JP2012112999A - 光量調整装置 - Google Patents
光量調整装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012112999A JP2012112999A JP2010259364A JP2010259364A JP2012112999A JP 2012112999 A JP2012112999 A JP 2012112999A JP 2010259364 A JP2010259364 A JP 2010259364A JP 2010259364 A JP2010259364 A JP 2010259364A JP 2012112999 A JP2012112999 A JP 2012112999A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- blade
- blades
- drive
- drive ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Ceased
Links
Images
Landscapes
- Diaphragms For Cameras (AREA)
Abstract
【解決手段】光路開口を有する第1第2の基板11、41間に複数の絞り羽根21と、これを開閉する駆動リング31を開閉動可能に支持し、リング形状の駆動リングに羽根の開閉軌跡内に凹陥する切欠き部35と、その切欠き端面に形成した受動歯形部35gとを設け、この受動歯形部と駆動装置の駆動歯車53とを噛合する。このとき駆動リングの切欠き部と羽根との間に切欠き部の羽根をバックアップ支持するガイド部材(第2摺動リング36、カバー部材39)を設ける。
【選択図】図6
Description
このように光路開口の周囲に複数の羽根を鱗状に配置し、基板の一方に設けた駆動ユニットで開閉動する装置は広く知られている。
図2に従って第1基板組1の構成について説明する。第1基板組1は地板11と第1摺動リング15で構成されている。この地板11は、光路開口12の口径(最大口径)を規制するのと同時にこの光路口径を開閉する複数の絞り羽根21を開閉自在に支持する。また、第1摺動リング15は、地板11と絞り羽根21との間に介在され地板11と羽根が直接接触するのを避け、羽根の円滑な摺動を得る。以下各構成について説明する。
第1摺動リング15は、地板の羽根支持面11xと絞り羽根21との間に介在し、羽根部材が直接地板11と接触するのを避け、羽根を円滑に開閉するために設けられている。この第1摺動リング15は、後述する羽根部材21との摩擦係数が小さい樹脂フィルムで形成されている。図示の第1摺動リング15は羽根部材21と同一素材で、例えばポリエチレン樹脂フィルム(PPフィルム)の型抜き成形で形成されている。そして図4(b)にその形状を示すように地板11のガイド溝13と一致するガイド溝16が形成されている。このガイド溝16については後述する。
羽根組2は、図2にその斜視構成を、図8に平面構成を示すが複数の絞り羽根21a〜21iで構成されている。図示の絞り羽根21は、9枚の羽根で構成され、各羽根の形状は同一形状に形成されている。図9(a)に羽根形状の一例を示すが、基端部21xは上述の第1摺動リング15を介して地板11に支持される。また羽根の先端部21yは光路開口12を開閉する。このとき複数の羽根部材の先端部21xは互いに鱗状に重なり合って円形状の光路口径を形成する形状になっている。
上述の地板11に形成されたガイド溝13と第1摺動リング15に形成されたガイド溝16と各羽根部材21に形成されたガイドピン22の関係について説明する。
図3に従って第2基板組4と駆動リング組3について説明する。第2基板組4は押さえ板41と、補強板42と、押さえ板に固定した駆動ユニットMで構成されている。また駆動リング組3は、駆動リング31と第2摺動リング36で構成される。以下各構成について説明する。
押さえ板41は図3に示すように中央部に開口43を有するリング形状に形成され、前述の地板11と略々同一形状に形成されている。図示の押さえ板41は樹脂のモールド成形で、外周の一部に駆動ユニットMの取付座46が設けてある。この取付座46に後述する駆動ユニットMがビスなどで固定される。図示45は押さえ板41を地板11の連結突起14にビス止めする連結孔である。
補強板42は、図3に示すように金属などの比較的強靭な板材で構成され、樹脂製の押さえ板41を補強する。従って押さえ板41に十分な強度が得られるときには補強板42を省くことが可能である。この補強板42は押さえ板41と略々同一形状に形成され、中央に開口44が形成してある。
駆動リング31は図3に斜視構成を、図5(a)に平面構成を示すが、樹脂のモールド成形(金属のプレス成型であっても良い)で中央部に光路開口12を有するリング形状いう)に形成されている。この駆動リング31は、補強板42を介して押さえ板41に回動自在に取り付けられている。このため駆動リング31には光路開口12の周縁にフランジ32と係合突起34が形成してある。フランジ32は押さえ板41の開口43と補強板42の開口44に嵌合し、光路開口12の中心と一致する回転中心で回動するように嵌合されている。また係合突起34はフランジ32の周面に形成され、押さえ板41の開口43と補強板42の開口44に円滑に回動するように嵌合してある。この係合突起34と共に駆動リング31には係合突起38が補強板42と摺接する面に形成され両者を円滑に摺動するのを補助している。
上述のように駆動リング31は押さえ板41に所定回転角度で回転自在に支持されている。この駆動リング31には、図5(a)に示すように外周の一部に切欠き部35が設けてある。この切欠き部35は予め設定された角度範囲θを有する凹陥形状に形成されている。この切欠き部35は、リング外径から光路中心O側に窪んだ凹形状で羽根の開閉軌跡内に配置してある(図6(b)参照)。この切欠き部35の端面には受動歯形部35gが形成されている。この受動歯形部35gには、押さえ板41の取付座46に取付けられた後述する駆動ユニットMの駆動歯車53と噛合する位置に設けられている。
摺動リング36(第2摺動リングという)は、図5(b)に平面形状を、図6(a)に断面形状を示す。図5(b)に示すように第2摺動リング36は中央に光路開口を備え略々駆動リング31と同一形状に形成されている。そしてこの摺動リング36には、駆動リング31の嵌合孔33と合致する位置に嵌合孔37が設けてある。この嵌合孔37と嵌合孔33には、絞り羽根21の第2の突起(作動ピン)23が嵌合する。
図7はガイド部材の異なる実施形態を示し、先の実施形態と同一の構成については同一符合を付して説明を省略する。駆動リング31の切欠き凹陥部35には、絞り羽根21をバックアップ支持するようにカバー部材39が設けられている。図示のカバー部材39は駆動リング31に一体形成してある。この他、カバー部材39は樹脂フィルム片などで構成し、駆動リング31に接着剤で添着しても良い。
図10に駆動ユニットMの一実施形態を示す。同図の駆動ユニットMはマグネットロータ50と、ステータコイル51と駆動回転軸52と、駆動歯車53と、ヨーク54で構成されている。マグネットロータ50は駆動回転軸52と永久磁石56を一体化して構成され、駆動回転軸52の両端部はコイル枠55に軸受け支持されている。永久磁石56は外周にNS2極が形成され、駆動回転軸52には駆動歯車53が取り付けられている。また、ステータコイル51はコイル枠55と、これに巻回されたコイル58で構成されている。このコイル枠55は内部にロータを内蔵するため、左右若しくは上下に2分割されている。このコイル枠55にはブラケット57が一体形成され、外周にヨーク54が嵌装されている。
図1に従って光量調整装置Aの組み立て状態を説明する。上述のように構成された地板11に第1摺動リング15を重ね合わせる。このとき地板11に設けた位置決めピン17が第1摺動リング15の位置決め孔18に嵌合して両者の位置決めがなされる。
次に、図8に従って絞り羽根の開閉動作について説明する。同図(a)は光路開口12の周囲に複数の絞り羽根を配置した状態を示し、(b)はこの複数の羽根の1枚の開閉動作状態を示す。同図(a)のように光路開口12の周囲には、光路中心Oを基準に所定角度隔てた位置(図示のものは9枚の羽根を角度40度ずつ隔てた位置)に複数の絞り羽根21a〜21iが鱗状に配置されている。各絞り羽根21a〜21iは地板11に形成したガイド溝16に第1の突起(ガイドピン)22が嵌合してある。これと共に各絞り羽根21に形成された第2の突起(作動ピン)23は、駆動リング31の嵌合孔33に嵌合されている。
1 第1基板組(地板組)
2 羽根組
3 駆動リング組
4 第2基板組(押さえ板組)
11 地板
12 光路開口
13 ガイド溝
15 第1摺動リング
16 ガイド溝
21 絞り羽根(羽根部材)21a〜21i
21x 基端部
21y 先端部
22 第1の突起(ガイドピン)
23 第2の突起(作動ピン)
31 駆動リング
35 切欠き部
35g 受動歯形部
36 第2摺動リング
39 カバー部材
41 押さえ板
42 補強板
53 駆動歯車
M 駆動ユニット
Claims (8)
- 光路開口を有する一対の第1第2の基板と、
前記第1の基板に配置され前記光路開口の通過光量を調節する複数の絞り羽根と、
前記第2の基板に所定の回転角度で回動自在に配置され前記複数の絞り羽根を開閉するリング形状の駆動リングと、
前記駆動リングを回転駆動する駆動手段と、
を備え、
前記一対の基板と絞り羽根と駆動リングとは、略中央に光路開口を形成して第1の基板、絞り羽根、駆動リング、第2の基板の順に積層状に重ね合わせられ、
前記駆動手段は、前記第2の基板に取付けられ、
駆動回転軸と、
この駆動回転軸の回転を前記駆動リングに伝達する駆動歯車と、
で構成され、
前記駆動リングには、
前記絞り羽根の開閉軌跡内に凹陥する切欠き部と、
この切欠き部の端面に形成され前記駆動歯車と噛合する受動歯形部と、
が設けられ、
前記駆動リングの切欠き部と前記絞り羽根との間には、切欠き部に羽根の没入を阻止するように羽根をバックアップ支持するガイド部材が設けられていることを特徴とする光量調整装置。 - 前記ガイド部材は、前記複数の絞り羽根と前記駆動リングとの間に介在するリング状のプレート部材であることを特徴とする請求項1に記載の光量調整装置。
- 前記ガイド部材は、合成樹脂シートを型抜き成型して形成されていると共に、型抜き成型時のダレ面が前記複数の絞り羽根と接するように支持することを特徴とする請求項1又は2に記載の光量調整装置。
- 前記ガイド部材は、前記複数の絞り羽根と同一素材で構成されていると共に、羽根の厚さに比べ薄いシート材で形成されていることを特徴とする請求項3に記載の光量調整装置。
- 前記複数の絞り羽根は、それぞれ羽根表面に第1の突起が、羽根裏面に第2の突起が形成され、
前記第1の突起は、前記第1の基板に形成されたガイド溝と嵌合し、
前記第2の突起は、前記駆動リングに形成された嵌合孔に嵌合していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の光量調整装置。 - 前記第1の基板と複数の絞り羽根との間には、羽根を開閉自在に案内する摺動リングが設けられていることを特徴とする請求項5に記載の光量調整装置。
- 前記摺動リングと、複数の絞り羽根と、ガイド部材とは、それぞれ合成樹脂シートの型抜き成形で形成されていることを特徴とする請求項6に記載の光量調整装置。
- 前記ガイド部材は、前記駆動リングと一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の光量調整装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010259364A JP2012112999A (ja) | 2010-11-19 | 2010-11-19 | 光量調整装置 |
US13/317,735 US8976435B2 (en) | 2010-11-18 | 2011-10-27 | Light quantity adjustment apparatus and image pickup apparatus |
CN201110335577.4A CN102466943B (zh) | 2010-11-18 | 2011-10-31 | 光量调整装置及摄像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010259364A JP2012112999A (ja) | 2010-11-19 | 2010-11-19 | 光量調整装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012112999A true JP2012112999A (ja) | 2012-06-14 |
Family
ID=46497301
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010259364A Ceased JP2012112999A (ja) | 2010-11-18 | 2010-11-19 | 光量調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012112999A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015052782A (ja) * | 2013-08-08 | 2015-03-19 | キヤノン株式会社 | 絞り装置及びそれを有するレンズ装置及び撮像装置 |
JP2020134724A (ja) * | 2019-02-20 | 2020-08-31 | キヤノン電子株式会社 | 光量調節装置及び光学機器 |
CN113466163A (zh) * | 2021-07-30 | 2021-10-01 | 谢江湖 | 一种高精度水质检测仪 |
JP2022511419A (ja) * | 2018-12-21 | 2022-01-31 | ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド | 可変絞り装置及びカメラモジュール |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1020359A (ja) * | 1996-07-02 | 1998-01-23 | Canon Inc | 回転駆動装置及び該回転駆動装置を備えた光学機器 |
JP2002090804A (ja) * | 2000-09-14 | 2002-03-27 | Nisca Corp | 光量制御装置及びこれを備えたカメラ装置 |
JP2010014790A (ja) * | 2008-07-01 | 2010-01-21 | Seiko Precision Inc | 減速機構、駆動装置及び光学機器 |
-
2010
- 2010-11-19 JP JP2010259364A patent/JP2012112999A/ja not_active Ceased
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1020359A (ja) * | 1996-07-02 | 1998-01-23 | Canon Inc | 回転駆動装置及び該回転駆動装置を備えた光学機器 |
JP2002090804A (ja) * | 2000-09-14 | 2002-03-27 | Nisca Corp | 光量制御装置及びこれを備えたカメラ装置 |
JP2010014790A (ja) * | 2008-07-01 | 2010-01-21 | Seiko Precision Inc | 減速機構、駆動装置及び光学機器 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015052782A (ja) * | 2013-08-08 | 2015-03-19 | キヤノン株式会社 | 絞り装置及びそれを有するレンズ装置及び撮像装置 |
JP2022511419A (ja) * | 2018-12-21 | 2022-01-31 | ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド | 可変絞り装置及びカメラモジュール |
JP7188715B2 (ja) | 2018-12-21 | 2022-12-13 | ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド | 可変絞り装置及びカメラモジュール |
JP2020134724A (ja) * | 2019-02-20 | 2020-08-31 | キヤノン電子株式会社 | 光量調節装置及び光学機器 |
CN113466163A (zh) * | 2021-07-30 | 2021-10-01 | 谢江湖 | 一种高精度水质检测仪 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8976435B2 (en) | Light quantity adjustment apparatus and image pickup apparatus | |
US7156564B2 (en) | Blade driving device for use in cameras | |
US8654455B2 (en) | Light quantity adjustment apparatus, lens unit and optical apparatus provided with the same | |
US6733192B2 (en) | Electromagnetic actuator and camera blade driving device | |
CN102576182B (zh) | 光圈装置 | |
JP2012112999A (ja) | 光量調整装置 | |
US20120194796A1 (en) | Light quantity adjustment apparatus lens unit and optical apparatus provided with the same | |
KR20080068534A (ko) | 광량 조정 장치 및 촬상 장치 | |
JP4950952B2 (ja) | 駆動装置及び光学機器 | |
US8419298B2 (en) | Drive mechanism, blade drive mechanism and optical device | |
JP2003233102A (ja) | 絞り機構 | |
US20080137348A1 (en) | Magnetic actuator and light quantity adjusting device | |
JP5518682B2 (ja) | 光量調整装置 | |
JP6030846B2 (ja) | 絞り羽根の製造方法 | |
JP2012211977A (ja) | 光量調整装置及びこれを備えた光学機器 | |
KR101141211B1 (ko) | 조리개 장치 | |
JP5701581B2 (ja) | 光量調整装置及びこれを備えた撮像装置 | |
JP2013011713A (ja) | 光量調整装置及びこれを備えた撮像装置 | |
JP2012159637A (ja) | 光量調整装置及びこれを備えた光学機器 | |
JP2012093618A (ja) | 光量調整装置 | |
JP2013020165A (ja) | 光量調整装置及びこれを備えた光学機器 | |
JP5921081B2 (ja) | 光量調整装置及びこれを備えた撮像装置 | |
JP2014126775A (ja) | 光量調整装置および光学機器 | |
JP3715252B2 (ja) | 光量調整装置 | |
JP5368697B2 (ja) | 光量調節装置、レンズ装置、カメラシステム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131118 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140611 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140709 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140905 |
|
A045 | Written measure of dismissal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045 Effective date: 20150225 |