JP5917706B2 - はめ込み型シーリング用溝形状を有する液圧式カムシャフト調節装置における複数部品から構成されるはめ込み型ローターならびにローターの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、スターターホイールならびにスターターホイールと一緒に作用するローターホイールを有する内燃機関用のカムシャフト調節装置に関するものであり、スターターホイールは回転軸を中心として回転するよう駆動され、ローターホイールは内燃機関のカムシャフトと接続可能であり、スターターホイールは放射状に内側を向うようなスターターブレードを有し、ローターホイールに配置された放射状に外側を向うようなローターブレードがスターターブレード間に及び、その結果、圧力液によって液体流路を通じて液圧を与えられる液体チャンバーがスターターブレードとローターブレードとの間に形成され、ローターホイールは各々互いに合わせられたはめ込み面で互いにはめ込まれる第一及び第二本体部分を有し、液体流路を少なくとも部分領域で形成するために少なくとも一方のはめ込み面に陥没部が設けられている。本発明は、更に内燃機関用のカムシャフト調節装置の製造方法に関するものである。
内燃機関用のカムシャフト調節装置はDE 199 62 981 Alから周知である。カムシャフト調節装置は駆動ホイールと称されるスターターホイールを有し、ホイールハブと称されるローターホイールがスターターホイールへ取り込まれている。ホイールハブには放射状に外側を向うようなブレードが複数配置され、ブレードは液体チャンバー内へと及び、液体チャンバーはスターターブレードの仕切壁間に形成され、スターターブレードは駆動ホイールから放射状に内側を向うように及ぶ。それにより、ブレードは第一側で第一液体チャンバー、対向する第二側で第二液体チャンバーによって仕切られている。ローターブレードの第一側に対向する第二側よりも高い液圧が液体チャンバーに掛かる場合、スターターホイールに対するローターホイールの角度回転がカムシャフト調節装置の回転軸を中心として起こる。スターターホイールは、例えばチェーンといった牽引手段を通じて、或いは歯車を用いて駆動される。駆動ホイールは、示された実施例において側壁で仕切られ、側壁は輪歯車を有し、カムシャフト調節装置を回転軸を中心として駆動するために輪歯車は周縁にチェーンを掛けることもできる。
例えば圧力油によって、示された液体チャンバーに液圧を掛けるために、圧力手段流路と称される液体流路が示されている。圧力手段流路は穿孔作業によってホイールハブに設けられ、その結果、カムシャフト調節装置の製造に関して欠点が生じる。特にホイールハブ及び駆動ホイールが往々にして焼結冶金法によって製造され、それによって後続する穿孔プロセスが難しくなる。
DE 10 2010 013 928 Alは、ローターホイールを有するカムシャフト調節装置を記載しており、ローターホイールのブレード間の液体チャンバーにハブ側の液体分配室を接続するために液体流路がカムシャフト調節装置を貫いて放射状に及ぶ。それに関して、示された長い軸方向流路ならびに第一及び第二の放射状流路がグリーン成形体材料に穿孔部として形成されたと記載されている(0042参照)。その結果、グリーン成形体の作業においても欠点が生じる。というのは、切削を伴うグリーン成形体作業が欠点を引き起こすからである。
最後に、DE 10 2008 028 640 Alは、スターターホイール及びローターホイールを有する内燃機関用のカムシャフト調節装置を記載しており、スターターホイールは回転軸を長身として回転するよう駆動され、ローターホイールは内燃機関のカムシャフトと接続可能である。スターターホイールは放射状に内側を向うような本体領域部分を有し、ローターホイールに配置された放射状に外側を向うような旋回ブレードが本体領域部分間に及び、その結果、圧力液によって液体流路を通じて液圧を与えられる作動チャンバーが本体領域部分と旋回ブレードとの間に形成される。ローターホイールは、各々はめ込み面を有する二つの本体部分によって形成され、はめ込み面には陥没部が設けられており、その結果、陥没部を用いて本体部分を互いはめ込むことで液体流路が形成される。ただし、本体部分を互いに合わせる際、はめ込み面の接触状態を取り決められないことが欠点である。というのは、大方が粉末冶金法で製造される本体部分の形状誤差によって、往々にして十分には平らに本体部分が互いに接合しないからである。
DE 199 62 981 Al DE 10 2010 013 928 Al DE 10 2008 028 640 Al
上記に挙げた公知技術の欠点を克服する内燃機関用のカムシャフト調節装置を作り上げることが本発明の課題である。結果として、互いにはめ込み可能でそれが改善された二つの本体部分から構成される、改善されたローターホイールを有するカムシャフト調節装置を作り上げることが特に課題である。
本課題は、クレーム1の上位概念に基づくカムシャフト調節装置を前提とし、また、クレーム14の上位概念に基づく製造方法を前提として特徴付けられる各々の特徴によって解決される。利点となる発明の改良は、各々の従属クレームに記載している。
本発明は、少なくとも一方のはめ込み面に或いははめ込み面の上に少なくとも密閉手段を設けて、液体流路が密閉され、それによってはめ込み面を互いに合わせる際の接合を取り決められるよう密閉手段を形成するという技術的教示を含む。
本発明は、それに関して、はめ込み面の互いの接合を取り決め、液体流路を互いに密閉するために、少なくとも一方のはめ込み面に或いははめ込み面の上に少なくとも密閉手段を設けるという思想を前提とする。カムシャフト調節装置を作動させるために、圧力手段、特に圧力油が超過圧力によって液体流路を通じて流動する。そのため、特に液体流路を密閉するために、発明に基づき密閉手段が設けられている。というのは、はめ込み面の接触状態を取り決められないために、はめ込み面によって単に本体部分を互いに合わせることでは陥没部によって形成される液体流路を効果的に密閉することができないからである。
特に形状誤差は、はめ込み面の仕切られた領域間に例えば数ミクロメーターの空気が残留する場合、密閉を阻害する可能性がある。少なくとも一方のはめ込み面に或いははめ込み面上に、特には両方のはめ込み面上に、発明に基づく密閉手段を設けることによってこの欠点が克服され、また、密閉手段によって、密閉手段に対向するはめ込み面と密閉手段自体との接合を取り決めることが可能となる。
可能な実施態様に基づき、密閉手段は、少なくとも一方のはめ込み面上に配置された隆起部を有することもできる。隆起部は、はめ込み面及び隆起部自体に寸法誤差及び接合誤差がある場合でも対向はめ込み面との密閉接触を可能にするために、本体部分をはめ込む際、例えばプレス圧着時、可塑的に変形させることもできる。それに関して、隆起部が僅か数十分の一ミリメーターのみの高さを有することで特に十分である。
更に、密閉手段は、第一本体部分の隆起部に対向する切込部を第二本体部分に有することもできる。切込部は少なくとも一方のはめ込み面上に配置され、隆起部は本体部分のはめ込み後切込部と一緒に密閉作用する。隆起部と切込部の間の密閉作用は、本体部分のはめ込み後隆起部が少なくとも部分的に切込部に食い込むことが特に可能であることにより、はめ込みと同時に例えば隆起部を可塑的に変形させなくても、生じる。むしろ、はめ込みによって切欠接合が形成され、それによって結果的に第一はめ込み面の陥没部は対向する第二はめ込み面に対して密閉作用が得られる。それに関して、隆起部は、その幾何形状において切込部に相応する形状で実施されていても良く、例えば切込部の断面形状にも相応する断面形状を有することもできる。
好ましい可能な実施態様に基づき、隆起部及び切込部は、はめ込み面の陥没部をその輪郭において直接縁取ることもできる。それに関して、隆起部及び切込部は、はめ込み面陥没部の輪郭に相応する線状を有し、陥没部によって液体流路が形成される。ただし、更なる実施態様に基づき、隆起部及び/又は切込部は陥没部との間隔を有することもでき、本体部分はめ込み面の少なくとも二つの陥没部の間に隆起部及び/又は切込部を設けるだけで十分である。既に密閉手段が存在することで、はめ込み面陥没部の幾何線形状に左右されず、複数の液体流路がローターホイール内で液体上互いに分離され、密閉が可能となる。
隆起部及び/又は切込部は、高さないしは深さを例えば0.5mmから2mm、特には1mmとすることもでき、それに関して、隆起部及び/又は切込部は、プレスプロセスによって焼結部品に設けることも可能である。
特に、隆起部及び/又は切込部は、プレスプロセスによって焼結部品のグリーン成形体に設けることも可能である。
更に別の実施態様に基づき、隆起部が切込部に食い込むことで本体部分同士の位置決めが可能となり、そこでは、特に隆起部が切込部に食い込むことで、機構上負荷を掛けることが特に可能な本体部分間の接続が形成されるよう、隆起部が切込部と一緒に作用することができる。隆起部とこれに相応して対向する本体部分に形成される切込部が存在することで、本体部分同士の位置決め補助が形成可能である。特に、本体部分は互いに「差し込む」ことが可能であり、また、隆起部の配置とこれに相応して対向する本体部分切込部の配置は、本体部分が必要な回転上の位置でのみ互いに合わさることができるよう、設けることができる。本体部分が互いに正しい位置に合わせられた時に初めて、はめ込み面は互いに完全に合わさることが可能である。というのは、その際のみ、切込部に食い込むために、隆起部が切込部に対向する位置に合わさっているからである。隆起部が切込部に食い込む時に初めて、両方のはめ込み面が互いに平らに接合できる。
隆起部及び/又は切込部は、焼結部品から製造される本体部分のグリーン成形体に設けることも可能であり、特に隆起部は本体部分と一体に同一材料で形成することもできる。
隆起部及び切込部が各々或いは共通で変形可能、特に可塑的に変形可能なはめ込み型溝形状として形成される場合は、更に有利である。隆起部は、切込部に比して例えば横方向の過量を有することもでき、その結果、本体部分が互いに合わせられる時、はめ込み面が互いに平らに接合するまで隆起部を切込部へ押込プレスしなければならない。隆起部が切込部へ押込プレスされる際に隆起部が少なくとも軽度の可塑的変形を経る場合、切込部に食い込む隆起部の密閉効果が特に改善される。
ローターホイールの回転軸が本体部分のはめ込み面水準上に面法線を形成することは特に有利である。そこでは、はめ込み面水準は、互いに合わせられた本体部分のはめ込み面が及ぶ面水準に相応する。ローターホイールは、代替案として複数部品から形成されることも可能であり、各々の本体部分境界面は、例えば各々放射状にローターブレード間に及ぶこともできる。
ローターホイールは、粉末冶金法で製造される構成部品によって形成されることも可能であり、特に少なくとも本体部分の一方、特には両方が粉末冶金法で製造される構成部品、特に焼結部品であることも可能である。カムシャフト調節装置用ローターホイールの製造には、要求される構成部品の強度特性を満たし、労力時間を要する構成部品の切削加工を回避するために、粉末冶金法が特に適している。ローターホイールが焼結部品から作り出される場合、液体流路を発明に基づき製造する利点は、はめ込み面の陥没部によって特に有利に活用することができる。というのは、陥没部は切削加工で作り出す必要がないからである。
焼結部品を粉末冶金法で製造するには、先ず、作り出される構成部品の幾何形状を既に有するグリーン成形体がプレスされて得られる。続いて、グリーン成形体が焼結される。そのため、本体部分を製造するためのグリーン成形体にはめ込み面の陥没部が既に設けられている場合は特に有利である。それに関して、特にはプレスプロセスによって陥没部を設けることもできる。
液体分配室とそこに関係する液体チャンバー間に液体流路が少なくとも部分的に放射状にローターホイールを貫いて及ぶような液体分配室をローターホイールが有することも可能である。液体分配室がローターホイールハブの内側に形成されることも可能であり、その結果、液体流路はハブ内側と液体チャンバー間に放射状に及ぶ。更なる液体分配室がローターホイールハブの平面側に設けられていることも可能であり、液体流路は、ローターホイールグリーン成形体を貫いて第一部分領域で放射状に及ぶ形状、第二部分領域で軸方向に及ぶ形状を有することもできる。それに関して、陥没部によって形成され放射状に及ぶ液体流路が軸方向の部分領域に移行するよう陥没部をはめ込み面に設けることもできる。
本発明の課題は、更に、スターターホイールならびにスターターホイールと一緒に作用するローターホイールを有する内燃機関用のカムシャフト調節装置の製造方法によって解決され、スターターホイールは回転軸を中心として回転するよう駆動され、ローターホイールは内燃機関のカムシャフトと接続可能であり、スターターホイールは放射状に内側を向うようなスターターブレードを有し、ローターホイールに配置された放射状に外側を向うようなローターブレードがスターターブレード間に及び、その結果、液体チャンバーがスターターブレードとローターブレードとの間に形成される。ローターホイールは第一及び第二本体部分から形成され、本体部分は各々互いに合わせられたはめ込み面で互いにはめ込まれ、液体流路を少なくとも部分領域で形成するために少なくとも一方のはめ込み面に陥没部が設けられている。液体チャンバーは圧力液によって液体流路を通じて液圧を与えられる。製造方法は、発明に基づき、液体流路が密閉され、その結果、はめ込み面を互いに合わせる際の接合が取り決められ、はめ込み面を互いに合わせることで本体部分のはめ込みが保証されるよう、少なくとも一方のはめ込み面に或いははめ込み面上に少なくとも密閉手段を設ける手順を含む。本体部分をはめ込むことで、結果的に液体流路が陥没部によって形成される。はめ込み面を互いに合わせることで本体部分がはめ込まれる際、例えばU字型に形成されたような一方が開いた陥没部は、対向する対向面によって閉じられる。例えば液体流路の流路断面を大きくするために、はめ込み面を互いに合わせる際に液体流路を対向する配置で形成するような陥没部を両方のはめ込み面に設けることも可能である。
製造方法は、隆起部ならびに対向するはめ込み面上の切込部という形で密閉手段を特に設けることを含む。隆起部及び/又は切込部が本体部分の製造時に既に本体部分に設けられ、本体部分が粉末冶金法による焼結法で製造されることも可能である。それに関して、先ず、本体部分のグリーン成形体が製造され、その際、隆起部及び/又は陥没部は例えばプレスプロセスによってグリーン成形体に設けられる、ないしは、グリーン成形体プレス時に直接設けられる。
前述したカムシャフト調節装置の特徴及び利点は、カムシャフト調節装置の発明に基づく製造方法に考慮されることも同様に可能である。
本発明を改善する更なる措置は、好ましい本発明実施例の記載と一緒に、図を用いて以下詳解する。各々、図は以下を示す。
カムシャフト調節装置の透視図 図1に基づくカムシャフト調節装置のローターホイールの透視図 ローターホイール第一本体部分の図 図3aに基づくローターホイール第一本体部分の別図 ローターホイール第二本体部分の図 図4aに基づくローターホイール第二本体部分の別図 液体流路形成用の陥没部を有するローターホイール本体部分の部分透視図 液体流路を有するもう一方の本体部分の部分透視図 カムシャフト調節装置の俯瞰図、表示の横断部分 図7表示の横断部分に基づくカムシャフト調節装置の断面図 本体部分の俯瞰図、表示の横断部分 図9表示の横断部分に基づく本体部分の断面図
図1は、例として透視図に内燃機関で使用されるようなカムシャフト調節装置1を示す。カムシャフト調節装置1は、本質的に回転軸12を中心とする回転対称に形成され、スターターホイール10ならびにスターターホイール10と一緒に作用するローターホイール11を有する。スターターホイール10は放射状に内側を向うようなスターターブレード13を5箇所有し、ローターホイール11には放射状に外側を向うようなローターブレード14が5箇所配置されている。スターターブレード13の間には中間空間が形成され、その中へとローターブレード14が及ぶ。それによって、液体チャンバー15、16がスターターブレード13とローターブレード14との間に形成される。ローターホイール11がスターターホイール10に対して回転軸12を中心として相対回転する際に、第一液体チャンバー15の容量を小さくすることができる一方、対向する液体チャンバー16の容量が大きくなる。スターターホイール及び/又はローターホイールが粉末冶金法で製造される場合は、特に有利である。
液体チャンバー15、16は圧力液によって液体流路17、18を通じて液圧が与えられる。例えば液体チャンバー15が液圧を与えられる場合、それによって、液体チャンバー16の容量が小さくなると同時に液体チャンバー15の容量を大きくすることができる。結果的として、液体流路17、18を通じて液体チャンバー15、16に液圧を与えることにより、ローターホイール11とスターターホイール10との間に相対化を生み出すことができる。スターターホイール10が例えば牽引手段を通じて内燃機関のクランクシャフトによって駆動される場合、ローターホイール11と接続されているカムシャフトは、その角度位置においてクランクシャフトの回転に相対して先行或いは後行し、それによって、内燃機関のバルブ制御時間を変える。記載したカムシャフト調節装置1に関して、液体チャンバー15ないしは液体チャンバー16の5箇所全部に均等に液圧が与えられ、液体流路17、18は各々液体チャンバー15、16のために共通の液体分配室によって供給される。
図2はカムシャフト調節装置1のローターホイール11の透視図を示す。そこでは、ローターホイール11は第一本体部分19及び第二本体部分20から形成されており、本体部分19、20は各々はめ込み面で平らに互いに重なって配置されている。本体部分19、20のはめ込み面に陥没部が設けられており、以降の図で詳解するように、陥没部によって液体流路17、18が形成される。
図3a、3bは図2に基づくローターホイール11を形成するための本体部分20を示す。図3aでは本体部分20を第一側から、図3bでは対向する第二側から示す。本体部分20はハブ部分27を有し、ハブ部分27から5箇所のローターブレード14が放射状に外側へ及ぶ。本体部分19のはめ込み面19a(図4a、4b参照)と覆い合わせられる本体部分20のはめ込み面20a上には陥没部21が設けられている。陥没部21は、ハブ部分27中心部の液体分配室23からローターブレード14間の領域へと放射状に外側へ及び、この領域によって後の液体チャンバー15、16が形成される。対向面28が、本体部分19、20がはめ込み面19a、20aで平らに互いに重なり合わさっている時に本体部分19の陥没部22を覆うよう、陥没部21に隣接して設けられている。
図4a、4bでは本体部分19を正面図及び背面図で示す。はめ込み面19aには、ハブ部分29のはめ込み面19aを越えて放射状に外側へ及ぶ陥没部22が設けられている。本体部分19は外面側に液体分配室24を有し、複数の液体流路18が液体分配室24から及んで本体部分19のはめ込み面19a上の陥没部22へと流れ込む。
液体分配室23(図3b参照)及び24(図4a参照)があることで、陥没部21によって形成された液体流路17を通じての液体分配室23による液体チャンバー15への供給が可能となり、液体流路18を通じて液体分配室24と接続された液体チャンバー16への供給には液体分配室24が役割を果たす。液体流路18は陥没部22によって形成されている。
図5は本体部分19の詳解図を示す。本体部分19のはめ込み面19a上には複数の陥没部22が設けられている。密閉手段25を形成するために陥没部22は隆起部25によって縁取られている。隆起部25は、はめ込み面19aより突出しており、グリーン成形体から本体部分19を製造する際にプレスプロセスによってはめ込み面19aに設けることができる。更に、隆起部25によって同様に縁取られた対向面28を示す。
図6は、はめ込み面20aで本体部分19のはめ込み面19aとはめ込み可能な本体部分20を示す。はめ込み面20aには切込部26が設けられており、本体部分19と20をはめ込む際に本体部分19の隆起部25が本体部分20の切込部26に食い込むことが可能である。それによって、陥没部21及び22の密閉効果が生じ、図示された対向面28は、対向する陥没部21及び22によって閉じられ密閉手段25及び26によって密閉された液体流路17及び18を形成する。これに関しては図2参照。
図8は図7に表示された横断線A−Aに基づくローターホイール11の断面を示す。横断線A−Aに沿う断面は本体部分20の陥没部21によって形成された第一液体流路18を示し、液体流路17は本体部分19の陥没部22によって形成されている。本体部分19は、液体流路17及び18を密閉するために、本体部分20に設けられた切込部26に食い込む隆起部25を有する。それに関しては、相応の密閉効果を形成するために隆起部25が切込部26と同一の断面形状を有することを示しており、断面形状は、代替として異なる形状も可能である。
図10は図9に表示された横断線B−Bに基づく本体部分20の断面を示す。断面図は切込部26によって縁取られた対向面28を示す。更に、それに関して、対向面28が対向する本体部分20のはめ込み面20aに対して高さを上げて形成されていることを示す。それによって、対向する液体流路17を密閉するために更に良好な密閉効果が可能となる。これに関しては図8参照。
本発明は、その実施において、前述の好ましい実施例に限定されない。むしろ、根本的に別種の実施においても詳解した解決を使用する若干の別形も考えられる。
構造上の詳細、空間配置、製造方法措置を含めたクレーム、明細、図面で開示されている総ての特徴及び/又は利点は、それ自体でも様々な組み合わせにおいても、発明の本性であることが可能である。
1 カムシャフト調節装置
10 スターターホイール
11 ローターホイール
12 回転軸
13 スターターブレード
14 ローターブレード
15 液体チャンバー
16 液体チャンバー
17 液体流路
18 液体流路
19 本体部分
19a はめ込み面
20 本体部分
20a はめ込み面
21 陥没部
22 陥没部
23 液体分配室
24 液体分配室
25 密閉手段、隆起部
26 密閉手段、切込部
27 ハブ部分
28 対向面
29 ハブ部分

Claims (11)

  1. スターターホイール(10)ならびにスターターホイール(10)と一緒に作用するローターホイール(11)を有する内燃機関用のカムシャフト調節装置(1)であり、スターターホイール(10)は回転軸(12)を中心として回転するよう駆動され、ローターホイール(11)は内燃機関のカムシャフトと接続可能であり、スターターホイール(10)は放射状に内側を向うようなスターターブレード(13)を有し、ローターホイール(11)に配置された放射状に外側を向うようなローターブレード(14)がスターターブレード(13)間に及び、その結果、圧力液によって液体流路(17,18)を通じて液圧を与えられる液体チャンバー(15,16)がスターターブレード(13)とローターブレード(14)との間に形成され、ローターホイール(11)は各々互いに合わせられたはめ込み面(19a,20a)で互いにはめ込まれる第一本体部分(19)及び第二本体部分(20)を有し、液体流路(17,18)を少なくとも部分領域で形成するために少なくとも一方のはめ込み面(19a,20a)に陥没部(21,22)が設けられたカムシャフト調節装置(1)であり、
    少なくとも一方のはめ込み面(19a,20a)に或いははめ込み面(19a,20a)の上に液体流路(17,18)を密閉する密閉手段(25,26)を設け
    密閉手段(25,26)が、第一本体部分(19)のはめ込み面(19a)上に配置された隆起部(25)と、第一本体部分(19)の隆起部(25)に対向して第二本体部分(20)のはめ込み面(20a)上に配置され、本体部分(19,20)のはめ込み後隆起部(25)と一緒に密閉作用する切込部(26)とを有し、
    隆起部(25)及び切込部(26)が、陥没部(21,22)をその輪郭において直接縁取り又は陥没部(21,22)の輪郭との間隔をおいて、少なくとも一方のはめ込み面(19a,20a)に配置されていることを特徴とするカムシャフト調節装置(1)。
  2. 隆起部(25)及び/又は切込部(26)が高さないしは深さを0.5mmから2mm、特には1mm有し、また、隆起部(25)及び/又は切込部(26)がプレスプロセスによって焼結部品に設けられていることによって特徴付けられる請求項3又は請求項に記載のカムシャフト調節装置(1)。
  3. 隆起部(25)が切込部(26)に食い込むことで本体部分(19,20)同士の位置決めが形成され、特に、隆起部(25)が切込部(26)に食い込むことで機構上負荷を掛けることが特に可能な本体部分(19,20)間の接続が形成されているよう、隆起部(25)が切込部(26)と一緒に作用する請求項又は請求項に記載のカムシャフト調節装置(1)。
  4. 隆起部(25)及び/又は切込部(26)が焼結部品から製造される本体部分(19,20)のグリーン成形体に設けられており、特に隆起部(25)が第一本体部分(19)と一体に同一材料で形成されている請求項から請求項のいずれか1項に記載のカムシャフト調節装置(1)。
  5. 隆起部及び切込部が変形可能な、特に可塑的に変形可能なはめ込み型溝形状として形成されている請求項から請求項のいずれか1項に記載のカムシャフト調節装置(1)。
  6. 回転軸(12)が本体部分(19,20)はめ込み面水準上に面法線を形成する請求項1から請求項のいずれか1に記載のカムシャフト調節装置(1)。
  7. ローターホイール(11)が粉末冶金法で製造される構成部品によって形成され、特に少なくとも一方の本体部分(19,20)が粉末冶金法で製造される構成部品、特に焼結部品である請求項1から請求項のいずれか1項に記載のカムシャフト調節装置(1)。
  8. 焼結部品がはめ込み面(19a,20a)を有し、プレスプロセスによってはめ込み面(19a,20a)に陥没部(21,22)が設けられている請求項に記載のカムシャフト調節装置(1)。
  9. ローターホイール(11)が液体分配室(23,24)を有し、液体分配室(23,24)とそこに関係する液体チャンバー(15,16)間に液体流路(17,18)が少なくとも部分的に特には放射状にローターホイール(11)を貫いて及ぶ請求項1から請求項のいずれか1項に記載のカムシャフト調節装置(1)。
  10. スターターホイール(10)ならびにスターターホイール(10)と一緒に作用するローターホイール(11)を有する内燃機関用のカムシャフト調節装置(1)の製造方法であり、スターターホイール(10)は回転軸(12)を中心として回転するよう駆動され、ローターホイール(11)は内燃機関のカムシャフトと接続可能であり、スターターホイール(10)は放射状に内側を向うようなスターターブレード(13)を有し、ローターホイール(11)に配置された放射状に外側を向うようなローターブレード(14)がスターターブレード(13)間に及び、その結果、圧力液によって液体流路(17,18)を通じて液圧を与えられる液体チャンバー(15,16)がスターターブレード(13)とローターブレード(14)との間に形成され、ローターホイール(11)は第一はめ込み面(19a)を有する第一本体部分(19)と第二はめ込み面(20a)を有する第二本体部分(20)から作り出され、液体流路(17,18)を少なくとも部分領域で形成するために少なくとも一方のはめ込み面(19a,20a)に陥没部(21,22)が設けられたカムシャフト調節装置(1)の製造方法であり、
    なくとも一方のはめ込み面(19a,20a)に或いははめ込み面(19a,20a)上に、本体部分(19,20)のはめ込み後に液体流路(17,18)を密閉する密閉手段(25,26)を設ける手順であって、陥没部(21,22)をその輪郭において直接縁取り又は陥没部(21,22)の輪郭との間隔をおいて、第一本体部分(19)のはめ込み面(19a)上に隆起部(25)を配置し、第一本体部分(19)の隆起部(25)に対向して、陥没部(21,22)をその輪郭において直接縁取り又は陥没部(21,22)の輪郭との間隔をおいて、第二本体部分(20)のはめ込み面(20a)上に切込部(26)を配置する手順及び
    本体部分(19,20)のはめ込み後隆起部(25)と切込部(26)とが一緒に密閉作用するようにはめ込み面(19a,20a)を互いに合わせることによる本体部分(19,20)のはめ込む手順
    を有することを特徴とするカムシャフト調節装置(1)の製造方法。
  11. 請求項2から請求項のいずれか1項に記載のカムシャフト調節装置(1)の製造に関する請求項10に記載の製造方法。
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