JP5915320B2 - 電磁誘導加熱式炊飯器 - Google Patents
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Description
(1)本体
本体101は、図2に示されるように、主に、外ケース110および内ケース111から構成される。
蓋体103は、図2に示されるように、主に、外カバー103a、内カバー103b、放熱板103c、パッキン103dおよびボール状の逆止弁114から構成される。外カバー103aは、例えば、合成樹脂からなる。内カバー103bは、外カバー103aの内側に嵌合されている。放熱板103cは、内カバー103bの下部に設けられている。パッキン103dは、例えば、シリコーンゴム、フッ素ゴム等の弾性部材からなる環状体であって、内カバー103bの下部に設けられる。逆止弁114は、蓋体103が閉じた状態で、内鍋108の内圧が規定値(逆止弁114の弁圧)を超過すると、内部の蒸気を蓋体103の外部に放出させる。なお、この蓋体103は、図2に示されるように、中空の断熱構造体となっている。蓋体103は、本体101に、ヒンジユニット(図示せず)を介して開閉自在に取り付けられている。蓋体103は、外郭を形成する外蓋104を備える。そして、蓋体103は、内鍋108(図2参照)の開口部を覆う。
クランプボタン105は、電磁誘導加熱式炊飯器100の前方に設けられる。蓋体103は、このクランプボタン105によって電磁誘導加熱式炊飯器100の本体101に係止される。また、蒸気口106は、蓋体103の上部中央に設けられ、炊飯時等に内鍋で発生する蒸気を外部に放出する。
操作パネル107は、主に、炊飯スイッチ、保温スイッチ、各種メニューを設定するメニュースイッチおよびタイマースイッチ等のスイッチ群107aならびに電磁誘導加熱式炊飯器100の動作状態等を表示する液晶表示部107bから構成されており、図1に示されるように本体101の面上に設けられている。この操作パネル107は、炊飯時および保温時等の各種設定操作において用いられる。
本発明の実施の形態に係る電磁誘導加熱式炊飯器100の制御回路9は、図3に示されるように、主に、マイコン制御ユニット(CPU)32、鍋温度検出回路部、ワークコイル駆動制御回路部、鍋検出回路部、発振回路部、リセット回路部、保温ヒータおよび肩ヒータ等駆動制御回路部、残時間設定表示制御回路部、ブザー報知部、電源回路部、バックアップ電源回路部、システム・時計等クロック発生回路部から構成されている。
本発明の実施の形態に係る電磁誘導加熱式炊飯器100では、下記の通り、通常モード時ノイズ低減制御および弱モード時ノイズ低減制御が実行される。
IGBT37の動作開始時から、共振電圧検出部40がゼロボルト(0V)を検出する度に、共振電圧検出部40からマイコン制御ユニット32に0V検出信号が送信される。そして、マイコン制御ユニット32は、共振電圧検出部40から0V検出信号を受信する度に、IGBT37のオンタイミングをnxm(μsec)だけ遅らせる(図5参照)。なお、ここで、mは、0以上の整数である。また、mの初期値は1であり、mは、マイコン制御ユニット32が0V検出信号を受信する度に1ずつ増加する。また、このとき、IGBT37のオン幅は設定に対して一定とされている。具体的には、マイコン制御ユニット32は、IGBT37の動作開始後、2回目の0V検出信号を受信するとIGBT37のオンタイミングをn(μsec)だけ遅らせ、3回目の0V検出信号を受信するとIGBT37のオンタイミングをnx2(μsec)だけ遅らせ、4回目の0V検出信号を受信するとIGBT37のオンタイミングをnx3(μsec)だけ遅らせるといった具合である。すなわち、マイコン制御ユニット32は、IGBT37の動作開始後、p回目の0V検出信号を受信するとIGBT37のオンタイミングをnx(p−1)(μsec)だけ遅らせる。ここで、m=p−1の関係式が成立する。そして、IGBT37のオンタイミングの遅延時間(すなわちnxm)が最大になったとき、IGBT37のオンタイミングの遅延時間をnx0として初期に戻す。
通常モードから弱モードに移行されると、マイコン制御ユニット32は、ゼロクロス検出回路29Cからのゼロクロス信号Zcを受信し、100%相当のパルス幅で1周期60回の交流の内、36回分のみIGBT37をオン状態として、見た目状の電力を通常モード時の60%とする(図6参照)(すなわち、24回分、IGBT37をオフ状態とする)。なお、かかる場合、IGBT37オン幅は常に一定とされている。
(1)
本発明の実施の形態に係る電磁誘導加熱式炊飯器100では、通常モード時において通常モード時ノイズ低減制御が実行される。このため、この電磁誘導加熱式炊飯器100では、発振周波数を変動させることができる。したがって、この電磁誘導加熱式炊飯器100では、ノイズレベルを低減することができる。
本発明の実施の形態に係る電磁誘導加熱式炊飯器100では、弱モード時において弱モード時ノイズ低減制御が実行される。このため、この電磁誘導加熱式炊飯器100では、電源周波数の1周期内において交流電源電圧の半波毎にワークコイル113が一時的にオフ状態となる区間を設けることができる。このため、この電磁誘導加熱式炊飯器100では、弱モード時においてもノイズレベルを低減することができる。
(A)
先の実施の形態に係る電磁誘導加熱式炊飯器100では通常モード時ノイズ低減制御においてIGBT37のオン幅が設定に対して一定とされていたが、IGBT37のオン幅が設定に対して可変とされてもよい。
先の実施の形態に係る電磁誘導加熱式炊飯器100では通常モード時ノイズ低減制御においてmが0以上の整数とされたが、mは整数でなくてもよいし、m=p−1の関係式が成立しなくてもよい。すなわち、マイコン制御ユニット32が、IGBT37の動作開始後、p回目の0V検出信号を受信するとIGBT37のオンタイミングを所定時間(μsec)だけ遅らせられればそれでよい。
先の実施の形態に係る電磁誘導加熱式炊飯器100では通常モード時ノイズ低減制御においてマイコン制御ユニット32が、IGBT37の動作開始後、p回目の0V検出信号を受信するとIGBT37のオンタイミングをnx(p−1)(μsec)だけ遅らせたが、共振電圧検出部40をコンパレータに置き換え、アナログデジタル変換回路を介してコンパレータをマイコン制御ユニット32に接続し、マイコン制御ユニット32が、コンパレータの出力に基づいて、共振電圧に対し、IGBT37のオンタイミングを所定時間(μsec)遅らせてもよい。
先の実施の形態に係る電磁誘導加熱式炊飯器100では弱モード時ノイズ低減制御において電力を60%減としたが、この電力低減割合は任意に決定されてかまわない。
先の実施の形態に係る電磁誘導加熱式炊飯器100では弱モード時ノイズ低減制御においてIGBT37のオン幅が常に一定とされていたが、IGBT37のオン幅が可変とされてもよい。
先の実施の形態に係る電磁誘導加熱式炊飯器100は60Hzの電源周波数に対応するように記載されていたが、50Hz電源周波数に対応するようにされてもよい。
以下、実施例および比較例を示して本発明をより詳細に説明する。なお、本発明は以下の実施例に限定されない。
AC電圧入力の全波において50%〜100%の電力に応じてパルス幅を変動させながらIGBTを動作させた以外は、実施例1と同様にしてノイズレベルを測定した。結果を表1に示す。
37 IGBT(半導体スイッチング素子)
40 共振電圧検出部
100 電磁誘導加熱式炊飯器
113 ワークコイル
Claims (1)
- ワークコイルを含む共振回路と、
前記共振回路に電気接続される半導体スイッチング素子と、
前記共振回路におけるゼロボルトを検出する共振電圧検出部と、
前記共振電圧検出部がゼロボルトを検出する度に、前記半導体スイッチング素子をオン状態とするタイミングの遅延時間を増加させるタイミングシフト制御を行う制御部と
を備える、電磁誘導加熱式炊飯器。
Priority Applications (1)
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JP2012076585A JP5915320B2 (ja) | 2012-03-29 | 2012-03-29 | 電磁誘導加熱式炊飯器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012076585A JP5915320B2 (ja) | 2012-03-29 | 2012-03-29 | 電磁誘導加熱式炊飯器 |
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JP5915320B2 true JP5915320B2 (ja) | 2016-05-11 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012076585A Active JP5915320B2 (ja) | 2012-03-29 | 2012-03-29 | 電磁誘導加熱式炊飯器 |
Country Status (1)
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