JP4922622B2 - 内視鏡カラーバランス調整具および内視鏡システム - Google Patents

内視鏡カラーバランス調整具および内視鏡システム Download PDF

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Description

本発明は、内視鏡のカラーバランスを調整するための内視鏡用カラーバランス調整具および該調整具を具備する内視鏡システムに関する。
従来の内視鏡システムにおいて、特許文献1に開示された内視鏡装置は、回転フィルタを介して照射される赤,緑,青照射光による通常観察モードと、挟帯域の緑,赤の照射光および励起光の照射による蛍光観察モードにおける観察が可能な装置である。該内視鏡においては、カラーバランス補正スイッチを押圧操作することによって、例えば、蛍光観察時における前記励起光の照射による蛍光画像の明るさに対して前記緑,赤の照射光に対する画像の明るさが一定になるように撮像素子のゲインレベルが設定される。
また、特許文献2に開示された電子内視鏡の映像特性測定装置は、電子内視鏡における映像のホワイトバランスやカラーバランス時の測定等を行うための測定装置に関するものであって、測定用チャートを設置した蓋付き測定容器に内視鏡の挿入部先端を挿入し、前記測定を行って、各種の調整を行うことができる。
また、特許文献3に開示された電子内視鏡装置の増幅度自動調整装置は、増幅度自動調整を行う場合、光源の絞りを全開状態として内視鏡の挿入部先端を箱状の治具に挿入して調整を行う装置である。
さらに、特許文献4に開示された校正用反射体装置は、ケーシング中に配される反射装置に向かい合うように光ファイバ・ゾンデの先端部を挿入して該ゾンデを備えている光学測定系の校正を行う装置である。なお、前記先端部は、挿入した状態でその先端面を反射装置の前面に配される所定厚みのガラス板に当接させて、前記先端部の位置決めがなされる。
特開2005−131129号公報 特開平5−137693号公報 特開2003−339636号公報 特許3223936号公報
特許文献1に開示された内視鏡装置においては、カラーバランス調整を行う場合、内視鏡の挿入部先端と被写体(測定用チャート)との離間距離を各種の内視鏡に対して調整する構成が記載されていない。内視鏡の光学系によって前記離間距離の最適値は異なっており、カラーバランス調整時には、その位置調整が必要である。
特許文献2に開示された電子内視鏡の映像特性測定装置は、前記測定容器が蓋付きであり、位置決め用の標識が前記容器内に配されている。位置調整のために前記蓋を外したとき、測定用チャートが蛍光板である場合には外光により該蛍光板が劣化する可能性がある。また、保管時の遮光に対する考慮がなされていない。前記容器は箱形状で開閉機構を有するものであり、使った後は廃棄するような使い方をすると経費が嵩むといった問題も生じる。
特許文献3に開示された増幅度自動調整装置おいては、これを増幅度自動調整に利用した場合、光源の絞りを全開状態にするのみであり、内視鏡の光学系によってはハレーションが発生する可能性があり、そのための対策についての記載はない。
特許文献4に開示された校正用反射体装置においては、光ファイバ・ゾンデの先端部をガラス板に当接させることから、該先端部に配されるレンズ、あるいは、先端部に配される突状の給気用ノズルなどがある場合、それらを傷つける可能性があって、取り扱い性に問題がある。
本発明は、上述の問題を解決するためになされたものであり、カラーバランス調整時の画像のハレーション等の不具合が防止され、また、外光の影響を受けにくく、かつ、内視鏡先端部を損傷することもなく、さらに、種類の異なる内視鏡、例えば、挿入部先端と被写体(測定用チャート)との離間距離の最適値の異なる内視鏡にも対応でき、使い勝手のよいカラーバランス調整具、または、該カラーバランス調整具を適用する内視鏡システムを提供することを目的とする。
本発明の内視鏡カラーバランス調整具は、挿入部指標を有する内視鏡挿入部の先端を当該挿入部の軸方向に沿って挿入可能であると共に、挿入された当該内視鏡挿入部の先端部を支持する、内部空間に連通した先端部支持部と、当該先端部支持部を経由して前記内部空間に向けて挿入された当該内視鏡挿入部の先端面が対向する面に配設された蛍光発生面と、を有する調整容器と、前記調整容器内への外部光の侵入を遮蔽可能に覆うことにより当該調整容器を収納する遮光容器であって、収納した状態において前記調整容器の外面に対して固着する固着部を有する遮光容器と、前記遮光容器の外面における、前記軸方向に沿った所定の複数位置に配設された複数の位置決め用指標と、前記遮光容器に設けられた、前記内視鏡の種類に応じた固有の情報に基づいて選択された前記位置決め用指標に沿った切取線を切断することにより開口部を形成可能とする開口部形成部であって、当該開口形成部において形成された当該開口部を介して前記先端部支持部に前記内視鏡挿入部の先端を挿入した際、当該内視鏡挿入部における前記挿入部指標を前記切取線に合致させることにより、前記内部空間に挿入された当該内視鏡挿入部の先端と、前記蛍光発生面との離間距離を規定する開口部形成部と、を具備したことを特徴とする。
本発明の内視鏡システムは、前記カラーバランス調整具と、前記カラーバランス調整具における前記位置決め用指標との位置関係の調整により、前記内部空間に挿入された当該内視鏡挿入部の先端と、前記蛍光発生面との離間距離を規定するための挿入部指標を有する内視鏡と、を具備したことを特徴とする。
また、本発明の内視鏡システムは、前記カラーバランス調整具と、照明光量を変更調整するように変位可能な光量絞りが設けられた光源と、前記光源よりライトガイドで伝送された光を照射する照明光学系と対物光学系を介して被写体の像を結像して画像信号を得る撮像手段とを有すると共に、前記カラーバランス調整具における前記位置決め用指標との位置関係の調整により、前記内部空間に挿入された当該内視鏡挿入部の先端と、前記蛍光発生面との離間距離を規定するための挿入部指標を有する内視鏡と、を具備した内視鏡システムにおいて、前記カラーバランス調整をする際に前記光源の絞りの開口を規定値になるようにする絞り位置規定手段を具備したことを特徴とする。
本発明によれば、カラーバランス調整時の画像のハレーション等の不具合が防止され、また、外光の影響を受けにくく、かつ、内視鏡先端部を損傷することもなく使い勝手のよいカラーバランス調整具、または、該カラーバランス調整具を適用可能な内視鏡システムを提供できる。
以下、図を用いて本発明の実施形態について説明する。
本発明の第一の実施形態である内視鏡カラーバランス調整具を含む内視鏡システムについて、図1〜9を用いて説明する。
図1は、本実施形態の内視鏡システムの全体の構成を示す構成図である。図2は、前記内視鏡システムを構成する内視鏡の挿入部先端の断面図である。図3は、前記内視鏡システムを構成する画像処理装置と光源装置とモニタのブロック構成図である。図4は、前記光源装置に内蔵される回転フィルタの正面図である。
本実施形態の内視鏡システム1は、図1に示すように内視鏡(ビデオスコープ)2と、光源装置5と、画像処理装置6と、モニタ7とを有しており、内視鏡2のカラーバランス調整時には内視鏡カラーバランス調整具(以下、カラーバランス調整具と記載する)31が用いられる。
内視鏡2は、内視鏡2を使用する際に術者が把持する操作部3と、生体内に挿入可能な寸法および形状を有する挿入部4と、ユニバーサルコード3bとを有している。操作部3には、術者の操作により、内視鏡システム1の各部、すなわち、内視鏡2、光源装置5および画像処理装置6に対し、通常観察と自家蛍光観察とを切り替えるための指示を行うためのスイッチ群が設けられている。また、挿入部4の基端部は操作部3に連接される。
操作部3には、ユニバーサルコード3bの基端部が接続され、ユニバーサルコード3bの先端部は、光源装置5に対して着脱自在に接続されている。画像処理装置6には、ユニバーサルコード3bより分岐した着脱自在なケーブル5aと接続されている。さらに、ケーブル8を介してモニタ7が接続されている。
挿入部4の先端部4aには、図2に示すように、その先端部4aの前端面に撮像光学系としての対物光学系である対物レンズ13と照明光学系である照明レンズ12とが配され、また、その後方に結像レンズ14と、励起光等の不要光をカットする蛍光観察フィルタ15,16と、撮像手段としての固体撮像素子であるCCD17が配される。そして、挿入部4には、CCD17に接続されるケーブル18と、照明レンズ12に対して先端部11bが接続されるライトガイド11とが挿通している。また、挿入部4の外周には、所定の位置に先端部4aの生体内への挿入位置を示すための複数の挿入部指標4b1,4b2,4b3,4b4が付されている。
CCD17は、肉眼による観察と略同様の像を撮像する通常観察、および、生体内の生体組織等が発する自家蛍光の像を撮像する自家蛍光観察の両観察に対応可能であって、対物レンズ13の視野領域内における、生体等である被検体の像を撮像し、撮像した該被検体の像を画像信号に変換して出力する。
ライトガイド11は、石英ファイバ等からなる導光部であり、先端部4aから、ユニバーサルコード3bの先端部までを挿通するように、内視鏡2およびユニバーサルコード3bの内部に設けられている。
光源装置5は、内視鏡2のユニバーサルコード3bと着脱自在に接続される構成であり、CCD17で被検体を撮像する際に必要となる照射光を、ライトガイド11を介して供給する。詳しくは、光源装置5は、図3に示すようにキセノンランプ等からなる光源19と、回転軸21に支持された回転フィルタ20と、変位式の光量絞りである光源絞り22と、光源絞り22を制御し、絞りの絞り位置を規定する絞り制御回路23と、集光レンズ24とを有しており、ケーブル5bを介して画像処理装置6に接続されている。
回転フィルタ20は、図4に示すように外周側にR(赤色)フィルタ20a,G(緑色)フィルタ20b,B(青色)フィルタ20cと、内周側にG′(緑色)フィルタ20d,励起光フィルタ20e,遮光部20fとが配されている。観察時には、回転軸21を軸心として回転駆動される。通常観察モードでは、光源19の光は、Rフィルタ20a,Gフィルタ20b,Bフィルタ20cを順次透過した光が光源絞り22および集光レンズ24を通してライトガイド11の端部11aに集光され、内視鏡2の照明レンズ12を介して被検体に向けて照射される。蛍光観察モードでは、回転軸21のシフト位置を移動させることにより光源からの光がG′(緑色)フィルタ20d,励起光フィルタ20eに順次透過し、さらに、ライトガイド11を透過して照明レンズ12に到達し、該照明レンズ12を介して被検体に向けて照射される。励起光フィルタ20eを透過した励起光が被検体である生体組織等に照射されると、自家蛍光を励起させる。
画像処理装置6には、その外装面上にホワイトバランス調整スイッチ6bと、カラーバランス調整スイッチ(CBスイッチ)6cや補正値入力用テンキー6d等の操作スイッチ群が設けられている。また、画像処理装置6には、内視鏡2のユニバーサルコード3bから分岐したケーブルであるケーブル6a、および、一端がモニタ7に接続されるケーブル8が着脱可能である。
ホワイトバランス調整スイッチ6bは、術者により操作され、ホワイトバランス調整を行うための指示信号であるホワイトバランス実行信号を出力する。
カラーバランス調整スイッチ6cは、術者により操作され、カラーバランスの調整を行うための指示信号であるカラーバランス実行信号を出力する。
また、画像処理装置6は、図3に示すように、本画像処理装置6,内視鏡2および光源装置の制御を司る制御部となるCPU26と、CPU26に接続されるCCD17を駆動制御するCCD駆動回路27と、CCD17のゲインを調整するためのゲイン制御回路28と、CCD17の電子シャッタ制御を行う電子シャッタ制御回路29と、CCD17より出力される撮像信号に対してゲイン調整を行う色調整用ゲイン回路25と、該色調整用ゲイン回路25からの撮像信号を処理し、画像処理された被写体(被検体)の画像信号をモニタ7に出力する画像処理回路30とを内部に有している。また、前記スイッチ群は、画像処理装置6の内部においてCPU26と接続されている。
モニタ7は、ケーブル8と着脱自在に接続される構成であり、画像処理装置6から出力される画像信号に基づき、術者が視認可能な画像として、CCD17で撮像した被検体の像を表示する。
上述した構成を有する本実施形態の内視鏡システム1における観察時の動作を蛍光観察モードでの動作を中心にして、以下、説明する。
光源装置5の光源19からは、被写体(被検体)を照明するための光が放射される。光源19から放射された光は、回転フィルタ20,光源絞り22を通過して内視鏡2のライトガイド11に入射される。光源絞り22は、絞り制御回路23によって、モニタ7に所定の明るさの映像信号が出力されるように制御される。その目標となる明るさは、明るさ設定スイッチ(図示せず)を使用者が操作することにより数段階に変えることが可能である。
蛍光観察時には、光源装置5はライトガイド11に蛍光観察モードの照明光、即ち、G′(緑)フィルタ20d,励起光フィルタ20f(図4)の透過光を順次供給する状態となり、画像処理装置6は、蛍光観察モードに対応した画像信号処理を行なう。
通常観察時には、外周のRフィルタ20a,Gフィルタ20b,Bフィルタ20cが光源の光軸上に挿入され、順次Rフィルタ20a、Gフィルタ20b、Bフィルタ20cが光路上に挿入され、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の光が透過され、画像処理装置6は、通常観察モードに対応した信号処理を行なう状態になる。
内視鏡2のライトガイド11に入射した光は、挿入部4の先端部4aから消化管等の被写体に照射される。被写体で散乱、反射、放射された光は先端部4aのCCD17上で結像し、撮像される。蛍光観察モードではCCD17の前面の蛍光観察フィルタ15,16で励起光が遮断(カット)され、蛍光による像が抽出される。
CCD17を介して画像処理装置6に取り込まれた被写体の撮像信号は、画像処理回路30にて画像処理され、映像信号としてモニタ7に表示される。そして、蛍光観察時には、モニタ7のRGBにそれぞれ、緑の反射光(G′信号)、蛍光(F信号)成分の画像が表示される。なお、通常観察時には、モニタ7のRGBにそれぞれ赤の反射光、緑の反射光、青の反射光成分の画像が表示される。
なお、画像処理装置には、測光回路(図示せず)が内蔵されており、蛍光観察時には蛍光成分に基づいて、通常観察時には輝度信号に基づいて映像信号の明るさの画面平均値(測光値)を算出する。また、カラーバランス調整スイッチ6cが押されたときには、各照射波長毎の画像信号の画面平均値(測光値)を算出する。すなわち、この測光回路はカラーバランス調整用のサンプリング回路としての機能を兼ねる。
ここで、画像処理装置6における調光処理について、図5の調光処理のフローチャートを用いて説明する。
この調光処理は、CCD17を介して得られた撮像信号による被写体の画像の明るさが明るさ設定スイッチ(図示せず)で設定された明るさの目標レベル(ねらい値)になっているかをチェックし、前記明るさがねらい値に合致するようにCPU26の制御のもとで明るさ調節を行う処理である。
図5のフローチャートに示すようにステップS1にてCCD17で撮像された画像の明るさを計測し、ステップS2でその明るさがねらいの値であるかをチェックする。ねらいの値であれば、そのまま明るさの計測を続ける。ステップS3にて前記明るさがねらいの値より明るいと判定された場合、ステップS4に進み、暗いと判定された場合、ステップS5に進む。
ステップS4にてCCD17のゲインをチェックし、そのゲインがノーマルの値より大であった場合、ステップS6にてCCD17のゲインを1段階上げてステップS1に戻る。ノーマルの値より小であった場合、ステップS7にて光源の絞りである光源絞り22を1段階絞り、ステップS1に戻る。
一方、ステップS5に進んだ場合、光源絞り22が全開であるかをチェックする。全開であった場合、ステップS8にてCCD17のゲインを1段階上げてステップS1に戻る。全開ではなかった場合、ステップS9にて光源絞り22を1段階開いてステップS1に戻る。
なお、前記CCD17のゲインの調整は、CPU26の指示に基づき、ゲイン制御回路28にて実行され、光源絞り22の調整は、CPU26の指示に基づき、絞り制御回路23にて実行される。
図5の調光処理は、本実施形態におけるカラーバランス調整時の反射光と蛍光撮影のそれぞれでCCD17のゲイン調整を行う場合にも呼び出されて実行される。そして、本実施形態のカラーバランス調整では、光源の絞りである光源絞り22の所定の絞り規定状態として全開状態のもとで行われるので、ステップS4のでCCD17のゲインのチェックは行わず、そのままステップS6に進むように制御される。さらに、ステップS5のチェックにおいても、光源絞り22は、全開状態にセットされているので、そのままステップS8に進む。
次に、本実施形態の内視鏡システム1におけるカラーバランス調整について図6〜9を用いて説明する。
図6は、本内視鏡システムのカラーバランス調整に使用されるカラーバランス調整具の断面図である。図7は、図6のA矢視図であって、前記カラーバランス調整具の平面図である。図8は、前記カラーバランス調整具の遮光容器をカットし、前記内視鏡の挿入部先端を挿入した状態の断面図である。図9は、図8のB矢視図である。
内視鏡システム1にて内視鏡2や光源装置5さらには画像処理装置6の撮像素子,フィルタ等の個体差による色ばらつき(取り込み画像の色別明るさ)の補正を行うカラーバランス調整を行う際、前述したように図1,6,7に示すカラーバランス調整具31を使用する。このカラーバランス調整具31は、遮光容器32と、調整容器33とからなる。
遮光容器32は、アルミニウムラミネートフィルム製の包袋で形成され、内部に調整容器33が収納されており、未使用状態では包袋の開口部32aは密閉されている。開口部32aの近傍の上側外面には長手方向の所定位置に位置決め手段である位置決め用の指標32b1,32b2,32b3が付され、さらに、包袋表面に後述する蛍光板35の蛍光特性のバラツキ量を示す補正値32dが印刷されている。
調整容器33は、段ボ−ル素材を適用した一方に開口を有する筒形状の部材であり、長手方向の内側底部にカラーバランス調整用チャートとなる蛍光板35が貼付され、開口側には、長手方向に沿った先端部挿入穴34aを有する発泡スチロール製の先端部支持部材34が固着されている。この調整容器33の底部は、遮光容器32の底部32cにて貼付されて固着されている。調整容器33の内面33aは黒色印刷が施されている。
調整容器33内に貼付された蛍光板35の開口側の表面は、蛍光を発する蛍光発生面35aである。なお、この蛍光板35の蛍光特性は、一般的にバラツキが多く、上述したようにその蛍光特性のバラツキ量が補正量32dとして遮光容器表面に印刷されている。
カラーバランス調整に際して、遮光容器32に記載された補正値32dの値をテンキー6dで入力する。さらに、適用する内視鏡2の種類に応じて遮光容器32の開口部32a側の位置決め用指標32b1,32b2,32b3のいずれかを選択し、該選択されれた位置決め用指標に沿った切取線32c1,32c2,32c3のいずれかを切断する。この切断により遮光容器32は、開口部32aが開口状態となるのでその開口部より内視鏡2の挿入部4の先端部4aを挿入し、さらに、調整容器33の挿入穴34aに挿通させる。
そして、図8に示すように挿入部4の所定の挿入部指標4b1を切取線、例えば、32b3に合致させた位置で挿入部4の挿入位置を固定する。開口部32aの内面には両面接着テープが貼付してあるので前記固定状態で前記両面接着テープを接着させて、外光が遮光容器32内に侵入するのを防ぐ。先端部4aは、調整容器33に対して傾くことなく支持される。この固定状態における先端部4aと蛍光板の蛍光発生面35aとの離間距離L0 は、カラーバランス調整時に使用する内視鏡2のCCD17に入射する光量が過不足なく適正な値となる位置である。すなわち、図5の調光処理の結果、光源絞りが全開となりCCDのゲインで調光が行われる位置である。
そこで、術者が画像処理装置6のカラーバランス調整スイッチ6cを押圧操作すると、CPU26の制御のもとで自動的に蛍光観察モードにおけるカラーバランス調整のためのカラーバランス取得処理が開始される。
そして、回転する回転フィルタ20および全開状態の光源絞り22を透過した光源19のG′(緑色)光および励起光は、照明レンズ12より出射し、蛍光発生面35aを照射する。蛍光発生面35aにて生じるG′光の反射光、励起光による蛍光が対物レンズ13を介してCCD17に順次入射する。
CPU26は、前記励起光による蛍光によるCCD17で取り込まれた画像の明るさを検知し、同時にG′光の反射光によるCCD17で取り込まれた画像の明るさを検知する。
検知した蛍光画像の明るさに入力された補正値を乗じたものと、検知したG′反射光の明るさの比が一定となるように色調整ゲイン回路25の色調整用ゲイン値を決定する。
前記調整を行った後、内視鏡2の挿入部4の先端部4aを調整容器33,遮光容器32から抜き取る。使用後のカラーバランス調整具31は破棄される。
前記カラーバランス調整後、蛍光観察モードにおける観察時には、前記励起光による蛍光、または、前記反射光による画像データが取り込まれ、カラーバランス調整設定された色調整用ゲイン値で色調整ゲイン回路25にて色毎に明るさが調整される。調整された画像信号は、画像処理回路30を経て映像ケーブル8を介してモニタ7に表示される。
本実施形態の内視鏡システム1によれば、カラーバランス調整を行うに際し、挿入先端部4aと蛍光板35の離間距離を適切な距離にセットすることが可能である。このためにカラーバランスの調整は、光源絞り22が全開放状態であり、しかも光量不足やハレーションが発生することなしに行うことができる。生体観察時はほとんどの場合、光源絞り22が全開状態で行われているため、カラーバランス調整時と生体観察時とでは略同一のカラーバランスで使用することができる。
また、カラーバランス調整時、カラーバランス調整具31を使用することにより内視鏡2を被写体(生体)を観察するときと同じ向きにセットすることができ、調整誤差が生じにくい。
また、カラーバランス調整具31を使用することにより短時間でカラーバランス調整を行うことが可能になるので、長い時間、蛍光板35が光に晒されることがなく、蛍光板35の劣化が生じない状態で調整を行うことができる。
また、蛍光板35は、カラーバランス調整具31が収納状態であっても調整状態であっても外光に当たることが極めて少なく、蛍光板35の劣化が抑えられ、正確な調整が可能になる。
また、挿入部4の先端部4aは、調整容器33に挿入された状態で蛍光板35に触れることがないので、もし、先端部4aにレンズやノズルが突出して配されていたとしても、それらを傷めることがなく、安全に使用することができる。
さらに、構成部材に安価な素材を利用していることから、使用後のカラーバランス調整具31を破棄したとしても経費が嵩むことがない。
次に、本実施形態の内視鏡システム1の前記カラーバランス調整におけるCPU26による制御動作の変形例について、図10のカラーバランス取得処理のフローチャートを用いて説明する。
図10は、本変形例におけるカラーバランス調整を実行するためのカラーバランス取得処理のフローチャートである。
本変形例においては、カラーバランス調整スイッチ(CBスイッチ)6cがオン操作され、前記カラーバランス取得処理が呼び出されると、ステップS11にてCCD17の設定ゲインが所定範囲になっているかをチェックし、該範囲外になっていればステップS13でCCDゲインの調整を行い、ステップS11に戻る。該範囲内であれば、ステップS12に進み、調整用チャート(蛍光板35)が画面内の一定領域に写り込んでいるかを確認する。正常な状態でなければ、ステップS15でモニタ7に「チャートが十分写り込んでいません。」の表示を行い、ステップS11に戻る。なお、上記のモニタ表示を見た術者は、先端部4aの位置調整を行う。そして、正常であれば、ステップS14に進む。
ステップS14では、光源の絞りである光源絞り22が所定絞り、すなわち、本実施形態では、全開状態であるかをチェックする。全開状態でなければ、ステップS17にて光源絞り22の調整を行い、ステップS11に戻る。全開状態であれば、ステップS16に進む。
ステップS16では、モニタ7に「OK」の表示を行い、ステップS17にてカラーバランス調整スイッチ(CBスイッチ)6cの2回目のオン操作を待ち、オン操作後、ステップS19に進み、前記第一の実施形態で説明したカラーバランス調整具31を用いた調整が行われる。
本変形例のカラーバランス調整によると、CCDのゲインが適切な値でなかったとか、チャートの画面上の位置ずれがあったとか、さらに、光源絞りが全開放状態ではなかった等によるカラーバランス調整のミスを防止することができる。
次に、前記第一実施形態に適用したカラーバランス調整具31の変形例およびそのカラーバランス取得処理について、図11,12を用いて説明する。
図11は、本変形例のカラーバランス調整具を適用するときのカラーバランス調整時のシステム構成図であり、図12は、本変形例のカラーバランス調整具を使用したときのカラーバランス取得処理のフローチャートである。
本変形例のカラーバランス調整具31Aには、図11に示すように調整容器33A内に複数個のフォトリフレクタタイプのフォトセンサ36a,36bが配されている。フォトセンサ36a,36bは、カラーバランス調整具31Aに挿入される内視鏡2Aの挿入部4の先端部4aの先端面4aaの位置を検出するセンサである。遮光容器32Aの開口部には位置決め用指標は、不要である。他の構成は前記カラーバランス調整具31と同様とする。
内視鏡2Aと画像処理装置6Aとは、ケーブル5bAにより接続され、画像処理装置6Aに内蔵される内視鏡種別検知部37により接続された内視鏡の種別(照明光の光量差)を検知する。内視鏡の種別に対応するフォトセンサ36a,36bのいずれかにより検出された先端部4aの挿入位置が該当する内視鏡のカラーバランス調整に適切な位置となる。
本変形例のカラーバランス調整具31Aを使用したときのカラーバランス取得処理動作を図12のフローチャートに沿って説明すると、ステップS21にて画像処理装置6Aに接続された内視鏡2Aが明るいタイプのものであるかどうかを内視鏡種別検知部37によりチェックする。
接続された内視鏡2Aが明るいタイプであった場合、先端部4aをカラーバランス調整具31Aに挿入して、ステップS22にて第一のフォトセンサ36aのオンが検出されたとき、ステップS24に進み、カラーバランス調整が実行される。内視鏡2Aが明るいタイプではなかった場合、ステップS23に進み、第二のフォトセンサ36bのオンが検出されたとき、ステップS25に進み、カラーバランス調整が実行される。
本変形例を適用する内視鏡システムでは、カラーバランス調整時に内視鏡の種別に対応して挿入部4の先端部4aの挿入位置が自動的に検出されるので、その挿入位置合わせが自動的に行われる。
次に、前記第一実施形態に適用したカラーバランス調整具31の別の変形例について、図13,14を用いて説明する。
図13は、本変形例のカラーバランス調整具の断面図である。図14は、図13のE矢視図であって、感光シールが貼付された蛍光板を示している。
本変形例のカラーバランス調整具31Bにおいては、調整容器33に収容される蛍光板35Aには、感光材からなる感光シール38が貼付してある。
遮光容器32を開封後、蛍光板35Aに外光、あるいは、照明光が規定量以上、当たり劣化した状態になると、感光シール38も感光した状態になり変色する。その変色状態を観察することにより、カラーバランス調整具31Bが使用不可であることが識別できる。なお、感光シール38の前記感光状態は、内視鏡2の挿入部の先端部4aを挿入した状態で蛍光板35Aをモニタ7で観察することにより判別できる。
本変形例のカラーバランス調整具によれば、内部に収容された蛍光板35Aが劣化している否かを確実に識別でき、蛍光板劣化状態での調整を防止できる。
次に、前記第一実施形態に適用したカラーバランス調整具31のさらなる変形例について、図15を用いて説明する。
図15は、本変形例のカラーバランス調整具の使用状態での断面図である。
本変形例のカラーバランス調整具31Cは、遮光容器32と調整容器33に代えて伸縮可能な蛍光材料のエラストマ樹脂製袋部材(ゴム風船状のもの)32Cからなり、ゴム挿入口部34Cを有している。ゴム挿入口部34Cの開口部は通常の状態では閉じている。
使用に当たって、ゴム挿入口部34Cの開口部を広げながら挿入部4の先端部4aを挿入し、挿入部指標4b1をゴム挿入口部34Cの開口部に位置させる。その挿入状態で内視鏡側から先端部4aにエアーを供給して袋部材32Cを膨らませる。袋部材32Cの膨らんだ長さから判断し、底部内面と先端部4a間の距離が内視鏡2の明るさに適合した距離L1 となった状態でエアーの供給を停止すると、カラーバランス調整可能な状態となる。なお、袋部材32Cの内面は、蛍光発生面32Caとなる。
本変形例のカラーバランス調整具31Cによれば、遮光容器と調整容器を兼ねるエラストマ樹脂製袋部材を利用することによりさらに経費の低減化ができ、また、未使用状態のカラーバランス調整具31Cの収納が容易である。
次に、本発明の第二の実施形態のカラーバランス調整具について図16を用いて説明する。
図16は、本実施形態のカラーバランス調整具に挿入部の先端部を挿入した状態での断面図である。
本実施形態のカラーバランス調整具41は、共に段ボール材からなる2つの筒状部材であって、第一の容器である外側調整容器42と、第二の容器である内側調整容器43とからなる。
外側調整容器42には、一方に先端部挿入穴44aを有する挿入支持部44が固着され、他方は開放されている。未使用状態にあっては、先端部挿入穴44aは、シール45により密閉されている。
内側調整容器43には、一方は開放され、他方の底内面部に蛍光板35が貼付されており、さらに、外部に位置決め手段である長さ設定指標43b1,43b2が付されている。内側調整容器43は、外側調整容器42の内部にて外光遮光状態でスライド移動が可能に嵌入している。そのスライド移動により蛍光板35と挿入部の先端部4aとの距離を調整することができる(位置調節手段)。
本実施形態のカラーバランス調整具41を適用してカラーバランス調整を行う内視鏡システムは、前記第一の実施形態における内視鏡システム1と同様の構成を有している。
カラーバランス調整具41を用いてカラーバランス調整を行う場合、まず、該当する内視鏡2の種別(照明光の明るさによる種別)に対応した長さ設定指標、例えば、43b2を外側調整容器42の端部に合わせてカラーバランス調整具41の長さを内視鏡2に対応した長さに固定する。そこで、シール45を剥がして挿入部4の先端部4aを外側調整容器42の先端部挿入穴44aから挿入し、所定の指標4b1を先端部挿入穴44a端部に合わせて位置決めする。
上述のセット状態で先端部4aは、蛍光板35に対して適切な離間距離L2 の位置に保持されるので、以後、第一の実施形態の場合と同様にカラーバランス調整を行うことができる。
本実施形態のカラーバランス調整具41は、遮光容器32がなく取り扱い性がよく、カラーバランス調整具41の長さ設定指標を合わせることで内視鏡2に対応する調整具の長さを設定することができ、挿入部4を所定の指標を合わせて挿入することでカラーバランス調整をより簡単に行うことができる。また、第一の実施形態の場合に比較して遮光容器32が必要ではないため、安価に製造することができる。その他、第一の実施形態と同様な効果を奏する。
次に、本発明の第三の実施形態のカラーバランス調整具について図17〜19を用いて説明する。
図17は、本実施形態のカラーバランス調整具の断面図である。図18(A),(B)は、前記カラーバランス調整具が適用される2種類の内視鏡の挿入部の側面図である。図19(A),(B)は、前記2種類の内視鏡の挿入部を本実施形態のカラーバランス調整具に挿入した状態の断面図である。
本実施形態のカラーバランス調整具を使用できる内視鏡として複数種類のもの、例えば、照明光量の異なるものがあり、それぞれの内視鏡の挿入部4A,4Bには先端側のそれぞれ所定位置に前記照明光量に対応した位置決め手段である位置決め指標4c1,4c2が付されている(図18(A),(B))。この指標4c1,4c2は、生体観察時の先端部挿入位置の指標となる挿入部指標4b1,4b2とは異なる指標である。
本カラーバランス調整具51には遮光容器はなく、開口を有する段ボール材の調整容器52のみよりなる。調整容器52には、内側底部にカラーバランス調整用チャートとなる蛍光板35が貼付され、開口側には、長手方向に沿った先端部挿入穴53aを有する発泡スチロール製の先端部支持部材53が固着されている。未使用状態では先端部挿入穴53aにはシール54が貼付され、密封されている。
本カラーバランス調整具51を適用する他の内視鏡システムの構成は、前記第一の実施形態の構成と同様とする。
本カラーバランス調整具51にてカラーバランス調整を行う場合、調整容器52のシール54を剥がして該当する内視鏡の挿入部4A、または、4Bの先端部4aを先端部挿入穴53aから挿入し、位置決め指標4c1,4c2を先端部挿入穴53a端部に位置合わせする。この挿入状態でそれぞれの内視鏡の挿入部4A、または、4Bのそれぞれ先端部4aは、蛍光板35に対して照明光の明るさに対応した適切な離間距離L3 、または、L4 に位置する(図19(A),(B))。従って、前記挿入状態のもとでそれぞれの内視鏡に対して適切なカラーバランス調整が実行可能となる。
本実施形態のカラーバランス調整具を適用する内視鏡システムによれば、挿入部のカラーバランス調整具51への挿入位置決めが内視鏡の種別に応じて付されている指標に合わせることで、確実に行うことができるので、挿入部の位置決めミスを防止できる。その他、第一の実施形態と同様な効果を奏する。
次に、本発明の第四の実施形態のカラーバランス調整具について図20,21を用いて説明する。
図20は、本実施形態のカラーバランス調整具に内視鏡の挿入部の先端部を挿入した状態での断面図である。図21は、本カラーバランス調整具を使用したときのカラーバランス取得処理のフローチャートである。
本実施形態のカラーバランス調整具が適用される内視鏡の挿入部4には、第一の実施形態の場合と同様に挿入部指標4b1,4b2が付されている。この挿入部指標4b1,4b2は、内視鏡の明るさなどの種類によって異なるものではなく、同一の位置に該指標が付されているものとする。
本カラーバランス調整具61は、前記第三の実施形態におけるカラーバランス調整具51と同様の構成を有しており、遮光容器はなく、開口を有する段ボール材の調整容器62のみよりなる。調整容器62には、内側底部にカラーバランス調整用チャートとなる蛍光板35が貼付され、開口側には、長方向に沿った先端部挿入穴63aを有する発泡スチロール製の先端部支持部材63が固着されている。未使用状態では先端部挿入穴63aにはシール64が貼付され、密封されている。
本カラーバランス調整具61の他の内視鏡システムの構成は、前記第一の実施形態の構成と同様であるが、後述するように画像処理装置6のCPU26のカラーバランス取得処理の制御動作が異なる。
本カラーバランス調整具を使用してカラーバランス調整を行う場合、カラーバランス調整具61のシール64を剥がし、先端部挿入穴63aに内視鏡の挿入部4の先端部4aを挿入し、挿入部指標4b1を先端部挿入穴63a端部に位置合わせする。この挿入状態でそれぞれの内視鏡の挿入部4の先端部4aは、蛍光板35に対して所定の離間距離L5 に位置する(図20)。前述したように挿入部指標4b1の位置は内視鏡の種類によって変化せず、離間距離L5 は、一定となる。
カラーバランス調整を行う場合、カラーバランス調整具61に挿入部4を挿入した状態で術者がカラーバランス調整スイッチ(CBスイッチ)6cのオン操作すると、CPU26の制御のもとで図21のカラーバランス取得処理が呼び出され、実行される。
ステップS31で光源絞り22を全開放状態にセットする。ステップS32にて蛍光反射光、または、励起光による蛍光のいずれか一方の光に対して明るさの計測を行う。ステップS33で明るさが所定のねらい値範囲内かをチェックする。ねらい値の範囲内であれば、ステップS34に進むが、ねらい値の範囲外であればステップS35に進み、ステップS35でさらに明るさが所定のねらい値範囲以下であるかをチェックする。ねらい値範囲以下であれば、ステップS37に進み、ねらい値範囲以上であれば、ステップS38に進む。
ステップS37に進んだ場合、CCD17の調光機能としての電子シャッタ秒時を1段下げてステップS32に戻る。ステップS38に進んだ場合、CCDの電子シャッタ秒時を1段上げてステップS32に戻る。
ステップS34に進むと、カラーバランス調整スイッチ(CBスイッチ)6cのオンを待って、ステップS36に進む。ステップS36では、第一の実施形態にて説明したカラーランス調整と同様の調整が実行される。
本実施形態のカラーバランス調整具61を使用する場合、挿入部4の先端部挿入位置を各種の内視鏡間で調整する必要がない。内視鏡の明るさが異なる場合には、調整時の画像の明るさによりCCDの電子シャッタ秒時を調整することにより所定の範囲の明るさが得られ、その状態でカラーバランス調整を行うことができる。したがって、挿入部4の先端部4aのカラーバランス調整具61へのセットが容易になり、カラーバランス調整がやりやすい。また、図20に示す寸法L5 を短くできるのでカラーバランス調整具を小型化できる。
なお、本実施形態においては、CCDの調光機能として電子シャッタ秒時を調整するものとしているが、その他の調光方法として光源にNDフィルタを挿入するとか、CCDの前面部にメカニカルシャッタを挿入して調光を行う方法を採用することも可能である。
次に、本発明の第五の実施形態の内視鏡システムについて図22,23を用いて説明する。
図22は、本実施形態の内視鏡システムにおける画像処理装置と光源装置と内視鏡との要部のブロック構成図である。図23は、本内視鏡システムにおけるカラーバランス取得処理のフローチャートである。
本実施形態の内視鏡システムにおけるカラーバランス調整は、前述したようなカラーバランス調整具を用いて調整を行うことなく、光源装置と内視鏡のメモリに記憶されている集光位置/ライトガイド位置情報や光源の分光特性/CCDの撮像分光感度特性さらにねらいの色データ等を用いて調整が行われる。
本内視鏡システムの光源装置5Aには、第一の実施形態に適用した光源装置5に対してさらに第一,二のメモリ71,72が内蔵されている。第一のメモリ71には、光源19の出射光の分光特性情報が記憶されており、第二のメモリ72には、光源出射光の集光位置情報が記憶されている。なお、光源からの出射光の分光特性は、前記集光位置とライトガイド光軸位置とのずれにより変化するため、調整するために前記位置情報が必要となる。
また、本内視鏡システムの内視鏡2Aには、第一の実施形態に適用した内視鏡2に対してさらに第三,四,五のメモリ73,74,75が内蔵されている。第三のメモリ73には、ライトガイド11の光軸位置情報が記憶されている。第四のメモリ74には、CCD17の撮像分光感度特性情報が記憶されている。第五のメモリ75には、標準被写体を見たときのねらいの色情報が記憶されている。
本内視鏡システムの画像処理装置6Aには、システム全体の制御を司り、さらに、カラーバランス調整の制御を行うCPU26Aを有している。本内視鏡システムの他の構成は、第一の実施形態の内視鏡システム1と同様である。
本内視鏡システムにおいて、カラーバランス調整を行う場合、CPU26Aの制御のもとで図23に示すカラーバランス取得処理が呼び出され、実行される。
ステップS41にて第一のメモリ71より光源の分光特性情報が読み出され、ステップS42にて第二のメモリ72より光源19の出射光の集光位置情報、また、第三のメモリ73よりライトガイド11の光軸位置情報が読み出される。
ステップS43にて上述した各読み出し情報に基づいて内視鏡の出射光の分光特性が算出される。さらに、ステップS44にて第四のメモリ74よりCCD17の撮像分光感度特性情報が読み出される。
ステップS45にてステップS43で算出された出射光の分光特性にステップS44で読み出された撮像分光感度特性を乗じて補正すべき分光特性が算出される。
ステップS46にて第五のメモリ75より標準被写体を見たときのねらいの色情報が読み出さされ、該ステップS45で算出された補正すべき分光特性に基づいて前記ねらいの色情報が得られるように画像処理回路30の制御パラメータが設定され、本処理を終了する。
本実施形態の内視鏡システムによれば、カラーバランス調整具を使用することなくカラーバランス調整を行うことができる。
次に、本発明の第六の実施形態の内視鏡システムについて図24を用いて説明する。
図24は、本実施形態の内視鏡システムの光源装置に適用される回転フィルタの正面図である。
本実施形態の内視鏡システムの光源装置に図24に示す回転フィルタ20Aが組み込まれる。回転フィルタ20Aは、第一の実施形態にて適用される光源装置のフィルタ20に対して外周側には同一のフィルタR(赤色)フィルタ20a,G(緑色)フィルタ20b,B(青色)フィルタ20cが配されるが、蛍光観察時、または、カラーバランス調整時に使用される内周側にはG′(緑色)フィルタ20d,励起光フィルタ20eと生体の自家蛍光と同一波長の光を透過する自家蛍光フィルタ20gとが配されている。
また、本内視鏡システムにてカラーバランス調整時に使用されるカラーバランス調整具は、第一の実施形態にて適用したカラーバランス調整具31の調整容器33に内蔵される蛍光板35に代えて白色反射板(ホワイトバランス調整用チャートと同一)を使用する。挿入部4の先端部4aの挿入位置決め等は第一の実施形態の場合と同様に行われる。
本内視鏡システムでは蛍光観察時には第一の実施形態の場合と同様にG′フィルタ20d,励起光フィルタ20eの回転タイミングで撮影が行われるが、カラーバランス調整時には、G′フィルタ20dの回転タイミングで反射光による撮像が実行され、自家蛍光フィルタ20gの回転タイミングで該フィルタを透過した光を白色反射板で反射させた反射光による撮像が行われる。そして、両者の画像の明るさの比が一定となるように色調整用ゲイン用ゲイン回路25のゲイン値が調整される。
本実施形態の内視鏡システムによれば、カラーバランス調整に際してカラーバランス調整具の蛍光反射板を使用しないので該蛍光反射板の劣化による影響のない状態で調整が行える。また、カラーバランス調整具の再利用が可能である。
次に、本発明の第七の実施形態のカラーバランス調整具について図25を用いて説明する。
図25は、本実施形態のカラーバランス調整具の断面図である。
本実施形態のカラーバランス調整具81には、図25に示すように第一の実施形態にて適用したカラーバランス調整具31に内蔵される蛍光板35に代えて発光ダイオードが配された発光源を使用する。前記発光ダイオードは、生体の自家蛍光と同じ分光特性を有するものとする。
本カラーバランス調整具81を使用した場合、前記発光ダイオードからの光を内視鏡で取り込み、カラーバランス調整が行われる。
本実施形態のカラーバランス調整具によれば、蛍光板を使用しないので該蛍光反射板の劣化による影響のない状態で調整が行える。また、カラーバランス調整具の再利用が可能である。
この発明は、前記各実施の形態に限ることなく、その他、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し得ることが可能である。さらに、前記各実施形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組合せにより種々の発明が抽出され得る。
本発明のカラーバランス調整具、または、内視鏡システムは、カラーバランス調整時の画像のハレーションが防止され、また、外光の影響を受けにくく、かつ、内視鏡先端部を損傷することもなく使い勝手のよいカラーバランス調整具、または、該カラーバランス調整具を使用可能な内視鏡システムとして利用できる。
本発明の第一の実施形態の内視鏡システムの全体の構成を示す構成図である。 図1の内視鏡システムを構成する内視鏡の挿入部の先端の断面図である。 図1の内視鏡システムを構成する画像処理装置と光源装置とモニタのブロック構成図である。 図3の光源装置に内蔵される回転フィルタの正面図である。 図1の内視鏡システムにおける調光処理のフローチャートである。 図1の内視鏡システムのカラーバランス調整時に使用されるカラーバランス調整具の断面図である。 図6のA矢視図であって、前記カラーバランス調整具の平面図である。 図6のカラーバランス調整具に前記内視鏡の挿入部先端を挿入した状態の断面図である。 図8のB矢視図である。 図1の内視鏡システムのカラーバランス調整の制御動作の変形例を示すカラーバランス取得処理のフローチャートである。 図6のカラーバランス調整具の変形例を適用するシステム構成図である。 図11のカラーバランス調整具を使用したときのカラーバランス取得処理のフローチャートである。 図6のカラーバランス調整具の別の変形例であるカラーバランス調整具の断面図である。 図13のE矢視図であって、感光部材が貼付された蛍光板を示している。 図6のカラーバランス調整具に対するさらに別の変形例のカラーバランス調整具の使用状態での断面図である。 本発明の第二の実施形態のカラーバランス調整具に挿入部の先端部を挿入した状態での断面図である。 本発明の第三の実施形態のカラーバランス調整具の断面図である。 図17のカラーバランス調整具を適用する内視鏡の挿入部の側面図であり、図18(A),(B)は、それぞれ異なる種類の内視鏡の挿入部を示す。 図17のカラーバランス調整具に内視鏡の挿入部をカラーバランス調整具に挿入した状態の断面図であり、図19(A),(B)は、それぞれ異なる種類の内視鏡の挿入部の先端部を挿入した状態を示す。 本発明の第四の実施形態のカラーバランス調整具に内視鏡の挿入部の先端部を挿入した状態での断面図である。 図20のカラーバランス調整具を使用したときのカラーバランス取得処理のフローチャートである。 本発明の第五の実施形態の内視鏡システムにおける画像処理装置と光源装置と内視鏡との要部のブロック構成図である。 図22の内視鏡システムにおけるカラーバランス取得処理のフローチャートである。 本発明の第六の実施形態の内視鏡システムの光源装置に適用される回転フィルタの正面図である。 本発明の第七の実施形態のカラーバランス調整具の断面図である。
符号の説明
2 …内視鏡
4a…先端部(挿入部の先端)
4c1,4c2
…指標(位置決め手段,位置決め用指標)
11 …ライトガイド
12 …照明レンズ(照明光学系)
13 …対物レンズ(対物光学系)
17 …CCD(撮像手段)
19 …光源
22 …光源絞り(光量絞り)
23 …絞り制御回路(絞り位置規定手段)
31,31A,31B,31C,41,51,61,81
…カラーバランス調整具
(内視鏡カラーバランス調整具)
32 …遮光容器
32b1,32b2,32b3,43b1,43b2
…指標
(位置決め手段,位置決め用指標)
33,41,52,62
…調整容器
34a,44a,53a
…先端部挿入穴
(開口部)
35a,32Ca
…蛍光発生面
42 …外側調整容器
(第一の容器)
43 …内側調整容器
(第二の容器,位置調節手段)

Claims (4)

  1. 挿入部指標を有する内視鏡挿入部の先端を当該挿入部の軸方向に沿って挿入可能であると共に、挿入された当該内視鏡挿入部の先端部を支持する、内部空間に連通した先端部支持部と、当該先端部支持部を経由して前記内部空間に向けて挿入された当該内視鏡挿入部の先端面が対向する面に配設された蛍光発生面と、を有する調整容器と、
    前記調整容器内への外部光の侵入を遮蔽可能に覆うことにより当該調整容器を収納する遮光容器であって、収納した状態において前記調整容器の外面に対して固着する固着部を有する遮光容器と、
    前記遮光容器の外面における、前記軸方向に沿った所定の複数位置に配設された複数の位置決め用指標と、
    前記遮光容器に設けられた、前記内視鏡の種類に応じた固有の情報に基づいて選択された前記位置決め用指標に沿った切取線を切断することにより開口部を形成可能とする開口部形成部であって、当該開口形成部において形成された当該開口部を介して前記先端部支持部に前記内視鏡挿入部の先端を挿入した際、当該内視鏡挿入部における前記挿入部指標を前記切取線に合致させることにより、前記内部空間に挿入された当該内視鏡挿入部の先端と、前記蛍光発生面との離間距離を規定する開口部形成部と、
    を具備したことを特徴とする内視鏡カラーバランス調整具。
  2. 請求項1に記載のカラーバランス調整具と、
    前記カラーバランス調整具における前記位置決め用指標との位置関係の調整により、前記内部空間に挿入された当該内視鏡挿入部の先端と、前記蛍光発生面との離間距離を規定するための挿入部指標を有する内視鏡と、
    を具備したことを特徴とする内視鏡システム。
  3. 請求項1に記載のカラーバランス調整具と、
    照明光量を変更調整するように変位可能な光量絞りが設けられた光源と、
    前記光源よりライトガイドで伝送された光を照射する照明光学系と対物光学系を介して被写体の像を結像して画像信号を得る撮像手段とを有すると共に、前記カラーバランス調整具における前記位置決め用指標との位置関係の調整により、前記内部空間に挿入された当該内視鏡挿入部の先端と、前記蛍光発生面との離間距離を規定するための挿入部指標を有する内視鏡と、
    を具備した内視鏡システムにおいて、
    前記カラーバランス調整をする際に前記光源の絞りの開口を規定値になるようにする絞り位置規定手段を具備したことを特徴とする内視鏡システム。
  4. さらに、前記撮像手段は、カラーバランス調整をする際に画像露出量を適正に調光する調光機能を具備したことを特徴とする請求項3に記載の内視鏡システム。
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