JP5922270B1 - フォーク支持ヘッドの製造方法、フォーク支持ヘッド、およびフォークリフト - Google Patents

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Abstract

【課題】設計変更を容易に行うことができるフォーク支持ヘッドおよびフォークリフトおよびフォーク支持ヘッドの製造方法を提供する。【解決手段】フォークリフト用のフォークを支持し、かつ、フォークを動作させる第1モータおよび第2モータを収納するフォーク支持ヘッドの製造方法において、ヘッド後部形成材である剛性材23A〜23Hから、第1モータを収納するための第1モータ収納空間24を有する箱型構造のヘッド後部20Aを形成するヘッド後部形成ステップと、ヘッド前部形成材である剛性材25A〜25Hから、第2モータを収納するための第2モータ収納空間26を有するとともにフォークを支持する箱型構造のヘッド前部20Bを形成するヘッド前部形成ステップと、ヘッド後部形成ステップで形成したヘッド後部20Aと、ヘッド前部形成ステップで形成したヘッド前部20Bとを、互いに接合する接合ステップとを含むことを特徴とする。【選択図】図4

Description

本発明は、フォークリフト用のフォークを支持するフォーク支持ヘッド、これを備えたフォークリフト、およびフォーク支持ヘッドの製造方法に関するものである。
車両本体の右方および左方に配置されたラックに対して荷物の入出庫を行うフォークリフトとして、ラテラルスタッキングトラックが知られている(例えば特許文献1参照)。一般的に、ラテラルスタッキングトラックは、パレットを支持するフォークと、フォークを支持するフォーク支持ヘッドとを備えている。
図5を参照して従来のフォーク支持ヘッド120について説明する。図5(A)は、フォーク支持ヘッド120の上面図であり、図5(B)は、フォーク支持ヘッド120の右側面図である。
図5に示すように、箱型構造のフォーク支持ヘッド120は、板状の剛性材121A〜121Gにより構成されており、第1モータ114および第2モータ115を収納するためのモータ収納空間122を有する。剛性材121A,121Bは、互いに対向するように左右方向Yにおいて間隔をあけて設けられた側面形成材である。剛性材121Cは、モータ収納空間122の下方に設けられた下面形成材であり、剛性材121Dは、モータ収納空間122の上方に設けられた上面形成材である。剛性材121Eは、モータ収納空間122の後方に設けられた後面形成材であり、剛性材121Fは、モータ収納空間122の前方に設けられた前面形成材である。剛性材121Gは、第1モータ114を支持する第1モータ支持材である。また、剛性材121Dは、第2モータ115を支持する第2モータ支持材でもある。
また、フォーク支持ヘッド120は、側面開口部131と、上面開口部132とを有している。側面開口部131は、剛性材121A,121Bに形成されており、左右方向Yに開口している。側面開口部131は、剛性材121Gに対する第1モータ114の取り付け作業時、および、剛性材121Dに対する第2モータ115の取り付け作業時に、フォーク支持ヘッド120内の第1モータ114および第2モータ115に手が届くように形成されている。また、上面開口部132は、剛性材121Dに形成されており、第1モータ114および第2モータ115を通すことが可能な大きさに形成されている。
特開2006−321598号公報
ところで、フォークリフトが取り扱う荷物に応じてフォーク支持ヘッド120の一部の設計を変更する場合があり、例えば、フォーク支持ヘッド120の前後方向Xの寸法を大きくする場合がある。しかしながら、従来のフォーク支持ヘッド120は、剛性材121A〜121Gを接合して初めてモータ収納空間122が形成された箱型構造となるため、一部の設計を変更する場合であっても、フォーク支持ヘッド120の全体の設計変更が必要となり、設計変更が容易ではないという第1の問題がある。
また、機械的強度を確保することを目的として、側面開口部131は小さく形成されているので、第1モータ114および第2モータ115を側面開口部131からモータ収納空間122に挿入することができなかった。このため、第1モータ114および第2モータ115の取り付け作業では、第1モータ114および第2モータ115を、上面開口部132からモータ収納空間122に挿入した後に、側面開口部131に手を通して第1モータ114および第2モータ115を持ち替えてから、剛性材121G,121Dに取り付ける作業が必要であった。したがって、従来のフォーク支持ヘッド120では、第1モータ114および第2モータ115の取り付け作業が容易ではないという第2の問題がある。
また、従来のフォーク支持ヘッド120では、側面開口部131が左右方向Yから見て第1モータ114と第2モータ115との間に配置されており、側面開口部131を通して第1モータ114および第2モータ115を直接視認して点検できず、また、側面開口部131から第1モータ114および第2モータ115に手が届きにくいため、第1モータ114および第2モータ115の点検および保守が容易ではないという第3の問題がある。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであって、設計変更が容易となるフォーク支持ヘッド、フォークリフト、およびフォーク支持ヘッドの製造方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、フォークリフト用のフォークを支持し、かつ、前記フォークを動作させる第1モータおよび第2モータを収納するフォーク支持ヘッドの製造方法において、ヘッド後部形成材から、前記第1モータを収納するための第1モータ収納空間を有する箱型構造のヘッド後部を形成するヘッド後部形成ステップと、ヘッド前部形成材から、前記第2モータを収納するための第2モータ収納空間を有するとともに前記フォークを支持する箱型構造のヘッド前部を形成するヘッド前部形成ステップと、前記ヘッド後部形成ステップで形成した前記ヘッド後部と、前記ヘッド前部形成ステップで形成した前記ヘッド前部とを、互いに接合する接合ステップとを含み、前記ヘッド後部形成ステップでは、前記ヘッド後部形成材として、前記第1モータを通すことが可能な第1開口部が形成された剛性材と、前記第1モータを支持する第1モータ支持材とを用いて、前記第1開口部から前記第1モータ支持材への前記第1モータの取り付けを可能にする前記ヘッド後部を形成し、前記ヘッド前部形成ステップでは、前記ヘッド前部形成材として、前記第2モータを通すことが可能な第2開口部が形成された剛性材と、前記第2モータを支持する第2モータ支持材とを用いて、前記第2開口部から前記第2モータ支持材への前記第2モータの取り付けを可能にする前記ヘッド前部を形成することを特徴とする。
この構成によれば、ヘッド後部とヘッド前部をそれぞれモジュール化して最終的に両者を接合しているので、フォーク支持ヘッドの一部を設計変更する場合、ヘッド後部およびヘッド前部のうち一方のみを設計変更することで、フォーク支持ヘッド全体の設計変更を回避することができる。すなわち、この構成によれば、フォーク支持ヘッドの設計変更を容易に行うことが可能となる。また、ヘッド後部およびヘッド前部のうち一方を量産品とすることができるので、フォーク支持ヘッドの製造容易性の向上、および作り置きによる製造期間の短縮を図ることができる。さらに、ヘッド後部およびヘッド前部は、それぞれ単体で箱型構造を有しているため、フォーク支持ヘッドの剛性を高めることができる。また、第1モータおよび第2モータを、第1開口部および第2開口部に通した後に、持ち替えずに第1モータ支持材および第2モータ支持材に取り付けることが可能となるので、第1モータの取り付け作業および第2モータの取り付け作業における作業容易性を高めることができる。また、第1モータおよび第2モータを直接視認できる位置に第1開口部および第2開口部を形成することで、第1モータおよび第2モータを点検または保守する際のメンテナンス性を高めることができる。
請求項2に記載の発明は、フォークリフト用のフォークを支持し、かつ、前記フォークを動作させる第1モータおよび第2モータを収納するフォーク支持ヘッドにおいて、前記第1モータを収納するための第1モータ収納空間を有する箱型構造のヘッド後部と、前記第2モータを収納するための第2モータ収納空間を有するとともに前記フォークを支持する箱型構造のヘッド前部とを備え、前記ヘッド後部と前記ヘッド前部とが互いに接合されており、前記ヘッド後部は、前記第1モータ収納空間に前記第1モータを通すことが可能な第1開口部を有し、前記ヘッド前部は、前記第2モータ収納空間に前記第2モータを通すことが可能な第2開口部を有し、前記第1開口部および前記第2開口部の双方が左右方向に開口することを特徴とする。
この構成によれば、ヘッド後部とヘッド前部がそれぞれモジュール化され、最終的に両者が接合されているので、設計段階においてフォーク支持ヘッドの一部を設計変更する場合、ヘッド後部およびヘッド前部のうち一方のみを設計変更することで、フォーク支持ヘッド全体の設計変更を回避することができる。すなわち、この構成によれば、フォーク支持ヘッドの設計変更を容易に行うことが可能となる。また、ヘッド後部およびヘッド前部のうち一方を量産品とすることができるので、フォーク支持ヘッドの製造容易性の向上、および作り置きによる製造期間の短縮を図ることができる。さらに、ヘッド後部およびヘッド前部は、それぞれ単体で箱型構造を有しているため、フォーク支持ヘッドの剛性を高めることができる。また、第1モータおよび第2モータを、第1開口部および第2開口部に通した後に、持ち替えずに第1モータ支持材および第2モータ支持材に取り付けることが可能となるので、第1モータの取り付け作業および第2モータの取り付け作業における作業容易性を高めることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のフォーク支持ヘッドにおいて、前記第1モータは、前記第1開口部が開口する方向から見て、前記第1開口部を通して露出するように構成されていることを特徴とする。
この構成によれば、第1開口部から第1モータを直接視認できるので、第1モータを点検または保守する際のメンテナンス性を高めることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項2または3に記載のフォーク支持ヘッドにおいて、前記第2モータは、前記第2開口部が開口する方向から見て、前記第2開口部を通して露出するように構成されていることを特徴とする。
この構成によれば、第2開口部から第2モータを直接視認できるので、第2モータを点検または保守する際のメンテナンス性を高めることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項2〜4のいずれか一項に記載のフォーク支持ヘッドと、前記フォーク支持ヘッドによって支持されるフォークとを備えることを特徴とする。
本発明によれば、設計変更が容易となるフォーク支持ヘッド、フォークリフト、およびフォーク支持ヘッドの製造方法を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るフォークリフトを簡略化して示す図であって、(A)は右側面図、(B)は上面図である。 同実施形態に係るフォーク支持ヘッドを示す図であって、(A)は上面図、(B)は右側面図である。 同実施形態に係るフォーク支持ヘッドを示す図であって、(A)は右前方から見たときの斜視図、(B)は左後方から見たときの斜視図である。 同実施形態に係るフォーク支持ヘッドの製造方法を示す図であって、(A)はヘッド後部の斜視図、(B)はヘッド前部の斜視図である。 従来のフォーク支持ヘッドを示す図であって、(A)は上面図、(B)は右側面図である。
図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係るフォークリフト1、フォーク支持ヘッド20、およびフォーク支持ヘッド20の製造方法を説明する。なお、図面において、矢印Xで示す前後方向Xと、矢印Yで示す左右方向Yと、矢印Zで示す上下方向Zとは、互いに直交する方向である。
図1に示すように、フォークリフト1は、車両本体11と、昇降装置12と、フォーク13と、フォーク支持ヘッド20とを備えるラテラルスタッキングトラックである。
車両本体11には、フォークリフト1を操作するオペレータが搭乗する搭乗部11A、オペレータからの指示が入力される入力装置11B、および、フォークリフト1の各部に電力を供給するバッテリ11C等が設けられている。
昇降装置12は、上下方向Zに延びるマスト12Aと、マスト12Aに沿って昇降するリフト12Bとを備えている。昇降装置12は、リフト12Bを昇降させることによって、フォーク13およびフォーク支持ヘッド20を昇降させる。
フォーク13は、フォーク支持ヘッド20に設けられている。フォーク13は、水平方向に延びており、荷物が積まれるパレット(図示略)に挿し込まれる。
フォーク支持ヘッド20は、リフト12Bに取り付けられている。フォーク支持ヘッド20は、フォーク13を支持するとともに、フォーク13を動作させる第1モータ14および第2モータ15を収納する。
第1モータ14は、左右方向Yにおいてフォーク13およびフォーク支持ヘッド20を往復移動させるためのシフト用モータであって、バッテリ11Cを電源とする電動機である。第1モータ14は、ラックアンドピニオン機構を構成するピニオンギア(図示略)を回転させることで、マスト12Aに対してフォーク13およびフォーク支持ヘッド20を左右方向Yに移動させる。
第2モータ15は、上下方向Zに平行な軸を中心にフォーク13を回転させるためのローテート用モータであって、バッテリ11Cを電源とする電動機である。第2モータ15は、フォーク支持ヘッド20に設けられたローテート軸16を回転させることで、ローテート軸16に取り付けられているフォーク13を回転させる。
図2および図3を参照して、フォーク支持ヘッド20について詳しく説明する。図2(A)は、フォーク支持ヘッド20の上面図であり、図2(B)は、フォーク支持ヘッド20の右側面図である。図2では、フォーク支持ヘッド20を実線で図示し、第1モータ14および第2モータ15を二点鎖線で図示している。また、図3(A)は、右上かつ斜め前方から見たときのフォーク支持ヘッド20を示し、図3(B)は、左下かつ斜め後方から見たときのフォーク支持ヘッド20を示している。
図2に示すように、フォーク支持ヘッド20は、「ヘッド後部」としての後側部分21と、「ヘッド前部」としての前側部分22とを有する。後側部分21は、昇降装置12のリフト12Bに取り付けられ、前側部分22は、ローテート軸16を介してフォーク13を支持する。後側部分21および前側部分22は、それぞれ箱型構造を有している。箱型構造は、左右方向Yにおいて間隔をあけて設けられた2つの側面形成材が、下面形成材、上面形成材、後面形成材、および、前面形成材のうち、少なくとも2つの対向する剛性材(下面形成材および上面形成材、または、後面形成材および前面形成材)によって接続されている構成である。
後側部分21は、金属材料により形成された板状の剛性材23A〜23Hにより構成されており、第1モータ14を収納するための第1モータ収納空間24を有する。また、前側部分22は、金属材料により形成された板状の剛性材25A〜25Hにより構成されており、第2モータ15を収納するための第2モータ収納空間26を有する。剛性材23A〜23H,25A〜25Hの互いに当接する部分は、溶接で接合されている。
図2(A)に示すように、剛性材23Aおよび剛性材23Bは、互いに対向するように左右方向Yにおいて間隔をあけて設けられた第1側面形成材であり、剛性材25Aおよび剛性材25Bは、互いに対向するように左右方向Yにおいて間隔をあけて設けられた第2側面形成材である。剛性材23A,25Aは、後側部分21および前側部分22の右側面を形成しており、剛性材23Aは、第1モータ収納空間24の右方に設けられ、剛性材25Aは、第2モータ収納空間26の右方に設けられている。剛性材23B,25Bは、後側部分21および前側部分22の左側面を形成しており、剛性材23Bは、第1モータ収納空間24の左方に設けられ、剛性材25Bは、第2モータ収納空間26の左方に設けられている。
図2(B)に示すように、剛性材23C,25Cは、後側部分21および前側部分22の下面を形成する下面形成材であり、剛性材23Cは、第1モータ収納空間24の下方に設けられ、剛性材25Cは、第2モータ収納空間26の下方に設けられている。また、剛性材23D,25Dは、後側部分21および前側部分22の上面を形成する上面形成材であり、剛性材23Dは、第1モータ収納空間24の上方に設けられ、剛性材25Dは、第2モータ収納空間26の上方に設けられている。
図2(A)に示すように、剛性材23Eは、後側部分21の後面を形成する後面形成材であって、第1モータ収納空間24の後方に設けられている。また、剛性材25Eは、前側部分22の前面を形成する前面形成材であって、第2モータ収納空間26の前方に設けられている。また、剛性材23Fは、後側部分21の前面を形成する前面形成材であって、第1モータ収納空間24の前方に設けられている。剛性材23Fは、第1モータ収納空間24と第2モータ収納空間26を仕切る。
図2(B)に示すように、剛性材23Gは、第1モータ14を支持する第1モータ支持材であって、第1モータ収納空間24内に設けられている。また、剛性材25F,25Gは、剛性材25Dとともに前側部分22の上面を形成する上面形成材であり、剛性材25Fは、剛性材25D上に設けられ、剛性材25Gは、剛性材25F上に設けられている。剛性材25Fは、ローテート軸16(図1参照)の上端部を支持するローテート軸支持材でもあり、剛性材25Gは、第2モータ15を支持する第2モータ支持材でもある。
剛性材23Hは、第1モータ14および第2モータ15を駆動するための駆動回路(図示略)を支持する駆動回路支持材であって、剛性材23Fの前面に設けられている。また、剛性材25Hは、ローテート軸16(図1参照)の下端部を支持するローテート軸支持材であって、剛性材25Eの前面に設けられている。
また、図3に示すように、フォーク支持ヘッド20は、第1側面開口部31と、第2側面開口部32と、第1モータ取付開口部33と、第2モータ取付開口部34と、上面開口部35と、ローテート軸取付開口部36,37とを有している。
第1側面開口部31は、剛性材23A,23Bに形成されており、左右方向Yに開口している。また、第1側面開口部31は、左右方向Yから見て第1モータ取付開口部33の上方に配置されるとともに(図2(B)参照)、第1モータ14を通すことが可能な大きさに形成されている。剛性材23Gに固定された第1モータ14は、左右方向Yから見て第1側面開口部31を通して露出する(図2(B)参照)。
第2側面開口部32は、剛性材25A,25Bに形成されており、左右方向Yに開口している。また、第2側面開口部32は、左右方向Yから見て第2モータ取付開口部34の下方に配置されるとともに(図2(B)参照)、第2モータ15を通すことが可能な大きさに形成されている。剛性材25Gに固定された第2モータ15は、左右方向Yから見て第2側面開口部32を通して露出する(図2(B)参照)。
第1モータ取付開口部33は、剛性材23Gに形成されており、上下方向Zに開口している。第1モータ取付開口部33には、第1モータ14の出力軸が挿し込まれ、第1モータ14は、剛性材23Gを貫通した状態で剛性材23Gに固定される。
第2モータ取付開口部34は、剛性材25D,25F,25Gに形成されており、上下方向Zに開口している。第2モータ取付開口部34には、第2モータ15の出力軸が挿し込まれ、第2モータ15は、剛性材25D,25F,25Gを貫通した状態で剛性材25Gに固定される。
上面開口部35は、剛性材25Dに形成されており、上下方向Zに開口している。上面開口部35には、第1モータ14および第2モータ15と駆動回路とを接続する配線が通される。
ローテート軸取付開口部36は、剛性材25D,25Fに形成され、ローテート軸取付開口部37は、剛性材25Hに形成されている。ローテート軸取付開口部36,37には、ローテート軸16(図1参照)が回転可能に挿し込まれる。
フォーク支持ヘッド20の製造方法について説明する。
フォーク支持ヘッド20は、ヘッド後部形成ステップ、ヘッド前部形成ステップ、および、接合ステップを経て製造される。なお、ヘッド後部形成ステップの前に、剛性材23A,23Bには、第1側面開口部31が予め形成されており、剛性材23Gにも、第1モータ取付開口部33が予め形成されているものとする。また、ヘッド前部形成ステップの前に、剛性材25A,25Bには、第2側面開口部32が予め形成されており、剛性材25D,25F〜25Hにも、各開口部34〜37が予め形成されているものとする。
ヘッド後部形成ステップでは、ヘッド後部形成材である剛性材23A〜23Hを接合することにより、図4(A)に示すように、第1モータ収納空間24を有するヘッド後部20Aを成形する。剛性材23A〜23Gが接合されることにより、剛性材23Aと剛性材23Bとが剛性材23C〜23Gによって互いに接続され、第1モータ14を通すことが可能な第1開口部(第1側面開口部31)から剛性材23Gへの第1モータ14の取り付けを可能にするヘッド後部20Aが形成される。ヘッド後部20Aは、接合ステップを経てフォーク支持ヘッド20の後側部分21となる。
ヘッド前部形成ステップでは、ヘッド前部形成材である剛性材25A〜25Hを接合することにより、図4(B)に示すように、第2モータ収納空間26を有するヘッド前部20Bを成形する。剛性材25A〜25Eが接合されることにより、剛性材25Aと剛性材25Bとが剛性材25C〜23Eによって互いに接続され、第2モータ15を通すことが可能な第2開口部(第2側面開口部32)から剛性材25Gへの第2モータ15の取り付けを可能にするヘッド前部20Bが形成される。ヘッド前部20Bは、接合ステップを経てフォーク支持ヘッド20の前側部分22となる。
接合ステップでは、第1側面開口部31および第2側面開口部32の双方が左右方向Yに開口するように、ヘッド後部形成ステップで形成したヘッド後部20Aと、ヘッド前部形成ステップで形成したヘッド前部20Bとを、互いに接合する。ヘッド後部20Aとヘッド前部20Bとの接合は、ヘッド後部20Aの前端を構成する剛性材23Fの前面と、ヘッド前部20Bの後端を構成する剛性材25A〜25Dの後面とを、互いに溶接することによって行われる。図4(A)中の一点鎖線Sは、ヘッド後部20Aの前端に対して、ヘッド前部20Bの後端が当接する位置を示している。
フォーク支持ヘッド20に対する第1モータ14および第2モータ15の取り付け作業について説明する。
第1モータ14は、第1側面開口部31を通してフォーク支持ヘッド20内の第1モータ収納空間24に挿入した後、第1モータ取付開口部33に挿し込んで剛性材23Gに固定する。また、第2モータ15は、第2側面開口部32を通してフォーク支持ヘッド20内の第2モータ収納空間26に挿入した後、第2モータ取付開口部34に挿し込んで剛性材25Gに固定する。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、上記実施形態の構成を適宜変更することもできる。例えば、上記構成を以下のように変更して実施することもでき、以下の変更を組み合わせることもできる。
・第1側面開口部31が、剛性材23A,23Bの一方のみに形成されていてもよい。また、第2側面開口部32が、剛性材25A,25Bの一方のみに形成されていてもよい。また、第1側面開口部31および第2側面開口部32の形状や配置を適宜変更してもよい。
・箱型構造のヘッド後部20Aを形成することができるのであれば、ヘッド後部形成材の構成を適宜変更してもよい。また、箱型構造のヘッド前部20Bを形成することができるのであれば、ヘッド前部形成材の構成を適宜変更してもよい。
・剛性材23A〜23H,25A〜25Hの互いに当接する部分が、溶接以外の方法により接合されていてもよい。すなわち、ヘッド後部20Aおよびヘッド前部20Bを、溶接以外の方法により接合してもよく、例えば、ボルトを用いた機械的接合によりヘッド後部20Aおよびヘッド前部20Bを接合してもよい。
・第1モータ14の全体が、第1モータ収納空間24に収納されていなくてもよい。すなわち、上記実施形態の第2モータ15のように、第1モータ14の一部が、フォーク支持ヘッド20外に突出していてもよい。また、上下方向Zに平行な軸を中心にフォーク13を回転させることができるのであれば、第2モータ15の全体を、第2モータ収納空間26に収納してもよい。
・左右方向Yにおいてフォーク13を往復移動させることができ、かつ、上下方向Zに平行な軸を中心にフォーク13を回転させることができるのであれば、第1モータ収納空間24にシフト用モータが収納され、第2モータ収納空間26にローテート用モータが収納されてもよい。
1 フォークリフト
11 車両本体
12 昇降装置
12A マスト
12B リフト
13 フォーク
14 第1モータ
15 第2モータ
16 ローテート軸
20 フォーク支持ヘッド
20A ヘッド後部
20B ヘッド前部
21 後側部分(ヘッド後部)
22 前側部分(ヘッド前部)
23A 剛性材(第1側面形成材、ヘッド後部形成材)
23B 剛性材(第1側面形成材、ヘッド後部形成材)
23C 剛性材(下面形成材、ヘッド後部形成材)
23D 剛性材(上面形成材、ヘッド後部形成材)
23E 剛性材(後面形成材、ヘッド後部形成材)
23F 剛性材(前面形成材、ヘッド後部形成材)
23G 剛性材(第1モータ支持材、ヘッド後部形成材)
23H 剛性材(駆動回路支持材、ヘッド後部形成材)
24 第1モータ収納空間
25A 剛性材(第2側面形成材、ヘッド前部形成材)
25B 剛性材(第2側面形成材、ヘッド前部形成材)
25C 剛性材(下面形成材、ヘッド前部形成材)
25D 剛性材(上面形成材、ヘッド前部形成材)
25E 剛性材(前面形成材、ヘッド前部形成材)
25F 剛性材(ローテート軸支持材、ヘッド前部形成材)
25G 剛性材(第2モータ支持材、ヘッド前部形成材)
25H 剛性材(ローテート軸支持材、ヘッド前部形成材)
26 第2モータ収納空間
31 第1側面開口部(第1開口部)
32 第2側面開口部(第2開口部)
33 第1モータ取付開口部
34 第2モータ取付開口部
35 上面開口部
36,37 ローテート軸取付開口部
X 前後方向
Y 左右方向
Z 上下方向

Claims (5)

  1. フォークリフト用のフォークを支持し、かつ、前記フォークを動作させる第1モータおよび第2モータを収納するフォーク支持ヘッドの製造方法において、
    ヘッド後部形成材から、前記第1モータを収納するための第1モータ収納空間を有する箱型構造のヘッド後部を形成するヘッド後部形成ステップと、
    ヘッド前部形成材から、前記第2モータを収納するための第2モータ収納空間を有するとともに前記フォークを支持する箱型構造のヘッド前部を形成するヘッド前部形成ステップと、
    前記ヘッド後部形成ステップで形成した前記ヘッド後部と、前記ヘッド前部形成ステップで形成した前記ヘッド前部とを、互いに接合する接合ステップとを含み、
    前記ヘッド後部形成ステップでは、前記ヘッド後部形成材として、前記第1モータを通すことが可能な第1開口部が形成された剛性材と、前記第1モータを支持する第1モータ支持材とを用いて、前記第1開口部から前記第1モータ支持材への前記第1モータの取り付けを可能にする前記ヘッド後部を形成し、
    前記ヘッド前部形成ステップでは、前記ヘッド前部形成材として、前記第2モータを通すことが可能な第2開口部が形成された剛性材と、前記第2モータを支持する第2モータ支持材とを用いて、前記第2開口部から前記第2モータ支持材への前記第2モータの取り付けを可能にする前記ヘッド前部を形成する
    ことを特徴とするフォーク支持ヘッドの製造方法。
  2. フォークリフト用のフォークを支持し、かつ、前記フォークを動作させる第1モータおよび第2モータを収納するフォーク支持ヘッドにおいて、
    前記第1モータを収納するための第1モータ収納空間を有する箱型構造のヘッド後部と、
    前記第2モータを収納するための第2モータ収納空間を有するとともに前記フォークを支持する箱型構造のヘッド前部とを備え、
    前記ヘッド後部と前記ヘッド前部とが互いに接合されており、
    前記ヘッド後部は、前記第1モータ収納空間に前記第1モータを通すことが可能な第1開口部を有し、
    前記ヘッド前部は、前記第2モータ収納空間に前記第2モータを通すことが可能な第2開口部を有し、
    前記第1開口部および前記第2開口部の双方が左右方向に開口する
    ことを特徴とするフォーク支持ヘッド。
  3. 前記第1モータは、前記第1開口部が開口する方向から見て、前記第1開口部を通して露出するように構成されている
    ことを特徴とする請求項2に記載のフォーク支持ヘッド。
  4. 前記第2モータは、前記第2開口部が開口する方向から見て、前記第2開口部を通して露出するように構成されている
    ことを特徴とする請求項2または3に記載のフォーク支持ヘッド。
  5. 請求項2〜4のいずれか一項に記載のフォーク支持ヘッドと、
    前記フォーク支持ヘッドによって支持されるフォークとを備える
    ことを特徴とするフォークリフト。
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JPS4942049A (ja) * 1972-05-08 1974-04-20
JPS59153799A (ja) * 1983-02-22 1984-09-01 日産自動車株式会社 産業車両の荷役装置

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