JP5919637B2 - 車両プラグイン充電システムおよび充電条件設定管理装置 - Google Patents

車両プラグイン充電システムおよび充電条件設定管理装置 Download PDF

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Description

本発明は、車両プラグイン充電システムおよび充電条件設定管理装置に関するものである。
従来、充電器に車両を接続し、充電器から車両の二次電池に電力を供給する技術(プラグイン充電)が知られている。またこのプラグイン充電の際、充電器と車両が接続ケーブルを介して通信を行う技術も知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−230520号公報
接続ケーブルを介した充電器と車両の通信として、本発明者は、乗員(例えばドライバー)が車両内で入力した充電に関する条件設定(例えば、充電量)を、この接続ケーブルを介して充電器に伝送することを着想し、この着想の手順について検討した。
その検討の結果、乗員が車両を一旦降りて接続ケーブルを繋げた後、再度車両に乗り込んで条件設定を入力するのでは、乗員にとって煩わしいという問題点に気付いた。
本発明は上記問題点に鑑み、プラグイン充電において、乗員が車両内で入力した充電に関する条件設定を、接続ケーブルを介して充電器から車両に送信する際、乗員による車両乗降の煩雑さを低減することを目的とする。
上記目的を達成するための請求項1に記載の発明は、車両に搭載された電池(11)に対して前記車両外から接続ケーブル(20)を介して充電を行うための給電側システム(2、3)と、前記車両に搭載され、前記給電側システム(2、3)から前記電池(11)への充電条件設定を管理する充電条件設定管理装置(17)と、を備えた車両プラグイン充電システムであって、前記充電条件設定管理装置(17)は、前記接続ケーブル(20)を介して前記給電側システム(2、3)に前記車両が接続されていないとき、前記車両内で乗員が入力した充電条件設定を取得して記憶部(17b)に記録する充電条件設定記録手段(130、140)と、前記接続ケーブル(20)を介して前記給電側システム(2、3)に前記車両が接続されたことを検出したとき、その検出前に前記充電条件設定記録手段(130、140)によって前記記憶部(17b)に記録された前記充電条件設定を、前記接続ケーブル(20)を介して前記給電側システム(2、3)に送信する充電条件設定送信手段(160、170)と、を備え、前記給電側システム(2、3)は、前記充電条件設定管理装置(17)から前記充電条件設定を受信した後、前記充電条件設定に基づいて、前記車両の電池(11)への充電スケジュールを作成し、作成した前記充電スケジュールに従って、前記電池(11)への充電を、前記接続ケーブル(20)を介して行ない、前記車両内で乗員が入力して前記充電条件設定記録手段(130、140)が取得する前記充電条件設定は、電力の料金が所定の料金よりも低い時間帯を選んで充電を行うためのコスト優先か、電力の料金が前記所定の料金よりも高い時間帯も低い時間帯も選んで前記コスト優先の場合の場合よりも早く充電を完了させるための時間優先か、の選択のみであることを特徴とする車両プラグイン充電システムである。
このようになっていることで、車両の乗員が充電条件設定を入力すると、その設定は、一旦車両の記憶部(17b)に保持される。その後、乗員が車両を降り充電システム(2、3)と車両を接続ケーブル(20)で接続すると、保持されている充電条件設定が接続ケーブル(20)を介して充電システム(2、3)に送出される。これにより、充電システム(2、3)は、この充電条件設定に応じた充電を電池(11)に行うことができる。そして、乗員は、車両と充電システム(2、3)を接続ケーブル(20)で接続するために一旦車両を出た後は、充電条件設定を入力するために再び車両に戻る必要がないので、乗員の利便性が向上する。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両プラグイン充電システムにおいて、前記充電条件設定送信手段(160、170)は、前記充電条件設定記録手段(130、140)によって前記記憶部(17b)に記録された前記充電条件設定のうち、前記給電側システム(2、3)に要求する必要電力量を、前記電池(11)の充電効率情報及び車両固有の充電効率に基づいて修正し、修正後の必要電力量を前記接続ケーブル(20)を介して前記給電側システム(2、3)に送信することを特徴とする。
このようにすることで、電池(11)の充電効率及び車両固有の充電効率に応じて、前記給電側システム(2、3)に送信する必要電力量を修正することができる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の車両プラグイン充電システムにおいて、前記給電側システム(2、3)は、電力の供給可能量と料金の時間推移の情報、および、前記充電条件設定管理装置(17)から受けた前記充電条件設定に基づいて、前記車両の電池(11)への充電スケジュールを作成し、作成した前記充電スケジュールに従って充電を行うことを特徴とする。このようにすることで、電力の供給可能量と料金の時間推移に応じた柔軟なスケジュールで充電を行うことができる。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の車両プラグイン充電システムにおいて、前記給電側システム(2、3)は、前記接続ケーブル(20)が接続される充電器(2)および前記充電器(2)と通信可能なサーバ(3)とを備え、前記充電器(2)は、前記サーバ(3)と通信して前記電力の供給可能量と料金の時間推移の情報を繰り返し受信することで、前記電力の供給可能量と料金の時間推移の情報を繰り返し更新し、更新された前記電力の供給可能量と料金の時間推移の情報に基づいて、前記車両の電池(11)への充電スケジュールを作成し、作成した前記充電スケジュールに従って充電を行うことを特徴とする。
このように、接続ケーブル(20)が接続される充電器(2)が、サーバ(3)から電力の供給可能量と料金を取得するようになっていることで、電力供給側が供給可能量と料金の時間推移の情報を更新するために充電器(2)のある位置まで行って供給可能量と料金をいちいち設定しなおす必要がなくなる。
また、請求項5に記載の発明は、請求項3または4に記載の車両プラグイン充電システムにおいて、前記充電器(2)は、作成した前記充電スケジュールが前記充電条件設定を満たす場合、作成した前記充電スケジュールに従って充電を行うことを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項3ないし5のいずれか1つに記載の車両プラグイン充電システムにおいて、記充電条件設定送信手段(160、170)は、前記接続ケーブル(20)を介して前記給電側システム(2、3)に前記車両が接続されたことに基づいて、前記充電条件設定記録手段(130、140)によって前記記憶部(17b)に記録された前記コスト優先か時間優先かの選択を、前記充電条件設定として、前記接続ケーブル(20)を介して前記給電側システム(2、3)に送信し、記給電側システム(2、3)は、電力の供給可能量と料金の時間推移の情報、および、前記充電条件設定管理装置(17)から受けた前記コスト優先か時間優先かの選択に基づいて、コスト優先の場合は、電力の料金が所定の料金よりも低い時間帯を選んで充電を行う充電スケジュールを作成し、時間優先の場合は、電力の料金が前記所定の料金よりも高い時間帯も低い時間帯も選んで、コスト優先の場合の場合よりも早く充電が完了するよう、充電スケジュールを作成することを特徴とする。このように、車両の乗員は、コスト優先か時間優先かの簡単な選択を行うことで、自分の要求に応じた充電を受けることができる。
また、請求項に記載の発明は、請求項1ないしのいずれか1つに記載の車両プラグイン充電システムにおいて前記給電側システム(2、3)は、前記充電条件設定管理装置(17)から受けた前記充電条件設定に応じて充電スケジュールを作成し、作成した前記充電スケジュールが前記充電条件設定を満たさないことに基づいて、前記車両を降りた乗員に警告報知を行うことを特徴とする。
本発明では、車両側から給電側システム(2、3)まで充電条件設定が送信されるのは、乗員が車両から降りて接続ケーブル(20)で車両と給電側システム(2、3)を接続した後である。したがって、作成した前記充電スケジュールが充電条件設定の一部または全部を満たさない場合は、上記のように、車内で警告報知を行うよりも、車外の給電側システム(2、3)で報知を行う方が、乗員に伝わり易い。
また、請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の車両プラグイン充電システムにおいて、前記給電側システム(2、3)は、前記警告報知を行った後、充電条件設定の変更の操作を受け付け、受け付けた変更の操作に従って、前記充電条件設定管理装置(17)から受けた前記充電条件設定を変更し、変更後の前記充電条件設定に基づいて前記車両の前記電池(11)への充電スケジュールを再作成することを特徴とする。このようになっていることで、乗員は、わざわざ車内に戻ることなく、給電側システム(2、3)によって満たされない充電条件設定を変更することができる。
また、請求項9に記載の発明は、請求項1ないし8のいずれか1つに記載の車両プラグイン充電システムにおいて、前記充電条件設定管理装置(17)は、前記充電条件設定送信手段(160、170)が前記充電条件設定を前記給電側システム(2、3)に送信した後、前記記憶部(17b)に記録されている前記充電条件設定を消去する消去手段(180)を有することを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、請求項1ないし9のいずれか1つに記載の車両プラグイン充電システムにおいて、充電条件設定記録手段(130、140)は、前記接続ケーブル(20)を介して前記給電側システム(2、3)に前記車両が接続されていないとき、前記充電条件設定として、充電に対する前記乗員の要求を表す充電条件設定を、取得して記憶部(17b)に記録することを特徴とする。
また、請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の車両プラグイン充電システムにおいて、前記乗員の要求を表す充電条件設定は、前記車両内で前記乗員が入力した充電完了の目標日時、必要電力量、最大コスト、および充電における優先事項のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする
また、請求項12に記載の発明は、請求項1ないし11のいずれか1つに記載の車両プラグイン充電システムにおいて、前記充電条件設定記録手段(130、140)は、前記電池(11)の残量に基づいて、必要電力量を算出し、前記必要電力量を前記記憶部(17b)に記録することを特徴とする。
また、請求項13に記載の発明は、車両の外部の充電器(2)から接続ケーブル(20)を介して電力供給を受けて電池(11)に充電可能な車両に搭載され、前記充電器(2)から前記電池(11)への充電条件設定を管理する充電条件設定管理装置(17)であって、前記接続ケーブル(20)を介して前記充電器(2)に前記車両が接続されていないとき、前記車両内で乗員が入力した充電条件設定を取得して記憶部(17b)に記録する充電条件設定記録手段(130、140)と、前記接続ケーブル(20)を介して前記充電器(2)に前記車両が接続されたことを検出したとき、その検出前に前記充電条件設定記録手段(130、140)によって前記記憶部(17b)に記録された前記充電条件設定を、前記接続ケーブル(20)を介して前記充電器(2)に送信することで、前記充電条件設定の送信後に、前記充電条件設定に基づいた前記車両の電池(11)への充電スケジュールを前記充電器(2)に作成させ、作成された前記充電スケジュールに従った前記電池(11)への充電を前記充電器(2)に行わせる充電条件設定送信手段(170)と、を備え、前記車両内で乗員が入力して前記充電条件設定記録手段(130、140)が取得する前記充電条件設定は、電力の料金が所定の料金よりも低い時間帯を選んで充電を行うためのコスト優先か、電力の料金が前記所定の料金よりも高い時間帯も低い時間帯も選んで前記コスト優先の場合の場合よりも早く充電を完了させるための時間優先か、の選択のみであることを特徴とする充電条件設定管理装置である。
このようになっていることで、車両の乗員が充電条件設定を入力すると、その設定は、一旦車両の記憶部(17b)に保持される。その後、乗員が車両を降り充電器(2)と車両を接続ケーブル(20)で接続すると、保持されている充電条件設定が接続ケーブル(20)を介して充電器(2)に送出される。これにより、充電器(2)は、この充電条件設定に応じた充電を電池(11)に行うことができる。そして、乗員は、車両と充電器(2)を接続ケーブル(20)で接続するために一旦車両を出た後は、充電条件設定を入力するために再び車両に戻る必要がないので、乗員の利便性が向上する。
なお、上記および特許請求の範囲における括弧内の符号は、特許請求の範囲に記載された用語と後述の実施形態に記載される当該用語を例示する具体物等との対応関係を示すものである。
本発明の実施形態に係る車両プラグイン充電システムの構成図である。 充電条件設定管理装置の制御部が実行する処理のフローチャートである。 車両側および充電器の作動の手順を示すシーケンスズである。 供給電力テーブルの一例を示す図である。 コストテーブルの一例を示す図である。 受付画面の一例を示す図である。 スケジューリングテーブルの一例を示す図である。 充電器の表示・操作部における表示例である。 受付画面の一例を示す図である。 スケジューリングテーブルの一例を示す図である。 充電器の表示・操作部における表示例である。 受付画面の一例を示す図である。 スケジューリングテーブルの一例を示す図である。 充電器の表示・操作部における表示例である。
以下、本発明の一実施形態について説明する。図1に、本実施形態に係る車両プラグイン充電システムの構成について説明する。図1に示すように、本実施形態の車両プラグイン充電システムは、車載システム1、充電器2、およびサーバ3を備えている。
車両に搭載される車載システム1は、充電可能な電池11を備えている。車両の外部(例えば、駐車場)に設置された充電器2は、接続ケーブル20で車両と充電器2が接続されたとき、この接続ケーブル20中の電力線20aを介して電池11に充電を行う。サーバ3は、通信ネットワーク(例えば、インターネット等の広域ネットワーク)を介して充電器2(および充電器2と同等の機能を有する複数の他の充電器)と通信し、充電器2(および複数の他の充電器)に、電力の供給可能量と料金の時間推移の情報を送信するようになっている。充電器2およびサーバ3は、給電側システムを構成する。
本実施形態では、車両の乗員が車載システム1に対して充電条件設定を入力し、その乗員が車両を降りて接続ケーブル20で充電器2と車両を接続したとき、接続ケーブル20内の通信線20bを介して車載システム1から充電器2に充電条件設定(車両の乗員が入力する)が送信され、充電器2は、この充電条件設定およびサーバ3から受信した電力の供給可能量と料金の時間推移の情報に基づいて、電池11への充電のスケジュールを作成し、作成したスケジュールに従って通信ケーブル20の電力線20aを通じて充電を行う。
まず、車載システム1の構成の詳細について説明する。車載システム1は、車両に搭載されたシステムであり、上述の電池11に加え、充電回路12、充電制御部13、電池監視部14、車載情報端末15、通信部16、充電条件設定管理装置17を備えている。
電池11は、車両(電気自動車またはハイブリッド車両)を走行させるための駆動力を発生するモータ(図示せず)の電力源となる二次電池である。充電回路12は、充電制御部13から電力を受けて電池11に充電を行う回路である。
充電制御部13は、車両の外部から供給された電力を充電回路12に出力する装置であり、充電開始、終了、出力電力制御等の制御を行う。
電池監視部14は、電池11の状態に関する量として、電池残量(SOC)および充電効率情報(温度、使用開始からの経過日数等)を検出し、検出結果を充電条件設定管理装置17に出力する。
車載情報端末15は、車両内の乗員(ドライバー等)が直接操作可能な操作部と、車両の車室内の乗員に文字および画像で情報を表示するための表示部とを備えている。
通信部16は、充電器2と車両が接続ケーブル20で接続されたとき、接続ケーブル20内の通信線20bを介して充電器2と通信するためのインターフェース回路(例えば、シリアル通信回路)である。
充電条件設定管理装置17は、充電器2から電池11への充電条件設定を管理する装置である。この充電条件設定管理装置17は、プラグインセンシング部17a、充電条件設定記憶部17b、および制御部17cを有している。
プラグインセンシング部17aは、接続ケーブル20を介して充電器2に車両が接続されたことを検出する回路である。本実施形態では、通信部16は、定期的(例えば、1秒毎)にポーリング信号を送信しており、通信部16が通信線20bを介して充電器2と通信可能となり、通信部21の車両側通信部がそのポーリング信号に対する応答を送信し、通信部16がその応答を受信したことに基づいて、接続ケーブル20を介して充電器2に車両が接続されたことを検出するようになっている。
充電条件設定記憶部17bは、不揮発性記憶媒体、RAM等の記憶媒体であり、ユーザが入力した充電条件設定が記録されるようになっている。
制御部17cは、CPU、RAM、ROM等を備えたマイクロコンピュータであり、CPUがROMに記録されたプログラムを実行し、RAMを作業領域として使用することで、後述する処理を実行し、その際、通信部16を用いて充電器2と通信するようになっている。以下、CPUの作動を制御部17cの作動と同一視して説明する。
次に、充電器2の詳細な構成について説明する。充電器2は、通信部21、表示・操作部22、電力供給情報記憶制御部23、充電スケジューリング部24、記憶部25(例えば、不揮発性記憶媒体)、供給電力制御部26等を有している。
通信部21は、車載システム1と通信するための車両用通信部と、サーバ3と通信するためのサーバ用通信部(例えば、インターネット用の通信インターフェース)を有している。車両用通信部は、充電器2と車両が接続ケーブル20で接続されたとき、接続ケーブル20内の通信線20bを介して車載システム1と(より具体的には、通信部16を介して制御部17cと)通信するためのインターフェース回路(例えば、シリアル通信回路)である。
表示・操作部22は、車両から降車した乗員が直接操作可能な操作部と、降車した乗員に文字および画像で情報を表示するための表示部とを備えている。
電力供給情報記憶制御部23は、通信部21のサーバ用通信部を用いてサーバ3から受信した、電力の供給可能量と料金の時間推移の情報を記憶部25に記録する装置である。電力の供給可能量と料金の時間推移の情報は、具体的には、供給電力テーブル25aおよびコストテーブル25bである。供給電力テーブル25aおよびコストテーブル25bについては後述する。
充電スケジューリング部24は、通信部21を介して充電条件設定記憶部17bから受信した充電条件設定と、記憶部25に記録されている最新の供給電力テーブル25aおよびコストテーブル25bに基づいて、電池11に対する充電のスケジュールを作成し、それをスケジューリングテーブル25cとして記憶部25に記録する。
供給電力制御部26は、記憶部25に記録されたスケジューリングテーブル25cに従ったスケジュールで、電力線20aを介して電力供給して電池11に充電を行う。
これら電力供給情報記憶制御部23、充電スケジューリング部24、および供給電力制御部26は、それぞれが、1つのマイクロコンピュータとして実現されていてもよいし、1つのマイクロコンピュータでこれらの装置23、24、26のすべての機能を実現するようになっていてもよい。
サーバ3は、上述の通信ネットワークを介して複数の充電器(充電器2を含む)と通信可能な機能を備えたパーソナルコンピューまたはワークステーション等の装置であり、当該複数の充電器の1つ1つに対し、その充電器に対する電力の供給可能量と料金の時間推移の情報(具体的には、コストテーブル25bおよびスケジューリングテーブル25c)を逐次更新して自機の記憶媒体(例えば、磁気記憶媒体)に記録し、それら情報を、当該通信ネットワークを介して定期的に対象の充電器(充電器2を含む)に送信するようになっている。
以下、上記のような構成の車両プラグイン充電システムの作動について説明する。図2に、充電条件設定管理装置17の制御部17cがプログラムを実行することで実現する処理のフローチャートを示し、図3に、車両側(車載システム1)と充電器2の作動手順を示す。
まず、充電器2の電力供給情報記憶制御部23は、通信部21のサーバ用通信部を用いて、繰り返し定期的に(例えば、4時間周期で)、サーバ3から供給電力テーブル25aおよびコストテーブル25bを受信し、受信したテーブル25a、25bを記憶部25に記録する(図3ステップ310)。受信の手順は、定期的にサーバ3が自発的に送信する供給電力テーブル25a、コストテーブル25bを受信する方法でもよいし、23aが定期的にサーバに供給電力テーブル25a、コストテーブル25bの要求を送信し、サーバ3がその要求に応じてテーブル25a、25bを送信し、電力供給情報記憶制御部23が受信するようになっていてもよい。
図4に、充電器2を対象とする供給電力テーブル25aの一例を示し、図5に、コストテーブル25bの一例を示す。供給電力テーブル25aは、図4に例示するように、日時毎に、対象の充電器2から供給可能な最大電力の情報を含んでいる。コストテーブル25bは、図5に例示するように、日時毎に、対象の充電器2から充電したときの単位電力量当たりの料金(車両の乗員に課金される額)の情報を含んでいる。
また、車載システム1は、車両の走行中も駐車中も作動し、制御部17cは、図2の処理において、ステップ110で、車両が駐車すると判定するまで待機している。そして、車両が充電器2の設置場所の近くに駐車される(図3ステップ210)。すると制御部17cは、ステップ110で、例えば、車両の駆動源(モータ、エンジン)がすべて停止し、ドライブポジションがP(駐車)の位置に入ったことに基づいて、車両が駐車されたと判定し、ステップ120に進む。
ステップ120では、電池監視部14から現在の電池11の電池残量の情報を取得し、車載情報端末15を制御して、表示部に当該電池残量を表示させる。これにより、車内の乗員は、現在の電池残量を確認し、どれだけ充電したいかを把握することができる(図3ステップ220)。
その後、制御部17cは、充電条件設定の受付を行う。具体的には、車載情報端末15の表示部に、充電条件設定の入力を促す受付画面を表示させる。図6に、この受付画面の一例を示す。受付画面は、充電完了の目標日時(ターゲットTime)、充電器2に要求する必要電力量(電力量)、最大コスト、およびコスト優先か時間優先かの選択(充電条件)の入力を促すようになっている。
乗員は、車載情報端末15の操作部(車内に設置されている)を用いて、これら充電条件設定(すなわち、充電完了の目標日時、必要電力量、最大コスト、およびコスト優先か時間優先かの選択)を入力する(図3ステップ230)。すると、制御部17cは、その入力された充電条件設定を取得し、ステップ140に進み、当該充電条件設定を表示部に反映させると共に、当該充電条件設定を充電条件設定記憶部17bに記録する(図3ステップ240)。なお、この時点では、乗員は車内におり、接続ケーブル20で車両と充電器2とは接続されていない。ステップ140で充電条件設定を記録した後、制御部17cはステップ150に進み、接続ケーブル20を介して充電器2に車両が接続された(すなわち、プラグインされた)ことをプラグインセンシング部17aが検出するまで待機する。
その後、乗員は車両を降り(図3ステップ250)、接続ケーブル20で車両と充電器2とを接続(プラグイン)する(図3ステップ260)。すると制御部17cは、ステップ150でプラグインされたことを検出し、ステップ160に進み、必要電力量を修正する。具体的には、充電条件設定記憶部17bに記録された充電条件設定のうち、必要電力量を、電池監視部14から入力された充電効率情報及び充電条件設定記憶部17bに予め記憶された車両固有の充電効率に基づいて修正する。
つまり、充電効率情報(電池11の温度、使用日数)の値によっては、充電器2から15kWhの電力供給を受けても、14kWh充電できる場合もあれば、10kWhしか充電できる場合もある。したがって、制御部17cは、充電効率情報(電池11の温度、使用日数)の値と充電率(充電器2から受けた電力量に対する実際に電池11が充電可能な電力量)との対応関係のテーブルを有し、このテーブルに従って、充電効率情報から充電率を決定して、必要充電量を充電率で除算することで、修正後の必要充電量を得る。
続いてステップ170では、通信部16を用いて、充電条件設定(修正後の必要充電量、および、充電条件設定記憶部17bに記録された他の充電条件設定)を、通信線20bを介して充電器2に送信する(図3ステップ270)。
充電器2の充電スケジューリング部24は、通信線20bおよび通信部21の車両側通信部を介して当該充電条件設定を受信すると、当該車両側通信部および通信線20bを介して受領通知信号(Ack)を車載システム1に送信する。制御部17cは、通信部16を介してこの受領通知信号を受けたことに基づいて、ステップ180に進み、充電条件設定記憶部17bに記録してある充電条件設定を消去する(図3ステップ280)。このように、充電条件設定を送信して受領通知を受信した直後に充電条件設定を消去することで、今回入力された充電条件設定が次回の充電時に間違って充電器2に通知されることがなくなる。
続いて制御部17cは、ステップ190に進み、充電制御部13に充電開始指令を出力する。これにより、充電制御部13は、接続ケーブル20の電力線20aを介して充電器2から受ける電力を充電回路12に出力できる状態になる。
また、充電器2側では、通信部2を介して車載システム1から充電条件設定を受信した充電スケジューリング部24が、その受けた充電条件設定と、電力の供給可能量の時間推移の情報(記憶部25に記憶されている最新版に更新された供給電力テーブル25a)と料金の時間推移の情報(記憶部25に記憶されている最新版に更新されたコストテーブル25b)に基づいて、車両の電池11への充電スケジュールを作成し(図3ステップ330)、作成したスケジュールをスケジューリングテーブル25cとして記憶部25に記録する(図3ステップ340)。
ここで、受けた充電条件設定、最新の供給電力テーブル25a、最新のコストテーブル25bに基づいてスケジュールを作成する方法について説明する。なお、以下では、充電器2が車載システム1から充電条件設定を受けた日は12月7日22時0分であるとする。
まず、第1の例として、車載システム1から受けた充電条件設定が、図6に示したように、目標時刻が12月8日午前7時0分であり、必要電力量が11kWhであり(ここでは、充電率は1であるとする)、最大コストが60円であり、コスト優先が選択されている場合について説明する。この場合、電力供給情報記憶制御部23は、コスト優先であるので、電力の料金が所定の料金(ここでは、1kWh当たり8円とする)よりも低い時間帯のみを選んで充電を行う充電スケジュールを作成する。したがって、図5のコストテーブル25bに基づいて、1kWh当たり5円である23:00から6:00までの時間帯のみで、必要電力量の11kWhを供給しようとする。また、23:00から6:00までを1時間単位で区間分けし、区間の最後で電力供給量が必要電力量に一致し、かつ、その条件下で最も早く充電が完了するよう、充電スケジュールを作成する。すると、図4の供給電力テーブル25aによれば、この時間帯の最大供給電力が2kWであるので、図7に示すように、23:00分から24:00までの区間は、1kWの充電を行い、0:00から5:00までは2kWの充電を行うよう、充電スケジュールを作成する。また、図5のコストテーブル25bによれば、このような充電による総料金は5×11=55円なので、充電条件設定中の最大コスト(60円)を超えない。
充電スケジューリング部24は、このような図7の充電スケジュールを、時間の区間毎の供給電力を表したスケジューリングテーブル25cとして、記憶部25に記録する(ステップ330)
更に充電スケジューリング部24は、算出したスケジューリングテーブル25cおよびコストテーブル25bに基づいて、図8に例示するような充電スケジュール概要として、充電完了時刻(充電完了Time)、供給電力量(電力量)、料金(コスト)を、表示・操作部22の表示部に表示させる。これにより、車両を降りた乗員が、充電スケジュール概要を確認することができる。
次に、第2の例として、車載システム1から受けた充電条件設定が、図9に示すように、目標時刻が12月8日午前7時0分であり、必要電力量が16kWhであり(ここでは、充電率は1であるとする)、最大コストが90円であり、時間優先が選択されている場合について説明する。この場合、電力供給情報記憶制御部23は、時間優先であるので、電力の料金が上述の所定の料金よりも高い時間帯も低い時間帯も選んで、充電器2の電力供給能力の範囲内で最も早く(したがって、コスト優先の場合の場合よりも早く)充電が完了するよう、充電スケジュールを作成する。
したがって、図5のコストテーブル25bに関わりなく、図4の供給電力テーブル25aに記載された時間毎の最大電力の供給を、図10に示すように、22:00から7:00までの9時間をかけて必要電力量の16kWhを供給して電池11に充電を行うよう、充電スケジュールを作成する。また、図5のコストテーブル25bによれば、このような充電による総料金10×1×2+5×2×6=80円なので、充電条件設定中の最大コスト(90円)を超えない。
充電スケジューリング部24は、このような図10の充電スケジュールを、時間の区間毎の供給電力を表したスケジューリングテーブル25cとして、記憶部25に記録する(ステップ330)
更に充電スケジューリング部24は、算出したスケジューリングテーブル25cおよびコストテーブル25bに基づいて、図11に例示するような充電スケジュール概要として、充電完了時刻(充電完了Time)、供給電力量(電力量)、料金(コスト)を、表示・操作部22の表示部に表示させる。これにより、車両を降りた乗員が、充電スケジュール概要を確認することができる。
次に、第3の例として、車載システム1から受けた充電条件設定が、図12に示したように、目標時刻が12月8日午前7時0分であり、必要電力量が16kWhであり(ここでは、充電率は1であるとする)、最大コストが70円であり、コスト優先が選択されている場合について説明する。この場合、電力供給情報記憶制御部23は、コスト優先であるので、電力の料金が所定の料金(ここでは、1kWh当たり8円とする)よりも低い時間帯のみを選んで充電を行う充電スケジュールを作成する。したがって、図5のコストテーブル25bに基づいて、1kWh当たり5円である23:00から6:00までの7時間帯のみで、必要電力量の16kWhを供給しようとするが、その時間帯の最大電力は、図4の供給電力テーブル25aによれば2kWなので、最大でも14kWhしか電力供給できない。
この場合、充電スケジューリング部24は、必要電力量を満たすという条件を外して、目標時刻までに所定の料金以下の時間帯で最大限充電を行うような充電スケジュールを作成する。したがって、図13に示すように、23:00分から6:00まで最大の2kWを供給して電池11を充電する充電スケジュールを作成する。図5のコストテーブル25bによれば、このような充電による総料金は7×2×5=70円なので、充電条件設定中の最大コスト(70円)を超えない。
充電スケジューリング部24は、このような図13の充電スケジュールを、時間の区間毎の供給電力を表したスケジューリングテーブル25cとして、記憶部25に記録する(ステップ330)
更に充電スケジューリング部24は、算出したスケジューリングテーブル25cおよびコストテーブル25bに基づいて、図14に例示するような充電スケジュール概要として、充電完了時刻(充電完了Time)、供給電力量(電力量)、料金(コスト)を、表示・操作部22の表示部に表示させる。これにより、車両を降りた乗員が、充電スケジュール概要を確認することができる。
なおこの際、充電スケジューリング部24は、充電条件設定中の必要充電量を満たすことができていない旨の警告報知を表示・操作部22の表示部に行わせるようになっていてもよい。
また、上記の第1〜第3の例では、作成した充電スケジュールに従った充電による総料金は、充電条件設定中の最大コストを超えていなかったが、もし超えた場合は、実際の料金が充電条件設定の料金を超える旨を警告報知を表示・操作部22の表示部に行わせるようになっていてもよい。
このように、充電器2の充電スケジューリング部24は、充電条件設定管理装置17から受けた充電条件設定に応じて充電スケジュールを作成し、作成した充電スケジュールが充電条件設定の一部または全部を満たさないことに基づいて、車両から降りた乗員に警告報知を行う。
本実施形態では、充電条件設定管理装置17から充電器2まで充電条件設定が送信されるのは、乗員が車両から降りて接続ケーブル20で車両と充電器2を接続した後である。したがって、作成した充電スケジュールが充電条件設定の一部または全部を満たさない場合は、上記のように、車内で警告報知を行うよりも、車外の充電器2で報知を行う方が、乗員に伝わり易い。
また、このような警告報知を行った場合、充電スケジューリング部24は、表示・操作部22の操作部に対する乗員の入力に基づいて、充電条件設定の変更操作を受け付け、受け付けた変更の操作に従って、充電条件設定管理装置17から受けた充電条件設定を変更し、変更後の充電条件と、供給電力テーブル25a、コストテーブル25bに基づいて、上述のように充電スケジュールを作成してスケジューリングテーブル25cを記憶部25に記録するようになっていてもよい。このようになっていることで、乗員は、わざわざ車内に戻ることなく、充電器2によって一部または全部が満たされない充電条件設定を変更することができる。
上記の第1〜第3の例のように充電スケジュールの作成(図3ステップ320)、スケジューリングテーブル25cの記録(図3ステップ330)、および概要表示(図3ステップ340)が行われた後、充電器2の供給電力制御部26は、記憶部25から当該スケジューリングテーブル25cを読み出し、読み出したスケジューリングテーブル25cに従って供給電力制御部26を制御することで、スケジューリングテーブル25cに従った電池11への充電を、接続ケーブル20の電力線20aを介して行なう(図3ステップ350)。この供給電力制御部26の制御により、供給電力制御部26は、スケジューリングテーブル25cに従った電力を充電制御部13に供給する。
また、車載システム1においては、制御部17cから充電開始指令を既に受けている(図2ステップ190参照)充電制御部13が、接続ケーブル20の電力線20aを介して充電器2から受ける電力を充電回路12に出力する。そして充電回路12は、充電制御部13から受けた電力で電池11に充電を行う(ステップ290)。このようにすることで、スケジューリングテーブル25cに従った電池11の充電が実現する。
以上説明した通り、充電条件設定管理装置17は接続ケーブル20を介して充電器2に車両が接続されていないとき、車両内で乗員が入力した充電条件設定を取得して充電条件設定記憶部17bに記録し(ステップ130、140)、接続ケーブル20を介して充電器2に車両が接続されたことに基づいて、記録された充電条件設定を、接続ケーブル20を介して充電器2に送信し(ステップ160、170)、充電器2は、充電条件設定管理装置17から受けた充電条件設定に応じた電池11への充電を、接続ケーブル20を介して行なう。
このようになっていることで、車両の乗員が充電条件設定を入力すると、その設定は、一旦車両の充電条件設定記憶部17bに保持される。その後、乗員が車両を降り充電器2と車両を接続ケーブル20で接続すると、保持されている充電条件設定が接続ケーブル20を介して充電器2に送出される。これにより、充電器2は、この充電条件設定に応じた充電を電池11に行うことができる。そして、乗員は、車両と充電器2を接続ケーブル20で接続するために一旦車両を出た後は、充電条件設定を入力するために再び車両に戻る必要がないので、乗員の利便性が向上する。
充電条件設定管理装置17は、記録された充電条件設定のうち、充電器2に要求する必要電力量を、電池11の充電効率情報に基づいて修正し(ステップ160)、修正後の必要電力量を接続ケーブル20を介して充電器2に送信する(ステップ170)。このようにすることで、電池11の充電効率に応じて、充電器2に送信する必要電力量を修正することができる。
また、充電器2は、電力の供給可能量と料金の時間推移の情報、および、充電条件設定管理装置17から受けた充電条件設定に基づいて、車両の電池11への充電スケジュールを作成し、作成した充電スケジュールに従って充電を行う。このようにすることで、電力の供給可能量と料金の時間推移に応じた柔軟なスケジュールで充電を行うことができる。
また、給電側システムは、接続ケーブル20が接続される充電器2および充電器2と通信可能なサーバ3とを備え、充電器2は、サーバ3と通信して電力の供給可能量と料金の時間推移の情報を繰り返し受信することで、電力の供給可能量と料金の時間推移の情報を繰り返し更新し、更新された電力の供給可能量と料金の時間推移の情報に基づいて、車両の電池11への充電スケジュールを作成し、作成した充電スケジュールに従って充電を行う。
このように、接続ケーブル20が接続される充電器2が、サーバ3から電力の供給可能量と料金の時間推移の情報を取得するようになっていることで、電力供給側が供給可能量と料金の時間推移の情報を更新するために充電器2のある位置まで行く必要がなくなる。
また、充電器2は、電力の供給可能量と料金の時間推移の情報(供給電力テーブル25aおよびコストテーブル25b)、および、充電条件設定管理装置17から受けたコスト優先か時間優先かの選択に基づいて、コスト優先の場合は、電力の料金が所定の料金よりも低い時間帯を選んで充電を行う充電スケジュールを作成し、時間優先の場合は、電力の料金が当該所定の料金よりも高い時間帯も低い時間帯も選んで、コスト優先の場合の場合よりも早く充電が完了するよう、充電スケジュールを作成する。このように、車両の乗員は、コスト優先か時間優先かの簡単な選択を行うことで、自分の要求に応じた充電を受けることができる。
なお、上記実施形態において、制御部17cが、図2のステップ130、140を実行することで充電条件設定記録手段の一例として機能し、ステップ160、170を実行することで充電条件設定送信手段の一例として機能する。なお、制御部17cのステップ160の機能は、図1の電力換算部18として別途実現するようになっていてもよい。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の範囲は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の各発明特定事項の機能を実現し得る種々の形態を包含するものである。例えば、以下のような形態も許容される。
(1)乗員が入力するのは、コスト優先か時間優先かの選択のみであってもよい。その場合、制御部17cは、必要電力量を、乗員が入力するのではなく、電池監視部14から入力された電池残量に基づいて、所定の満充電量から電池残量を減算した結果の量を、必要電力量として充電条件設定記憶部17bに記録するようになっていてもよい。
(2)また、充電条件設定記憶部17bには、充電条件設定のデフォルト値が記録されていてもよい。そして、デフォルト値以外の充電条件設定が充電条件設定記憶部17bに記録されていない場合に限り、図2のステップ170でこのデフォルト値が充電器2に送信されるようになっていてもよい。ただしこの場合は、ステップ180では、デフォルト値は充電条件設定記憶部17bから消去されない。
(3)また、車載情報端末15は、必ずしも車内に固定されておらずともよく、例えば、乗員が持ち運べる携帯情報端末であってもよい。その場合、その携帯端末は、車内に持ち込まれたときに、充電条件設定管理装置17の制御部17cと(例えばBluetooth通信で)無線通信可能となっていればよい。
(4)また、充電器2の電力供給情報記憶制御部23、充電スケジューリング部24、記憶部25は、サーバ3が有していてもよい。その場合、充電器2は、充電条件設定管理装置17から受信した充電条件設定をそのままサーバ3に送信し、サーバ3は、電力供給情報記憶制御部23、充電スケジューリング部24、記憶部25によって、この充電条件設定からスケジューリングテーブル25cを作成し、作成したスケジューリングテーブル25cを充電器2に送信し、充電器2の供給電力制御部26は、サーバ3から受信したスケジューリングテーブル25cに従って電力供給をするようになっていてもよい。この場合、充電器2の構成がシンプルになる。また、表示・操作部22とサーバ3の充電スケジューリング部24は、通信部21のサーバ用通信部を介した通信で信号をやり取りするようになっていてもよい。
(5)また、上記実施形態において、充電器2から電池11への充電時(図3ステップ350、290)に、供給電力制御部26は、通信部21の車両側通信部を用いて、通信線20bを介して、スケジューリングテーブル25cを車載システム1に送信するようになっていてもよい。このスケジューリングテーブル25cは、通信部16を介して制御部17cが受信し、受信したスケジューリングテーブル25cに従って、充電制御部13を制御し、スケジューリングテーブル25cに従った電力のみ充電回路12に出力するようにさせてもよい。このように、充電器2から電池11への給電電力は、充電制御部13で制御することもできる。
(6)また、上記実施形態では、接続ケーブル内で電力線20aと通信線20bが別々に設けられているが、電力線20aのみが設けられており、この電力線20aを介して制御部17cと充電器2が通信を行うようになっていてもよい。
(7)また、上記の実施形態において、制御部17c、電力供給情報記憶制御部23、充電スケジューリング部24、供給電力制御部26がプログラムを実行することで実現している各機能は、それらの機能を有するハードウェア(例えば回路構成をプログラムすることが可能なFPGA)を用いて実現するようになっていてもよい。
1 車載システム
2 充電器
3 サーバ
11 電池
14 電池監視部
15 車載情報端末
17 充電条件設定管理装置
17a プラグインセンシング部
17b 充電条件設定記憶部
17c 制御部
20 接続ケーブル
20a 電力線
20b 通信線
22 表示・操作部
23 電力供給情報記憶制御部
24 充電スケジューリング部
25 記憶部
25a 供給電力テーブル
25b コストテーブル
25c スケジューリングテーブル
26 供給電力制御部

Claims (13)

  1. 車両に搭載された電池(11)に対して前記車両外から接続ケーブル(20)を介して充電を行うための給電側システム(2、3)と、
    前記車両に搭載され、前記給電側システム(2、3)から前記電池(11)への充電条件設定を管理する充電条件設定管理装置(17)と、を備えた車両プラグイン充電システムであって、
    前記充電条件設定管理装置(17)は、
    前記接続ケーブル(20)を介して前記給電側システム(2、3)に前記車両が接続されていないとき、前記車両内で乗員が入力した充電条件設定を取得して記憶部(17b)に記録する充電条件設定記録手段(130、140)と、
    前記接続ケーブル(20)を介して前記給電側システム(2、3)に前記車両が接続されたことを検出したとき、その検出前に前記充電条件設定記録手段(130、140)によって前記記憶部(17b)に記録された前記充電条件設定を、前記接続ケーブル(20)を介して前記給電側システム(2、3)に送信する充電条件設定送信手段(160、170)と、を備え、
    前記給電側システム(2、3)は、前記充電条件設定管理装置(17)から前記充電条件設定を受信した後、前記充電条件設定に基づいて、前記車両の電池(11)への充電スケジュールを作成し、作成した前記充電スケジュールに従って、前記電池(11)への充電を、前記接続ケーブル(20)を介して行ない、
    前記車両内で乗員が入力して前記充電条件設定記録手段(130、140)が取得する前記充電条件設定は、電力の料金が所定の料金よりも低い時間帯を選んで充電を行うためのコスト優先か、電力の料金が前記所定の料金よりも高い時間帯も低い時間帯も選んで前記コスト優先の場合の場合よりも早く充電を完了させるための時間優先か、の選択のみであることを特徴とする車両プラグイン充電システム。
  2. 前記充電条件設定送信手段(160、170)は、前記充電条件設定記録手段(130、140)によって前記記憶部(17b)に記録された前記充電条件設定のうち、前記給電側システム(2、3)に要求する必要電力量を、前記電池(11)の充電効率情報及び車両固有の充電効率に基づいて修正し、修正後の必要電力量を前記接続ケーブル(20)を介して前記給電側システム(2、3)に送信することを特徴とする請求項1に記載の車両プラグイン充電システム。
  3. 前記給電側システム(2、3)は、電力の供給可能量と料金の時間推移の情報、および、前記充電条件設定管理装置(17)から受けた前記充電条件設定に基づいて、前記車両の電池(11)への充電スケジュールを作成し、作成した前記充電スケジュールに従って充電を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の車両プラグイン充電システム。
  4. 前記給電側システム(2、3)は、前記接続ケーブル(20)が接続される充電器(2)および前記充電器(2)と通信可能なサーバ(3)とを備え、
    前記充電器(2)は、前記サーバ(3)と通信して前記電力の供給可能量と料金の時間推移の情報を繰り返し受信することで、前記電力の供給可能量と料金の時間推移の情報を繰り返し更新し、更新された前記電力の供給可能量と料金の時間推移の情報に基づいて、前記車両の電池(11)への充電スケジュールを作成し、作成した前記充電スケジュールに従って充電を行うことを特徴とする請求項3に記載の車両プラグイン充電システム。
  5. 前記充電器(2)は、作成した前記充電スケジュールが前記充電条件設定を満たす場合、作成した前記充電スケジュールに従って充電を行うことを特徴とする請求項3または4に記載の車両プラグイン充電システム。
  6. 記充電条件設定送信手段(160、170)は、前記接続ケーブル(20)を介して前記給電側システム(2、3)に前記車両が接続されたことに基づいて、前記充電条件設定記録手段(130、140)によって前記記憶部(17b)に記録された前記コスト優先か時間優先かの選択を、前記充電条件設定として、前記接続ケーブル(20)を介して前記給電側システム(2、3)に送信し、
    前記給電側システム(2、3)は、電力の供給可能量と料金の時間推移の情報、および、前記充電条件設定管理装置(17)から受けた前記コスト優先か時間優先かの選択に基づいて、コスト優先の場合は、電力の料金が所定の料金よりも低い時間帯を選んで充電を行う充電スケジュールを作成し、時間優先の場合は、電力の料金が前記所定の料金よりも高い時間帯も低い時間帯も選んで、コスト優先の場合の場合よりも早く充電が完了するよう、充電スケジュールを作成することを特徴とする請求項3ないし5のいずれか1つに記載の車両プラグイン充電システム。
  7. 前記給電側システム(2、3)は、前記充電条件設定管理装置(17)から受けた前記充電条件設定に応じて充電スケジュールを作成し、作成した前記充電スケジュールが前記充電条件設定を満たさないことに基づいて、前記車両を降りた乗員に警告報知を行うことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の車両プラグイン充電システム。
  8. 前記給電側システム(2、3)は、前記警告報知を行った後、充電条件設定の変更の操作を受け付け、受け付けた変更の操作に従って、前記充電条件設定管理装置(17)から受けた前記充電条件設定を変更し、変更後の前記充電条件設定に基づいて前記車両の前記電池(11)への充電スケジュールを再作成することを特徴とする請求項7に記載の車両プラグイン充電システム。
  9. 前記充電条件設定管理装置(17)は、前記充電条件設定送信手段(160、170)が前記充電条件設定を前記給電側システム(2、3)に送信した後、前記記憶部(17b)に記録されている前記充電条件設定を消去する消去手段(180)を有することを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1つに記載の車両プラグイン充電システム。
  10. 充電条件設定記録手段(130、140)は、前記接続ケーブル(20)を介して前記給電側システム(2、3)に前記車両が接続されていないとき、前記充電条件設定として、充電に対する前記乗員の要求を表す充電条件設定を、取得して記憶部(17b)に記録することを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1つに記載の車両プラグイン充電システム。
  11. 前記乗員の要求を表す充電条件設定は、前記車両内で前記乗員が入力した充電完了の目標日時、必要電力量、最大コスト、および充電における優先事項のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項10に記載の車両プラグイン充電システム。
  12. 前記充電条件設定記録手段(130、140)は、前記電池(11)の残量に基づいて、必要電力量を算出し、前記必要電力量を前記記憶部(17b)に記録することを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1つに記載の車両プラグイン充電システム。
  13. 車両の外部の充電器(2)から接続ケーブル(20)を介して電力供給を受けて電池(11)に充電可能な車両に搭載され、前記充電器(2)から前記電池(11)への充電条件設定を管理する充電条件設定管理装置(17)であって、
    前記接続ケーブル(20)を介して前記充電器(2)に前記車両が接続されていないとき、前記車両内で乗員が入力した充電条件設定を取得して記憶部(17b)に記録する充電条件設定記録手段(130、140)と、
    前記接続ケーブル(20)を介して前記充電器(2)に前記車両が接続されたことを検出したとき、その検出前に前記充電条件設定記録手段(130、140)によって前記記憶部(17b)に記録された前記充電条件設定を、前記接続ケーブル(20)を介して前記充電器(2)に送信することで、前記充電条件設定の送信後に、前記充電条件設定に基づいた前記車両の電池(11)への充電スケジュールを前記充電器(2)に作成させ、作成された前記充電スケジュールに従った前記電池(11)への充電を前記充電器(2)に行わせる充電条件設定送信手段(170)と、を備え、
    前記車両内で乗員が入力して前記充電条件設定記録手段(130、140)が取得する前記充電条件設定は、電力の料金が所定の料金よりも低い時間帯を選んで充電を行うためのコスト優先か、電力の料金が前記所定の料金よりも高い時間帯も低い時間帯も選んで前記コスト優先の場合の場合よりも早く充電を完了させるための時間優先か、の選択のみであることを特徴とする充電条件設定管理装置。
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