JP5917906B2 - 車両走行支援装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施の形態(以下、実施形態という)にかかる車両10の車両走行支援装置12の機能ブロック図である。なお、図1において、車両走行支援装置12の説明に関係しない構成については図示を省略している。
例えば、前輪18FL、18FR及び後輪18RL、18RRの近傍には、各車輪18の車輪速度を検出する車輪速センサ52が取り付けられる。また、エンジン14にはエンジン回転数を検出するエンジン回転数センサ54が設けられる。車室内には運転者のアクセルペダルの踏み具合を検出するアクセル操作量センサ56が設けられる。また、運転者のブレーキペダルの踏み具合を検出するブレーキ操作量センサ58、運転者によるシフトレバーの操作位置を検出するシフト位置センサ60が設けられる。さらに、車両10の水平方向に対する傾斜角、すなわち、上り勾配角及び下り勾配角を検出する勾配センサ62、ハンドルの舵角を検出する舵角センサ64が設けられている。これら各センサの検出信号は、イグニッション(IG)ONの状態で、ECU38へ提供可能な状態になる。
図2のS112でエンジン制御用の目標車体速度が演算できたら、低車速走行制御ECU48は、旋回内輪制御ECU50を参照して車両10が旋回内輪制御の実行中であるか確認する(S200)。なお、各フローチャートでは、旋回内輪制御を便宜上「TA制御」と表記する。旋回内輪制御が実行中であるか否かは、後述する旋回内輪制御の許可条件の成否とハンドルの操舵角によって判定する。例えば、旋回内輪制御の許可条件が成立している場合で、舵角センサ64から提供される操舵角が所定角以上、例えばハンドルの中立位置から左または右に300°以上転舵された場合に旋回内輪制御の実行中であるとする。旋回内輪制御の許可条件が成立していても舵角がハンドルの中立位置から左または右に300°より少ない場合は旋回内輪制御は非実行であるとする。なお、旋回内輪制御が実行中であるか否かの基準となる舵角の300°は、一例であり、実験等により適宜決定することができる。ただし、前述したように旋回内輪制御の場合、内輪側の制動力を増加させる。例えば、旋回内輪制御開始/終了の基準の舵角を比較的小さな100°等にすると、旋回の初期の段階や旋回の終盤の段階、つまり車両10が比較的直進に近い走行を行っている場合に内輪側の制動力が増加し、引き摺り感が出てしまう。もともと、旋回半径を小さくしたい場合、運転者はハンドルをロック位置(最大舵角)付近まで転舵するので、それを考慮して旋回内輪制御開始/終了の基準の舵角を比較的大舵角に設定することが望ましい。
旋回内輪制御ECU50は、旋回内輪制御を許可するための条件が成立しているか否かを確認する(S300)。この場合の旋回内輪制御を許可するための条件とは、例えば、センターデフがフリー状態であることとすることができる。センターデフがロックされている場合は、前後輪に発生する回転差を吸収できない状態になっているので、旋回内輪制御を実行しない。S300において、旋回内輪制御を許可するための条件が成立していない場合(S300のN)、すなわちセンターデフがロック状態の場合は、旋回内輪制御を実行しないように旋回内輪制御の終了処理を実行する(S302)。例えば、前回の制御周期の処理で旋回内輪制御が実行されていた場合は、旋回内輪制御実行用のフラグをOFFして、旋回内輪制御を完全終了させる制御を実行する。また、前回の制御周期の処理で旋回内輪制御が実行されていない場合は、旋回内輪制御実行用のフラグをOFFのまま維持する制御を実行する。そして、低車速走行制御ECU48は、S206で算出された低車速走行制御用のエンジン14の目標駆動力(目標エンジントルク)を出力するようにエンジンECU42に要求すると共に、S208で算出した各車輪18のブレーキ圧力要求値に基づく制動力を出力できるようにブレーキECU46に要求を出す(S304)。その結果、運転者が選択したモードに基づく目標低域車速の範囲内の超低車速を維持する低車速走行制御が実行される。
S300において、旋回内輪制御を許可するための条件が成立している場合であって(S300のY)、今回の制御周期で旋回内輪制御が実行されていない場合(S306のN)、旋回内輪制御ECU50は、旋回内輪制御要求スイッチ68がONされたか確認する(S308)。旋回内輪制御要求スイッチ68は、例えばモーメンタリ型のスイッチで、押下されている間だけ信号を出力する。もし、旋回内輪制御要求スイッチ68のONが確認されない場合(S308のN)、S304に移行し、低車速走行制御ECU48は、低車速走行制御のみを実行するためのエンジントルクの出力をエンジンECU42に要求するとともに、ブレーキ圧力の出力をブレーキECU46に要求する。
S204において、前回の制御周期の処理で旋回内輪制御が行われていた場合(S204のY)、今回の制御周期の制御における目標エンジントルクを減少させる処理を実行する(S210)。つまり、今回の制御周期の処理では旋回内輪制御が行われていないが、前回の制御周期の処理で旋回内輪制御が行われていた場合、今回の制御周期で旋回内輪制御が終了したことになり、旋回内輪制御のための制動力が消失することになる。したがって、旋回内輪制御の終了に伴い、実車速と目標低域車速の範囲とにずれが生じる。その結果、低車速走行制御中にも拘わらず車輪速度が増加して運転者や同乗者に飛び出し感を与えてしまう原因になる可能性がある。そこで、低車速走行制御ECU48はこのずれ量を修正するように駆動力の大きさ(目標エンジントルク)を減少させる減少修正処理を実行する。この場合、低車速走行制御ECU48は、今回の制御周期における目標エンジントルクを、前回の制御周期における目標エンジントルクに所定のゲインAを掛けて求める。このときに用いるゲインAの例を図5(a)に示す。図5(a)に示すように、ゲインAは、目標低域車速の範囲(モード)に応じて変化する1.0以下の値であり、目標低域車速の範囲(モード)の速度が小さいほど1.0に近い値のゲインAを用い、目標低域車速の範囲(モード)の速度が大きくなるほど1.0から離れた値のゲインAを用いる。つまり、目標低域車速の範囲の中でも速度が小さい場合、旋回内輪制御に必要になる制動力が小さいため、また、車輪速度自体も遅いので旋回内輪制御のための制動力が消失しても増加する車輪速度が小さい。したがって、1.0に対して変化割合の少ないゲインAを用いて、目標エンジントルクの減少修正幅を小さくしている。逆に目標低域車速の範囲の中でも速度が大きい場合、旋回内輪制御に必要になる制動力が大きいため、その制動力の消失により増加する車輪速度が大きい。したがって、1.0に対して変化割合の大きなゲインAを用いて、目標エンジントルクの減少修正幅を大きくしている。このように、旋回内輪制御の終了するタイミングで、その終了に伴い生じる実車速と目標低域車速の範囲とのずれを修正するように目標エンジントルクを修正することで、旋回終了時の車輪速度の増加、つまり飛び出し感の発生を効果的に抑制できる。そして、低車速走行制御ECU48は、車輪速センサ52からの車輪速度に基づいてモードで定められた目標低域車速を超えない状態を維持するような各車輪18のブレーキ圧力要求値を演算する(S208)。例えば「モード3」の場合は、車輪速度が4km/hを超えないように各車輪18のブレーキ圧力要求値を演算する。そして、図4のフローの処理を実行する。
Claims (2)
- 車両の車輪に伝達する駆動力を発生する駆動源と、
前記車輪のそれぞれに設けられて各車輪に独立した制動力を付与可能な制動機構と、
前記車輪の旋回内輪に発生させる制動力を旋回外輪に発生させる制動力より大きくして前記車両を旋回させる旋回内輪制御と、前記駆動力を制御するとともに各車輪の車輪速度が所定の目標低域車速の範囲の上限車輪速度を超えないように前記制動力を制御する低車速走行制御の少なくとも一方を行う制御部と、
を含み、
前記制御部は、前記低車速走行制御中に前記旋回内輪制御を実行する場合、前記上限車輪速度のうち旋回外輪側の上限車輪速度を前記旋回内輪制御の非実行時に比べて増加設定することを特徴とする車両走行支援装置。 - 前記低車速走行制御を実行するときの前記目標低域車速の範囲に対応するモードを複数種類の中から選択可能なモード選択部をさらに含み、
前記制御部は、前記目標低域車速として低い車速が選択されている場合、それより高い目標低域車速が選択されている場合に比べて、前記旋回外輪側における前記上限車輪速度をかさ上げするためのかさ上げ速度を大きく設定することを特徴とする請求項1記載の車両走行支援装置。
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