発明の実施形態に係るエリアモニタリングシステムの全体構成図である。 無線センサ端末の構成を示すブロック図である。 無線センサ端末が送信するパケットのデータ構成を示す図である。 エリア情報データベースのデータ構成の一例を示す図である。 無線センサ端末情報データベースのデータ構成の一例を示す図である。 作業者情報データベースのデータ構成の一例を示す図である。 設備情報データベースのデータ構成の一例を示す図である。 画像処理サーバの機能構成を示す図である。 建設工事の進行等によって無線基地局の位置が変更された場合に、エリア情報データベースを更新する手順を説明するための図である。 無線センサ端末解析サーバの機能構成を示す図である。 モニタリング装置の主な機能構成を示す図である モニタリング装置に表示されるエリア情報の一例を示す図である。 ユーザの表示要求により、モニタリング装置のディスプレイにエリア情報を表示する際の動作例を示すフローチャートである。
次に、本発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るエリアモニタリングシステム1の全体構成図である。本実施形態に係るエリアモニタリングシステム1は、建設現場等の被モニタリング対象範囲に複数設置された無線基地局(AP:Access Point)20と、当該無線基地局20各々の通信圏内を示す各エリアA1,A2、…,A8を撮像可能な撮像手段30と、無線基地局20と無線通信可能な無線センサ端末40と、撮像手段30により撮像された画像データを処理する画像処理サーバ50と、無線センサ端末40から送信されたセンサ情報を解析する無線センサ端末解析サーバ60と、各種データを記憶するデータベース装置70と、各エリアA1,A2、…,A8についてのエリア情報を表示するモニタリング装置80と、を備えている。画像処理サーバ50と無線センサ端末解析サーバ60とデータベース装置70と、モニタリング装置80とは、被モニタリング対象範囲から離れたモニタリング場所に設置されている。各無線基地局20と無線センサ端末解析サーバ60間、撮像手段30と画像処理サーバ50間それぞれは、LAN(Local Area Network)90で電気的に接続されている。
(撮像手段)
撮像手段30は撮像方向(パン、チルト)及び撮像倍率(ズーム)を変更制御することが可能なカメラである。
撮像手段30は、図示せぬ、撮像素子と、撮像素子の撮像方向を上下左右に変化させるパンチルト部と、撮像倍率を変化させるズームレンズ部とを有する。
撮像手段30は、画像処理サーバ50やモニタリング装置80からの制御信号に基づき、パンチルト部及びズームレンズ部を制御して、撮像方向及び撮像倍率を変更する。
本実施形態では、撮像手段30を1つ設けて、後述するエリア情報データベース71に記憶された情報に基づいて撮像手段30の撮像方向及び撮像倍率を変更することで、8つのエリアA1,A2,…,A8を撮像可能としている。なお、設ける撮像手段30の数は1つに限らず、複数設けてもよい。但し、撮像手段30の台数は少ない方がメンテナンスコストを削減することができる。
(無線センサ端末)
無線センサ端末40は、作業者が保持するものと、設備に設置されるものとが存在する。図2は、無線センサ端末40の構成を示すブロック図である。同図に示すように、無線センサ端末40は、全体を制御する中央演算装置(CPU:Central Processing Unit)41と、無線通信を制御する無線通信部42と、複数の各種センサ43と、無線センサ端末40に電力を供給する電源部44と、バッテリー45とを備えている。
複数の各種センサ43は各種センサ情報を検知する。無線センサ端末40を作業者が保持する場合、複数の各種センサ43には、作業員の状態を検知するセンサとして、例えば、温度センサ、脈拍センサ、加速度センサ等が存在する。加速度センサは、作業者が転倒したことを検知するために用いられる。
無線センサ端末40を設備に設置する場合、複数の各種センサ43には、設備の状態を検知するセンサとして、例えば、電力センサ、電流センサ、電圧センサ、接点入出力センサ、気圧センサ、温度センサ、稼働センサ等が存在する。
なお、電力センサ等の大型のセンサは、無線センサ端末40に組み込まずに、無線センサ端末40と当該センサとを通信ケーブルで接続し、無線センサ端末40が当該センサから通信ケーブルを介してセンサ情報を受信するようにしてもよい。
無線通信部42は、定期的に電波のスキャンを行い、無線センサ端末40の周囲に存在する無線基地局20が定期的に送信するビーコン信号を受信する。複数の無線基地局20からビーコン信号を受信した場合には、電波の強度が最も強い(最も近い)無線基地局20に接続する。
無線センサ端末40は、図3に示すように、無線センサ端末40自信のIDと、無線基地局20から受信したビーコン信号に含まれる無線基地局IDと、複数の各種センサ43により検知された複数のセンサ情報とをパケット化し、当該パケットを定期的に送信する。当該パケットは無線基地局20を経由して、LAN90に送信され、モニタリング場所の無線センサ端末解析サーバ60に受信される。
(無線基地局)
無線基地局20は、無線LANのアクセスポイントであり、定期的にエリア内にビーコン信号を送信して、エリア内の無線センサ端末40と接続する。無線基地局20は、接続した無線センサ端末40から受信したパケットを無線センサ端末解析サーバ60に送信する。
(データベース装置)
データベース装置70は、CPU、ハードディスク等の記憶装置、通信インターフェースを備えた装置であり、記憶装置に各種データベースを記憶する。データベース装置70に記憶される各種データベースには、エリア情報データベース71、無線センサ端末情報データベース72、作業者情報データベース73、設備情報データベース74等が存在する。
図4には、エリア情報データベース71のデータ構成の一例を示す。エリア情報データベース71には、無線基地局20が通信可能なエリアのエリア識別情報を示す「エリアID」と、当該エリアを撮像する時の撮像手段30の撮影方向を示す「カメラ方向(X)」、「カメラ方向(Y)」と、当該エリアを撮像する時の撮像手段30の撮影倍率を示す「カメラ倍率(倍)」と、無線基地局20の識別情報を示す「無線基地局ID」と、当該エリアが危険管理区域か否か及び危険管理区域の場合にその種類を示す「危険管理区域」と、が対応付けて記憶されている。たとえば図4に示すように「危険管理区域」として”G”が記憶されている場合には危険ガスが使用されている区域であることを示し、”H”が記憶されている場合には高所作業が行われている区域であることを示し、ブランクである場合には危険管理区域でないことを示している。
無線センサ端末情報データベース72は、無線センサ端末40から受信したパケットに含まれる情報を記憶する。図5には、無線センサ端末情報データベース72のデータ構成の一例を示す。同図に示すように、無線センサ端末情報データベース72には、無線センサ端末40を識別する「無線センサ端末ID」と、無線センサ端末40が存在するエリア及び無線センサ端末40が接続している無線基地局20を表す「存在エリアID(接続無線基地局ID)」と、当該無線センサ端末40から受信したセンサ情報を示す「センサ1」、「センサ2」、「センサ3」と、が記憶されている。
作業者情報データベース73は、作業者が保持している無線センサ端末40を管理するためのデータベースである。図6には、作業者情報データベース73のデータ構成の一例を示す。同図に示すように、作業者情報データベース73には、作業者の識別情報を示す「作業者ID」と、作業者が保持している無線センサ端末40を識別する「所持している無線センサ端末」と、作業者の氏名を表す「氏名」と、作業者が所属している会社を表す「業者」と、作業者の職種を表す「職種」と、作業者の職位を表す「職位」と、が記憶されている。
設備情報データベース74は、被モニタリング対象範囲に存在する設備に設置している無線センサ端末40を管理するためのデータベースである。図7には、設備情報データベース74のデータ構成の一例を示す。同図に示すように、設備情報データベース74には、設備の識別情報を示す「設備ID」と、当該設備に設置している無線センサ端末40を示す「設置している無線センサ端末」と、当該設備の名称を表す「設備名」と、当該設備を製造した「メーカ」と、当該設備の「形式」と、当該設備の「製造年月日」と、が記憶されている。
また、データベース装置70は、撮像手段30により撮像された画像データを記憶する。
(画像処理サーバ)
次に、画像処理サーバ50の構成について説明する。画像処理サーバ50は、撮像手段30を制御したり、撮像手段30により撮像された画像の解析処理を行う。図8は、画像処理サーバ50の機能構成を示す図である。同図に示すように、画像処理サーバ50は、人の存在検知機能51と、人の動き検知機能53と、基地局位置検出機能(「基地局特定手段」に対応)54と、データベース入出力機能55と、を備えている。これらの機能は、画像処理サーバ50が備える、図示せぬ、CPUが記憶装置に記憶されたプログラムに従って処理を実行することにより実現される機能である。
人の存在検知機能51は、撮像手段30により撮像された画像を解析して、画像内に存在する人を検知する。人を検知する方法としては、たとえば、予め人がいない時間帯の背景画像と入力画像を比較する背景差分法や、たとえば人が作業員であればヘルメットの特徴量(形状、色など)と類似したパターンを持つ範囲を検出することにより、人物を検知することができる。
人の動き検知機能53は、人の存在検知機能51により検知された人の位置を画像毎に判定し、画像毎の人の位置の変化を人の動きとして検出する。人の動きを検知する方法としては、フレーム間差分法により2画像の差分をとることで動きを検知することができる。また、時間的に連続する数フレーム間の差分をとることで、人がどの方向に動いているかを検知することも可能である。
基地局位置検出機能54は、撮像手段30により撮像された画像を解析して、無線基地局20を検知し、その画像内の位置を検知する。具体的には、基地局位置検出機能54は、撮像手段30により撮像されたエリアの画像を解析し、撮像された無線基地局20の表面等に表示されている無線基地局IDや識別コード、識別マーク等を認識処理することにより、当該無線基地局20を特定する。そして、基地局位置検出機能54は、特定した無線基地局20の無線基地局IDと、当該エリアの画像を撮像した時の当該撮像手段30の撮像方向及び撮像倍率と、をデータベース装置70のエリア情報データベース71に送信する。エリア情報データベース71は、基地局位置検出機能54から受信した無線基地局IDと同一の無線基地局IDに対応付けられている撮像方向及び撮像倍率が、受信した撮像方向及び撮像倍率と異なる場合には、当該受信した撮像方向及び撮像倍率で更新する。
この機能は、建設工事の進行等によって無線基地局20の位置が変更された場合に、自動的にエリア情報データベース71を更新するのに利用することができる。例えば、図9に示すように、「AP1」で識別される無線基地局20の位置が変更された場合、当該無線基地局20のエリアA1は移動する。このときに、撮像手段30を変更後のエリアA1を撮像可能な撮像方向及び撮像倍率に設定して、変更後のエリアA1の画像を撮像する。そして、基地局位置検出機能54は変更後のエリアA1の画像認識を行うことにより、エリアA1を形成する無線基地局20の識別情報「AP1」を認識する。そして、エリア情報データベース71の「AP1」に対応付けられている無線基地局20の撮像方向及び撮像倍率を、変更後の撮像方向及び撮像倍率で更新することで、エリア情報データベース71を最新の状態とすることができる。
なお、当該機能は、無線基地局20の位置が変更された時のみならず、無線基地局20を新たに設置した時に、エリア情報データベース71に新規データを登録する際にも利用することができる。
データベース入出力機能55は、他の装置との間のデータの入出力を制御する。
(無線センサ端末解析サーバ)
無線センサ端末解析サーバ60は、無線センサ端末40から受信したパケット情報を解析し、データベース装置70にデータを記憶したり、モニタリング装置80に解析結果を送信して表示する。図10には、無線センサ端末解析サーバ60の機能構成を示す。これらの機能は、無線センサ端末解析サーバ60が備える、図示せぬ、CPUが記憶装置に記憶されたプログラムに従って処理を実行することにより実現される機能である。
センサ情報収集機能61は、各無線基地局20のエリア内に存在する無線センサ端末40から各無線基地局20を経由してパケットを受信し、当該パケットに含まれるセンサ情報を収集する。そして、当該センサ情報をデータベース装置70の無線センサ端末情報データベース72に送信して記憶させる。
センサ端末位置検知機能62は、無線センサ端末40から受信したパケットに含まれる無線基地局IDを取得し、当該無線基地局IDに対応付けられてエリア情報データベース71に記憶されている「エリアID」を取得する。そして、当該「エリアID」で識別されるエリアを、無線センサ端末40が存在する位置と判定する。また、無線センサ端末40の位置の変化を移動履歴として蓄積する。
センサ情報解析機能63は、無線センサ端末40から受信したパケットに含まれるセンサ情報を過去のセンサ情報を含めて解析することにより、無線センサ端末40を保持している作業者が動作中か否か、加速度の変化、各エリアにいる作業者の人数、無線センサ端末40が設置されている設備の稼働状況等を判定する。また、温度及び圧力の時系列変化を示すグラフを作成する。
異常検知・診断機能64は、センサ情報解析機能63によるセンサ情報の解析結果に基づいて異常を検知したり、解析結果の診断を行う。例えば、異常検知・診断機能64は、センサ情報解析機能63により解析された設備の圧力、温度、作業者の体温、脈拍等を、予め設定しておいた正常値の範囲と比較して、異常を検知する。また、センサ情報解析機能63により解析された加速度により、作業者の姿勢(無線センサ端末40の傾き)を検知することが可能であり、転倒していると判断できる向きに長時間放置されていて、かつ振動を検知できない場合は作業者が転倒したと判定する。
また、異常検知・診断機能64は、エリア情報データベース71の「危険管理区域」に危険管理区域であることを示す情報が記憶されている場合に、当該「危険管理区域」に対応付けられてエリア情報データベース71に記憶されている「エリアID」で識別されるエリアに、作業者が侵入したか否かを検知する。具体的には、エリア情報データベース71の「危険管理区域」が”G”(危険ガス使用)や”H”(高所作業)等であるデータに対応付けられている「無線基地局ID」と、無線センサ端末40から受信したパケットに含まれる無線基地局IDとが同一である場合には、当該無線センサ端末40を保持した作業者が危険管理区域に侵入したと判定する。
また、異常検知・診断機能64は、画像処理サーバ50の人の存在検知機能51により検知されたあるエリアの作業者の数よりも、異常検知・診断機能64により解析された当該エリアにいる作業者の数が少ない場合には、無線センサ端末40を携帯していない者がいると判定する。
アラーム出力機能65は、異常検知・診断機能64により検知された異常や診断結果に応じて、表示すべき警告情報等をモニタリング装置80に送信して表示させる。
データベース入出力機能66は、他の装置とのデータの入出力を制御する。
(モニタリング装置)
モニタリング装置80は、例えばパーソナルコンピュータであり、図示せぬ、CPUと、ROM、RAM、ハードディスク等の記憶装置と、キーボードやポインティングデバイス等の入力装置と、ディスプレイやスピーカ等の出力装置と、他の装置と通信を行うための通信インターフェースと、を備えている。
図11には、モニタリング装置80の主な機能構成を示す。モニタリング装置80は、エリア情報表示機能81と、エリア表示要求受付機能82とを備えている。この機能は、モニタリング装置80が備えるCPUが記憶装置に記憶されているプログラムに従って処理を実行することにより実現される機能である。
エリア情報表示機能81は、無線センサ端末解析サーバ60のセンサ情報収集機能61により収集され、データベース装置70の無線センサ端末情報データベース72に記憶された所定のエリアのセンサ情報と、当該所定のエリアの画像と、無線センサ端末解析サーバ60のアラーム出力機能65から受信した当該所定のエリアに関する警告情報と、を対応付けて1画面に編集し、ディスプレイに表示する。警告情報としては、当該所定のエリアに作業者が侵入した旨の警告情報、当該所定のエリアに存在する作業者や設備の異常検知の情報等が存在する。
図12には、モニタリング装置80のディスプレイに表示されるエリアA1についてのエリア情報の一例を示す。本実施形態では、エリアA1のエリアID(エリア名)が「エリア1」であり、エリアA1の無線基地局20の無線基地局IDは「AP1」であるものとする。また、エリアA1内に配置されている設備には、「無線センサ端末1」で識別される無線センサ端末40が設置されているものとし、エリアA1内にいる作業者は「無線センサ端末2」で識別される無線センサ端末40を保持しているものとする。また、設備の設備IDは「設備1」であり、作業者の作業者IDは「作業者1」であるものとする。
ディスプレイの左上には、撮像手段30により撮像されたエリアA1の画像が表示される。
ディスプレイの右上には、エリア情報として、エリア名、カメラ方向、カメラ倍率、当該エリアの無線基地局名、当該エリアに存在する無線センサ端末名と台数、物体動作の有無が表示される。
エリア名、カメラ方向、カメラ倍率、無線基地局名は、データベース装置70のエリア情報データベース71から取得されたものである。無線センサ端末40の端末名は、無線センサ端末40から受信したパケットに含まれる無線センサ端末IDから判定されたものである。無線センサ端末40の台数は、画像処理サーバ50によるエリアA1の撮像画像の解析、又は、無線センサ端末40から受信したパケットの無線基地局IDを解析することにより判定されたものである。物体動作の有無は、画像処理サーバ50によるエリアA1の撮像画像の解析、又は「エリア1」に対応付けられて無線センサ端末情報データベース72に記憶されている加速度センサのセンサ情報から判定されたものである。物体動作の有無は、画像処理サーバ50の人の動き検知機能53により判定されたものである。
ディスプレイの左下には、当該エリアA1内に配置された設備についての設備情報が表示される。同図に示す例では、当該設備に設置された無線センサ端末40が備える稼働センサ、温度センサ、圧力センサにより計測された設備の稼働状況、温度、圧力の現在値と、温度及び圧力の時系列変化を示すグラフと、が表示されている。
稼働状況と、温度と、圧力は、「無線センサ端末1」に対応付けられて無線センサ端末情報データベース72に記憶されているセンサ情報を取得したものである。
ディスプレイの右下には、当該エリアA1に存在する「無線センサ端末2」で識別される無線センサ端末40を保持している作業者の情報が表示されている。作業者の情報としては、作業者情報データベース73から取得した基本情報である氏名、業者、職種、職位等と、無線センサ端末情報データベース72に記憶されているセンサ情報である体温、脈拍と、無線センサ端末解析サーバ60のセンサ情報解析機能63が解析した作業者の状態である転倒の有無等が存在する。
ディスプレイの下部には、無線センサ端末解析サーバ60から送信されてきたアラート情報が表示される。ここでは、「設備1」で識別される設備の圧力が低下していること、「作業者1」で識別される作業者が危険区域に侵入したことの警告が表示されている。
なお、図12に示す画面は一例に過ぎず、例えば、人の動き検知機能53又はセンサ端末位置検知機能62により検知された作業者の移動履歴を表示してもよいし、無線センサ端末40を携帯していない者がいる旨の警告情報を表示してもよい。
エリア表示要求受付機能82は、ユーザがモニタリング装置80のキーボード等を操作して、所望のエリアを表示する要求を行ったことを検知して、当該エリアの表示要求を受け付ける。
エリアの表示要求を受け付けた場合、エリア情報表示機能81は、エリア表示要求受付機能82により要求が受け付けられたエリアの画像と、該エリアに存在する無線センサ端末40から受信したセンサ情報と、を対応付けて表示する。
エリアの画像は、データベース装置70に保存しておいた直近の画像を表示してもよいし、或いは、エリア表示要求受付機能82が要求を受け付けた時点で、撮像手段30に対して制御信号を送信して、撮像手段30のパンチルト部及びズームレンズ部を制御し、撮像手段30の撮像素子の撮像方向及び撮像倍率を変化させて要求を受けたエリアを撮像し、その時点の画像を表示してもよい。
(エリアA1についてのエリア情報を表示する際の動作例)
次に、図13に示すフローチャートを参照して、エリアA1内に「無線センサ端末1」で識別される無線センサ端末40が設置された設備と、「無線センサ端末2」で識別される無線センサ端末40を保持した作業者が存在する時に、ユーザの表示要求により、モニタリング装置80のディスプレイに図12に示すようなエリアA1についてのエリア情報を表示する際の動作例について説明する。
ここで、エリア情報データベース71、作業者情報データベース73、設備情報データベース74にはそれぞれ図4、6、7に示す情報が記憶されているものとする。また、「無線センサ端末1」で識別される無線センサ端末40は、定期的に自端末40の無線センサ端末ID「無線センサ端末1」と無線基地局ID「AP1」と、稼働センサ、温度センサ、圧力センサ等のセンサ情報と、を含むパケットを定期的に送信し、無線センサ端末解析サーバ60を介してデータベース装置70の無線センサ端末情報データベース72に図5に示すデータを逐次記憶しているものとする。また、「無線センサ端末2」で識別される無線センサ端末40は、定期的に自端末40の無線センサ端末ID「無線センサ端末2」と無線基地局ID「AP1」と、体温センサ、脈拍センサ、加速度センサ等のセンサ情報と、を含むパケットを定期的に送信し、無線センサ端末解析サーバ60を介してデータベース装置70の無線センサ端末情報データベース72に図5に示すデータを逐次記憶しているものとする。
まず、ユーザは、モニタリング装置80のキーボート等を操作して、「エリア1」で識別されるエリアA1についてのエリア情報を表示する要求を行う。
これにより、エリア表示要求受付機能82は、ユーザがモニタリング装置80のキーボード等を用いてエリアA1についての表示要求を行ったことを検知して、当該エリアA1の表示要求を受け付ける(ステップS1)。
エリア情報表示機能81は、「エリア1」に対応付けられてエリア情報データベース71に記憶されている「カメラ方向」と「カメラ倍率」を取得し、当該カメラ方向及びカメラ倍率に変更してエリアA1を撮影するための制御信号を撮像手段30に送信する。
撮像手段30は、受信した制御信号に基づき、パンチルト部及びズームレンズ部を制御して、撮像方向及び撮像倍率を変更し、エリアA1を撮像する(ステップS2)。撮像手段30は、当該撮像した画像データをモニタリング装置80に送信する。
エリア情報表示機能81は、無線センサ端末情報データベース72から「存在エリア」に「エリア1」が記憶されているものを検索する。この時に、無線センサ端末情報データベース72に図5に示すデータが記憶されているものとすると、「無線センサ端末1」と「無線センサ端末2」で識別される無線センサ端末40が「エリア1」で識別されるエリアA1に存在していることが判る。エリア情報表示機能81は、「無線センサ端末1」と「無線センサ端末2」それぞれに対応付けられているセンサ情報を無線センサ端末情報データベース72から取得する(ステップS3)。また、エリア情報表示機能81は、無線センサ端末解析サーバ60のセンサ情報解析機能63から、作業者の転倒の有無、動作の有無、設備の温度と圧力の時系列変化を示すグラフ等の解析情報を取得する。また、図4に示すように、「エリア1」で識別されるエリアA1は危険管理区域であるため、エリア情報表示機能81は、無線センサ端末解析サーバ60のアラーム出力機能65から、「作業者1」で識別される作業者が危険管理区域に侵入した旨の情報を取得する。さらに、アラーム出力機能65から「設備1」で識別される設備の圧力が低下している旨の警告情報を取得する。
そして、エリア情報表示機能81は、データベース装置70の作業者情報データベース73から「無線センサ端末2」に対応付けられている「氏名」、「業者」、「職種」、「職位」を取得し、データベース装置70の設備情報データベース74から「無線センサ端末1」に対応付けられている「設備名」と、当該設備を製造した「メーカ」と、当該設備の「形式」と、当該設備の「製造年月日」と、を取得する。
そして、エリア情報表示機能81は、図12に示すように、エリアA1の画像と、エリアA1に存在する無線センサ端末40から取得した上記各種センサ情報と、警告情報と、を対応付けて1画面に編集し、ディスプレイに表示する(ステップS4)。
これにより、ユーザは、所望のエリアA1についての各種情報をリアルタイムにモニタリングすることができる。
以上説明したように、撮像手段30の撮像方向及び撮像倍率を制御して、複数の無線基地局20各々の各エリアを撮像し、モニタリング装置80が無線センサ端末解析サーバ60のセンサ情報収集機能61により収集されたセンサ情報と、当該センサ情報を送信した無線センサ端末40が存在するエリアが撮像された画像とを対応付けて表示するため、エリア(無線基地局20)の数だけ撮像手段30を設けなくても各エリアを撮像することができ、少ない撮像手段30を用いて広い範囲をモニタリングすることができる。
また、1画面に、撮像手段30により撮像したエリアの画像と、当該エリアに存在する無線センサ端末40のセンサから収集したセンサ情報とを表示することで、「視認情報」と「数値情報」による定性的・定量的なモニタリングが可能となる。これにより、効率よく簡便に、作業者の健康・安全管理、不審者の侵入等のセキュリティ管理、設備の状態把握が可能となる。
また、撮像手段30による可視エリアと、無線センサ端末40が存在するエリアを紐付けて、撮像手段30により撮像された画像と無線センサ端末40によるセンサ情報を同時に表示することで、画像により判断できない情報も、無線センサ端末40によるセンサ情報で判断できることから、目に見えないリスクに対応が可能となる。また、撮像手段30で取得した画像の認識処理によりエリアに存在する無線基地局20を特定し、エリア情報データベース71を更新するため、工程によって状況が変化する建設現場等においても容易に正確なモニタリングを行うことが可能となる。
1………エリアモニタリングシステム、20………無線基地局、30………撮像手段、40………無線センサ端末、41………中央演算装置、42………無線通信部、43………複数の各種センサ、44………電源部、45………バッテリー、50………画像処理サーバ、51………人の存在検知機能、53………人の動き検知機能、54………基地局位置検出機能、55………データベース入出力機能、60………無線センサ端末解析サーバ、61………センサ情報収集機能、62………センサ端末位置検知機能、63………センサ情報解析機能、64………異常検知・診断機能、65………アラーム出力機能、66………データベース入出力機能、70………データベース装置、71………エリア情報データベース、72………無線センサ端末情報データベース、73………作業者情報データベース、74………設備情報データベース、80………モニタリング装置、81………エリア情報表示機能、82………エリア表示要求受付機能、90………LAN。

Claims (7)

  1. 複数の無線基地局と、
    撮像方向及び撮像倍率を制御して、前記複数の無線基地局各々の通信圏内である各エリアを撮像可能な撮像手段と、
    作業者に保持されるとともに、前記無線基地局に第1の自身のIDを送信する第1の無線センサ端末と、
    前記無線基地局を識別する基地局識別情報と前記リアを識別するエリア識別情報と前記撮像手段が前記エリアを撮像可能な状態での前記撮像手段の前記撮像方向及び前記撮像倍率とを対応付けて記憶するエリア情報記憶手段と、
    前記第1の自身のIDに対応する前記作業者に関する識別情報を記憶する作業者情報記憶手段と、
    前記エリア識別情報に対応する前記撮像方向及び前記撮像倍率の情報を包含する制御信号を前記撮像手段に送信するとともに、前記エリアにある前記無線基地局から収集された前記第1の自身のIDに対応する前記識別情報と、前記撮像手段により撮像された前記エリアの画像と、を対応付けて表示するエリア情報表示手段と、を備えたことを特徴とするエリアモニタリングシステム。
  2. 所望のエリアの表示要求を受け付けるエリア表示要求受付手段を有し、
    前記エリア情報表示手段は、
    前記所望のエリアに対応する前記撮像方向及び前記撮像倍率の情報を包含する制御信号を前記撮像手段に送信するとともに、前記所望のエリアにある前記無線基地局から収集された前記第1の自身のIDに対応した前記識別情報を、前記撮像手段により撮像された前記所望のエリアの画像に対応付けて表示することを特徴とする請求項1に記載のエリアモニタリングシステム。
  3. 第1の無線センサ端末は、
    第1のセンサを有するとともに前記第1のセンサにより検知された第1のセンサ情報を送信可能とされ、
    前記エリア内に存在する前記第1の無線センサ端末から前記第1のセンサ情報を収集する第1のセンサ情報収集手段を備え、
    前記エリア情報表示手段は、
    前記第1のセンサ情報を解析して得られる作業者の状態を示す情報を前記エリアの画像に対応付けて表示することを特徴とする請求項1または2に記載のエリアモニタリングシステム。
  4. 前記エリア内の設備に設置されるとともに、前記無線基地局に第2の自身のIDを送信する第2の無線センサ端末と、
    前記第2の自身のIDに対応する設備に関する設備情報を記憶する設備情報記憶手段と、備え、
    前記エリア情報表示手段は、
    前記エリアにある前記無線基地局から収集された前記第2の自身のIDに対応する前記設備情報を前記エリアの画像に対応付けて表示することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のエリアモニタリングシステム。
  5. 所望のエリアの表示要求を受け付けるエリア表示要求受付手段を有し、
    前記エリア情報表示手段は、
    前記所望のエリアに対応する前記撮像方向及び前記撮像倍率の情報を包含する制御信号を前記撮像手段に送信するとともに、前記所望のエリアにある前記無線基地局から収集された前記第2の自身のIDに対応した前記設備情報、及び/若しくは、前記設備の状態を示す情報を、前記撮像手段により撮像された前記所望のエリアの画像に対応付けて表示することを特徴とする請求項4に記載のエリアモニタリングシステム。
  6. 第2の無線センサ端末は、
    第2のセンサを有するともに前記第2のセンサにより検知された第2のセンサ情報を送信可能とされ、
    前記エリア内に存在する前記第2の無線センサ端末から前記第2のセンサ情報を収集する第2のセンサ情報収集手段を備え、
    前記エリア情報表示手段は、
    前記第2のセンサ情報を解析して得られる前記設備の状態を示す情報を前記エリアの画像に対応付けて表示することを特徴とする請求項4または5に記載のエリアモニタリングシステム。
  7. 前記エリア情報記憶手段には、前記エリアが危険管理区域か否かを示す情報がさらに対応付けられて記憶され、
    前記エリア情報表示手段は、前記危険管理区域であることを示す情報に対応付けられて前記エリア情報記憶手段に記憶されているエリア識別情報で識別されるエリアに、前記作業者が保持している前記第1の無線センサ端末が存在することを検知した場合に、前記作業者が危険管理区域に侵入した旨の情報を表示することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載のエリアモニタリングシステム。
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