JP5922926B2 - スポット溶接装置の加圧制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、被溶接部材をスポット溶接するスポット溶接装置の加圧制御方法に関する。
一般に、重ね合わされた鋼板等の板材の接合には、一対の溶接電極間で挟み加圧力を与えながら両電極間に大電流を一定時間通電し、接合部をほぼ溶融温度まで上げて接合するスポット溶接が広く行われている。
スポット溶接にあたり、両溶接電極による加圧力及び通電時間が一定の場合には、ナゲット径は電流の増加に従って徐々に増加するが、電流値が過大になると発熱量が多くなり板材間に溶融金属が飛散する散りの発生原因となる。即ち、接合部における板厚の減少と共に強度低下の要因となる。反対に電流が過少の場合にはナゲットが小さくなり十分な接合強度が得られない。また、加圧力が小さいと板材間の接触面積が少なくなり、電流密度が高くなり過熱による散り発生原因となる。一方、加圧力が大き過ぎると接合部の接触面積が大きくなり電流密度が低下して発熱量が減少し、ナゲットが小さくなり溶接強度が低下する。
ここで、図10に示すように、剛性の低い薄板101、この薄板101より剛性が高い第1厚板102及び第2厚板103の3枚を重ね合わせた被溶接部材100をスポット溶接する場合には、各板材101、102、103の間に隙間がなく密着した状態では、可動側電極111と固定側電極112により被溶接部材100を加圧して電源113により通電すると、可動側電極111と固定側電極112間の通電経路における電流密度がほぼ均一となり薄板101から第2厚板103に亘って良好なナゲットが形成されて溶接強度を得ることができる。
しかし、実際には、可動側電極111と固定側電極112によって被溶接部材100を加圧したときに、剛性の低い薄板101と第1厚板102が上方に撓んで、薄板101と第1厚板102の間及び第1厚板102と第2厚板103との間に隙間が生じる。この場合、可動側電極111と薄板101間の接触面積は薄板101の撓みにより大きくなるのに対して、薄板101と第1厚板102間及び第1厚板102と第2厚板103間の接合部の接触面積はより小さくなる。
このため、可動側電極111と固定側電極112間の電流密度が薄板101側に対して第2厚板103側が高くなり、薄板101と第1厚板102間よりも第1厚板102と第2厚板103間の方が局部的な発熱量が多くなる。その結果、図10(a)に示すように、先ず第1厚板102と第2厚板103との接合部にナゲットNが形成され、次第にナゲットNが大きくなりやがて図10(b)に示すように薄板101と第1厚板102間が溶着される。しかし、この薄板101と第1厚板102との間の溶け込み量は小さく溶接強度が不安定で、薄板101の剥離が懸念され、かつ溶接品質にバラツキがある。この不具合は、特に第1厚板102及び第2厚板103が厚いほど第1厚板102と薄板101との間にナゲットNが到達しにくく、顕著である。
この対策として、例えば特許文献1に開示されスポット溶接装置がある、このスポット溶接装置は、図11に示すように、溶接ロボット115の手首部116にスポット溶接装置120が搭載され、溶接ロボット115は、クランパ118によって支持された被溶接部材100の各打点位置にスポット溶接ガン120を移動し、被溶接部材100のスポット溶接を行う。
スポット溶接装置120は、手首部116に取り付けられたガン支持ブラケット117に固定されたリニアガイド121によって上下動自在に支持されたベース部122を備え、ベース部122に下方に延びる固定アーム123が設けられ、固定アーム123の下端先端に固定側電極124が設けられる。また、ベース部122の上端に加圧アクチュエータ126が搭載され、加圧アクチュエータ126により上下動するロッド127の下端に可動側電極125が取り付けられる。ガン支持ブラケット117の上端にサーボモータ128が搭載され、サーボモータ128の作動によりボールねじ機構を介してベース部122が上下動する。
ここで、図示しないコントローラに予め記憶されているティーチングデータに従って、薄板101側に位置する可動側電極125による加圧力FUを固定側電極124による加圧力FLよりも小さくする(FU<FL)。
このように可動側電極125による加圧力FUを固定側電極124による加圧力FLより小さくするために、先ず、サーボモータ128によりベース部122を上昇させて固定側電極124を被溶接部材100の下面に当接させると共に、加圧アクチュエータ126により可動側電極125を下降させて被溶接部材100の上面に当接させて加圧する。次に、サーボモータ128によりベース部122を押し上げる。このベース部122の押し上げにより、固定側電極124の加圧力FLがベース部122の押し上げ分だけ増加し、可動側電極125による加圧力FUが固定側電極124による加圧力FLより小さくなる。
その結果、可動側電極125と固定側電極124との間に通電したときに、薄板101と第1厚板102の接合部における電流密度が高くなり発熱量が第1厚板102と第2厚板103の接合部における発熱量に対して相対的に増加する。これにより、薄板101から第2厚板103に亘って偏りのない良好なナゲットが形成されて溶接強度を確保できる。
特開2003−251469号公報
上記特許文献1によると、固定側電極124の加圧力FLより可動側電極125側の加圧力FUを小さくすることで、相対的に薄板101と第1厚板102間の電流密度が高くなり、薄板101と第1厚板102の接合部における発熱量が確保でき、溶け込み量が増大して溶接強度が増加する。
しかし、クランパ118によりクランプ保持された被溶接部材100を固定側電極124と可動側電極125によって挟持加圧した状態でベース部122を移動して固定側電極124の加圧力FLより可動側電極125による加圧力FUを小さくするには、被溶接部材100をクランプ保持するクランパ118に大きな負荷が要求される。一方、クランパ118による被溶接部材100のクランプ位置と溶接位置が大きく離間した状態では、被溶接部材100が撓み変形して固定側電極124による加圧力FLと可動側電極125による加圧力FUにバラツキが生じて安定した薄板101と第1厚板102との間の接触抵抗及び第1厚板102と第2厚板103との間の接触抵抗の確保が困難であり、接合部における電流密度にバラツキが生じてスポット溶接の品質低下が懸念される。
そこで、本特許出願人は、特願2010−200643において、図12に概要を示すように、固定側電極132と、加圧アクチュエータにより作動する可動側電極131との間で被溶接部材100の溶接部を所定の加圧力F、即ち可動側電極132の加圧力FUと固定側電極132の加圧力FLで挟持すると共に加圧し(F=FU+FL)、更に図示しない副加圧アクチュエータにより副加圧部133を被溶接部材100の薄板101に押圧して副加圧力fを付与することで、薄板101側に作用する固定側電極132の加圧力を第2厚板103側に作用する可動側電極131の加圧力より小さく制御して、可動側電極131と固定側電極132との間に通電して溶接するスポット溶接装置を提案した。
鋭意実験等の結果、このスポット溶接装置においては、可動側電極131と固定側電極132とによって設定された加圧力Fで被溶接部材100を挟持加圧すると共に副加圧力fを付加した状態で可動側電極131と固定側電極132とのに間に所定時間通電して溶接することから、この通電により加熱されて溶接部が軟化して溶接中に可動側電極131と固定側電極132による加圧力が低下して第1厚板102と第2厚板103と間の接触面積が減少してナゲット径が所期の径より小さくなり第1厚板102と第2厚板103との間の所期の溶接強度が達成できないことが懸念される。
従って、かかる点に鑑みてなされた本発明の目的は、被溶接部材に作用する溶接電極による加圧力及び副加圧力を制御することで優れた溶接品質が得られるスポット溶接装置の加圧制御方法を提供することにある。
上記目的を達成する請求項1に記載のスポット溶接装置の加圧制御方法の発明は、第1溶接電極と、該第1電極と協働して被溶接部材を挟持する第2溶接電極に加圧力を付与する加圧アクチュエータと、副加圧部を前記被溶接部材に当接して副加圧力を付与する副加圧アクチュエータとを有し、前記第1溶接電極及び第2溶接電極によって前記被溶接部材を予め設定された加圧力で挟持加圧すると共に前記第1溶接電極と第2溶接電極との間で通電し、かつ副加圧部によって予め設定された副加圧力を付与して溶接するスポット溶接装置の加圧制御方法であって、前記加圧アクチュエータにより第1溶接電極と第2溶接電極とで前記被溶接部材を予め設定された加圧力で挟持加圧して第1溶接電極と第2溶接電極に所定時間通電する通電時間内の後期範囲の所定時間において被溶接部材に副加圧部を当接して副加圧アクチュエータによる副加圧力を付与することを特徴とする。
これによると、加圧アクチュエータにより第1溶接電極と第2溶接電極とで被溶接部材を予め設定された加圧力で挟持加圧して第1溶接電極と第2溶接電極に所定時間通電する通電時間内の後期範囲の所定時間において被溶接部材に副加圧部を当接して副加圧アクチュエータによる副加圧力を付与することで、均等な第1溶接電極と第2溶接電極による加圧力付加による溶接特性によるスポット溶接と、副加圧部による副加圧力により第1溶接電極と第2溶接電極の加圧力が制御された溶接特性のスポット溶接が連続的に得られ、優れた溶接品質が得られる。例えば、2枚の厚板の一方に薄板を重ね合わせた3枚重ねの板組によって構成され被溶部材を第1溶接電極及び第2溶接電極によって挟持加圧することで第1溶接電極と第2溶接電極による加圧力が確保されて両厚板間のナゲットの生成が促進されて両厚板の間における十分なナゲットの径が得られ、かつ被溶接部材を第1溶接電極及び第2溶接電極によって加圧力で挟持加圧すると共に副加圧部によって副加圧力を付与することで、相対的に薄板と厚板間の接触抵抗が大きくなると共に両厚板間の接触抵抗が小さくなるように制御されて薄板側から両厚板に亘るナゲットが形成され薄板の溶接強度が確保できて優れた溶接品質が得られる。
本発明によると、加圧アクチュエータにより第1溶接電極と第2溶接電極とで被溶接部材を予め設定された加圧力で挟持加圧して第1溶接電極と第2溶接電極に所定時間通電する通電時間内の後期範囲の所定時間において被溶接部材に副加圧部を当接して副加圧アクチュエータによる副加圧力を付与することで、均等な第1溶接電極と第2溶接電極による加圧力付加による溶接特性によるスポット溶接と、副加圧部による副加圧力により第1溶接電極と第2溶接電極の加圧力が制御された溶接特性のスポット溶接が連続的に得られ、互いの溶接特性が補完されて優れた溶接品質が得られる。
第1実施の形態におけるスポット溶接装置の構成図である。 図1のA矢視図である。 図1のB部拡大斜視図である。 溶接作動サイクルにおけるタイムチャートである。 作動概要説明図である。 作動概要説明図である。 第2実施の形態における溶接作動サイクルにおけるタイムチャートである。 作動概要説明図である。 作動概要説明図である。 従来のスポット溶接の概要を示す説明図である。 従来のスポット溶接の概要を示す説明図である。 スポット溶接装置の概要説明図である。
(第1実施の形態)
本発明に係るスポット溶接装置の加圧制御方法の第1実施の形態について、図1乃至図6を参照して説明する。図1はスポット溶接装置の構成図、図2は図1のA矢視図、図3は図1のA部拡大斜視図、図4は作動プログラムデータの説明図、図5及び図6は作動概要説明図である。
スポット溶接装置1の説明に先立って、被溶接部材100について説明する。被溶接部材100は、図3に示すように、重ね合わされた2枚の厚板の一方に薄板を重ね合わせた、下から順に剛性の低い薄板101、薄板101より板厚が大きく剛性が高い第1厚板102及び第2厚板103が重ね合わされた3枚重ねの板組によって構成される。
スポット溶接装置1は、図1乃至図3に示すように図示しない溶接ロボットの手首部にイコライザユニットを介して取り付けられるベース部3及びベース部3の両側から対向して延在する側部4、5を備えた支持ブラケット2を有する。支持ブラケット2の対向する側部4、5に固定アーム10が取り付けられ、側部4、5の先端部4a、5aにブラケット6を介して加圧アクチュエータ20が取り付けられる。更に、両側部4、5の間に副加圧付与手段30の副加圧アクチュエータ31及び溶接トランス40が取り付け支持される。
固定アーム10は、支持ブラケット2の両側部4、5に基端が結合されて下方に延在する固定アーム本体11及び固定アーム本体11の先端からL字状に折曲する電極保持部12によって形成され、電極保持部12に第1溶接電極である固定側電極15が、その頂端15aを上方にして装着される。
加圧アクチュエータ20は、モータハウジング内において回転自在に収容される中空ロータを有する中空モータによって構成されるサーボモータ21を備え、中空ロータに装着されるボールネジ及びボールネジに螺合するロッド23を備えた直動部22を有し、サーボモータ21の作動によって直動部22のロッド23が昇降往復動する。直動部22のロッド23の下端に電極アーム24が設けられ、電極アーム24の先端に固定アーム10に設けられた固定側電極15の頂端15aと同軸上、即ち中心軸線L上に固定側電極15と対向して第2溶接電極である可動側電極25が設けられる。
これにより加圧アクチュエータ20のサーボモータ21の作動により可動側電極25は固定側電極15から離反する退避位置と、被溶接部材100を固定側電極15と協働して挟持すると共に加圧力を付与する加圧位置との間で中心軸線Lに沿って移動する。この被溶接部材100に対する固定側電極15と可動側電極25による加圧力F、即ち固定側電極15による加圧力FL及び可動側電極25による加圧力FUはサーボモータ21の回転トルクによって決定され、サーボモータ21の回転トルクを制御することで所望の加圧力が得られる。
副加圧付与手段30は、支持ブラケット2の両側部4、5間に支持部材7を介して保持される副加圧アクチュエータ31及び先端に副加圧部38が設けられた副加圧付与アーム35を有する。副加圧アクチュエータ31は、モータハウジング内において回転自在に収容される中空ロータを有する中空モータによって構成されたサーボモータ32を備え、中空ロータに装着されるボールネジ及びボールネジに螺合するロッド34を備えた直動部33を有し、サーボモータ32の作動によって直動部33のロッド34が昇降往復動する。この直動部33のロッド34に副加圧付与アーム35が設けられる。
副加圧付与アーム35は、ロッド34の先端に基端部が結合されて固定アーム10と電極アーム24との間で下方に延在して先端から中心軸線L方向に折曲する先端部37を有するアーム部36によって構成され、アーム部36の先端部37に副加圧部保持部材38が設けられる。
副加圧部保持部材38は、基端部38Aがアーム部36の先端部37に結合されて中心軸線L方向に向かって延在する矩形板状であって、先端に中心軸線Lと同軸で先端39aが上方に突出して固定側電極15の貫通を許容する断面半円弧状、即ち半割り筒状の副加圧部39が設けられる。
このように構成された副加圧付与アーム35は、サーボモータ32の作動によって副加圧付与アーム35の先端に設けた副加圧部39の先端39aが固定側電極15の頂端15aより下方となり被溶接部材100から離反する退避位置と、固定側電極15と可動側電極25とによって挟持された被溶接部材100に下方から当接して副加圧力を付与する副加圧位置との間で中心軸線Lに沿って移動する。この副加圧力はサーボモータ32の回転トルクによって決定され、サーボモータ32の回転トルクを制御することで要望の副加圧力fが得られる。
電源となる溶接トランス40の一方の出力端子がバスバ及び固定アーム10等を介して固定側電極15に通電可能に接続され、他方の出力端子がバスバ及び電極アーム24等を介して可動側電極25に通電可能に接続される。
また、溶接コントローラ41を備え、溶接コントローラ41にはスポット溶接装置1の作動プログラム及び作動プログラムに設定された各作動行程に基づいて加圧アクチュエータ20を制御する加圧制御部42と副加圧アクチュエータ31を制御する副加圧制御部43が含まれる。
この溶接コントローラ41は作動プログラムデータとして溶接作動サイクルを有する。溶接作動サイクルとして、可動側電極25と固定側電極15によって被溶接部材100を加圧する加圧開始工程S11と、加圧状態を保持する加圧保持工程S12と、加圧を解除する加圧解除工程S13と、副加圧部39によって被溶接部材100を副加圧する副加圧開始工程S21と、副加圧状態を保持する副加圧保持工程S22と、副加圧を解除する副加圧解除工程S23と、可動側電極25と固定側電極15とに通電する通電開始工程S31と、通電を保持する通電保持工程S32と、通電を終了する通電終了工程S33とを有する。この溶接作動サイクルにおけるタイムチャートを図4に示す。
また、溶接コントローラ41には、予め設定された加圧力Fで固定側電極15と可動側電極25により被溶接部材100を加圧するときのサーボモータ21の回転トルク、即ち加圧設定回転トルク及び予め設定された副加圧力fで副加圧部39により被溶接部材100を副加圧するときのサーボモータ32の回転トルク、即ち副加圧設定回転トルクが設定される。
加圧開始工程S11においてはサーボモータ21を予め設定された加圧設定回転トルクに達するまで作動させて被溶接部材100を固定側電極15と可動側電極25によって所定の加圧力Fにより挟持加圧し、続く加圧保持工程S12でサーボモータ21を設定回転トルクを保持した状態に保持する。加圧解除工程S13ではサーボモータ21の作動により可動側電極25を加圧位置から退避位置に移動する。ここで、加圧保持工程S12における加圧力Fは、被溶接部材100を加圧する固定側電極15の加圧力と可動側電極25の加圧力の総計の加圧力であり、溶接時に要求される最適な固定側電極15の加圧力FLと可動側電極25の加圧力FUの総計の加圧力(F=FL+FU)であり、予め実験やシミュレーション等で設定することが好ましい。
副加圧開始工程S21においてはサーボモータ32を予め設定された副加圧設定回転トルクに達するまで作動させて被溶接部材100を副加圧部39によって所定の副加圧力fにより加圧し、続く副加圧保持工程S22でサーボモータ32を設定回転トルクを保持した状態に保持する。副加圧解除工程S23ではサーボモータ32を作動させて副加圧部39を副加圧位置から被溶接部材100から離れる退避位置に移動する。予め実験やシミュレーション等で設定することが好ましい。ここで、固定側電極15と可動側電極25で被溶接部材100に加圧力Fを付加した状態で副加圧力fを付与すると、被溶接部材100に上方から作用する可動側電極25による加圧力FUと被溶接部材100に下方から作用する固定側電極15による加圧力FL及び副加圧部39による副加圧力fの総和が等しくなる(FU=FL+f)。換言すると、固定側電極15から被溶接部材100に作用する加圧力FLは、可動側電極25による加圧力FUから副加圧部39による副加圧力fを減じた加圧力が付与される(FL=FU−f)。このように被溶接部材100に作用する固定側電極15からの加圧力FLを被溶接部材100に作用する可動側電極25の加圧力FUより小さく(FL<FU)制御する。
通電開始工程S31では固定側電極15及び可動側電極25間の通電を開始し、通電保持工程S32では固定側電極15及び可動側電極25間の通電状態を保持し、通電終了工程S33で通電を停止する。
また、図示しない溶接ロボットコントローラには、溶接ロボットのティーチングデータが格納され、ティーチングデータには、被溶接部材100の各溶接打点位置を順次スポット溶接するための作動プログラム及び各溶接打点、即ち溶接位置におけるスポット溶接装置1の位置及び姿勢が含まれる。
次ぎに、スポット溶接装置1の作動を図4に示す溶接作動サイクルにおけるタイムチャート及び図5、図6の作動概要説明図を参照して説明する。
被溶接部材100のスポット溶接にあたり、予め設定されたプログラムに従い、図1に示すように可動側電極25が固定側電極15から離反した退避位置でかつ副加圧付与手段30の副加圧部39が退避位置に保持された状態で、ロボットコントローラは溶接ロボットを作動し、図5(a)に示すように被溶接部材100の溶接位置となる打点位置に固定側電極15の頂端15aを当接してスポット溶接装置1を溶接位置に位置決めする。
このスポット溶接装置1を溶接位置に位置決めした状態では、図5(a)に示すようにスポット溶接装置1の固定側電極15の頂端15aが被溶接部材100の薄板101に下方から当接する一方、可動側電極25の頂端25aが第2厚板103と隙間を有して対向して、副加圧部39の先端39aが薄板101と隙間を有して対向する。
次に、固定側電極15が被溶接部材100の薄板101に当接した状態で、加圧工程S11において加圧アクチュエータ20のサーボモータ21の作動により可動側電極25を退避位置から固定側電極15に接近する加圧位置に移動させて図5(b)のように第2厚板103に上方から当接させると共に加圧アクチュエータ20のサーボモータ21を加圧設定回転トルクに達するまで作動して可動側電極25と固定側電極15との間で被溶接部材100を加圧力Fで挟持加圧する。更に続く加圧保持工程S12においてサーボモータ21を停止して該位置に保持して可動側電極25と固定側電極15との間で被溶接部材100を加圧力Fで挟持加圧した状態を保持する。
可動側電極25と固定側電極15との間で被溶接部材100を加圧力Fで加圧保持した加圧保持工程S12の初期段階において通電開始工程S31で溶接トランス40から可動側電極25と固定側電極15との間に通電すると共に通電保持工程S32において可動側電極25と固定側電極15との間の通電状態を予め設定された所定時間保持する。
通電保持工程S32の開始に連動或いは開始直後における副加圧開始工程S21において副加圧アクチュエータ31のサーボモータ32を、副加圧設定回転トルクに達するまで作動する。これにより副加圧部39が退避位置から副加圧位置に移動して図5(c)に示すように可動側電極25と固定側電極15との間で挟持加圧された状態の被溶接部材100の薄板101に固定側電極15に隣接して下方から副加圧部39の先端39aが圧接して副加圧力fを付与すると共に副加圧保持工程S22でサーボモータ32を通電時間内の初期範囲の所定時間に亘り停止状態に維持して副加圧部39により副加圧力fを付与保持した後、副加圧解除工程S23においてサーボモータ32を作動させて図5(d)に示すように副加圧部39を被溶接部材100から離れる退避位置に移動する。
この副加圧保持工程S22において固定側電極15の加圧力FLと可動側電極25の加圧力FUで加圧された被溶接部材100に固定側電極15に隣接して副加圧部39による副加圧力fを付与した状態では、第2厚板103に上方から作用する可動側電極25による加圧力FUと薄板101に下方から作用する固定側電極15による加圧力FL及び副加圧部39による副加圧力fの総和が等しくなる(FU=FL+f)。換言すると、固定側電極15から薄板101に作用する加圧力FLは、可動側電極25による加圧力FUから副加圧部39による副加圧力fを減じた加圧力が付与される(FL=FU−f)。
このように薄板101側に作用する固定側電極15からの加圧力FLを第2厚板103側に作用する可動側電極25の加圧力FUより小さく(FL<FU)制御することで、薄板101と第1厚板102の接合部における接触圧力が、第1厚板102と第2厚板103間の溶接部における接触圧力より小さくなり、相対的に薄板101と第1厚板102間の接触抵抗が大きくなると共に、第1厚板102と第2厚板103間の接触抵抗が小さくなる。
この可動側電極25と固定側電極15及び副加圧部39とで被溶接部材100を挟持加圧して薄板101側に位置する固定側電極15の加圧力FLを第2厚板103側に位置する可動側電極25の加圧力FUより小さくした状態で、可動側電極25と固定側電極15との間に所定時間通電されることで、相対的に薄板101と第1厚板102間の接合部における接触抵抗が大きく電流密度が高くなると共に、第1厚板102と第2厚板103間の接触抵抗が小さく保持される。これにより、薄板101と第1厚板102の接合部における発熱量が第1厚板102と第2厚板103の接合部における発熱量に対して相対的に増加して、薄板101から第2厚板103に亘って電流密度の偏りがなく、図6(a)に示すような薄板101側から第2圧板103に比較的円柱状のナゲットNが形成され、薄板101の溶接強度が確保できる。
この溶接の経過に伴い第1圧板102と第2厚板103との接合部及び接合部周囲が加熱されて軟化して第1厚板102と第2厚板103との加圧力が低下して第1厚板102と第2厚板103との間におけるナゲットNの成長が抑制される。ここで、副加圧解除工程S23においてサーボモータ32を作動させて図5(d)に示すように副加圧部39を副加圧位置から被溶接部材100から離れる退避位置に移動する。副加圧部39による副加圧力fの付与が解除された被溶接部材100には、サーボモータ21の設定回転トルクを保持した状態の固定側電極15と可動側電極25によって所定の加圧力Fによる挟持加圧、即ち固定電極15の加圧力FLと可動側電極25の加圧力FUに増加し、第1厚板102と第2厚板103との間の接触面積が確保されてナゲットNの生成が促進されて第1厚板102と第2厚板103との間における十分なナゲットNの径が確保され、図6(b)に示すように薄板101と第1厚板102との接合部から第1厚板102と第2厚板103との接合部に移行するに従って漸次拡径する径のナゲットNが生成されて第1厚板102と第2厚板103の溶接強度が得られる。
しかる後、通電終了工程S33において可動側電極25と固定側電極15への通電を終了し、加圧解除工程S13において加圧アクチュエータ20のサーボモータ21の作動により可動側電極25を加圧位置から退避位置に移動させて図5(e)に示すように固定側電極15と可動側電極25とによる被溶接部材100の挟持を開放する。
次に、作動プログラムに従い溶接ロボットを作動して、スポット溶接装置1を被溶接部材100の打点位置から退避させ、次の被溶接部材100の打点位置に移動する。
このように構成された本実施の形態によると、固定側電極15と可動側電極25により被溶接部材100を挟持加圧して通電する溶接開始乃至溶接開始直後、即ち通電時間の初期範囲に所定時間に亘り副加圧部39により副加圧力fを付与することで、薄板101側に作用する固定側電極15からの加圧力FLが第2厚板103側に作用する可動側電極25の加圧力FUより小さくなり、薄板101と第1厚板102間の接合部における接触抵抗が大きく電流密度が高くなると共に、第1厚板102と第2厚板103間の接触抵抗が小さく保持されて薄板101から第2厚板103に亘って電流密度の偏りがなく、薄板101側から第2圧板103に比較的円柱状のナゲットNが形成され、薄板101の溶接強度が確保され、しかる後、副加圧部39による副加圧力fの付与を解除することで固定側電極15と可動側電極25によって加圧力Fが増加して第1厚板102と第2厚板103と間の接触面積が確保されてナゲットNの生成が促進され、第1厚板102と第2厚板103との間における十分なナゲットNの径が確保されて薄板101と第1厚板102との接合部から第1厚板102と第2厚板103との接合部に移行するに従って漸次拡径する径のナゲットNが生成されて第1厚板102と第2厚板103の溶接強度が得られる。
従って、固定側電極15と可動側電極25によって被溶接部材100を挟持加圧すると共に固定電極15と可動側電極25との間に所定時間通電して被溶接部材100を溶接する通電時間内の初期範囲に所定時間だけ副加圧部39により副加圧力fを付与して固定側電極15と可動側電極25による加圧力FL、FUを制御することで剛性の異なる板材を重ねた被溶接部材100に対する溶接品質が向上する。即ち、均等な固定電極15と可動側電極25による加圧力Fの付加による溶接特性によるスポット溶接と、副加圧部39による副加圧力fにより固定側電極15の加圧力FLと可動側電極25の加圧力FUが制御された溶接特性のスポット溶接が連続的に得られ、互いの溶接特性が補完されて優れた溶接品質が得られる。
(第2実施の形態)
本発明に係るスポット溶接装置の加圧制御方法の第2実施の形態について、図7乃至図9を参照して説明する。本実施の形態は作動プログラムが第1実施の形態と異なり、他の構成は第1実施の形態と同様であり、対応する符号を付することで該部の詳細な説明は省略する。
図7に溶接作動サイクルにおけるタイムチャートを示すように、溶接作動サイクルとして、可動側電極25と固定側電極15により被溶接部材100を加圧する加圧開始工程S111と、加圧状態を保持する加圧保持工程S112と、加圧を解除する加圧解除工程S113と、副加圧部39によって被溶接部材100を副加圧する副加圧開始工程S121と、副加圧状態を保持する副加圧保持工程S122と、副加圧を解除する副加圧解除工程S123と、可動側電極25と固定側電極15とに通電する通電開始工程S131と、通電を保持する通電保持工程S132と、通電を終了する通電終了工程S133とを有する。
スポット溶接装置1の作動を図7に示す溶接作動サイクルにおけるタイムチャート及び図8、図9の作動概要説明図を参照して説明する。
被溶接部材100のスポット溶接にあたり、予め設定されたプログラムに従い、図8(a)に示すように被溶接部材100の溶接位置となる打点位置に固定側電極15の頂端15aを当接してスポット溶接装置1を溶接位置に位置決めする。
次に、加圧工程S111において加圧アクチュエータ20のサーボモータ21の作動により可動側電極25を固定側電極15に接近する加圧位置に移動させて図8(b)のように第2厚板103に上方から当接させると共に加圧力アクチュエータ20のサーボモータ21を加圧設定回転トルクに達するまで作動して可動側電極25と固定側電極15との間で被溶接部材100を加圧力Fで挟持加圧し、続く加圧保持工程S112において可動側電極25と固定側電極15との間で被溶接部材100を加圧力Fで挟持加圧した状態を保持する。
可動側電極25と固定側電極15との間で被溶接部材100を加圧力Fで加圧保持した加圧保持工程S111の初期段階において通電開始工程S131で可動側電極25と固定側電極15との間に通電すると共に通電保持工程S132において予め設定された通電時間に亘り可動側電極25と固定側電極15との間に通電状態に保持する。
この可動側電極25と固定側電極15によって被溶接部材100を加圧したときに、剛性の低い薄板101と第1厚板102が下方に撓んで、薄板101と第1厚板102の間及び第1厚板102と第2厚板103との間に隙間が生じ、固定側電極15と可動側電極25間の電流密度が薄板101側に対して第2厚板103側が高くなり、図9(a)に模式的に示すように第1厚板102と第2厚板103との接合部にナゲットNが形成され、次第にナゲットNが大きくなりやがて薄板101と第1厚板102間が溶着される。この溶接の経過に伴い第1圧板102と第2厚板103及び第1厚板102と薄板101との接合部及び接合部周囲が加熱されて軟化し、加圧力が低下してナゲットNの生成が抑制される。
しかる後、即ち通電の後期における副加圧開始工程S121において副加圧アクチュエータ31のサーボモータ32を、副加圧設定回転トルクに達するまで作動する。これにより図8(c)に示すように可動側電極25と固定側電極15との間で挟持加圧された状態の被溶接部材100の薄板101に固定側電極15に隣接して下方から副加圧部39が圧接して副加圧力fを付与すると共に副加圧保持工程S122で通電時間内の所定時間に亘り停止状態に保持して副加圧部39により副加圧力fを付与保持した後、副加圧解除工程S123においてサーボモータ32を作動させて図8(d)に示すように副加圧部39を副加圧位置から被溶接部材100から離れる退避位置に移動する。
この副加圧保持工程S122において固定側電極15の加圧力FLと可動側電極25の加圧力FUで加圧された被溶接部材100に副加圧部39による副加圧力fを付与した状態では、固定側電極15から薄板101に作用する加圧力FLが可動側電極25による加圧力FUから副加圧部39による副加圧力fを減じた加圧力が付与される(FL=FU−f)。即ち薄板101側に作用する固定側電極15からの加圧力FLを第2厚板103側に作用する可動側電極25の加圧力FUより小さく(FL<FU)制御することで、薄板101と第1厚板102の接合部における接触圧力が、第1厚板102と第2厚板103間の溶接部における接触圧力より小さくなり、相対的に薄板101と第1厚板102間の接合部における接触抵抗が大きく電流密度が高くなり薄板101と第1厚板102の接合部におけるナゲットNの生成が促され、図9(b)に示すように薄板101と第1厚板102との接合部から第1厚板102と第2厚板103との接合部に移行するに従って漸次拡径する径のナゲットNが生成されて第1厚板102と第2厚板103の溶接強度が得られる。
しかる後、通電終了工程S133において可動側電極25と固定側電極15への通電を終了し、加圧解除工程S113において加圧アクチュエータ20のサーボモータ21の作動により可動側電極25を加圧位置から退避位置に移動させて図8(d)に示すように固定側電極15と可動側電極25とによる被溶接部材100の挟持を開放する。次に、作動プログラムに従い溶接ロボットを作動して、スポット溶接装置1を被溶接部材100の打点位置から退避させ、次の被溶接部材100の打点位置に移動する。
このように構成された本実施の形態によると、固定側電極15と可動側電極25により被溶接部材100を挟持加圧して通電する初期段階では固定側電極15と可動側電極25による比較的大きな加圧力Fで挟持加圧することで第1厚板102と第2厚板103との間に十分なナゲットNを生成して第1厚板102と第2厚板103との溶接強度を確保し、後期段階では所定時間に亘り副加圧39により副加圧力fを付与することで、薄板101と第1厚板102の接合部におけるナゲットNの生成が促進されて薄板101と第1厚板102との接合部から第1厚板102と第2厚板103との接合部に移行するに従って漸次拡径する径のナゲットNが生成されて第1厚板102と第2厚板103の溶接強度が得られる。
従って、固定側電極15と可動側電極25によって被溶接部材100を挟持加圧すると共に固定側電極15と可動側電極25との間に所定時間通電して被溶接部材100を溶接する通電時間内の後期範囲に所定時間だけ副加圧部39により副加圧力fを付与して固定側電極15と可動側電極25による加圧力FL、FUを制御することで剛性の異なる板材を重ねた被溶接部材100に対する溶接品質が向上する。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されることなく発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である
1 スポット溶接装置
15 固定側電極(第1溶接電極)
20 加圧アクチュエータ
25 可動側電極(第2溶接電極)
30 副加圧付与手段
31 副加圧アクチュエータ
39 副加圧部
100 被溶接部材
101 薄板
102 第1厚板
103 第2厚板
F 加圧力
f 副加圧力
N ナゲット

Claims (1)

  1. 第1溶接電極と、
    該第1電極と協働して被溶接部材を挟持する第2溶接電極に加圧力を付与する加圧アクチュエータと、
    副加圧部を前記被溶接部材に当接して副加圧力を付与する副加圧アクチュエータとを有し、
    前記第1溶接電極及び第2溶接電極によって前記被溶接部材を予め設定された加圧力で挟持加圧すると共に前記第1溶接電極と第2溶接電極との間で通電し、かつ副加圧部によって予め設定された副加圧力を付与して溶接するスポット溶接装置の加圧制御方法であって、
    前記加圧アクチュエータにより第1溶接電極と第2溶接電極とで前記被溶接部材を予め設定された加圧力で挟持加圧して第1溶接電極と第2溶接電極に所定時間通電する通電時間内の後期範囲の所定時間において被溶接部材に副加圧部を当接して副加圧アクチュエータによる副加圧力を付与することを特徴とするスポット溶接装置の加圧制御方法。
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