JP5924290B2 - モータ制御装置 - Google Patents
モータ制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5924290B2 JP5924290B2 JP2013032815A JP2013032815A JP5924290B2 JP 5924290 B2 JP5924290 B2 JP 5924290B2 JP 2013032815 A JP2013032815 A JP 2013032815A JP 2013032815 A JP2013032815 A JP 2013032815A JP 5924290 B2 JP5924290 B2 JP 5924290B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- current
- voltage
- motor
- command
- estimator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 37
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 18
- 230000006870 function Effects 0.000 claims description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 27
- 230000004044 response Effects 0.000 description 15
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 13
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 10
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 9
- 230000008859 change Effects 0.000 description 8
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 8
- 238000004088 simulation Methods 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 230000008569 process Effects 0.000 description 6
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 230000036316 preload Effects 0.000 description 3
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 3
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 2
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 2
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 230000032683 aging Effects 0.000 description 1
- 230000006399 behavior Effects 0.000 description 1
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000003071 parasitic effect Effects 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 1
- 230000005477 standard model Effects 0.000 description 1
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Control Of Electric Motors In General (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Description
図1は、本発明の実施の形態1によるモータ制御装置を示す構成図である。図1において、位置指令が入力された制御部10からは駆動指令が出力され、制御部10の出力である駆動指令をPWM処理部4によりPWM指令に変換する。インバータ3は、例えばHブリッジで構成され、PWM処理部4の出力であるPWM指令をもとにハイサイドアームおよびローサイドアームを適切なタイミングでスイッチングする。これにより、DCモータ2が目標値に追従するように駆動される。その結果、バルブ機構1のバルブ軸回転角を所定の位置に整定する。
本発明の実施の形態2によるモータ制御装置の構成は、図1に示された本発明の実施の形態1によるモータ制御装置の構成と同じである。図8は、制御部10の詳細を示すブロック図であり、本発明の実施の形態1における制御部10の詳細を示した図2と比べると、第二制御部12が第二制御部13に変更されている以外は同じである。
本発明の実施の形態3によるモータ制御装置の構成は、図1に示された本発明の実施の形態1によるモータ制御装置の構成と同じである。図10は、本発明の実施の形態3における第二制御部14の詳細を示すブロック図である。図10を本発明の実施の形態1における第二制御部12の詳細を示した図4と比べると、不感帯補正器37を新たに追加した構成である以外は、同じである。
本発明の実施の形態4によるモータ制御装置の構成は、図1に示された本発明の実施の形態1によるモータ制御装置の構成と同じである。図13は、第二制御部15の詳細を示すブロック図であり、本発明の実施の形態1における第二制御部12の構成として不感帯補正器37を新たに追加した構成を示した本発明の実施の形態3における第二制御部14の詳細を示した図10と比べると、DCモータ2の周囲温度の値が電流推定器43および誘起電圧推定器41に入力されている以外は、同じである。
本発明の実施の形態5によるモータ制御装置の構成は、図1に示された本発明の実施の形態1によるモータ制御装置の構成と同じである。図14は、第二制御部16の詳細を示すブロック図であり、本発明の実施の形態1における第二制御部12の詳細を示した図4と比べると、電流推定器33の出力である推定電流とフィルタ36の出力である機械角速度をもとに、DCモータ2の発生するトルクに抗する方向に作用する外乱を推定し、この推定外乱相当分の補償電流を生成する外乱推定器38を新たに追加し、補償電流を第一制御部11の出力である電流指令に加算する構成としていること以外は、同じである。
本発明の実施の形態1における第二制御部12を構成する電流推定器33の電流モデルは、ある所定環境温度での巻線抵抗とハーネス抵抗の和をRnorm、巻線インダクタンスをLnormとした一次遅れ要素を前提としている。そのため、電流センサを用いて、駆動中のDCモータ2の巻線に流れる実電流を直接検出する通常の電流フィードバック制御と比較して、非線形な外乱を抑圧できない場合がある。ここで、非線形な外乱とは、例えば、DCモータ2においては、モータ軸回転角への依存が顕著なコギングトルクや通電切換時に電流経路が不連続に変化することで生じる通電リプルを意味し、バルブ機構1においては、角速度の正負に応じて不連続に変化する軸受摩擦を意味する。コギングトルクは、一般的にロータ極数とスロット数との最小公倍数の整数倍で決まる周期を有する正弦波の重ね合わせで定められるため、通常はモータ角速度よりも速い周期で変動する外乱となる。また、通電リプルや軸受摩擦は不連続かつ急峻に変化する外乱となる。そのため、バルブを所定開度で保持しようとした場合、一定の制御周期で第一の制御部から出力される電流指令のタイミングが、外乱変化を抑制するタイミングに対して遅れる結果、バルブが所定開度に整定できずにその近傍で持続振動する課題が生じる場合がある。
本発明の実施の形態6によるモータ制御装置の構成は、図1に示された本発明の実施の形態1によるモータ制御装置の構成と同じである。図16は、第二制御部17の詳細を示すブロック図であり、本発明の実施の形態5における第二制御部16の詳細を示した図14と比べると、外乱推定器38、誘起電圧推定器31および電流推定器33が、外乱推定器39、誘起電圧推定器41および電流推定器43に変更されており、DCモータ2の周囲温度の値が外乱推定器39、誘起電圧推定器41および電流推定器43に入力されている以外は、同じである。
本発明の実施の形態7によるモータ制御装置の構成は、図1に示された本発明の実施の形態1によるモータ制御装置の構成と同じである。図18は、第二制御部18の詳細を示すブロック図であり、本発明の実施の形態5における第二制御部16の詳細を示した図14と比べると、不感帯補正器37を新たに追加した構成である以外は、同じである。
本発明の実施の形態8によるモータ制御装置の構成は、図1に示された本発明の実施の形態1によるモータ制御装置の構成と同じである。図19は、第二制御部19の詳細を示すブロック図であり、本発明の実施の形態6における第二制御部17の詳細を示した図16と比べると、不感帯補正器37を新たに追加した構成である以外は、同じである。
2 DCモータ
3 インバータ
4 PWM処理部
5 位置検出器
10 制御部
11 第一制御部
12、13、14、15、16、17、18、19 第二制御部
21 PID制御器
22 飽和器
23、26 比例器
24 積分器
25 微分器
31 誘起電圧推定器
32 電流制御器
33 電流推定器
34 飽和器
35 電圧補正器
36 フィルタ
37 不感帯補正器
38、39 外乱推定器
Claims (2)
- バルブを駆動するDCモータと、前記DCモータのモータ軸回転角を検出する位置検出器とに接続され前記DCモータを制御するモータ制御装置において、
位置指令が入力され、駆動指令を出力する制御部と、
前記駆動指令をPWM指令に変換するPWM処理部と、
前記PWM指令をもとに前記DCモータを駆動するインバータとを備え、
前記制御部は前記インバータからの母線電圧、前記位置指令および前記モータ軸回転角を入力として前記駆動指令を出力し、
前記制御部は、
前記位置指令および前記モータ軸回転角から第一の電流指令を生成するPID制御器および前記第一の電流指令の上限値および下限値を制限して第二の電流指令を出力する第一の飽和器を有する第一制御器と、
前記第二の電流指令および前記モータ軸回転角から前記駆動指令を生成する第二制御部とを備え、
前記第二制御部は、
前記第二の電流指令から電圧指令を生成する電流制御器と、
前記電圧指令を前記インバータの母線電圧をもとに補正する電圧補正器と、
前記電圧補正器の出力電圧を使用電圧範囲内に制限する第二の飽和器と、
前記モータ軸回転角から前記DCモータの角速度を求めるフィルタと、
前記角速度および前記DCモータの誘起電圧定数から推定誘起電圧を求める誘起電圧推定器と、
前記第二の飽和器の出力である使用電圧範囲内に制限された電圧指令を補正して補正後電圧を出力する不感帯補正器と、
前記推定誘起電圧と前記不感帯補正器から出力される前記補正後電圧との差分値から前記誘起電圧定数、前記DCモータの巻線抵抗とハーネス抵抗との和および巻線インダクタンスによって推定電流を求める電流推定器と、
前記推定電流と前記フィルタの出力である前記角速度から前記DCモータの周囲温度と前記DCモータの誘起電圧定数との関係に基づき前記DCモータの周囲温度の値に応じて求めた誘起電圧定数によって推定外乱相当分の補償電流を生成する外乱推定器と、を備え、
前記不感帯補正器は、前記PWM処理部への入力に0から前記母線電圧までの直流の電圧指令を与えたときのDCモータの巻線電流を計測して得られる電圧指令と巻線電流との関係から得られる関係式であって、電圧の不感帯をδ、前記第二の飽和器の出力である電圧指令をV’ comp 、係数をaおよび前記補正後電圧をV’ comp_c としたとき、V’ comp を変数とした単調増加関数であるf(V’ comp )およびf’(V’ comp )を用いて表現される次式
前記第二制御部は、第一制御部の出力である前記第二の電流指令に前記推定外乱相当分の補償電流を加算し、加算された前記第二の電流指令と前記推定電流との差分を前記電流制御器に入力するモータ制御装置。 - 前記誘起電圧推定器および前記電流推定器の前記誘起電圧定数、並びに前記電流推定器の前記巻線抵抗と前記ハーネス抵抗との和および巻線インダクタンスが前記DCモータの周囲温度の関数であることを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013032815A JP5924290B2 (ja) | 2012-04-20 | 2013-02-22 | モータ制御装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012096878 | 2012-04-20 | ||
JP2012096878 | 2012-04-20 | ||
JP2013032815A JP5924290B2 (ja) | 2012-04-20 | 2013-02-22 | モータ制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013240264A JP2013240264A (ja) | 2013-11-28 |
JP5924290B2 true JP5924290B2 (ja) | 2016-05-25 |
Family
ID=49764813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013032815A Expired - Fee Related JP5924290B2 (ja) | 2012-04-20 | 2013-02-22 | モータ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5924290B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6118291B2 (ja) * | 2014-06-12 | 2017-04-19 | 旭化成エレクトロニクス株式会社 | 位置制御装置及び位置制御方法 |
JP2019176649A (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-10 | オムロン株式会社 | モータ制御装置 |
FR3119202B1 (fr) * | 2021-01-27 | 2022-12-09 | Vitesco Technologies | Boîtier papillon à commande compensée |
KR102611250B1 (ko) * | 2021-12-15 | 2023-12-06 | 주식회사 현대케피코 | 전동 이륜차의 모터 제어 장치 및 방법 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3808583B2 (ja) * | 1997-04-04 | 2006-08-16 | 株式会社東芝 | インバータ装置 |
JP3986344B2 (ja) * | 2002-03-25 | 2007-10-03 | 本田技研工業株式会社 | 電動パワーステアリング装置のデューティ不感帯補正方法 |
JP2005137043A (ja) * | 2003-10-28 | 2005-05-26 | Ricoh Co Ltd | モータ制御装置及びモータ制御方法 |
JP2005151744A (ja) * | 2003-11-18 | 2005-06-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電動機駆動装置 |
US8395345B2 (en) * | 2009-01-28 | 2013-03-12 | Mitsubishi Electric Corporation | Valve control device |
-
2013
- 2013-02-22 JP JP2013032815A patent/JP5924290B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013240264A (ja) | 2013-11-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5258906B2 (ja) | バルブ制御装置 | |
WO2012141190A1 (ja) | 周期外乱抑制装置および周期外乱抑制方法 | |
US8427093B2 (en) | Controller for actuation system employing Kalman estimator incorporating effect of system structural stiffness | |
Mercorelli | Robust feedback linearization using an adaptive PD regulator for a sensorless control of a throttle valve | |
CN108011554B (zh) | 永磁同步电机无速度传感器自适应转速跟踪控制系统及其设计方法 | |
JP5924290B2 (ja) | モータ制御装置 | |
US20140117918A1 (en) | Robust controller for electro-mechanical actuators employing sliding and second control modes | |
CN104977949A (zh) | 用于调节马达转速的方法 | |
JP6737999B2 (ja) | 電圧指令値を出力する制御装置 | |
JP5626090B2 (ja) | 周期外乱抑制装置および周期外乱抑制方法 | |
CN113104096B (zh) | 用于估计有刷电动助力转向系统的马达速度的观测器设计 | |
JP5780058B2 (ja) | 周期外乱抑制装置 | |
JP5813217B2 (ja) | 電子制御式バルブの制御装置および制御方法 | |
JP5208610B2 (ja) | 慣性共振系を制御対象とする特性同定方法及びモータ制御装置 | |
Karami-Shahnani et al. | Sensorless Speed Control of SPMSM Using Disturbance Rejection Predictive Functional Control | |
JP2008157059A (ja) | 状態量推定装置及び角速度推定装置 | |
CN106357170B (zh) | 无刷直流电机的特性曲线确定 | |
Li et al. | Nonsingular fast terminal sliding mode control with extended state observer and disturbance compensation for position tracking of electric cylinder | |
JP4038659B2 (ja) | サーボ制御装置 | |
JP2015133872A (ja) | モータ制御装置及びロータ角度推定方法 | |
JP5424762B2 (ja) | 電動機の電流制御装置 | |
KR20210055930A (ko) | Dc 모터 속도 조정기와 각가속도 추정 시스템 | |
She | Output feedback control of electronic throttle valve | |
JP2019133537A (ja) | アクチュエータ制御装置及びアクチュエータ制御方法 | |
JP7443933B2 (ja) | モータ制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20140326 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141024 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150819 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150825 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151021 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160322 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160404 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5924290 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |