JP5921081B2 - 光量調整装置及びこれを備えた撮像装置 - Google Patents
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Description
このように光路開口の周囲に複数の羽根を鱗状に配置し、基板の一方に設けた駆動ユニットで開閉動する装置は広く知られている。
つまり7枚構成の羽根部材を鱗状に重ね合わせた場合、同図(a)に示すように例えば羽根部材103bは羽根部材103aの上重ねられ、羽根部材103cの下側に挿し入れられた状態になり、この関係は最後の重ねた7枚目の羽根部材103gにあっても、羽根部材103gは羽根部材103fの上重ねられ、最初の羽根部材103aの下側に挿し入れられた状態になる。この関係は、n枚構成の羽根部材を鱗状に重ね合わせることによって同様になる。
ところが図15(a)で示す絞り全開放状態において同図(b)の断面構成で示す様に、光路開口100の外周縁に羽根部材103a、羽根部材103bの2枚が重なった状態になる。このように基板101と駆動リング102との間に挟持される羽根部材は、光路開口の開口量に応じてその重なり面積と重なり枚数が変化する。このため羽根部材は駆動リングと基板(地板)との間で可也の空間を持って配設されることとなり次の問題が生ずる。
このように構成することによって、弾性部材により各羽根部材が基板若しくは駆動リング側に寄せられることで、例えば、小絞り状態にあっては、各羽根部材が基端部から先端部に向かって反り上げられることによる各羽根部材の傾き、また絞り全開放状態にあっては、撮像装置の姿勢が変わることによる各羽根部材の傾きが抑制され、羽根部材の傾きによる絞り口径の変化を防止し、口径斑の無い適正な絞り口径に設定出来るようにしている。
これにより各羽根部材に形成されたピン状突起はその基端側で弾性部材の溝孔に運動規制され、ピン状突起の先端側はこの溝孔より広幅の第1第2の溝孔と干渉することがなく円滑な作動を確保するようにしている。
図1は本発明に係わる光量調整装置Aの全体構成を示す組み立て分解図である。光量調整装置Aは図1に示すように、第1基板組(地板組)1と、羽根組2と、駆動リング31と、第2基板組4(押さえ板組)で構成されている。
そして第1基板組1に羽根組2が組み込まれ、この羽根組2の上に駆動リング31と第2基板組4が組み込まれている。そして第1基板11と第2基板41とは互いに組み合わされてビスなどの固定手段で一体化され、このとき羽根部材21と駆動リング31が両基板間にサンドイッチ状に支持される。
図2は図1の組み立て分解図における第1基板組1及び羽根組2を拡大した分解説明図である。第1基板組1は、第1基板11と弾性部材15で構成されている。第1基板11(以下地板として説明する)と弾性部材15とは、中央に光路開口12を有するリング形状に形成され、地板11の上に弾性部材15が積層状に積み重ねられている。
図2に従って地板(第1基板)11、弾性部材15の順に説明する。
このピン状突起22とガイド溝13とは互いに嵌合して羽根部材21を溝孔に沿って所定の軌跡で開閉動するようになっている。各羽根部材21には後述する駆動リング31との間に、その一方に第2のピン状突起23が、他方に第2の溝孔33が形成されている。
図2に示す地板11は、合成樹脂のモールド成形で形成してある。この場合地板に強靭性を持たせる場合にはガラス繊維を混入し、帯電性を帯びさせる場合にはカーボン繊維などを混入する。このように合成樹脂で成形することによって複雑な形状であっても加工が容易であり、安価に製造することが出来る。
これと共に装置基板としての地板を軽量に構成することが可能である。合成樹脂としては耐熱性に富んだエポキシ樹脂、強靭性に富んだガラス繊維強化樹脂、導電性に富んだカーボン繊維混入樹脂などを用途に応じて使用する。
その反面、合成樹脂で基板(地板)を成形することによって加工精度が劣る問題、或いは混入繊維によって表面粗さが劣り摩擦抵抗が増大する問題がある。本発明はこれらの問題を下記のように「地板と羽根部材の間に弾性部材を介在させる」ことによって解決したことを特徴としている。
本発明に係わる一実施形態は、地板11に後述する羽根部材21を直接載置して支持することなく、この地板11と羽根部材21との間に弾性部材15を介在させることを特徴とし、以下その構成を説明する。
この弾性部材15は図7(b)に断面構造を示すように地板11の羽根支持面11xと羽根部材21との間に介在し、羽根部材21が直接地板11と接触するのを避ける。図示の弾性部材15は地板11と略々同一の平面形状に形成している。
そして図4(b)にその形状を示すように地板11のガイド溝13と一致するガイド溝16が形成されている。このガイド溝16については後述する。
また弾性部材15の材質を羽根部材21と同一材質にすることによって熱変化などの温度特性は羽根部材と実質的に同一となり、羽根部材21と弾性部材15は同一素材で帯電列が同一であるから両者が摺動しても静電気を帯びることがない。
上述の地板11に形成されたガイド溝13と弾性部材15に形成されたガイド溝16と各羽根部材21に形成されたガイドピン(第1のピン状突起)22の関係について説明する。
つまり弾性部材15のガイド溝16は地板11のガイド溝13より狭小幅(db<dg)でガイドピン外径daと適合する寸法(da≦db)に設定されている。
このためガイドピン(第1の突起)22はテーパθを有する地板11のガイド溝13と不安定に係合することが無く、各羽根部材21a〜21iは円滑に作動する。
そして図2及び図8(b)に示すように地板11に弾性部材15を湾曲させる段差部11zが形成してある。図示のものは地板11の羽根支持面11xに突起を形成し段差部11zを形成している。尚、この段差部11zは後述する羽根部材21の構成枚数に応じてこれと同数配置するか、図示のように羽根枚数(9枚構成)より少なく(3個所)配置するか、羽根の運動軌跡に従って配置する。また、段差部11zは図示形状に拘るものでは無く、山形形状でも良く、更に実施例の様に段差部11zを形成せずに予め弾性部材15を湾曲成形させておいても良く、結果的に弾性変形された弾性部材15に羽根部材21を押圧する弾性力を有するようにすれば良い。
図5に羽根形状の一例を示すが、基端部21xは上述の弾性部材15を介して地板11に支持される。また羽根部材の先端部21yは光路開口12を開閉する。このとき複数の羽根部材の先端部21xは互いに鱗状に重なり合って先端部21yで円形状の光路口径12を形成する形状になっている。
そしてガイドピン22は後述するように地板11のガイド溝13と、弾性部材15のガイド溝16に嵌合し、作動ピン23は後述する駆動リング31の第2の溝孔33に嵌合する。
図3に従って第2基板組4について説明する。第2基板組4は押さえ板41と、補強板42と、駆動リング31及び押さえ板41に固定した駆動ユニットMで構成されている。以下各構成について説明する。
押さえ板41は図3に示すように中央部に開口43を有するリング形状に形成され、前述の地板11と略々同一形状に形成されている。図示の押さえ板41は樹脂のモールド成形で、外周の一部に駆動ユニットMの取付座46が設けてある。この取付座46に後述する駆動ユニットMがビスなどで固定される。図示45は押さえ板41を地板11の連結突起14にビス止めする連結孔である。
補強板42は、図3に示すように金属などの比較的強靭な板材で構成され、樹脂製の押さえ板41を補強する。従って押さえ板41に十分な強度が得られるときには補強板42を省くことが可能である。この補強板42は押さえ板41と略々同一形状に形成され、中央に開口44が形成してある。
駆動リング31は図3に示すように例えば樹脂のモールド成形で中央部に光路開口12を有するリング形状(以下「駆動リング」という)に形成されている。この駆動リング31は、補強板42を介して押さえ板41に回動自在に取り付けられている。
このため駆動リング31には光路開口12の周縁にフランジ32と係合突起34が形成してある。フランジ32は押さえ板41の開口43と補強板42の開口44に嵌合し、光路開口12の中心と一致する回転中心で回動する。また係合突起34は補強板42と摺接する面に形成され両者を円滑に摺動するのを補助している。
図11に駆動ユニットMの一実施形態を示す。同図の駆動ユニットMはマグネットロータ50と、ステータコイル51と駆動回転軸52と、駆動歯車53と、ヨーク54で構成される所謂パルスモータである。マグネットロータ50は駆動回転軸52と永久磁石56を一体化して構成され、駆動回転軸52を挟みマグネットロータ50の周囲に等間隔にコアー55にコイル58を巻回してなるステータコイル51が設けられている。永久磁石56は外周にNS極が他極着磁形成され、駆動回転軸52には駆動歯車53が取り付けられている。
図1の装置は、第1基板組1の上に羽根組2、駆動リング31、次いで第2基板組4の手順で組み立てる場合を示す。図1に示すように駆動ユニットMを押さえ板41にビスなどで固定する。そして地板11を作業台にセットし、地板上に弾性部材15を取り付ける。次いで第1基板組1の上に各羽根部材21a〜21iを重ね合わせる。
このように羽根組2を組み立てることによって第1〜第nの羽根部材21a〜21iの何れの羽根部材21も円周方向の両端縁が一方は隣接する羽根部材の上側に重ねられ、他方は隣接する羽根部材の下側に重ねられ、所謂鱗状に積み重ねられることとなる。
光路開口12を中心に回動可能に取り付ける。このとき駆動ユニットMの駆動歯車53と駆動リング31の受動歯35が噛合するように駆動リング31の係合突起34を押さえ板41の開口43に差し込み、駆動リング31を押さえ板41に回動自在に取り付ける。
以上説明した組立て方法の他の方法について説明する。上記の組立て方法では専用の作業台を使って組み立てるのに対し、この組立て方法では組み立てのために専用の作業台は必要とせず図1の装置を上下逆にした状態で組み立てる方法で、第2基板組4の上に駆動リング31、羽根組2、次いで第1基板組1の手順で組み立てる。図1を使って説明すると、まず駆動ユニットMを押さえ板41にビスなどで固定し、その上に駆動リング31の係合突起34を押さえ板41の開口43に嵌め込むとともに、駆動ユニットMの駆動歯車53と駆動リング31の受動歯35が噛合するように駆動リング31の係合突起34を押さえ板41の開口43に差し込み、駆動リング31を押さえ板41に回動自在に取り付ける。そして第2基板組4体を作業台にセットし、駆動リング31上に各羽根部材21a〜21iから成る羽根組2を重ね合わせる。
次に、図5及び図6に従って羽根部材の開閉動作について説明する。図6(a)は光路開口12の周囲に複数の羽根部材21を配置した絞り全開放状態を示し、図6(b)はこの複数の羽根部材21の1枚の開閉動作状態を示す。
図6(a)のように光路開口12の周囲には、光路中心Oを基準に所定角度隔てた位置(図示のものは9枚の羽根部材21を角度θ=40度ずつ隔てた位置)に複数の羽根部材21が鱗状に配置されている。
次に図7及び図8に従って図1に示す装置の作用について説明する。
光量調整装置Aは、地板11、弾性部材15、羽根部材21、駆動リング31、押さえ板41の順に積層状に組み上げられ、地板(第1基板)11と押さえ板(第2基板)41がビスなどの固定手段で固定されている。
この状態で弾性部材15と駆動リング31の間のギャップGaは地板11に設けた連結突起14(第2基板に設けても良い)の高さで設定される(図7(b)参照)。この連結突起の高さ(H)は、弾性部材15の厚さをt1、駆動リング31の厚さをt2、羽根部材の厚さをt3、羽根部材の最大重なり枚数をm、羽根部材相互間の作動クリアランスをdcとすると、[H=t1+t2+t3・m+dc・m]となるように設定されている。
例えば図7(a)に示すように羽根が全開状態のときには、羽根部材21aの先端部21yの上には羽根部材21bの基端部が、その上に羽根部材21cの基端部の2枚が重なっている。また図8(a)に示すように羽根部材が小絞り状態のときには、羽根部材21aの基端部21xの下には羽根部材21bの1枚が介在するのに対し、羽根部材21aの先端部21yの下には羽根部材21bの先端部が、その下に羽根部材21cの先端部が、更にその下に羽根部材21dの先端部が差し込まれた状態となっている。従って、地板11の光路開口12の周縁近傍では羽根部材21が最低3枚程度重なった状態と成る。
従って羽根部材の重なり枚数が少ないときにはギャップGaが小さくて良いのに、弾性部材15と駆動リング31とのギャップは最大重なり枚数で設定される。
以上説明した弾性部材は重なり枚数が変化する羽根部材を駆動リング側に押圧するように地板と羽根部材の間に配置し、地板に設けた段差部11zで弾性力を付与する場合を示した。この形態に換えて次の実施形態を採用することも可能である。図2、図3に示す実施形態と同一の構成については同一の符合を付して説明を省略する。
弾性部材36は図11(b)に示すように中央に光路開口12を有する樹脂フィルム(例えばポリエチレンなどの樹脂フィルム)で形成され、駆動リング31と羽根部材21の間に介在される。
これは羽根部材21と駆動リング31が直接接触するのを避け、羽根部材の円滑な開閉運動を得るためであり、同時に弾性部材36には切り起し弾性片36xが設けられこの弾性片の作用で羽根部材21を対向する地板11側に押圧している。
また、図示の弾性部材36は、羽根部材21と同一素材で構成している。これは互いに摺動する羽根部材と摺動リングを同一材質にすることによって熱変化などの温度特性は羽根部材と実質的に同一となり、羽根部材と摺動リングは同一素材で帯電列が同一であるから両者が摺動しても静電気を帯びることが少ない。
この駆動リング31の嵌合孔33と弾性部材36の係合孔37とは、各羽根部材に形成した第2の突起(作動ピン)23の外径de、駆動リング31の嵌合孔33の直径dd、弾性部材36の係合孔37の直径dfとの関係を次式のように設定している。
de≦dd<df(式1)
つまり、羽根部材の作動ピン(第2の突起)23の外径deと駆動リング31の嵌合孔33の直径ddが互いに適合するように嵌合し、弾性部材36の係合孔37の直径dfは、作動ピン(第2の突起)23の外径deより十分大きく設定している。
これによって羽根部材の作動ピン(第2の突起)23は実質的に駆動リング31の嵌合孔33と嵌合し、弾性部材36の係合孔37とは係合しないこととなる。
従って弾性部材36は切り起し弾性片36xが駆動リング31に当接して羽根部材21を地板側に押圧することとなる。その作用は図7及び図8に従って説明したものと同様となる。
次に上述の光量調整装置Aを用いた撮像装置について図13に基づいて説明する。
スチールカメラ、ビデオカメラ等のレンズ鏡筒に前述の光量調整装置を組込む。図示Bは撮影光路に配置した前レンズ、Cは後レンズであり、これ等のレンズで被写体像を結像しその結像面に撮像手段Sを配置する。撮像手段SとしてはCCDなどの固体撮像素子或いは感光フィルムなどを用いる。
そして制御はCPU制御回路、露出制御回路で実行するように構成する。図示のSW1はメイン電源スイッチであり、SW2はシャッタレリーズスイッチを示す。カメラ装置としての制御には、この他オートフォーカス回路などが用いられるが良く知られた構成であるので説明を省く。
そこで制御CPUは露出量、シャッタスピードなどの撮影条件を設定し、露出制御回路に指示信号を発する。まず露光量は露出制御回路が制御CPUからの指示信号で駆動装置Mのコイルに所定方向の電流を供給する。すると羽根部材21は駆動装置Mの回転を駆動歯車53を介して作動ピン23から伝達され、最適露光量に光路開口12を絞る。
M 駆動モータ
L 羽根部材の支持間隙
1 第1基板組(地板組)
2 羽根組
4 第2基板組(押さえ板組)
11 第1基板(地板)
11x 羽根支持面
11z 段差部
12 光路開口
13 第1の溝孔(ガイド溝)
15 弾性部材
16 ガイド溝
21 羽根部材(21a〜21i)
21x 基端部
21y 先端部
22 第1のピン状突起(ガイドピン)
23 第2のピン状突起(作動ピン)
31 駆動リング
32 フランジ
33 第2の溝孔
34 係合突起
35 受動歯
36 弾性部材(第2実施形態)
36x 切り起こし弾性片
41 第2基板(押さえ板)
42 補強板
46 取付座
Claims (8)
- 複数の羽根部材によって光路開口の通過光量を調整する光量調整装置であって、
中央部に光路開口を有するリング形状の基板と、前記光路開口の周囲に配置され円周方向に鱗状に重なり合う複数の羽根部材と、前記基板との間に前記複数の羽根部材を挟むように配置され各羽根部材を開閉動する駆動リングと、この駆動リングを前記光路開口を中心に回動する駆動手段と、前記基板と前記駆動リングとの間の前記複数の羽根部材と対峙する位置に設けられた弾性部材と、を備え、
この弾性部材は、弾性力を有するリング状のフィルム部材からなり、
前記リング状のフィルム部材は、前記基板と各羽根部材との間に配置され、前記基板に形成された段差部によって前記リング状のフィルム部材の内周側で前記複数の羽根部材を前記駆動リング側に押圧するように前記リング状のフィルム部材を変形させる、
若しくは前記リング状のフィルム部材は前記駆動リングと各羽根部材との間に配置され、前記駆動リングに形成された段差部によって前記リング状のフィルム部材の内周側で前記複数の羽根部材を前記基板側に押圧するように前記リング状のフィルム部材を変形させる、
ことを特徴とする光量調整装置。 - 前記駆動リングは、前記光路開口を中心に所定角度で円弧運動するように前記駆動手段に連結され、前記各羽根部材と前記基板との間には、一方に第1の突起が、他方にこれと嵌合する第1の溝孔が設けられ、前記各羽根部材と前記駆動リングとの間には、一方に第2の突起が、他方にこれと嵌合する第2の溝孔が設けられ、前記第1の突起が第1の溝孔に、前記第2の突起が第2の溝孔にそれぞれ嵌合され、この第1の溝孔と第2の溝孔とは、前記駆動リングの円弧運動で前記各羽根部材が所定の開閉軌跡で前記光路開口を開閉する形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の光量調整装置。
- 前記複数の羽根部材の各々には、表面側に前記第1の突起が裏面側に前記第2の突起が設けられ、この第1の突起に係合する第1の溝孔が前記基板に、第2の突起に係合する第2の溝孔が前記駆動リングに形成されることを特徴とする請求項2に記載の光量調整装置。
- 前記第1の溝孔は前記第1の突起を移動自在にガイドするスリット状の溝孔で形成され、前記第2の溝孔は前記第2の突起を回転自在に支持する軸穴状の溝孔で形成され、前記リング状のフィルム部材は、前記基板と各羽根部材の間に配置され、前記基板の第1の溝孔に対峙しほぼ同形状の溝孔を形成、若しくは前記駆動リングと各羽根部材の間に配置され、前記駆動リングの第2の溝孔に対峙しほぼ同形状の溝孔を形成して成ることを特徴とする請求項3に記載の光量調整装置。
- 前記第1の溝孔は前記第1の突起を回転自在に支持する軸穴状の溝孔で形成され、前記第2の溝孔は前記第2の突起を移動自在にガイドするスリット状の溝孔で形成され、前記リング状のフィルム部材は、前記基板と各羽根部材の間に配置され、前記基板の第1の溝孔に対峙しほぼ同形状の溝孔を形成、若しくは前記駆動リングと各羽根部材の間に配置され、前記駆動リングの第2の溝孔に対峙しほぼ同形状の溝孔を形成して成ることを特徴とする請求項3に記載の光量調整装置。
- 前記複数の羽根部材は、6枚乃至18枚の羽根部材で構成され、前記基板又は前記駆動リングと前記羽根部材との間に配置された前記リング状のフィルム部材を弾性変形させる前記段差部は、前記羽根部材の枚数より少ない数で前記光路開口の外周に略等間隔に配置されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の光量調整装置。
- 前記複数の羽根部材と前記リング状のフィルム部材とは、プラスチックフィルムなどの同一材料で形成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の光量調整装置。
- 被写体からの光を結像する結像レンズと、この結像レンズからの光を受光する撮像手段と、上記被写体から結像レンズに至る光路に配置された光量調整装置と、を備え、
前記光量調整装置は、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の構成を有していることを特徴とする撮像装置。
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