JP5918474B2 - Egr装置 - Google Patents

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Description

本発明は、排気側から吸気側へ排気ガスの一部をEGRガスとして再循環してNOxの低減化を図るためのEGR装置に関するものである。
従来より、自動車のエンジンなどでは、排気側から排気ガスの一部を抜き出して吸気側へと戻し、その吸気側に戻された排気ガスでエンジン内での燃料の燃焼を抑制させて燃焼温度を下げることによりNOx(窒素酸化物)の発生を低減するようにした、いわゆる排気ガス再循環(EGR:Exhaust Gas Recirculation)が行われている。
一般的に、この種の排気ガス再循環を行う場合には、排気マニホールドから排気管に亘る排気通路の適宜位置と、吸気管から吸気マニホールドに亘る吸気通路の適宜位置との間をEGRパイプにより接続し、該EGRパイプを通して排気ガスをEGRガスとして再循環するようにしている。
尚、エンジンに再循環するEGRガスをEGRパイプの途中で冷却すると、EGRガスの温度が下がり且つその容積が小さくなることにより、エンジンの出力を余り低下させずに燃焼温度を低下して効果的にNOxの発生を低減させることができるため、エンジンにEGRガスを再循環するEGRパイプの途中に水冷式のEGRクーラが装備されている。
図6は前述した排気ガス再循環を行うためのEGR装置の一例を示すもので、図中1はディーゼル機関であるエンジンを示し、該エンジン1は、ターボチャージャ2を備えており、エアクリーナ3から導いた吸気4を吸気管5を通し前記ターボチャージャ2のコンプレッサ2aへ送り、該コンプレッサ2aで加圧された吸気4をインタークーラ6へと送って冷却し、該インタークーラ6から更に吸気マニホールド7へと吸気4を導いてエンジン1の各気筒(図6では直列6気筒の場合を例示している)に分配するようにしてある。
また、このエンジン1の各気筒から排出された排気ガス8を排気マニホールド9を介し前記ターボチャージャ2のタービン2bへ送り、該タービン2bを駆動した排気ガス8を排気管10を介し車外へ排出するようにしてある。
そして、排気マニホールド9の一端部と吸気マニホールド7の入口付近の吸気管5との間がEGRパイプ11により接続されており、排気マニホールド9から排気ガス8の一部をEGRガス8’として抜き出して吸気管5に導き得るようにしてある。
前記EGRパイプ11には、EGRガス8’の再循環量を適宜に調節し得るよう開度調整可能なEGRバルブ12と、EGRガス8’を冷却するための水冷式EGRクーラ13とが装備されており、該水冷式EGRクーラ13では、冷却水14とEGRガス8’とを熱交換させることによりEGRガス8’の温度を低下し得るようになっている。
ここで、前記水冷式EGRクーラ13では、エンジン1の冷却に使用している冷却水14の一部が抜き出されて冷媒として用いられるようになっており、EGRガス8’との熱交換により昇温した冷却水14は、サーモスタットケース15を介しエンジン1の冷却水14を冷却する系統に戻され、該エンジン1を経た冷却水14と共にラジエータ16に送られて外気との熱交換により冷却され、然る後に、サーモスタット17を経由してサーモスタットケース15に戻され、ここからクーラントポンプ18によりエンジン1へ再び送り込まれるようになっている。
尚、この種のEGR装置に関連する先行技術文献情報としては下記の特許文献1等がある。
特表2007−530869号公報
しかしながら、斯かる従来のEGR装置においては、エンジン1の冷却に使用している冷却水14の一部を抜き出して水冷式EGRクーラ13でのEGRガス8’の冷却に使用しているため、該EGRガス8’の温度をエンジン1の冷却水14より低い温度まで下げることができないという問題があり、将来的に排気ガス規制が益々厳しくなることを考えると、更なるNOx低減を図るためには、EGRガス8’の温度を吸気温度レベルまで低減する必要があると考えられているが、EGRガス8’の過度な冷却は、エンジン1の冷機状態において白煙の排出を招き、暖機後においても、軽負荷運転時に大量のHC,COを排出してしまう問題があった。
本発明は上述の実情に鑑みてなしたもので、白煙やHC,COの排出を招くことなく適切な運転状態でEGRガスの温度をエンジンの冷却水より低い温度まで下げてNOx低減効果の向上を図り得るEGR装置を提供することを目的とする。
本発明は、排気側から排気ガスの一部を抜き出してEGRガスとして吸気側へ再循環するEGRパイプと、該EGRパイプの途中に装備された水冷式EGRクーラと、該水冷式EGRクーラより下流側のEGRパイプに装備された空冷式EGRクーラと、該空冷式EGRクーラを迂回してEGRガスを流す第一バイパスパイプと、水冷式EGRクーラを迂回してEGRガスを流す第二バイパスパイプと、EGRパイプを流れるEGRガスの流れを第一バイパスパイプ及び第二バイパスパイプの夫々に切り替える流路切替手段とを備え、該流路切替手段によりEGRガスを水冷式EGRクーラ及び空冷式EGRクーラの両方に流したり、何れか一方に流したり、両方を迂回させて流したりすることで、エンジンの運転状態に応じてEGRガスの温度を適宜に変更し得るように構成したことを特徴とするEGR装置、に係るものである。
而して、流路切替手段によりEGRパイプを流れるEGRガスの流れを水冷式EGRクーラ及び空冷式EGRクーラの両方に流すように切り替えると、EGRガスが水冷式EGRクーラにて冷却水との熱交換により先行して冷却された後、下流側の空冷式EGRクーラにて外気との熱交換により更に冷却されることになり、排気側から吸気側へ再循環されるEGRガスの温度をエンジンの冷却水より低い温度まで下げることが可能となる。
しかも、流路切替手段によりEGRパイプを流れるEGRガスの流れを第一バイパスパイプに切り替えれば、空冷式EGRクーラを迂回させてEGRガスを流すことが可能となり、流路切替手段によりEGRパイプを流れるEGRガスの流れを第二バイパスパイプに切り替えれば、水冷式EGRクーラを迂回させてEGRガスを流すことが可能となるので、エンジンの運転状態に応じ流路切替手段を切り替えてEGRガスを水冷式EGRクーラ及び空冷式EGRクーラの何れか一方に対して流したり、或いは、水冷式EGRクーラ及び空冷式EGRクーラの両方を迂回させて流したりすることが可能となる。
例えば、エンジンの冷間始動時及び極軽負荷時に、流路切替手段によりEGRガスを水冷式EGRクーラ及び空冷式EGRクーラの両方を迂回させて流すようにすれば、高温のEGRガスを冷却せずに再循環することでエンジンの暖機が優先されることになり、過度に冷却されたEGRガスにより燃焼性が低下して白煙の排出を招く虞れが回避される。
また、エンジンの軽負荷時に、流路切替手段によりEGRガスを空冷式EGRクーラを迂回させて水冷式EGRクーラだけに流すようにすれば、EGRガスの冷却を水冷式EGRクーラの冷却だけに留めて前記EGRガスの温度を過度に冷却しなくて済み、大量のHC,COを排出してしまう虞れが回避される。
尚、エンジンの中・高負荷時にあっては、流路切替手段によりEGRパイプを流れるEGRガスの流れを水冷式EGRクーラ及び空冷式EGRクーラの両方に流し、EGRガスの温度をエンジンの冷却水より低い温度まで下げても、白煙やHC,COの増大を招く虞れがなく、これまで以上のEGRガスの温度低下によりNOxを効果的に低減することが可能となる。
また、本発明においては、第一バイパスパイプ及び第二バイパスパイプにおける中途箇所、最上流端の分岐箇所、最下流端の合流箇所の何れかに設けられた開閉式の切替バルブ、或いは、開度調整可能な切替バルブにより流路切替手段を構成することが可能であり、開閉式の切替バルブを採用すれば、水冷式EGRクーラ及び空冷式EGRクーラの両方を迂回したり、何れか一方を選択したり、両方に流したりする切り替えを選択的に行うことが可能となり、開度調整可能な切替バルブを採用すれば、同様の切り替えを段階的に行うことが可能となる。
上記した本発明のEGR装置によれば、EGRパイプを流れるEGRガスの流れを流路切替手段により切り替え、水冷式EGRクーラ及び空冷式EGRクーラの両方を迂回させたり、何れか一方を選択させたり、両方を流させたりすることができ、エンジンの運転状態に応じてEGRガスの温度を適宜に変更することができるので、EGRガスの過度な冷却によりエンジンの冷機状態において白煙の排出を招いてしまったり、暖機後において負荷の低い運転状態で大量のHC,COを排出してしまったりすることを確実に防止することができ、しかも、EGRガスの温度をエンジンの冷却水より低い温度まで下げても支障のない暖機後の負荷の高い運転状態では、水冷式EGRクーラ及び空冷式EGRクーラの両方を使用してEGRガスを二段階で冷却し、EGRガスの温度をエンジンの冷却水より低い温度まで下げることができるので、同じEGR率でEGRガスを再循環しても従来よりNOx低減効果を大幅に向上することができる等種々の優れた効果を奏し得る。
本発明の第一形態例を示す概略図である。 本発明の第二形態例を示す概略図である。 本発明の第三形態例を示す概略図である。 本発明の第四形態例を示す概略図である。 本発明の第五形態例を示す概略図である。 従来例を示す概略図である。
以下本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明の第一形態例を示すもので、図6と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
図1に示す如く、本形態例のEGR装置においては、排気マニホールド9の一端部と吸気マニホールド7の入口付近の吸気管5との間を接続しているEGRパイプ11の途中に、水冷式EGRクーラ13が従来と同様に装備されていると共に、該水冷式EGRクーラ13より下流側のEGRパイプ11には、空冷式EGRクーラ19が新たに装備されている。
ここで図示している例では、前記空冷式EGRクーラ19をインタークーラ6付近に配置して外気と良好な熱交換が成されるようにしてあり、このような位置に配置された空冷式EGRクーラ19を経由するようにEGRパイプ11が形成されている。
更に、前記EGRパイプ11には、水冷式EGRクーラ13の出側から空冷式EGRクーラ19を迂回してEGRバルブ12の入側に繋がる第一バイパスパイプ20と、排気マニホールド9の出側から水冷式EGRクーラ13を迂回して水冷式EGRクーラ13と切替バルブ22との間のEGRパイプ11に繋がる第二バイパスパイプ21とが付設されている。
また、前記EGRパイプ11に対する第一バイパスパイプ20の最上流端の分岐箇所には、EGRパイプ11を流れるEGRガス8’の流れを第一バイパスパイプ20に切り替える流路切替手段としてスリーウェイ方式の切替バルブ22が配設されており、前記第二バイパスパイプ21の中途箇所には、EGRパイプ11を流れるEGRガス8’の流れを第二バイパスパイプ21に切り替える流路切替手段としてツーウェイ方式の切替バルブ23が配設されている。
而して、このようにEGR装置を構成した場合に、切替バルブ22,23によりEGRパイプ11を流れるEGRガス8’の流れを水冷式EGRクーラ13及び空冷式EGRクーラ19の両方に流すように切り替えると、EGRガス8’が水冷式EGRクーラ13にて冷却水14との熱交換により先行して冷却された後、下流側の空冷式EGRクーラ19にて外気との熱交換により更に冷却されることになり、排気側から吸気側へ再循環されるEGRガス8’の温度をエンジン1の冷却水14より低い温度まで下げることが可能となる。
しかも、切替バルブ22によりEGRパイプ11を流れるEGRガス8’の流れを第一バイパスパイプ20に切り替えれば、空冷式EGRクーラ19を迂回させてEGRガス8’を流すことが可能となり、切替バルブ23によりEGRパイプ11を流れるEGRガス8’の流れを第二バイパスパイプ21に切り替えれば、水冷式EGRクーラ13を迂回させてEGRガス8’を流すことが可能となるので、エンジン1の運転状態に応じ切替バルブ22,23を切り替えてEGRガス8’を水冷式EGRクーラ13及び空冷式EGRクーラ19の何れか一方に対して流したり、或いは、水冷式EGRクーラ13及び空冷式EGRクーラ19の両方を迂回させて流したりすることが可能となる。
例えば、エンジン1の冷間始動時及び極軽負荷時(一般車両のアイドリング時、若しくは、ミキサー車等の特装車におけるエンジン動力による補機駆動時等)に、切替バルブ22の空冷式EGRクーラ19に向かう流路を閉じた上で切替バルブ23を開け、EGRガス8’を第二バイパスパイプ21及び第一バイパスパイプ20を介し水冷式EGRクーラ13及び空冷式EGRクーラ19の両方を迂回させて流すようにすれば、高温のEGRガス8’を冷却せずに再循環することでエンジン1の暖機が優先されることになり、過度に冷却されたEGRガス8’により燃焼性が低下して白煙の排出を招く虞れが回避される。
また、エンジン1の軽負荷時に、切替バルブ22の空冷式EGRクーラ19に向かう流路のみを閉じた上で切替バルブ23を閉じることにより、EGRガス8’を空冷式EGRクーラ19を迂回させて水冷式EGRクーラ13だけに流すようにすれば、EGRガス8’の冷却を水冷式EGRクーラ13の冷却だけに留めて前記EGRガス8’の温度を過度に冷却しなくて済み、大量のHC,COを排出してしまう虞れが回避される。
尚、エンジン1の中・高負荷時にあっては、切替バルブ22の第一バイパスパイプ20に向かう流路のみを閉じた上で切替バルブ23を閉じ、EGRパイプ11を流れるEGRガス8’の流れを水冷式EGRクーラ13及び空冷式EGRクーラ19の両方に流し、これによりEGRガス8’の温度をエンジン1の冷却水14より低い温度まで下げても、白煙やHC,COの増大を招く虞れがなく、これまで以上のEGRガス8’の温度低下によりNOxを効果的に低減することが可能となる。
また、本形態例のEGR装置においては、切替バルブ22,23がオン・オフ的な開閉式のものであっても良いし、開度調整可能なものであっても良く、開閉式の切替バルブ22,23を採用すれば、水冷式EGRクーラ13及び空冷式EGRクーラ19の両方を迂回したり、何れか一方を選択したり、両方に流したりする切り替えを選択的に行うことが可能となり、開度調整可能な切替バルブ22,23を採用すれば、同様の切り替えを段階的に行うことが可能となる。
従って、上記形態例によれば、EGRパイプ11を流れるEGRガス8’の流れを切替バルブ22,23により切り替え、水冷式EGRクーラ13及び空冷式EGRクーラ19の両方を迂回させたり、何れか一方を選択させたり、両方を流させたりすることができ、エンジン1の運転状態に応じてEGRガス8’の温度を適宜に変更することができるので、EGRガス8’の過度な冷却によりエンジン1の冷機状態において白煙の排出を招いてしまったり、暖機後において負荷の低い運転状態で大量のHC,COを排出してしまったりすることを確実に防止することができ、しかも、EGRガス8’の温度をエンジン1の冷却水14より低い温度まで下げても支障のない暖機後の負荷の高い運転状態では、水冷式EGRクーラ13及び空冷式EGRクーラ19の両方を使用してEGRガス8’を二段階で冷却し、EGRガス8’の温度をエンジン1の冷却水14より低い温度まで下げることができるので、同じEGR率でEGRガス8’を再循環しても従来よりNOx低減効果を大幅に向上することができる。
図2は本発明の第二形態例を示すもので、図1の第一形態例で第二バイパスパイプ21の中途箇所に配設されていたツーウェイ方式の切替バルブ23を、EGRパイプ11に対する第二バイパスパイプ21の最上流端の分岐箇所にスリーウェイ方式の切替バルブ23として変更すると共に、水冷式EGRクーラ13と切替バルブ22との間のEGRパイプ11に繋がるようになっていた第二バイパスパイプ21の最下流端を、第一バイパスパイプ20の途中に繋がるように変更し、更に、EGRパイプ11に対する第一バイパスパイプ20の最上流端の分岐箇所に配設されていたスリーウェイ方式の切替バルブ22を、EGRパイプ11に対する第一バイパスパイプ20の最下流端の合流箇所にスリーウェイ方式の切替バルブ22として変更したものである。
また、図3は本発明の第三形態例を示すもので、図2の第二形態例でEGRパイプ11に対する第一バイパスパイプ20の最下流端の合流箇所に配設されていたスリーウェイ方式の切替バルブ22を、EGRパイプ11に対する第一バイパスパイプ20の最上流端の分岐箇所に変更したものである。
更に、図4は本発明の第四形態例を示すもので、図3の第三形態例でEGRパイプ11に対する第二バイパスパイプ21の最上流端の分岐箇所に配設されていたスリーウェイ方式の切替バルブ23を、EGRパイプ11に対する第二バイパスパイプ21の最下流端の合流箇所に変更したものである。
また、図5は本発明の第五形態例を示すもので、図4の第四形態例でEGRパイプ11に対する第二バイパスパイプ21の最下流端の合流箇所に配設されていたスリーウェイ方式の切替バルブ23を、第二バイパスパイプ21の中途箇所にツーウェイ方式の切替バルブ23として変更したものである。
以上に述べた第二〜第五形態例の何れにおいても、前述した第一形態例の場合と同様に、EGRパイプ11を流れるEGRガス8’の流れを切替バルブ22,23により切り替え、水冷式EGRクーラ13及び空冷式EGRクーラ19の両方を迂回させたり、何れか一方を選択させたり、両方を流させたりすることができ、同様の作用効果を奏することができる。
ここで、水冷式EGRクーラ13及び空冷式EGRクーラ19の何れか一方を選択する場合につき補足しておくと、第一及び第二形態例では、水冷式EGRクーラ13及び空冷式EGRクーラ19の何れかを択一的に選択できる一方、第三〜第五形態例では、水冷式EGRクーラ13のみを選択することができる。
尚、本発明のEGR装置は、上述の形態例にのみ限定されるものではなく、形態例中に一例として挙げた制御例は、定常運転時の制御手法に関するものであり、過渡運転時では、流路切替手段を吸気温度、排気温度、冷却水温度、吸気酸素濃度等を勘案して別の制御手法を用いても良いこと、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 エンジン
4 吸気
5 吸気管
7 吸気マニホールド
8 排気ガス
8’ EGRガス
9 排気マニホールド
10 排気管
11 EGRパイプ
12 EGRバルブ
13 水冷式EGRクーラ
14 冷却水
15 サーモスタットケース
16 ラジエータ
17 サーモスタット
18 クーラントポンプ
19 空冷式EGRクーラ
20 第一バイパスパイプ
21 第二バイパスパイプ
22 切替バルブ(流路切替手段)
23 切替バルブ(流路切替手段)

Claims (3)

  1. 排気側から排気ガスの一部を抜き出してEGRガスとして吸気側へ再循環するEGRパイプと、該EGRパイプの途中に装備された水冷式EGRクーラと、該水冷式EGRクーラより下流側のEGRパイプに装備された空冷式EGRクーラと、該空冷式EGRクーラを迂回してEGRガスを流す第一バイパスパイプと、水冷式EGRクーラを迂回してEGRガスを流す第二バイパスパイプと、EGRパイプを流れるEGRガスの流れを第一バイパスパイプ及び第二バイパスパイプの夫々に切り替える流路切替手段とを備え、該流路切替手段によりEGRガスを水冷式EGRクーラ及び空冷式EGRクーラの両方に流したり、何れか一方に流したり、両方を迂回させて流したりすることで、エンジンの運転状態に応じてEGRガスの温度を適宜に変更し得るように構成したことを特徴とするEGR装置。
  2. 流路切替手段が、第一バイパスパイプ及び第二バイパスパイプにおける中途箇所、最上流端の分岐箇所、最下流端の合流箇所の何れかに設けられた開閉式の切替バルブにより構成されていることを特徴とする請求項1に記載のEGR装置。
  3. 流路切替手段が、第一バイパスパイプ及び第二バイパスパイプにおける中途箇所、最上流端の分岐箇所、最下流端の合流箇所の何れかに設けられた開度調整可能な切替バルブにより構成されていることを特徴とする請求項1に記載のEGR装置。
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