JP5915854B2 - 軸受組付治具 - Google Patents

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Description

本発明は、断面半円状の軸受体を半円凹状の軸受部に圧入して組み付ける軸受組付治具に関するものである。
従来から自動車のエンジン部品の組付工程にて、断面半円状の軸受体、例えばメタルを、クランクロアのキャップ側の半円凹状の軸受部に圧入して組み付ける際に軸受組付治具が使用されている。
従来の軸受組付治具150は、図11に示すように、クランクロアのキャップ4を支持する支持ベース151と、該支持ベース151に備えられ、キャップ4を複数のピン部材152、152により位置決めして、メタル6をキャップ4の軸受部5に圧入するように昇降自在に構成される圧入手段153とから概略構成される。
しかしながら、従来の軸受組付治具150では、圧入手段153を上昇させてメタル6をキャップ4の軸受部5に圧入する際、メタル6の両端部6a、6aの外壁面とキャップ4の軸受部5の開口縁5bとが擦り合う現象が発生し(図11(a)に示すAの箇所)、その結果、両者に傷が付き、異物が発生するという問題が生じていた。
ところで、メタルを軸受部に圧入する従来技術として特許文献1には、軸受メタルをコンロッド本体とキャップのクランクピン孔(軸受部)に取付けるために、先ず、軸受メタルの位置決め用突起をクランクピン孔の凹溝に挿入して軸受メタルの周方向の一端部をクランクピン孔の破断面側の端部に当接させて、一端部を中心にして軸受メタルを回し、他端側をクランクピン孔内に押し込むが、このとき、軸受メタルの外壁面は、クランクピン孔の他端側に位置する傾斜壁に摺接し、この状態で軸受メタルをさらにクランクピン孔内に押し込むことによって、軸受メタルがクランクピン孔内に弾性変形した状態で組み付けられることが開示されている。
特開2006−46510号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたメタルの軸受部への組付方法においても、軸受メタルをクランクピン孔(軸受部)に圧入する際、軸受メタルの一端部の外壁面がクランクピン孔の他端側に位置する傾斜壁に摺接して、両者が擦り合う現象が発生するために、上述した問題を解決することはできない。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、軸受体を軸受部に圧入して組み付ける際両者が擦り合う現象を抑制できる軸受組付治具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の軸受組付治具は、軸受体の軸受部への圧入時、前記軸受体の両端部を径方向内側に向かって圧縮させる圧縮手段を備えることを特徴としている。
また、本発明の軸受組付方法は、圧縮手段により、軸受体の両端部を径方向内側に向かって圧縮させながら軸受部に圧入して組み付けることを特徴としている。
これにより、軸受体を軸受部に圧入して組み付ける際両者が擦り合う現象を抑制することができる。
なお、本発明の軸受組付治具及び軸受組付方法の各種態様およびそれらの作用については、以下の発明の態様の項において詳しく説明する。
上記課題を解決するために、本発明の第1の軸受組付治具は、軸受体の軸受部への圧入時、前記軸受体の両端部を径方向内側に向かって圧縮させる圧縮手段を備え、前記圧縮手段は、前記軸受体の内壁面に当接して該軸受体を支持すると共に前記軸受部の移動をガイドする支持本体と、該支持本体に回動自在に設けられ、前記軸受体の前記軸受部への圧入時、前記軸受体の両端部のそれぞれを径方向内側に向かって圧縮させる一対の圧縮部材と、を備え、前記支持本体は、前記軸受体の内壁面を支持する支持本体部と、前記軸受体を軸方向両側から挟み込むように支持する一対の支持壁部と、前記軸受部の移動を径方向両側から挟み込むようにガイドする一対の支持柱部と、を備え、前記軸受部が前記支持本体に支持された軸受体に向かって移動する時、前記軸受部周辺の壁部との接触により前記各圧縮部材が回動して、前記軸受体の両端部を径方向内側に向かって圧縮させることを特徴としている。
また、本発明の第2の軸受組付治具は、軸受体の軸受部への圧入時、前記軸受体の両端部を径方向内側に向かって圧縮させる圧縮手段を備え、該圧縮手段は、前記軸受体の外径よりも短い開口長を有する開口部を有し、開放側が前記開口部を臨むように前記軸受部を支持する支持本体と、前記軸受体の両端部の外壁面を前記支持本体の開口部の内壁面に摺接させながら挿入して前記軸受部に圧入する圧入手段と、を備え、該圧入手段は、前記軸受体の両端部に当接して該軸受体を前記開口部内に押し込む一対の押圧壁部を備え、該一対の押圧壁部は、互いに遠退・近接自在に支持されることを特徴としている。
これにより、軸受体を軸受部に圧入して組み付ける際両者が擦り合う現象を抑制することができる。
なお、本発明の軸受組付治具の各種態様およびそれらの作用については、以下の発明の態様の項において詳しく説明する。
(1)断面半円状の軸受体を半円凹状の軸受部に圧入して組み付ける軸受組付治具であって、該軸受組付治具は、前記軸受体の前記軸受部への圧入時、前記軸受体の両端部を径方向内側に向かって圧縮させる圧縮手段を備え、前記圧縮手段は、前記軸受体の内壁面に当接して該軸受体を支持すると共に前記軸受部の移動をガイドする支持本体と、該支持本体に回動自在に設けられ、前記軸受体の前記軸受部への圧入時、前記軸受体の両端部のそれぞれを径方向内側に向かって圧縮させる一対の圧縮部材と、を備え、前記支持本体は、前記軸受体の内壁面を支持する支持本体部と、前記軸受体を軸方向両側から挟み込むように支持する一対の支持壁部と、前記軸受部の移動を径方向両側から挟み込むようにガイドする一対の支持柱部と、を備え、前記軸受部が前記支持本体に支持された軸受体に向かって移動する時、前記軸受部周辺の壁部との接触により前記各圧縮部材が回動して、前記軸受体の両端部を径方向内側に向かって圧縮させることを特徴とする軸受組付治具(請求項1に相当)。
(1)項の軸受組付治具では、軸受体を軸受部に圧入する際、圧縮手段により、軸受体の両端部を径方向内側に向かって圧縮させるので、軸受体の両端部の外壁面と軸受部の開口縁とが擦り合う現象を抑制でき、ひいては異物の発生を抑制することができる。しかも、軸受体の両端部が径方向内側に圧縮されながら軸受部に挿入されることにより、軸受体の軸受部への組み付け荷重を低減することができる。
詳しくは、軸受体を軸受部に圧入する際、一対の圧縮部材が回動することで、該一対の圧縮部材により、支持本体上の軸受体の両端部を径方向内側に向かって圧縮させる。
また、一対の圧縮部材と軸受部周辺の壁部との接触により各圧縮部材を回動させるので、複雑な構造を必要としない。
(2)断面半円状の軸受体を半円凹状の軸受部に圧入して組み付ける軸受組付治具であって、該軸受組付治具は、前記軸受体の前記軸受部への圧入時、前記軸受体の両端部を径方向内側に向かって圧縮させる圧縮手段を備え、該圧縮手段は、前記軸受体の外径よりも短い開口長を有する開口部を有し、開放側が前記開口部を臨むように前記軸受部を支持する支持本体と、前記軸受体の両端部の外壁面を前記支持本体の開口部の内壁面に摺接させながら挿入して前記軸受部に圧入する圧入手段と、を備え、該圧入手段は、前記軸受体の両端部に当接して該軸受体を前記開口部内に押し込む一対の押圧壁部を備え、該一対の押圧壁部は、互いに遠退・近接自在に支持されることを特徴とする軸受組付治具(請求項2に相当)。
(2)項の軸受組付治具では、圧入手段により、軸受体の両端部の外壁面を支持本体の開口部の内壁面に摺接させる際、軸受体の両端部が径方向内側に向かって圧縮される。
また、一対の押圧壁部により軸受体を開口部内に押し込む際には、一対の押圧壁部が互いに近接するようにスライドして軸受体の両端部を押し込み、軸受体の両端部が開口部の内壁面に沿って径方向内側に圧縮される。
(3)前記開口部の対向する内壁面と、前記一対の押圧壁部の側壁面とは、前記軸受体の挿入方向に対して前記軸受体の径方向内側に傾斜する傾斜面で互いに当接することを特徴とする(2)項に記載の軸受組付治具(請求項3に相当)。
本発明によれば、軸受体を軸受部に圧入して組み付ける際両者が擦り合う現象を抑制できる軸受組付治具を提供することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る軸受組付治具を使用してメタルを軸受部に圧入して組み付ける状態を段階的に示した図である。 図2は、本発明の第1の実施形態に係る軸受組付治具を使用してメタルを軸受部に圧入して組み付ける状態を段階的に示した図である。 図3は、本発明の第1の実施形態に係る軸受組付治具に採用した支持本体の斜視図である。 図4は、本発明の第2の実施形態に係る軸受組付治具を使用してメタルを軸受部に圧入して組み付ける状態を段階的に示した図である。 図5は、本発明の第2の実施形態に係る軸受組付治具を使用してメタルを軸受部に圧入して組み付ける状態を段階的に示した図である。 図6は、本発明の第2の実施形態に係る軸受組付治具を使用してメタルを軸受部に圧入して組み付ける状態を段階的に示した図である。 図7は、本発明の第3の実施形態に係る軸受組付治具に採用した支持本体の一部を示した斜視図である。 図8は、本発明の第3の実施形態に係る軸受組付治具に採用した支持本体の一部と圧入手段とがユニット化されたものの斜視図である。 図9は、本発明の第3の実施形態に係る軸受組付治具の斜視図である。 図10は、本発明の第3の実施形態に係る軸受組付治具を使用してメタルを軸受部に圧入して組み付ける状態を段階的に示した図である。 図11は、従来の軸受組付治具を使用してメタルを軸受部に圧入して組み付ける状態を段階的に示した図である。
以下、本発明を実施するための形態を図1〜図10に基づいて詳細に説明する。
まず、本発明の第1の実施形態に係る軸受組付治具1aを、図1〜図3に基づいて説明する。
該第1の実施形態に係る軸受組付治具1aは、非クラッキングコンロッドを構成するキャップ2側の半円凹状の軸受部5に、断面半円状の軸受体としてのメタル6を圧入して組み付ける際に使用される。
該第1の実施形態に係る軸受組付治具1aは、図1及び図2に示すように、メタル6を軸受部5へ圧入する際、メタル6の両端部6a、6aを径方向内側に向かって圧縮させる圧縮手段10aを備えている。該圧縮手段10aは、メタル6の内壁面に当接して該メタル6を支持する支持本体11aと、該支持本体11aに回動自在に設けられ、メタル6の軸受部5への圧入時、メタル6の両端部6a、6aのそれぞれを径方向内側に向かって圧縮させる一対の圧縮部材としての圧縮アーム12、12とを備えている。
支持本体11aは、図1及び図3に示すように、板状ベース部13と、該板状ベース部13の長手方向両端部からそれぞれ立設され、軸受部5の径方向両側の壁部5a、5aを径方向両側から挟み込むように支持する一対の支持柱部14、14と、各支持柱部14、14間に備えられ、メタル6の内壁面を支持する断面蒲鉾状のメタル支持本体部15と、該メタル支持本体部15の径方向両側のそれぞれに設けられ、メタル6及び軸受部5の径方向両側の壁部5a、5aを軸方向(幅方向)両側から挟み込むように支持する二対の支持壁部16、16とから構成される。
メタル支持本体部15の径方向両端間の長さは、軸受部5にメタル6が圧入された状態におけるメタル6の両端部6a、6a間の長さより若干短く形成されている。板状ベース部13の長手方向略両側面には内方に向かって凹設される凹部19、19がそれぞれ形成される。各凹部19、19内に圧縮アーム12、12がそれぞれ配置される。該各圧縮アーム12、12は、その先端がメタル支持本体部15上のメタル6の両端部6a、6aの外壁面にそれぞれ上方から接触して、メタル6の両端部6a、6aを径方向内側に向かって圧縮させる方向に回動自在となるようにピン部材20により支持されている。各圧縮アーム12、12の先端は湾曲面25に形成される。該湾曲面25には摺動性の良いメッキが施されている。各圧縮アーム12、12の厚みは板状ベース部13の厚みと略同一である。また、板状ベース部13の下面には、各凹部19、19を横切るように、圧縮アーム12、12の回動を規制するストッパ部材26、26が延びている。
次に、本発明の第1の実施形態に係る軸受組付治具1aの作用を説明する。
まず、図1(a)に示すように、メタル6を、その内壁面が支持本体11aのメタル支持本体部15上に当接するように配置する。この時、一対の圧縮アーム12、12の先端の湾曲面25がメタル6の両端部6a、6aの外壁面に接触した状態となる。また、メタル6の両端部6a、6aと、メタル支持本体部15の径方向両端との間には僅かな隙間が生じるようになる。
次に、図1(b)に示すように、キャップ2の軸受部5を、その開放側がメタル6と対向するように配置する。続いて、軸受部5をメタル6に向かって移動させる。すると、図1(b)及び図2(c)に示すように、軸受部5の径方向両側の壁部5a、5aが一対の圧縮アーム12、12の先端上縁に接触すると共に各圧縮アーム12、12が各ピン部材20を中心に反時計周り方向に回動される。この時、一対の圧縮アーム12、12はその先端の湾曲面25によりメタル6の両端部6a、6aを径方向内側に圧縮させながら回動して、メタル6がキャップ2の軸受部5に圧入されて組み付けられる。この結果、メタル6がキャップ2の軸受部5へ圧入される時、一対の圧縮アーム12、12によりメタル6の両端部6a、6aが径方向内側に圧縮される。これにより、メタル6の両端部6a、6aの外壁面と、キャップ2の軸受部5の開口縁5bとが擦り合う現象がなくなるため異物の発生を抑制することができる。
最終的に、図2(d)に示すように、各圧縮アーム12、12が各ストッパ部材26、26に接触した時点で、メタル6のキャップ2の軸受部5への組み付けが完了する。
以上説明したように、本発明の第1の実施形態に係る軸受組付治具1aでは、メタル6(軸受体)をキャップ2の軸受部5へ圧入する際には、キャップ2の軸受部5をメタル6に向かって移動させて、一対の圧縮アーム12、12が軸受部5の径方向両側の壁部5a、5aとの接触により回動して、該一対の圧縮アーム12、12の先端によりメタル6の両端部6a、6aが径方向内側に圧縮されながら、メタル6がキャップ2の軸受部5に圧入されて組み付けられる。これにより、メタル6の両端部6a、6aの外壁面とキャップ2の軸受部5の開口縁5bとの擦り合う現象がなくなるため異物の発生を抑制することができる。しかも、メタル6の両端部6a、6aが径方向内側に圧縮されながら軸受部5に挿入されることにより、メタル6の軸受部5への組み付け荷重を低減することができる。
なお、第1の実施形態に係る軸受組付治具1aにより、メタル6を非クラッキングコンロッドのキャップ2側の軸受部5に圧入して組み付ける実施形態を説明したが、当然ながら、第1の実施形態に係る軸受組付治具1aにより、メタル6を非クラッキングコンロッドのロッド側の軸受部5に圧入して組み付けることもでき、また、クランクロアのキャップ側の軸受部5に圧入して組み付けることも可能である。
次に、本発明の第2の実施形態に係る軸受組付治具1bを、図4〜図6に基づいて説明する。
該第2の実施形態に係る軸受組付治具1bは、クラッキングコンロッドを構成するロッド3側の半円凹状の軸受部5に、断面半円状のメタル6を圧入して組み付ける際に使用される。
該第2の実施形態に係る軸受組付治具1bにおいても、第1の実施形態に係る軸受組付治具1aと同様に、図5に示すように、メタル6の軸受部5への圧入時、メタル6の両端部6a、6aを径方向内側に向かって圧縮させる圧縮手段10bを備えている。そして、第2の実施形態に係る軸受組付治具1bでは、圧縮手段10bの構成が、第1の実施形態に係る軸受組付治具1aにて採用した圧縮手段10aと相違するので、その点を詳細に説明する。
圧縮手段10bは、図5に示すように、メタル6の外径よりも短い開口長を有する開口部40を有し、開放側が開口部40を臨むようにロッド3の軸受部5を支持する支持本体11bと、メタル6の両端部6a、6aの外壁面を支持本体11bの開口部40の内壁面46に摺接させながら挿入して軸受部5に圧入する圧入手段45bとから構成される。
支持本体11bは、図4に示すように、ロッド3の軸受部5の径方向両側の壁部5a、5aを上下方向から挟み込むように支持する上側支持本体32と下側支持本体33とから構成される。
下側支持本体33は、複数の脚部35と、各脚部35の上端部に設けられた第1支持板状部36と、第1支持板状部36上に配置され、ロッド3の首部を径方向両側から挟み込むように支持する一対の第2支持板状部37、37とから構成される。第1支持板状部36には、ロッド3が挿入される開口部38が形成される。
上側支持本体32は、図示しない主支持本体に上下方向に移動自在に支持され、所定高さにて主支持本体に固定されるように構成される。上側支持本体32は、略矩形状の開口部40を有する板状部41と、該板状部41の開口部40の長手方向両側から垂設され、軸受部5の径方向両側の壁部5a、5aを径方向両側から挟み込むように支持する一対の挟持壁部42、42と、板状部41の開口部40の一方の長辺側付近から垂設され、軸受部5の軸方向の一方の壁面に当接される高さ決め壁部43とから構成される。
板状部41の開口部40は、その各長辺の長さがメタル6の外径よりも若干短く形成される。該開口部40の各短辺側内壁面46は上端から下端に向けて内方に傾斜している。開口部40の各短辺側内壁面46の下方には各内壁面46から連続する内壁面47を形成するように突起48が下方に向かってそれぞれ突設される。開口部40の各短辺側内壁面46と各突起48の内壁面47とには摺動性の良いメッキが施されている。板状部41の長手方向両端部には上下方向に貫通する貫通孔49、49がそれぞれ形成されている。また、高さ決め壁部43は一対の挟持壁部42、42よりも長く形成される。該高さ決め壁部43の下端は、軸受部5の内壁面5cと同じ曲率で湾曲凸状に形成される。高さ決め壁部43の下部の内壁面には、軸受部5の内壁面5cの曲率に一致する円弧線50が上下方向に間隔をおいて複数表示されている(本実施の形態では2本)。
圧入手段45bは、図5に示すように、基板部51と、該基板部51の上面に配置される取手部52と、基板部51の長手方向両端部に挿通される位置決めピン部材53、53と、基板部51の各位置決めピン部材53、53間から一体的に垂設される一対の支持壁部54、54と、該一対の支持壁部54、54間に水平方向に延びるガイドロッド55と、該ガイドロッド55にそれぞれ挿通される一対の押圧壁部56、56とから構成される。
基板部51の上面には略コ字状の取手部52が固定されている。基板部51の長手方向両端部には上下方向に貫通する貫通孔61、61がそれぞれ形成される。各貫通孔61に位置決めピン部材53がそれぞれ挿通される。基板部51は各位置決めピン部材53に対して昇降自在に支持される。各位置決めピン部材53と基板部51の各貫通孔61との間にはスリーブが介装されている。このため、基板部51に上下方向から十分な力が付与された場合のみ、基板部51が各位置決めピン部材53に沿って昇降するようになる。各位置決めピン部材53の下部には環状に延びるストッパ63が外方に突設されている。
基板部51の各位置決めピン部材53、53間には一対の支持壁部54、54が一体的に垂設される。各支持壁部54、54間にガイドロッド55が水平方向に延びている。ガイドロッド55には、一対の押圧壁部56、56の上部が互いに遠退、近接自在に挿通されている。一対の押圧壁部56、56の上面は基板部51の下面に当接されている。ガイドロッド55と各支持壁部54の貫通孔64との間にはスリーブが介装されている。このため、一対の押圧壁部56、56に横方向から十分な力が付与された場合のみ、各押圧壁部56、56がガイドロッド55に沿って近接、遠退自在にスライドするようになる。各押圧壁部56、56の、ガイドロッド55の軸方向に対して外側の各側壁面56a、56aは、上下方向略中間位置から下方に向かって内側に傾斜している。各押圧壁部56、56の各側壁面56a、56aの傾斜角度は、上側支持本体32に備えた板状部41の開口部40の各短辺側内壁面46の傾斜角度と略一致している。
次に、本発明の第2の実施形態に係る軸受組付治具1bの作用を説明する。
まず、図4(a)に示すように、下側支持本体33の第1支持板状部36の開口部38にロッド3を挿入する。続いて、一対の第2支持板状部37、37により、ロッド3の首部を径方向両側から挟み込み、軸受部5を位置決めする。
次に、図4(b)に示すように、上側支持本体32を下方にスライドさせて、上側支持本体32に設けた高さ決め壁部43の所定の円弧線50が下側支持本体33に支持された軸受部5の内壁面5cに一致する位置で停止させる。この時、軸受部5の径方向両側の壁部5a、5aが上側支持本体32に備えた各挟持壁部42、42と各突起48、48との間にそれぞれ挿入され、板状部41の開口部40の各短辺側内壁面46及び各突起48の内壁面47と、軸受部5の内壁面5cとが連続するようになる。また、軸受部5の径方向両側の壁部5a、5aの各クラッキング面66と、板状部41の下面との間に隙間が生じるようになる。
次に、図5(c)に示すように、上側支持本体32の板状部41の開口部40にメタル6を開放側が上方を向くように挿入する。すると、開口部40の各長辺の長さがメタル6の外径よりも短く形成されているために、メタル6は開放側を上方に向けた状態で開口部40上に引っ掛かった状態となる。
次に、図5(d)に示すように、取手部52を把持して、基板部51の各位置決めピン部材53、53を、上側支持本体32の板状部41の各貫通孔49、49に、ストッパ63、63が板状部41の上面に当接するまで挿入する。この時点で、一対の押圧壁部56、56の外側の各側壁面56a、56a側の下端が、メタル6の両端部6a、6aの上方に近接された状態となる。
次に、図6(e)に示すように、さらに、基板部51を各位置決めピン部材53に沿って下降させると、一対の押圧壁部56、56の先端がメタル6の両端部6a、6aを押し込みながら上側支持本体32に備えた板状部41の開口部40内に挿入する。詳しくは、一対の押圧壁部56、56の外側の各側壁面56a、56aが、板状部41の開口部40の各短辺側内壁面46、46に当接するべく一対の押圧壁部56、56が互いに近接するようにスライドしてメタル6の両端部6a、6aを押し込み、メタル6の両端部6a、6aが板状部41の開口部40の各短辺側内壁面46、46に沿って径方向内側に圧縮されながら挿入される。これにより、メタル6の両端部6a、6aの外壁面と、ロッド3側の軸受部5の開口縁5bとが擦り合う現象がなくなるために異物の発生を抑制することができる。
最終的に、図6(e)及び(f)に示すように、一対の押圧壁部56、56の外側の各側壁面56a、56aが、上側支持本体32に備えた板状部41の開口部40の各短辺側内壁面46、46及び各突起48、48の内壁面47、47の略全域に接触した時点で、メタル6のロッド3側の軸受部5への組み付けが完了する。
以上説明したように、本発明の第2の実施形態に係る軸受組付治具1bでは、圧入手段45bを構成する基板部51を各位置決めピン部材53に沿って下降させると、一対の押圧壁部56、56の先端がメタル6の両端部6a、6aを押し込みながら上側支持本体32(支持本体)に備えた板状部41の開口部40内に挿入される。この時、メタル6の両端部6a、6aが板状部41の開口部40の各短辺側内壁面46、46に沿って径方向内側に圧縮されながら挿入されるので、メタル6の両端部6a、6aの外壁面とキャップの軸受部5の開口縁5bとが擦り合う現象がなくなり、異物の発生を抑制することができる。しかも、メタル6の両端部6a、6aが径方向内側に圧縮されながら軸受部5に挿入されることにより、メタル6の軸受部5への組み付け荷重を低減することができる。
次に、本発明の第3の実施形態に係る軸受組付治具1cを、図7〜図10に基づいて説明する。
該第3の実施形態に係る軸受組付治具1cは、図9から解るように、非クラッキングコンロッドを構成する、複数のキャップ2及びロッド3の半円凹状の軸受部5それぞれにメタル6(図10参照)を同時に圧入して組み付ける際に使用される。
該第3の実施形態に係る軸受組付治具1cでは圧縮手段10cが複数備えられている。そして、第3の実施形態に係る軸受組付治具1cでは、圧縮手段10cを構成する支持本体11c及び圧入手段45cの具体的な構成が、第2の実施形態に係る軸受組付治具1bの圧縮手段10bを構成する支持本体11b及び圧入手段45bと相違するので、その点を詳細に説明する。
支持本体11cは、図7及び図9に示すように、矩形状の開口部71を有する案内板状部70と、該案内板状部70の下方に固定され、開放側が案内板状部70の開口部71に臨むようにキャップ2またはロッド3の軸受部5を位置決めする一対のコ字状部72、72と、キャップ2またはロッド3を軸受部5の開放側が上方を向くように支持する支持部82とから構成される。
図7に示すように、案内板状部70は略矩形状に形成され、長手方向両端部は頂点が外方に位置するように三角形状に形成される。案内板状部70の長手方向両端部には、後述する枠体75と固定するための固定孔76が上下方向に貫通されている。案内板状部70に設けた開口部71の長辺側の開口長は、メタル6の外径よりも短く形成され、短辺側の開口長は、メタル6の幅と略同一である。案内板状部70の開口部71の各短辺側内壁面78には摺動性の良いメッキが施されている。案内板状部70の開口部71の各短辺側内壁面78には、後述する圧入手段45cを構成する押圧部85の一対の押圧壁部56、56の先端を受け入れる受入凹部86がそれぞれ形成される。
また、一対のコ字状部72、72は、案内板状部70の長手方向両端部の下方にそれぞれ装着される。一対のコ字状部72、72は、開放側が互いに対向するように装着される。軸受部5の径方向両側の壁部5a、5aが一対のコ字状部72、72の内部に囲まれるように位置決めされる。図8に示すように、一対のコ字状部72、72が装着された案内板状部70は、略矩形状の枠体75の内部に長手方向に沿って間隔を置いて複数(本実施形態では6個)備えられる。各案内板状部70は、その長手方向両端部にそれぞれ設けた固定孔76に支持ピン部材79をそれぞれ挿入して枠体75に支持される。
さらに、図9に示すように、支持部82は、キャップ2用及びロッド3用として複数形成される。各支持部82は一列に並んで配置されるが、キャップ2用の支持部とロッド用の支持部とが交互に配置される。複数の支持部82は一体化される。一体化された複数の支持部82は長手方向両端を脚部81により支持される、各脚部81は、板状のベース部80の長手方向両端から立設される。なお、ベース部80からは、各ロッド3の揺動を規制するための支持シャフト87が複数立設されている。
図8及び図10に示すように、圧入手段45cは、対向するように配置される一対の押圧壁部83、83と、該一対の押圧壁部83、83の上端を連結する連結壁部84とからなるコ字状の押圧部85で構成される。
押圧部85は枠体75の長手方向に沿って複数備えられる。各押圧部85は各案内板状部70とそれぞれ対向するように配置される。また、枠体75の長手方向両端部には各押圧部85の移動を案内する案内板90がそれぞれ立設される。各案内板90には案内溝部91が形成される。該案内溝部91は、下部に設けられ、上下方向に延びる縦案内溝部92と、該縦案内溝部92の上端から連続して、斜め上方に湾曲して延びる湾曲案内溝部93と、該湾曲案内溝部93の上端から連続して、後述する連結ロッド96との連結位置に向かって延びる係止用溝部94とからなる。この案内溝部91には支持ロッド95が回動自在に支持される。支持ロッド95は、各案内板90、90間の範囲では断面矩形状に形成され、案内溝部91に嵌合される範囲は断面円形状に形成される。支持ロッド95の断面矩形状の部分の下面に軸方向に間隔を置いて複数の押圧部85がピン固定される。また、各案内板90の上部には、各案内板90、90を連結する連結ロッド96が回動自在に支持される。
連結ロッド96には複数の押圧ロッド97が上下動自在に挿通されている。該押圧ロッド97は連結ロッド96の軸方向の距離を3等分する位置に二箇所設けられている。各押圧ロッド97の先端は支持ロッド95の上面に係合される。なお、支持ロッド95は、各押圧ロッド97と連結ロッド96との連結手段により常時連結ロッド96に近接する方向に付勢されており、連結ロッド96から遠退する方向に力が付与された場合のみ、連結ロッド96から遠退するように移動する。また、各押圧ロッド97と各案内板90との間にリング状のハンドル100がそれぞれ配置される。各ハンドル100は連結ロッド96の周りに配置される。各ハンドル100の一部位が支持ロッド95の上面に固定される。そして、各ハンドル100を操作することで、支持ロッド95を各案内板90の案内溝部91に沿って移動させることができる。
なお、図8に示すように、支持本体11cの一部を構成する複数の案内板状部70(一対のコ字状部72、72を含む)と、圧入手段45cを構成する複数の押圧部85とは枠体75を通じてユニット化されている。
次に、本発明の第3の実施形態に係る軸受組付治具1cの作用を説明する。
まず、図9に示すように、各案内板状部70の長手方向両端に装着された一対のコ字状部72、72に、各支持部82に支持されたキャップ2またはロッド3の軸受部5の径方向両側の壁部5a、5aを係合させて、各案内板状部70に対して各キャップ2及びロッド3の軸受部5をそれぞれ位置決めする。
次に、図10(a)に示すように、各案内板状部70の開口部71に各メタル6を開放側が上方を向くようにそれぞれ挿入する。すると、各案内板状部70の開口部71の各長辺の長さが各メタル6の外径よりも短く形成されているために、各メタル6はその開放側が上方を向いた状態で各開口部71上に引っ掛かった状態となる。また、支持ロッド95の両端は、各案内板90の係止用溝部94に嵌合されており、支持ロッド95は連結ロッド96に近接する方向に常時付勢されているために、係止用溝部94に停止した状態となっている。
次に、図10(a)の状態から、各ハンドル100を斜め下方に押し込むように操作して、支持ロッド95を連結ロッド96から遠退する方向に移動させ、支持ロッド95の両端を各案内板90の係止用溝部94から離脱させる。その後、各ハンドル100を時計周り方向に回動させることで、支持ロッド95の両端を各案内板90の湾曲案内溝部93に沿って回動させて、縦案内溝部92の上端に到達させる。この結果、各押圧部85が回動して、一対の押圧壁部83、83の先端面が各メタル6の両端部6a、6aの上面に対向するようになる。
次に、図10(b)及び(c)に示すように、各ハンドル100を下方に押し込むように操作すると、支持ロッド95が、各案内板90の縦案内溝部92に沿って連結ロッド96から遠退するように移動して、各押圧部85の一対の押圧壁部83、83の先端面が、各メタル6の両端部6a、6aの上面に接触すると共にその両端部6a、6aを押し込みながら案内板状部70の開口部71内に挿入する。この時、各メタル6の両端部6a、6aが各案内板90の開口部71の各短辺側内壁面78に沿って径方向内側に圧縮されながら挿入される。
最終的に、図10(d)に示すように、各ハンドル100を下方にさらに押し込むと、一対の押圧壁部83、83が各メタル6の両端部6a、6aをさらに押し込みながら、各案内板状部70の開口部71の各短辺側内壁面78に設けた受入凹部86に挿入され、各支持ロッド95の両端が各案内板90の縦案内溝部92の下端に到達すると共に一対の押圧壁部83、83が各軸受部5の径方向両側の壁部5a、5aの上面に当接された時点で、各メタル6の、キャップ2及びロッド3の軸受部5への組み付けが完了する。このように、メタル6を軸受部5に圧入する際、各メタル6の両端部6a、6aの外壁面と各軸受部5の開口縁5bとが擦り合う現象がなくなるために異物の発生を抑制することができる。
以上説明したように、本発明の第3の実施形態に係る軸受組付治具1cでは、複数の軸受部5に対して対応するメタル6を同時に、各メタル6の両端部6a、6aの外壁面と各軸受部5の開口縁5bとの擦り合う現象を抑制しながら圧入して組み付けることができ、生産能力を向上させることができる。しかも、各メタル6の両端部6a、6aが径方向内側に圧縮されながら各軸受部5に挿入されることにより、各メタル6の各軸受部5への組み付け荷重を低減することができる。
なお、第3の実施形態に係る軸受組付治具1cにおいては、図9に示すように、枠体75に配置された案内板状部70及び押圧部85の数量に対して、すなわち、一度に組付可能なメタル6の数量(6個)に対して、その2倍の数量のキャップ2及びロッド3の軸受部5(全12個)を各支持部82により支持するようにしている。そして、上述した組み付け手順を2回行えば、各支持部82に支持されている全てのキャップ2及びロッド3の軸受部5にメタル6を圧入して組み付けることができる。
1a、1b、1c 軸受組付治具,5 軸受部,6 メタル(軸受体),6a 両端部,10a、10b、10c 圧縮手段,11a、11b、11c 支持本体,12 圧縮アーム(圧縮部材),40 開口部,41 板状部,45b、45c 圧入手段,46 内壁面,70 案内板状部,71 開口部,78 内壁面

Claims (3)

  1. 断面半円状の軸受体を半円凹状の軸受部に圧入して組み付ける軸受組付治具であって、
    該軸受組付治具は、前記軸受体の前記軸受部への圧入時、前記軸受体の両端部を径方向内側に向かって圧縮させる圧縮手段を備え、
    前記圧縮手段は、前記軸受体の内壁面に当接して該軸受体を支持すると共に前記軸受部の移動をガイドする支持本体と、
    該支持本体に回動自在に設けられ、前記軸受体の前記軸受部への圧入時、前記軸受体の両端部のそれぞれを径方向内側に向かって圧縮させる一対の圧縮部材と、を備え、
    前記支持本体は、前記軸受体の内壁面を支持する支持本体部と、前記軸受体を軸方向両側から挟み込むように支持する一対の支持壁部と、前記軸受部の移動を径方向両側から挟み込むようにガイドする一対の支持柱部と、を備え、
    前記軸受部が前記支持本体に支持された軸受体に向かって移動する時、前記軸受部周辺の壁部との接触により前記各圧縮部材が回動して、前記軸受体の両端部を径方向内側に向かって圧縮させることを特徴とする軸受組付治具。
  2. 断面半円状の軸受体を半円凹状の軸受部に圧入して組み付ける軸受組付治具であって、
    該軸受組付治具は、前記軸受体の前記軸受部への圧入時、前記軸受体の両端部を径方向内側に向かって圧縮させる圧縮手段を備え、
    該圧縮手段は、前記軸受体の外径よりも短い開口長を有する開口部を有し、開放側が前記開口部を臨むように前記軸受部を支持する支持本体と、
    前記軸受体の両端部の外壁面を前記支持本体の開口部の内壁面に摺接させながら挿入して前記軸受部に圧入する圧入手段と、を備え、
    該圧入手段は、前記軸受体の両端部に当接して該軸受体を前記開口部内に押し込む一対の押圧壁部を備え、
    該一対の押圧壁部は、互いに遠退・近接自在に支持されることを特徴とする軸受組付治具。
  3. 前記開口部の対向する内壁面と、前記一対の押圧壁部の側壁面とは、前記軸受体の挿入方向に対して前記軸受体の径方向内側に傾斜する傾斜面で互いに当接することを特徴とする請求項2に記載の軸受組付治具。
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