JP5915134B2 - 薬剤包装用ptpシート - Google Patents
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Description
図1(A),(B)に示されるように、PTPシート10は、平面視において長方形状のシートである。図1(B)に示されるように、PTPシート10は、内側に錠剤やカプセル剤(以下、これらをまとめて薬剤11とする。)が封止された状態で実施される。また、図2の例においては、1つの薬剤11を封止する区分であるセル12(本発明の一区分の一例)が前後方向6に2つ並べられて、PTPシート10が構成されている。つまり、図2のPTPシート10には、計2つの薬剤11が封止されている。
図1〜図3に示される第1シート14は、熱可塑性樹脂であるポリプロピレン(PP)によって真空成型されたシートである。第1シート14は、一定の透光性を有している。これにより、患者は、第1シート14を透過して、後述される第2シート15に記載された文字や図柄を視認することができる。
第2シート15は、ポケット16に薬剤11が収容された状態において、第1シート14の下面側に貼着されたアルミニウムフィルムである。第2シート15によって、ポケット16の開口は閉ざされ、薬剤11はポケット16の内側に封止されている。
以下、PTPシート10の抱き合わせ状態が図4(A),(B)を参照しながら説明される。2枚のPTPシート10L,10Hは、第1シート14L,14H同士が対向する状態に重ね合わされている。そして、2枚のPTPシート10L,10Hにおいて、図2に示された前端21と後端22とが、前後方向6において互いに一致されている。つまり、PTPシート10Lは、図2の状態にあり、PTPシート10Hは、図2の状態から前後方向6が反転するように裏返されている。そして、PTPシート10Lの上にPTPシート10Hが被せられている。
本実施形態に係るPTPシート10は、抱き合わせ状態において、ポケット16が対向するPTPシート10と接触しない状態に維持されるため、ポケット16を外力による押圧から保護することができる。
上述した実施形態において、凸部18の突出端は、平面視において円形であって中央部が僅かに上方に膨らんだ形状に成型されていた。一方、凸部18の突出端は、対向する第1シート14と当接する面積を広くするために、第1シート14の上面と平行な平面状に成型されていてもよい。あるいは、凸部18の突出端は、図5(A),(B)に示されるように、円の中央に窪み23(本発明の窪みの一例)を有するリング形状であってもよい。凸部18は、このリングに沿って対向するPTPシート10の第1シート14と当接する。このような突出端の形状においては、凸部18が対向するPTPシート10を支える力は、窪み23の周縁部であるリング部分が受けることになる。窪み23の周縁部は、中央部よりも押圧力によって弾性変形しにくいため、PTPシート10を安定して支えることができる。また、凸部18の突出端に窪み23が形成されることで、患者が薬剤11を服用する際、薬剤11が収納されているポケット16と凸部18との識別を可能とし、より利便性を向上させることができる。
上述した実施形態におけるポケット16及び凸部18の配置は一例であり、当業者によって適宜変更されてもよい。図6(A)では、PTPシート10Lの凸部18Lが、セル12Lの対向する2隅にそれぞれ配置されている。凸部18Lの間に、PTPシート10Hのポケット16Hが配置されている。同様に、PTPシート10Hの凸部18Hが、セル12Hの対向する2隅にそれぞれ配置されている。凸部18Hの間に、PTPシート10Lのポケット16Lが配置されている。このような配置によると、抱き合わせ状態とされたPTPシート10L,10Hの4隅においてPTPシート10L,10H間の間隙が維持される。そして、その対角線上にポケット16L,16Hがそれぞれ配置される。
図6(B)では、PTPシート10L,10Hがそれぞれ1つの凸部18L,18Hのみを有している。PTPシート10L,10Hの抱き合わせ状態において、前後方向6に沿って凸部18L,18Hが配置されている。凸部18L,18Hの間に、ポケット16L,16Hがそれぞれ配置されている。つまり、凸部18L,18H及びポケット16L,16Hが一直線上に配置されている。このような配置によると、凸部18L,18Hにより、前後方向6に沿ってPTPシート10L,10H間の間隙が維持される。そして、凸部18L,18Hの間にポケット16L,16Hがそれぞれ配置される。
また、各セル12におけるポケット16及び凸部18は、図7(A)に示されるように配置されてもよい。上述した実施形態は、ポケット16及び凸部18が、仮想直線V1,V2において非対称に配置されたものであった。本変形例においては、ポケット16及び凸部18が、左右方向7におけるPTPシート10の中央に沿った仮想直線V3においても非対称に配置されている。つまり、ポケット16及び凸部18が、図7(A)の仮想直線V1〜V3において共に非対称に配置されている。
上述したものの他にも、セル12ごとの凸部18の数や配置は、本発明の技術的範囲において適宜変更されてもよい。また、ポケット11や凸部18の形状についても同様に、適宜変更されてもよい。また、凸部18突出端は、平面視において円形である必要はなく、たとえば矩形であってもよい。
11・・・薬剤
12・・・セル(一区分)
13・・・スリット(切断部)
14・・・第1シート
15・・・第2シート
16・・・ポケット
17・・・記入領域
18・・・凸部
20・・・シール(記入領域)
23・・・窪み
L1・・・距離(第1距離)
L2・・・距離(第2距離)
Claims (8)
- 薬剤を収容可能な複数のポケット、及び突起状の複数の凸部が、表裏面の一方である第1面からそれぞれ突出された第1シートと、
上記第1シートにおける上記第1面と反対側の第2面に貼着されて、上記ポケットの開口を塞ぐ第2シートと、を備え、
上記第1面から上記凸部の突出端までの第1距離が、上記第1面から上記ポケットの突出端までの第2距離よりも長く、
当該薬剤包装用PTPシートは、平面視において長方形状を呈しており、
それぞれの上記ポケット及び上記凸部は、いずれの上記ポケット及び上記凸部とも上記長方形の長手方向又は短手方向の中央に沿った仮想直線において非対称であり、
一対の当該薬剤包装用PTPシートが、それぞれの上記第1面同士が近接し、かつそれぞれの上記第1シートの周縁を一致させて抱き合わせた状態において、対向する上記ポケット及び上記凸部同士が接触しない薬剤包装用PTPシート。 - 上記凸部の突出端が上記第1面と平行な平面である請求項1に記載の薬剤包装用PTPシート。
- 1つの上記ポケットの両外側に、一対の上記凸部が設けられている請求項1又は2に記載の薬剤包装用PTPシート。
- 平面視において、
全ての上記ポケットは、第1の方向に沿って配置されており、
一対の上記凸部は、それぞれ上記第1の方向と直交する第2の方向に沿って配置されており、
当該薬剤包装用PTPシートを分割するための切断部は、それぞれ上記第2の方向に沿って設けられている請求項1から3のいずれかに記載の薬剤包装用PTPシート。 - 薬剤を収容可能なポケット、及び突起状の凸部が、表裏面の一方である第1面からそれぞれ突出された第1シートと、
上記第1シートにおける上記第1面と反対側の第2面に貼着されて、上記ポケットの開口を塞ぐ第2シートと、を備え、
上記第1面から上記凸部の突出端までの第1距離が、上記第1面から上記ポケットの突出端までの第2距離よりも長く、
上記凸部の突出端は、中央部に凹状の窪みを有し、上記第1面と平行な円形状である薬剤包装用PTPシート。 - 上記ポケットは複数が設けられており、
1つの上記ポケットの両外側に、一対の上記凸部が設けられている請求項4に記載の薬剤包装用PTPシート。 - 上記第1シートは、上記第1面の少なくとも一部に、少なくとも鉛筆又はボールペンによって文字又は図柄を記入可能な記入領域を有する請求項1から6のいずれかに記載の薬剤包装用PTPシート。
- 当該薬剤包装用PTPシートは、平面視において長方形状を呈しており、
上記凸部が上記第1シートに占める領域が、上記長方形の長手方向又は短手方向の中央に沿った仮想直線において対称に転写された領域は、上記記入領域と重複していない請求項7に記載の薬剤包装用PTPシート。
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