JP2014126775A - 光量調整装置および光学機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】絞り精度を高める光量調整装置を提供する。
【解決手段】光量調整装置は、中央に光路開口が形成された地板と、可撓性フィルムで構成された第1摺動リング15と、摺動リング15を介して地板に支持され、光路開口の通過光量を調整する複数の絞り羽根と、絞り羽根を開閉動させるための駆動リングと、駆動リングを駆動する駆動ユニットを備えている。摺動リング15には、絞り羽根の各々に形成されたガイドピン22と係合して各絞り羽根を開閉方向に案内するためのガイド溝16が形成されており、ガイド溝16の小絞り側の溝幅は、中絞り側ないし開放側の溝幅より狭く形成されており、ガイド溝16の小絞り側の溝の近傍に、または小絞り側の溝に連通して、ピン22による応力を緩和する溝16B、切り欠き15Aが形成されている。
【選択図】図7

Description

本発明は光量調整装置および光学機器に係り、特に、複数の絞り羽根により開口径を変えて光量を調整する光量調整装置および該光量調整装置を備えた光学機器に関する。
光量調整装置(絞り装置、アイリス)は、ビデオカメラ、スチールカメラなどの撮像装置、或いはプロジェクタその他の投影装置等の光学機器に内蔵され、撮影光量、投映光量などの光量を調整するために用いられている。すなわち、撮影光路(或いは投影光路)に光軸開口を有する基板を配置し、この基板に複数枚の光量調節羽根(以下、絞り羽根という。)を開閉自在に配置して光軸を中心とする開口を大口径ないし小口径に調整することで光量を調整している。
このような光量調整装置では、従来、絞りないし開口径の精度を確保するために、絞り羽根の軸(第1の突起)とカム溝(ガイド溝)とのガタツキ量(以下、ガタ量という。)を詰めて対応していた。とりわけ、光量調整装置では、開放側(大口径側)のガタ量は多少は許容できるが、小絞り側(小口径側)では小さいガタ量でも影響が大きい。
このため、例えば、特許文献1には、絞り羽根に形成された膨張部が保持環の側面に押圧当接することにより生じる絞り羽根の弾性力により、テーパ形状のダボピン22(第1の突起)をガイド孔24(ガイド溝)に常に押しつけるようにしてガタ量を少なくした技術が開示されている。
特開平7−92524号公報(「図3」参照)
ところが、特許文献1の技術では、ダボピンをガイド孔に常に押しつけるようにしてガタ量を少なくしているため、モータ(駆動手段)の負荷が大きくなりダボピンがガイド孔から脱調するおそれがある。
上記事案に鑑み本発明は、絞り精度を高めるとともに、絞り羽根がガイド溝からの脱調しない光量調整装置および光学機器を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様は、中央に光路開口が形成された基板と、中央に光路開口が形成され、可撓性フィルムで構成された摺動部材と、前記摺動部材を介して前記基板に支持され、前記光路開口の通過光量を調整する複数の絞り羽根と、前記複数の絞り羽根を開閉動させるための作動部材と、前記作動部材を駆動する駆動手段と、を備え、前記基板および前記摺動部材には、前記複数の絞り羽根の各々に形成された第1の突起と係合して該各々の絞り羽根を開閉方向に案内するためのガイド溝が形成されており、前記摺動部材に形成されたガイド溝の小絞り側の溝幅は、中絞り側ないし開放側の溝幅より狭く形成されており、前記基板および前記摺動部材の少なくとも一方のガイド溝の小絞り側の溝の近傍に、または前記小絞り側の溝に連通して、前記小絞り側の溝に係合した前記第1の突起による応力を緩和する応力緩和部が形成されたことを特徴とする。
第1の態様の光量調整装置について詳述すると、中央に光路開口(12)が形成された基板(11)と、中央に光路開口(12)が形成され、可撓性フィルムで構成された摺動部材(15)と、摺動部材(15)を介して基板(11)に支持され、光路開口(12)の通過光量を調整する複数の絞り羽根(21)と、複数の絞り羽根(21)を開閉動させるための作動部材(31)と、作動部材(31)を駆動する駆動手段(M)とを備える。そして基板(11)および摺動部材(15)には、複数の絞り羽根(21)の各々に形成された第1の突起(22)と係合して該各々の絞り羽根を開閉方向に案内するためのガイド溝(13、16)が形成されており、摺動部材(15)に形成されたガイド溝(16)の小絞り側の溝幅(A)は、中絞り側ないし開放側の溝幅(B)より狭く形成されており、基板および摺動部材の少なくとも一方のガイド溝の小絞り側の溝の近傍に、または小絞り側の溝に連通して、小絞り側の溝に係合した第1の突起(22)による応力を緩和する応力緩和部(16B、15A、15’’b)が形成されている。
第1の態様において、基板のガイド溝は凹陥溝であり、摺動部材のガイド溝は貫通孔であってもよい。また、小絞り側の溝の近傍に形成された応力緩和部が基板および摺動部材の少なくとも一方のガイド溝の小絞り側の溝と平行に形成されていてもよい。さらに、基板に形成されたガイド溝の小絞り側の溝幅が、摺動部材と同様、中絞り側ないし開放側の溝幅より狭く形成されていてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の第2の態様は、中央に光路開口が形成された基板と、前記基板に支持され、前記光路開口の通過光量を調整する複数の絞り羽根と、前記複数の絞り羽根を開閉動させるための作動部材と、前記作動部材を駆動する駆動手段と、を備え、前記基板には、前記複数の絞り羽根の各々に形成された第1の突起と係合して該各々の絞り羽根を開閉方向に案内するためのガイド溝が形成されており、前記ガイド溝の小絞り側の溝幅は、中絞り側ないし開放側の溝幅より狭く形成されており、前記ガイド溝の小絞り側の溝の近傍に、または前記小絞り側の溝に連通して、前記小絞り側の溝に係合した前記第1の突起による応力を緩和する応力緩和部が形成されたことを特徴とする。
第2の態様の光量調整装置について一言すれば、第1の態様の光量調整装置の構成要件から摺動部材を除いたものであるが、詳しくは、中央に光路開口(12)が形成された基板(11)と、基板(11)に支持され、光路開口(12)の通過光量を調整する複数の絞り羽根(21)と、複数の絞り羽根(21)を開閉動させるための作動部材(31)と、作動部材(31)を駆動する駆動手段(M)とを備える。そして基板(11)には、複数の絞り羽根(21)の各々に形成された第1の突起(22)と係合して該各々の絞り羽根を開閉方向に案内するためのガイド溝(13)が形成されており、ガイド溝の小絞り側の溝幅は、中絞り側ないし開放側の溝幅より狭く形成されており、ガイド溝の小絞り側の溝の近傍に、または小絞り側の溝に連通して、小絞り側の溝に係合した第1の突起による応力を緩和する応力緩和部(11’a)が形成されている。
第2の態様において、小絞り側の溝の近傍に形成された応力緩和部が基板のガイド溝の小絞り側の溝と平行に形成されていてもよい。
さらに、第1および第2の態様において、ガイド溝の小絞り側の溝に連通した中絞り側の溝の端部がテーパ状に縮径されていることが好ましい。また、複数の絞り羽根の各々には第1の突起が形成された反対面側に作動部材に嵌合した第2の突起が形成されており、複数の絞り羽根の各々は第2の突起を中心として回動することで光路開口の通過光量を調整するようにしてもよい。このとき、作動部材は、光路開口の通過光量を調整する際に、駆動手段の駆動力により光路開口の中心を中心として回動するようにしてもよい。
そして、上記課題を解決するために、本発明の第3の態様は、第1ないし第2の態様の光量調整装置を備えた光学機器である。
本発明の第1の態様の光量調整装置によれば、摺動部材に形成されたガイド溝の小絞り側の溝幅が、中絞り側ないし開放側の溝幅より狭く形成されているので、小絞り側でのガタ量を小さくすることができるとともに、基板および摺動部材の少なくとも一方のガイド溝の小絞り側の溝の近傍に、または小絞り側の溝に連通して、小絞り側の溝に係合した第1の突起による応力を緩和する応力緩和部が形成されているので、小絞り側の溝に係合した第1の突起による応力が緩和され、駆動手段への負荷を小さくし第1の突起のガイド溝からの脱調を防止することができる、という効果を得ることができる。
本発明の第2の態様の光量調整装置によれば、基板に形成されたガイド溝の小絞り側の溝幅が、中絞り側ないし開放側の溝幅より狭く形成されているので、小絞り側でのガタ量を小さくすることができるとともに、ガイド溝の小絞り側の溝の近傍に、または小絞り側の溝に連通して、小絞り側の溝に係合した第1の突起による応力を緩和する応力緩和部が形成されているので、小絞り側の溝に係合した第1の突起による応力が緩和され、駆動手段への負荷を小さくし第1の突起のガイド溝からの脱調を防止することができる、という効果を得ることができる。
そして、本発明の第3の態様の光学機器は、上述した第1ないし第2の態様の光量調整装置を備えるので、第1ないし第2の態様の光量調整装置と同様の作用効果を奏し、光学機器の品質、信頼性を高めることができる、という効果を得ることができる。
本発明が適用可能な実施形態の光量調整装置の分解斜視図である。 実施形態の光量調整装置の第1基板組と羽根組との組立状態を示す斜視図である。 実施形態の光量調整装置の駆動リング組と第2基板組との組立状態を示す斜視図である。 実施形態の光量調整装置を構成する部材の平面図であり、(a)は第2摺動リング、(b)は第1摺動リング、(c)は地板を示す。 実施形態の光量調整装置に用いられる複数の絞り羽根の平面図であり、(a)は絞り羽根の配置、(b)は絞り羽根の開閉動作を示す。 (a)は基端部が地板に支持された状態の絞り羽根の平面図であり、(b)はガイドピンとガイド溝との嵌合状態を示す断面図であり、(c)は(b)の拡大断面図である。 ガイド溝および応力緩和部が形成された第1摺動リングの部分平面図である。 ガイド溝、ガイドピンおよび絞り羽根の位置関係を示す第1摺動リングの部分平面図であり、(a)はガイドピンがガイド溝の小絞り側端に位置し絞り羽根が小絞りとなった状態を示し、(b)はガイドピンがガイド溝の開放側に位置し絞り羽根が開放となった状態を示す。 実施形態の光量調整装置に用いられる電磁駆動ユニットの断面図である。 実施形態の光量調整装置を備えた光学機器の断面を模式的に示す説明図である。 応力緩和部の変形例を示す第1摺動リングの部分平面図であり、(a)は変形例その3、(b)は変形例その4を示す。 応力緩和部の変形例を示す地板の部分平面図であり、変形例その5を示す。 応力緩和部の変形例その6を示し、(a)は第1摺動リングの部分平面図、(b)は第1摺動リング、絞り羽根およびガイドピンの断面図である。 応力緩和部の変形例その7を示し、(a)は地板の部分平面図、(b)は(a)の拡大平面図、(c)地板およびガイドピンの断面図である。
以下、本発明を光量調整装置に適用した実施の形態について説明する。図1に示すように、光量調整装置100は、第1基板組1と、羽根組2と、駆動リング組3と、第2基板組4で構成されている。そして第1基板組1に羽根組2が組み込まれ、この羽根組2の上に駆動リング組3と第2基板組4が組み込まれている。このような構成によって羽根組2は第1基板組1と第2基板組4にサンドイッチ状に挟持され、第1基板組1と第2基板組4は固定ビスで一体化(不図示)されている。
[第1基板組の構成]
図2に従って第1基板組1と羽根組2の構成について説明する。第1基板組1は、地板11と、いわゆるカムシートとして機能する第1摺動リング15とで構成され、羽根組2は複数の絞り羽根21a〜21iで構成されている。
地板11は中央部に光路開口12が形成されており、撮像装置の鏡筒形状に応じた形状で構成されている。この地板11は、金属、樹脂などで装置に強靭性を持たせる材質・寸法に形成されており、薄型で小型軽量に構成するために、ガラス繊維などの強化繊維を混入した合成樹脂のモールド成形で形成されている。
地板11は開口周縁に絞り羽根を支持する羽根支持面11x(平坦面若しくは凹凸面)を有しており、この支持面に絞り羽根21を開閉方向に案内(運動規制)するガイド溝13が形成されている。このガイド溝13の構成については後述する。図示14は押さえ板41を固定する連結突起であり、突起内部にネジ穴が形成してある。
「第1摺動リング」
第1摺動リング15は、地板の羽根支持面11xと絞り羽根21との間に介在し、絞り羽根21が直接地板11と接触するのを避ける。このため摺動部材15はリング形状に形成され、以下これを摺動リングという。この第1摺動リング15は中央部に光路開口12を有するリング形状に形成されている。図示の第1摺動リング15は地板11と略々同一の平面形状に形成している。
第1摺動リング15は、後述する絞り羽根21との摩擦係数が小さい可撓性の樹脂フィルムで形成されている。図示の第1摺動リング15は後述する絞り羽根21と同一素材で、例えばポリエチレン樹脂フィルムの型抜き成形で形成されている。そして図4(b)にその形状を示すように地板11のガイド溝13と一致するガイド溝16が形成されている。このガイド溝16については後述する。
従って、地板11を樹脂のモールド成形で、第1摺動リング15を樹脂フィルムの型抜き成形で形成する場合には、地板11の形状精度に比べ第1摺動リング15の形状精度を高精細に形成することができる。
図示の第1摺動リング15は地板11と略々同一形状に形成され、中央に位置する光路開口12の周縁に複数の絞り羽根21(21a〜21i)の基端部21xを支持し、先端部21yは光路開口内部に臨ませるように支持する(図6(a)参照)。
「絞り羽根」
羽根組2は、複数の絞り羽根21a〜21iで構成されている。図示の絞り羽根21は、9枚の絞り羽根で構成され、各絞り羽根21は同一形状に形成されている。図6に羽根形状の一例を示すが、基端部21xは上述の第1摺動リング15を介して地板11に支持される。また羽根の先端部21yは光路開口12を開閉する。このとき複数の羽根部材の先端部21xは互いに鱗状に重なり合って円形状の光路口径12を形成する形状になっている。
各絞り羽根21には、図6(a)に示すようにガイドピン22と作動ピン23が表裏に植設されている。ガイドピン22は各絞り羽根21に地板11側に面する位置に配置され、作動ピン23はその反対面(後述する第2基板側)に配置されている。ガイドピン22は後述するように地板11のガイド溝13と、第1摺動リング15のガイド溝16に嵌合し、作動ピン23は後述する作動部材31の嵌合孔33に嵌合する。なお、図示24は絞り羽根21にガイドピン22および作動ピン23を植設(例えば溶融接着)する際の位置決め孔であり、羽根外形状とガイドピン22および作動ピン23の植設位置を設定する。
[ガイド溝とカイドピンの関係]
次に、上述の地板11に形成されたガイド溝13と第1摺動リング15に形成されたガイド溝16と各絞り羽根21に形成されたガイドピン22の関係について説明する。
地板11のガイド溝13は図6(b)(c)に示すように凹陥溝で構成され地板外部(同図矢印方向)の光が透過されない盲穴形状に形成されている。また地板11をモールド成形で形成する関係から抜きテーパθが形成され、その平均内径はdcに設定されている。
図7に示すように、第1摺動リング15のガイド溝16は、内径(溝幅)db〜db’の貫通孔で形成されている。この貫通孔は樹脂フィルムの型抜き成形で形成されている。すなわち、ガイド溝16は、小絞り側溝、中絞り側溝および開放側溝が連通することにより形成されている。図示のガイド溝16は、小絞り側溝および中絞り側溝が湾曲するように形成されており、中絞り側溝に連通した開放側溝は変曲するように形成されている。また、小絞り側溝に連通した中絞り側溝の端部16Aはテーパ状に縮径されており、小絞り側の内径(溝幅)dbは、中絞り側溝ないし開放側溝の内径(溝幅)db’より狭く形成されている(db’>db)。
一方、各絞り羽根21a〜21iにはガイドピン22が植設され、その外径はdaに設定されている。そこで、このピン外径daとガイド溝内径との関係は、da≦db<db’<dcの関係に設定されている。つまり第1摺動リング15のガイド溝16は地板11のガイド溝13より狭小幅(db<db’<dc)でガイドピン外径daと適合する寸法(da≦db<db’)に設定されている。
従って同図に示すように各絞り羽根21に植設されたガイドピン22は第1摺動リング15のガイド溝16と係合して運動規制され、地板11のガイド溝13とは接触しないこととなる。このためガイドピン22はテーパθを有する地板11のガイド溝13と不安定に係合することがない。これによって絞り羽根21が傾くことも、浮き上がることもない。なお、図8はガイド溝16が形成された第1摺動リング15の部分平面図を示しており、図7(a)はガイドピン22がガイド溝16の小絞り側端に位置し絞り羽根21が小口径(小絞り)となった状態を示し、図7(b)はガイドピン22がガイド溝16の開放側に位置し絞り羽根21が大口径(開放)となった状態を示している。
[応力緩和部]
次に、図7を参照して、本発明の特色の一つである応力緩和部について説明する。図示の応力緩和部について一言すれば、ガイド溝16の小絞り側溝に係合したガイドピン22による第1摺動リング15へ加わる応力を緩和する(逃がす)ために第1摺動リング15に形成された部分であるが、本例では溝(スリット)16Bと切り欠き15Aの2つで形成されている。
すなわち、溝16Bはガイド溝16の小絞り側溝に連通して(小絞り側溝と同様に湾曲して)小絞り側の溝幅dbと同一溝幅dbで形成されており、切り欠き15Aはガイド溝16の湾曲した小絞り側溝と平行に(小絞り側溝に沿う形状で)第1摺動リング15の外形を切り欠くことで形成されている。本実施形態では、上述したように第1摺動リング15が型抜き成形で形成されるため、ガイド溝16の内側(光路開口12側)にガイド溝16の小絞り側溝と平行に溝を形成すると、抜き型の刃を余分に造らなければならないため、第1摺動リング15の外形を切り欠くことで応力緩和部として機能する切り欠き15Aを形成している。
[第2基板組の構成]
図3に従って第2基板組4と駆動リング組3について説明する。第2基板組4は押さえ板41と、補強板42と、押さえ板に固定した駆動ユニットMで構成されている。また駆動リング組3は、作動部材31と第2摺動リング36で構成される。以下各構成について説明する。
「押さえ板」
押さえ板41は図3に示すように中央部に開口43を有するリング形状に形成され、前述の地板11と略々同一形状に形成されている。図示の押さえ板41は樹脂のモールド成形で、外周の一部に駆動ユニットMの取付座46が設けられている。この取付座46に後述する駆動ユニットMがビスなどで固定される。図示45は押さえ板41を地板11の連結突起14にビス止めする連結孔である。
「補強板」
補強板42は、図3に示すように金属などの比較的強靭な板材で構成され、樹脂製の押さえ板41を補強する。従って押さえ板41に十分な強度が得られるときには補強板42を省くことが可能である。この補強板42は押さえ板41と略々同一形状に形成され、中央に開口44が形成されている。
上記押さえ板41の開口43と補強板42の開口44は、いずれも光路開口12の開口径Dより大きく設定してあり、開口43の開口径D1と開口44の開口径D2と光路開口12の開口径Dとは、D2≧D1>Dに設定されている。
駆動リング組3は駆動モータ(後述の駆動ユニット)Mの駆動を絞り羽根21に伝達する作動部材31と、第2摺動リング36で構成されている。
「作動部材」
作動部材31は図3に示すように例えば樹脂のモールド成形で中央部に光路開口12を有するリング形状(以下「駆動リング」という)に形成されている。この駆動リング31は、補強板42を介して押さえ板41に回動自在に取り付けられている。このため駆動リング31には光路開口12の周縁にフランジ32と係合突起34が形成されている。フランジ32は押さえ板41の開口43と補強板42の開口44に嵌合し、光路開口12の中心と一致する回動中心で回動する。また係合突起34は補強板42と摺接する面に形成され両者を円滑に摺動するのを補助している。
駆動リング31は上述のように押さえ板41に回動自在に組み込まれ、その周縁の一部には受動歯35が形成してある。この受動歯35は押さえ板41の取付座46に取付けられた後述する駆動ユニットMの駆動歯車53と噛合する位置に設けられている。
上記駆動リング31には、各絞り羽根21に植設された作動ピン23と嵌合する嵌合孔33が光路開口12の周縁に設けられている。この嵌合孔33は絞り羽根21の枚数に応じて光路開口12の周縁に複数(図示のものは9個所)配置されている。
このような構成において駆動リング31は、押さえ基板41に回動自在に支持され、駆動ユニットMの駆動歯車53によって所定角度回転することとなる。そして駆動リング31の回転は各絞り羽根21a〜21iに伝達されることとなる。
「第2摺動リング」
第2摺動リング36は図3に示すように中央に光路開口12を有する樹脂フィルム(例えばポリエチレンなどの樹脂フィルム)で形成され、駆動リング31と絞り羽根21の間に介在される。これは絞り羽根21と駆動リング31が直接接触するのを避け、絞り羽根21の円滑な開閉運動を得るためである。このため第2摺動リング36は駆動リング31と同様なリング形状に形成されている。この第2摺動リング36には駆動リング31の嵌合孔33と合致する位置に嵌合孔37が設けられている。
[駆動ユニットM]
図9に駆動ユニットMの一実施形態を示す。同図の駆動ユニットMはマグネットロータ50と、ステータコイル51と駆動回転軸52と、駆動歯車53と、ヨーク54で構成されている。マグネットロータ50は駆動回転軸52と永久磁石56を一体化して構成され、駆動回転軸52の両端部はコイル枠55に軸受け支持されている。永久磁石56は外周にNS2極が形成され、駆動回転軸52には駆動歯車53が取り付けられている。また、ステータコイル51はコイル枠55と、これに巻回されたコイル58で構成されている。このコイル枠55は内部にロータを内蔵するため、左右若しくは上下に2分割されている。このコイル枠55にはブラケット57が一体形成され、外周にヨーク54が嵌装されている。
このような構成で、コイル58に通電するとマグネットロータ50は時計方向若しくは反時計方向に所定角度正逆転し、駆動歯車53を正逆転する。このように構成された駆動ユニットMは押さえ板41の取付座46にブラケット57をネジなどで固定する。そして駆動歯車53を駆動リング31の受動歯35に噛合する。これによって駆動リング31は、図3時計方向と反時計方向に所定角度往復動し、絞り羽根21を開閉動する。
[組立て状態の説明]
図1に従って光量調整装置100の組立手順を説明する。上述のように構成された地板11に第1摺動リング15を重ね合わせる。このとき地板11に設けた位置決めピン17が第一摺動リング15の位置決め孔18に嵌合して両者の位置決めがなされる。
地板11と第1摺動リング15を重ね合わせて、摺動リング15上に第1〜第9絞り羽根21a〜21iを図2に示すように重ね合わせる。このとき各絞り羽根21のガイドピン22をガイド溝13とガイド溝16に嵌合させる。
次いで、図3に示すように各絞り羽根21の上に第2摺動リング36を重ね合わせ、各絞り羽根21a〜21iの作動ピン23をリング側の嵌合孔37に嵌合する。そこで押さえ板41に補強板42を重ね合わせて第2摺動リング36上に重ね合わせる。このとき押さえ板41にマウントした駆動ユニットMの駆動歯車53を摺動リング31の受動歯35と噛合させる。
そこで地板11と押さえ板41を固定ビスで固定する。これによって地板11、第1摺動リング15、絞り羽根21、第2摺動リング36、駆動リング31、補強板42、押さえ板41が順次上方に重ね合わせられ、一体化される。
[羽根の開閉動作]
次に、図5に従って絞り羽根の開閉動作について説明する。同図(a)は光路開口12の周囲に複数の絞り羽根を配置した状態を示し、(b)はこの複数の絞り羽根のうちの1枚の開閉動作状態を示す。同図(a)のように光路開口12の周囲には、光軸(光路中心)Oを基準に所定角度隔てた位置(図示のものは9枚の羽根を角度40度ずつ隔てた位置)に複数の絞り羽根21a〜21iが鱗状に配置されている。各絞り羽根21a〜21iは地板11に形成したガイド溝13にガイドピン22が嵌合されている。これと共に各絞り羽根21a〜21iに形成された作動ピン23は、駆動リング31の嵌合孔33に嵌合されている。
そして駆動リング31は光軸Oを中心に前述の駆動ユニットMによって所定角度範囲で時計方向と反時計方向に回転する。このときの羽根の開閉動作を同図(b)に従って説明する。作動ピン23は駆動リング31の回転で光軸Oから半径Lの円弧軌跡x−xで図示c点からd点に同図時計方向に回動移動する。またガイドピン22はガイド溝16に沿って図示y−y軌跡でa点からb点に移動する。
この作動ピン23とガイドピン22の移動で絞り羽根21は同図実線(オープン状態)から同図破線(クローズ状態)に開閉動する(図8(a)(b)も参照)。なお図示の装置はクローズ状態のとき光路開口12は小口径の小絞り状態に設定され、オープン状態のときには全開状態に設定されている。従って駆動ユニットMに供給する電流に応じて絞り羽根21は、小絞り状態から全開状態に任意の開口径で開閉し、光路を通過する光量を大小調整することとなる。つまり、光量調整装置100は、光軸を中心とする開口径を変えて光量を調整することとなる。
本実施形態の光量調整装置100では、第1摺動リング15に形成されたガイド溝16の小絞り側溝の溝幅が、中絞り側溝ないし開放側溝の溝幅より狭く形成されているので、小絞り側でのガタ量を小さくすることができる。また、第1摺動リング15に形成されたガイド溝16の小絞り側溝の近傍に、および小絞り側溝に連通して、小絞り側溝に係合したガイドピン22による応力を緩和するための応力緩和部、すなわち、溝16Bおよび切り欠き15Aが形成されているので、小絞り側溝に係合したガイドピン22による応力が緩和され、駆動ユニットMへの負荷を小さくしガイドピン22のガイド溝16からの脱調を防止することができる。さらに、ガイド溝16の小絞り側溝に連通した中絞り側溝の端部16Aがテーパ状に縮径されているので、ガイドピン22のガイド溝16の移動をスムーズに行うことができ駆動ユニットMへの負荷を低減させることができる。
[光学機器]
次に上述の光量調整装置100を用いた光学機器について、望遠レンズを例にとって説明する。図10に示すように、この光学機器200は、鏡筒内に第1の光学系(レンズユニット)120と、第2の光学系(レンズユニット)140とを有しており、第1、第2の光学系の間に光軸Oを中心として光量調整装置100が配置されている。また、撮影光路には第2の光学系で被写体像を結像しその結像面に撮像手段が配置されていてもよい。撮像手段としてはCCDなどの固体撮像素子或いは感光フィルムなどを用いることができる。そしてその制御はCPU制御回路、露出制御回路、及びシャッタ駆動回路で実行することができる。このような光学機器は、メイン電源スイッチやシャッタレリーズスイッチを備えていてもよい。カメラ装置としての制御には、この他オートフォーカス回路などが用いられるが良く知られた構成であるので説明を省略する。
光学機器200では、光量調整装置100を備えているので、光学機器の品質、信頼性を高めることができる。そして、光量調整装置100が適用可能な光学機器は、望遠レンズ、ビデオカメラ、スチールカメラ等に限られることなく、プロジェクタ等の投影装置にも適用可能である。
次に、本実施形態の光量調整装置100の変形例について、応力緩和部の変形例を中心に説明する。
(変形例その1)
本実施形態では、第1摺動リング15に形成されたガイド溝16の小絞り側溝の溝幅を中絞り側溝ないし開放側溝の溝幅より狭く形成するのに対し、地板11に形成されたガイド溝13の溝幅を小絞り側溝、中絞り側溝および開放側溝の溝幅を一定とした例について説明したが、本発明はこれに限らず、ガイド溝16と同様に、地板11に形成されたガイド溝13の小絞り側溝の溝幅を中絞り側溝ないし開放側溝の溝幅より狭く形成するようにしてもよい。その際、ガイド溝16と同様に、小絞り側溝に連通した中絞り側溝の端部をテーパ状に縮径するようにしてもよい。
(変形例その2)
また、本実施形態では、応力緩和部を溝(スリット)16Bと切り欠き15Aとの2つで形成した例を示したが、本発明はこれに制限されず、溝16Bと切り欠き15Aのいずれか一方に形成するようにしてもよい。
(変形例その3、4)
また、図11(a)に示すように、切り欠き15Aを形成することに代えて、第1摺動リング15’のガイド溝16の内側(光路開口12側)にガイド溝16の小絞り側溝と平行に溝(スリット)16Cを形成するようにしてもよい。さらに、図11(b)に示すように、第1摺動リング15’のガイド溝16の小絞り側溝に連通した溝16Dの小絞り側溝と反対側の端部を拡径するようにしてもよい。
(変形例その5)
また、本実施形態では、第1摺動リング(カムシート)15を有する光量調整装置100を例示したが、本発明は第1摺動リング15の構成を欠く光学調整装置にも適用可能である。例えば、図12に示すように、地板11の外形を切り欠いて地板11の一部に可撓性を持たせた応力緩和部11’aを形成するようにしてもよい。
(変形例その6)
さらに、図13(a)に示すように、第1摺動リング15’’に形成されたガイド溝16の小絞り側溝を通る折り曲げ線15’’aで第1摺動リング15’’を折り曲げた折り曲げ部15’’bを形成することで応力緩和部とするようにしてもよい。図13(b)は、実線でガイドピン22が小絞り側溝に位置した状態と、二点鎖線でガイドピン22が中絞り側溝ないし開放側溝に位置した状態とを示している。
(変形例その7)
また、図14(a)〜(c)に示すように、地板11’’に形成されたガイド溝13’’に係合するガイドピン22’の先端部を複数に分割することにより、地板11’’に応力緩和部11’’aを形成するようにしても同様の効果を得ることができる。なお、本変形例は本発明の範囲ではなく参考まで示したものである。
以上説明したように、本発明は絞り精度を高めるとともに、絞り羽根がガイド溝からの脱調しない光量調整装置および光学機器を提供するものであるため、光量調整装置および光学機器の製造、販売に寄与するので、産業上の利用可能性を有する。
11 地板(基板)
11’a 応力緩和部
12 光路開口
13 ガイド溝
15 第1摺動リング(摺動部材)
15A 切り欠き(応力緩和部)
15’’b 折り曲げ部(応力緩和部)
16 ガイド溝
16A 中絞り側溝の端部
16B、16C、16D 溝(応力緩和部)
21 絞り羽根
22 ガイドピン(第1の突起)
23 作動ピン(第2の突起)
31 駆動リング(作動部材)
100 光量調整装置
200 光学機器
M 駆動ユニット(駆動手段)

Claims (10)

  1. 中央に光路開口が形成された基板と、
    中央に光路開口が形成され、可撓性フィルムで構成された摺動部材と、
    前記摺動部材を介して前記基板に支持され、前記光路開口の通過光量を調整する複数の絞り羽根と、
    前記複数の絞り羽根を開閉動させるための作動部材と、
    前記作動部材を駆動する駆動手段と、
    を備え、
    前記基板および前記摺動部材には、前記複数の絞り羽根の各々に形成された第1の突起と係合して該各々の絞り羽根を開閉方向に案内するためのガイド溝が形成されており、
    前記摺動部材に形成されたガイド溝の小絞り側の溝幅は、中絞り側ないし開放側の溝幅より狭く形成されており、
    前記基板および前記摺動部材の少なくとも一方のガイド溝の小絞り側の溝の近傍に、または前記小絞り側の溝に連通して、前記小絞り側の溝に係合した前記第1の突起による応力を緩和する応力緩和部が形成されたことを特徴とする光量調整装置。
  2. 前記基板のガイド溝は凹陥溝であり、前記摺動部材のガイド溝は貫通孔であることを特徴とする請求項1に記載の光量調整装置。
  3. 前記小絞り側の溝の近傍に形成された応力緩和部が前記基板および前記摺動部材の少なくとも一方のガイド溝の小絞り側の溝と平行に形成されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光量調整装置。
  4. 前記基板に形成されたガイド溝の小絞り側の溝幅が、中絞り側ないし開放側の溝幅より狭く形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の光量調整装置。
  5. 中央に光路開口が形成された基板と、
    前記基板に支持され、前記光路開口の通過光量を調整する複数の絞り羽根と、
    前記複数の絞り羽根を開閉動させるための作動部材と、
    前記作動部材を駆動する駆動手段と、
    を備え、
    前記基板には、前記複数の絞り羽根の各々に形成された第1の突起と係合して該各々の絞り羽根を開閉方向に案内するためのガイド溝が形成されており、
    前記ガイド溝の小絞り側の溝幅は、中絞り側ないし開放側の溝幅より狭く形成されており、
    前記ガイド溝の小絞り側の溝の近傍に、または前記小絞り側の溝に連通して、前記小絞り側の溝に係合した前記第1の突起による応力を緩和する応力緩和部が形成されたことを特徴とする光量調整装置。
  6. 前記小絞り側の溝の近傍に形成された応力緩和部が前記基板のガイド溝の小絞り側の溝と平行に形成されたことを特徴とする請求項5に記載の光量調整装置。
  7. 前記ガイド溝の小絞り側の溝に連通した中絞り側の溝の端部がテーパ状に縮径されていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の光量調整装置。
  8. 前記複数の絞り羽根の各々には前記第1の突起が形成された反対面側に前記作動部材に嵌合した第2の突起が形成されており、前記複数の絞り羽根の各々は前記第2の突起を中心として回動することで前記光路開口の通過光量を調整することを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の光量調整装置。
  9. 前記作動部材は、前記光路開口の通過光量を調整する際に、前記駆動手段の駆動力により前記光路開口の中心を中心として回動することを特徴とする請求項8に記載の光量調整装置。
  10. 請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載の光量調整装置を備えた光学機器。
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