JP2014076491A - スポット溶接方法及びその装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】スポット溶接装置を構成する溶接ガン14は、溶接チップとしての下チップ32及び上チップ38と、加圧部材としての加圧ロッド46a、46bとを具備する。この中の上チップ38及び加圧ロッド46a、46bは、溶接対象である積層体48aを、該積層体48aの最外に配置された金属板54a側から加圧力F1、F2、F3でそれぞれ加圧し、一方、下チップ32は、前記積層体48aを金属板50a側から加圧力F4で加圧する。F1+F2+F3は、F4と均衡するように制御される。この状態で、上チップ38から下チップ32への通電がなされる。
【選択図】図2
Description
前記積層体を第1溶接チップ及び第2溶接チップで挟持するとともに、前記積層体の最外に位置して前記第1溶接チップが当接した最外ワークに対して加圧部材を当接させ、前記加圧部材によって前記最外ワーク側から前記積層体を加圧する工程と、
前記加圧部材による加圧を維持して前記第1溶接チップと前記第2溶接チップとの間に通電を行う工程と、
を有することを特徴とする。
前記積層体を挟持する第1溶接チップ及び第2溶接チップと、
前記層体の最外に位置する最外ワークにおける前記第1溶接チップが当接した部位とは別の部位に当接し、前記積層体を前記最外ワーク側から加圧するための加圧部材と、
前記加圧部材に加圧力を発生させるための加圧機構と、
を有することを特徴とする。
10…スポット溶接装置 14…溶接ガン
24…ガン本体 30…固定アーム
32…下チップ 34…連結ロッド
38…上チップ 42a、42b…シリンダ機構
46a、46b…加圧ロッド
50a〜50d、52a〜52d、54a〜54d、90d…金属板
56…電源 58…ガンコントローラ
60、62、70、72、74、80、82、86、87…加熱領域
64、66、76、78、83〜85、88、92、94、96…ナゲット
68a〜68d…補助電極
前記積層体の一方の最外に位置する第1の最外ワークに対して第1溶接チップを当接させるとともに、前記積層体の他方の最外に位置する第2の最外ワークの、前記第1溶接チップに対向する位置に第2溶接チップを当接させ、さらに、前記第1の最外ワークの、前記第1溶接チップから離間し且つ前記第2溶接チップの当接箇所の対向位置から離間した箇所に加圧部材を当接させることで、前記積層体を前記第1溶接チップ及び前記加圧部材によって前記第1の最外ワーク側から前記第2溶接チップ側に前記積層体を加圧しながら、前記第2溶接チップによって、前記第1溶接チップ及び前記加圧部材の加圧力に均衡する加圧力で、前記第2の最外ワーク側から前記第1溶接チップ側に前記積層体を加圧する工程と、
前記第1溶接チップ及び前記加圧部材と、前記第2溶接チップとによる加圧を維持して前記第1溶接チップと前記第2溶接チップとの間に通電を行う工程と、
を有することを特徴とする。
前記積層体の一方の最外に位置する第1の最外ワークに当接する第1溶接チップと、
前記積層体の他方の最外に位置する第2の最外ワークの、前記第1溶接チップに対向する位置に当接し、前記第1溶接チップとともに前記積層体を挟持する第2溶接チップと、
前記第1の最外ワークの、前記第1溶接チップから離間し且つ前記第2溶接チップの当接箇所の対向位置から離間した箇所に当接し、前記積層体を前記第1の最外ワーク側から前記第2溶接チップ側に加圧するための加圧部材と、
前記加圧部材に加圧力を発生させるための加圧機構と、
を有し、
前記第2溶接チップは、前記第1溶接チップ及び前記加圧部材の加圧力に均衡する加圧力で、前記第2の最外ワーク側から前記第1溶接チップ側に前記積層体を加圧することを特徴とする。
Claims (7)
- 複数個のワークを積層することで形成した積層体に対してスポット溶接を行うスポット溶接方法であって、
前記積層体を第1溶接チップ及び第2溶接チップで挟持するとともに、前記積層体の最外に位置して前記第1溶接チップが当接した最外ワークに対して加圧部材を当接させ、前記加圧部材によって前記最外ワーク側から前記積層体を加圧する工程と、
前記加圧部材による加圧を維持して前記第1溶接チップと前記第2溶接チップとの間に通電を行う工程と、
を有することを特徴とするスポット溶接方法。 - 請求項1記載のスポット溶接方法において、前記加圧部材を前記第1溶接チップとは逆の極性である補助電極で構成し、前記第1溶接チップと前記第2溶接チップの間に通電を行う際、前記第1溶接チップから前記補助電極に向かう分岐電流、又は、前記補助電極から前記第1溶接チップに向かう分岐電流のいずれかを生じさせることを特徴とするスポット溶接方法。
- 請求項2記載のスポット溶接方法において、前記第2溶接チップ側に該第2溶接チップとは逆の極性である別の補助電極を設け、前記第1溶接チップから前記補助電極に向かう分岐電流、又は、前記補助電極から前記第1溶接チップに向かう分岐電流のいずれかを消失させた後、前記別の補助電極から前記第2溶接チップに向かう分岐電流、又は、前記第2溶接チップから前記別の補助電極に向かう分岐電流のいずれかを流すことを特徴とするスポット溶接方法。
- 複数個のワークを積層することで形成した積層体に対してスポット溶接を行うためのスポット溶接装置であって、
前記積層体を挟持する第1溶接チップ及び第2溶接チップと、
前記層体の最外に位置する最外ワークにおける前記第1溶接チップが当接した部位とは別の部位に当接し、前記積層体を前記最外ワーク側から加圧するための加圧部材と、
前記加圧部材に加圧力を発生させるための加圧機構と、
を有することを特徴とするスポット溶接装置。 - 請求項4記載のスポット溶接装置において、前記第1溶接チップ及び前記第2溶接チップが設けられた溶接ガンを支持するロボットをさらに有し、且つ前記加圧機構が前記溶接ガンに設けられることを特徴とするスポット溶接装置。
- 請求項4又は5記載のスポット溶接装置において、前記加圧部材が、前記第1溶接チップとは逆の極性である補助電極であり、前記第1溶接チップ及び前記第2溶接チップの間で通電を行う際、前記第1溶接チップから前記補助電極に向かう分岐電流、又は、前記補助電極から前記第1溶接チップに向かう分岐電流のいずれかを生じさせることを特徴とするスポット溶接装置。
- 請求項6記載のスポット溶接装置において、前記第2溶接チップ側に設けられて該第2溶接チップとは逆の極性である別の補助電極をさらに有し、前記第1溶接チップから前記補助電極に向かう分岐電流、又は、前記補助電極から前記第1溶接チップに向かう分岐電流のいずれかを消失させた後、前記別の補助電極から前記第2溶接チップに向かう分岐電流、又は、前記第2溶接チップから前記別の補助電極に向かう分岐電流のいずれかを生じさせることを特徴とするスポット溶接装置。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020142251A (ja) * | 2019-03-04 | 2020-09-10 | 株式会社神戸製鋼所 | 抵抗スポット溶接装置及び抵抗スポット溶接方法 |
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JPH0655279A (ja) * | 1992-08-06 | 1994-03-01 | Toshiba Corp | スポット溶接装置 |
DE4323148A1 (de) * | 1993-07-10 | 1995-01-12 | Audi Ag | Vorrichtung zum Widerstandsschweißen von Blechen |
JP2003251469A (ja) * | 2002-03-05 | 2003-09-09 | Honda Motor Co Ltd | スポット溶接方法 |
JP2012055924A (ja) * | 2010-09-08 | 2012-03-22 | Fuji Heavy Ind Ltd | スポット溶接方法及びスポット溶接装置 |
-
2013
- 2013-12-24 JP JP2013265412A patent/JP5822904B2/ja active Active
Patent Citations (4)
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JP2020142251A (ja) * | 2019-03-04 | 2020-09-10 | 株式会社神戸製鋼所 | 抵抗スポット溶接装置及び抵抗スポット溶接方法 |
JP7197405B2 (ja) | 2019-03-04 | 2022-12-27 | 株式会社神戸製鋼所 | 抵抗スポット溶接装置及び抵抗スポット溶接方法 |
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