JP5915543B2 - 診断用包装物 - Google Patents
診断用包装物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5915543B2 JP5915543B2 JP2012552652A JP2012552652A JP5915543B2 JP 5915543 B2 JP5915543 B2 JP 5915543B2 JP 2012552652 A JP2012552652 A JP 2012552652A JP 2012552652 A JP2012552652 A JP 2012552652A JP 5915543 B2 JP5915543 B2 JP 5915543B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- probe
- light
- jig
- connector
- adjustment jig
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/00112—Connection or coupling means
- A61B1/00121—Connectors, fasteners and adapters, e.g. on the endoscope handle
- A61B1/00124—Connectors, fasteners and adapters, e.g. on the endoscope handle electrical, e.g. electrical plug-and-socket connection
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/00002—Operational features of endoscopes
- A61B1/00057—Operational features of endoscopes provided with means for testing or calibration
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/00112—Connection or coupling means
- A61B1/00121—Connectors, fasteners and adapters, e.g. on the endoscope handle
- A61B1/00126—Connectors, fasteners and adapters, e.g. on the endoscope handle optical, e.g. for light supply cables
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/00142—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with means for preventing contamination, e.g. by using a sanitary sheath
- A61B1/00144—Hygienic packaging
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/06—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with illuminating arrangements
- A61B1/0615—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with illuminating arrangements for radial illumination
Description
このようなプローブには、光源装置からの照射光を導光して生体の測定対象部位に照射し病変部から放射される放射光を受光し、検出器に導光するために光ファイバー、レンズ、プリズム等の光学系が構成される。
この測定を行う際には、測定対象の光学応答を正確に検出する必要があるため、室内光等が迷光として検出器に入射することを防ぐことが必要である。
この場合、室内光等の迷光を防ぐとともに、プローブから出射された光のプローブ以外の物質からの反射光又は拡散光、またはプローブ以外の物質からの発光がプローブに入射することを防ぐ必要がある。
特許文献2には、内視鏡用の色調整治具が記載されている。この色調整治具として、柱状の形状をなす治具であって、治具の一端部に形成された第1開口部と、前記治具の他端部に形成された第2開口部と、記第1開口部と第2開口部とを貫通し、電子内視鏡のカラースコープの先端部が挿入可能な中空部と、記第2開口部近傍に移動可能に支持された蓋体とを備え、蓋体は、一方の面にホワイトバランス調整用チャート、他方の面に色調整用チャートが載置され、蓋体の移動により、ホワイトバランス調整用チャート、または色調整用チャートのいずれかが中空部を介して第1開口部から観察可能であり、蓋体の移動は、蓋体の中心を通り第2開口部に軸支された回動軸を中心とした回動によるものが提案されている。
しかし、一般に普及している電子内視鏡は、光学的な手法によって病変部と正常部のコントラストを改善することが目的であり、病変の進行度の判断は観察者によって行われる。光学測定によって病変の進行度を判断するためには、一般に普及している電子内視鏡と比べて、装置の検出特性の補正の必要度はより高くなる。補正作業の際の測定対象の汚染や経時劣化は補正精度を悪化させ、誤判断につながる恐れがある。
医療現場では、血液をはじめとした体液による汚染の問題がある。内視鏡プロセッサ等洗浄頻度の低い部分に補正の測定対象を設置又は内蔵する方法では、作業者が補正用測定対象の定期的な清掃や洗浄をする必要があり、煩雑で面倒な作業を強いることとなる。また、補正用測定対象の洗浄程度の管理が作業者に委ねられるため、作業者による不適切な補正作業を防ぐことが困難である。
特許文献1,2に記載されるような補正用のキャップを取り付ける構成では、キャップが小型な場合には、床への落下等による汚染や紛失といった問題が考えられ、容易に取り扱えるだけの大きさが必要となる。また、繰り返し使うプローブの場合には、やはり洗浄又は交換が必要である点は変わらない。
前記トレイに収納され、光の伝送、投光及び受光をするプローブと、
前記プローブの校正の際に前記プローブから出射した光が照射される校正用ターゲットを有し、前記プローブの校正の際に前記プローブを保持し、前記トレイに収納された調整治具と、
前記プローブ、前記調整治具及び前記トレイを包み込んだ包装袋と、を備え、
前記トレイが、トレイ本体と、前記トレイ本体の上面に凹設されたプローブ収納凹部と、前記トレイ本体の上面に凹設された調整治具収納凹部と、を有し、
前記プローブが前記プローブ収納凹部に収納され、前記調整治具が前記調整治具収納凹部に収納され、
前記プローブ収納凹部が、前記トレイ本体の上面に凹設されたリング状のケーブル収納部と、前記トレイ本体の上面に凹設され、前記ケーブル収納部に繋がり、前記ケーブル収納部から前記ケーブル収納部の接線方向に延びたコネクタ収納部と、前記トレイ本体の上面に凹設され、前記ケーブル収納部に繋がり、前記ケーブル収納部から前記ケーブル収納部の接線方向に延びた先端部収納部と、を有し、
前記プローブが、光の伝送を行うケーブル本体部と、前記ケーブル本体部の基端に連結され、光の入出力を行うコネクタと、前記ケーブル本体部の先端に連結され、投光及び受光を行う投光受光部と、を有し、
前記投光受光部が前記先端部収納部に収納され、前記ケーブル本体部が前記ケーブル収納部に収納され、前記コネクタがコネクタ収納部に収納され、
前記ケーブル本体部は前記コネクタ側が前記投光受光部側の上に重なるように、又は前記投光受光部側が前記コネクタ側の上に重なるようにして螺旋状に巻かれている、診断用包装物である。
前記校正用ターゲットが前記差込孔内に配置されている、請求項1に記載の診断用包装物である。
前記校正用ターゲットが前記ストッパに関して前記挿入口の反対側において前記差込孔内に配置されている、請求項2又は請求項3に記載の診断用包装物である。
また、ユーザーは包装袋を開封すると、調整治具の存在に気づく。そのため、ユーザーはプローブを用いて診断する前に調整治具を用いてキャリブレーションを忘れずに行うようになる。
また、プローブと調整治具がセットになって包装袋に包み込まれているから、その新しい調整治具をキャリブレーションに用いることができる。そのため、校正用ターゲットの経年変化がほとんど無く、正確なキャリブレーションを行うことができる。
以下に本発明の一実施形態につき図1から図12Bを参照して説明する。以下は本発明の一実施形態であって本発明を限定するものではない。以下の実施形態においては、蛍光測定用のプローブを例として説明する。
プローブ10は、先端部11と、コネクタ部12と、ケーブル部13とから構成される。
プローブ10は滅菌処理され、図1に示すように、包装用トレイ30に収納され、さらに図示しない包装袋によって密閉されて包装され、医療現場等の使用者に提供される。
使用者は、包装を解いてプローブ10のコネクタ部12を図2に示すように、ベースユニット20の接続部21に接続する。そして、使用者によってコネクタ部12に備えられた補正用測定環境構成物40に先端部11が挿入された状態にて補正用測定が実行された後、プローブ10を生体組織の測定に使用することができる。
ベースユニット20には、照射光の光源装置と、生体組織等からの放射光の光強度を検出するための検出器と、演算処理装置とが備えられる。ここで、演算処理装置がベースユニットとは別に設けられ、両者が電気的に接続されている構成でもよい。
ここで、プローブの基本構成例につき説明する。
光学測定によって体内診断を行うためのプローブは、その一端が体内に挿入され、生体組織に光を照射して生体組織によって反射された又は生体組織から発せられた光を取り込む光学系を有し、他端が光源装置及び検出器を有する装置(本実施形態においてはベースユニット20)に接続される機構を有する構成をとる。
プローブは、光学測定用の励起光や生体組織が発した光を導光するための一本以上の光ファイバーを有する。図3Aから図3Eに光学系のレイアウトを示す。実際には、これらの光学系がホルダや外装等によって固定されてプローブを成している。プローブに構成される最も単純な光学系は、図3Aに示した一本の導光用光ファイバー14aから成るものである。これに加えて、レンズやプリズム等の光学素子を有する場合もある。具体的には、図3Eや図3Bのように、集光効率を上げるためにファイバー先端にレンズ15を挿入した構成や、図3Cのように、光の進行方向を変え、導光用光ファイバー14dと略平行な生体組織50を観察・測定するためにプリズム又はミラーである光学部品16を挿入した構成である。図3Cに示すように、導光用光ファイバー14dの軸と垂直な方向に光を出射するプローブには、一般に導光用光ファイバー14dの先にプリズム又はミラーである光学部品16を配置し、光線を反射させてその進行方向を変える方法が適用されている。ここで、プリズム又はミラーである光学部品16の反射面の形状は、平面、放物面および球面が一般的であるが、これらに限らない。
また、図3Bのように、生体組織50に照射光を照射する照射光導光用光ファイバー14bと生体組織50からの放射光を受光する信号光導光用光ファイバー14cに機能を分担したり、図3Dのように、測定面積を増やす、又は集光効率若しくは集光量を高めたりする目的で、複数本の導光用光ファイバー14e,14f,14g・・・を用いる構成も採用されることがある。
プローブの基端側は、前述の光ファイバーを、光源装置及び検出器を有する装置に接続、固定するための機構を有する。例えば、SMA、FC、ST、LC及びSC等の通常光ファイバーを接続するための機構が用いられるが、これらに限らない。光ファイバーが複数本あり、そのコネクタも複数となる場合は、個々のコネクタがケース又はカバーの中に設置されて固定され、その全体が図1及び図2に示したコネクタ部12に相当することとなる。このケースは、中に材料が充填されていても、充填されておらず空間が存在しても、どちらでも補正用測定環境構成物を設置可能である。
プローブ全体は、滅菌された状態で使用者に提供されるため、用いられる材料は、必要な滅菌作業に耐えるものが選択される。
図4Aから図4Cに補正用測定環境構成物40の構成例40A,40B,40Cが示される。
補正用測定環境構成物40は、補正用測定の測定対象物質や遮光用の部材の少なくともいずれか一つをプローブ10の先端部11の測定範囲に保持固定するための構成をとる。補正用測定環境構成物40は、遮光性を確保するために、以下のいずれかの構成をとる。
すなわち、補正用測定環境構成物40は、プローブ10の先端部11を挿入する開口部41を有し、プローブ10の先端部11が挿入されることにより閉じた空間を構成する光学的環境保持室42を構成し、この光学的環境保持室42に測定対象物質(図4Aの43や、図4Bの44)が設置されるか、図4Cに示すように測定対象物質自体により光学的環境保持室42を構成する壁部45が形成されるかのいずれかである。
後者の場合、例えば白色の樹脂によって光学的環境保持室42を構成する壁部45が形成され、かつその壁部45の内面からの反射光を測定することで、照射光そのもののスペクトル形状を得ることができる。この際、室内照明光が壁部45を透過してプローブ10の先端部11に入射すると、迷光となり適切な補正が行えない。従って、壁部45に十分な遮光性を有するだけの厚さを持たせることが必要である。
両者の場合ともに、補正用測定環境構成物40の光学的環境保持室42を構成する構成(図4Aの43,46,48、図4Bの44,47,48や、図4Cの45,48)の全てが測定対象物質からなる必要はなく、プローブ10の出射光が照射されない部分は、十分な遮光性を有する他の物質から成っていてもよい。
また、補正用測定環境構成物40の前記遮光性が乏しくても、補正用測定環境構成物40が内蔵されるコネクタ部12の外装を構成するケース部材が十分な遮光性を有している構成であればよい。
ここで述べた十分な遮光性の程度は、構成される光学測定システムの性能(光源の光量や、照射光量に対する検出光量の比率)や、使用環境の室内照明の明るさによって決まるものである。従って、プローブが挿入された光学的環境保持室42内部が光密に保たれていることは、測定を行う上で必ずしも必要ではない。しかし、作業者や使用環境に依らずに正確な補正測定を実現する目的のためには、プローブ10の先端部11を挿入するだけで、光密に保たれる構成を提供することが望ましい。
プローブ10の先端部11の挿入方向は、図5〜図11に示すように、コネクタ部12の差し込み方向Cに対してどの向きを取ってもよく、また複数個の補正用測定環境構成物40,40・・・を有する場合には、図6,図7,図11に示すように先端部11の挿入方向が共通であっても、図8に示すように異なっていてもよい。
但し、補正用測定環境構成物40に挿入したプローブ10の先端部11が自重によって抜けることを防止するために、本システムをコネクタ部12が一定の配向でのみベースユニット20への接続が許容される、例えばコネクタ断面形状の対称性を下げるための突起・溝や非対称なコネクタ断面形状等の機機械的構造を有するものとし、コネクタ部12がベースユニット20に接続された状態において、先端部11の補正用測定環境構成物40への挿入方向を鉛直下向き又は斜め下向きに規制するように、補正用測定環境構成物40がコネクタ部12に構成されることが好ましい。例えば、図2に示すようにコネクタ部12の面12aを上にした配向でのみベースユニット20への接続が許容される機械的構造が、コネクタ部12とベースユニット20の接続部21とで構成される場合においては、図5、図6、図10に示す補正用測定環境構成物40の配置が好ましい。図5及び図6に示す構成にあっては、先端部11の補正用測定環境構成物40への挿入方向を鉛直下向きに規制する。図10に示す構成にあっては、先端部11の補正用測定環境構成物40への挿入方向を斜め下向きに規制する。
補正用測定対象としては、前述の第1種の補正においては、既知の光学特性を持つマンセルカラーシート等の標準色票(カラーチャート)や適当な蛍光標準、ラマン標準試料を用いる。測定対象物質(43や44)は、プローブ10の光出射方向に応じて、図4Aに示すようにプローブ10の先端部11と正対する位置や、図4(b)に示すように先端部11を取り囲む位置に配置される。これらの測定対象物質(43や44)は、プローブと一体となっているため、各々の滅菌工程に耐えることが求められる。
図9Aから図9Cには、補正用測定環境構成物40の組立例が示される。図9Aに示すように、長方形部61aとその一辺に連結された円形部61bとからなる部材61に、モルトプレン等の弾性のある遮光部材62を、前記一辺の対辺に沿って当該対辺付近に付設する。これを図9Bに示すように、前記一辺と円形部61bの円周とを合わせるように巻いて組立てる。これによりできた有底筒構造60を、図9Cに示すように、コネクタ部12に設けたれた孔部12bに挿入することで、補正用測定環境構成物をコネクタ部12に設置する。図5〜図8及び図10、図11に示した構成においても、かかる組立例を適用しても良い。
図12Aに示す構成にあっては、補正用測定環境構成物40Dに挿入された先端部11を所定の挿入長さLでさらなる挿入を規制する係止構造が、先端部11の先端面と突起部49とで構成される。
図12Bに示す構成にあっては、補正用測定環境構成物40Eに挿入された先端部11を所定の挿入長さLで所定の係止力をもってさらなる挿入を規制するとともに抜き出しを防止する係止構造が、先端部11の外周溝52と突起部51とで構成される。
以上の係止構造に代え又は以上の係止構造とともに、補正用測定時に適用すべき挿入長さLに相当する先端からの長さを表示する目印53(図12B参照)が先端部11の外周に設けられた構成も有効である。目印53によって使用者は先端部11の挿入長さが適切であるか確認することができる。
前述したように、第2種の補正にあっては、これらのプローブ10の内部構成に由来する迷光のスペクトル強度を単独で取り出すように測定するものある。そのために、プローブ10から光学的環境保持室42に出た光が再びプローブ10に戻らないように補正用測定環境構成物40を構成する必要がある。
したがって、プローブ10の内部構成に由来する迷光のスペクトル強度を測定する第2種の補正が適用されるプローブにあっては、光学的環境保持室42の内壁を構成する材料として十分に反射率の低い材料を用いることが求められる。これは、プローブ10の先端部11から出射した光が再び先端部11に入射することを防ぐためである。この目的をより効果的に達成するためには、反射率の低い材料を用いるとともに、光学的環境保持室42内の空間を大きくとり、光学的環境保持室42の内壁と先端部11との距離を確保することが好ましい。
なお、複数回の補正測定を行う際には、測定ごとに使用する波長を異ならしめてもよい。
プローブ10のコネクタ部12は、ベースユニット20に接続するという元来の目的により、使用者が容易に取り扱うのには十分な大きさを既に有している。したがって、床への落下による汚染の可能性を、補正用測定環境構成物をプローブとは独立したキャップ等の構成とする場合に比べて低減できる。また、プローブと一体となっているため、紛失の恐れはない。
特に測定によって体内診断を行うプローブのなかで、内視鏡の鉗子チャネルを経由して体内に到達するようなプローブでは、その外径は一般的な鉗子チャネル(チャンネル)径2.8 mm以下となり、補正測定構成の開口部径も同程度となる。しかし、このような細い径のキャップは、大きさや強度の観点から取り扱いが容易とは言えず、取り扱いが容易なキャップを提供するためには、自ずとキャップ自体を大きくせざるを得ない。
これに対して、プローブ10のコネクタ部12に補正用測定環境構成物40を設置する場合は、元々一定の大きさを有するコネクタ部にわずかな外形的な追加構成が加わるか、コネクタ部に内装する場合はコネクタ部の大きさを変化させずに補正用測定環境構成物40を追加することが可能となる。
本実施形態では、プローブ全体が滅菌された状態で滅菌袋に梱包された状態で、一本のプローブに対して一セットの補正用測定環境構成物40が確実に提供される。したがって、使い捨て又は一回のみ使用のプローブの場合、使用者は補正用測定対象の経時劣化やその保管環境について配慮する必要がなく、常に提供側の意図に合った補正用測定を実行可能である。
繰り返し使うプローブの場合、プローブは使用の都度に洗浄されるため、使用者は別途補正用測定環境構成物40を洗浄する必要がなく、定期的な交換のみによって常に提供側の意図に合った補正用測定を実行可能である。
いずれの場合にも、一つのプローブ10に対して一つ以上の補正用測定環境構成物40を同時に提供できるため、プローブの設計が変更された場合にも、それに応じて補正用測定環境構成物40の設計を変更でき、特定のプローブに適した補正用測定環境構成物40を提供することができる。
次に、本実施形態の補正用測定環境構成物40を用いた補正用測定の手順につき説明する。なお、以下では、一回のみ使用の使い捨てプローブについて説明する。
使用者は、本プローブ10を使用する際には、まず滅菌された包装からプローブ10を取り出す。その後、プローブ10のコネクタ部12をベースユニット20に接続する。
ベースユニット20の接続部21に、スイッチやセンサーなどの検出手段を設けておくことで、ベースユニット20は、プローブ10が接続されたことを自動検知し、又は作業者がプローブ10を接続したことをベースユニットに入力し、補正用測定手順が実行される。ここで、本システム1は、音声や画面表示の少なくともいずれか一つによって、使用者に補正用測定の手順を案内する。
使用者は、その案内に従って、プローブ10の先端部11を、コネクタ部12に備えられた補正用測定環境構成物40の開口部41に挿入する。その後、使用者はベースユニット20に測定開始の命令を入力し、ベースユニット20の光源装置からの光がファイバー先端部まで導光され、光学的環境保持室42内に出射される。このときプローブ10に得られた信号光がベースユニット20内の検出器に入力される。
または、検出器の出力を増幅する機構や検出器に入射する光量を調整する機構が、検出器と一体または別に設けられている場合に、同演算処理装置は、得られた光量、分光特性に関する出力値を、あらかじめ設定されている値と比較し、検出器の利得または減光フィルタの透過率を変化させることで、得られたデータが適正な誤差範囲内に収まるように設定する。
または同演算処理装置は、得られた光量、分光特性に関する出力値を、あらかじめ設定されている値と比較し、光源、検出器、及びそれらとプローブとを光学的に接続する機構の少なくともいずれか一つの可動部を、得られたデータが適正な誤差範囲内に収まるように可動調整する。
また、同演算処理装置は、得られた補正用測定時の出力値があらかじめ設定されている値と大きく異なる場合に、使用者に補正用測定が適切に完結しなかった旨を伝える。これにより、使用者は再度測定を行うか、そのプローブが不良であると判断し、新しいプローブを準備する。
複数種類の補正用測定を実行する場合、本システム1は使用者にプローブ10を抜き、上述した識別記号により明示して別の補正用測定環境構成物40の開口部41に挿入するように画像又は音声表示により促し、次の補正用測定へと移行する。
すべての補正用測定が終了したら、本システム1は補正用測定の完了を画像又は音声により表示し、使用者はプローブ10の先端部11を内視鏡の鉗子チャンネルに挿入し、被験者の体内へ導く。
また、先端部11に、撮像素子を設置して、受光した信号光を電気信号に変換して、先端部11からプローブ基端まで、さらにベースユニット20の検出器まで電気信号ケーブルにより伝送する構成を採用しても、実施可能であることは勿論である。すなわち、どの段階でどのような形態の信号にされるかは本発明の実施に影響する事項ではない。
以下に、本発明を実施するための形態について図13から図25を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。また、図13から図25に用いられる符号は、図1から図12Bに用いられる符号と共通でない。
図13は、診断用包装物1の外観斜視図である。図14は、診断用包装物1の分解斜視図である。図13及び図14に示すように、診断用包装物1は、プローブ10、調整治具30、トレイ(tray)70、カバー80及び包装袋90等を備える。
プローブ10について具体的に説明する。
図15は、プローブ10の平面図である。図15に示すように、プローブ10は、投光用光ファイバー14、受光用光ファイバー15、照明用光ファイバー16、レンズ17、照明用レンズ18、ホルダ19、コネクタ筐体21及びチューブ25等を備える。
投光用光ファイバー14、受光用光ファイバー15及び照明用光ファイバー16の基端寄り部分がコネクタ筐体21の内側においてコネクタ筐体21に固定されている。投光用光ファイバー14の基端寄り部分が接続ピン22の中に通されて、投光用光ファイバー14の基端が接続ピン22の突端において露出している。同様にして、受光用光ファイバー15及び照明用光ファイバー16の基端寄り部分が接続ピン23,24にそれぞれ取り付けられている。投光用光ファイバー14は、その基端に入射した励起光をその先端まで導光するものである。受光用光ファイバー15は、その先端に入射した蛍光をその基端まで導光するものである。照明用光ファイバー16は、その基端に入射した照明光(例えば、可視光)をその先端まで導光するものである。
調整治具30について具体的に説明する。
図16は、調整治具30の分解斜視図である。図17は、調整治具30の断面図である。図16及び図17に示すように、調整治具30は、治具本体31、第一校正用ターゲット52、第二校正用ターゲット55、押込棒53、遮光シート50,51、第一遮光キャップ54及び第二遮光キャップ56等を有する。
また、治具本体31、第一校正用ターゲット52、第二校正用ターゲット55、押込棒53、第一遮光キャップ54及び第二遮光キャップ56の素材は耐熱材であることが好ましい。治具本体31、第一校正用ターゲット52、第二校正用ターゲット55、押込棒53、第一遮光キャップ54及び第二遮光キャップ56の素材が高温下においても変形しない素材であることが好ましい。
トレイ70について具体的に説明する。
図14に示すように、トレイ70は、下面が開口した箱状のトレイ本体71を有する。トレイ本体71は、樹脂製、紙製又は金属製の薄板材を箱状に加工したものである。トレイ本体71が耐薬品性及び耐熱性を有し、滅菌ガス環境及び高温環境の下においてもトレイ本体71の性質が変化しない。
カバー80について具体的に説明する。カバー80がトレイ本体71の上面に覆い被さって、プローブ収納凹部72及び調整治具収納凹部76がカバー80によって蓋をされている。収納されたプローブ10及び調整治具30がカバー80によって覆われて、プローブ10及び調整治具30が保護されている。カバー80が耐薬品性及び耐熱性を有し、滅菌ガス環境及び高温環境の下においてもカバー80の性質が変化しない。
包装袋90について具体的に説明する。
図13、図14、図19に示すように、包装袋90がプローブ10、調整治具30、トレイ70及びカバー80を包み込み、これらプローブ10、調整治具30、トレイ70及びカバー80が包装袋90内に収容されている。勿論、包装袋90内においても、プローブ10がプローブ収納凹部72に収納され、調整治具30が調整治具収納凹部76に収納されている。
ベースユニット100について説明する。
図20は、ベースユニット100の斜視図である。図21は、ベースユニット100のブロック図である。図20及び図21に示すように、ベースユニット100は、筐体101、CPU103、RAM104、ROM105、信号処理部106、測光部107、発光制御部108,110、照明光源109、光源111、インターフェース112及びセンサー113を備える。
照明光源109は、照明光としての可視光を発する。
測光部107は、CPU103から入力した演算結果(補正係数)を反映した状態でスペクトルデータや強度データの測定をするし、その演算結果(補正係数)を反映しない状態でスペクトルデータや強度データの測定もする。
測光部107によって測定されたスペクトルデータや強度データは、CPU103によって信号処理部106に転送されたり、CPU103及びインターフェース112によってコンピュータ114に転送されたりする。
信号処理部106は、スペクトルデータ及び強度データの信号処理をする。
診断用包装物1の取扱方法及びベースユニット100の動作について説明する。
図22は、診断用包装物1の使用状態を示す斜視図である。図23は、CPU103がプログラムに従って行う処理の流れを示したフローチャートである。
以上の実施の形態によれば、以下のような効果を奏する。
(2) プローブ10と調整治具30がセットになっているから、ユーザーは包装袋90を開封した時に調整治具30の存在に気づく。そのため、ユーザーは、プローブ10を用いて蛍光診断を行う前に、調整治具30を用いてプローブ10のキャリブレーションを忘れずに行う。
(3) プローブ10と調整治具30がセットになっているから、新しい調整治具30をプローブ10のキャリブレーションに用いることができる。調整治具30の校正用ターゲット52,55の劣化・変色等がなく、正確なキャリブレーションを行うことができる。
(4) 診断用包装物1がシンプルに構成されているから、診断用包装物1のコストが低い。
(5) プローブ10及び調整治具30の収納が工夫されているので、使い勝手がよい。調整治具30を取り出さずとも、キャリブレーションを行うことができる。
(6) プローブ10及び調整治具30が使い捨てであるから、使い勝手がよいうえ、衛生的である。
(7) 調整治具30に複数の差込孔及び複数の校正用ターゲットが設けられているから、キャリブレーションを複数回行うことができる。
(8) 調整治具30の本体31の上面に符号57,58が付されているから、キャリブレーションの順番を間違えない。
(9) プローブ10の投光受光部12の差込孔34,40への差込催促や差込順番が表示モニタ116に表示されるから、キャリブレーションの順番を間違えずに確実に行える。更に、ユーザーにキャリブレーション行為を認識させずにキャリブレーションが完了する。
(10) プローブ10のコネクタ11をベースユニット100の接続部102に接続すると、プローブ10の投光受光部12の差込孔34,40への差込催促が表示モニタ116に表示されるから、ユーザーがキャリブレーションをし忘れることがない。
(11) プローブ10の投光受光部12を差込孔34,40に差し込むだけの簡単な作業でキャリブレーションを行うことができる。そのため、ユーザーに特段の作業・負担を要求しなくても済む。
(12) ストッパ46,48によって、プローブ10の投光受光部12の先端から校正用ターゲット52,55までの距離を適切にすることができる。
(13) 遮光シート50,51によって校正用ターゲット52,55が遮光されるから、キャリブレーションの精度が高い。
(14) プローブ10の投光受光部12の先端をストッパ46,48に当てると、校正用ターゲット52,55が遮光されるから、キャリブレーションの精度が高い。ストッパ46,48がリング状に設けられているから、ストッパ46,48が投光・受光の障害とならない。
図24は、調整治具30Aの分解斜視図である。図25は、調整治具30Aの断面図である。図16及び図17等に示された調整治具30と、図24及び図25に示された調整治具30Aとの間で互いに対応する部分には、同一の符号を付す。以下、図16及び図17等に示された調整治具30と、図24及び図25に示された調整治具30Aとの相違する部分について主に説明する。
1 光学測定システム
10 プローブ
11 先端部
12 コネクタ部
12a 面(接続時の上面)
12b 孔部
13 ケーブル部
14(a〜g) 導光用光ファイバー
15 レンズ
16 光学部品
17 外装チューブ
20 ベースユニット
21 接続部
30 包装用トレイ
40(A〜E) 補正用測定環境構成物
41 開口部
42 光学的環境保持室
43,44 測定対象物質
45〜47 壁部
48 遮光部材
49 突起部
50 生体組織
51 突起部
52 外周溝
53 目印
C コネクタ差し込み方向
〈図13から図25限りの符号〉
1 診断用包装物
10 プローブ
11 コネクタ
12 投光受光部
13 ケーブル本体部
30、30A 調整治具
31 治具本体
34,40 差込孔
35,41 挿入口
52,55 校正用ターゲット
46,48 ストッパ
50,51 遮光シート
54,56 遮光キャップ
60,61 可撓性チューブ
70 トレイ
71 トレイ本体
72 プローブ収納凹部
73 コネクタ収納部
74 ケーブル収納部
75 先端部収納部
76 調整治具収納凹部
90 包装袋
Claims (10)
- トレイと、
前記トレイに収納され、光の伝送、投光及び受光をするプローブと、
前記プローブの校正の際に前記プローブから出射した光が照射される校正用ターゲットを有し、前記プローブの校正の際に前記プローブを保持し、前記トレイに収納された調整治具と、
前記プローブ、前記調整治具及び前記トレイを包み込んだ包装袋と、を備え、
前記トレイが、トレイ本体と、前記トレイ本体の上面に凹設されたプローブ収納凹部と、前記トレイ本体の上面に凹設された調整治具収納凹部と、を有し、
前記プローブが前記プローブ収納凹部に収納され、前記調整治具が前記調整治具収納凹部に収納され、
前記プローブ収納凹部が、前記トレイ本体の上面に凹設されたリング状のケーブル収納部と、前記トレイ本体の上面に凹設され、前記ケーブル収納部に繋がり、前記ケーブル収納部から前記ケーブル収納部の接線方向に延びたコネクタ収納部と、前記トレイ本体の上面に凹設され、前記ケーブル収納部に繋がり、前記ケーブル収納部から前記ケーブル収納部の接線方向に延びた先端部収納部と、を有し、
前記プローブが、光の伝送を行うケーブル本体部と、前記ケーブル本体部の基端に連結され、光の入出力を行うコネクタと、前記ケーブル本体部の先端に連結され、投光及び受光を行う投光受光部と、を有し、
前記投光受光部が前記先端部収納部に収納され、前記ケーブル本体部が前記ケーブル収納部に収納され、前記コネクタがコネクタ収納部に収納され、
前記ケーブル本体部は前記コネクタ側が前記投光受光部側の上に重なるように、又は前記投光受光部側が前記コネクタ側の上に重なるようにして螺旋状に巻かれている、診断用包装物。 - 前記調整治具が、前記調整治具収納凹部に収納された治具本体と、前記治具本体の表面で開口した挿入口と、前記挿入口から前記治具本体の内部に延びた差込孔と、を有し、
前記校正用ターゲットが前記差込孔内に配置されている、請求項1に記載の診断用包装物。 - 前記差込孔が前記挿入口の反対側を閉塞されている、請求項2に記載の診断用包装物。
- 前記調整治具が、前記差込孔の内壁に凸設されたストッパを更に有し、
前記校正用ターゲットが前記ストッパに関して前記挿入口の反対側において前記差込孔内に配置されている、請求項2又は請求項3に記載の診断用包装物。 - 前記調整治具の前記治具本体が、前記挿入口を斜め上に向けた状態で前記調整治具収納凹部に収納されている、請求項2から請求項4のうちいずれか一に記載の診断用包装物。
- 前記調整治具が、前記差込孔の内壁に貼着された遮光シートを更に有する、請求項2から請求項5のうちいずれか一に記載の診断用包装物。
- 前記調整治具が、前記挿入口を通じて前記差込孔に連通するよう前記治具本体に取り付けられた可撓性チューブを更に有する、請求項2から請求項6のうちいずれか一に記載の診断用包装物。
- 前記挿入口、前記差込孔及び前記校正用ターゲットの数が複数であり、前記校正用ターゲットが前記差込孔内にそれぞれ配置されている、請求項2から請求項7のうちいずれか一に記載の診断用包装物。
- 前記校正用ターゲットごとに色が異なる、請求項8に記載の診断用包装物。
- 何れかの前記校正用ターゲットの色が白色であり、他の何れかの前記校正用ターゲットの色が黒色である、請求項8又は請求項9に記載の診断用包装物。
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011005482 | 2011-01-14 | ||
JP2011005482 | 2011-01-14 | ||
JP2011010468 | 2011-01-21 | ||
JP2011010468 | 2011-01-21 | ||
PCT/JP2011/079334 WO2012096102A1 (ja) | 2011-01-14 | 2011-12-19 | プローブ、光学測定システム、提供方法、及び診断用包装物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2012096102A1 JPWO2012096102A1 (ja) | 2014-06-09 |
JP5915543B2 true JP5915543B2 (ja) | 2016-05-11 |
Family
ID=46507014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012552652A Expired - Fee Related JP5915543B2 (ja) | 2011-01-14 | 2011-12-19 | 診断用包装物 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5915543B2 (ja) |
WO (1) | WO2012096102A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11422033B2 (en) | 2019-03-22 | 2022-08-23 | Speclipse, Inc. | Diagnosis method using laser induced breakdown spectroscopy and diagnosis device performing the same |
US11672425B2 (en) | 2018-02-15 | 2023-06-13 | Speclipse, Inc. | Stand-alone apparatus and methods for in vivo detection of tissue malignancy using laser spectroscopy |
Families Citing this family (33)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10130246B2 (en) | 2009-06-18 | 2018-11-20 | Endochoice, Inc. | Systems and methods for regulating temperature and illumination intensity at the distal tip of an endoscope |
US10524645B2 (en) | 2009-06-18 | 2020-01-07 | Endochoice, Inc. | Method and system for eliminating image motion blur in a multiple viewing elements endoscope |
US9474440B2 (en) | 2009-06-18 | 2016-10-25 | Endochoice, Inc. | Endoscope tip position visual indicator and heat management system |
US9706908B2 (en) | 2010-10-28 | 2017-07-18 | Endochoice, Inc. | Image capture and video processing systems and methods for multiple viewing element endoscopes |
US10663714B2 (en) | 2010-10-28 | 2020-05-26 | Endochoice, Inc. | Optical system for an endoscope |
US10517464B2 (en) | 2011-02-07 | 2019-12-31 | Endochoice, Inc. | Multi-element cover for a multi-camera endoscope |
US20150245769A1 (en) * | 2012-09-24 | 2015-09-03 | Konica Minolta, Inc. | Optical Measurement Device And Probe System |
US9636003B2 (en) | 2013-06-28 | 2017-05-02 | Endochoice, Inc. | Multi-jet distributor for an endoscope |
US10595714B2 (en) | 2013-03-28 | 2020-03-24 | Endochoice, Inc. | Multi-jet controller for an endoscope |
JP6669647B2 (ja) | 2013-05-07 | 2020-03-18 | エンドチョイス インコーポレイテッドEndochoice, Inc. | 内視鏡とともに使用するためのホワイトバランス補正デバイス及びホワイトバランス補正の実行方法 |
US9949623B2 (en) | 2013-05-17 | 2018-04-24 | Endochoice, Inc. | Endoscope control unit with braking system |
US10064541B2 (en) | 2013-08-12 | 2018-09-04 | Endochoice, Inc. | Endoscope connector cover detection and warning system |
US9943218B2 (en) | 2013-10-01 | 2018-04-17 | Endochoice, Inc. | Endoscope having a supply cable attached thereto |
US9968242B2 (en) | 2013-12-18 | 2018-05-15 | Endochoice, Inc. | Suction control unit for an endoscope having two working channels |
WO2015112747A2 (en) | 2014-01-22 | 2015-07-30 | Endochoice, Inc. | Image capture and video processing systems and methods for multiple viewing element endoscopes |
JP2015150138A (ja) * | 2014-02-13 | 2015-08-24 | Hoya株式会社 | 内視鏡システム、画像生成装置およびマウスピース |
US11234581B2 (en) | 2014-05-02 | 2022-02-01 | Endochoice, Inc. | Elevator for directing medical tool |
EP4345527A2 (en) | 2014-07-21 | 2024-04-03 | EndoChoice, Inc. | Multi-focal, multi-camera endoscope systems |
CN111990946A (zh) | 2014-08-29 | 2020-11-27 | 恩多巧爱思股份有限公司 | 改变内窥镜插入管的刚度的系统和方法 |
JP6360788B2 (ja) * | 2014-12-11 | 2018-07-18 | オリンパス株式会社 | 内視鏡保管庫 |
WO2016100173A1 (en) | 2014-12-18 | 2016-06-23 | Endochoice, Inc. | System and method for processing video images generated by a multiple viewing elements endoscope |
WO2016112034A2 (en) | 2015-01-05 | 2016-07-14 | Endochoice, Inc. | Tubed manifold of a multiple viewing elements endoscope |
US10376181B2 (en) | 2015-02-17 | 2019-08-13 | Endochoice, Inc. | System for detecting the location of an endoscopic device during a medical procedure |
US10078207B2 (en) | 2015-03-18 | 2018-09-18 | Endochoice, Inc. | Systems and methods for image magnification using relative movement between an image sensor and a lens assembly |
US10401611B2 (en) | 2015-04-27 | 2019-09-03 | Endochoice, Inc. | Endoscope with integrated measurement of distance to objects of interest |
US10516865B2 (en) | 2015-05-17 | 2019-12-24 | Endochoice, Inc. | Endoscopic image enhancement using contrast limited adaptive histogram equalization (CLAHE) implemented in a processor |
US20170119474A1 (en) | 2015-10-28 | 2017-05-04 | Endochoice, Inc. | Device and Method for Tracking the Position of an Endoscope within a Patient's Body |
US10898062B2 (en) | 2015-11-24 | 2021-01-26 | Endochoice, Inc. | Disposable air/water and suction valves for an endoscope |
JP2019507628A (ja) | 2016-02-24 | 2019-03-22 | エンドチョイス インコーポレイテッドEndochoice, Inc. | Cmosセンサを用いた複数ビュー要素内視鏡のための回路基板アセンブリ |
US10292570B2 (en) | 2016-03-14 | 2019-05-21 | Endochoice, Inc. | System and method for guiding and tracking a region of interest using an endoscope |
EP3918972B1 (en) | 2016-06-21 | 2023-10-25 | EndoChoice, Inc. | Endoscope system with multiple connection interfaces to interface with different video data signal sources |
US11259687B2 (en) | 2019-04-04 | 2022-03-01 | Biosense Webster (Israel) Ltd. | Medical instrument calibration |
AU2022338037A1 (en) * | 2021-08-31 | 2024-02-08 | Smith & Nephew Asia Pacific Pte. Limited | Methods and systems of ligament repair |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0661202U (ja) * | 1993-02-09 | 1994-08-30 | オリンパス光学工業株式会社 | 内視鏡カバー方式の内視鏡装置 |
JPH07167773A (ja) * | 1993-08-13 | 1995-07-04 | Ohmeda Inc | 光ファイバセンサーにおける多点較正用使い捨て可能な較正ブーツ |
JPH08150149A (ja) * | 1994-09-26 | 1996-06-11 | Olympus Optical Co Ltd | 吊り上げ具 |
JP2001505449A (ja) * | 1996-10-25 | 2001-04-24 | アヴェー・コンノート | 改良されたカテーテル用パッケージ |
JP2002533191A (ja) * | 1998-12-30 | 2002-10-08 | エシコン・インコーポレイテッド | 柔軟な内視鏡用の滅菌パッケージ |
JP2005040210A (ja) * | 2003-07-24 | 2005-02-17 | Pentax Corp | 内視鏡用色調整治具 |
JP2006051342A (ja) * | 2004-07-14 | 2006-02-23 | Terumo Corp | 医療用チューブ包装体 |
JP2006325690A (ja) * | 2005-05-24 | 2006-12-07 | Pentax Corp | 内視鏡の先端保護キャップ |
JP2008012196A (ja) * | 2006-07-07 | 2008-01-24 | Hi-Lex Corporation | 医療用長尺巻物の台紙および医療用長尺巻物包装セット |
WO2010068587A2 (en) * | 2008-12-12 | 2010-06-17 | Edwards Lifesciences Corporation | Method of packaging and package for sensors |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04348739A (ja) * | 1990-08-23 | 1992-12-03 | Olympus Optical Co Ltd | 内視鏡制御装置 |
JPH0576483A (ja) * | 1991-09-17 | 1993-03-30 | Olympus Optical Co Ltd | 内視鏡用ホワイトバランス調整具 |
JP3283135B2 (ja) * | 1994-03-30 | 2002-05-20 | 旭光学工業株式会社 | 内視鏡 |
JP2002051968A (ja) * | 2000-08-11 | 2002-02-19 | Asahi Optical Co Ltd | 電子内視鏡 |
JP4922622B2 (ja) * | 2006-02-16 | 2012-04-25 | オリンパスメディカルシステムズ株式会社 | 内視鏡カラーバランス調整具および内視鏡システム |
-
2011
- 2011-12-19 WO PCT/JP2011/079334 patent/WO2012096102A1/ja active Application Filing
- 2011-12-19 JP JP2012552652A patent/JP5915543B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0661202U (ja) * | 1993-02-09 | 1994-08-30 | オリンパス光学工業株式会社 | 内視鏡カバー方式の内視鏡装置 |
JPH07167773A (ja) * | 1993-08-13 | 1995-07-04 | Ohmeda Inc | 光ファイバセンサーにおける多点較正用使い捨て可能な較正ブーツ |
JPH08150149A (ja) * | 1994-09-26 | 1996-06-11 | Olympus Optical Co Ltd | 吊り上げ具 |
JP2001505449A (ja) * | 1996-10-25 | 2001-04-24 | アヴェー・コンノート | 改良されたカテーテル用パッケージ |
JP2002533191A (ja) * | 1998-12-30 | 2002-10-08 | エシコン・インコーポレイテッド | 柔軟な内視鏡用の滅菌パッケージ |
JP2005040210A (ja) * | 2003-07-24 | 2005-02-17 | Pentax Corp | 内視鏡用色調整治具 |
JP2006051342A (ja) * | 2004-07-14 | 2006-02-23 | Terumo Corp | 医療用チューブ包装体 |
JP2006325690A (ja) * | 2005-05-24 | 2006-12-07 | Pentax Corp | 内視鏡の先端保護キャップ |
JP2008012196A (ja) * | 2006-07-07 | 2008-01-24 | Hi-Lex Corporation | 医療用長尺巻物の台紙および医療用長尺巻物包装セット |
WO2010068587A2 (en) * | 2008-12-12 | 2010-06-17 | Edwards Lifesciences Corporation | Method of packaging and package for sensors |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11672425B2 (en) | 2018-02-15 | 2023-06-13 | Speclipse, Inc. | Stand-alone apparatus and methods for in vivo detection of tissue malignancy using laser spectroscopy |
US11422033B2 (en) | 2019-03-22 | 2022-08-23 | Speclipse, Inc. | Diagnosis method using laser induced breakdown spectroscopy and diagnosis device performing the same |
US11892353B2 (en) | 2019-03-22 | 2024-02-06 | Speclipse, Inc. | Diagnosis method using laser induced breakdown spectroscopy and diagnosis device performing the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2012096102A1 (ja) | 2012-07-19 |
JPWO2012096102A1 (ja) | 2014-06-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5915543B2 (ja) | 診断用包装物 | |
JP2637698B2 (ja) | 光ファイバセンサーにおける多点較正用使い捨て可能な較正ブーツ | |
JP5964150B2 (ja) | 光学的圧力測定 | |
US7808639B2 (en) | Color measurement instrument | |
WO2005050156A2 (en) | Measurement system and method for use in determining the patient's condition | |
AU2009205629A1 (en) | Guiding IR temperature measuring device with probe cover | |
WO2013011778A1 (ja) | プローブ | |
EP1977373A1 (en) | A method for ensuring quality of a sample carrier | |
WO2014042156A1 (ja) | 測定プローブおよび生体光学測定システム | |
JP5747828B2 (ja) | プローブ等の係止構造、コネクター及び包装物 | |
EP2693179A1 (en) | Optical characteristics measuring apparatus and method | |
JP5561176B2 (ja) | 診断用包装物及びプローブ用調整治具 | |
JP5988983B2 (ja) | 校正装置および校正方法 | |
JP5519534B2 (ja) | 血液量センサに用いる較正方法 | |
JP6237648B2 (ja) | プローブ、分光測定装置、および、診断システム | |
JP4922622B2 (ja) | 内視鏡カラーバランス調整具および内視鏡システム | |
WO2012176720A1 (ja) | 照明用ライトガイド保持構造及びホルダー | |
JP2003180617A (ja) | 蛍光診断用システム | |
JP5655586B2 (ja) | 診断用プローブ包装物 | |
CN108852357B (zh) | 用于呼吸管的保持装置和用于读出呼吸管表面上的编码的方法 | |
JP5598344B2 (ja) | プローブの補正用測定環境構成物及びプローブ包装物 | |
TW201900118A (zh) | 導管套組 | |
TWI607741B (zh) | 可攜式檢驗裝置 | |
TW201900098A (zh) | 光測定裝置、導管套組及光測定方法 | |
WO2013175879A1 (ja) | 測定プローブ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130618 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140619 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150623 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150812 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160308 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160321 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5915543 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |