JP5921632B2 - 溶接継手用部材の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、鉄筋等の棒材を突合せ溶接するのに用いる溶接継手用部材の製造方法に関する。
従来の溶接継手用部材として、例えば特許文献1に開示された構成が知られている。図6に断面図で示すように、この溶接継手用部材50は半筒状に形成されており、軸方向中央には周方向に延びる溝部52が形成されている。溝部52の幅は開先間隔に略一致しており、溝部52の直上に隙間をあけるように2つの鉄筋の端部を配置し、この隙間に溶接金属を充満させることにより、鉄筋同士を接合することができる。
溝部52は、溶接継手用部材50の周方向全体にわたって形成されているのではなく、端部が溶接継手用部材50の周方向両端部よりもやや内方位置に留まっている。この構成によれば、溶接強度にほとんど影響を与えない溶接継手用部材50の周方向両端部が平坦部54(図6では一方のみが示されている)となるため、この平坦部54と鉄筋(図示せず)との隙間に溶接金属が過剰に形成されるおそれがなく、溶接コストの低減を図ることができる。
特開平6−285694号公報
上記の特許文献1においては、溶接継手用部材50の製造方法として、方形状鋼板を湾曲させて、その軸方向中央に周方向溝部52をプレス成形することが例示されている。
ところが、このような製造方法は、多数の溶接継手用部材50を製造する場合に、プレス機にセットした方形状鋼板のそれぞれに溝部52を正確にプレス成形して、溝部52の両端に平坦部54,54を形成する必要があるため、作業が煩雑になり易く、製造効率が悪いという問題があった。
そこで、本発明は、円弧状に湾曲した溝部の湾曲方向両側に平坦部を有する溶接継手用部材を効率良く製造する溶接継手用部材の製造方法の提供を目的とする。
本発明の前記目的は、表面に溝部が長手方向に沿って連続的に形成された長尺の金属素材を間欠的に送出する素材送出工程と、送出される前記金属素材の表面をプレス成形することにより、前記溝部の一部を消失させて、前記金属素材の表面に一定の間隔で平坦部を形成するプレス工程と、前記金属素材を前記平坦部において切断する切断工程と、切断後の前記金属素材を円弧状に湾曲させる湾曲工程とを備え、前記プレス工程と前記切断工程とを、前記金属素材の異なる箇所で同時に行う溶接継手用部材の製造方法により達成される。
この溶接継手用部材の製造方法において、前記プレス工程は、前記平坦部の形成と同時に、前記金属素材の裏面側に刻印部を形成する工程を備えることが好ましい。
本発明によれば、円弧状に湾曲した溝部の湾曲方向両側に平坦部を有する溶接継手用部材を効率良く製造する溶接継手用部材の製造方法を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る溶接継手用部材の製造方法を説明するための概略工程図である。 上記製造方法において使用する金属素材の(a)平面図および(b)A−A断面図である。 上記製造方法における製造途中の状態を示す金属素材の断面図である。 上記製造方法における他の製造途中の状態を示す金属素材の側面図である。 上記製造方法により製造される溶接継手用部材の(a)側面図、(b)平面図、および(c)底面図である。 従来の溶接継手用部材の断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る溶接継手用部材の製造方法を説明するための概略工程図である。まず、図1(a)に示すように、長尺の金属素材1を送りロール10,10によりプレス機20に向けて送出し、金属素材1の先端1cを後述する加圧部材24の中央直下で停止させる素材送出工程を行う。金属素材1は、例えば、SS400等の鉄鋼材料からなり、図2(a)に平面図で示すように、表面に長手方向に沿って連続する溝部2が形成されている。溝部2は、図2(b)にA−A断面図で示すように、側壁2a,2a同士の間隔が底壁から開口に向けて拡がるようなテーパ面とされており、底壁と側壁2a,2aとの境界付近に溶接欠陥が生じ難い形状を有している。金属素材1の溝部2の形成方法は、特に限定されないが、例えば冷間引抜加工を挙げることができる。
次に、図1(b)に示すように、プレス機20を作動させ、受け台22に載置した金属素材1を加圧部材24によって押圧する。加圧部材24は、金属素材1の表面に対向する下面側に凸部241および切断刃242を有しており、加圧部材24を押し下げることにより、凸部241による金属素材1のプレス工程が行われる。金属素材1は、上記のプレス工程により、溝部2が押圧部分において消失し、図3に断面図で示すように、表面全体が略平坦である平坦部1aが形成される。
受け台22は、金属素材1の裏面に対向するように打刻部材221を備えており、上記のプレス工程における加圧部材24による金属素材1の押圧により、打刻部材221が、金属素材1の裏面に、予め設定された打刻深さで文字、数字、記号等からなる刻印部1bを形成する。
ついで、図1(c)に示すように、加圧部材24を上昇させると共に、金属素材1を再び送出して、先端1cを切断刃242の直前で停止させる素材送出工程を行う。そして、図1(d)に示すように、加圧部材24を再び降下させることによりプレス工程が行われ、金属素材1に新たな平坦部1aおよび打刻部1bが形成される。
この後、図1(e)に示すように、再び加圧部材24を上昇させると共に、金属素材1を再び送出して、先端1cをストッパ26に当接させる素材送出工程を行う。これにより、上記2回のプレス工程で金属素材1に形成された2つの平坦部1a,1aのうち、2回目のプレス工程で形成された平坦部1aの中央が、切断刃242の直下に配置される。この状態から、図1(f)に示すように加圧部材24を降下させると、金属素材1が平坦部1aの中央において切断刃242により切断される切断工程が行われ、これと同時に、金属素材1に新たな平坦部1aおよび打刻部1bを形成するプレス工程が行われる。金属素材1の先端部は、上記の切断工程により切断されて切断片101となり、自重で落下して回収ボックス(図示せず)に回収される。
切断片101は、図4に示すように、表面における溝部2の長手方向両側に平坦部1a,1aが形成されており、切断片101の裏面には刻印部1bが形成されている。こうして、金属素材1の間欠的な送出と、加圧部材24の上下動とを繰り返すことにより、図4に示す切断片101が順次形成される。
最後に、こうして製造された切断片101を幅方向に複数並列させて、他ののプレス機(図示せず)等により円弧状に曲げる湾曲工程を行う。こうして、図5(a)および(b)に側面図および平面図で示すように、円弧状に湾曲した溝部2の湾曲方向両側に平坦部1a,1aを有する溶接継手用部材100が製造される。この溶接継手用部材100は、図5(c)に底面図で示すように、裏面に型番等を示す刻印部1bが形成されている。
以上のように、本実施形態の溶接継手用部材100の製造方法は、予め溝部2が長手方向に沿って連続的に形成された長尺の金属素材1を使用して、プレス工程と切断工程とを金属素材1の異なる箇所で同時に行い、溝部2の一部を消失させて平坦部1aにした箇所で切断することにより、溝部102の湾曲方向両側に平坦部101a,101aを有する溶接継手用部材100を効率良く製造することができる。
また、プレス工程において、刻印部1bを平坦部と共に形成することにより、溶接継手用部材100をより効率良く製造することができる。
1 金属素材
1a 平坦部
1b 刻印部
2 溝部
20 プレス機
100 溶接継手用部材
101 切断片

Claims (2)

  1. 表面に溝部が長手方向に沿って連続的に形成された長尺の金属素材を間欠的に送出する素材送出工程と、
    送出される前記金属素材の表面をプレス成形することにより、前記溝部の一部を消失させて、前記金属素材の表面に一定の間隔で平坦部を形成するプレス工程と、
    前記金属素材を前記平坦部において切断する切断工程と、
    切断後の前記金属素材を円弧状に湾曲させる湾曲工程とを備え、
    前記プレス工程と前記切断工程とを、前記金属素材の異なる箇所で同時に行う溶接継手用部材の製造方法。
  2. 前記プレス工程は、前記平坦部の形成と同時に、前記金属素材の裏面側に刻印部を形成する工程を備える請求項1に記載の溶接継手用部材の製造方法。
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