JP5914809B2 - 電動工具 - Google Patents

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Description

本発明は、補助ハンドルを用いる電動工具に関するものである。
従来、電動工具には、例えば特許文献1に示すように、電動工具本体に対して補助ハンドルを備えて、使用者が電動工具本体の把持部と補助ハンドルとを両手でしっかりと把持できる構成としたものもある。
特開2002−205285号公報
しかしながら、上記したような電動工具では、電動工具本体の把持部と補助ハンドルとを両手で把持することを前提として出力トルクの最大値の設定がされている。そのため、補助ハンドルを使用しないで使用者が片手で電動工具を把持して作業した場合に電動工具の出力トルクが使用者の想定よりも急増するようなこと等があると、電動工具からの反動により使用者の手が振られ、作業が安定して行えない場合があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、補助ハンドルを使用しない場合でも、使用者の作業の安定性を図ることができる電動工具を提供することにある。
上記課題を解決するために、本請求項1に係る発明の電動工具は、モータと、前記モータの回転動力を所望出力に変換して出力軸に伝達する動力伝達部と、出力制御を行う制御部とを備える電動工具本体に対し、前記電動工具本体を保持するための補助ハンドルを備えた電動工具であって、前記補助ハンドルの使用者による把持を検出する把持検出部を備え、前記制御部は、前記把持検出部にて前記使用者が前記補助ハンドルを把持していないことを検出した場合には、出力トルクの制限を行う、前記動力伝達部は、複数の減速比に変速が可能であり、前記制御部は、前記補助ハンドルの把持有無による前記出力トルクの制限を所定高トルク駆動時のみ行い、これ以外の低トルク駆動時には、前記出力トルクの制限を行わない。
本請求項2に係る発明の電動工具は、モータと、前記モータの回転動力を所望出力に変換して出力軸に伝達する動力伝達部と、出力制御を行う制御部とを備える電動工具本体に対し、前記電動工具本体を保持するための補助ハンドルを備えた電動工具であって、前記補助ハンドルの使用者による把持を検出する把持検出部を備え、前記制御部は、前記把持検出部にて前記使用者が前記補助ハンドルを把持していないことを検出した場合には、出力トルクの制限を行う、前記動力伝達部は、複数の減速比に変速が可能であり、前記制御部による自動変速がなされるものであり、前記制御部は、前記把持検出部にて前記使用者が前記補助ハンドルを把持していないことを検出した場合には、所定高トルクが出力可能な減速比への変更を禁止して前記出力トルクの制限を行う。
また上記構成において、前記把持検出部は、前記電動工具の動作に伴って前記電動工具本体と前記補助ハンドルとの間に生じる物理量を検出可能に構成され、前記制御部は、前記検出した前記電動工具本体と前記補助ハンドルとの間に生じる物理量に基づいて、前記補助ハンドルの使用者による把持の有無を判定するのが好ましい。
また上記構成において、前記把持検出部は、前記電動工具本体側に設けられているのが好ましい。
また上記構成において、前記把持検出部は、前記補助ハンドル側に設けられているのが好ましい。
また上記構成において、前記制御部は、前記出力トルクの上限値を前記補助ハンドルの把持有無によって異なる上限値に設定し、前記補助ハンドルの把持を検出した場合よりも前記補助ハンドルの把持していないことを検出した場合の方が、その上限値を低く設定するのが好ましい。
また上記構成において、前記制御部は、前記出力トルクの制限に関する対象値の変化量を検出し、検出した前記対象値の変化量が閾値より大きい場合には、前記出力トルクの制限を行うのが好ましい。
また上記構成において、前記制御部は、前記補助ハンドルの把持有無による前記出力トルクの制限を所定高トルク駆動時のみ行い、これ以外の低トルク駆動時には、前記出力トルクの制限を行わないのが好ましい。
また上記構成において、前記補助ハンドルは前記電動工具本体に対して着脱可能であり、その補助ハンドルが前記電動工具本体に装着されているかを検出する着脱検出部を備え、前記制御部は、前記着脱検出部にて前記補助ハンドルが前記電動工具本体に装着されていることを検出した場合に前記補助ハンドルの使用者による把持の有無を条件とし、前記出力トルクの制限を行うのが好ましい。
本発明によれば、補助ハンドルを使用しない場合でも、使用者の作業の安定性を図ることができる電動工具を提供することができる。
実施形態における電動工具を示す斜視図。 動力伝達部を示すべく側面を一部切り欠いた電動工具を示す側面図。 動力伝達部を示すべく側面を一部切り欠いた電動工具を示す側面図。 補助ハンドルの単体を示す側面図。 補助ハンドルの電動工具本体への取付状態を示す断面図。 電動工具の電気的接続を説明するためのブロック図。 制御部の処理を説明するためのフロー図。 別例における補助ハンドルの構成を示す断面図。 別例における補助ハンドルの構成を示す側面図。 別例における電動工具の一部を示す断面図。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、本実施形態の電動工具10は、例えばドリルドライバーとして使用される工具であり、電動工具本体11と、電動工具本体11に対して着脱可能な補助ハンドル12とを有している。電動工具本体11は、略円筒状の胴部21と、胴部21の長手方向途中から下方に延出形成された把持部22とで構成される略T字状の本体ケース23を有している。また、電動工具本体11は、本体ケース23に対して着脱可能な電池パック24を有している。なお、本実施形態では、胴部21の長手方向を前後方向、把持部22の略延出方向で前記前後方向と直交した方向を上下方向、前後及び上下方向と直交する方向を左右方向として説明する。
図2に示すように、本体ケース23の胴部21には、長手方向の後方側の位置にモータ25が収容され、その前方側の位置に減速機構26及びクラッチ機構(図示略)を含む動力伝達部27が収容されている。電動工具本体11の前方端部に設けられるチャック28は、ドライバ用先端工具(図示略)が着脱可能に構成され、動力伝達部27の出力が伝達されるチャック28内の出力軸38(図2参照)と工具とが駆動連結できるようになっている。
動力伝達部27の減速機構26は、3段の遊星歯車機構であり、各段の歯車機構が太陽ギアと、太陽ギアの周囲に配置されて噛合される遊星ギアと、遊星ギアと噛合されるリングギアとを備える。モータ25の回転軸29には、1段目の歯車機構の太陽ギア31が一体回転可能に設けられている。2段目の歯車機構のリングギア32は、軸方向に所定範囲内で移動可能となるようにケース23内に保持されている。ケース23の上面には、減速機構26の減速比を使用者が切り換えるための変速切換スイッチ33が設けられている。変速切換スイッチ33は、例えばスライドスイッチであり、その位置を前後方向にスライドさせることで、高速低トルク駆動(Hギア)か低速高トルク駆動(Lギア)かのいずれかに切り換えるスイッチである。変速切換スイッチ33は、2段目のリングギア32の外周面に形成された溝と連結部材34を介して駆動連結されている。
変速切換スイッチ33のスライド操作によりリングギア32が前方(出力軸38側)に移動すると、リングギア32がケース23内に設けられた係合部35と係合し回転不能になる。つまり、2段目の減速機構が機能し、モータ25の回転動力が1段〜3段全部の歯車機構にて減速されて出力軸38側に伝達される。図2に示す状態は、2段目の歯車機構が機能する低速高トルク駆動(Lギア)の状態を示している。
これに対し、リングギア32が後方(モータ25側)に移動すると、リングギア32が係合部35と係合が解除されて回転可能になるとともに1段目の伝達ギア36と噛合される。つまり、2段目の歯車機構は2段目のリングギア32を含めた全体が一体回転して自身が減速機構として機能しなくなり、モータ25の回転動力が1段目及び3段目の歯車機構のみで減速されて出力軸38側に伝達される。図3に示す状態は、2段目の歯車機構が機能しない高速低トルク駆動(Hギア)の状態を示している。
なお、変速切換スイッチ33には、その操作位置に応じたオン/オフ信号を出力する操作位置検出スイッチ37が設けられている。操作位置検出スイッチ37は、例えば低速高トルク駆動すべくLギアに操作されるとオン信号を、高速低トルク駆動すべくHギアに操作されるとオフ信号をそれぞれ出力する。
減速機構26の3段目の歯車機構は、出力軸38と駆動連結されている。出力軸38は、ケース23内に設けられた軸受(図示略)により回転可能に支持され、チャック28に装着された先端工具に駆動力を伝達するように構成されている。なお、減速機構26(3段目の歯車機構)と出力軸38との間にはクラッチ機構が設けられており、出力軸38を介して入力される負荷トルクに応じて、減速機構26と出力軸38とが連結・非連結に機械的に切り換えられる。
図1及び図2に示すように、本体ケース23の胴部21における把持部22との接続部分近傍には、モータ25の回転方向を切り換える回転方向切換スイッチ39が設けられている。回転方向切換スイッチ39は、例えば、モータ25を正転、逆転、停止させる三つの状態に切換え可能に構成されている。把持部22には、トリガスイッチ41が例えばバネによって付勢された状態で把持部22から前方に突出している。把持部22の下端には、前方に突出する電池パック装着部22aが形成され、この電池パック装着部22aには電池パック24が装着されている。また、電池パック装着部22a内には、モータ25を含み電動工具10の統括的な制御を行う制御部61(図6参照)が収容されている。
次に、補助ハンドル12について説明する。
図1に示すように、補助ハンドル12は、電動工具本体11の胴部21に装着される取付部51と、使用者が把持するためのハンドル部52とで構成されている。補助ハンドル12は、電動工具本体11の胴部21の若干前方側の位置にその取付部51が胴部21に対して取り付けられ、ハンドル部52が例えば左側に突出するようにして装着される。補助ハンドル12は、取付部51による胴部21への装着が着脱可能で取付位置の変更が可能なため、ハンドル部52を電動工具本体11の右側に突出するように装着することもできる。
図2に示すように、電動工具本体11の胴部21には、補助ハンドル12の取付部51を装着するためのハンドル取付部42が設けられている。ハンドル取付部42は、取付部51の形状に応じて胴部21の外周面が凹設されて形成されている。ハンドル取付部42には、軸直交方向に沿うように断面略長方形状に形成された凹部42a(図5参照)が左右に1つずつ設けられている。各凹部42aには、上下方向の内壁それぞれに圧力センサ43がそれぞれ設けられている。
補助ハンドル12の取付部51は、略円柱状に形成された締付け部54と、締付け部54の側面から延設された円環部55とを有している。円環部55は、締付け部54の軸方向と直交方向に形成された略環状をなしている。取付部51には、締付け部54及び円環部55に跨ってスリット56が設けられ、締付け部54の軸方向においてスリット56の間隔が変更、即ち円環部55の直径(内径)が変更できるようになっている。また、円環部55の内周面には、ハンドル取付部42の凹部42aに嵌合される一対の凸部53が円環部55の径方向内側に向かって形成されている(図4及び図5参照)。
ハンドル部52は、締付け部54の軸方向に沿って延出形成され、使用者の手で把持し易い細長略円筒状をなしている。ハンドル部52の基端側(取付部51側)にはフランジ部52aが形成されている。
また、補助ハンドル12には、締付け部54及びハンドル部52内に軸方向に挿通されるボルト57が設けられ、スリット56で分けられた両側部分がこのボルト57により連結されている。例えばハンドル部52を回転させると、それと連れ回りするボルト57の作用により、スリット56の間隔が変更できるようになっている。つまり、補助ハンドル12の取り付けに際し、取付部51の円環部55が電動工具本体11の胴部21の先端側からハンドル取付部42まで挿通できるように、スリット56の間隔、即ち円環部55の直径が一旦大きくされる。そして、取付部51の円環部55がハンドル取付部42上に配置された所でスリット56の間隔を小さくする締め付けを行うことで、補助ハンドル12が電動工具本体11に固定される。
またその固定の際、図5に示すように、補助ハンドル12の円環部55内側に設けた各凸部53がハンドル取付部42の各凹部42aに嵌め込まれる。そして、使用者が補助ハンドル12を把持して電動工具10による作業を行った場合、電動工具本体11の軸方向周りの回転力が生じるため、補助ハンドル12(凸部53)との間に相対的な回転方向の力が生じ、その力(相対トルク)が圧力センサ43にて検出される。つまり、使用者が補助ハンドル12を把持している方が把持していないよりもその相対トルクが大きくなるため、圧力センサ43にて検出した相対トルクの大きさで、補助ハンドル12を把持しているか否かが検出可能となっている。
次に、電動工具10の電気的接続について説明する。
図6に示すように、電動工具本体11の出力制御を行う制御部61には、電池パック24(図6では省略)から電力が供給されるとともに、変速切換スイッチ33(操作位置検出スイッチ37)、回転方向切換スイッチ39、及びトリガスイッチ41の各種スイッチからの信号が入力される。操作位置検出スイッチ37について、制御部61は、その操作位置検出スイッチ37からの信号に基づいて変速切換スイッチ33がHギア/Lギアのいずれに切り換えられているかを把握する。回転方向切換スイッチ39について、制御部61は、その回転方向切換スイッチ39によるモータ25の正転、逆転、停止の選択に基づいてモータ25の回転方向の切換及び停止を行う。トリガスイッチ41について、このトリガスイッチ41は引込量に応じた信号を出力し、制御部61は、その引込量に応じた出力制御を行う。
また、制御部61には、電流検出部62からモータ25に供給する駆動電流に対応した検出信号が入力される。制御部61は、電流検出部62からの検出信号に基づいて出力軸38に加わる負荷トルクを検出する。制御部61は、前述のトリガスイッチ41の引込量及び検出した負荷トルクに基づいて、モータ25の出力制御を行っている。
更に、補助ハンドル12の装着状態において、制御部61には、電動工具本体11のハンドル取付部42(図2及び図5参照)に設けた圧力センサ43から、工具本体11と補助ハンドル12との間に生じる相対トルクの大きさに応じた検出信号が入力される。つまり、制御部61は、入力されたその検出信号に基づいて、電動工具10の動作時に補助ハンドル12を把持しているか否かの検出を行っている。そして、使用者が補助ハンドル12を把持していることを検出した場合には、制御部61は、モータ25を通常通りに制御する。これに対し、使用者が補助ハンドル12を把持していないことを検出した場合、制御部61は、低速高トルク駆動(Lギア)を行っている場合のみ、モータ25の出力トルクを例えば電流供給停止により抑制し、電動工具10としての出力トルクの制限を行う。高速低トルク駆動(Hギア)時には、制御部61は、元々トルクが所定値以上大きくならないため、出力トルクの制限を行わない。
次に、電動工具10の動作(作用)を、図7に示す制御部61の出力制御処理を参照しつつ説明する。
使用者によりトリガスイッチ41が引き込まれると(ステップS1)、制御部61は、変速切換スイッチ33の操作位置検出スイッチ37からの信号に基づいて変速モードをモニタする(ステップS2)。次いで、制御部61は、変速モードが低速高トルク駆動のLギアに設定されているかを判定する(ステップS3)。高速低トルク駆動のHギアに設定されている場合、制御部61は、ステップS2から処理を繰り返す。
Lギアに設定されている場合には、制御部61は、圧力センサ43からの信号に基づいて、電動工具本体11と補助ハンドル12との間に生じる相対トルクを圧力値として検出し、該圧力値が閾値P以上であるかを判定する(ステップS4)。この閾値Pは、使用者が補助ハンドル12を把持しているかを判定する把持検出閾値であり、使用時に電動工具本体11と補助ハンドル12との間に生じる相対トルクが補助ハンドル12の使用者の把持の有無で区別できる値に設定される。
ステップS4における判定結果に基づいて、制御部61は、モータ25に供給する駆動電流の閾値を、閾値A及び閾値Bのいずれかに設定する(ステップS5,S6)。閾値の対象としては、モータ25に供給する駆動電流以外で、例えば電動工具10の出力トルク等でも可であり、その両者でも可である。
電動工具本体11と補助ハンドル12との間に生じる相対トルクが閾値P以上の場合、使用者が補助ハンドル12を把持していると判定する。つまり、電動工具10の支持において、使用者が工具本体11の把持部22と補助ハンドル12とを両手でしっかりと支持している状況であると判定し、高トルク作業が可能な閾値Aが設定される(ステップS5)。
これに対し、電動工具本体11と補助ハンドル12との間に生じる相対トルクが閾値Pより小さい場合、使用者が補助ハンドル12を把持していないと判定する。つまり、電動工具10の支持において、使用者が工具本体11の把持部22のみの片手で支持している状況であると判定し、閾値Aより小さい閾値Bが設定、即ち出力トルクの抑えられた閾値Bが設定される(ステップS6)。
次いで、制御部61は、対象値のモニタ、本実施形態では電流検出部62からの信号に基づくモータ25への駆動電流の電流値をモニタし(ステップS7)、モニタしたモータ25の電流値が閾値A,B以上であるか否かを判定する(ステップS8)。つまり、補助ハンドル12を使用した両手作業か、補助ハンドル12を使用しない片手作業かで、モータ25の出力トルクがそれぞれ適切に作業できる範囲内であるかが判定される。
モータ25への駆動電流が閾値A,B以上、即ち両手作業又は片手作業時に対応する出力トルク以上になると、制御部61は、モータ25への駆動電流の供給を停止する(ステップS9)。つまり、両手作業又は片手作業時のいずれであっても、作業安定性等を考慮してモータ25の出力トルクが抑制され、電動工具10としての出力トルクの制限がなされる。
このように低速高トルク駆動(Lギア)時においては、特に補助ハンドル12を使用者が把持していない状況では出力トルクが大きく制限されるため、電動工具10からの反動により使用者の手が振られる可能性を軽減でき、この電動工具10を用いる作業の安定性が向上する。
ステップS8において、モータ25に供給する駆動電流の電流値が閾値A,Bより小さい場合、制御部61は、対象値の変化量をモニタ、本実施形態ではモータ25の電流変化量をモニタする(ステップS10)。モニタするのは、モータ25の電流変化量以外で、例えばモータ25の回転数変化量、電動工具10の出力トルク変化量等でも可であり、また電流変化量を含むこれらの組み合わせでも可である。制御部61は、モニタしたモータ25の電流変化量を判定する(ステップS11)。つまり、モータ25の駆動電流(出力トルク)が閾値A,Bに満たないものの、出力トルク(負荷トルク)の変動が大きいか否かが判定される。モータ25の電流変化量が閾値ΔC未満では、制御部61は、処理をステップS2に戻す。
モータ25の電流変化量が閾値ΔC以上となると、制御部61は、モータ25への駆動電流の供給を停止する(ステップS9)。つまり、モータ25の出力トルク(負荷トルク)が急増するような状況では、電動工具10から作業者の把持する手への反動も大きいため、モータ25の出力トルクが抑制され、電動工具10としての出力トルクの制限がなされる。これによっても、電動工具10から使用者の手に作用する反動を軽減でき、作業の安定性向上に寄与するものとなっている。
この実施形態は、以下の効果を奏する。
(1)電動工具本体11のハンドル取付部42の凹部42aに設けた圧力センサ43にて、それに嵌合する凸部53を有する補助ハンドル12の使用者の把持の有無が検出される。電動工具10の動作時に、電動工具本体11と補助ハンドル12との間に生じる相対トルクが把持有りと無しとでは異なることから、圧力センサ43によるその相対トルクの検出にて補助ハンドル12の把持の有無が検出可能である。制御部61は、使用者が補助ハンドル12を把持していないことを検出した場合には、モータ25に供給する駆動電流を停止し、電動工具10としての出力トルクの制限が行われる。つまり、電動工具10の片手支持の場合では特に、出力トルク(負荷トルク)の急増による電動工具10からの反動に対応できない可能性が高いため、動作中に補助ハンドル12が使用者にて把持されていないと、出力トルクを制限する制御が行われる。このように、補助ハンドル12を使用しない場合に使用者の支持状況を踏まえて電動工具10の出力トルクの制限を行うようにしたことで、使用者の作業の安定性を図ることができる。
(2)電動工具10の動作時に、電動工具本体11と補助ハンドル12との間に生じる相対トルクといった物理量が把持有りと無しとでは異なることから、圧力センサ43を用いてのその相対トルクの検出にて、補助ハンドル12の把持の有無を簡易に検出することができる。
(3)補助ハンドル12の把持有無を検出する圧力センサ43は、電動工具本体11側に設けられることから、同じ工具本体11内に設置される制御部61との電気的接続が容易である。特に補助ハンドル12を電動工具本体11に対して着脱可能な態様とする場合は、効果大である。
(4)制御部61は、出力トルクの上限値(閾値)を補助ハンドル12の把持有無によって異なる上限値(閾値A,B)に設定する。つまり、補助ハンドル12の把持有無による出力トルクの制限をソフト的に簡易に行うことができる。
(5)制御部61は、出力トルクの制限に関する対象値の変化量(モータ25の電流変化量)を検出し、検出したその変化量が閾値ΔCより大きい場合には、出力トルクの制限を行う。そのため、単に出力トルクの絶対値による制限だけでなく、瞬間的に急増する出力トルクによる制限も可能なため、電動工具10を用いる作業の安定性をより向上することができる。
(6)制御部61は、補助ハンドル12の把持有無による出力トルクの制限を低速高トルクのLギア駆動時のみ行い、高速低トルクのHギア駆動時には出力トルクの制限を行わない。つまり、Hギア駆動時は元々トルクが大きくならず、使用者の支持にて十分耐えうることから、出力トルクの制限を極力行わないようにすることで、作業性の向上を図ることができる。
なお、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態において、補助ハンドル12の把持の有無を検出する構成は一例であり適宜変更してもよい。例えば図8に示すように、補助ハンドル12a内に圧力センサ71及びバネ72を設けて把持検出部を構成してもよい。詳しくは、ハンドル部52と取付部51との接続部分の内部に圧力センサ71及びバネ72が設けられている。補助ハンドル12に力(電動工具本体11との間に生じる相対トルク)が加わることでハンドル部52が取付部51に対して撓み、その内部の所定部位で圧力センサ71に力を作用させる。この場合、ハンドル部52の把持の有無で作用する力が異なるため、補助ハンドル12aの把持の有無が検出できる。なお、バネ72は、圧力センサ71に作用させる力の調整や、補助ハンドル12aの内部の部位との間隔を保持するため等に設けられる。
また例えば図9に示す補助ハンドル12bのように、ハンドル部52の外側面に使用者がハンドル部52を把持することでオン/オフされる押圧スイッチ73を備えた構成としてもよい。このような構成においても、押圧スイッチ73からの信号に基づいて補助ハンドル12bの把持の有無が検出できる。また、例えばハンドル部52の外側面に静電容量センサを備え、使用者の把持の有無を検出してもよい。
このように補助ハンドル12の把持検出部をこのハンドル12側に設けるようにすることで、より直接的な使用者の把持の有無が検出可能である。
・上記実施形態の電動工具10において、補助ハンドル12の装着の有無が検出可能な構成を備えてもよい。例えば図10に示すように、電動工具本体11のハンドル取付部42に補助ハンドル12の着脱に応じてオン/オフする押圧スイッチ74を備えてもよい。そして、制御部61は、スイッチ74のオン/オフ信号にて補助ハンドル12の装着/非装着による補助ハンドル12の使用の有無を検出し、非装着の場合には電動工具10の出力トルクの制限を行ってもよい。また、補助ハンドル12の装着の有無と上記の把持の有無とをともに条件とすれば、補助ハンドル12の把持検出がより確実なものとなる。
・上記実施形態において、電動工具10の変速モードの検出を、変速切換スイッチ33部分に設けた操作位置検出スイッチ37にて行ったが、これに限らない、例えば減速機構26の2段目のリングギア32の外周面に磁石を設け、それと対向するケース23の内壁にホール素子を設ける。そして、Hギア駆動時には回転、Lギア駆動時には非回転というように、リングギア32の回転の有無により減速モードを変別してもよい。
・上記実施形態では、電動工具10の変速モードの切り換えを変速切換スイッチ33の手動操作で行うものであったが、自動変速を行う構成としてもよい。例えば、動力伝達部27の2段目のリングギア32の位置を変更する変速用アクチュエータを備え、制御部61が出力軸38に加わる負荷トルクに応じて変速用アクチュエータを駆動し減速比を自動変速する構成としてもよい。またこの場合、例えば補助ハンドル12が装着されていない、又は装着された補助ハンドル12が把持されていない場合に、HギアからLギア(高トルク)側への自動変速を禁止して、出力トルクの制限を行ってもよい。
なお、複数の減速比(特に減速段が2段、3段)を有する減速機構を備えるものにおいては、自動変速の際に電動工具10の出力トルクの変動が大きくなりがちで、しかも不意に変動するため、出力トルクの制限を行う意義は大きい。
また、減速比の変更態様が3以上の場合、所定の高トルク駆動時のみ、例えば減速量の大きい側の2つの高トルク駆動の場合には補助ハンドル12の把持有無による出力トルクの制限を行い、最も減速量の小さい高速低トルク駆動の場合には補助ハンドル12の把持有無による出力トルクの制限を行わないようにしてもよい。
また、変速切換スイッチの操作による手動変速の場合も、減速比の変更態様が3以上であってもよく、この場合も例えば、減速量の小さい高速低トルク駆動の場合に、補助ハンドル12の把持有無による出力トルクの制限を行わないようにしてもよい。
・上記実施形態の図7のステップS9の処理において、出力トルクを制限する処理をモータ25に供給する駆動電流を停止することで行ったが、これ以外の手法を用いてもよい。例えば、モータ25に供給する駆動電流に対するデューティ制御を実施し、出力トルクの制限をそのデューティ比を下げることで行ってもよい。また例えば、モータ25の回転軸29から電動工具10の出力軸38までの駆動伝達経路中、例えば出力軸38や減速機構26にブレーキ機構を備え、ブレーキ機構の動作にて出力トルクを制限してもよい。
・上記実施形態の電動工具10に対して加速度センサを備え、電動工具10の加振をその加速度センサにて検出してもよい。このようにすれば、電動工具10からの反動による使用者の振れを直接的に検出でき、振れが大きい場合に出力トルクの制限を行ってもよい。
・上記実施形態の図7のステップS7,S8等の処理において、モータ25に供給する駆動電流の電流値をモニタしたが、これ以外をモニタしてもよい。例えば、モータ25に供給される駆動電流を用いて電動工具10の出力軸38の出力トルク(負荷トルク)を算出してモニタしてもよい。また、モータ25の回転数(回転速度)をモニタしてもよい。また、これらの組み合わせであってもよい。なお、これに関連する処理は、モニタする対象値に応じて変更する。
・上記実施形態の図7のステップS10,S11の処理において、モータ25の電流変化量をモニタしたが、これ以外をモニタしてもよい。例えば、モータ25の回転数変化量、電動工具10の出力トルク変化量(負荷トルク変化量)等をモニタしてもよい。また、これらの組み合わせであってもよい。なお、これに関連する処理は、モニタする対象値に応じて変更する。
・上記実施形態では、駆動源に電動モータ25を用いたが、空気等の流体にて動作するモータであってもよい。
・上記実施形態では、電動工具10としてドリルドライバーに適用したが、補助ハンドルを有する他の電動工具に適用してもよい。またこの場合、電動工具10の出力は回転出力であったが、例えば往復直線動作を行う電動工具であってもよい。この場合も、補助ハンドルと電動工具本体との間に相対的な力が生じ、補助ハンドルの把持の有無によってその力が異なるため、同様に適用できる。
10…電動工具、11…電動工具本体、12,12a,12b…補助ハンドル、25…モータ、27…動力伝達部、38…出力軸、43…圧力センサ(把持検出部)、61…制御部(把持検出部、着脱検出部)、71,73…圧力センサ(把持検出部)、74…押圧スイッチ(着脱検出部)、A,B…閾値(上限値)、ΔC…閾値。

Claims (9)

  1. モータと、前記モータの回転動力を所望出力に変換して出力軸に伝達する動力伝達部と、出力制御を行う制御部とを備える電動工具本体に対し、前記電動工具本体を保持するための補助ハンドルを備えた電動工具であって、
    前記補助ハンドルの使用者による把持を検出する把持検出部を備え、
    前記制御部は、前記把持検出部にて前記使用者が前記補助ハンドルを把持していないことを検出した場合には、出力トルクの制限を行う
    前記動力伝達部は、複数の減速比に変速が可能であり、
    前記制御部は、前記補助ハンドルの把持有無による前記出力トルクの制限を所定高トルク駆動時のみ行い、これ以外の低トルク駆動時には、前記出力トルクの制限を行わないことを特徴とする電動工具。
  2. モータと、前記モータの回転動力を所望出力に変換して出力軸に伝達する動力伝達部と、出力制御を行う制御部とを備える電動工具本体に対し、前記電動工具本体を保持するための補助ハンドルを備えた電動工具であって、
    前記補助ハンドルの使用者による把持を検出する把持検出部を備え、
    前記制御部は、前記把持検出部にて前記使用者が前記補助ハンドルを把持していないことを検出した場合には、出力トルクの制限を行う、
    前記動力伝達部は、複数の減速比に変速が可能であり、前記制御部による自動変速がなされるものであり、
    前記制御部は、前記把持検出部にて前記使用者が前記補助ハンドルを把持していないことを検出した場合には、所定高トルクが出力可能な減速比への変更を禁止して前記出力トルクの制限を行うことを特徴とする電動工具。
  3. 請求項1又は2に記載の電動工具において、
    前記把持検出部は、前記電動工具の動作に伴って前記電動工具本体と前記補助ハンドルとの間に生じる物理量を検出可能に構成され、
    前記制御部は、前記検出した前記電動工具本体と前記補助ハンドルとの間に生じる物理量に基づいて、前記補助ハンドルの使用者による把持の有無を判定することを特徴とする電動工具。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の電動工具において、
    前記把持検出部は、前記電動工具本体側に設けられていることを特徴とする電動工具。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の電動工具において、
    前記把持検出部は、前記補助ハンドル側に設けられていることを特徴とする電動工具。
  6. 請求項1〜のいずれか1項に記載の電動工具において、
    前記制御部は、前記出力トルクの上限値を前記補助ハンドルの把持有無によって異なる上限値に設定し、前記補助ハンドルの把持を検出した場合よりも前記補助ハンドルの把持していないことを検出した場合の方が、その上限値を低く設定することを特徴とする電動工具。
  7. 請求項1〜のいずれか1項に記載の電動工具において、
    前記制御部は、前記出力トルクの制限に関する対象値の変化量を検出し、検出した前記対象値の変化量が閾値より大きい場合には、前記出力トルクの制限を行うことを特徴とする電動工具。
  8. 請求項に記載の電動工具において、
    前記制御部は、前記補助ハンドルの把持有無による前記出力トルクの制限を所定高トルク駆動時のみ行い、これ以外の低トルク駆動時には、前記出力トルクの制限を行わないことを特徴とする電動工具。
  9. 請求項1〜のいずれか1項に記載の電動工具において、
    前記補助ハンドルは前記電動工具本体に対して着脱可能であり、その補助ハンドルが前記電動工具本体に装着されているかを検出する着脱検出部を備え、
    前記制御部は、前記着脱検出部にて前記補助ハンドルが前記電動工具本体に装着されていることを検出した場合に前記補助ハンドルの使用者による把持の有無を条件とし、前記出力トルクの制限を行うことを特徴とする電動工具。
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