以下、本発明の実施形態におけるシステム構成の一例について、図1を用いて説明する。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の情報処理システムの構成の一例を示すシステム構成図である。
本発明の情報処理システムの構成は、情報処理端末101(教師用端末)、情報処理端末201(学生用端末)、情報処理サーバ102、管理DBサーバ103、ジョブスケジューラ104から構成され、これらの装置は、ネットワーク105によって相互にデータ通信可能な構成になっている。
情報処理端末101(教師用端末)は、情報処理サーバ102を介して、管理DBサーバ103に対し、授業に対する出席登録を開始する時間と出席登録を終了する時間を登録する処理を行う。
情報処理端末201(学生用端末)は、情報処理サーバ102によって、表示された出席登録ボタンが表示された出席登録画面において、学生より授業の出席登録を受け付ける。
なお、情報処理端末101(教師用端末)、情報処理端末201(学生用端末)は、PC(Personal Computer)であっても良いし、モバイル端末、或いは、タブレット端末であっても良いこととする。
情報処理サーバ102は、情報処理端末101によって登録された出席登録開始時刻になると、ジョブスケジューラ104からの情報処理端末201に対する出席登録画面表示の開始の通知を受け、情報処理端末201(学生用端末)が出席登録画面をすでに表示している場合は、出席登録ボタンの表示を行う。また、情報処理端末201(学生用端末)が出席登録画面に関連する入力画面を表示している場合は、出席登録表示の画面を行っても問題ない状態になった場合(出席登録画面に関連する入力画面に対する処理が終了し、出席登録画面を表示した場合)に、出席登録ボタンが表示された出席登録画面の表示を行う。
管理DBサーバ103は、本発明において必要となるデータの登録を受け付けるテーブル、つまり、アクセスページテーブル、授業テーブル、授業コンテンツマスタテーブル、出席期間管理テーブルが存在するデータベースサーバである。
ジョブスケジューラ104は、情報処理サーバ102からの出席登録ボタン表示のジョブの登録を受付、情報処理端末101によって登録された出席登録開始時刻になると、情報処理端末201に対する出席登録画面表示の処理を開始する通知を情報処理サーバ102に対して行う。
続いて、図1のシステム構成図の一例における、情報処理端末101(教師用端末)、情報処理端末201(学生用端末)、情報処理サーバ102、管理DBサーバ103の各種端末のハードウェア構成について、図2を用いて説明を行う。
CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM203にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、入力コントローラ(入力C)205は、キーボード209や不図示のマウス等のポインティングデバイスからの入力を制御する。
ビデオコントローラ(VC)206は、CRTディスプレイ(CRT)210等の表示器への表示を制御する。表示器はCRTだけでなく、液晶ディスプレイでも構わない。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。本発明には直接関係があるものではない。
メモリコントローラ(MC)207は、ブートプログラム、ブラウザソフトウエア、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するハードディスク(HD)やフロッピー(登録商標)ディスク或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
通信I/Fコントローラ(通信I/FC)208は、ネットワークを介して、外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いたインターネット通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT210上での表示を可能としている。また、CPU201は、CRT210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するためのプログラム212は外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、本発明に係わるプログラム212が用いる定義ファイル213及び各種情報テーブル214は外部メモリ211に格納されており、これらについての詳細な説明は後述する。
続いて、図3を用いて、本発明の情報処理システムにおける機能構成図の一例について説明を行う。
情報処理端末101は、出席受付可能時間送信部300からなり、出席受付可能時間送信部300は、出席登録を行う授業とそれに紐付く出席登録受付開始時刻と出席登録受付終了時刻を情報処理サーバ102に送信する。
情報処理端末201は、出席登録部301からなり、出席登録部301は、情報処理サーバ102によって情報処理端末201の出席登録ボタン表示画面に表示された出席登録ボタンによって、情報処理サーバ102に対して出席の登録を行う。
情報処理サーバ102は、出席受付可能時間帯受信部302、出席受付可能時間帯記憶部303は、表示ページ判定部304、出席登録ボタン表示部305、出席登録ボタンシフト表示部306、ジョブスケジュール登録部307からなる。
出席受付可能時間帯受信部302、情報処理端末101から出席登録受付開始時刻と出席登録受付終了時刻を受け付ける。
出席受付可能時間帯記憶部303は、出席受付可能時間帯受信部302で受信した出席登録受付開始時刻と出席登録受付終了時刻を出席期間管理テーブル1100に記憶する。
表示ページ判定部304は、出席登録受付開始時刻が始まった際に情報処理端末201が表示している画面を判定する。
出席登録ボタン表示部305は、表示ページ判定部304により、出席登録受付開始時刻に、情報処理端末201が出席登録ボタン表示画面を表示していると判定した場合、情報処理端末201の出席登録ボタン表示画面に出席登録受付開始時刻から出席登録受付終了時刻までの期間、出席登録ボタン表示画面に出席登録ボタンを表示する。
出席登録ボタンシフト表示部306は、表示ページ判定部304により、出席登録受付開始時刻に、情報処理端末201が出席登録ボタン表示画面に関連する入力画面ページ(或いは、授業に関連し、ボタンを表示する所定の時間をシフトしても良い授業ページ)を表示していると判定した場合、情報処理端末201が出席登録ボタン表示画面を表示してから、情報処理端末201の出席登録ボタン表示画面に、出席登録ボタン表示部305が表示する期間と同期間のシフトされた期間において、出席登録ボタン表示画面に出席登録ボタンを表示する。
ジョブスケジュール登録部307は、出席登録ボタンを情報処理端末201に表示するための処理をジョブスケジューラ104に登録する。登録されたジョブスケジューラ104は、出席登録受付開始時刻に、ジョブスケジュール登録部307により登録されたジョブを実行し、情報処理サーバ102が出席登録ボタンを情報処理端末201の出席登録ボタン表示画面に表示するための処理を開始する。
管理DBサーバ103は、アクセスページテーブル900、1900、授業コンテンツマスタテーブル800、2000、授業テーブル1000、2100、出席期間管理テーブル1100、2200からなる。
アクセスページテーブル900、1900は、情報処理端末201が情報処理サーバ102へアクセスした記録を記録しておくテーブルである。なお、アクセスページテーブル900の項目の一つであるページIDの値は、授業IDを含むものであることとする。
授業コンテンツマスタテーブル800、2000は、授業に関連する情報をWebページで閲覧できるシステムがある場合に、授業を構成するそれぞれのWebページの種別を管理するテーブルである。
授業テーブル1000、2100は、授業の開催曜日、開催年度、前記後期区分、開催時限、開始時間、終了時間に関する情報を登録し管理するテーブルである。なお、授業テーブル1000の項目の一つである授業ページIDの値は、授業IDを含むものであることとする。
出席期間管理テーブル1100、2200は、授業のWebページにおいて、授業の出席登録を情報処理端末201(学生用端末)から受け付ける場合の、出席登録開始時刻と、出席登録終了時刻を登録しておくテーブルであり、情報処理端末101(教師用端末)から登録される。
続いて、図4について説明を行う。図4は、本実施形態における、情報処理端末201が、情報処理サーバ102へアクセスして、情報処理端末101の表示画面において表示する情報の要求を行う処理である。
ステップS401において、クライアントユーザの操作により情報の表示要求を受け付けた情報処理端末101は、情報処理サーバ102に対して該表示要求を送信する。
なお、送信する際は、情報処理端末201で表示要求を行ったクライアントユーザのログインユーザID、ステップS401で表示要求を行った情報が掲載されているWebページのページID、表示要求を行ったユーザがしようしているたんまつのIPアドレスが情報処理サーバ102へ送信される。
ステップS402において、情報処理サーバ102は、ステップ401において、情報処理端末201より表示要求された情報が掲載されている画面ページの情報をアクセスページテーブル900へ登録する。
なお、ステップS402においては、ステップS401で情報処理端末201から受け取ったユーザID、ページID、IPアドレスを、アクセスページテーブル900のユーザID901、ページID902、IPアドレス904の値として、又、ステップS401で情報処理端末201からページ表示要求が行われた日時を、ページアクセス日時903の値として登録を行う。
アクセスページテーブル900は、ユーザID901、ページID902、ページアクセス日時903、IPアドレス904、出席登録シフトフラグ905、出席登録シフト開始時刻906、出席登録シフト終了時刻907からなる。
ユーザID901へは、ステップS401でページ表示要求を行ったユーザのユーザID、ページID902は、ステップS401でページ表示要求が行われたページのページID、ページアクセス日時903は、ステップS401でアクセス要求が行われたときの日時、IPアドレス904は、ステップS401でページ表示要求を行った情報処理端末201のIPアドレスが登録される。
なお、出席登録シフトフラグ905へは、出席登録ボタンの表示を通常の表示時間帯よりもずらして表示を行ったか否かを管理するフラグが、出席登録シフト開始時刻906へは、出席登録ボタンが通常の表示期間よりも後にずれた場合の出席登録ボタンの表示開始時刻が、出席登録シフト終了時刻907は、出席登録ボタンが通常の表示期間よりも後にずれた場合の出席登録ボタンの表示終了時刻が登録されるが、本ステップにおいては、この項目において値は登録されないこととする。
ステップS403において、情報処理サーバ102は、情報処理端末201から、表示要求された情報が掲載されたページの画面データを生成し、情報処理端末201へ送信する。
ステップS404において、情報処理端末201は、情報処理サーバ102から送信された画面データを受け取り、表示画面に表示する。
図5は、本発明の実施形態における、情報処理端末201が、情報処理端末101の出席登録ボタン表示画面において、出席登録ボタンを表示させるための時間帯を予め、情報処理端末201から情報処理サーバ102を介して、出席期間管理テーブル1100へ登録をしておく処理である。
ステップS501において、情報処理端末101は、ユーザより、情報処理端末101が出席登録を行う画面において表示する出席登録のボタンの表示の開始時時刻と、表示の終了時刻の登録を受け付ける。
なお、出席期間管理テーブル1100は、授業ID1101、出席登録開始時刻1102、出席登録終了時刻1103から成る。
授業ID1101には、情報処理端末101のユーザが出席の確認を行う授業の授業IDを、出席登録開始時刻1102は、スッテプS502で情報処理端末101から受け付けた出席ボタンの表示開始時刻を、出席登録終了時刻1103は、スッテプS502で情報処理端末101から受け付けた出席ボタンの表示終了時刻を設定し、レコードを登録する。
ステップS502において、情報処理サーバ102は、出席期間管理テーブル1100へ、授業に紐付く出席登録時間帯の登録を行う。
ステップS503において、情報処理サーバ102は、ジョブスケジューラ104に対し、ステップS502で登録した、授業ID1101と、出席登録開始時刻1102の値を登録しておく。
ステップS504において、情報処理サーバ102は、出席登録期間登録完了の画面データを生成し、情報処理端末101へ画面データを送信する。
ステップS505において、情報処理端末101は、情報処理サーバ102から送信された画面データを受け取り、情報処理端末101の表示画面において、表示する。
図6、図7は、本発明の実施形態における、情報処理端末201に対して出席登録のボタンが表示された画面を、通常の表示時間帯より後にずらした期間において、表示するための処理を示した処理図である。
ステップS601において、ジョブスケジューラ104は、図5において、出席期間管理テーブル1100の出席登録開始時刻1102に登録された時刻になると、出席登録ボタン表示開始の通知を情報処理サーバ102に対して行う。なお、情報処理サーバ102に対しては、授業IDが通知される。
ステップS602において、情報処理サーバ102は、ジョブスケジューラ104から送信された授業IDをキーとして、授業コンテンツマスタテーブル800から、授業ページID802と、ページ区分ID803を取得する。
授業コンテンツマスタテーブル800は、授業ID801、授業ページID802、ページ区分ID803から成る。
授業ID801は、授業を識別するIDが、授業ページID802は、授業IDの紐付く授業に関するページのページIDが、ページ区分ID803は、授業ページのIDとして登録されている授業ページが、出席登録ボタンを表示するためのページか、または、授業に関連する閲覧用のページか、または、授業に関連する入力用のページかなどを判別するためのフラグが登録されている。
ステップS603において、情報処理サーバ102は、情報処理端末201において、現在表示している情報処理サーバ102に存在するページの情報をアクセスページテーブル900より取得する。
なお、アクセスページテーブル900から取得する内容は、ユーザID901、ページID902、ページアクセス日時903、IPアドレス904である。
なお、図6の処理が行われる際には、情報処理端末201のユーザの最新のページアクセス日時903の時刻から継続して、情報処理端末201の表示画面において同一ページが表示されていることとする。
ステップS604において、情報処理サーバ102は、ステップS603で取得したページID902の値と同じ値を持つ、ステップS602で取得した授業ページIDのページ区分ID803の値を取得し、情報処理端末201でユーザ(学生)に表示されている画面ページが授業の出席ボタン表示用ページであるか否かを判定する。授業の出席ボタン表示用ページとは、図12に示す図の一例のことを指す。
図8、授業コンテンツマスタテーブル800に示すように、ステップS601において、ジョブスケジューラ104から送信された授業IDが0001とすると、ステップS602で取得するレコードは、授業ページID802が00011111から00011113のレコードになる。なぜなら、授業ページID802は、授業ID801のコードを含むためである。
また、図9、アクセスページテーブル900に示すように、ステップS603で取得されたユーザ表示していたページのページIDが00011111(図9、910)とすると、授業コンテンツマスタテーブル800の授業ページID802が00011111のレコードより、ページ区分ID803の「1」が値として得られる。
また、図9、アクセスページテーブル900に示すように、ステップS603で取得されたユーザ表示していたページのページIDが00011112(図9、920)とすると、授業コンテンツマスタテーブル800の授業ページID802が00011112のレコードより、ページ区分ID803の「2」が値として得られる。
したがって、図9、910のレコードのユーザの場合は、ページ区分IDが「1」であるため、授業の出席ボタン表示用ページを表示していると判定し、ステップS619へ進む。
また、図9、920のレコードのユーザの場合は、ページ区分IDが「2」であるため、授業の出席ボタン表示用ページを表示していないと判定し、次のステップS605へ進む。
ステップS605において、情報処理サーバ102は、情報処理端末201でユーザ(学生)に表示されている画面ページが授業関連入力ページであるか否かを判定する。授業関連入力ページとは、図13に示す図の一例のことを指す。例えば、図13の1310や、1320はテキストで文字入力ができる項目であるが、このような画面のことを指す。また、ラジオボタンや、プルダウンで値を指定する項目があっても良いこととする。
ステップS604においては、表示ページの区分の区分IDが、授業ページID802が00011112のレコードより、ページ区分ID803の「2」の値を得た場合、授業関連入力ページを表示していると判定し、ステップS606へ処理を進める。それ以外の値を得た場合は、処理を終了する。
ステップS606において、情報処理サーバ102は、情報処理端末201の授業関連入力ページにおけるユーザ(学生)からの入力処理の終了完了の応答が得られるまで待ち状態となる。
ステップS607において、情報処理端末201において、図13の1330の入力完了ボタンが押下され、入力処理の完了状態になると、入力したデータを情報処理サーバ102へ送信する。また、同時に、情報処理端末201を使用していたユーザのユーザID、入力を行っていた画面のページID、情報処理端末201のIPアドレスを送信する。
ステップS608において、情報処理サーバ102は、ステップS607で情報処理端末201より送信されたデータをアクセスページテーブル900へ登録する。
登録する値は次のとおりである。アクセスページテーブル900のユーザID901には、ステップS607で情報処理端末201より送信されたユーザIDを、ページID902には、ステップS607で情報処理端末201より送信されたページIDを、IPアドレス904には、ステップ607で情報処理サーバ102へ、入力したデータを送信した情報処理端末201のIPアドレスを、ページアクセス日時903へは、ステップS607で情報処理端末201が情報処理サーバ102へ入力したデータを送信した時の時刻を設定し、アクセスページテーブル900へレコードを登録する(図9、930)。
ステップS609において、情報処理サーバ102は、入力完了画面のデータを生成し、情報処理端末201(学生端末)へ送信する。
ステップS610において、情報処理端末201は、情報処理サーバ102から送信された入力完了画面のデータを受け取り、表示画面に表示する。
情報処理端末201は、ステップS610において情報処理サーバ102から送信された入力完了画面のデータを受け取ると、ステップS611において、情報処理端末201は、授業の出席ボタン表示用ページの表示要求を情報処理サーバ102へ送信する。
なお、送信する内容は、ステップS607で、情報処理端末201の入力画面において、入力が完了したユーザID、ステップS607で、情報処理端末201の入力画面において、入力が完了した入力画面のページID、ステップS607で、情報処理端末201の入力画面において、入力が完了した情報処理端末201のIPアドレスを送信する。
ステップS612において、情報処理サーバ102は、情報処理端末201から授業の出席ボタン表示用ページの表示要求を受け付けると、ステップS611で送信された、ページIDまたは、ページIDに含まれる授業IDをキーとして、次のデータを取得する。
まず、授業コンテンツマスタテーブル800より、授業ページID802、ページ区分ID803を取得する。例えば、ステップS611において、送信されたページIDが00011112である場合、図8、授業コンテンツマスタテーブル800の810のレコードが取得できる。
次に、図10、授業テーブル1000より、該当する授業の開始時刻1007と終了時刻1008の値を取得する。例えば、ステップS611において、送信されたページIDが00011112である場合、0001が授業IDであるため、図10に示すように、開始時刻1007が「10:40:00」、終了時刻1008が「12:10:00」の値を取得する。
最後に、出席期間管理テーブル1100より、出席登録開始時刻1102、出席登録終了時刻1103の値を取得する。例えば、ステップS611において、送信されたページIDが00011112である場合、0001が授業IDであるため、図11に示すように、出席登録開始時刻1102が「10:45:00」、出席登録終了時刻1103が「10:55:00」の値を取得する。
ステップS613におおいて、情報処理サーバ102は、アクセスページテーブル900から、ステップS611で情報処理端末201より送信された、ユーザIDの直近のページの表示情報を取得する。
取得する内容は、送信されたユーザIDに該当する、ユーザID901、ページID902、ページアクセス日時903、IPアドレス904の値である。
この時点において、ステップS603で登録された図9、930のレコードが最新であるため、図9、930のレコードの情報を取得する。
次に、ステップS614において、図9、930のレコードのページアクセス日時903の時刻の値が、ステップS612で取得した、図10、授業テーブル1000の終了時刻1008の値「12:10:00」より以前の時刻か否かを判定する。それより以前の時刻であれば、ステップS615へ処理を進める。それより後の時刻であれば本処理を終了する。
ステップS615において、ステップS612で取得した、図8、授業コンテンツマスタテーブル800の810のレコードのページ区分ID803の値を判定し、値が「2」、つまり、授業関連入力ページである場合は、ステップS616へ処理を進める。値が「2」以外の場合は、本処理を終了する。
ステップS616において、情報処理サーバ102は、ステップS611で情報処理端末201から送信されたデータにより、アクセスページテーブル900にアクセスの履歴のレコードを追加する。
つまり、ユーザID901は、ステップS611で情報処理端末201から送信されたユーザIDで、ページID902は、ステップS611で情報処理端末201から送信されたページIDで、ページアクセス日時903は、本処理が行われた時刻で、IPアドレス904は、ステップS611で送信処理を行った情報処理端末201のIPアドレスを、設定する。
また、出席登録シフトフラグ905は、出席ボタンの表示の時間をずらして、ステップS612で取得した出席登録開始時刻1102と、出席登録終了時刻1103の値により算出可能な出席表示時間帯の間、表示するということで、有効フラグの値を設定する(図9、950)。
出席登録シフト開始時刻906は、ページアクセス日時903と同じ値を設定する。
出席登録シフト終了時刻907は、ステップS612で取得した出席登録開始時刻1102と出席登録終了時刻1103の差分である時間を、出席登録シフト開始時刻906に足した時刻の値を設定する。
以上の値を設定した上で、アクセスページテーブル900にアクセスの履歴のレコードを追加する(図9、940)。
ステップS617において、情報処理サーバ102は、授業の出席ボタン表示用ページの画面データを生成し、情報処理端末201へ、画面データを送信する。
ステップS618において、情報処理端末201は、情報処理サーバ102から受信した授業の出席ボタン表示用ページを表示画面に表示する。
ステップS619において、情報処理サーバ102は、出席登録ボタンの表示データの生成を行う。
ステップS620において、情報処理サーバ102は、ステップS616で取得したIPアドレスから、出席登録ボタンを表示する情報処理端末201の特定を行い、対象の情報処理端末201に対し、出席登録ボタンのボタンデータを送信する。
ステップS621において、情報処理サーバ102は、該当の情報処理端末201の授業の出席ボタン表示用ページの画面に出席登録ボタンを表示する。図14の1410は、その表示の一例を示す図である。
なお、ステップS620からステップS621までの、出席ボタンを定刻に画面上に表示する方法の一例を説明する。
この方法は、Webサーバからクライアントへデータをプッシュする方法で行うが、Webサーバ側でNode.jsというプログラムを利用して、websocket(WEBサーバとウェブブラウザ間で通信を行うために規格されたプロトコル)で通信できるサーバを稼働させることにより実現する。
また、情報処理端末201が使用するブラウザが、websocket通信に対応していることを前提とする。
上記を利用したときの情報処理サーバ102、情報処理端末201間で行われる通信の概要は以下の通りになる。
1.HTTPサーバ(情報処理サーバ102)側では、通常のHTTP通信を行う80番ポート以外に、Node.jsを利用して任意のポートを起動してListen状態にする。
2.クライアントが閲覧するWebページ(授業トップページ)には、ページ表示時に上記のListen状態になっている任意のポートに自動的にwebsocketで通信してコネクションを張るプログラムを記述しておく。
3.HTTPサーバ(情報処理サーバ102)と情報処理端末201のブラウザ間でコネクションが張られている状態の時、情報処理サーバ102側でWebページ(授業トップページ)の更新を行ってもよい条件になった場合、情報処理サーバ102は、websocket通信で張ったコネクションを使用し、情報処理端末201へ変更する出席ボタンのデータ(ボタンの画像とボタンに紐付くロジック)を送信する(ステップS620)。
情報処理端末201は出席ボタンのデータ(ボタンの画像とボタンに紐付くロジック)を受け取ったら、Webページの出席ボタンを表示する部分のみを自動で更新する(ステップS621)。
これにより、情報処理端末201の授業関連入力ページにおいて、入力作業が完了した後に、通常の出席登録可能な時間帯の間、出席登録ボタンを押下し、出席登録を行うことが可能となる。
つまり、情報処理端末201において、出席登録開始時刻となった場合に、授業の出席ボタン表示用ページを表示している場合は、通常の出席登録可能な時間帯である、ステップS612で取得された出席登録開始時刻1102の「10:45:00」から出席登録終了時刻1103の「10:55:00」までの間に出席登録ボタンにより出席の登録を行うことが可能であるが、情報処理端末201において、出席登録開始時刻となった場合に、授業関連入力ページを表示していた場合は、出席登録開始時刻をシフトし、図9の940に示すように、「2013/09/09 11:11:45」から、「2013/09/09 11:21:45」までの間に、出席登録ボタンにより出席の登録を行うことが可能となる。
<第二の実施形態>
続いて、第二の実施形態について説明を行う。第二の実施形態では、第一の実施形態の処理を、より詳細なデータテーブルを用いることによって説明をすることとする。
図15は、第一の実施形態における図4の、情報処理端末201(学生端末)において、授業に関係するページを表示する処理を、詳細なデータを用いての説明を行ったフローである。まずこの図15から説明を行う。
ステップS1501において、クライアントユーザの操作により情報の表示要求を受け付けた情報処理端末101は、情報処理サーバ102に対して該表示要求を送信する。すなわち、ユーザの操作に応じて、所望の授業識別情報に対応する授業ページの表示要求を前記サーバへ行う。
なお、送信する際は、情報処理端末201で表示要求を行ったクライアントユーザのログインユーザID、ステップS1501で表示要求を行った情報が掲載されているWebページのページID、表示要求を行ったユーザがしようしている端末のIPアドレスが情報処理サーバ102へ送信される。
ステップS1502において、情報処理サーバ102は、ステップ1501において、情報処理端末201より表示要求された情報が掲載されている画面ページの情報をアクセスページテーブル1900へ登録する。
なお、ステップS1502においては、ステップS1501で情報処理端末201から受け取ったユーザID、ページID、IPアドレスを、それぞれ、アクセスページテーブル1900のユーザID1901、ページID1902、IPアドレス1905の値として、又、ステップS1501で情報処理端末201からページ表示要求が行われた日時を、ページアクセス開始日時1903の値として登録を行う。
なお、アクセスページテーブル1900は、ユーザID1901、ページID1902、ページアクセス開始日時1903、更新日時1904、IPアドレス1905、出席登録シフトフラグ1906、出席登録シフト開始時刻1907、出席登録シフト終了時刻1908からなる。
ユーザID1901へは、ページ表示要求を行ったユーザのユーザID、ページID1902は、ページ表示要求が行われたページのページID、ページアクセス開始日時1903は、でアクセス要求が行われたときの日時、IPアドレス1905は、ページ表示要求を行った情報処理端末201のIPアドレスが登録される。
例えば、情報処理端末201のユーザのユーザIDが「01234」、そのユーザがアクセス要求を行ったページIDが「00011111」、アクセス要求を行った開始時刻が「2013/9/9 10:25:00」、情報処理端末201のIPアドレスが「1.2.3.4」である場合、図19の1910で示すレコードが登録されることとなる。
つまり、ユーザID1901が「01234」、ページID1902が「00011111」、ページアクセス開始日時1903が「2013/9/9 10:25:00」、IPアドレス1905が「1.2.3.4」の図19の1910に示すレコードがアクセスページテーブル1900に登録される。
また、更新日時1904へは、情報処理端末201が、ステップS1501でページ表示要求を行い、情報処理端末201において表示したページにおいて、その後、ページ内で表示されたデータに対して更新が行われた場合に、その更新日時が登録される。
出席登録シフトフラグ1906へは、出席登録ボタンの表示を通常の表示時間帯よりもずらして表示を行うか否かを管理するフラグが、出席登録シフト開始時刻1907へは、出席登録ボタンが通常の表示期間よりも後にずれた場合の出席登録ボタンの表示開始時刻が登録される。
また、出席登録シフト終了時刻1908は、出席登録ボタンが通常の表示期間よりも後にずれた場合の出席登録ボタンの表示終了時刻が登録される。
なお、本ステップにおいては、この項目において値は登録されないこととする。これらの項目への値の登録については、後のステップで説明を行うこととする。
ステップS1503において、情報処理サーバ102は、情報処理端末201から、表示要求された情報が掲載されたページの画面データを生成し、情報処理端末201へ送信する。
ステップS1504において、情報処理端末201は、情報処理サーバ102から送信された画面データを受け取り、表示画面に表示する。すなわち、情報処理端末より要求された授業ページを表示制御する。
図16は、本発明の実施形態における、情報処理端末201が、情報処理端末101の出席登録ボタン表示画面(出席登録ボタンを表示するための授業トップページ)において、出席登録ボタンを表示させるための時間帯を予め、情報処理端末201から情報処理サーバ102を介して、出席期間管理テーブル2200へ登録をしておく処理である。
ステップS1601において、情報処理端末101(教師端末)は、ユーザ(教師)より、情報処理端末201(学生端末)のユーザ(学生)が出席登録を行う画面(出席登録ボタンを表示するための授業トップページ)、において表示する出席登録のボタンの表示の開始時時刻と、表示の終了時刻の登録を受け付ける。
ステップS1602において、情報処理サーバ102は、出席期間管理テーブル2200へ、授業に紐付く出席登録時間帯の登録を行う。
出席期間管理テーブル2200は、授業ID2201、出席登録開始時刻2202、出席登録終了時刻2203から成る。すなわち、授業の授業識別情報と出席確認時刻とを対応付けて管理する。
授業ID2201には、情報処理端末101のユーザが出席の確認を行う授業の授業IDが、出席登録開始時刻2202は、スッテプS1601で情報処理端末101から受け付けた出席ボタンの表示開始時刻が、出席登録終了時刻2203は、スッテプS1601で情報処理端末101から受け付けた出席ボタンの表示終了時刻が値として登録される。すなわち、所定の時間とは、出席登録開始時刻と出席登録終了時刻の間の時間のことを指す。また、所定の時間とは、出席確認時刻である出席確認指示可能なボタンを授業ページにおいて表示を開始する出席確認開始時刻から、表示を終了する出席確認終了時刻までの時間のことを指す。
例えば、ステップS1601で情報処理端末101が、ユーザより、授業IDが「0001」、出席登録開始時刻が「10:45:00」、出席登録終了時刻が「10:55:00」と、出席登録期間を受け付けた場合(図23、2310)、図22の2210に示すレコードが登録されることとなる。
ステップS1603において、情報処理サーバ102は、ジョブスケジューラ104に対し、ステップS1602で登録した、授業ID2201と、出席登録開始時刻2202の値を登録しておく。
ステップS1604において、情報処理サーバ102は、出席登録期間登録完了の画面データを生成し、情報処理端末101へ画面データを送信する。
ステップS1605において、情報処理端末101は、情報処理サーバ102から送信された画面データを受け取り、情報処理端末101の表示画面において、表示する(図23、2320)。
図17、図18は、本発明の実施形態における、情報処理端末201に対して出席登録のボタンが表示された画面を、通常の表示時間帯より後にずらした期間において、表示するための処理を示した処理図である。
ステップS1701において、ジョブスケジューラ104は、図16のステップS1603でジョブケジュールに登録されていた出席登録開始時刻(出席期間管理テーブル2200の出席登録開始時刻2202に登録された時刻)になると、出席登録ボタン表示開始の通知を情報処理サーバ102に対して行う。また、情報処理サーバ102に対して、図16のステップS1603でジョブスケジュールに登録されていた授業IDを通知する。
ステップS1702において、情報処理サーバ102は、授業コンテンツマスタテーブル2000から、ジョブスケジューラ104から送信された授業IDに紐付く、授業ページID2002と、ページ区分ID2003を取得する。
授業コンテンツマスタテーブル2000は、授業ID2001、授業ページID2002、ページ区分ID2003から成る。
授業ID2001は、授業を識別するIDが、授業ページID2002は、授業IDの紐付く授業に関するページのページIDが、ページ区分ID2003は、授業ページのIDとして登録されている授業ページが出席ボタン表示用の授業のトップページか、または、出席ボタンのシフト表示を許すページ(例えば授業に関連する入力ページなど)か、または、出席ボタンのシフト表示を許さないページ(例えば授業に関連するページであっても出席ボタンのシフト表示を許さないページなど)か、を判別するためのフラグが登録されている。本実施例では、授業ページのIDとして登録されている授業ページが、出席ボタン表示用の授業のトップページの場合ページ区分を「1」とし、出席ボタンのシフト表示を許すページである場合ページ区分を「2」とし、出席ボタンのシフト表示を許さないページの場合ページ区分を「3」とすることとする。
例えば、ステップS1701で、ジョブスケジューラ104から送信された授業IDが、「0001」である場合、ステップS1702においては、授業ページIDが「00011111」でページ区分が「1」、授業ページIDが「00011112」でページ区分が「2」、授業ページIDが「00011113」でページ区分が「3」、のデータを授業コンテンツマスタテーブル2000より取得する。
ステップS1703において、情報処理サーバ102は、情報処理端末201において、現在表示している情報処理サーバ102に存在するページの情報をアクセスページテーブル1900より取得する。
なお、アクセスページテーブル1900から取得する内容は、ユーザID1901、ページID1902、ページアクセス開始日時1903、IPアドレス1905である。
例えば、ステップS1701の出席登録ボタン表示開始の通知が、ジョブスケジューラ104に登録されている出席登録開始時刻の10:45:00に行われたとすると、10:45:00の時点で図19のアクセスページテーブル1900で管理しているページにおいて、各情報処理端末201でアクセス状態になっているレコード(ページアクセス開始日時1903に登録されている日時が、各情報処理端末201において、10:45以前となっている最新のレコード)を取得する。例えば、図の1912、1920、1931のレコードを取得することとする。
ステップS1704において、情報処理サーバ102は、ステップS1703で取得したレコードのページID1902の値が、ステップS1702で取得した授業ページIDに存在する場合、その授業ページIDに紐付くページ区分ID2003の値を取得し、情報処理端末201でユーザ(学生)に表示されている画面ページが出席ボタン表示用の授業のトップページであるか否かを判定する。すなわち、出席確認時刻に情報処理端末が表示しているページの種別を判定する。なお、出席ボタン表示用の授業のトップページとは、図12に図示する画面の一例のことを指す。
例えば、図19、アクセスページテーブル1900に示すように、ステップS1703で取得されたユーザ表示していたページのページIDが00011111(図9、1912)とすると、授業コンテンツマスタテーブル2000の授業ページID2002が00011111のレコードより、ページ区分ID803の「1」が値として得られる。
また、図19、アクセスページテーブル1900に示すように、ステップS1703で取得されたユーザ表示していたページのページIDが00011112(図19、1920)とすると、授業コンテンツマスタテーブル2000の授業ページID2002が00011112のレコードより、ページ区分ID2003の「2」が値として得られる。
さらに、図19、アクセスページテーブル1900に示すように、ステップS1703で取得されたユーザ表示していたページのページIDが00011113(図19、1931)とすると、授業コンテンツマスタテーブル2000の授業ページID2002が00011113のレコードより、ページ区分ID2003の「3」が値として得られる。
したがって、図19、1912のレコードの場合は、ページID1902が「00011111」であって、ページ区分IDは「1」であり、ページアクセス開始日時1903の値も「2013/9/9 10:40:30」以降表示中であり、出席登録の受付の開始時刻である「10:45:00」の時点では、ページID1902=「00011111」を表示していたことになるため、出席登録の受付の開始時刻に出席ボタン表示用の授業のトップページを表示していると判定し、ステップS1719へ進む。すなわち、出席確認時刻に情報処理端末が表示しているページが出席確認指示可能なボタンを表示するための授業ページを表示していると判定し、ステップS1719へ進む。
ステップS1719では、情報処理サーバ102は、出席登録ボタンのデータ(ボタンの画像とボタンのロジック)の生成を行い、そして、ステップS1720において、情報処理端末201に対し、出席登録ボタンのデータを送る。すなわち、図22で管理する出席確認時刻となった授業識別情報に対応する授業ページを表示している情報処理装置に対して、出席確認指示可能なボタン情報を送信する。
そして、ステップS1721において、情報処理端末201は、情報処理サーバ102より送られてきた出席登録ボタンのデータを授業トップページにおいて表示する(図14の1410)。なお、表示方法の詳細については、再度、同一の処理の説明の箇所で行うこととする。すなわち、授業ページの表示中、且つ、所定の時間内にユーザの出席確認をさせるべく、サーバから受信したボタン情報に従って、出席確認指示可能なボタンを表示するための授業ページに出席確認指示可能なボタンを表示制御する。
また、ページ区分が「1」以外の場合は、ステップS1705へ処理を進める。例えば、図19、1920のレコードの場合は、ページID1902=「00011112」のページ区分IDは「2」であるため、また、図19、1931のレコードの場合は、ページID1902=「00011113」のページ区分IDは「3」であるため、出席ボタン表示用の授業のトップページを表示していないと判定し、次のステップS1705へ進む。
ステップS1705において、情報処理サーバ102は、情報処理端末201でユーザ(学生)に表示されている画面ページが、例えば授業に関連する入力ページなどの出席ボタンのシフト表示を許すページ(本実施例の場合、ページ区分IDが「2」のページ)であるか否かを判定する。授業に関連するページとは、図13に示す図の一例のことを指す。例えば、図13の1310や、1320はテキストで文字入力ができる項目であるが、このような項目を保持する画面のページのことを指す。また、ラジオボタンや、プルダウンで値を指定する項目があっても良いこととする。すなわち、授業に関連し、ボタンを表示する所定の時間をシフトしても良い授業ページとは、入力値を受け付ける項目を保持する授業ページであることとする。
ステップS1705において、ステップS1703で取得したレコードのページID1902の値に紐付くページ区分ID2003として「2」を取得した場合(図19、1920)、授業関連するページを表示していると判定し、ステップS1706へ処理を進める。なお、ページ区分IDが「2」以外の値を得た場合(図19、1931)は、処理を終了する。
例えば、図19、1920のレコードの場合は、ページID1902=「00011112」となり、図20の授業コンテンツマスタテーブル2000によると、ページ区分IDは「2」であるため、授業に関連するページを表示していると判定し、次のステップS1706へ進む。しかし、図19、1931のレコードの場合は、ページID1902=「00011113」となり、図20の授業コンテンツマスタテーブル2000によると、このページIDのページ区分は「3」となるため、授業とは関係のないページを表示していると判定し、本処理を終了する。
ステップS1706において、情報処理サーバ102は、情報処理端末201の授業関連入力ページにおけるユーザ(学生)からの入力処理の終了完了の応答が得られるまで待ち状態となる。
ステップS1707において、情報処理端末201において、例えば、出席ボタンのシフト表示を許すページ(授業に関連する入力ページなど)の一例である図13の画面において、1330の入力完了ボタンが押下され、入力処理の完了状態になると、入力したデータを情報処理サーバ102へ送信する。また、同時に、情報処理端末201を使用していたユーザのユーザID、入力を行っていた画面のページID、情報処理端末201のIPアドレスを情報処理サーバ102へ送信する。
ステップS1708において、情報処理サーバ102は、ステップS1707で情報処理端末201より送信されたデータをアクセスページテーブル1900において更新する。
なお、更新する対象は、図19の1920のレコードを例として挙げて説明する。例えば、ステップS1707で情報処理端末201において授業に関連あるページで入力が完了した場合に、情報処理サーバ102へ送信された内容が、ユーザID=「12345」、ページID=「00011112」、IPアドレス=「9.8.7.6」である場合、図19の1920が更新対象レコードとなる。したがって、図19の1920のレコードの更新日時1904に対し、ステップS1707において、情報処理端末201において授業に関連あるページで入力が完了し、情報処理サーバ102へ情報処理端末201の情報を送信した時刻=「2013/9/9 11:10:50」の値で更新する(図19、1921)。
ステップS1709において、情報処理サーバ102は、入力完了画面のデータを生成し、情報処理端末201(学生端末)へ送信する。
ステップS1710において、情報処理端末201は、情報処理サーバ102から送信された入力完了画面のデータを受け取り、表示画面に表示する。
情報処理端末201は、ステップS1710において情報処理サーバ102から送信された入力完了画面のデータを受け取ると、ステップS1711において、情報処理端末201は、授業の出席ボタン表示用ページの表示要求を情報処理サーバ102へ送信する。すなわち、授業に関連し、ボタンを表示する所定の時間をシフトしても良い授業ページへの処理が終了後に、出席確認指示可能なボタンを表示するための授業ページの表示要求を行う。つまり、ユーザの操作に応じて、所望の授業識別情報に対応する授業ページの表示要求をサーバへ行う。
なお、送信する内容は、ステップS1711で、情報処理端末201の入力画面で表示要求を行ったユーザのユーザID、ステップS1711で、情報処理端末201より表示要求を行った、授業において出席登録ボタンを表示するためのページのページID、ステップS1711で、出席登録ボタンを表示するためのページの表示要求を行った情報処理端末201のIPアドレスを送信する。なお、ここでは、ステップS1707において授業の関連ページにおいて入力が完了した直後の「2013/9/9 11:10:50」に表示要求を送ったこととする。
ステップS1712において、情報処理サーバ102は、情報処理端末201から授業の出席ボタン表示用ページの表示要求を受け付けると、ステップS1711で送信された、ページIDに含まれる授業IDをキーとして、次のデータを取得する。
まず、授業コンテンツマスタテーブル2000より、授業ページID2002、ページ区分ID2003を取得する。例えば、ステップS1711において、送信されたページIDが00011111である場合、図20、授業コンテンツマスタテーブル2000より、授業ページIDが「00011111」でページ区分が「1」、授業ページIDが「00011112」でページ区分が「2」、授業ページIDが「00011113」でページ区分が「3」、のデータを取得する。
次に、図21、授業テーブル2100より、該当する授業の開始時刻1007と終了時刻1008の値を取得する。例えば、ステップS1711において、送信されたページIDが00011111である場合、最初の4桁である0001が授業IDであるため、図10に示すように、開始時刻1007が「10:40:00」、終了時刻1008が「12:10:00」の値を取得する。
最後に、出席期間管理テーブル2200より、出席登録開始時刻2202、出席登録終了時刻2203の値を取得する。例えば、ステップS1711において、送信されたページIDが00011111である場合、0001が授業IDであるため、図11に示すように、出席登録開始時刻2202が「10:45:00」、出席登録終了時刻2203が「10:55:00」の値を取得する。
ステップS1713において、情報処理サーバ102は、アクセスページテーブル1900に存在するレコードうち、ユーザID(情報処理端末201)ごとに、ステップS1711で授業の出席をとるための授業トップページの表示要求を出す直前に表示をしていたページの表示情報を取得する。
情報処理サーバ102は、情報処理端末201におけるこれまでのページの表示履歴(図19のアクセスページテーブル1900)より、それぞれのユーザにおいて、ステップS1711で授業トップページの表示要求を行う前の表示履歴を取得する。つまり、ステップS1711で授業トップページの表示要求を行う前の、出席取得時に表示を行っていた関連ページへのアクセス履歴を取得する。
取得する内容は、ステップS1707で送信された、ユーザID1901、ページID1902、ページアクセス開始日時1903、更新日時1904、IPアドレス1905の値で、アクセスページテーブル1900に登録されたレコードである。
なお、ここでは、図9、1921のレコードの情報を取得することを例とする。
次に、ステップS1714において、図9、1921のレコードの更新日時1904の時刻の値が、ステップS1712で取得した、図21、授業テーブル2100の終了時刻2108の値「12:10:00」より以前の時刻か否かを判定する。すなわち、授業ページが、授業に関連し、ボタンを表示する所定の時間をシフトしても良い授業ページである場合に、当該授業ページに対する処理の終了が特定の時間内であるか否かを判定する。
それより以前の時刻であれば、ステップS1715へ処理を進める。すなわち、処理終了時刻の判定により、処理の終了が特定の時間内であると判定した場合、ステップS1715へ処理を進める。それより後の時刻であれば、出席登録ボタンの無い、ステップS1711で表示要求を行った通常の授業トップページの画面の、アクセスページテーブル1900へ表示履歴のレコードを追加し、表示する。
なお、ここにおいては、授業終了時刻よりも前にアクセスがされている(処理が終了している)か、を基準に判定を行っているが、別の時間の基準によって判定を行っても良いこととする。例えば、処理の終了時刻をもっと厳しくし、出席期間管理テーブル2200の出席登録終了時刻2203の時刻よりも前に終了しているか否かによって判定しても良いこととする。すなわち、特定の時間内に終了しているか否かによって判定しても良いということである。
ステップS1715において、ステップS1712で取得した、図20、授業コンテンツマスタテーブル2000の2010のレコードのページ区分ID2003の値を判定し、値が「2」、つまり、出席ボタンのシフト表示を許すページ(例えば授業に関連する入力ページなど)である場合は、ステップS1716へ処理を進める。すなわち、授業に関連し、ボタンを表示する所定の時間をシフトしても良い授業ページを表示している場合は、ステップS1716へ処理を進める。値が「2」以外の場合(例えば、「3」など)は、出席登録ボタンの無い、ステップS1711で表示要求を行った表示画面の、アクセスページテーブル1900へ表示履歴のレコードを追加し、表示要求を行った、通常の授業トップページを表示する。すなわち、出席確認時刻に情報処理端末が表示しているページの種別を判定する。
ステップS1716において、情報処理サーバ102は、ステップS1711で情報処理端末201から送信されたデータにより、アクセスページテーブル1900にアクセスの履歴のレコードを追加する。
ステップS1711で送信した、ユーザIDの値はユーザID1901、ページIDの値はページID1902、IPアドレスの値はIPアドレス1905へ登録する。なお、ページアクセス開始日時1903には、ステップS1711で送信を行った時刻を登録する。
更に、出席登録シフトフラグ1906は、ステップS1712で取得した出席登録開始時刻1102と、出席登録終了時刻1103の値により抽出可能な出席表示時間帯の間、出席ボタンの表示の時間をずらして表示することを識別可能にするための値(ここでは1とする)を登録するする(図19、1924)。
出席登録シフト開始時刻1907へは、1922のレコードのページアクセス開始日時1903と同じ値を登録する。すなわち、出席確認指示可能なボタンの表示を開始する時刻を、授業に関連し、ボタンを表示する所定の時間をシフトしても良い授業ページへの処理が終了した後に、出席確認指示可能なボタンを表示するための授業ページの表示要求を受け付けた時刻とする。
出席登録シフト終了時刻1908は、ステップS1712で取得した出席登録開始時刻1102と出席登録終了時刻1103から算出した差分の時間を、出席登録シフト開始時刻1907に足した時刻の値を登録する。
なお、登録した内容は、図19、アクセスページテーブル1900の1922のレコードを一例とする。
ステップS1717において、情報処理サーバ102は、授業の出席ボタン表示用ページの画面データを生成し、情報処理端末201へ、画面データを送信する。
ステップS1718において、情報処理端末201は、情報処理サーバ102から受信した出席ボタン表示用の授業のトップページを表示画面に表示する。すなわち、情報処理端末より要求された授業ページを表示制御する。
ステップS1719において、情報処理サーバ102は、出席登録ボタンの表示データの生成を行う。
ステップS1720において、情報処理サーバ102は、ステップS616で取得したIPアドレスから、出席登録ボタンを表示する情報処理端末201の特定を行い、対象の情報処理端末201に対し、出席登録ボタンのボタンデータを送信する。すなわち、図22で管理する出席確認時刻となった授業識別情報に対応する授業ページを表示している情報処理装置に対して、出席確認指示可能なボタン情報を送信する。
ステップS1721において、情報処理サーバ102は、該当の情報処理端末201の授業の出席ボタン表示用の授業のトップページの画面に出席登録ボタンを表示する。すなわち、情報処理端末より要求された授業ページを表示制御する。なお、図14の1410は、その表示の一例を示す図である。すなわち、サーバから受信したボタン情報に従って、出席確認指示可能なボタンを表示するための授業ページに出席確認指示可能なボタンを表示制御することを特徴とする。
なお、ステップS1720からステップS1721までの、出席ボタンを定刻に画面上に表示する方法は、以下の方法で行うこととする。
この方法は、Webサーバからクライアントへデータをプッシュする方法で行うが、Webサーバ側でNode.jsというプログラムを利用して、websocket(WEBサーバとウェブブラウザ間で通信を行うために規格されたプロトコル)で通信できるサーバを稼働させることにより実現する。
また、情報処理端末201が使用するブラウザが、websocket通信に対応していることを前提とする。
上記を利用したときの情報処理サーバ102、情報処理端末201間で行われる通信の概要は以下の通りになる。
1.HTTPサーバ(情報処理サーバ102)側では、通常のHTTP通信を行う80番ポート以外に、Node.jsを利用して任意のポートを起動してListen状態にする。
2.クライアントが閲覧するWebページ(授業トップページ)には、ページ表示時に上記のListen状態になっている任意のポートに自動的にwebsocketで通信してコネクションを張るプログラムを記述しておく。
3.HTTPサーバ(情報処理サーバ102)と情報処理端末201のブラウザ間でコネクションが張られている状態の時、情報処理サーバ102側でWebページ(授業トップページ)の更新を行ってもよい条件になった場合、情報処理サーバ102は、websocket通信で張ったコネクションを使用し、情報処理端末201へ変更する出席ボタンのデータ(ボタンの画像とボタンに紐付くロジック)を送信する(ステップS1720)。
情報処理端末201は出席ボタンのデータ(ボタンの画像とボタンに紐付くロジック)を受け取ったら、Webページの出席ボタンを表示する部分のみを自動で更新する(ステップS1721)。
以上の方法により、情報処理端末201において、出席登録開始時刻になった時に、授業の出席を本来行うページが表示されている場合は、所定の時間内において出席登録ボタンを押下し、出席登録を行うことが可能となる。
また、情報処理端末201の授業関連入力ページにおいて、入力作業が完了した後に、授業の出席を本来行うページの表示要求を行った場合に、通常の出席登録可能な時間帯をシフトした間、出席登録ボタンを押下し、出席登録を行うことが可能となる。
つまり、情報処理端末201において、出席登録開始時刻となった場合に、授業の出席ボタン表示用ページを表示している場合は、通常の出席登録可能な時間帯である、ステップS1712で取得された出席登録開始時刻2202の「10:45:00」から出席登録終了時刻2203の「10:55:00」までの間に出席登録ボタンにより出席の登録を行うことが可能であるが、情報処理端末201において、出席登録開始時刻となった場合に、授業に関連し、前記ボタンを表示する所定の時間をシフトしても良い授業ページを表示していた場合は、授業に関連し、前記ボタンを表示する所定の時間をシフトしても良い授業ページへの処理(例えば、入力などの処理)が所定の時間内に終了した後(本実施例では一例として授業時間内に終了)、授業の出席ボタン表示用ページの表示要求を行った場合、出席登録開始時刻をシフトし、図19の1925に示すように、「2013/9/9 11:10:50」から、「2014/9/9 11:20:50」までの間に、出席登録ボタンにより出席の登録を行うことが可能となる。
なお、ステップS1721で情報処理端末201において表示がされている、出席登録ボタンが表示された授業トップページにおいて、学生が出席登録のボタンを押下した場合、アクセスページテーブル1900の1922のレコードの更新日時1904に対し画面が更新された時刻を登録することとする。
また、授業関連入力ページへの入力が所定の時間内に終了した後に、授業の出席を本来行うページを表示するタイミングは、特に何分以内というように設けてはいないが、本実施例では、直後ということで説明を行うこととする。また、何分以内というように設けてその時間以内に表示された場合のみに、出席登録ボタンが表示された授業トップページを表示しても良いとする。また、授業関連入力ページへの入力が所定の時間内に終了した後に、強制的に授業トップページが表示されるようにしても良いこととする。この表示要求の方法については、このように、いずれの方法でもあってよいこととする。
以上により、出席確認を容易に実行できる技術を提供することができるようになる。
以上、2つの実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、本発明におけるプログラムは、図4、図5、図6、図7、図15、図16、図17、図18に示すフローチャートの処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムであり、本発明の記憶媒体は図4、図5、図6、図7、図15、図16、図17、図18の処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムが記憶されている。なお、本発明におけるプログラムは図4、図5、図6、図7、図15、図16、図17、図18の各装置の処理方法ごとのプログラムであってもよい。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読み出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスク、ソリッドステートドライブ等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ、データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。