JP5926416B1 - 布ナプキンシート - Google Patents
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Abstract
Description
当該着脱手段を用いて前記衛生生理用品に取り付けられたときには、前記衛生生理用品の人体接触部分を覆い、前記衛生生理用品の下着側の全部又は一部は開放状態(すなわち布ナプキンシートに覆われていない状態)になっていることを特徴とする。
本発明では、天然素材等の布ナプキンシートが人体に接触し、衛生生理用品は直接人体に接触しないので、肌への負担を軽減することができる。また、下着側には開放部が設けられるので、衛生生理用品の粘着力を用いて下着に固定することができる。
図1において、本実施の形態による布ナプキンシート1は、概略的には布ナプキンシート本体(以下、単に「本体」とういう。)10と、本体10の長手方向付近に設けられた着脱手段20とで構成される。この着脱手段20は、本体10をケミカルナプキン2へ取り付けたり、取り外したりするものである。なお、以下の説明において、布ナプキンシート1をケミカルナプキン2に装着する場合について説明するが、本発明による布ナプキンシート1は、これに限られず、糊剤により下着に固定可能な衛生生理用品に対して適用可能である。
以下、着脱手段20として、伸縮素材で形成された2つのバンド21a,21bを用いた実施例に基づいて説明する。図2に示すように、このバンド21a,21b、本体10の長手方向の両端からそれぞれ一定の長だけ中央方向へよった位置に取り付けられている。一定の長さは、たとえば1cm程度にすることができるが、ケミカルナプキン2に安定的に装着できればこれに限られるものではない。バンド21a,21bの長さは、本体10の幅と同じである。
次に図4に基づいて着脱手段20として、2つのポケット22a,22bを用いた実施例を説明する。本実施例は、ケミカルナプキン2への着脱手段20をポケットとした布ナプキンシートである。ポケット22a,22bは、本体10の長手方向の両端にそれぞれ設けられ、ケミカルナプキン2の長手方向の末端部と形状を同じくする。このポケット22a,22bは、実施例1で用いた素材を用いることもできるが、本体10と同じ天然素材あるいは伸縮性のある素材を用いるのが好ましい。本体10の縦横のサイズはケミカルナプキンと同じである。
次に図5を用いて、着脱手段20として布ナプキンシートの長手方向の両端からそれぞれ延出する布片23a,23bを用いた実施例を説明する。
向い合わせの2枚の本体片10a,10bの間に、長手方向の上下端のそれぞれから中心方向に向けて紐状の布片を縦長に配置する。そして、2枚の本体と共に布片を縫い合わせ、未縫合箇所から内外を反転させると、図5に示すように布本体の上下端から布片が突出している形態になっている。使用時は、この布片23a,23bをケミカルナプキン2の下着面側に回す。このケミカルナプキンの下着面には糊剤が施されているので、これにより布片が固定される。この状態で本布ナプキンシートが装着されたケミカルナプキン2が下着に付着されると、布片と下着との摩擦によってさらに抜けづらくなるので、布ナプキンシート1を安定的にケミカルナプキン2に取り付けることができる。
次に、着脱手段20として、布ナプキンシートの裏面すなわちケミカルナプキン側に摩擦部材24a,24bを用いた実施例を図6に示す。
次に、着脱手段20として、本体片10a,10bに切り込みを入れた実施例を図7に示す。本体片10a,10bは、ケミカルナプキンの縦幅よりも所定長(たとえば2cm)短くして、本体の上下端からそれぞれ1cm程度のところ2箇所に、左右の端3mm程度残すように横方向に切り込み25a,25bを入れる。使用時には、この切り込みにケミカルナプキン2の上下端をそれぞれ挿入することによって、布ナプキンシートをケミカルナプキンに装着する。
本実施の形態は、第1の実施の形態で説明した実施例1,2の着脱手段20であるバンド、ポケット片としてシート状の磁石部材(マグネットシート)を使用したものである。なお、マグネットシートに代えて、布に磁性体材料を混入し又はマグネットシートを貼付するようにしても良い。マグネットシートとしては、その表面同士を接近させたとき、十分吸引力を発揮するものを使用する。
なお、第1の実施の形態の実施例1〜実施例5による布ナプキンシート1において、その本体片10a,10bの間にマグネットシート26a,26bを介装するようにしても良い。すなわち、図10に示すように、マグネットシート26a,26bを布ナプキンシート1の本体10の両端に備え、さらに各実施例1〜5のいずれかの着脱手段20(図示せず)を備えることにより、布ナプキンシート1をケミカルナプキン2の長手方向、短手方向のいずれの方向にも装着することができる。
本実施の形態は、第1の実施の形態で説明した実施例1,2の構成のバンド、ポケット片の形状において中央部分の寸法を長くして凸状にしたことを特徴としている。
2 ケミカルナプキン
3 下着
5 縫合線
6 未縫合箇所
10 布ナプキンシート本体(本体)
10a,10b 本体片
20 着脱手段
21a,21b バンド
22a,22b ポケット
23a,23b 布片
24a,24b 摩擦部材
25a,25b 切り込み
26a,26b マグネットシート
Claims (3)
- 糊剤により下着に固定可能な衛生生理用品に装着して用いられる天然素材で形成された布ナプキンシートであって、
該布ナプキンシートの長手方向両端付近にそれぞれ設けられ前記衛生生理用品に取り付けたり取り外したりするための着脱手段を有し、各着脱手段は、前記衛生生理用品の長手方向両端部にそれぞれ着脱するものであり、
前記各着脱手段を用いて前記衛生生理用品に取り付けられたときには、前記衛生生理用品の人体接触部分を覆い、前記衛生生理用品の下着側の全部又は一部は開放状態になっている開放部が形成され、当該開放部の前記糊剤の粘着力をもって前記下着に固定されることを特徴とする布ナプキンシート。 - 前記着脱手段は、前記衛生生理用品の端部を通して該衛生生理用品に固定可能なバンドと、前記衛生生理用品の端部を挿入して固定可能なポケットと、前記衛生生理用品に予め備えられている下着に装着するための糊剤を利用して固定可能な接着部と、前記衛生生理用品に接触する面に設けられた摩擦部材と、前記衛生生理用品の端部を差し込んで固定可能な切り込みと、のうち少なくとも一つを用いて形成されていることを特徴とする請求項1に記載の布ナプキンシート。
- 糊剤により下着に固定可能な衛生生理用品に装着して用いられる天然素材で形成された布ナプキンシートにおいて、
該布ナプキンシートの長手方向両端付近にそれぞれ設けられ前記衛生生理用品に取り付けたり取り外したりするための着脱手段であって、前記衛生生理用品の端部を通して該衛生生理用品に固定可能なバンドと、前記衛生生理用品の端部を挿入して固定可能なポケットと、前記衛生生理用品に接触する面に設けられた摩擦部材と、前記衛生生理用品の端部を差し込んで固定可能な切り込みと、のうち少なくとも一つを用いて形成された着脱手段を備え、
前記布ナプキンシートの長手方向両端付近に磁石部材をそれぞれ備え、または、前記着脱手段が前記バンドあるいは前記ポケットの場合は前記着脱手段は磁石部材で形成され、前記磁石部材により前記布ナプキンシートの長手方向両端部が互いに係止可能であることを特徴とする布ナプキンシート。
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