JP5924976B2 - 部品選定装置及び方法並びにプログラム - Google Patents
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Description
発電プラントを提供する製造メーカ側は、設計や製造技術の進展により、性能向上やその他の改良等がなされた後継部品を日々供給しており、既存部品だけでなく後継部品を含めて発電事業者のメンテナンスの目的に適った部品を提供したいと考えている。
下記特許文献2には、航空エンジンの構成部品、構成部品のリビジョン情報、特定のユーザの保有する航空エンジンに組み込まれた部品の変更履歴等の情報のデータシステム構築、管理、維持を一箇所で集約して行う航空エンジンのオーバホール用のサービス情報を提供する方法が開示されている。
本発明は、標準的な部品である標準部品を示す型番である標準部品型番と、前記標準部品の使用開始からメンテナンスを必要とするまでの期間である標準使用時間とが対応付けられる型番データベースと、前記標準部品に基づいて製造された部品である特注部品を示す型番である特注部品型番と、該特注部品を製造される場合に基にされた前記標準部品を示す前記標準部品型番とが対応付けられる特注データベースと、設備が有する設備部品の型番情報と該設備部品の使用時間とを取得した場合に、前記型番データベースから、前記型番情報に一致する前記標準部品型番に対応する前記標準使用時間である第1標準使用時間を抽出し、前記型番情報と一致する前記標準部品型番が型番データベースにない場合には、前記特注データベースにおける前記型番情報に一致する前記特注部品型番の基となる前記標準部品型番を検索キーとして、前記型番データベースから抽出される前記標準使用時間である第2標準使用時間を抽出する使用時間抽出手段と、抽出された前記第1標準使用時間または前記第2標準使用時間に対し、前記設備部品の使用時間が所定割合以上である場合に、前記型番データベース及び前記特注データベースにおいて、前記型番情報と一致する前記標準部品型番または前記特注部品型番の部品を、前記設備部品と交換する部品として選定する選定手段とを具備する部品選定装置を提供する。
〔第1の実施形態〕
以下、本発明の第1の実施形態について、図1を用いて説明する。
図1に示されるように、本実施形態に係る部品選定システム1は、表示アプリケーション(例えば、WEBブラウザ(図示略)が搭載されたクライアント2、部品選定装置10、及び格納部4を備えている。また、クライアント2、部品選定装置10、及び格納部4は、それぞれ互いに情報伝達媒体3を介して接続されており、双方向通信が可能な構成とされている。なお、情報伝達媒体3は、標準規格化された通信プロトコル(例えば、TCP/IP)を使用したネットワークであり、媒体の種類は特に限定されない。
クライアント2は、表示アプリケーション(例えば、WEBブラウザ)を備えており、発電プラントのユーザ(顧客)によって、表示アプリケーションを介して、設備が有する設備部品の型番情報と、設備部品の使用時間とが入力される。
型番データベース5は、標準的な部品である標準部品を示す型番である標準部品型番と、標準部品の使用開始からメンテナンスを必要とするまでの期間である標準使用時間とが対応付けられている。例えば、図2に示されるように、型番データベース5は、部品の名称(以下「部品名」という)と、標準部品型番と、設計が完了した日付(以下「設計完了日」という)と、標準部品が使用開始からメンテナンスを必要とするまでの期間である標準使用時間(例えば、単位は時間(h)とする)とが対応付けられている。
具体的には、派生部品データベース6aは、標準部品から派生して製造された派生部品を示す派生部品型番と派生部品の基となる標準部品型番とが対応付けられる。例えば、図2に示されるように、派生部品データベース6aは、派生部品型番と、派生部品の個々に割り当てられる識別番号であるシリアル番号と、派生部品の基となる標準部品型番と、部品名と、設計完了日と、ユーザ等により検索された結果、型番情報と一致した回数を示すヒット回数と、推奨品であるか否かを示す推奨品指定有無の情報とが対応付けられている。また、派生部品は、より具体的には、特定プラント向けに製造された改造部品が含まれる。
このように、格納部4には、標準部品型番を有する、型番データベース5、派生部品データベース6a、及び後継部品データベース6bの3種類のデータベースが独立して設けられている。
生産中部品リスト8は、現時点で生産が可能な部品の一覧(リスト)である。例えば、図2に示されるように、生産中部品リスト8は、生産中の部品の型番である部品型番と、部品名と、製造にかかる時間数である標準工数(単位は、時間(h))と、標準コスト(単位は、円)とが対応付けられている。
使用時間抽出部20は、設備が有する設備部品の型番情報と該設備部品の使用時間とを取得した場合に、型番データベース5から、型番情報に一致する標準部品型番に対応する標準使用時間を抽出する。また、型番データベース5に型番情報と一致する型番がない場合には、使用時間抽出部20は、派生部品データベース6aにおける型番情報に一致する派生部品型番の基となる標準部品型番、及び後継部品データベース6bにおける型番情報に一致する後継部品型番の基となる標準部品型番を検索キーとして、型番データベース5から標準使用時間を抽出する。
なお、選定部21は、標準使用時間に対する設備部品の使用時間が所定割合未満である場合に、設備部品の交換は不要として判定し、洗浄、或いは、補修の提案を出力し、クライアント2側に通知する。
(1)選定部21は、派生部品データベース6a及び後継部品データベース6bのうちから、推奨品指定情報を有する型番を、設備部品と交換する部品の型番として選定する。推奨品指定情報とは、例えば、推奨品である場合には「1」、特に推奨品でない場合には「0」のフラグによって示される推奨品か否かを識別させる情報である。
(2)推奨品指定情報を有する型番が複数見つかった場合には、選定部21は、ヒット回数が大きい値である型番の部品を、設備部品と交換する部品として選定する。
(4)推奨品指定情報を有する型番がない場合には、選定部21は、生産中リスト8に含まれる型番と、型番情報とが一致した場合には、型番情報と一致する型番と同一の部品を製造することに決定する。
(5)推奨品指定情報を有する型番がない場合には、選定部21は、後継部品または派生部品のうち、いずれか1つを設備部品と交換する部品の型番として選定する。
移行部24は、ヒット回数が所定回数以上となった派生部品型番及び後継部品型番は移行型番とし、移行型番及び移行型番に対応付けられる情報を、型番データベース5に移行させ、移行型番を標準部品型番として格納させる。
発電プラントのユーザが、クライアント2のWEBブラウザを介して、発電プラントの設備が有する設備部品の型番情報と設備部品の使用時間との入力操作を行うと、情報伝達媒体3を介して設備部品の型番情報と使用時間の情報とが部品選定装置10に入力される(図4のステップSA1)。
使用時間抽出部20によって、型番データベース5から、取得した型番情報と一致する型番に対応する標準使用時間が読み出される。型番情報と一致する型番が型番データベース5にない場合には、派生部品データベース6aから、取得した型番情報と一致する派生部品型番が検索され、読み出される。ここで、派生部品データベース6aから、型番情報と一致する派生部品型番が検索され、読み出された場合には、読み出された派生部品型番に対応するヒット回数がインクリメントされる。
さらに、ヒット回数は、移行部23によって監視されており、所定回数以上となった場合には、ヒット回数が所定回数以上となった派生部品型番及び後継部品型番は移行型番とされ、この移行型番と移行型番に対応付けられる情報を型番データベース5に移行させ、移行型番を標準部品型番として格納させる。
また、本実施形態においては、プラント構成部品リスト7a及び生産中部品リスト8は、製造メーカが有する1つの格納部4に格納されていることとして説明していたが、これに限定されない。例えば、プラント構成部品リスト7aは設計部門や品証部門に設けられる格納部、生産中部品リスト8は製造部門に設けられる格納部に格納する等、異なる位置に格納されていてもよいこととする。
なお、本実施形態において、選定部21によって、設備部品の交換必要性がないとして決定された場合に、運転方式のアドバイス機能を付与するアドバイス部(図示略)を設けることとしてもよい。
アドバイス部は、設備部品の交換をしないことが決定された場合に、ベースロード運用、DSS/WSS(Daily Start −up and Shut−down/Weekly Start−up and Shut−down)運用、季節運用、及びピーク運用のうち、いずれか1つを選定し、選定結果を出力する。
DSS/WSS運用は、日ごと起動停止、或いは、週ごと起動停止する運用方法である。
季節運用は、夏季、或いは、冬季の一定期間のみ、負荷を抑えて24時間に亘り一定出力を確保する運用方法である。
ピーク運用は、ピーク時に燃料費が安くなるように制御し、その他の時間は停止または最低出力で運用する方法である。
このように、部品の運転寿命までの残り時間や部品の新旧を型番データベース5から判断し、部品が最も長く使用できると推定される運転方式を選択させることにより、発電プラントの寿命を延ばす提案ができるようになる。
次に、本発明の第2の実施形態について、図5を用いて説明する。
本実施形態の部品選定システム1aは、稼働時間算出部を備える点で上記第1の実施形態と異なる。以下、本実施形態の部品選定システム1aについて、第1の実施形態と共通する点については説明を省略し、異なる点について主に説明する。
遠隔監視装置50は、発電プラントの運転状況を監視し、運転状況データベースとして保有している。例えば、図5に示されるように、遠隔監視装置50の運転状況データベースでは、所定のタイミングで検出された機器名と機器の状態と状態量とが対応付けられている。
例えば、機器構成部品リスト7bは、図5に示されるように機器名と機器ID(機器の識別番号)と機器を構成する部品の型番とが対応付けられている。ここで、機器名とは、ガスタービン、ボイラ、入出力モジュール(計装品)等の発電プラントを構成する主要機器を示す。
稼働時間算出部24は、所定の発電プラントの運転状況を監視する遠隔監視装置によって、機器の運転状況を記録するタイミングの時間情報とともに集約した運転状況データベース30と、機器構成部品リスト7bと、プラント構成部品リスト7aとに基づいて、所定の発電プラントの機器を構成する部品の使用時間を算出し、選定部21に出力する。
遠隔監視装置50は、監視対象の発電プラントから収集された運転状況をデータベース化した運転状況データベースを格納している。稼働時間算出部24は、遠隔監視装置50から運転状況データベースに記録されている機器名と時間情報とを取得する。取得した機器名が検索キーとされ、機器構成部品リスト7bから、機器名に対応する部品の型番の情報が読み出される。さらに、読み出された型番を検索キーとして、プラント構成品リスト7aから稼働開始日と、運転状況データから取得した時間情報との差が算出され、使用時間(稼働時間)が算出され、選定部21に出力される。
このように、稼働時間算出部24により算出された使用時間が選定部21に出力されるので、使用時間を計算し、入力する手間を軽減するとともに、使用時間の入力ミスにより、正確な使用時間が算出できなくなるという事態を防止する。これにより、正確な使用時間を用いてメンテナンス要否を正しく判定できる。
次に、本発明の第3の実施形態について、図6を用いて説明する。
本実施形態の部品選定システム1bは、稼働時間補正部25、警報履歴データベース、部品サービス履歴、及び処置履歴データベースを備える点で上記第1の実施形態、第2の実施形態と異なる。以下、本実施形態の部品選定システム1bについて、第1の実施形態、第2の実施形態と共通する点については説明を省略し、異なる点について主に説明する。
部品サービス履歴9aは、部品のメンテナンス記録であり、所定の発電プラントの部品情報が、定期検査を含む交換、補修、洗浄等の実施された処置内容と対応付けられている。例えば、図6に示されるように、部品サービス履歴9aは、部品名、型番、当該部品の交換日、交換後のシリアル番号、サービス(処置)内容、及び事象IDが対応付けられており、格納部4に格納されている。
具体的には、稼働時間補正部25は、第2の実施形態における稼働時間算出部24の使用時間計算の実施後に、当該部品が使われている機器IDをキーとして,処置履歴データベース9bに保存されている機器IDを検索し、処置が施された履歴、或いは、警報が検出された履歴の有無を判定する。
なお、上述した係数の値は、部品選定装置10bの管理者が任意に設定できる。また、警報種別、警報回数、点検結果によって異なる係数が設定できるようにルックアップテーブル化して管理することとしてもよい。
5 型番データベース
6a 派生部品データベース
6b 後継部品データベース
8 生産中部品リスト
10 部品選定装置
20 使用時間抽出部(使用時間抽出手段)
21 選定部(選定手段)
22 更新部(更新手段)
23 移行部(移行手段)
24 稼働時間算出部(稼働時間算出手段)
25 稼働時間補正部(稼働時間補正手段)
Claims (13)
- 標準的な部品である標準部品を示す型番である標準部品型番と、前記標準部品の使用開始からメンテナンスを必要とするまでの期間である標準使用時間とが対応付けられる型番データベースと、
前記標準部品に基づいて製造された部品である特注部品を示す型番である特注部品型番と、該特注部品を製造される場合に基にされた前記標準部品を示す前記標準部品型番とが対応付けられる特注データベースと、
設備が有する設備部品の型番情報と該設備部品の使用時間とを取得した場合に、前記型番データベースから、前記型番情報に一致する前記標準部品型番に対応する前記標準使用時間である第1標準使用時間を抽出し、前記型番情報と一致する前記標準部品型番が型番データベースにない場合には、前記特注データベースにおける前記型番情報に一致する前記特注部品型番の基となる前記標準部品型番を検索キーとして、前記型番データベースから抽出される前記標準使用時間である第2標準使用時間を抽出する使用時間抽出手段と、
抽出された前記第1標準使用時間または前記第2標準使用時間に対し、前記設備部品の使用時間が所定割合以上である場合に、前記型番データベース及び前記特注データベースにおいて、前記型番情報と一致する前記標準部品型番または前記特注部品型番の部品を、前記設備部品と交換する部品として選定する選定手段と
を具備する部品選定装置。 - 前記特注データベースは、前記標準部品の後継として製造された後継部品を示す後継部品型番と前記後継部品の基となる前記標準部品型番とが対応付けられる後継部品データベースと、前記標準部品から派生して製造された派生部品を示す派生部品型番と前記派生部品の基となる前記標準部品型番とが対応付けられる派生部品データベースとを含む請求項1に記載の部品選定装置。
- 前記特注データベースは、交換推奨の部品であることを示す推奨品指定情報を前記特注部品型番と対応付けて格納しており、
前記選定手段は、前記推奨品指定情報を有する前記特注部品型番に対応する前記特注部品を、前記設備部品と交換する部品として選定する請求項1または請求項2に記載の部品選定装置。 - 前記特注データベースは、前記特注部品型番と前記型番情報とが一致した回数を示すヒット回数の情報を、前記特注部品型番と対応付けて格納しており、
前記特注部品型番の基となる前記標準部品型番が読み出された場合に、当該特注部品型番に対応付けられる前記ヒット回数をインクリメントする更新部を具備する請求項1から請求項3のいずれかに記載の部品選定装置。 - 前記特注データベースにおける前記ヒット回数が所定回数以上となった前記特注部品型番は移行型番とし、該移行型番及び該移行型番に対応付けられる情報を、前記型番データベースに移行させ、前記移行型番を前記標準部品型番として格納させる移行手段を具備する請求項4に記載の部品選定装置。
- 前記選定手段は、前記ヒット回数が大きい値である前記型番の部品を、前記設備部品と交換する部品として選定する請求項4または請求項5に記載の部品選定装置。
- 前記型番データベース及び前記特注データベースは、前記型番の部品が設計された日付である設計完了日を前記型番と対応付けて格納しており、
前記選定手段は、前記設計完了日が最も新しい日付となっている前記型番の部品を、前記設備部品と交換する部品として選定する請求項1から請求項6のいずれかに記載の部品選定装置。 - 生産が可能な部品の一覧が示される生産中部品リストを備え、
前記選定手段は、前記生産中部品リストに含まれる前記型番と、前記型番情報とが一致した場合には、前記型番情報と一致する前記型番と同一の部品を製造することに決定する請求項1から請求項7のいずれかに記載の部品選定装置。 - 前記選定手段は、前記標準使用時間に対する前記使用時間が所定割合未満である場合に、前記設備部品の交換不要であることを出力する請求項1から請求項8のいずれかに記載の部品選定装置。
- 発電プラントで使用される機器の名前である機器名と、該機器を構成する部品の前記型番とが対応付けられる機器構成部品リストと、
所定の前記発電プラントで使用される部品に関する情報が示されるプラント構成部品リストと、
所定の前記発電プラントを監視する遠隔監視装置によって収集された前記機器の運転状況を記録した運転状況データと、前記機器構成部品リストと、前記プラント構成部品リストとに基づいて、所定の前記発電プラントの前記機器を構成する部品の前記使用時間を算出し、選定手段に出力する稼働時間算出手段と
を具備する請求項1から請求項9のいずれかに記載の部品選定装置。 - 部品のメンテナンス記録である部品サービス履歴、及び部品に対して検出された警報の記録である警報履歴のうち、少なくともどちらか1つに基づいて決定される補正係数に基づいて、前記使用時間を補正する稼働時間補正手段を具備する請求項1から請求項10のいずれかに記載の部品選定装置。
- 標準的な部品である標準部品を示す型番である標準部品型番と、前記標準部品が使用開始からメンテナンスを必要とするまでの期間である標準使用時間とが対応付けられる型番データベースと、前記標準部品に基づいて製造された部品である特注部品を示す型番である特注部品型番と、該特注部品を製造される場合に基にされた前記標準部品を示す前記標準部品型番とが対応付けられる特注データベースとを備える部品選定装置の部品選定方法であって、
設備が有する設備部品の型番情報と該設備部品の使用時間とを取得した場合に、前記型番データベースから、前記型番情報に一致する前記標準部品型番に対応する前記標準使用時間である第1標準使用時間を抽出し、前記型番情報と一致する前記標準部品型番が型番データベースにない場合には、前記特注データベースにおける前記型番情報に一致する前記特注部品型番の基となる前記標準部品型番を検索キーとして、前記型番データベースから抽出される前記標準使用時間である第2標準使用時間を抽出する第1過程と、
抽出された前記第1標準使用時間または前記第2標準使用時間に対し、前記使用時間が所定割合以上である場合に、前記型番データベース及び前記特注データベースにおいて、前記型番情報と一致する前記標準部品型番または前記特注部品型番の部品を、前記設備部品と交換する部品として選定する第2過程と
を有する部品選定方法。 - 標準的な部品である標準部品を示す型番である標準部品型番と、前記標準部品が使用開始からメンテナンスを必要とするまでの期間である標準使用時間とが対応付けられる型番データベースと、前記標準部品に基づいて製造された部品である特注部品を示す型番である特注部品型番と、該特注部品を製造される場合に基にされた前記標準部品を示す前記標準部品型番とが対応付けられる特注データベースとを備える部品選定装置の部品選定プログラムであって、
設備が有する設備部品の型番情報と該設備部品の使用時間とを取得した場合に、前記型番データベースから、前記型番情報に一致する前記標準部品型番に対応する前記標準使用時間である第1標準使用時間を抽出し、前記型番情報と一致する前記標準部品型番が型番データベースにない場合には、前記特注データベースにおける前記型番情報に一致する前記特注部品型番の基となる前記標準部品型番を検索キーとして、前記型番データベースから抽出される前記標準使用時間である第2標準使用時間を抽出する第1処理と、
抽出された前記第1標準使用時間または前記第2標準使用時間に対し、前記使用時間が所定割合以上である場合に、前記型番データベース及び前記特注データベースにおいて、前記型番情報と一致する前記標準部品型番または前記特注部品型番の部品を、前記設備部品と交換する部品として選定する第2処理と
をコンピュータに実行させるための部品選定プログラム。
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