JP5915320B2 - 電磁誘導加熱式炊飯器 - Google Patents

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本発明は、電磁誘導加熱式炊飯器に関する。
過去に「電磁誘導加熱式炊飯器」が種々提案されている(例えば、特開2006−020957号公報等参照)。
特開2006−020957号公報
ところで、このような電磁誘導加熱式の炊飯器では、100%出力時において20kHzから30kHzの周波数を基本の発振周波数としているが、高調波成分によるノイズレベルが比較的高く、ノイズ低減対策が必要となっている。
本発明の課題は、ノイズレベルを低減することができる電磁誘導加熱式炊飯器を提供することにある。
本発明の一局面に係る電磁誘導加熱式炊飯器は、ワークコイルを含む共振回路、半導体スイッチング素子、共振電圧検出部および制御部を備える。ワークコイルを含む共振回路は、さらに共振コンデンサを含むことが好ましい。かかる場合、ワークコイルと共振コンデンサは並列に接続されることが好ましい。すなわち、この共振回路は、並列共振回路であることが好ましい。半導体スイッチング素子は、共振回路に電気接続されている。共振電圧検出部は、共振回路におけるゼロボルトを検出する。制御部は、共振電圧検出部がゼロボルトを検出する度に、半導体スイッチング素子をオン状態とするタイミングの遅延時間を増加させるタイミングシフト制御を行うことが可能である。なお、このタイミングシフト制御は、常時行われてもよいし、選択的に行われてもよい。
この電磁誘導加熱式炊飯器では、制御部がタイミングシフト制御を行えば、発振周波数を変動させることができる。このため、この電磁誘導加熱式炊飯器では、ノイズレベルを低減することができる。
本発明の実施の形態に係る電磁誘導加熱式炊飯器の模式的正面図である。 図1に示される電磁誘導加熱式炊飯器の模式的断面図である。 本発明の実施の形態に係る電磁誘導加熱式炊飯器の電源回路およびマイコン制御ユニットを中心とする制御回路部分のブロック図である。 本発明の実施の形態に係る電磁誘導加熱式炊飯器のゼロクロス検出回路の役割を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の実施の形態に係る電磁誘導加熱式炊飯器の通常モード時ノイズ低減制御を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の実施の形態に係る電磁誘導加熱式炊飯器の弱モード時ノイズ低減制御を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の実施例および比較例に係る電磁誘導加熱式炊飯器から発せられるノイズのレベルを測定するための装置の模式図である。
本発明の実施の形態に係る電磁誘導加熱式炊飯器100は、図1に示されるように、主に、本体101、底板102、蓋体103、外蓋104、クランプボタン105、蒸気口106および操作パネル107から構成される。以下、電磁誘導加熱式炊飯器100の各構成要素について詳述すると共に、その制御回路およびノイズ低減制御についても詳述する。
<電磁誘導加熱式炊飯器の構成要素>
(1)本体
本体101は、図2に示されるように、主に、外ケース110および内ケース111から構成される。
外ケース110は、例えば、合成樹脂等からなる成型品である。そして、外ケース110の内部に内ケース111が配設される。
内ケース111は、図2に示されるように、主に、一般にカタと呼ばれる上周縁部111cと、内鍋108の外周を保護する保護枠111dとから構成される。また、内ケース111の底部中央には挿入孔112aが形成されている。この挿入孔112aには、サーミスタからなる温度センサ112が配設されている。また、内ケース111の外側には、内鍋108を所定温度に加熱するためのワークコイル113が設けられている。また、内ケース111と外ケース110との間に空間には、電源基板および制御基板等が配設されている(図3参照)。電源基板および制御基板等には、ワークコイル113への通電制御を行うインバータ等を含む電源回路(図3参照)が搭載されている。そして、炊飯時および保温時等に、このワークコイル113に高周波電流が供給されることによって誘導コイル113から交番磁界が発生し、内鍋108の発熱体108aが誘導加熱される。また、保温時には、温度センサ112の検出温度に応じて、ワークコイル113による加熱の強度が調節される。これにより、内鍋108の温度が一定温度(例えば約73℃)に保持される。
この本体101の底部には、図2に示されるように、電磁誘導加熱式炊飯器100の底面外郭を形成する底板102が嵌合されている。
この本体101には、後述する内鍋108(図2参照)が着脱自在に収納される。内鍋108は、例えば、アルミニウム等の熱伝導性の良好な材料からなる。この内鍋108の上周縁には、水平方向外側に延出するフランジ部108bが設けられている。また、この内鍋108には、発熱体108aが配設されている。発熱体108aとして磁性金属を用いるのはもちろんのこと、例えば薄膜の銀等を用いることもできる。発熱体108aは、例えば、多層鋼のクラッド材または金属溶射等により形成される。
(2)蓋体
蓋体103は、図2に示されるように、主に、外カバー103a、内カバー103b、放熱板103c、パッキン103dおよびボール状の逆止弁114から構成される。外カバー103aは、例えば、合成樹脂からなる。内カバー103bは、外カバー103aの内側に嵌合されている。放熱板103cは、内カバー103bの下部に設けられている。パッキン103dは、例えば、シリコーンゴム、フッ素ゴム等の弾性部材からなる環状体であって、内カバー103bの下部に設けられる。逆止弁114は、蓋体103が閉じた状態で、内鍋108の内圧が規定値(逆止弁114の弁圧)を超過すると、内部の蒸気を蓋体103の外部に放出させる。なお、この蓋体103は、図2に示されるように、中空の断熱構造体となっている。蓋体103は、本体101に、ヒンジユニット(図示せず)を介して開閉自在に取り付けられている。蓋体103は、外郭を形成する外蓋104を備える。そして、蓋体103は、内鍋108(図2参照)の開口部を覆う。
(3)クランプボタン
クランプボタン105は、電磁誘導加熱式炊飯器100の前方に設けられる。蓋体103は、このクランプボタン105によって電磁誘導加熱式炊飯器100の本体101に係止される。また、蒸気口106は、蓋体103の上部中央に設けられ、炊飯時等に内鍋で発生する蒸気を外部に放出する。
(4)操作パネル
操作パネル107は、主に、炊飯スイッチ、保温スイッチ、各種メニューを設定するメニュースイッチおよびタイマースイッチ等のスイッチ群107aならびに電磁誘導加熱式炊飯器100の動作状態等を表示する液晶表示部107bから構成されており、図1に示されるように本体101の面上に設けられている。この操作パネル107は、炊飯時および保温時等の各種設定操作において用いられる。
<電磁誘導加熱式炊飯器の制御回路>
本発明の実施の形態に係る電磁誘導加熱式炊飯器100の制御回路9は、図3に示されるように、主に、マイコン制御ユニット(CPU)32、鍋温度検出回路部、ワークコイル駆動制御回路部、鍋検出回路部、発振回路部、リセット回路部、保温ヒータおよび肩ヒータ等駆動制御回路部、残時間設定表示制御回路部、ブザー報知部、電源回路部、バックアップ電源回路部、システム・時計等クロック発生回路部から構成されている。
マイコン制御ユニット(CPU)32は、マイクロコンピュータを中心として構成されている。マイコン制御ユニット32は、所定のプログラムに従ってIGBT駆動回路42を介してIGBT37を制御して、ワークコイル113への通電を制御したりする。この通電制御は、温度センサ112からの出力信号に基づいて行なわれる。
鍋温度検出回路43には、温度センサ112が接続されており、温度センサ112からの温度検出信号が入力される。
鍋検出回路44には、内鍋検出スイッチLSが接続されており、内鍋検出スイッチLSから鍋検出信号が入力される。
ワークコイル駆動制御回路部は、図3に示されるように、主に、入力電圧検出部39、過電圧検出部41、共振電圧検出部40、IGBT駆動回路42、IGBT37、共振コンデンサ38、整流回路35および平滑コンデンサ36から構成されている。そして、マイコン制御ユニット32は、IGBT駆動回路42を制御することにより、例えば、炊飯工程に応じてワークコイル113の出力値および同出力値でのONデューティー比(例えばn秒/16秒)をそれぞれ適切に変化させる。すなわち、マイコン制御ユニット32は、炊飯又は蒸し加熱工程の各工程における内鍋108の加熱温度および加熱パターンを、炊飯量を考慮して適切に可変コントロールし、均一な吸水作用、加熱ムラのない御飯の炊き上げ又は蒸し加熱調理を実現している。
また、上述の共振コンデンサ38およびワークコイル113は並列共振回路を構成している。共振電圧検出部40は、この並列共振回路の共振電圧がOVになるのを検出すると、マイコン制御ユニット(CPU)32に0V検出信号を送信する。
整流回路35は、交流電圧を直流化するための回路であって、充電部品であるノイズカット用コンデンサ24および電源ヒューズFを介して電源プラグ30bに接続されている。電源プラグ30bには、差し込みプラグ(図示せず)を介して電源コードの挿入プラグ30aが着脱可能に接続されている。また、この電源コードは、図3に示されるように、AC電源(AC電源コンセント)30に接続されている。したがって、電源コード接続時、電源プラグ30bには、AC100(V)の電源電圧が印加されるようになっている。そして、この印加電源電圧は、同電源プラグ30bから電源ヒューズF、ノイズカット用コンデンサ24を経て整流回路35に供給され、整流回路35で整流される。
また、ノイズカット用コンデンサ24から整流回路35に至る電源ラインの途中には、ゼロクロス検出回路29Cが設けられている。ゼロクロス検出回路29Cは、交流電源電圧Vacのゼロクロスタイミングを検出して、同ゼロクロスタイミングに対応したゼロクロス信号Zcをマイコン制御ユニット32に入力するようになっている(図4参照)。
また、電源プラグ30bからノイズカット用コンデンサ24に至る電源ラインの途中には、第1のフォトトライアックPT1を介して保温ヒータH1が接続されており、第2のフォトトライアックPT2を介して肩ヒータH2が接続されている。保温ヒータ駆動回路33および肩ヒータ駆動回路34がマイコン制御ユニット32によってそれぞれ作動させられ、その結果、第1のフォトトライアックPT1および第2のフォトトライアックPT2がON,OFF制御(トリガー)されることになる。すなわち、マイコン制御ユニット32は、例えば、保温又は炊飯、蒸し加熱工程に応じて保温ヒータH1および肩ヒータH2の出力値および同出力値でのONデューティー比(例えばn秒/16秒)をそれぞれ適切に制御する。つまり、マイコン制御ユニット32は、保温または炊飯、蒸し加熱工程の各工程における内鍋108の加熱温度および加熱パターンを実際の炊飯量を考慮して適切に可変コントロールする。
また、操作パネル107の各種入力スイッチ22a−22hがユーザによって適切に操作されると、マイコン制御ユニット32でその指示内容が認識される。そして、マイコン制御ユニット32は、その認識内容に応じて所望の炊飯または保温加熱パターンを設定し、炊飯加熱制御または蒸し保温加熱制御を適切に行って所望の炊飯または保温を行う。
すなわち、ユーザが同入力スイッチ22a−22hを使用して炊飯または保温、タイマー予約、予約時刻設定、白米又は玄米、早炊、おかゆ、かため又はやわらかめ、すしめし、炊き込み等の炊き分け、蒸し、通常保温または低温保温等の各種の炊飯または蒸し、保温機能の選択設定内容を入力すれば、マイコン制御ユニット32が、それに対応した制御を実行することになる。
圧電ブザー25aは、各種入力スイッチ22a−22h操作時の操作音、炊飯完了を知らせるブザー報知音、何らかの異常を知らせる異常報知音等を発する。
なお、図3において、符号10は電源オフスイッチであり、符号25はブザー駆動回路であり、符号26はシステムクロック発生回路であり、符号27は時計クロック発生回路であり、符号28は停電時のマイコン制御ユニットバックアップ用の電源電池を備えたバックアップ電源回路であり、符号29Aは電流検出回路であり、符号23a−23bは動作表示用LEDである。
<電磁誘導加熱式炊飯器のノイズ低減制御>
本発明の実施の形態に係る電磁誘導加熱式炊飯器100では、下記の通り、通常モード時ノイズ低減制御および弱モード時ノイズ低減制御が実行される。
(1)通常モード時ノイズ低減制御
IGBT37の動作開始時から、共振電圧検出部40がゼロボルト(0V)を検出する度に、共振電圧検出部40からマイコン制御ユニット32に0V検出信号が送信される。そして、マイコン制御ユニット32は、共振電圧検出部40から0V検出信号を受信する度に、IGBT37のオンタイミングをnxm(μsec)だけ遅らせる(図5参照)。なお、ここで、mは、0以上の整数である。また、mの初期値は1であり、mは、マイコン制御ユニット32が0V検出信号を受信する度に1ずつ増加する。また、このとき、IGBT37のオン幅は設定に対して一定とされている。具体的には、マイコン制御ユニット32は、IGBT37の動作開始後、2回目の0V検出信号を受信するとIGBT37のオンタイミングをn(μsec)だけ遅らせ、3回目の0V検出信号を受信するとIGBT37のオンタイミングをnx2(μsec)だけ遅らせ、4回目の0V検出信号を受信するとIGBT37のオンタイミングをnx3(μsec)だけ遅らせるといった具合である。すなわち、マイコン制御ユニット32は、IGBT37の動作開始後、p回目の0V検出信号を受信するとIGBT37のオンタイミングをnx(p−1)(μsec)だけ遅らせる。ここで、m=p−1の関係式が成立する。そして、IGBT37のオンタイミングの遅延時間(すなわちnxm)が最大になったとき、IGBT37のオンタイミングの遅延時間をnx0として初期に戻す。
(2)弱モード時ノイズ低減制御
通常モードから弱モードに移行されると、マイコン制御ユニット32は、ゼロクロス検出回路29Cからのゼロクロス信号Zcを受信し、100%相当のパルス幅で1周期60回の交流の内、36回分のみIGBT37をオン状態として、見た目状の電力を通常モード時の60%とする(図6参照)(すなわち、24回分、IGBT37をオフ状態とする)。なお、かかる場合、IGBT37オン幅は常に一定とされている。
<電磁誘導加熱式炊飯器の特徴>
(1)
本発明の実施の形態に係る電磁誘導加熱式炊飯器100では、通常モード時において通常モード時ノイズ低減制御が実行される。このため、この電磁誘導加熱式炊飯器100では、発振周波数を変動させることができる。したがって、この電磁誘導加熱式炊飯器100では、ノイズレベルを低減することができる。
(2)
本発明の実施の形態に係る電磁誘導加熱式炊飯器100では、弱モード時において弱モード時ノイズ低減制御が実行される。このため、この電磁誘導加熱式炊飯器100では、電源周波数の1周期内において交流電源電圧の半波毎にワークコイル113が一時的にオフ状態となる区間を設けることができる。このため、この電磁誘導加熱式炊飯器100では、弱モード時においてもノイズレベルを低減することができる。
<変形例>
(A)
先の実施の形態に係る電磁誘導加熱式炊飯器100では通常モード時ノイズ低減制御においてIGBT37のオン幅が設定に対して一定とされていたが、IGBT37のオン幅が設定に対して可変とされてもよい。
(B)
先の実施の形態に係る電磁誘導加熱式炊飯器100では通常モード時ノイズ低減制御においてmが0以上の整数とされたが、mは整数でなくてもよいし、m=p−1の関係式が成立しなくてもよい。すなわち、マイコン制御ユニット32が、IGBT37の動作開始後、p回目の0V検出信号を受信するとIGBT37のオンタイミングを所定時間(μsec)だけ遅らせられればそれでよい。
(C)
先の実施の形態に係る電磁誘導加熱式炊飯器100では通常モード時ノイズ低減制御においてマイコン制御ユニット32が、IGBT37の動作開始後、p回目の0V検出信号を受信するとIGBT37のオンタイミングをnx(p−1)(μsec)だけ遅らせたが、共振電圧検出部40をコンパレータに置き換え、アナログデジタル変換回路を介してコンパレータをマイコン制御ユニット32に接続し、マイコン制御ユニット32が、コンパレータの出力に基づいて、共振電圧に対し、IGBT37のオンタイミングを所定時間(μsec)遅らせてもよい。
(E)
先の実施の形態に係る電磁誘導加熱式炊飯器100では弱モード時ノイズ低減制御において電力を60%減としたが、この電力低減割合は任意に決定されてかまわない。
(F)
先の実施の形態に係る電磁誘導加熱式炊飯器100では弱モード時ノイズ低減制御においてIGBT37のオン幅が常に一定とされていたが、IGBT37のオン幅が可変とされてもよい。
(G)
先の実施の形態に係る電磁誘導加熱式炊飯器100は60Hzの電源周波数に対応するように記載されていたが、50Hz電源周波数に対応するようにされてもよい。
<実施例および比較例>
以下、実施例および比較例を示して本発明をより詳細に説明する。なお、本発明は以下の実施例に限定されない。
図7に示される雑音端子電子測定装置を用いて本発明に係る電磁誘導加熱式炊飯器の弱モード時ノイズ低減制御中のノイズレベルを測定した。なお、本実施例において、弱モード時ノイズ低減制御では、定格電力を1150Wとし、AC電圧入力のプラス側半波のみでIGBTを動作させた。なお、このときのパルス幅は一定とした。結果を表1に示す。
(比較例1)
AC電圧入力の全波において50%〜100%の電力に応じてパルス幅を変動させながらIGBTを動作させた以外は、実施例1と同様にしてノイズレベルを測定した。結果を表1に示す。
Figure 0005915320
表1から明らかように、ほぼ全ての電源電圧の周波数において、実施例1に係る電磁誘導加熱式炊飯器のノイズレベルが、比較例1に係る電磁誘導加熱式炊飯器のノイズレベルを下回った。したがって、実施例1に係る電磁誘導加熱式炊飯器は、比較例1に係る電磁誘導加熱式炊飯器よりもノイズレベルを低減することができることが明らかとなった。
32 マイコン制御ユニット(制御部)
37 IGBT(半導体スイッチング素子)
40 共振電圧検出部
100 電磁誘導加熱式炊飯器
113 ワークコイル

Claims (1)

  1. ワークコイルを含む共振回路と、
    前記共振回路に電気接続される半導体スイッチング素子と、
    前記共振回路におけるゼロボルトを検出する共振電圧検出部と、
    前記共振電圧検出部がゼロボルトを検出する度に、前記半導体スイッチング素子をオン状態とするタイミングの遅延時間を増加させるタイミングシフト制御を行う制御部と
    を備え、電磁誘導加熱式炊飯器。
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