JP5914150B2 - 脱泡装置 - Google Patents

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本発明は、例えば半導体ウェーハ等の基板の表面にシートを貼着する際に、そのシートに基板貼着用の液状樹脂を供給する液状樹脂供給装置の配管経路に配設され、液状樹脂中の気泡を除去する脱泡装置に関する。
半導体や電子部品の材料となる半導体ウェーハは、シリコン等の原材料からなる円柱状のインゴットをワイヤソーなどによりスライスして円板状の素材を得、この素材を研削して所定の厚さに加工されている。ところで、このようにスライスされて得られるウェーハ素材等の被加工物には、うねりや反り等が生じている場合が多く、そのため、被加工物の片面に液状樹脂を被覆することで平坦な面を形成する加工が行われる。被加工物に液状樹脂を被覆するには、例えば、平坦面に載置されたシートに液状樹脂を供給し、その液状樹脂に被加工物を押圧して片面が液状樹脂で被覆された状態として、液状樹脂を硬化させるといった手法が採られる。そして平坦なシート面を基準として被加工物を研削することで、最終的に被加工物の両面を平坦に、かつ厚さを均一に形成することができる。従来、被加工物の片面に液状樹脂を供給する装置としては、例えば特許文献1等で知られている。
特開2009−148866号公報
しかしながら、上記のようにシートに供給した液状樹脂に気泡が含まれていると、該液状樹脂を被加工物に被覆させて硬化させ、平坦なシート面を基準として被加工物を研削した場合、気泡が存在する部位と気泡が存在しない部位とでは、研削時に加わる押圧力が不均一となり、被加工物の研削面を平坦に加工することができないなどの不具合が発生することがある。この場合に許容される気泡の大きさは例えば100μm程度であり、したがって100μm以上の大きさの気泡が液状樹脂に含まれていると、このような問題が顕著に発生する。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その主たる技術的課題は、例えば上記のように被加工物に貼着するシート等の被塗布部材に供給する液状樹脂から、その後の加工に影響する所定大きさ以上の気泡を除去することができる脱泡装置を提供することにある。
本発明は、被塗布部材の表面に吐出ノズルから液状樹脂を供給する液状樹脂供給装置の配管経路に配設され、該液状樹脂が貯留された液状樹脂タンクから該吐出ノズルに向けて該配管経路内を搬送される該液状樹脂中に存在する気泡を除去する脱泡装置であって、該脱泡装置は、前記液状樹脂を貯留するバッファタンクと、前記配管経路に配設され前記液状樹脂タンクから前記バッファタンクに該液状樹脂を送る第1のポンプと、該バッファタンク内に配設され該液状樹脂に含まれる気泡を除去するフィルタ部と、を有し、該フィルタ部は、所定の大きさの目開きを有する網状部材から形成され、一方の端面に開口部を有するとともに他方の端面が閉じられた筒形状を有する筒部と該開口部の外周縁に径方向に突出したフランジ部とを有するフィルタ本体と、該フィルタ本体を保持するとともに前記バッファタンク内に配設可能な保持枠と、から構成され、該保持枠は、該フィルタ本体の該筒部よりも大きく該フランジ部よりも小さい貫通孔を有する天板と、該天板の下方に位置する底板と、該天板と該底板とをつなぐ側面板とを有し、該保持枠が該フィルタ本体を保持する際には、該貫通孔に該天板の上方から該フィルタ本体の該筒部を挿入し、該フランジ部を該天板上面に載置した状態で該フィルタ本体を保持し、該保持枠が該フィルタ本体を保持した状態で該フィルタ本体の他方の端面よりも所定距離下方に該底板が位置し、前記バッファタンクに配設された状態で前記底板が1方向に傾斜しており、該底板の傾斜方向下流端部には該バッファタンク内壁側に開口した側面開口部が形成され、該側面開口部と該バッファタンク内壁とは所定の距離を有して対向し、前記配管経路内を搬送される前記液状樹脂は、前記バッファタンク内において前記保持枠に保持された前記フィルタ本体の前記開口部から該フィルタ本体の内部に流入し、該フィルタ本体を形成する前記網状部材を通過する際に気泡が除去され、さらに該液状樹脂は、該フィルタ本体を通過して前記底板の上面に落下して該底板の上面から前記側面開口部を通過し、前記バッファタンク内壁を伝って該バッファタンク内に貯留され、該バッファタンク内に貯留された前記液状樹脂は、当該脱泡装置と前記吐出ノズルの間の配管経路に配設された第2のポンプによって前記吐出ノズルに搬送されることを特徴とする。
本発明によれば、第1のポンプが作動して液状樹脂タンクからバッファタンク内に液状樹脂が供給される際、液状樹脂はバッファタンク内のフィルタ部のフィルタ本体を通過して濾過され、このとき液状樹脂中の気泡が効果的に除去される。フィルタ本体が網状部材を筒状に形成された筒部からなるため、液状樹脂の通過面積を大きくとることができ、目詰まりが生じにくい。この場合の除去される気泡とは、その後の加工に影響する所定大きさ以上の気泡のことを言う。
また、本発明では、前記保持枠は、前記バッファタンクの上部につり下げるつり下げ手段によって該バッファタンク内に配設される形態が好ましい。
また、本発明では、前記フィルタ本体を形成する前記網状部材の目開きの大きさは、500μm以下である形態が好ましい。
本発明によれば、被塗布部材上に供給する液状樹脂から、その後の加工に影響する所定大きさ以上の気泡を除去することができる脱泡装置が提供されるといった効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る脱泡装置を備えた液状樹脂供給装置を示す模式図である。 一実施形態に係る脱泡装置の側面図である。 同脱泡装置のフィルタ部を構成するフィルタ本体の斜視図である。 同脱泡装置のフィルタ部を構成する保持枠の(a)斜視図、(b)側面図である。 一実施形態の変形例を示す側面図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。
図1は、一実施形態の脱泡装置1を備えた液状樹脂供給装置の全体を模式的に示している。この液状樹脂供給装置は、例えば半導体ウェーハ等の基板に貼着されるシート等の被塗布部材Wの表面Waに、吐出ノズル5から液状樹脂Pを供給するものである。図1において符号3は配管経路であり、この配管経路3の上流端に液状樹脂タンク4が接続され、下流端に吐出ノズル5が接続されている。そして、配管経路3の途中に、上流側から下流側に向かって、第1のポンプ110およびバッファタンク120を備えた一実施形態の脱泡装置1と、第2のポンプ2とが配設されている。
液状樹脂タンク4内には液状樹脂Pが貯留され、その液状樹脂Pは第1のポンプ110の作動によってバッファタンク120に送られ、バッファタンク120で所定量が貯留される。バッファタンク120内には、液状樹脂Pに含まれる気泡を除去するフィルタ部130が着脱可能に収容されている。
図2〜図4により、脱泡装置1を詳述する。
フィルタ部130は、フィルタ本体140と、フィルタ本体140のバッファタンク120内での収容状態を保持する保持枠150とから構成される。フィルタ本体140は、図3に示すように、所定の大きさの目開きを有する金属メッシュ等の網状部材141から形成され、一方の端面に開口部142を有するとともに他方の端面が閉じられた円筒形状を有する筒部143と、開口部142の外周縁に径方向に突出したフランジ部145とを有している。フィルタ本体140の筒部143を形成する網状部材141の目開きの大きさは、液状樹脂Pを被塗布部材Wに供給した後の加工(例えば、液状樹脂Pを介して被塗布部材Wを貼着した半導体ウェーハの研削加工等)に影響する所定大きさ以上の気泡を通過させない大きさとされ、例えば500μm以下のものとされる。
保持枠150は、図4に示すように、内部にフィルタ本体140が配設される大きさであって、板材により略コ字状に形成されており、上側に位置付けられて水平に配設される天板151と、天板151の下方に位置する底板155と、天板151と底板155とをつなぐ側面板158とを有している。天板151の中央部分には、フィルタ本体140の筒部143が挿入可能で、かつ、フランジ部145よりも小さい貫通孔152が形成されている。天板151および底板155は、側面板158に対して直角に延びているが、図4(b)に示すように、底板155は天板151とは平行ではなく、側面板158の一方の側縁158aから他方の側縁158bに向かって傾斜している。
フィルタ部130は、フィルタ本体140を筒部143側を下側に配して保持枠150の天板151の上方から貫通孔152に挿入し、フランジ部145を天板151の上面に載置して構成される。フィルタ本体140の筒部143は天板151と底板155との間に配設された状態となり、筒部143の一方の端面側の開口部152は上方に配設され、閉じられた他方の端面側の下端面よりも所定距離下方に底板155が位置する。
バッファタンク120は上方が開口する例えば角筒状のものであり、保持枠150は、底板155を下側に配してバッファタンク120内に上方開口から挿入されて収容される。保持枠150の天板151の一対の側縁には、上方に延びてから外側に屈曲して外側方に延びるアーム(つり下げ手段)159がそれぞれ固定されており、図2に示すようにこれらアーム159をバッファタンク120の上端縁に引っ掛けることにより、保持枠150はバッファタンク120内につり下げられた状態で配設される。この場合、フィルタ部130はバッファタンク120内の上側半分程度の領域に配設され、バッファタンク120内のフィルタ部130よりも下側に液状樹脂Pが貯留される。
図2に示すように、フィルタ本体140が収容された保持枠150がバッファタンク120内に配設された状態で、保持枠150の底板155は1方向に下降しながら傾斜しており、底板155の傾斜方向下流端部(下側の端部)には、バッファタンク120の内壁121側に開口した側面開口部157が形成される。この側面開口部157は、図4(b)に示すように天板151の側縁151aと底板155の側縁155aとの間の空間部であり、側面開口部157とバッファタンク120の内壁121とは、所定の距離を有して対向する。
配管経路3は、第1のポンプ110が配設された液状樹脂タンク4からバッファタンク120までの上流側配管31と、第2のポンプ2が配設されたバッファタンク120から吐出ノズル5までの下流側配管35に分けられる。上流側配管31の下流端の開口は、フィルタ本体140の開口部142の直上に位置付けられ、第1のポンプ110が作動することで液状樹脂タンク4内から吸入された液状樹脂Pが、開口部142からフィルタ本体140の筒部143内に供給される。下流側配管35の上流端はバッファタンク120の底部に接続され、第2のポンプ2が作動することでバッファタンク120内に貯留する液状樹脂Pが吐出ノズル5に送られる。第2のポンプ2は、ベローズ式ポンプ等の、一定量の液状樹脂を吸入して吐出する形式のものが適用される。
以上が本実施形態に係る脱泡装置1を含む液状樹脂供給装置であり、該装置によれば、第1のポンプ110が作動して液状樹脂タンク4内の液状樹脂Pが上流側配管31を通ってフィルタ部130のフィルタ本体140内に供給される。その液状樹脂Pは、フィルタ本体140の網状部材141からなる筒部143を通過し、保持枠150の底板155の上面に落下する。底板155の上面に落下した液状樹脂は、傾斜する底板155の上面に沿って流れ落ちていき、側面開口部157を通過して側面開口部157に対向するバッファタンク120の内壁121に付着する。そしてこの内壁121を伝って流れ落ち、バッファタンク120の底部に貯留されていく。
被塗布部材Wの表面Waに液状樹脂Pを供給する場合には、第2のポンプ2を作動させることにより、一定量の液状樹脂Pが吐出ノズル5に搬送され、吐出ノズル5から被塗布部材Wの表面Waに滴下されて供給される。図1および図2の符号の引き出し線以外矢印は、液状樹脂Pの流れを示している。
被塗布部材Wに供給される液状樹脂P中には、液状樹脂Pがフィルタ部130を通過することにより、上記所定大きさ以上の気泡が含まれていないものとなる。すなわち、上流側配管31からフィルタ部130のフィルタ本体140内に供給された液状樹脂は網状部材141からなる筒部143を通過する際に、所定大きさ以上の気泡が除去され、その状態でバッファタンク120内に貯留される。
本実施形態では、フィルタ本体140を通過した液状樹脂Pは、保持枠150の底板155に落下するが、その底板155は傾斜しているため落下の衝撃が緩和され、気泡の発生が抑えられる。これに加えて、底板155から落下する液状樹脂Pは、バッファタンク120の底部に貯留する液状樹脂Pに直接落下せず、バッファタンク120の内壁121を伝って、貯留する液状樹脂Pの液面に到達し、この緩慢な流動状態によっても、気泡の発生が抑えられる。
したがってバッファタンク120に貯留する液状樹脂P中には気泡が存在しにくく、被塗布部材Wには、気泡のない液状樹脂Pが供給されることになる。このように気泡が発生しにくい状況とするため、フィルタ本体140の下端面と底板155との間の距離、および底板155の先端とバッファタンク120の内壁121との間の距離は、気泡が発生しにくい適切な距離に設定される。
なお、フィルタ本体140の筒部143を形成する網状部材141の目開きの大きさは、例えば500μm以下と前述したが、該目開きの大きさは研削等の後の加工に影響するか否かに基づいて設定され、許容される気泡の大きさが例えば100μmであれば網状部材141もこれに応じて100μmを下回るものが用いられる。
本実施形態によれば、液状樹脂Pが通過して濾過され、この間に所定大きさ以上の気泡を除去するフィルタ部130のフィルタ本体140は円筒状の筒部143で構成されている。したがって例えば配管経路3の途中に単純なメッシュ状のフィルタを設けた場合と比べると、液状樹脂Pが通過する部分の面積が格段に大きい。一般にこの種のフィルタは、時間を経るにしたがって目詰まりが生じ、例えば、液状樹脂Pが紫外線硬化型や熱硬化型であると、目詰まりはより生じやすい。しかしながら本実施形態のフィルタ本体140は円筒状であり、液状樹脂Pが通過する部分の面積が大きいことから目詰まりが生じにくく、その結果、フィルタ本体140の交換サイクルが長くなってメンテナンス性が良好となる。
フィルタを交換することに関しては、上記のように配管経路3の途中に単純なメッシュ状のフィルタを設けた場合には、そのフィルタを管から外し、新たなフィルタを取り付けるといった作業になるが、本実施形態の場合にはフィルタ本体140はフランジ部145を保持枠150の天板151に載置しているだけの状態であるから、保持枠150から取り外して新たなフィルタ本体140に交換する作業を迅速、かつ容易に行うことができる。したがってこの点でもメンテナンス性の向上が図られる。また、本実施形態の脱泡装置1のバッファタンク120およびフィルタ部130は、複雑な構成を必要としないため、安価に実施することができる。
図5は、上記実施形態の変形例を示しており、この場合、バッファタンク120には、液状樹脂Pの貯留量を検知する複数(3つ)の液面センサ161〜163が上下にわたって設けられ、これら液面センサの検知状況に応じて制御手段170により第1のポンプ110の作動が制御されるようになっている。
すなわち液面センサは、上方から順に、液状樹脂Pが、貯留量の上限となったことを検知する第1の液面センサ161と、補充を必要とする量に減少したことを検知する第2の液面センサ162と、さらに貯留量が減少してバッファタンク120内に供給されていないことを検知する第3の液面センサ163が設けられている。
この構成では、制御手段170により次のような制御が行われる。すなわち、第1のポンプ110を作動させて液状樹脂Pをバッファタンク120内に供給して貯留していき、第1の液面センサ161で液面が検知されると、第1のポンプ110を停止してバッファタンク120内への液状樹脂の供給を停止する。第2のポンプ2が作動して被塗布部材Wへの液状樹脂Pの供給が行われるにつれてバッファタンク120内の液状樹脂Pは減少し、第2の液面センサ162で液面が検知されたら、第1のポンプ110を作動させ、第1の液面センサ161で液面が検知されるまでバッファタンク120内に液状樹脂Pを補充する。
上記の動作を繰り返すことで、やがて液状樹脂タンク4内の液状樹脂Pは無くなり、したがって第2の液面センサ162で補充が必要とすることが検知され、第1のポンプ110を作動してもバッファタンク120内には液状樹脂Pは補充されず、貯留量が減少するのみとなる。この状況で第3の液面センサ163により液面が検知され、これによって液状樹脂タンク4内の液状樹脂Pが無くなったことが確認される。第3の液面センサ163からの検知信号を受けた場合、例えば警告音が発生したり警告灯が点灯したりするようにすれば、液状樹脂タンク4内の液状樹脂Pが無くなったことがただちに確認され、液状樹脂タンク4内に液状樹脂Pを補充する作業を適確に行うことができる。
なお、図5の構成の場合には、底板155の下り傾斜方向を液面センサ161〜163側とは反対側にして、側面開口部157を液面センサ161〜163側とは反対側の内壁122に対向するように保持枠150をバッファタンク120内に配設し、液面センサ161〜163による液面検知を、底板155から落下する液状樹脂Pの影響を受けず確実に行われるようにしている。
1…脱泡装置
2…第2のポンプ
3…配管経路
4…液状樹脂タンク
5…吐出ノズル
110…第1のポンプ
120…バッファタンク
121,122…バッファタンクの内壁
130…フィルタ部
140…フィルタ本体
141…網状部材
142…筒部の開口部
143…筒部
145…フランジ部
150…保持枠
151…天板
152…天板の貫通孔
155…底板
158…側面板
159…アーム(つり下げ手段)
P…液状樹脂
W…被塗布部材
Wa…被塗布部材の表面

Claims (3)

  1. 被塗布部材の表面に吐出ノズルから液状樹脂を供給する液状樹脂供給装置の配管経路に配設され、該液状樹脂が貯留された液状樹脂タンクから該吐出ノズルに向けて該配管経路内を搬送される該液状樹脂中に存在する気泡を除去する脱泡装置であって、
    該脱泡装置は、
    前記液状樹脂を貯留するバッファタンクと、前記配管経路に配設され前記液状樹脂タンクから前記バッファタンクに該液状樹脂を送る第1のポンプと、該バッファタンク内に配設され該液状樹脂に含まれる気泡を除去するフィルタ部と、を有し、
    該フィルタ部は、
    所定の大きさの目開きを有する網状部材から形成され、一方の端面に開口部を有するとともに他方の端面が閉じられた筒形状を有する筒部と該開口部の外周縁に径方向に突出したフランジ部とを有するフィルタ本体と、該フィルタ本体を保持するとともに前記バッファタンク内に配設可能な保持枠と、から構成され、
    該保持枠は、
    該フィルタ本体の該筒部よりも大きく該フランジ部よりも小さい貫通孔を有する天板と、該天板の下方に位置する底板と、該天板と該底板とをつなぐ側面板とを有し、該保持枠が該フィルタ本体を保持する際には、該貫通孔に該天板の上方から該フィルタ本体の該筒部を挿入し、該フランジ部を該天板上面に載置した状態で該フィルタ本体を保持し、該保持枠が該フィルタ本体を保持した状態で該フィルタ本体の他方の端面よりも所定距離下方に該底板が位置し、前記バッファタンクに配設された状態で前記底板が1方向に傾斜しており、該底板の傾斜方向下流端部には該バッファタンク内壁側に開口した側面開口部が形成され、該側面開口部と該バッファタンク内壁とは所定の距離を有して対向し、
    前記配管経路内を搬送される前記液状樹脂は、前記バッファタンク内において前記保持枠に保持された前記フィルタ本体の前記開口部から該フィルタ本体の内部に流入し、該フィルタ本体を形成する前記網状部材を通過する際に気泡が除去され、さらに該液状樹脂は、該フィルタ本体を通過して前記底板の上面に落下して該底板の上面から前記側面開口部を通過し、前記バッファタンク内壁を伝って該バッファタンク内に貯留され、
    該バッファタンク内に貯留された前記液状樹脂は、当該脱泡装置と前記吐出ノズルの間の配管経路に配設された第2のポンプによって前記吐出ノズルに搬送されること
    を特徴とする脱泡装置。
  2. 前記保持枠は、前記バッファタンクの上部につり下げるつり下げ手段によって該バッファタンク内に配設されること
    を特徴とする請求項1に記載の脱泡装置。
  3. 前記フィルタ本体を形成する前記網状部材の目開きの大きさは、500μm以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の脱泡装置。
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