JP2010090760A - Egrクーラバイパス制御システム - Google Patents

Egrクーラバイパス制御システム Download PDF

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Abstract

【課題】EGRバルブの信頼性の低下を抑制する。
【解決手段】内燃機関の排気通路と吸気通路とを連通するEGR通路と、EGRクーラと、EGRクーラより下流側に配置されEGRバルブと、EGRクーラをバイパスするバイパス通路と、EGRガスの流通経路をEGRクーラを通過する経路又はバイパス通路を通過する経路のいずれかに切り換える切換装置と、を備えた内燃機関のEGR装置に適用されるEGRクーラバイパス制御システムであって、EGRガスの流通経路をEGRクーラを通過する経路からバイパス通路を通過する経路へ切り換える経路切り換え要求が発生した場合に、切換装置を制御して当該EGRガスの流通経路の切り換えを行う制御手段と、経路切り換え要求が発生してから、実際に制御手段が切換装置を制御して当該EGRガスの流通経路の切り換えを行うまでの間に、遅延期間を設定する遅延設定手段と、を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、EGRクーラバイパス制御システムに関する。
内燃機関の排気通路と吸気通路とを連通するEGR通路を備え、排気の一部をEGRガスとして吸気系に戻すEGR装置を備えた内燃機関において、EGR通路の途中にEGRガスを冷却するEGRクーラと、EGRクーラをバイパスするバイパス通路と、を更に備え、EGRガスの流通経路をEGRクーラを通過する経路又はバイパス通路を通過する経路のいずれかに切り換え可能なEGR装置が知られている(例えば、下記特許文献1を参照)。
特開平11−257167号公報 特開2003−113742号公報 特開2001−41110号公報
内燃機関の高負荷運転状態から軽負荷運転状態への状態変化に応じてEGRガスの流通経路をEGRクーラを通過する経路からバイパス通路を通過する経路に切り換える場合、排気温度は即座に低下するわけではなく暫くの間は高温状態が持続するため、即座にバイパス通路側へ経路を切り換えると、高温のEGRガスがEGRクーラで冷却されずにそのままEGRバルブを通過することになり、EGRバルブの構成部品に熱害が生じてEGRバルブの信頼性を損なう虞があった。
本発明はこのような実情に鑑みてなされたものであり、EGRクーラを通過する経路とEGRクーラをバイパスする経路とを切り換え可能なEGR装置において、EGRバルブの信頼性の低下を抑制可能なEGRクーラバイパス制御システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明は、
内燃機関の排気通路と吸気通路とを連通するEGR通路と、前記EGR通路を流通するEGRガスを冷却するEGRクーラと、前記EGRクーラより下流側に配置されEGRガス量を調節するEGRバルブと、前記EGRクーラをバイパスするバイパス通路と、EGRガスの流通経路を前記EGRクーラを通過する経路又は前記バイパス通路を通過する経路のいずれかに切り換える切換装置と、を備えた内燃機関のEGR装置に適用されるEGRクーラバイパス制御システムであって、
EGRガスの流通経路を前記EGRクーラを通過する経路から前記バイパス通路を通過する経路へ切り換える経路切り換え要求が発生した場合に、前記切換装置を制御して当該EGRガスの流通経路の切り換えを行う制御手段と、
前記経路切り換え要求が発生してから、実際に前記制御手段が前記切換装置を制御して当該EGRガスの流通経路の切り換えを行うまでの間に、遅延期間を設定する遅延設定手段と、
を備えることを特徴とするEGRクーラバイパス制御システムである。
この発明によれば、EGRガスの流通経路をEGRクーラを通過する経路からバイパス通路を通過する経路へ切り換える経路切り換え要求が発生しても、即座には経路の切り換えは行われず、遅延設定手段によって設定された遅延期間が経過するまでの間は、EGR
ガスの流通経路はEGRクーラを通過する経路のまま維持される。
そして、遅延期間経過後に、制御手段が切換装置を制御することにより、実際にEGRガスの流通経路がバイパス通路を通過する経路に切り換えられる。
従って、内燃機関の高負荷運転状態から軽負荷運転状態への状態変化に応じてEGRガスの流通経路をEGRクーラを通過する経路からバイパス通路を通過する経路に切り換える場合においても、EGRガスの温度が高温状態のときにはEGRクーラを通過する経路のまま維持され、EGRガスの温度が十分に低下してから、バイパス通路を通過する経路に切り換えられるような制御を行うことができる。
EGRガスの温度が高温状態とは、EGRクーラを通過せずにそのままEGRバルブに流入するとEGRバルブの構成部品に熱害を生じさせる虞のあるようなEGRガスの温度状態である。
また、EGRガスの温度が十分に低下するとは、EGRガスの温度が、EGRガスがEGRクーラを通過せずにそのままEGRバルブに流入してもEGRバルブの構成部品に熱害を生じさせる虞がないと判断可能な許容上限温度以下まで低下することである。
従って、この場合、遅延設定手段は、EGRガスの温度が許容上限温度以下まで低下するのに要する時間に基づいて、遅延期間を設定することができる。
本発明において、遅延設定手段は、EGRガスの流通経路の切り換え要求が発生する直前の内燃機関の運転状態に応じて、遅延期間を設定するようにしても良い。
EGRガスの流通経路の切り換え要求が発生する直前の内燃機関の運転状態が高負荷・高回転であるほど、EGRガスの温度が許容上限温度以下まで低下するのに要する時間は長くなる。
従って、経路切り換えの要求が発生する直前の内燃機関の運転状態が高負荷・高回転であるほど、遅延期間を長くするようにしても良い。
逆に、遅延期間が長くなり過ぎると、場合によっては過剰に冷却されたEGRガスが吸気通路に流入することとなり、吸気温度が目標温度より低くなる可能性がある。
特に、高負荷運転状態から軽負荷運転状態への状態変化に伴う経路切り換え要求の場合、軽負荷運転状態において吸気温度が目標温度より低くなると煤の発生や未燃HCの排出といった排気悪化が生じる虞がある。
従って、EGRガスの流通経路の切り換え要求が発生する直前の内燃機関の運転状態が低負荷・低回転である場合には、遅延期間を短くするようにしても良い。
本発明において、遅延設定手段は、内燃機関の排気温度に応じて、遅延期間を設定するようにしても良い。
排気温度が低いほど、EGRガスの温度が許容上限温度以下まで低下するのに要する時間は短くなる。従って、排気温度が低いほど、遅延期間を短くするようにしても良い。
ここで、内燃機関の排気温度の代わりに、EGRガスの温度としても良い。EGRガスの温度はEGR通路上のどの箇所におけるEGRガスの温度でも良いが、好ましくはEG
Rクーラ出口直後におけるEGRガスの温度が良い。
本発明において、遅延設定手段は、前記経路切り換え要求が発生する直前における前記内燃機関の運転状態の継続時間に応じて、前記遅延期間を設定するようにしても良い。
上記のように、経路切り換え要求が発生する直前における内燃機関の運転状態が高負荷・高回転であるほど、遅延期間を長く設定することがEGRバルブの信頼性確保のために好ましいが、当該高負荷・高回転の運転状態の継続時間がそれほど長くないのであれば、内燃機関やEGR装置の構成部品などのEGRガスの周囲環境はそれほど高温にはなっていないので、EGRガスの温度が許容上限温度以下まで低下するのにそれほど長い時間を要さないと考えられる。
従って、経路切り換え要求が発生する直前における内燃機関の運転状態(特に高負荷運転状態)の継続時間が短いほど、遅延期間を短くするようにしても良い。
本発明において、前記内燃機関は、該内燃機関への吸入空気量を調節するスロットル弁を備え、
前記遅延設定手段は、前記設定した遅延期間が所定の基準値を超えた場合、遅延期間を当該基準値以下に設定し、
前記EGRクーラバイパス制御システムは、
前記遅延期間中に前記スロットル弁の開度を標準値よりも開き側の開度に変更する冷却促進手段を更に備えるようにしても良い。
遅延期間が長くなり過ぎると、特に高負荷運転状態から軽負荷運転状態への状態変化に伴うEGRクーラを通過する経路からバイパス通路を通過する経路への経路切り換え要求において、上述のように煤や未燃HC等の排気悪化の問題が生じる可能性がある。
従って、このような排気悪化の問題が生じないような遅延期間の上限値として上記基準値を予め定めておき、設定された遅延期間がこの基準値を超えた場合には、遅延期間を基準値以下の値に設定し直すようにすれば、遅延期間が過剰に長くなることに因る排気悪化の問題を抑制できる。
これにより、上述したように、排気温度や、内燃機関の運転状態や、経路切り換え要求発生直前の運転状態の継続時間等を加味した結果として過剰に長い遅延期間が算出されたとしても、基準値を超える長さの遅延期間が実際に設定されることを抑制できる。
このように長い遅延期間が算出される場合とは、EGRガスの温度が許容上限温度以下まで低下するのに要する時間が長い場合である。
本発明によれば、冷却促進手段によりスロットル弁の開度が標準値(ベースマップ値)よりも開き側の開度に補正されるので、EGRガスの温度低下が促進される。従って、遅延期間が基準値以下に設定された場合であっても、EGRバルブが高温のEGRガスに曝されることを好適に抑制することができる。
可変ノズルベーンを有するターボチャージャを備えた内燃機関の場合には、EGRガスの温度低下を促進するために、可変ノズルベーンの開度を標準値(ベースマップ値)よりも開き側の開度に変更する第2冷却促進手段を備えるようにしても良い。これによっても上述したのと同様の効果を得られる。
また、スロットル弁開度の増加補正と可変ノズルベーン開度の増加補正とを同時に行っ
ても良い。これにより一層のEGRガスの温度低下を促進することができる。
また、これらスロットル弁開度の増加補正や、可変ノズルベーン開度の増加補正は、ごく短時間だけ行うようにしても良い。これにより、過渡時に一時的にEGRガスの温度低下を促進するとともに、EGRガスの温度の過剰な低下を好適に抑制すことができる。
本発明により、EGRクーラを通過する経路とEGRクーラをバイパスする経路とを切り換え可能なEGR装置において、EGRバルブの信頼性の低下を抑制することが可能になる。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態を例示的に詳しく説明する。本実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置等は、特に記載がない限りは、発明の技術的範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
図1は、本発明に係るEGRクーラバイパス制御システムを適用するエンジン及びその吸気系、排気系の概略構成を模式的に示す概念図である。
エンジン1は4つの気筒4を有するディーゼルエンジンである。各気筒4には筒内に直接燃料を噴射する燃料噴射弁10が備えられている。
各気筒4は図示しない吸気ポートを介して吸気マニホールド17に連通している。吸気マニホールド17は吸気通路2に接続している。吸気通路2にはスロットル弁9が備えられ、その上流側にインタークーラ6が備えられ、その上流側にターボチャージャ13のコンプレッサ11が備えられ、その上流側に後述するEGR通路26が接続され、その上流側にエアフローメータ7が備えられている。
各気筒4は図示しない排気ポートを介して排気マニホールド18に連通している。排気マニホールド18は排気通路3に接続している。排気通路3にはターボチャージャ13のタービン12が備えられ、その下流側に排気浄化装置8が備えられ、その下流側にEGR通路26が接続されている。
タービン12には可変ノズルベーン30が備えられており、ターボチャージャ12は可変ノズルベーン30の開度を変化させることによってその過給特性を変更可能な可変容量型のターボチャージャである。
EGR通26は、排気通路3と吸気通路2とを連通し、エンジン1からの排気の一部を取り出してEGRガスとして吸気通路2に流入させる。EGR通路26には、EGR通路26内を流通するEGRガスを冷却するEGRクーラ27が備えられている。EGRクーラ27より下流側(吸気通路2側)にはEGRガス量を調節するEGRバルブ25が備えられている。
EGRクーラ27の上流側と下流側とはバイパス通路29によって連通している。EGR通路26におけるバイパス通路29の接続箇所には切替弁28が備えられ、切替弁28によって、EGR通路26を流れるEGRガスの流通経路を、EGRクーラ27を通過する経路又はバイパス通路29を通過する経路のいずれかに切り換えることができる。
切替弁28は本発明における切換装置に相当する。EGRクーラ27の出口近傍にはE
GRガスの温度を計測する温度センサ31が備えられている。
エンジン1には、アクセルペダル22の開度を測定するアクセル開度センサ19、エンジン1のクランクシャフトの回転角度を測定するクランク角度センサ20が備えられている。
エンジン1には、エンジン1の運転状態を制御するコンピュータユニットであるECU16が備えられている。ECU16は制御プログラムを実行するCPU、制御プログラムを格納したROM、測定データや演算結果を一時的に格納するRAM等を有する。
ECU16には上述したエアフローメータ7、アクセル開度センサ19、クランク角度センサ20、温度センサ31の他、各種センサが接続され、それら各センサによる計測値がECU16に入力される。
また、ECU16には上述した燃料噴射弁10、スロットル弁9、EGRバルブ25、切替弁28、可変ノズルベーン30の他、各種機器が接続され、それら各機器の動作がECU16からの制御信号により制御される。
次に、EGRクーラ27を通過する経路又はバイパス通路29を通過する経路のEGRガス流路切り換え制御について説明する。
上述のように、このEGRガス流路の切換は、切替弁28を制御することによって行われる。切替弁28の制御は、エンジン1の回転数及び燃料噴射量に応じてEGRガス流路を規定するマップに従って制御される。
本実施例では、回転数又は燃料噴射量が所定の基準より高い高負荷運転領域では、EGRガスの流通経路をEGRクーラ27を通過する経路とし、それ以外の回転数及び燃料噴射量が基準以下の軽負荷運転領域では、EGRガスの流通経路をバイパス通路29を通過する経路とする。
従って、エンジン1の運転状態が、高負荷運転領域に属する運転状態から軽負荷運転領域に属する運転状態へ変化する場合、エンジン1の当該状態変化に伴って、EGRガスの流通経路をEGRクーラ27を通過する経路からバイパス通路29を通過する経路に切り換える経路切り換え要求が発生する。この経路切り換え要求に従って、切替弁28が制御される。
ここで、エンジン1の運転状態が高負荷運転状態から軽負荷運転状態へ変化しても、EGR通路26内に高負荷運転状態時の高温のEGRガスが残留していることや、高負荷運転状態においてはエンジン1やEGR系の構成部品全体が高温状態となっていることから、EGRガスの温度は即座には低下しない。
そのため、エンジン1の当該状態変化に伴って即座に切替弁28が制御されて、EGRガスの流通経路がバイパス通路29を通過する経路に切り換えられると、未だ高温状態にあるEGRガスがEGRクーラ27で冷却されることなくそのままEGRバルブ25に流入することになる。
その場合、EGRバルブ25が高温のEGRガスに曝されるので、ゴムシール材等のEGRバルブ25の構成部品に熱害が生じ、EGRバルブ25の信頼性が損なわれる虞がある。
そこで、本実施例では、エンジン1の運転状態が高負荷運転状態から軽負荷運転状態へ変化に応じて、EGRガスの流通経路をEGRクーラ27を通過する経路からバイパス通路29を通過する経路へ切り換える経路切り換え要求が発せられた場合に、当該経路切り換え要求が発せられてから実際に切替弁28を制御してEGRガスの流通経路を切り換えるまでに、ディレーを設けるようにした。
すなわち、EGRクーラ27を通過する経路からバイパス通路29を通過する経路へのEGRガスの経路切り換え要求が発せられてから、当該ディレーの時間が経過するまでの期間は、EGRガスの流通経路はEGRクーラ27を通過する経路のまま維持される。
そして、当該ディレーが経過した後、切替弁28が制御されてEGRガスの流通経路がバイパス通路29を通過する経路に切り換えられる。
このディレーは、エンジン1の運転状態が高負荷運転状態から軽負荷運転状態へ変化した後、EGRガスの温度が許容上限温度以下の温度まで低下するのに要する時間に基づいて定める。
許容上限温度は、EGRガスがEGRクーラ27を通過しなくても、EGRバルブ25に熱害を生じさせる虞のない温度の上限値に基づいて定められる。
ここで、本実施例におけるディレーの算出方法について説明する。
本実施例では、まず、図2に示すような、エンジン1の状態変化直前の高負荷運転状態におけるエンジン1の回転数及び吸入空気量に応じたマップに従って基本ディレーを算出する。
基本ディレーは、図2に示すように、回転数が高くなるほど長く設定され、吸入空気量が多くなるほど長く設定される。これは、経路切り換え指令直前の運転状態が高負荷高回転であるほど、EGRガスの温度が許容上限温度以下に低下するのに要する時間が長くなるからである。
次に、実際の環境条件を加味したより適切なディレーを算出するために、上記基本ディレーを補正する補正係数を算出する。
本実施例では、実際のEGRガス温度を温度センサ31によって計測し、EGRガス温度が低温であるほどディレーを短くするように、基本ディレーを補正する。
図3は、EGRガス温度と、EGRガス温度に応じて基本ディレーを補正するEGRガス温度係数との関係を示す図である。
図3に示すように、EGRガス温度が低くなるほど、EGRガス温度係数は小さい値に設定される。これは、EGRガス温度が低い場合には、EGRガス温度が許容上限温度以下に低下するのに要する時間は短くなると考えられるからである。
なお、本実施例ではEGRクーラ27出口近傍に配置した温度センサ31によってEGRガス温度を計測し、この計測値に応じて補正係数を算出する例について説明したが、EGRガス温度を計測する位置はEGRクーラ27の出口近傍に限らず、EGR通路26上のどの位置であっても良いし、排気通路3のいずれかの位置において計測しても良い。
また、温度センサによる計測によってEGRガス温度を取得する代わりに、エンジン1
の回転数及び燃料噴射量に応じてEGRガス温度を推定するマップを予め作成しておき、このマップに基づく推定によってEGRガス温度を取得するようにしても良い。
本実施例では、基本ディレーを補正するための実際の環境条件として、更に、EGRガスの流通環境温度を考慮する。具体的には、エンジン1が高負荷運転状態から軽負荷運転状態へ状態変化する直前の当該高負荷運転状態における停留時間(当該高負荷運転状態でエンジン1が連続的に運転された継続時間)が短いほど、ディレーを短くするように、基本ディレーを補正する。
図4は、状態変化直前の高負荷運転状態におけるエンジン1の停留時間と、該停留時間に応じて基本ディレーを補正する停留時間係数との関係を示す図である。
図4に示すように、停留時間がある程度以下の短い時間の場合には、停留時間係数が小さい値に設定される。これは、停留時間が短い場合には、エンジン1やEGR系の構成部品がそれほど高温状態になっていないので、EGRガス温度が低下し易いと考えられるからである。
逆に、停留時間がある程度以上長期に亘っている場合、高負荷運転状態でエンジン1が長期間運転されたことを意味するので、エンジン1やEGR系の構成部品等のEGRガスの流通環境全体が高温状態になっている。
従って、そのような場合は、EGRガス温度は低下しにくい環境条件であるから、基本ディレーの短縮補正は行わない。
ここで、長過ぎるディレーが設定されると、本来EGRガスがバイパス通路29を通過するべき条件下でEGRガスがEGRクーラ27を通過する状態が長く継続することになるので、場合によっては吸気温度が目標温度より低くなる可能性がある。
特に、軽負荷運転状態において吸気温度が目標温度より低くなると、煤の増加や未燃HCの発生といった排気悪化の問題が生じる可能性があるため、軽負荷運転状態への状態変化に伴う経路切り換え制御においては、長過ぎる遅延期間が設定されることを抑制することが好ましい。
この点、本実施例では、以上説明したように、EGRガスの温度変化に影響する環境条件を加味して基本ディレーを補正することによって適切なディレーを設定するので、不要に長いディレーが設定されることを抑制できる。
よって、軽負荷運転状態への状態変化に伴うEGRガス流路の切り換え制御においても、排気悪化を招くことを好適に抑制できる。
更に、本実施例では、長過ぎるディレーが設定されることを抑制する観点から、最終的に設定されるディレーに上限値Δtcを設定し、上記のように各種補正を加えて算出されディレーΔtが上限値Δtcを超えている場合には、算出されたディレーを破棄し、当該上限値Δtcを最終的なディレーΔtfinとして設定することとした。
このように上限値を超えるような長いディレーが算出されるのは、EGRガス温度が許容上限温度以下に低下するためにそれだけ長い時間を要する場合である。
そこで、本実施例では、算出されたディレーΔtが上限値Δtcを超えた場合には、最終的なディレーΔtfinを当該上限値Δtcに設定するとともに、EGRガス温度の低
下を促進する制御を行うこととした。
具体的には、スロットル弁9の開度を、ベースマップ値よりも開き側の開度に変更する。
これによりEGRガス温度の低下が促進されるので、ディレーを上限値に制限した場合であっても、EGRバルブ25の信頼性を損なうほどの高温のEGRガスにEGRバルブ25が曝されることを抑制できる。
また、算出されたディレーΔtが上限値Δtcを超えている場合であって、更に上限値Δtcより大きい第2の基準値Δtc2をも超えている場合には、最終的なディレーΔtfinを当該上限値Δtcに設定するとともに、スロットル弁9の開度をベースマップ値よりも増加させ、更に、可変ノズルベーン30の開度をベースマップ値よりも開き側の開度に変更する。
これによりEGRガス温度の低下が更に促進されるので、ディレーを上限値に制限した場合であっても、EGRバルブ25を過剰に高温のEGRガスが通過することを抑制でき、EGRバルブ25の信頼性の低下を好適に抑制できる。
以上のように、本実施例では、基本ディレー、EGRガス温度係数、停留時間係数を算出し、これらの積によって最終的なディレーを算出し、更にこうして算出されたディレーが上限値を超えないように補正する。
そして、高負荷運転状態から軽負荷運転状態の状態変化に応じてEGRガスの流通経路をEGRクーラ27を通過する経路からバイパス通路29を通過する経路へ切り換える要求が発せられてから、当該算出されたディレーだけ待機した後、実際に切替弁28を制御してEGRガスの流通経路をバイパス通路29に切り換える。
これにより、高負荷運転状態由来の高温のEGRガスがEGRクーラ27で冷却されることなくそのままEGRバルブ25を通過することが抑制されるので、EGRバルブ25に熱害が生じることを抑制でき、EGRバルブ25の信頼性の低下を好適に抑制することができる。
また、不要に長いディレーが設定されることが抑制されるので、軽負荷運転状態への状態変化に伴うEGRガス流路の切り換え制御においても、排気悪化を招くことを好適に抑制できる。
以上説明した本実施例のEGRクーラバイパス制御について、図5に基づいて説明する。図5は、本実施例のEGRクーラバイパス制御を行うためのルーチンを表すフローチャートである。図5に示すルーチンは、エンジン1の運転中所定期間ごとに繰り返し実行される。
ステップS101において、ECU16は、EGRガスの流通経路をEGRクーラ27を通過する経路からバイパス通路29を通過する経路へ切り換える要求が発せられたか否かを判定する。
本実施例では、エンジン1の回転数及び燃料噴射量を取得し、回転数・燃料噴射量に応じてEGRガスの流通経路を定めたマップを参照して、経路切り換え要求の有無を判定する。
例えば、EGRガスの流通経路がEGRクーラ27を通過する経路となるように切替弁28が制御される高負荷運転状態から、EGRガスの流通経路がバイパス通路29を通過する経路となるように切替弁28が制御される軽負荷運転状態への、エンジン1の状態変化があった時に、ステップS101において肯定判定がなされる。
ステップS101で肯定判定がなされた場合、ECU16はステップS102に進む。ステップS101で否定判定がなされた場合、ECU16は本ルーチンの実行を一旦終了する。
ステップS102において、ECU16は、EGRガス温度係数を取得する。本実施例では、上述したように、温度センサ31によってEGRガス温度を取得し、図3に示すEGRガス温度係数マップを参照して、EGRガス温度係数を取得する。
ステップS103において、ECU16は、停留時間係数を取得する。本実施例では、エンジン1の運転状態の持続時間を記憶しておき、ステップS101で肯定判定されるような高負荷運転状態から軽負荷運転状態への状態変化があった場合に、当該状態変化直前の高負荷運転状態における持続時間を読み出して停留時間を取得し、図4に示す停留時間係数マップを参照して、停留時間係数を取得する。
ステップS104において、ECU16は、切り換え制御のディレーΔtを算出する。本実施例では、上述したように、エンジン1の回転数及び吸入空気量を取得し、図2に示す基本ディレーマップを参照して基本ディレーを取得し、当該取得した基本ディレーと、ステップS102で取得したEGRガス温度係数と、ステップS103で取得した停留時間係数と、の積によってディレーΔtを算出する。
ステップS105において、ECU16は、ステップS104で算出したディレーΔtと上限値Δtcとの比較を行う。
ステップS104で算出したディレーΔtが上限値Δtc以下である場合、ECU16はステップS106に進み、ステップS104で算出したディレーΔtを最終的なディレーΔtfinとして設定する。
ステップS104で算出したディレーΔtが上限値Δtcより大きく且つ第2の基準値Δtc2以下である場合、ECU16はステップS107に進む。ステップS107において、ECU16はスロットル弁9の開度をベースマップ値より開き側の開度に増加させる開度補正を行う。そして、ステップS108において、上限値Δtcを最終的なディレーΔtfinとして設定する。本ステップを実行してスロットル弁9の開度増加補正を行うECU16が、本発明における冷却促進手段に相当する。
ステップS104で算出したディレーΔtが第2の基準値Δtc2より大きい場合、ECU16はステップS109に進む。ステップS109において、ECU16はスロットル弁9の開度をベースマップ値より開き側の開度に増加させる開度補正を行うとともに、可変ノズルベーン30の開度をベースマップ値より開き側の開度に増加させる開度補正を行う。そして、ステップS110において、上限値Δtcを最終的なディレーΔtfinとして設定する。本ステップを実行してスロットル弁9の開度増加補正を行うECU16が、本発明における冷却促進手段に相当し、可変ノズルベーン30の開度増加補正を行うECU16が、本発明における第2冷却促進手段に相当する。
ステップS106、ステップS108、又は、ステップS110を実行して最終的なディレーΔtfinを設定した後、ECU16はステップS111に進む。
ステップS111において、ECU16は、設定した最終的なディレーΔtfinが経過するまで待機した後、実際に切替弁28を制御してEGRガスの流通経路をEGRクーラ27を通過する経路からバイパス通路29を通過する経路へ切り換える。
このルーチンにおいて、ステップS102〜ステップS105、ステップS106、ステップS108、ステップS110を実行するECU16が、本発明における遅延設定手段に相当する。また、ステップS101及びステップS111を実行するECU16が、本発明における制御手段に相当する。
以上のルーチンによってEGRガスの流通経路の切り換え制御を行うことにより、高負荷運転状態由来の高温のEGRガスがEGRクーラ27で冷却されることなくそのままEGRバルブ25を通過することが抑制されるので、EGRバルブ25に熱害が生じることを抑制でき、EGRバルブ25の信頼性の低下を好適に抑制することができる。
また、EGRガスの温度変化に影響する環境条件を加味して基本ディレーを補正することによって適切なディレーを設定するので、不要に長いディレーが設定されることを抑制できる。よって、軽負荷運転状態への状態変化に伴うEGRガス流路の切り換え制御においても、排気悪化を招くことを好適に抑制できる。
なお、以上述べた実施例は本発明を説明するための一例であって、本発明の本旨を逸脱しない範囲内において上記の実施例には種々の変更を加え得る。
例えば、上記実施例では、基本ディレーを、EGRガス温度と、切り換え制御指令直前の高負荷運転状態での停留時間と、に基づいて補正することについて説明したが、更に他の条件を加味して基本ディレーを補正するようにしても良い。例えば、排気流量が多い場合EGRガス温度の低下速度は速いと考えられるので、センサ又は推定によって排気流量を取得し、排気流量が多いほどディレーを短くするような補正を行っても良い。
また、上記実施例では、算出されたディレーが上限値を超える場合を、更に第2の基準値との大小関係に基づいて場合分けして制御を分岐させる例について説明したが、必ずしもこの3段階の条件分岐は必須ではない。単に、算出されたディレーが上限値を超えたか否かによって、算出されたディレーをそのまま最終ディレーとするか、又は、上限値を最終ディレーとするとともに、スロットル弁9の開度の増加補正及び/又は可変ノズルベーン30の開度の増加補正を行うようにしても良い。
また、ディレーが上限値を超えた場合にスロットル弁9の開度増加補正や可変ノズルベーン30の開度増加補正を行う場合には、当該開度増加補正をごく短時間だけ行って、すぐに通常のベースマップ値に戻すようにしても良い。つまり、本発明における冷却促進手段が「遅延期間中にスロットル弁の開度を標準値よりも開き側の開度に変更する」ことや、第2冷却促進手段が「遅延期間中に可変ノズルベーンの開度を標準値よりも開き側の開度に変更する」ことは、遅延期間中のごく短時間に行われるものであっても良い。こうすることで、EGRガスの温度低下が過剰に促進されてしまうことを抑制できる。また、ドライバビリティへの影響を最小限に抑制することもできる。
また、基本ディレーマップとして、回転数及び吸入空気量に応じて基本ディレーを定めるマップを例示したが、エンジン1の運転状態に応じて基本ディレーを定めるものであればよく、例えば回転数と燃料噴射量に応じたマップであっても良い。
実施例におけるエンジン及びその吸気系、排気系の概略構成を示す図である。 実施例において回転数及び吸入空気量に応じて基本ディレーを定めるマップを示す図である。 実施例においてEGRガス温度に応じてEGRガス温度係数を定めるマップを示す図である。 実施例において停留時間に応じて停留時間係数を定めるマップを示す図である。 実施例におけるEGRガス流路切り換え制御ルーチンを示すフローチャートである。
符号の説明
1 エンジン
2 吸気通路
3 排気通路
4 気筒
6 インタークーラ
7 エアフローメータ
8 排気浄化装置
9 スロットル弁
10 燃料噴射弁
11 コンプレッサ
12 タービン
13 ターボチャージャ
16 ECU
17 吸気マニホールド
18 排気マニホールド
19 アクセル開度センサ
20 クランク角度センサ
22 アクセルペダル
25 EGRバルブ
26 EGR通路
27 EGRクーラ
28 切替弁
29 バイパス通路
30 可変ノズルベーン
31 温度センサ

Claims (5)

  1. 内燃機関の排気通路と吸気通路とを連通するEGR通路と、前記EGR通路を流通するEGRガスを冷却するEGRクーラと、前記EGRクーラより下流側に配置されEGRガス量を調節するEGRバルブと、前記EGRクーラをバイパスするバイパス通路と、EGRガスの流通経路を前記EGRクーラを通過する経路又は前記バイパス通路を通過する経路のいずれかに切り換える切換装置と、を備えた内燃機関のEGR装置に適用されるEGRクーラバイパス制御システムであって、
    EGRガスの流通経路を前記EGRクーラを通過する経路から前記バイパス通路を通過する経路へ切り換える経路切り換え要求が発生した場合に、前記切換装置を制御して当該EGRガスの流通経路の切り換えを行う制御手段と、
    前記経路切り換え要求が発生してから、実際に前記制御手段が前記切換装置を制御して当該EGRガスの流通経路の切り換えを行うまでの間に、遅延期間を設定する遅延設定手段と、
    を備えることを特徴とするEGRクーラバイパス制御システム。
  2. 請求項1において、
    前記遅延設定手段は、前記内燃機関の排気温度に応じて、前記遅延期間を設定することを特徴とするEGRクーラバイパス制御システム。
  3. 請求項1において、
    前記遅延設定手段は、前記経路切り換え要求が発生する直前における前記内燃機関の運転状態の継続時間に応じて、前記遅延期間を設定することを特徴とするEGRクーラバイパス制御システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項において、
    前記内燃機関は、該内燃機関への吸入空気量を調節するスロットル弁を備え、
    前記遅延設定手段は、前記設定した遅延期間が所定の基準値を超えた場合、遅延期間を当該基準値以下に設定し、
    前記EGRクーラバイパス制御システムは、
    前記遅延期間中に前記スロットル弁の開度を標準値よりも開き側の開度に変更する冷却促進手段を更に備えることを特徴とするEGRクーラバイパス制御システム。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項において、
    前記内燃機関は、可変ノズルベーンを有するターボチャージャを備え、
    前記遅延設定手段は、前記設定した遅延期間が所定の基準値を超えた場合、遅延期間を当該基準値以下に設定し、
    前記EGRクーラバイパス制御システムは、
    前記可変ノズルベーンの開度を標準値よりも開き側の開度に変更する第2冷却促進手段を更に備えることを特徴とするEGRクーラバイパス制御システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010121554A (ja) * 2008-11-20 2010-06-03 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関の出力トルク制御装置及び制御方法
JP2012202365A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 Hino Motors Ltd Egr装置

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