JP5922776B2 - 整直装置 - Google Patents

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Description

本発明は、整直装置(straightening apparatus)に関する。特に本発明は、限定はされないが、電解採取処理において使用されるアノードの整直(straightening、真っすぐにすること)のための整直装置に関する。
銅は、大抵は2つの形態として、即ち、硫化鉱(sulphide ore)および酸化鉱(oxide ore)の形態として発見される。硫化鉱は、浮選セル(flotation cell)内で選鉱され、酸化鉱は、一般的には浸出(leached)される。最初に、露天掘鉱山からの銅鉱は発破をかけられ、荷積みされ、一次クラッシャーへと輸送される。鉱石はそこで破砕され、篩(ふるい)にかけられるが、細かい硫化鉱は、銅回収のためにフロス浮選セルへと進む。より粗い鉱石は、堆積浸出処理を経るが、その処理では、銅を溶解するために、該銅は希釈した硫酸溶液に晒される。
次に、溶解した銅を含んだ浸出液は、溶媒抽出と呼ばれる処理を施されるが、該処理は、銅浸出液を濃縮および精製することによって、銅が電解採取セル(electrowinning cell)内で回収できるようにするものである。銅溶液は硫酸で溶け、銅板として回収のために電解セルへと送られ、該銅板は、該セルのカソード上に形成される。次に、銅は、カソードから取り除かれ、日常的な使用に好適な製品へと製造される。
電解採取セルにおいて使用されるアノードは、通常、銅のバスバー(busbars)に取り付けられた鋳造鉛合金板の形態となっており、それを通じて電気的な接触とそれによる電子流とが達成される。鋳造合金板は、一般にブレードとも呼ばれ、概して矩形(rectangular)の形状であり、バスバーから延びている。製造後、アノードは、輸送および保管のために、パレット上でまとめてパックされる。この分野において現在起きている主要な問題は、この間、アノードのブレードにおいてクリープが生じ、その結果として、それが、それ自体の重量で望ましくない曲率(curvature)となるまで曲がることである。この望ましくない曲率によって、アノードが、バスバーとセルの電気端子とのオフセット接触(offset contact)にわたって乏しい電気的な伝導性を持つか、または、カソードとの接触を通じて短絡を生じるか、いずれかがあり得る。現在起きている他の問題は、ワーク変形(work deformation)が起こることに関連しており、これもまた、望ましくなく、かつ不適当な曲率を生じる。
従って、本発明の目的は、少なくとも部分的に、上記の問題に対処するであろう、アノードを整直するための整直装置を提供することである。
本発明の一態様によれば、アノード整直装置が提供され、当該装置は:
少なくとも1つのクランプを含み、該クランプは、整直処理中にアノードを当該装置にクランプするためのものであり;
少なくとも1つのセンサーを含み、該センサーは、アノードが前記クランプによって当該装置に固定されているときに、該アノードのブレード部の曲率を監視するためのものであり;
整直手段を含み、該整直手段は、前記センサーから受け取ったフィードバックに応じて、アノードを所要の方向に曲げるためのものであって、該整直手段は、移動の2つの平面内で移動可能であり、それら移動の平面は互いに交差しており;かつ、
アクチュエーターを含み、該アクチュエーターは、前記整直手段を、その移動の第一および第二の軸に沿って、前記第一および第二の平面内でそれぞれに推し進めるためのものであって、前記整直手段を、前記移動の第二の平面内で推し進めながらも、前記移動の第一の平面内で移動させることによって、前記アノードが整直され得るようになっている。
好ましい実施形態では、前記第一および第二の平面は、互いに垂直である。例えば、前記第一の平面は鉛直に方向付けられており、かつ、前記第二の平面は水平に方向付けられており、それによって、前記整直手段が、鉛直および水平の方向の両方において後退移動と前進移動とが可能になっていてもよい。
整直装置は、アノードの端部を固定するための締着機構を含んでいてもよく、該アノードの端部は、使用時には下方の端部となるものである。該締着機構は、好ましくは、2つのガイド部材を含んでおり、それらガイド部材は、それらの間にある間隙に前記アノードの端部を受け入れるように配置されている。
好ましくは、整直手段は、一組のローラーを含んでおり、該一組のローラーは、可動ヘッド内に位置し、かつ、使用時に、該ローラーが前記アノードの両側に位置するように配置されており、該ローラーが前記移動の第一の平面内で移動するときに、それらローラーが前記アノードブレードの互いに反対の側を走るようになっている。当該装置の一実施形態では、前記ヘッドが、キャリヤフレームに取り付けられており、該キャリヤフレームは、前記移動の第一の平面内で移動可能であり、該ヘッドは、前記移動の第二の平面内で前記キャリヤフレームに対して移動可能である。
当該アノード整直装置は、4つのアクチュエーターを含んでいてもよく、それらのうちの2つは、前記整直手段を前記移動の第一の軸に沿って推し進めるために、それらの移動の軸が前記第一の平面内にあるように配置されていてもよく、かつ、それらのうちの2つは、前記整直手段を前記移動の第二の軸に沿って推し進めるために、それらの移動の軸が前記第二の平面内にあるように配置されていてもよい。
前記アクチュエーターは、サーボ駆動装置または液圧アクチュエーターの形態となっていてもよい。液圧アクチュエーターが使用される場合、それらは、好ましくは、複動式のピストンとシリンダーのアセンブリの形態となっている。
アノード整直装置は、少なくとも3つのセンサーを持っていてもよく、それらセンサーは前記整直手段と共に移動可能である。それらセンサーは、好ましくは、前記アノードブレードの異なる領域をスキャンするために離れて配置されている。一実施形態では、当該装置は、4つのセンサーを持ち、該センサーは、直線状の配列となって設けられている。
好ましい実施形態では、当該アノード整直装置は、2対のアノードクランプを含んでおり、一方の対のクランプは、前記アノードの上部のエッジをクランプするように配置され、他方の対のクランプは、前記アノードのブレード部をクランプするように配置されている。好ましくは、該クランプは、伸長可能な液圧のピストンとシリンダーのアセンブリの形態となっている。
当該アノード整直装置は、好ましくは、コントロールパネルおよびPLCを含んでおり、これらコントロールパネルおよびPLCは、前記少なくとも1つのセンサーから受け取ったフィードバックに応じて、前記整直手段の移動を自動的に制御するためのものである。
本発明の第二の態様によれば、アノードを整直する方法が提供され、当該方法は:
整直装置内に前記アノードを整列させる工程を含み;
前記アノードを前記整直装置にクランプして該整直装置に固定する工程を含み;
少なくとも1つのセンサーを用いて、前記アノードをスキャンし、理論的に正しい曲率からの変動を検出する工程を含み;
整直手段を所要の方向に推し進めることによって、前記アノードを既定の曲率に曲げる工程を含み;
センサーから受け取ったフィードバックに応じて前記アノードを前記理論的に正しい曲率へと曲げる工程を含む。
前記アノードをスキャンする前記工程、および、前記のセンサーから受け取ったフィードバックに応じて前記アノードを曲げる前記工程は、好ましくは、前記アノードの曲率が前記理論的に正しい曲率に一致するまで繰り返される。
好ましくは、前記理論的に正しい曲率が実質的にゼロの曲率に一致するものであり、前記アノードが真っ直ぐになるだけで前記整直処理が自動的に終了される。
前記アノードを既定の曲率へと曲げる工程が、互いに交差する移動の第一および第二の平面内で、前記整直手段を移動させる工程を含んでいてもよい。前記第一の平面が鉛直の平面であり、前記第二の平面が水平な平面であり、前記整直手段が、鉛直方向および水平方向の両方において後退移動と前進移動とが可能になっていてもよい。
当該方法は、前記アノードの端部を固定する工程をさらに含んでいてもよく、該アノードの端部は、使用時には下方の端部となるものである。
例示のみによって、添付の図面を参照しながら、本発明をより詳細に説明する。
図1は、本発明による整直装置の第一の実施形態の斜視図を示している。 図2は、図1の装置の正面図を示している。 図3は、図1の装置の側面図を示している。 図4は、図1の装置の上面図を示している。 図5は、図1の装置の駆動アセンブリの斜視図を示している。 図6は、図5の駆動アセンブリの斜視図を示しており、そこにアノードが取り付けられている。 図7は、本発明による整直装置の第二の実施形態の正面(front)の斜視図を示している。 図8は、図7の装置の後面(rear)の斜視図を示している。 図9は、図7の装置の正面図を示している。 図10は、図7の装置の側面図を示している。 図11は、図7の装置の上面図を示している。 図12は、図7の装置の駆動アセンブリの正面の斜視図を示している。 図13は、図7の装置の駆動アセンブリの後面の斜視図を示している。 図14は、本発明による整直装置の第三の実施形態の正面の斜視図を示している。 図15は、図14の装置の後面の斜視図を示している。 図16は、図14の装置の正面図を示している。 図17は、図14の装置の側面図を示している。 図18は、図14の装置の上面図を示している。 図19は、図14の装置の駆動アセンブリの正面の斜視図を示している。 図20は、図14の装置の駆動アセンブリの後面の斜視図を示している。
図示される実施形態の説明
図面を参照すると、同じ参照符号が同じ特徴部分(features)を示しており、本発明によるアノード整直装置の例は、全体的に、参照符号10、30、60で示されているが、これらに限定されない。
図1は、本発明によるアノード100(図6に示されている)を真っすぐにするための整直装置10の第一の実施形態を示している。電解採取法を用いて鉱石から銅を抽出する当業者であれば、アノード100の形状および構成がわかるであろう。その結果として、本明細書においては、簡潔に説明するだけである。アノード100は、一般的に矩形の形状であり、バスバーを形成する上部伸長部分101と、上部から延びる鋳造合金鉛ブレード部102とを有する。バスバー101の端部は、ブレード102の幅をはみ出して延びている。
ここで図1に戻ると、当該装置10は、ハウジングを定めているフレームアセンブリ11を含んでおり、該ハウジング内には駆動アセンブリ(drive assembly、駆動装置)20(図4)が位置しており、かつ、当該装置10は、該ハウジング上に取り付けられた手すり(handrail)アセンブリ12を含んでいることが理解できる。図1から理解できるように、手すりアセンブリ12は、アノードをハウジング内の駆動アセンブリ20へと送るのを助けるために、人がハウジングの上部にアクセスできるように配置された梯子13を含む。当該装置10の正面および側面図は、それぞれ図2、3に示されている。
カバー板14は、使用時には、ハウジング11の上板となり、スロット15を持っている。該スロット15は、アノード100にハウジング内への進入(アクセス)を提供し、それによって、それが駆動アセンブリ20内に取り付けられ得るようになっている。
駆動アセンブリ20は、図5の斜視図に示されているが、整直処理(straightening process、真っすぐにする処理)中、アノード100を当該装置、特に駆動アセンブリにクランプ(clamp、締めて留める)するための少なくとも1つのクランプ(clamp、締め具)を含む。図示される実施形態においては、駆動アセンブリは、2つのアノードクランプ21.1、21.2を含み、それらは、アノードが駆動アセンブリ内に位置するときに、ブレード102をクランプするように配置されている。2つの別個のバスバークランプ22.1、22.2は、バスバー101の端部をクランプするために使用される。
図示される第一の実施形態においては、クランプの全てが、液圧(hydraulic)のピストンとシリンダーのアセンブリを有する。
締着機構(securing mechanism、固定する機構)23が、端部領域を把持(grip)するように位置しており、該端部領域は、使用時には、アノードが駆動アセンブリ内に位置するときには、ブレード102の下方領域となる。該締着手段23は、ローラー23.1、23.2の形態となっている2つのガイド部材をもっており、これらは、間にアノードを受けるべく、互いに対して配置されている。ローラー23.1、23.2が、アノードがそれらの間にしっかりと嵌合するような距離で、互いに離れて配置されていることによって、ブレードの下方の端部を図面では実質的に水平方向となる方向に固定することが理解されるべきである。こうすることで、アノードが駆動アセンブリ20に取り付けられた時に、アノード100の下方の端部が動き回ることが防がれる。
締着機構23が、バスバー101に合わせてアノードブレード102をアノードの上部に整列させることによって、整直処理を開始する前に、ブレードの曲率に関係なく、アノードが適切に整列されるようになっていることは明らかであろう。
駆動アセンブリ20は、可動ヘッド24を含み、該ヘッドは、アノード100を真っすぐにするための整直手段を収容している。好ましい実施形態では、整直手段は、2つのローラー25.1、25.2を含み、該ローラーは、ヘッド内に位置し、離れて配置されていることによって、使用時には、ローラーがアノードブレード102の両側に位置するようになっている。整直処理において、ローラーは、アノード100を真っすぐにするために用いられ、ローリング(rolling)プロセスを用いて、即ち、ブレード102を上下にローリングすることによって、該アノードが真っすぐにされる。
ヘッド24は、従ってローラー25は、移動のための2つの平面内で移動可能であり、これら2つの平面は互いに交差(transverse)している。添付の図面において、ヘッド24の移動の軸は、鉛直(vertical)面上および水平(horizontal)面上にある。移動の第一の鉛直軸は、図面においては参照符号26.1で示され、移動の第二の水平軸は26.2で示されている。移動の鉛直軸および水平軸と言っているのは、図面に示した実施形態を参照してのことであり、ローラーが移動する平面は、必ずしも鉛直および水平である必要はないことが理解されるべきである。他の実施形態(図面には示していない)では、ブレード102は、ブレードが鉛直面上にはない形で、駆動アセンブリ内に取り付けられていてよく、ローラーの移動の軸は、必ずしも鉛直および水平ではない。
駆動アセンブリ20は、ヘッド24を移動させるためにアクチュエーターを含み、該アクチュエーターは、ヘッドを移動の第一の軸および第二の軸に沿って移動させるように動作可能である。図5、6に示されるように、ヘッド24が、実質的に水平に配置されている2つの直線アクチュエーター(linear actuators)27.1、27.2間に取り付けられていることによって、作動時に、ヘッドを第二の軸に沿って移動させる。該アクチュエーター27.1、27.2は、次に、2つの直線アクチュエーター28.1、28.2(これらのアクチュエーターは、実質的に鉛直に配置されている)に取り付けられており、それによって、作動時には、ヘッドが第一の軸に沿って移動する。
当該整直装置の実施形態10では、アクチュエーターは、ローラー25.1、25.2の正確かつ自動化された移動を確保するために、サーボ駆動装置の形態となっている。通常、サーボ駆動装置は、0.5mm未満の繰返し精度(repeatability)を達成することができる。
アクチュエーターの両方の組(セット)は、使用時には、少なくとも1つのセンサーから受け取ったフィードバックに応じて作動する。該センサーは、アノードブレード102の曲率を監視するものである。該センサーの測定値の正確性を向上するために、図示される第一の実施形態は、ヘッド24上で三角形の配列にて配置されている3つのセンサー29.1、29.2、29.3を含む。2つのセンサー29.1、29.2は、ローラー25の上方に位置し、残りのセンサー29.3は、ローラーの下方に位置する。使用時には、上部の2つのセンサー29.1、29.2が、ローラーの位置の上方でアノードブレード102のエッジをスキャンする一方、下部のセンサー29.3は、ローラーの下方でブレードの中央部をスキャンする。
センサー29は、整直処理全体の期間中において、ブレード102の曲率をスキャンするために使用される。センサーから受け取ったフィードバックは、コンパートメント16内に位置する、パネルが取り付けられたコンピューターに接続されたPLCへと送り返される。次に、このフィードバックは、アクチュエーターを操作することによって、ヘッド24と、従って、ローラー25.1、25.2との移動を制御するために使用される。
アノードブレード102を真っすぐにする方法について、ここで詳細に説明する。ブレード102が上記のように位置決めされると、アノード100は、通常、電気的なホイスト、例えば、ジブクレーン(jib crane)によって当該装置10内へと積み込まれ、ブレード クランプ21.1、21.2およびバスバー クランプ22.1、22.2によって駆動アセンブリ20内に固定される。アノード100が所定の位置にクランプされて、駆動アセンブリ20内に整列させられると、オペレーターは、PLCを起動するためのスタートボタンを押すことによって、自動化されたローリングプロセスを開始する。PLCが起動すると、当該装置10は、続けて、ブレード102を既定の曲率まで曲げることになる。ブレードは、通常、既定の曲率まで、塑性的に変形することになる。当業者なら、ブレード102を第一のローリングで既定の曲率にすることによって、修正処理が単純化されていることがわかるであろう。一旦、ブレード102が既定の曲率に一致すると、実際の修正処理が開始し、その間、ブレード102は、既定の、理論的に正しい曲率まで曲げられる。これは、前の工程で整直手段が推し進められた方向とは逆の、移動の水平面の方向にそれを推し進めると同時に、移動の鉛直面を上下に移動させることによってなされることが理解されるべきである。修正処理中、センサー29は、ブレード102を連続的にスキャンし、フィードバックが、ローラー25.1、25.2の移動を制御するために使用されることにより、理論的に正しい曲率からのあらゆる偏差(deviation、逸脱)が自動的に修正されるようになっている。当該装置は、アノードが真っ直ぐになると、すなわち、センサーからのフィードバックが、理論的に正しい曲率からの偏差がないことを報告すると、修正処理を自動的に停止する。
既定の理論的に正しい曲率は、実質的にゼロの曲率に相当するものであり、それによって、アノードが真っすぐになるだけで、修正または整直処理が終了するようになっていることが理解されるべきである。
ここで図7を参照すると、本発明によるアノード整直装置の第二の実施形態が示されている。この実施形態では、ヘッドの移動は、第一の実施形態のサーボ駆動装置ではなく、液圧アクチュエーターによって達成される。液圧アクチュエーターについては、下記により詳細に説明する。第二の実施形態は、参照符号30で示されている。
図7からは、当該装置30が、高くなっているプラットフォーム31を持っており、オペレーターは装置の操作中、該プラットフォーム上に立つことが理解できる。PLCおよびHMI(human-machine interface、ヒューマン−マシン インターフェース)を含むコントロールパネルを収容しているコンパートメント16が、オペレーターがプラットフォーム上に立っていながら容易にそれにアクセスできる高さに位置している。第一の実施形態と同様、プラットフォーム31は、梯子13によってアクセスされる。液圧アクチュエーターを操作するための液圧パワーパック32は、プラットフォーム31下方に位置している。
当該装置30はまた、フレームアセンブリ33を含み、該アセンブリ内に、駆動アセンブリ40が位置している。フレームアセンブリの上部はカバー板34によってカバーされており、該カバー板上にスロット35が位置し、該スロットを通して、アノード100が、使用時に受け取られる。第二の実施形態30のフレームアセンブリ33は、図1−4に示されるように、囲われたハウジングを形成するカバー板なしで示されているが、安全性の理由から、必要であれば、それが囲われ得ることが、想定される。
ここで図12に戻る。当該整直装置の第二の実施形態30の駆動アセンブリは、参照符号40で図示されている。第一の実施形態と同様に、駆動アセンブリ40は、それにアノードをクランプするための4つのクランプを含んでいる。クランプ41.1、41.2は、使用時に、バスバー101をクランプする一方、クランプ42.1、42.2は、アノードのブレード102をクランプする。クランプのすべては、液圧で作動し、ピストンとシリンダーのアセンブリを含む。
ここでも、アノードブレードの下方の端部は、締着機構43によって固定される。第一の実施形態のローラーの代わりに、締着機構43のガイド部材は、アノードブレード102を、それらの間の間隙内にガイドするためのV字型のガイドを定める2つの板の形態となっている。
アノードが駆動アセンブリ40内に固定されると、ブレードの整直は、ここでも、可動ヘッド44に取り付けられた整直手段によって得られる。整直手段は、ここでも、第一の実施形態10を参照して上述した2つの離れて配置されたローラー45.1、45.2の形態となっている。ヘッド44と、従って、ローラー45.1、45.2とは、上記のような移動の第一および第二の軸に沿って移動可能であり、それぞれ参照符号26.1、26.2で示されている。
整直装置の第二の実施形態30において、ヘッド44は、キャリヤフレーム46に移動可能に取り付けられている。ヘッド44は、キャリヤフレームに対して移動の第二の軸に沿って、すなわち、添付の図面では水平面において移動可能であり、それによって、ローラー45.1、45.2は、水平軸に沿って移動可能となる。上述のように、ヘッド44の移動は、液圧アクチュエーターによって得られる。複動式のピストンとシリンダーのアセンブリ47.1、47.2の形態となっている2つのアクチュエーターは、ヘッド44を移動の第二の水平軸26.2に沿って前後に推し進める。
さらなる安定性をもたらすために、ヘッド44は、2つの静止したガイドシャフト48.1、48.2を使ってキャリヤフレーム46に取り付けられている。図12から理解できるように、ガイドシャフトは、ヘッダー12の両側に位置し、液圧アクチュエーター47.1、47.2の伸張と収縮の軸に対して実質的に平行に走る。
ヘッド44を移動の第一の軸26.1に沿って、すなわち、添付の図面では鉛直の平面において移動させるために、キャリヤフレーム46は、装置30の外部フレーム33に対して移動可能に取り付けられている。複動式のピストンとシリンダーのアセンブリ49.1、49.2の形態となっている2つのアクチュエーターは、キャリヤフレーム46を、それに取り付けられたヘッド44とともに、第一の鉛直の移動軸26.1に沿って前後に推し進める。液圧アクチュエーターのそれぞれは、それらの端部において、それらを外部フレーム33に接続するための接続構成体(connecting formations)50を担持している。図面に図示されている第二の実施形態では、該接続構成体は、外部フレーム33にボルトで留められる。
2対の固定の(stationary)ガイドシャフト50.1、50.2は、鉛直面に沿って移動するときに、キャリヤフレーム46に安定性をもたらす。該対のガイドシャフトは、キャリヤフレーム46の両側で外部フレーム33に接続されており、液圧アクチュエーター49.1、49.2の伸張と収縮の軸に実質的に平行に走っている。
ヘッド44およびキャリヤフレーム46は、関連する液圧アクチュエーターが伸張し収縮するとき、それらのそれぞれのガイドシャフトに沿って単純にスライドすることが明確である。2対の鉛直のガイドシャフト50.1、50.2もまた、取り付け手段として機能し、該取り付け手段に、固定構成体43およびクランプといった他の構成部品が取り付けられていることが、図12、13から理解できる。
当該装置の第二の実施形態30を用いたアノード100を真っすぐにする方法は、第一の実施形態の方法と同様である。しかしながら、第一の実施形態の三角に配置されたセンサーは、直線状に直列になったセンサー52に置き換えられている。図7から図13までに示される実施形態では、それらセンサーは、ヘッド44の上部に直線状に整列しており、そこで、それらは、アノードのブレード102の異なる領域の曲率を独立してスキャンする。
本発明による整直装置の第三の実施形態は、図14から図20までに示され、参照符号60で示されている。第三の実施形態60は、第二の実施形態30と同様であり、これもまた、整直手段の移動を操作するために液圧アクチュエーターを含んでいる。製造および維持コストを減少させるために、第三の実施形態の構造的設計が、第二の実施形態と比較すると簡略化されていることが添付の図面から理解できる。
ここで図14を参照すると、コンパートメント16が、オペレーターが装置60を操作するときに立つ、高くなっているプラットフォーム61の下方に位置していることが理解できる。前の実施形態と同様、装置60もまた、駆動アセンブリ70を含み、該駆動アセンブリは、フレームアセンブリ63内に位置している。フレームアセンブリの上部はカバー板64によってカバーされており、該カバー板上に、スロット65が位置し、該スロットを通して、アノード100が、使用時に受け取られる。HMI(ヒューマン−マシン インターフェース)パネルは、外部フレーム63上の上部パネル64上に位置し、そこで、オペレーターは、プラットフォーム上に立ちながら、該パネルに容易にアクセスできる。図示されているHMIパネルの位置によって、オペレーターは、装置60の操作中に、そちらの方を向くことができるようになっており、それによって、整直処理全体において視覚監視が保たれるため、安全性が向上する。安全性という目的のため、外部フレーム63が、必要であれば、カバー板で囲われ得ることが、ここでも想定される。
図19は、整直装置の第三の実施形態60の駆動アセンブリ70の斜視図を示している。駆動アセンブリ70は、ここでも、アノード100をそれにクランプするための4つのクランプを含んでいる。使用時、クランプ71.1、71.2は、バスバー101をクランプし、クランプ72.1、72.2は、アノードのブレード102をクランプする。クランプのすべては、液圧式に作動し、かつ、ピストンとシリンダーのアセンブリを含んでいる。
この整直装置の実施形態では、バスバー クランプ72.1、72.2が移動可能であるため、異なるサイズのアノードが当該装置60内にクランプできる。なおも図19を参照すると、バスバー クランプは、取り付け構成体(mounting formation)73に取り付けられており、該構成体は、使用時に、外部フレーム63によって、特に、その上部カバー64によって担持されている(図16、17に示されている通り)ことが理解できる。図19に図示される実施形態では、バスバー クランプ71.1、71.2は、取り付け構成体73にボルト留めされ、該構成体は、接続スロット74を持ち、それらを所望の位置に取り付けるために、該スロットに沿ってクランプが移動し得る。スロット74は、移動の第一の軸に沿って、すなわち、鉛直に走っていることにより、クランプの位置が、鉛直に調節され得る。
この実施形態では、締着機構75は、アノードブレード102の下方の端部を固定するが、2つのウェッジ(wedge、くさび)76を含み、該ウェッジは、それらの間の間隙内にアノードブレードをガイドするためのV字型のガイドを定めている。ウェッジ76は、離れて配置された2つの脚部77に取り付けられ、今度は、それら脚部が、外部フレーム62のフロアに取り付けられている。ウェッジ76のスロットおよび脚部77を使って、ウェッジの位置は移動の第一および第二の平面の両方において調節可能であり、それによって、サイズの異なるアノードブレードを収容することが想定される。使用時、例えば、ボルトといった固定具がウェッジを脚部に固定するために使用され得る。
ここでも、ブレードの整直は、可動ヘッド78に取り付けられた整直手段によって得られ、該ヘッドは、上述の移動の第一および第二の軸に沿って移動可能であり、それぞれ参照符号26.1、26.2で示される。ここでも、整直手段は、第一および第二の実施形態10、30を参照して上述した2つの離れて配置されたローラー79.1、79.2の形態となっている。
ヘッド78は、ここでも、それが、移動の第二の軸に沿って、すなわち、添付の図面では水平面において、キャリヤフレームに対して移動可能となるように、キャリヤフレーム80によって担持され、それによって、ローラー79.1、79.2が水平方向に移動可能となる。複動式(double-acting)のピストンとシリンダーのアセンブリ81.1、81.2の形態となっている2つのアクチュエーターは、ヘッド78を移動の第二の水平方向26.2に沿って前後に推し進める。この実施形態において、シリンダーとピストンのアセンブリは、ガイドシャフトの必要なく、ヘッド78がそれらによって担持され得るように設計されている。その結果、ヘッド78は、シリンダーに直接取り付けられている。アクチュエーターがキャリヤフレーム80に固定できるように、アクチュエーターの両端は、コネクターを担持している。図面において、コネクターは、ねじ山部として図示されており、該ねじ山部は、キャリヤフレーム80内の穴から延び、次に、ナット82によってそれに固定される。
ヘッド78を移動の第一の軸26.1に沿って、すなわち、添付の図面では鉛直の平面において移動させるために、キャリヤフレーム80は、当該装置60の外部フレーム63に対して移動可能に取り付けられている。ここでも、複動式のピストンとシリンダーのアセンブリ83.1、83.2の形態となっている2つのアクチュエーターが、第一の鉛直の移動軸26.1に沿って前後に、キャリヤフレーム80をそれに取り付けられているヘッド78とともに推し進める。ここでも、キャリヤフレーム80が全体的にアクチュエーター83.1、83.2によって担持されるように、それらを設計することによって、ガイドシャフトの必要はなくなる。
液圧アクチュエーターのそれぞれが、それらを外部フレーム63に接続するために、それらの端部において、ねじ山部の形態となっている接続構成体を担持している。図14、15に示されるように、アクチュエーター83.1、83.2のねじ山のついた端部は、ナット84によって、外部フレーム63に固定される。
第二の実施形態と同様、ヘッド78は、直線状に直列になったセンサー85を担持し、それらは、そこでアノードのブレード102の曲率を独立してスキャンする。装置の第三の実施形態70を使ったアノード100を真っすぐにする方法は、上述の第一および第二の実施形態を使った方法と同様である。
当該整直装置10、30、60は、電解採取セルにおいて使用されるアノードを真っすぐにするべく上述されているが、この特定の用途だけに限定されないことが理解されるべきである。本発明の本質および範囲から逸脱することなく、本発明による整直装置が、それに微細な変更を行うことで他のブレード状の物体を真っすぐにするためにも使用され得ることが想定される。

Claims (19)

  1. 鉛合金アノード整直装置であって、当該アノード整直装置は:
    少なくとも1つのクランプを含み、該クランプは、整直処理中にアノードを当該装置にクランプするためのものであり;
    少なくとも1つのセンサーを含み、該センサーは、アノードが前記クランプによって当該装置に固定されているときに、該アノードのブレード部の曲率を監視するためのものであり;
    整直手段を含み、該整直手段は、前記センサーから受け取ったフィードバックに応じて、アノードを所要の方向に曲げるためのものであって、該整直手段は、移動の2つの平面内で移動可能であり、それら移動の平面は互いに交差しており;かつ、
    アクチュエーターを含み、該アクチュエーターは、前記整直手段を、その移動の第一および第二の軸に沿って、前記第一および第二の平面内でそれぞれに推し進めるためのものであって、前記整直手段を、前記移動の第二の平面内で推し進めながらも、前記移動の第一の平面内で移動させることによって、前記アノードが整直され得るようになっている、
    前記アノード整直装置。
  2. 前記第一および第二の平面が、互いに垂直である、請求項1記載のアノード整直装置。
  3. 前記第一の平面は鉛直に方向付けられており、かつ、前記第二の平面は水平に方向付けられており、それによって、前記整直手段が、鉛直および水平の方向の両方において後退移動と前進移動とが可能になっている、請求項2記載のアノード整直装置。
  4. アノードの端部を固定するための締着機構を含んでおり、該アノードの端部は、使用時には下方の端部となるものである、請求項1〜3のいずれか1項に記載のアノード整直装置。
  5. 前記締着機構が、2つのガイド部材を含んでおり、それらガイド部材は、それらの間にある間隙に前記アノードの端部を受け入れるように配置されている、請求項4記載のアノード整直装置。
  6. 前記整直手段が、一組のローラーを含んでおり、
    該一組のローラーは、可動ヘッド内に位置し、かつ、使用時に、該ローラーが前記アノードの両側に位置するように配置されており、該ローラーが前記移動の第一の平面内で移動するときに、それらローラーが前記アノードブレードの互いに反対の側を走るようになっている、請求項1〜5のいずれか1項に記載のアノード整直装置。
  7. 前記ヘッドが、キャリヤフレームに取り付けられており、該キャリヤフレームは、前記移動の第一の平面内で移動可能であり、該ヘッドは、前記移動の第二の平面内で前記キャリヤフレームに対して移動可能である、請求項6記載のアノード整直装置。
  8. 4つのアクチュエーターを含んでおり、
    それらのうちの2つは、前記整直手段を前記移動の第一の軸に沿って推し進めるために、それらの移動の軸が前記第一の平面内にあるように配置されており、かつ、
    それらのうちの2つは、前記整直手段を前記移動の第二の軸に沿って推し進めるために、それらの移動の軸が前記第二の平面内にあるように配置されている、
    請求項1〜7のいずれか1項に記載のアノード整直装置。
  9. 前記アクチュエーターが、サーボ駆動装置または液圧アクチュエーターの形態となっている、請求項8記載のアノード整直装置。
  10. 前記液圧アクチュエーターが、複動式のピストンとシリンダーのアセンブリの形態となっている、請求項9記載のアノード整直装置。
  11. 少なくとも3つのセンサーを含んでおり、それらセンサーは前記整直手段と共に移動可能であり、それらセンサーは、前記アノードブレードの異なる領域をスキャンするために離れて配置されている、請求項1〜10のいずれか1項に記載のアノード整直装置。
  12. 4つのセンサーが、直線状の配列となって設けられている、請求項11記載のアノード整直装置。
  13. 2対のアノードクランプを含んでおり、
    一方の対のクランプは、前記アノードの上部のエッジをクランプするように配置され、他方の対のクランプは、前記アノードのブレード部をクランプするように配置されている、請求項1〜12のいずれか1項に記載のアノード整直装置。
  14. 前記クランプが、伸長可能な液圧のピストンとシリンダーのアセンブリの形態となっている、請求項13記載のアノード整直装置。
  15. コントロールパネルおよびPLCを含んでおり、これらコントロールパネルおよびPLCは、前記少なくとも1つのセンサーから受け取ったフィードバックに応じて、前記整直手段の移動を自動的に制御するためのものである、請求項1〜14のいずれか1項に記載のアノード整直装置。
  16. 鉛合金アノードを整直する方法であって、当該方法は:
    整直装置内に前記アノードを整列させる工程を含み;
    前記アノードを前記整直装置にクランプして該整直装置に固定する工程を含み;
    少なくとも1つのセンサーを用いて、前記アノードをスキャンし、理論的に正しい曲率からの変動を検出する工程を含み;
    整直手段を、互いに交差する移動の第一および第二の平面内で移動させることによって、前記アノードを既定の曲率に曲げる工程を含み、該既定の曲率は、理論的に正しい曲率ではないものであり
    センサーから受け取ったフィードバックに応じて、前記整直手段を互いに交差する移動の第一および第二の平面内で移動させることによって、前記アノードを、前記既定の曲率から、前記理論的に正しい曲率へと曲げる工程を含み、該理論的に正しい曲率は、実質的にゼロの曲率に一致するものであり、前記アノードが真っ直ぐになると、前記整直の処理が自動的に終了される
    前記方法。
  17. 前記アノードをスキャンする前記工程、および、前記のセンサーから受け取ったフィードバックに応じて前記アノードを曲げる前記工程が、前記アノードの曲率が前記理論的に正しい曲率に一致するまで繰り返される、請求項16記載の方法。
  18. 前記第一の平面が鉛直の平面であり、前記第二の平面が水平な平面であり、前記整直手段が、鉛直方向および水平方向の両方において後退移動と前進移動とが可能になっている、
    請求項16または17記載の方法。
  19. 前記アノードの端部を固定する工程をさらに含んでおり、該アノードの端部は、使用時には下方の端部となるものである、請求項16〜18のいずれか1項に記載の方法。
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