JP5927648B2 - 磁気シールド構造体、電流センサ及び磁気シールド構造体の製造方法 - Google Patents

磁気シールド構造体、電流センサ及び磁気シールド構造体の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、磁気シールド構造体、当該磁気シールド構造体を有する電流センサ及び磁気シールド構造体の製造方法に関する。
近年、磁化方向が固定された固定磁性層、非磁性層、及び磁化方向が外部磁界に対して変動するフリー磁性層の積層構造を備える磁気抵抗効果素子(GMR素子、TMR素子)を用いたセンサが提案されている。例えば、電気自動車やハイブリッドカーにおけるモータ駆動技術などの分野では比較的大きな電流が取り扱われるため、これらの用途向けに大電流を非接触で測定可能な電流センサが求められている。
このような電流センサとして、被測定電流によって生じる磁界の変化を、磁気検出素子を用いて検出する方式のものが提案されている。具体的には、電流センサとして、磁気比例式電流センサと、磁気平衡式電流センサとがある。磁気比例式電流センサにおいては、磁性体コアの中に生じた磁力線によりコアギャップに被測定電流に比例した磁界が通り、磁気検出素子がこの磁界を電圧信号に変換して、被測定電流に比例した出力電圧を発生する。一方、磁気平衡式電流センサにおいては、被測定電流が流れると、電流に応じた磁界により磁気検出素子に出力電圧が生じ、この磁気検出素子から出力された電圧信号が電流に変換されてフィードバックコイルにフィードバックされる。そして、フィードバックコイルにより発生する磁界(キャンセル磁界)と被測定電流により生じる磁界とが打ち消しあって磁界が常に0になるように動作し、このときフィードバックコイルに流れるフィードバック電流を電圧変換させて出力として取り出す。
また、このような磁気検出素子を用いたセンサにおいては、周囲の磁界(ノイズ)の影響を低減するために、磁気検出素子を覆うように磁気シールドを設けることが提案されている。磁気シールドは、磁気検出素子を有する素子上に絶縁層を介してめっき法等で形成される(例えば、特許文献1)。
特開2002−333468号公報
しかしながら、絶縁層上にめっきやスパッタリング法等で形成された磁気シールド層において、引張膜応力が働く場合がある(図10参照)。磁気シールド層と絶縁層との密着性が高い場合には、磁気シールド層と密着する絶縁層にも磁気シールド層に生じる応力が影響し、絶縁層にクラックが発生するおそれがある。その結果、絶縁層のクラック部分から磁気検出素子を有する素子層に水分等が浸入し、品質が劣化するおそれがある。一方で、磁気シールド層と絶縁層との密着性が小さい場合には、磁気シールド層に生じる引張膜応力により、磁気シールド層が絶縁層から剥離するおそれがある。
特許文献1に開示された方法では、シールドの下方領域に応力緩和層が形成されているが、シールドの密着力や応力によって、シールドが剥離する部分が生じる場合が考えられる。特に、シールドの剥離する部分がばらつく場合には、磁気検出素子に対しても影響を及ぼす問題が考えられる。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、絶縁層上に磁気シールド層を形成する場合であっても、クラックの発生等により品質が低下することを抑制できる磁気シールド構造体、当該磁気シールド構造体を有する電流センサ及び磁気シールド構造体の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の磁気シールド構造体は、磁気検出素子を有する素子層と、前記素子層上に形成された絶縁層と、前記絶縁層上に形成された磁気シールド層と、を有する磁気シールド構造体であって、前記絶縁層と前記磁気シールド層との対向面において、第1の領域における前記絶縁層と前記磁気シールド層との密着性が、前記第1の領域より内側に位置する第2の領域における前記絶縁層と前記磁気シールド層との密着性より低いことを特徴とする。
本発明の磁気シールド構造体において、前記第1の領域が前記対向面の外周端部に位置し、前記第2の領域が前記第1の領域に囲まれ前記磁気シールド層の中央部に位置することができる。
本発明の磁気シールド構造体において、前記絶縁層と前記磁気シールド層の間にシード層を有し、前記第2の領域において、前記磁気シールド層と前記シード層が直接接触し、前記第1の領域において、前記磁気シールド層と前記シード層との間に酸化膜を有する構成とすることができる。
本発明の磁気シールド構造体において、前記絶縁層と前記磁気シールド層の間にシード層を有し、前記第2の領域において、前記磁気シールド層と前記シード層が直接接触し、前記第1の領域において、前記磁気シールド層と前記シード層の間に、前記磁気シールド層に対する密着性が前記シード層と前記磁気シールド層との密着性より低くなる金属層を有する構成とすることができる。
本発明の磁気シールド構造体において、前記絶縁層と前記磁気シールド層の間にシード層を有し、前記第2の領域において、前記シード層と前記絶縁層が直接接触し、前記第1の領域において、前記シード層と前記絶縁層の間に、前記絶縁層に対する密着性が前記絶縁層と前記シード層との密着性より低くなる金属層を有する構成とすることができる。
本発明の磁気シールド構造体において、前記磁気検出素子は、前記第2の領域と重畳して設けられている構成とすることができる。また、前記素子層がコイルをさらに有しており、前記コイルが前記第2の領域と重畳して設けられている構成とすることができる。
本発明の磁気シールド構造体において、前記磁気シールドは、パーマロイ系磁性材料で形成することができる。
本発明の電流センサは、上記磁気シールド構造体を有することを特徴とする。
本発明の磁気シールド構造体の製造方法は、磁気検出素子を有する素子層を形成する工程と、前記素子層上に絶縁層を形成する工程と、前記絶縁層上にシード層を形成する工程と、前記シード層上にレジストパターンを形成する工程と、前記レジストパターンで覆われていない前記シード層の領域に酸化処理により酸化膜を形成する工程と、前記レジストパターンを除去した後、前記シード層及び前記酸化膜上に磁気シールド層を形成する工程と、を有することを特徴とする。
本発明の磁気シールド構造体の製造方法は、磁気検出素子を有する素子層を形成する工程と、前記素子層上に絶縁層を形成する工程と、前記絶縁層上にシード層を形成する工程と、前記シード層上に金属層を形成する工程と、前記金属層上にレジストパターンを形成する工程と、前記レジストパターンで覆われていない金属層を除去する工程と、前記レジストパターンを除去した後、前記シード層及び前記金属層上に磁気シールド層を形成する工程と、を有し、前記金属層を、前記磁気シールド層に対する密着性が前記シード層と前記磁気シールド層との密着性より低くなる材料で形成することを特徴とする。
本発明の磁気シールド構造体の製造方法は、磁気検出素子を有する素子層を形成する工程と、前記素子層上に絶縁層を形成する工程と、前記絶縁層上にシード層を形成する工程と、前記シード層上にレジストパターンを形成する工程と、前記レジストパターンと、前記レジストパターンで覆われていない前記シード層上に金属層を形成する工程と、前記レジストパターンを除去し、前記シード層を露出させる工程と、前記露出したシード層及び前記金属層上に磁気シールド層を形成する工程と、を有し、前記金属層を、前記磁気シールド層に対する密着性が前記シード層と前記磁気シールド層との密着性より低くなる材料で形成することを特徴とする。
本発明の磁気シールド構造体の製造方法は、磁気検出素子を有する素子層を形成する工程と、前記素子層上に絶縁層を形成する工程と、前記絶縁層上に金属層を形成する工程と、前記金属層上にレジストパターンを形成する工程と、前記レジストパターンで覆われていない金属層を除去して絶縁層を露出させる工程と、前記レジストパターンを除去した後、前記金属層及び前記露出した絶縁層上にシード層を形成する工程と、前記シード層上に磁気シールド層を形成する工程と、を有し、前記金属層を、前記絶縁層に対する密着性が前記絶縁層と前記シード層との密着性より低くなる材料で形成することを特徴とする。
本発明の磁気シールド構造体の製造方法は、磁気検出素子を有する素子層を形成する工程と、前記素子層上に絶縁層を形成する工程と、前記絶縁層上にレジストパターンを形成する工程と、前記レジストパターンと、前記レジストパターンで覆われていない前記絶縁層上に金属層を形成する工程と、前記レジストパターンを除去し、前記絶縁層を露出させる工程と、前記金属層及び前記露出した絶縁層上にシード層を形成する工程と、前記シード層上に磁気シールド層を形成する工程と、を有し、前記金属層を、前記絶縁層に対する密着性が前記絶縁層と前記シード層との密着性より低くなる材料で形成することを特徴とする。
本発明によれば、絶縁層上に磁気シールドを形成する場合であっても、クラックの発生等により品質が低下することを抑制することができる。
実施の形態に係る磁気シールド構造体の模式図である。 実施の形態に係る磁気シールド構造体の模式図である。 実施の形態に係る磁気シールド構造体の模式図である。 実施の形態に係る磁気シールド構造体を有する電流センサの模式図である。 実施の形態に係る磁気シールド構造体の第1の製造方法を説明する図である。 実施の形態に係る磁気シールド構造体の第2の製造方法を説明する図である。 実施の形態に係る磁気シールド構造体の第3の製造方法を説明する図である。 実施の形態に係る磁気シールド構造体の第4の製造方法を説明する図である。 実施の形態に係る磁気シールド構造体の第5の製造方法を説明する図である。 従来の磁気シールド構造体の模式図である。
上述したように、素子層上に絶縁層を介して磁気シールド層を形成した構成において、絶縁層と磁気シールド層の密着性が高い場合には絶縁層(又は磁気シールド層)にクラックが生じ、密着性が低い場合には絶縁層から磁気シールド層が剥離する問題がある。そこで本発明者らは、絶縁層と磁気シールド層との対向面において、絶縁層と磁気シールド層との密着性を領域に応じて制御することにより、絶縁層と磁気シールド層との密着性は確保した上で、磁気シールド層に加わる応力が絶縁層に及ぼす影響を低減できることを見出し、本発明に至った。より具体的には、絶縁層と磁気シールド層との対向面において、絶縁層に対する磁気シールド層の応力の影響が大きい領域(例えば、第1の領域)における絶縁層と磁気シールド層との密着性を、他の領域(例えば、第2の領域)における絶縁層と磁気シールド層との密着性より小さくすることを着想した。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明においては、主に磁気シールド構造体を電流センサに適用する場合について説明するが、本実施の形態の磁気シールド構造体の適用は電流センサに限られない。
図1は、本実施の形態に係る磁気シールド構造体を示す図である。図1Aは、磁気シールド構造体の断面模式図であり、図1Bは磁気シールド構造体の上面模式図を示している。
図1に示す磁気シールド構造体は、素子層101と、素子層101上に形成された絶縁層102と、絶縁層102上にめっきやスパッタリング法等で形成された磁気シールド層103とを有している。また、絶縁層102と磁気シールド層103との対向面において、第1の領域における絶縁層102と磁気シールド層103との密着性が、第1の領域より内側に位置する第2の領域における絶縁層102と磁気シールド層103との密着性より低くなっている。つまり、相対的に内側に位置する第2の領域と比較して、相対的に外側に位置する第1の領域において、絶縁層102と磁気シールド層103が剥がれやすくなっている。具体的には、第1の領域の密着性は、製造プロセスにおいて生じた応力により剥離し、第2の領域の密着性は、製造プロセスにおいて剥離されないようにすることが好ましい。
これにより、第2の領域において、磁気シールド層103と絶縁層102との密着性を確保すると共に、磁気シールド層103に応力が加わった場合には、第1の領域において磁気シールド層103と絶縁層102を剥離させて、絶縁層102に加わる応力の影響を低減することができる(図2参照)。その結果、絶縁層102にクラックが発生することを抑制できる。特に、第1の領域が絶縁層102と磁気シールド層103との対向面の外周端部に位置し、第2の領域が第1の領域に囲まれるように、対向面の中央部に位置させることが好ましい。
もちろん、第1の領域と第2の領域の位置関係は図1Bに示した場合に限られない。磁気シールド層103に加わる応力に応じて、適宜第1の領域と第2の領域を配置すればよく、例えば、第1の領域及び/又は第2の領域をそれぞれ複数領域に分離して設けてもよい。
なお、絶縁層102と磁気シールド層103との密着性とは、絶縁層102と磁気シールド層103が直接密着している場合だけでなく、他の材料(シード層、酸化膜等の絶縁層、金属層等)を介して積層されている場合の密着性も含まれる。また、絶縁層102と磁気シールド層103との対向面は、絶縁層102と磁気シールド層103とが重畳する面を指し、絶縁層102と磁気シールド層103が直接接触している面に限られない。また、絶縁層102と磁気シールド層103との密着性は、例えば、対象物にテープを貼り付けた後に剥離するピールテスト(テープ剥離試験)や、対象物に横方向からの力を加えて密着面に横からのせん断力を与えて密着強度をテストするシェアテスト等を用いて評価することができる。
磁気シールド構造において、絶縁層102と磁気シールド層103との密着性は、絶縁層102と磁気シールド層103との間に他の材料を設けることで制御することができる。例えば、絶縁層102と磁気シールド層103の密着性を相対的に高くする第2の領域においては、磁気シールド層103と絶縁層102とを直接接触させる。一方で、絶縁層102と磁気シールド層103の密着性を相対的に低くする第1の領域においては、磁気シールド層103と絶縁層102との間に、磁気シールド層103及び/又は絶縁層102に対する密着性が低くなる材料(絶縁層、金属層等)を設ける。これにより、対向面の所定の領域毎に絶縁層102と磁気シールド層103との密着性を適宜制御することができる。
また、磁気シールド層をめっきで形成する場合には、めっき下地膜となるシード層104を介して絶縁層102上に磁気シールド層103を形成することが好ましい(図3参照)。
図3Aに示す磁気シールド構造は、図1に示す磁気シールド構造において、絶縁層102と磁気シールド層103との間にシード層104が設けられている。また、図3Aに示す磁気シールド構造では、第1の領域における絶縁層102と磁気シールド層103(又はシード層104)との密着性が、第2の領域における絶縁層102と磁気シールド層103(又はシード層104)との密着性より低くなるように、シード層104等の材料を選択する。
絶縁層102とシード層104との密着性を制御する場合、つまり、第1の領域における絶縁層102とシード層104との密着性を相対的に低くする場合、磁気シールド層103に応力が加わると、第1の領域において絶縁層102とシード層104が剥離して、絶縁層102に加わる応力の影響が緩和される(図3B)。
一方、シード層104と磁気シールド層103との密着性を制御する場合、つまり、第1の領域におけるシード層104と磁気シールド層103の密着性を相対的に低くする場合、磁気シールド層103に応力が加わると、第1の領域においてシード層104と磁気シールド層103が剥離して、絶縁層102に加わる応力の影響が緩和される(図3C)。
磁気シールド構造の具体的な構成としては、絶縁層102と磁気シールド層103の間にシード層を有し、第2の領域において、磁気シールド層103とシード層104とを直接接触させ、第1の領域において、磁気シールド層103とシード層104との間に、密着性を低下させる材料(例えば、酸化膜、金属層等)を形成する。第1の領域に金属層を設ける場合には、磁気シールド層103又はシード層104に対する密着性がシード層104と磁気シールド層103との密着性より低くなる材料で形成すればよい。
又は、第2の領域と比較して第1の領域において、絶縁層102とシード層104との密着性を小さくしてもよい。この場合、第2の領域において、シード層104と絶縁層102とを直接接触させ、第1の領域においてシード層104と絶縁層102との間に密着性を低下させる材料(例えば、金属層等)を形成する。第1の領域に金属層を設ける場合には、絶縁層102又はシード層104に対する密着性が絶縁層102とシード層104との密着性より低くなる材料で形成する。
例えば、図3Bに示すように、絶縁層102とシード層104との密着性を制御する場合、磁気シールド層103をパーマロイ系磁性材料、絶縁層102をSiO、SiN、Al等、シード層104をパーロマイ系磁性材料等で形成し、第1の領域の絶縁層102とシード層104の間に、金(Au)、クロム(Cr)、ルテニウム(Ru)、Ni−Fe等を形成することができる。一方、図3Cに示すように、シード層104と磁気シールド層103との密着性を制御する場合、磁気シールド層103をパーマロイ系磁性材料、シード層104をパーロマイ系磁性材料で形成し、第1の領域の磁気シールド層103とシード層104の間に、チタン(Ti)、NiFe酸化膜等を形成することができる。
なお、上記説明では、磁気シールド層103とシード層104間(又はシード層104と絶縁層102間)の密着性を低下させる方法として、材料を形成する場合を示したが、本実施の形態の磁気シールド構造体はこれに限られず、密着性を低下させる処理(シード層の表面に対する酸化処理等)を行ってもよい。
また、上述した磁気シールド構造は、例えば、磁気検出素子を有する電流センサ等へ適用することができる。図4に、本実施の形態に係る磁気シールド構造を適用した磁気平衡式の電流センサの模式図を示す。
図4に示す電流センサは、磁気検出素子105、フィードバックコイル106等が形成された素子層101と、素子層101上に形成された絶縁層102と、絶縁層102上にシード層104を介してめっきで形成された磁気シールド層103と、を有している。また、絶縁層102と磁気シールド層103との対向面において、第1の領域における絶縁層102と磁気シールド層103との密着性が、第1の領域より内側に位置する第2の領域における絶縁層102と磁気シールド層103との密着性より低くなっている。
磁気検出素子105としては、TMR素子(トンネル型磁気抵抗効果素子)、GMR素子(巨大磁気抵抗効果素子)等を用いることができる。
このように、絶縁層102と磁気シールド層103との密着性(具体的には、磁気シールド層103とシード層104との密着性、及び/又はシード層104と絶縁層102間の密着性)を対向面の所定の領域に応じて制御することにより、磁気シールド層103と絶縁層102の密着性を確保すると共に、絶縁層102等のクラックの発生により品質が低下することを抑制することができる。
また、本実施の形態で示す電流センサにおいて、磁気検出素子105とフィードバックコイル106は、第2の領域と重畳する部分に形成することが好ましい。磁気シールド層103が剥離する部分(例えば、第1の領域)に磁気検出素子105を設けた場合には、磁気シールド層103の剥離量に応じて磁気検出素子105と磁気シールド層103との距離がばらつく場合がある。この場合、磁気検出素子105の素子感度がばらつく問題が生じる。同様に、フィードバックコイル106と磁気シールド層103との距離がばらつく場合には、キャンセル磁界が変動することにより素子感度がばらつく問題が生じる。したがって、磁気検出素子105が形成される領域及びフィードバックコイル106が形成される領域と重畳するように、磁気シールド層103の密着性が高い第2の領域を設けることにより、磁気検出素子105のばらつきを効果的に抑制することができる。
次に、本実施の形態の磁気シールド構造の製造方法について、図面を参照して以下に説明する。なお、以下の説明においては、磁気シールド構造の製造方法として複数の方法(製造方法1〜5)を例示して説明する。また、製造方法1〜5において、重複する部分の説明は省略する。
<製造方法1>
まず、磁気検出素子を有する素子層101を形成した後、当該素子層101上に絶縁層102とシード層104を順に積層するように形成する(図5A参照)。素子層101に含まれる磁気検出素子は、シリコン基板、ガラス基板、プラスチック基板等の各種基板上に形成することができる。また、素子層101には、用途に応じてフィードバックコイル等が形成される。
絶縁層102は、スパッタリング法によるSiO、Al、CVD法によるSiO、SiN等で形成することができる。また、シード層104は、NiFe等で形成することができる。
次に、シード層104上の所定の領域にレジストパターン201を形成する(図5B参照)。レジストパターン201が形成される領域が第2の領域に相当する。
次に、シード層104のレジストパターン201で覆われていない第1の領域上に酸化膜202を形成する(図5C参照)。酸化膜202は、シード層104に成膜、レーザ光照射、熱処理等を施すことにより形成することができる。他にも、レジストパターンを除去するためのアッシング処理において、プラズマやオゾンをシード層104に作用させて酸化膜202を形成することもできる。
次に、レジストパターン201を除去した後(図5D参照)、磁気シールド層のパターン形状を考慮したレジストパターン203を形成する(図5E参照)。
次に、シード層104上にめっきにより磁気シールド層103を形成した後(図5F参照)、レジストパターン203を除去する(図5G参照)。磁気シールド層103は、酸化膜202が形成されていない領域(第2の領域)と、酸化膜202が形成された領域(第1の領域)に形成される。つまり、第1の領域において、シード層104と磁気シールド層103は酸化膜202を介して設けられ、第2の領域において、シード層104と磁気シールド層103は直接接触する。この場合、第1の領域における磁気シールド層103とシード層104との密着性は、第2の領域における磁気シールド層103とシード層104との密着性より低くなる。
このように、シード層104と磁気シールド層103間の所定の領域(第1の領域)に酸化膜202を設け、密着性を対向面の領域に応じて制御することにより、絶縁層102に及ぼされる磁気シールド層103の応力の影響を低減することができる。これにより、絶縁層102にクラックが発生することを抑制できる。
<製造方法2>
まず、磁気検出素子を有する素子層101を形成した後、当該素子層101上に絶縁層102とシード層104が順に積層するように形成する(図6A参照)。
次に、シード層104上に金属層204を形成する(図6B参照)。金属層204は、スパッタリング法を用いて、Au、Cr、Ruで形成することができる。また、金属層204は、当該金属層204と後にめっきで形成される磁気シールド層(又はシード層104)との密着性が、シード層104と磁気シールド層との密着性より小さくなる材料で形成する。
次に、金属層204上の所定の領域にレジストパターン205を形成する(図6C参照)。レジストパターン205が形成される領域が第1の領域に相当する。
次に、レジストパターン205で覆われていない領域の金属層204を除去して、シード層104を露出させる(図6D参照)。シード層104が露出する領域が第2の領域に相当する。
次に、レジストパターン205を除去した後、磁気シールド層103のパターン形状を考慮したレジストパターン206を形成する(図6E参照)。
次に、シード層104、金属層204上にめっきにより磁気シールド層103を形成した後(図6F参照)、レジストパターン206を除去する(図6G参照)。磁気シールド層103は、金属層204が形成されていない領域(第2の領域)と、金属層204が形成された領域(第1の領域)に形成される。つまり、第1の領域において、シード層104と磁気シールド層103は金属層204を介して設けられ、第2の領域において、シード層104と磁気シールド層103は直接接触する。この場合、第1の領域における磁気シールド層103とシード層104との密着性は、第2の領域における磁気シールド層103とシード層104との密着性より低くなる。
<製造方法3>
まず、磁気検出素子を有する素子層101を形成した後、当該素子層101上に絶縁層102とシード層104を順に積層して形成する(図7A参照)。
次に、シード層104上の所定の領域にレジストパターン201を形成する(図7B参照)。レジストパターン201が形成される領域が第2の領域に相当する。
次に、露出したシード層104及びレジストパターン201上に金属層204を形成する(図7C参照)。
次に、レジストパターン201を除去し(リフトオフ)、第2の領域のシード層104を露出させる(図7D参照)。
続いて、上記図6E〜Gと同様に行うことにより、磁気シールド構造を形成することができる(図7E〜G)。
<製造方法4>
まず、磁気検出素子を有する素子層101を形成した後、当該素子層101上に絶縁層102と金属層204を順に積層して形成する(図8A参照)。金属層204は、当該金属層204と後に形成されるシード層(又は絶縁層102)との密着性が、絶縁層102とシード層との密着性より小さくなる材料で形成する。
次に、金属層204上の所定の領域にレジストパターン205を形成する(図8B参照)。レジストパターン205が形成される領域が第1の領域に相当する。
次に、レジストパターン205で覆われていない領域の金属層204を除去して、絶縁層102を露出させる(図8C参照)。絶縁層102が露出する領域が第2の領域に相当する。
次に、レジストパターン205を除去した後(図8D参照)、金属層204、露出した絶縁層102上にシード層104を形成する(図8E参照)。
次に、シード層104上に磁気シールド層103のパターン形状を考慮したレジストパターン206を形成する(図8F参照)。
次に、シード層104上にめっきにより磁気シールド層103を形成した後(図8G参照)、レジストパターン206を除去する(図8H参照)。シード層104は、金属層204が形成されていない領域(第2の領域)と、金属層204が形成された領域(第1の領域)に形成される。つまり、第1の領域において、絶縁層102とシード層104は金属層204を介して設けられ、第2の領域において、絶縁層102とシード層104は直接接触する。この場合、第1の領域におけるシード層104と絶縁層102との密着性は、第2の領域におけるシード層104と絶縁層102との密着性より低くなる。
このように、シード層104と絶縁層102間の所定の領域(第1の領域)に金属層204を設け、密着性を領域に応じて制御することにより、絶縁層102に及ぼされる磁気シールド層103の応力の影響を低減することができる。これにより、絶縁層102にクラックが発生することを抑制できる。
<製造方法5>
まず、磁気検出素子を有する素子層101を形成した後、当該素子層101上に絶縁層102形成する。続いて、絶縁層102上の所定の領域にレジストパターン201を形成する(図9A参照)。レジストパターン201が形成される領域が第2の領域に相当する。
次に、露出した絶縁層102及びレジストパターン201上に金属層204を形成する(図9B参照)。
次に、レジストパターン201を除去し(リフトオフ)、第2の領域の絶縁層102を露出させる(図9C参照)。
続いて、上記図8E〜Hと同様に行うことにより、磁気シールド構造を形成することができる(図9D〜G)。
以上のように、本実施の形態に係る磁気シールド構造及びそれを有する電流センサによれば、絶縁層と磁気シールド層との密着性を対向面の所定の領域毎に制御することにより、絶縁層と磁気シールド層との密着性は確保した上で、磁気シールド層に加わる応力が絶縁層に及ぼす影響を低減できる。これにより、磁気シールドをめっき法で形成する場合であっても、クラックの発生により品質が低下することを抑制することができる。
本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することができる。例えば、上記実施の形態における材料、各素子の接続関係、厚さ、大きさ、製法などは適宜変更して実施することが可能である。その他、本発明は、本発明の範囲を逸脱しないで適宜変更して実施することができる。
101 素子層
102 絶縁層
103 磁気シールド層
104 シード層
105 磁気検出素子
106 フィードバックコイル
201、203、205、206 レジストパターン
202 酸化膜
204 金属層

Claims (14)

  1. 磁気検出素子を有する素子層と、前記素子層上に形成された絶縁層と、前記絶縁層上に形成された磁気シールド層と、を有する磁気シールド構造体であって、
    前記絶縁層と前記磁気シールド層との対向面において、第1の領域における前記絶縁層と前記磁気シールド層との密着性が、前記第1の領域より内側に位置する第2の領域における前記絶縁層と前記磁気シールド層との密着性より低いことを特徴とする磁気シールド構造体。
  2. 前記第1の領域が前記対向面の外周端部に位置し、前記第2の領域が前記第1の領域に囲まれ前記対向面の中央部に位置することを特徴とする請求項1に記載の磁気シールド構造体
  3. 前記絶縁層と前記磁気シールド層の間にシード層を有し、前記第2の領域において、前記磁気シールド層と前記シード層が直接接触し、前記第1の領域において、前記磁気シールド層と前記シード層との間に酸化膜を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の磁気シールド構造体。
  4. 前記絶縁層と前記磁気シールド層の間にシード層を有し、前記第2の領域において、前記磁気シールド層と前記シード層が直接接触し、前記第1の領域において、前記磁気シールド層と前記シード層の間に、前記磁気シールド層に対する密着性が前記シード層と前記磁気シールド層との密着性より低くなる金属層を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の磁気シールド構造体。
  5. 前記絶縁層と前記磁気シールド層の間にシード層を有し、前記第2の領域において、前記シード層と前記絶縁層が直接接触し、前記第1の領域において、前記シード層と前記絶縁層の間に、前記絶縁層に対する密着性が前記絶縁層と前記シード層との密着性より低くなる金属層を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の磁気シールド構造体。
  6. 前記磁気検出素子は、前記第2の領域と重畳して設けられていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の磁気シールド構造体。
  7. 前記素子層がコイルをさらに有しており、前記コイルが前記第2の領域と重畳して設けられていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の磁気シールド構造体。
  8. 前記磁気シールド層は、パーマロイ系磁性材料であることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の磁気シールド構造体。
  9. 請求項1から請求項8のいずれかに記載の磁気シールド構造体を有する電流センサ。
  10. 磁気検出素子を有する素子層を形成する工程と、
    前記素子層上に絶縁層を形成する工程と、
    前記絶縁層上にシード層を形成する工程と、
    前記シード層上にレジストパターンを形成する工程と、
    前記レジストパターンで覆われていない前記シード層の領域に酸化処理により酸化膜を形成する工程と、
    前記レジストパターンを除去した後、前記シード層及び前記酸化膜上に磁気シールド層を形成する工程と、を有することを特徴とする磁気シールド構造体の製造方法。
  11. 磁気検出素子を有する素子層を形成する工程と、
    前記素子層上に絶縁層を形成する工程と、
    前記絶縁層上にシード層を形成する工程と、
    前記シード層上に金属層を形成する工程と、
    前記金属層上にレジストパターンを形成する工程と、
    前記レジストパターンで覆われていない金属層を除去する工程と、
    前記レジストパターンを除去した後、前記シード層及び前記金属層上に磁気シールド層を形成する工程と、を有し、
    前記金属層を、前記磁気シールド層に対する密着性が前記シード層と前記磁気シールド層との密着性より低くなる材料で形成することを特徴とする磁気シールド構造体の製造方法。
  12. 磁気検出素子を有する素子層を形成する工程と、
    前記素子層上に絶縁層を形成する工程と、
    前記絶縁層上にシード層を形成する工程と、
    前記シード層上にレジストパターンを形成する工程と、
    前記レジストパターンと、前記レジストパターンで覆われていない前記シード層上に金属層を形成する工程と、
    前記レジストパターンを除去し、前記シード層を露出させる工程と、
    前記露出したシード層及び前記金属層上に磁気シールド層を形成する工程と、を有し、
    前記金属層を、前記磁気シールド層に対する密着性が前記シード層と前記磁気シールド層との密着性より低くなる材料で形成することを特徴とする磁気シールド構造体の製造方法。
  13. 磁気検出素子を有する素子層を形成する工程と、
    前記素子層上に絶縁層を形成する工程と、
    前記絶縁層上に金属層を形成する工程と、
    前記金属層上にレジストパターンを形成する工程と、
    前記レジストパターンで覆われていない金属層を除去して絶縁層を露出させる工程と、
    前記レジストパターンを除去した後、前記金属層及び前記露出した絶縁層上にシード層を形成する工程と、
    前記シード層上に磁気シールド層を形成する工程と、を有し、
    前記金属層を、前記絶縁層に対する密着性が前記絶縁層と前記シード層との密着性より低くなる材料で形成することを特徴とする磁気シールド構造体の製造方法。
  14. 磁気検出素子を有する素子層を形成する工程と、
    前記素子層上に絶縁層を形成する工程と、
    前記絶縁層上にレジストパターンを形成する工程と、
    前記レジストパターンと、前記レジストパターンで覆われていない前記絶縁層上に金属層を形成する工程と、
    前記レジストパターンを除去し、前記絶縁層を露出させる工程と、
    前記金属層及び前記露出した絶縁層上にシード層を形成する工程と、
    前記シード層上に磁気シールド層を形成する工程と、を有し、
    前記金属層を、前記絶縁層に対する密着性が前記絶縁層と前記シード層との密着性より低くなる材料で形成することを特徴とする磁気シールド構造体の製造方法。
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