JP5914214B2 - 車両用バンパ - Google Patents

車両用バンパ Download PDF

Info

Publication number
JP5914214B2
JP5914214B2 JP2012146991A JP2012146991A JP5914214B2 JP 5914214 B2 JP5914214 B2 JP 5914214B2 JP 2012146991 A JP2012146991 A JP 2012146991A JP 2012146991 A JP2012146991 A JP 2012146991A JP 5914214 B2 JP5914214 B2 JP 5914214B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
bumper
opening
lamp
promoting portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012146991A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014008875A (ja
Inventor
一晃 武智
一晃 武智
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP2012146991A priority Critical patent/JP5914214B2/ja
Publication of JP2014008875A publication Critical patent/JP2014008875A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5914214B2 publication Critical patent/JP5914214B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Description

本発明は、所定の機能を有する機能開口と、該機能開口の車幅方向外側に少なくとも2つの車載部品を取り付けるための第1,第2取付け開口とを備えた車両用バンパに関する。
自動車のフロントバンパにおいては、ラジエータ及びエンジン部品に走行風を導入するためのグリル開口を形成し、該グリル開口の車幅方向左,右外側にターンランプとフォグランプとを上,下に並べて配置する場合がある(例えば、特許文献1参照)。
実開平4−104737号公報
ところで、前記従来のフロントバンパでは、車両の軽衝突によりフロントバンパの下部に入力が加わると、該入力がバンパからターンランプやフォグランプにダイレクトに伝わる場合があり、ランプが損傷するおそれがある。これは、前記バンパ下部への入力がグリル開口の上縁から車外側に伝わり易く、この入力伝達線上にランプが位置することに起因していると思われる。
本発明は、前記従来の実情に鑑みてなされたもので、車両の軽衝突時にランプ等の車載部品が損傷するのを防止できる車両用バンパを提供することを課題としている。
本発明は、所定の機能を有するよう設けられた機能開口と、該機能開口の車幅方向外側に少なくとも2つの車載部品を取り付けるために設けられた第1,第2取付け開口とを備えた車両用バンパにおいて、前記第1,第2取付け開口は、上下に並べて配置され、前記第1,第2取付け開口の境界部には、車内側に横断面凹形状をなす屈曲促進部が形成され、該屈曲促進部は、前記機能開口の上縁を通る車幅方向延長線上に略一致するように配置されていることを特徴としている。
本発明に係る車両用バンパによれば、バンパの第1,第2取付け開口の境界部に車内側に横断面凹形状をなす屈曲促進部を形成し、該屈曲促進部を機能開口の上縁を通る車幅方向延長線上に略一致するように配置したので、車両の軽衝突によってバンパ下部に入力が加わると、該入力が機能開口の上縁から屈曲促進部に伝わり、該屈曲促進部を起点に下部が後方に折れ変形することとなる。これにより車載部品に入力が直接加わるのを回避することができ、車載部品の損傷を防止できる。
本発明の実施例1による自動車のフロントバンパの分解斜視図である。 前記フロントバンパの正面図である。 前記フロントバンパの断面図(図2のIII-III線断面図)である。 前記フロントバンパの第1,第2取付け開口の正面図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1ないし図4は、本発明の実施例1による車両用バンパを説明するための図である。
図において、1は自動車の車体前端面に配設されたフロントバンパを示している。このフロントバンパ1は、樹脂製のもので、車幅方向に延びるバンパ本体1aと、該バンパ本体1aの左,右側縁から車両後方に延びる左,右サイド部1b,1bとを有する。
前記バンパ本体1aの上縁,下縁には、それぞれ後方に屈曲して延びる上,下フランジ部1c,1dが形成されており、該上,下フランジ部1c,1dは、不図示のラジエータサポート等の車体フレームに締結部材等により取り付けられている。
また前記バンパ本体1aの上縁には、該上縁に沿って延びるバンパガーニッシュ5が取り付けられている。
前記バンパ本体1aの上部及び下部には、それぞれ車幅方向に延びる上側,下側グリル開口(機能開口)1e,1fが形成されている。この下側グリル開口1fは、上側グリル開口1eより長く形成され、バンパ本体1aの左,右端部まで延びている。
前記上側,下側グリル開口1e,1fは、ラジエータ及びエンジン部品(不図示)に走行風を導入するとともに、室内空気換気用のベンチレータに空気を導入する機能を有している。
前記上側グリル開口1e及び下側グリル開口1fには、それぞれ樹脂製の上側グリル2及び下側グリル3が車両後方から装着されている。この上側,下側グリル2,3は、それぞれ枠部2a,3aに格子状をなす多数の空気取り入れ口2b,3bを形成した概略構造を有する。
車両正面から見て、前記上側,下側グリル2,3の右側部分の後側には、前述のラジエータが配設されており、下側グリル3の左側端部の後側にはホーン4が配設されている(図2参照)。
前記フロントバンパ1の下側グリル3の車幅方向左,右外側には、車載部品としてのターンランプ8及びフォグランプ9が配設されている。このターンランプ8,フォグランプ9は左右対称であるので、車両正面から見た左側のターンランプ8,フォグランプ9について説明する。
前記ターンランプ8は、大略碗形状をなすランプ本体8aの底部にランプバルブ8bを着脱可能に装着するとともに、ランプ本体8aの前端開口にレンズ8cを配設した構造を有する。
前記フォグランプ9は、大略碗形状をなすランプ本体9aの底部にランプバルブ9bを着脱可能に装着するとともに、ランプ本体9aの前端開口にレンズ9cを配設し、該レンズ9cにこれの外周部を囲むランプカバー9dを装着した構造を有する。
前記フロントバンパ1の下側グリル開口1fの車幅方向左,右外側には、前記ターンランプ8及びフォグランプ9を取り付けるための第1,第2取付け開口1g,1hが形成されている。
前記ターンランプ8は、車両前方から第1取付け開口1g内に装着され、爪嵌合及び締結部材によりバンパ本体1aに取り付けられている。またフォグランプ9は、車両前方から第2取付け開口1h内に装着され、前記同様に爪嵌合及び締結部材によりバンパ本体1aに取り付けられている。
前記第1,第2取付け開口1g,1hは、上下に略連続するよう並べて配置されている。
前記第1取付け開口1gは、上下方向に長方形状をなす開口縁1g′と、該開口縁1g′に続いて車内側に大略碗状をなすよう膨出形成され、前記ターンランプ8が収納可能なランプ収納部1iと、該ランプ収納部1iの底部に形成された取付け孔1jとを有する。
前記第2取付け開口1hは、前記第1取付け開口1gの下側に配置され、かつ該第1取付け開口1gより内側に延びるよう形成されている。
前記第2取付け開口1hは、大略矩形状をなす開口縁1h′と、該開口縁1h′に続いて車内側に大略碗状をなすよう膨出形成され、前記フォグランプ9が収納可能なランプ収納部1kと、該ランプ収納部1kの底部に形成された取付け孔1mとを有する。前記第2取付け開口1hの開口縁1h′は、前記ランプカバー9dにより覆われている。
前記第1,第2取付け開口1g,1hの境界部10には、車内側に横断面凹形状をなす屈曲促進部1pが形成されている。
この屈曲促進部1pは、前記上側のランプ収納部1iの下縁部1i′と下側のランプ収納部1kの上縁部1k′とを上下方向に連結するよう一体に形成されている。
前記屈曲促進部1pは、バンパ本体1aの意匠面Aより後方に奥まった位置に形成されており、前記ランプ収納部8aの下辺部8dを支持している。また前記屈曲促進部1pの前方は前記ランプカバー9dにより覆われており、これにより、外方から見ると、ターンランプ8とフォグランプ9とは互いに接した状態の外観となっている。ここで、本発明の屈曲促進部は、ターンランプとフォグランプとの間に外方に露出するよう形成し、バンパ本体の意匠面と連続させるようにしてもよい。
そして前記屈曲促進部1pは、前記下側グリル開口1fの上縁1f′を通る車幅方向延長線L上に略一致するように配置されている。詳細には、前記延長線L上に第1,第2取付け開口1g,1hの境界部10が位置するように設定されている。
本実施例によれば、フロントバンパ1に形成された第1,第2取付け開口1g,1hの境界部10に車内側に横断面凹形状をなす屈曲促進部1pを形成し、該屈曲促進部1pを下側グリル開口1fの上縁1f′を通る延長線L上に位置するように配置した。
このように構成したので、車両の軽衝突によってバンパ本体1aの下部に入力Fが加わると、該入力Fが下側グリル開口1fの上縁1f′から屈曲促進部1pに伝わることとなり、該屈曲促進部1pを起点にバンパ下部が後方に折れ変形することより入力Fを吸収する。これによりターンランプ8やフォグランプ9に入力Fが直接加わるのを回避することができ、各ランプ8,9の損傷を防止できる。
本実施例では、機能上及び意匠上必要なバンパ形状を有効利用して屈曲促進部を形成することができ、バンパ構造の複雑化及びコストアップを回避できる。
なお、前記実施例では、車載部品としてターンランプ,フォグランプを例に説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、ターンランプと対向車あるいは障害物との距離を測定する各種センサとを上下に配置する場合にも適用可能である。
1 フロントバンパ
1f 下側グリル開口(機能開口)
1f′ 下側グリル開口の上縁
1g 第1取付け開口
1h 第2取付け開口
1p 屈曲促進部
8 ターンランプ(車載部品)
9 フォグランプ(車載部品)
10 境界部
L 延長線

Claims (1)

  1. 所定の機能を有するよう設けられた機能開口と、該機能開口の車幅方向外側に少なくとも2つの車載部品を取り付けるために設けられた第1,第2取付け開口とを備えた車両用バンパにおいて、
    前記第1,第2取付け開口は、上下に並べて配置され、
    前記第1,第2取付け開口の境界部には、車内側に横断面凹形状をなす屈曲促進部が形成され、
    該屈曲促進部は、前記機能開口の上縁を通る車幅方向延長線上に略一致するように配置されている
    ことを特徴とする車両用バンパ。
JP2012146991A 2012-06-29 2012-06-29 車両用バンパ Active JP5914214B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012146991A JP5914214B2 (ja) 2012-06-29 2012-06-29 車両用バンパ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012146991A JP5914214B2 (ja) 2012-06-29 2012-06-29 車両用バンパ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014008875A JP2014008875A (ja) 2014-01-20
JP5914214B2 true JP5914214B2 (ja) 2016-05-11

Family

ID=50105939

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012146991A Active JP5914214B2 (ja) 2012-06-29 2012-06-29 車両用バンパ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5914214B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6187383B2 (ja) * 2014-05-16 2017-08-30 マツダ株式会社 車両の前部構造
JP7077640B2 (ja) * 2017-04-18 2022-05-31 三菱自動車工業株式会社 車両前部の照灯周辺構造
JP7081364B2 (ja) * 2018-07-19 2022-06-07 三菱自動車工業株式会社 車両前部のランプ装置構造

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH068933Y2 (ja) * 1988-01-27 1994-03-09 三菱自動車工業株式会社 フロントバンパ構造
JP2525732Y2 (ja) * 1991-02-21 1997-02-12 本田技研工業株式会社 自動車の車体前部構造
JPH04131551U (ja) * 1991-05-29 1992-12-03 スズキ株式会社 車両用バンパー
JP2008230604A (ja) * 2008-05-22 2008-10-02 Kanto Auto Works Ltd 自動車のヘッドランプおよびフロントターンランプの建付構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014008875A (ja) 2014-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4292171B2 (ja) 自動車の前部車体構造
US20100244481A1 (en) Vehicle Front Structure
JP4962596B2 (ja) 車両用リアアウトレット構造
JP5186866B2 (ja) ラジエターグリルへの車載カメラ取付方法及びラジエターグリルへの車載カメラ取付構造
JP3976197B2 (ja) 自動車のフロントボデー構造
US10220804B2 (en) Fog lamp attachment bracket with integrated air curtain duct and fascia support
WO2012090750A1 (ja) 車体前部の構造
JP5914214B2 (ja) 車両用バンパ
JP5149317B2 (ja) カバー部品を有する自動車
JP4563869B2 (ja) 自動車の吸気構造
US9290207B2 (en) Structure of engine room
JP5601018B2 (ja) 車両のカウル部構造
JP5120276B2 (ja) 車両のカウル構造
JP6105430B2 (ja) 車両の前部構造
JP2010149547A (ja) 自動車のカウル部構造
JP2010012927A (ja) 車体前部構造
JP6311690B2 (ja) 車両の前部構造
KR101689575B1 (ko) 후드 힌지 마운팅부의 연결 브라켓
JP5084805B2 (ja) 車両用フロントグリルブラケット
JP6160327B2 (ja) 自動車のカウル構造
JP2014151868A (ja) 車両前部構造
JP2006176070A (ja) カウルルーバ
JP2008265553A (ja) ランプベゼル取付構造
JP2010149588A (ja) 車両用サイドランプ構造
JP2004330852A (ja) 車体前部構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150525

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160229

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160329

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160404

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5914214

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250