JP5915476B2 - Pmセンサの異常検出装置および方法 - Google Patents

Pmセンサの異常検出装置および方法 Download PDF

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本発明は、内燃機関を備えた車両に搭載される技術であって、内燃機関からPMフィルタを通して排出された排気ガス中の粒子状物質を測定するPMセンサの異常を検出するPMセンサの異常検出装置に関する。
ディーゼルエンジンなどの内燃機関から排出される排気ガス中には、粒子状物質(Particulate Matter;PM、以下「PM」と記す)が含まれている。このPMを除去するために、PMを捕集する排気浄化フィルタ(以下「PMフィルタ」と記す)が排気通路に配置される。このPMフィルタとしては、例えばディーゼルパティキュレートフィルタ(DPF;Diesel Particulate Filter)が知られている。
PMフィルタは、PMの捕集に優れた能力を有しているが、PMを捕集し続けるとやがてフィルタが目詰まりして性能が劣化してしまう。そこで、PMフィルタにある程度PMが堆積したら、排気ガスの温度を上昇させて、堆積したPMを強制的に燃焼して除去することが行われている(PMフィルタの再生処理)。
また、このPMフィルタに堆積するPM量の判定(目詰まり判定)を含め、PMフィルタの正常/異常を判定するものとして、PMセンサが用いられている。PMセンサは、センサ素子とそのセンサ素子を挟んだ一対の電極とを含み、PMフィルタを通過した後の排気通路に配置される。PMフィルタで捕集されずPMフィルタを通過した排気ガス中のPMは、センサ素子上に堆積する。PMセンサは、電極間に電圧を印加してセンサ素子上に堆積したPMを通して流れる電流(通電量)を測定することで、センサ素子上に堆積したPM量を推定する。
特開2012−062769号公報
上述したPMセンサでは、PMフィルタが正常であるか異常であるかを精度よく判定するため、所定のタイミングでセンサ素子上に堆積したPMをヒータなどの加熱手段によって高温にして燃焼除去させることが行われている(PMセンサの再生処理)。例えば、特許文献1を参照。
しかし、このPMセンサの再生処理が不十分(例えば、加熱温度不足など)である場合においてPMセンサで排気ガス中のPM排出量が異常であると判断されても、その原因がPMフィルタによるもの(フィルタ目詰まりなど)なのか、PMセンサによるもの(センサの故障など)なのか、不明確になるという問題がある。
本発明は、上記問題を鑑みて、PMセンサの正常/異常を精度よく判断できるPMセンサの異常検出装置を開示することを目的とする。
本発明は、内燃機関からPMフィルタを通して排出された排気ガス中の粒子状物質を測定するPMセンサの異常を検出する異常検出装置に向けられている。
そして、上記目的を達成するために、本発明のPMセンサの異常検出装置は、PMセンサに堆積した粒子状物質を燃焼除去するためのヒータへの通電を制御する通電制御部と、PMセンサによって実施される粒子状物質の測定処理における、通電制御部によるヒータへの通電開始からPMセンサより出力される測定値が所定の値に達するまでの期間である感度時間の変化に基づいて、PMセンサが正常か否かを判定するセンサ判定部とを備えており、センサ判定部は、第1の通電量でヒータ通電されたPMセンサが測定処理を実施した結果、感度時間の変化が予め定めたしきい値を超えた場合、当該第1の通電量よりも大きな第2の通電量でヒータ通電されたPMセンサに測定処理を再度実施させ、第2の通電量がヒータ通電されたPMセンサが測定処理を実施した結果、感度時間の変化がしきい値を超えた場合、PMセンサが異常であると判定する。
このセンサ判定部は、第2の通電量でヒータ通電されたPMセンサが測定処理を実施した結果、感度時間の変化がしきい値を超えた場合、PMフィルタの再生処理のタイミングおよび期間に第2の通電量によるヒータ通電を同期させた状態でPMセンサに測定処理をさらに実施させ、PMフィルタの再生処理にヒータ通電を同期させた状態でPMセンサが測定処理を実施した結果、感度時間の変化がしきい値を超えた場合に、PMセンサが異常であると判定することも可能である。
上述した本発明のPMセンサの異常検出装置によれば、PMセンサの正常/異常を精度よく判断することができる。
本発明の一実施形態に係るPMセンサの異常検出装置を適用する内燃機関システムの概略構成を示す図 本発明の一実施形態に係るPMセンサの異常検出装置が実行する基本的なPMセンサ異常検出方法の処理手順を説明するフローチャート 本発明の一実施形態に係るPMセンサの異常検出装置が実行する発展的なPMセンサ異常検出方法の処理手順を説明するフローチャート PMセンサの正常時および異常時における感度時間の変化を説明する図
<本発明者による知見>
上述したPMセンサの再生処理では、PMの燃焼量は、センサ素子の上昇温度、つまりヒータなどの加熱手段によるセンサ素子の加熱時間に比例する。本発明者の検討において、PMセンサの加熱が不十分であるとPMの燃焼除去が十分に行われず、センサ素子上には煤に混じって灰が残る可能性があることが判明した。そして、センサ素子上に灰が残った場合、センサ素子のPMに対する感度特性が変化し(PM堆積量に対するセンサ出力値が低下し)、PMセンサから出力される測定値が所定の値に達するまでの時間である感度時間が延びることがわかった(図4を参照)。
<本発明者が着目した手法>
本発明者は、PMセンサから灰を除去すれば正常と判定できること、およびセンサ素子上に灰が残っている場合には上述したように感度時間が延びることから、センサ素子上に堆積したPMのヒータなどの加熱手段による燃焼開始(具体的にはヒータへの通電開始)から所定の感度時間までの期間の変化に基づいて、PMセンサの正常/異常を判定することに着目した。
この新たな着目に基づいた本発明の実施形態は、次の通りである。
<発明の詳細な説明>
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るPMセンサの異常検出装置を適用する内燃機関システム1の概略構成を示す図である。図1に示した内燃機関システム1は、内燃機関10と、PMフィルタ20と、PMセンサ30と、本発明の主要な構成であるPMセンサの異常検出装置(ECU)40とを備えている。PMセンサの異常検出装置40は、センサ判定部41および通電制御部42を含んでいる。
1.構成の説明
内燃機関10は、燃料噴射装置や点火装置(共に図示せず)を備えたディーゼルエンジンやガソリンエンジンなどである。この内燃機関10は、後述するセンサ判定部41の指示に従って排気通路内に燃料を直接噴射して排気ガスの温度を上昇させ、PMフィルタ20を再生処理する機能を有している。
PMフィルタ20は、PM(粒子状物質)を捕集する排気浄化フィルタであり、内燃機関10から排出される排気ガスが通る排気通路50の内部に配置される。このPMフィルタ20は、例えばハニカム構造となるコーディエライト等の耐熱性セラミックスの基材を用いて、排気ガスの流路となる多数のセルを入口側または出口側が互い違いとなるように目封じされて構成されている。
PMセンサ30は、排気通路50内部のPMフィルタ20の後段に配置され、PMフィルタ20で捕集されずPMフィルタ20を通過した排気ガス中のPMの量を測定する。このPMセンサ30は、例えばセンサ素子とそのセンサ素子を挟んだ一対の電極とで構成される。電極間にPMが堆積すると、電極間の抵抗値が低下して流れる電流が多くなる。この電極間を流れる電流の量は、PM堆積量に応じて変化するので、電流量からPM堆積量が推定できる。また、PMセンサ30には、PMセンサ再生処理(後述する)を実施するために、ヒータなどの加熱手段31(以下、ヒータ31と記す)が設けられている。
センサ判定部41および通電制御部42を含むPMセンサの異常検出装置40は、典型的には周知の中央演算処理装置(CPU)やメモリ(ROM、RAM)などからなるマイクロコンピュータを主体として構成された電子制御ユニット(ECU:Electronic Control Unit)である。センサ判定部41は、PMセンサ30で測定されたPM堆積量に基づいて、PMセンサ30が正常であるか否か、およびPMフィルタ20が正常であるか否かを判定する。通電制御部42は、センサ判定部41による判定に基づいて、PMセンサ30のセンサ素子を加熱するヒータ31に供給する電流量(ヒータ通電量)を制御する。これらセンサ判定部41および通電制御部42の機能は、メモリに記憶された各種の制御プログラムをCPUが実行することで実現される。
2.異常検出方法の説明
図2および図3は、本発明の一実施形態に係るPMセンサの異常検出装置40が実行するPMセンサ異常検出方法の処理手順を説明するフローチャートである。図2は、本発明の基本的なPMセンサ異常検出方法であり、図3は、図2の方法をさらに発展させた本発明の発展的なPMセンサ異常検出方法である。
[基本的なPMセンサ異常検出方法]
図2において、内燃機関システム1におけるPMセンサ30が正常であるか否かを判定する際、通電制御部42によってPMセンサ30のセンサ素子を加熱するヒータ31に通電がなされ(通常の電流値が供給され)、センサ判定部41によってPMセンサ30のチェックが開始される(ステップS21)。このPMセンサ30のチェックは、ヒータ31への通電が開始、すなわちセンサ素子上に堆積したPMの燃焼開始から、PMセンサ30より出力される測定値が所定の値に達するまでに要する実測の感度時間が、予め定めた基準感度時間に比べてどれだけ遅延しているかに基づいて行われる。
具体的には、図4に示すように、PMセンサ30の正常時(実線)は、通電によりヒータ31の温度が上昇するにつれてセンサ素子上に堆積したPMが徐々に燃焼除去され、時間Xaに達した時点で所定のPMセンサ出力値Yが得られる。このPMセンサ出力値Yが得られる状態とは、例えば、センサ素子上に堆積したPMがほとんど燃焼除去されて、電極間の抵抗値が大きくなっている状態などが考えられる。
一方、図4に示すように、PMセンサ30の異常時(破線)は、通電によりヒータ31の温度が上昇しても、センサ素子上に堆積したPMがなかなか燃焼除去されず、時間XbまでかからないとPMセンサ出力値Yが得られない状況となる。
この状況は、ヒータ31で燃焼除去しきれなかった煤がセンサ素子上に残り、その煤の上に灰が付着し、その灰がセンサ感度を低下させて、電極間の抵抗値の上昇を遅延させているものと考えられる。
よって、センサ判定部41は、PMセンサ30が正常時の基準感度時間Xaと、今回実測したPMセンサ30の感度時間Xbとの差分であるPM感度遅延時間tを求め、このPM感度遅延時間tが所定のしきい値を超えるか否かを判断する(ステップS22)。この判断において、PM感度遅延時間tが所定のしきい値を超えなければ(ステップS22;No)、センサ素子上に問題となる煤が残っていないものと判断し、センサ判定部41はPMセンサ30が正常であると判定する(ステップS26)。一方、この判断において、PM感度遅延時間tが所定のしきい値を超えれば(ステップS22;Yes)、センサ素子上に問題となる煤が残っているものと判断し、この残っている煤を改めて全て焼却除去すべく、通電制御部42がヒータ31に最大の通電を行い(最大の電流値を供給し)、センサ判定部41がPMセンサ30のチェックを再び実施する(ステップS23)。
なお、PM感度遅延時間tと比較するしきい値やPMセンサ出力値Yは、実機適合によって決定するのが望ましい。例えば、実際にセンサ素子上に灰が堆積している状態で感度時間Xbを求め、基準感度時間Xaとの差分をPM感度遅延時間tと設定してもよい。また、例えば、PMセンサ30の出力は少量堆積したPMに対して不感帯を持っているので、出力応答しだした初期値をPMセンサ出力値Yと設定してもよい。さらに、ヒータ31に最大通電を行う時間は、実験または実機適合によって決定するとよい。
センサ判定部41は、PMセンサ30が正常時の基準感度時間Xaと、ヒータ31に最大通電がされた状態で実測したPMセンサ30の感度時間Xbとの、差分であるPM感度遅延時間tを求め、このPM感度遅延時間tが所定のしきい値を超えるか否かを判断する(ステップS24)。この判断において、PM感度遅延時間tが所定のしきい値を超えなければ(ステップS24;No)、センサ素子上に問題となる煤および灰が残っていないと判断し、センサ判定部41はPMセンサ30が正常であると判定する(ステップS26)。一方、この判断において、PM感度遅延時間tが所定のしきい値を超えれば(ステップS24;Yes)、センサ判定部41はPMセンサ30が異常であると判定する(ステップS25)。このPMセンサ30の異常を車両のドライバーへ知らせる手法としては、例えば故障を示す警告灯(MIL;Malfunction Indicator Lamp)を点灯させることなどが考えられる。
このように、基本的なPMセンサ異常検出方法では、最初のPMセンサ30のチェックでPM感度遅延時間tがしきい値を超えた場合には、ヒータ31の通電量を最大にした状態で2回目のPMセンサ30のチェックを実施する。
これにより、センサ素子上に煤や灰が残ることを効果的に回避できるので、PMセンサ30の正常/異常を適切に判定することができる。
[発展的なPMセンサ異常検出方法]
上述した基本的なPMセンサ異常検出方法では、センサ素子上のヒータ31から離れた箇所に煤がついていた場合、ヒータ31から煤への温度伝達量は小さいため、確実に煤が焼却されて灰が除去されたかどうかはわからない。
そこで、図2のステップS24の判断において、PM感度遅延時間tが所定のしきい値を超えた場合に、さらに以下の処理を行うことが望ましい。
図3において、PM感度遅延時間tが所定のしきい値を超えれば(ステップS24;Yes)、センサ素子上に問題となる煤および灰が残っていると判断し、この残っている煤および灰を改めて全て焼却除去すべく、PMフィルタ20の再生処理と同期して通電制御部42がヒータ31に最大の通電を再び行い、センサ判定部41がPMセンサ30のチェックを三度実施する。
この3度目のPMセンサ30のチェックでは、ヒータ31に最大の通電を行うタイミングをPMフィルタ20の再生処理に同期させるため、通電制御部42によるヒータ通電を一旦停止させる(ステップS35)。そして、PMフィルタ20の再生処理が開始されると(ステップS36;Yes)、PMフィルタ20の再生処理のタイミングおよび期間に同期させて、通電制御部42がヒータ31に最大の通電を行い、センサ判定部41がPMセンサ30のチェックを実施する(ステップS37)。
このPMフィルタ20の再生処理中は、燃料を排気通路50内へ直接噴射することで、排気ガスの温度を通常時よりも高温にすることができる。このため、PMフィルタ20の再生処理のタイミングで、PMセンサ30のヒータ通電を実施することで、相乗的にセンサ素子上の煤に対する供給温度を高めることになり、より灰の除去効果を向上させることができる。また、PMフィルタの再生処理タイミングに同期することで、灰を除去するために余分な燃料噴射を行う必要がなくなり、燃費の悪化も招かない。加えて、PMセンサ30のヒータ通電時間を燃料噴射時間と一致させることにより、ヒータ通電+燃料噴射によるセンサ素子部への高温状態を可能な限り実現することができる。
センサ判定部41は、PMセンサ30が正常時の基準感度時間Xaと、PMフィルタ20の再生処理に同期させてヒータ31に最大通電が行われた状態で実測したPMセンサ30の感度時間Xbとの差分であるPM感度遅延時間tを求め、このPM感度遅延時間tが所定のしきい値を超えるか否かを判断する(ステップS38)。この判断において、PM感度遅延時間tが所定のしきい値を超えなければ(ステップS38;No)、センサ素子上に問題となる煤および灰が残っていないと判断し、センサ判定部41はPMセンサ30が正常であると判定する(ステップS26)。一方、この判断において、PM感度遅延時間tが所定のしきい値を超えれば(ステップS28;Yes)、センサ判定部41はPMセンサ30が異常であると判定する(ステップS31)。このPMセンサ30の異常を車両のドライバーへ知らせる手法としては、例えば故障を示す警告灯(MIL;Malfunction Indicator Lamp)を点灯させることなどが考えられる。
このように、発展的なPMセンサ異常検出方法では、2回目のPMセンサ30のチェックでもPM感度遅延時間tがしきい値を超えた場合には、PMフィルタ20の再生処理に同期させてヒータ31に最大通電を行った状態でさらに3回目のPMセンサ30のチェックを実施する。
これにより、センサ素子上に煤や灰が残ることをさらに効果的に回避できるので、PMセンサ30の正常/異常を適切に判断することができる。
本発明のPMセンサの異常検出装置は、内燃機関を備えた車両に利用可能であり、特にPMセンサの正常/異常を精度よく判断したい場合などに有用である。
1 内燃機関システム
10 内燃機関
20 PMフィルタ
30 PMセンサ
31 ヒータ
40 PMセンサの異常検出装置
41 センサ判定部
42 通電制御部
50 排気通路

Claims (2)

  1. 内燃機関からPMフィルタを通して排出された排気ガス中の粒子状物質を測定するPMセンサの異常を検出する異常検出装置であって、
    前記PMセンサのセンサ素子を挟んだ一対の電極間に堆積した粒子状物質を燃焼除去するためのヒータへの通電を制御する通電制御手段と、
    前記PMセンサによって実施される粒子状物質の測定処理における、前記通電制御手段によるヒータへの通電開始から前記PMセンサより出力される前記一対の電極間の抵抗値が所定の値に達するまでの期間である感度時間の変化に基づいて、前記PMセンサが正常か否かを判定するセンサ判定手段とを備え、
    前記センサ判定手段は、
    第1の通電量でヒータ通電された前記PMセンサが測定処理を実施した結果、前記感度時間の変化が予め定めたしきい値を超えた場合、当該第1の通電量よりも大きな第2の通電量でヒータ通電された前記PMセンサに測定処理を再度実施させ、
    前記第2の通電量がヒータ通電された前記PMセンサが測定処理を実施した結果、前記感度時間の変化が前記しきい値を超えた場合、前記PMセンサが異常であると判定する、PMセンサの異常検出装置。
  2. 前記センサ判定手段は、
    前記第2の通電量でヒータ通電された前記PMセンサが測定処理を実施した結果、前記感度時間の変化が前記しきい値を超えた場合、前記PMフィルタの再生処理のタイミングおよび期間に前記第2の通電量によるヒータ通電を同期させた状態で前記PMセンサに測定処理をさらに実施させ、
    前記PMフィルタの再生処理にヒータ通電を同期させた状態で前記PMセンサが測定処理を実施した結果、前記感度時間の変化が前記しきい値を超えた場合に、前記PMセンサが異常であると判定する、請求項1に記載のPMセンサの異常検出装置。
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