JP5913958B2 - 蓄圧式燃料噴射制御装置 - Google Patents
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Description
また、燃料噴射量の急激な変化を検知することにより、アクセルを急激に離したとき、あるいは、アクセルを急激に踏み込んだときに生じ得るレール圧のオーバーシュート又はアンダーシュートを低減することができる。
また、燃料噴射量を開始するタイミングを異ならせることにより、具体的な流出量を演算により求めなくても、燃料温度に応じて適切にレール圧のアンダーシュートを低減することができる。
このように燃料噴射量を停止させるタイミングを異ならせることにより、具体的な流出量を演算により求めなくても、燃料温度に応じて適切にレール圧のオーバーシュートを低減することができる。
このように、さらに内燃機関の回転数に応じて燃料噴射量を変化させるタイミングを異ならせることにより、レール圧のオーバーシュートやアンダーシュートをより低減することができる。
なお、それぞれの図中において、同じ符号が付されているものは、特に説明がない限り同一の構成要素を示しており、適宜説明が省略されている。
1.蓄圧式燃料噴射制御装置の全体的構成
図1は、本発明の実施の形態にかかる蓄圧式燃料噴射制御装置10の全体的構成を概略的に示す図である。
本実施の形態にかかる蓄圧式燃料噴射制御装置10は、ディーゼルエンジン等の内燃機関に対して燃料を噴射するための装置として構成されている。この蓄圧式燃料噴射制御装置10は、燃料タンク11内の燃料を高圧ポンプ部20へ供給する低圧ポンプ部13と、低圧ポンプ部13により供給された燃料を加圧して圧送する高圧ポンプ部20と、高圧ポンプ部20の吐出流量を調節する電磁式流量制御弁15と、高圧ポンプ部20により圧送された燃料を蓄積するコモンレール17と、コモンレール17から供給された燃料を図示しない内燃機関の気筒に向けて噴射する複数の燃料噴射弁30と、燃料噴射弁30や電磁式流量制御弁15等の電子制御要素の制御を実行する電子制御ユニット(以下、単に「ECU」と称する。)50とを備えている。
図2は、本実施の形態にかかる蓄圧式燃料噴射制御装置10に備えられたECU50の構成のうち、レール圧の制御に関連する部分を機能的なブロックで表したものである。
補正制御の基本的な考え方を、図3を用いて説明する。図3(a)は、補正制御を実行しない場合のレール圧Prの変化を示したものであり、図3(b)は、補正制御を実行した場合のレール圧Prの変化を示したものである。
次に、本実施の形態にかかるECU50によって実行されるレール圧の制御方法について、図5及び図6のフローチャート図に基づき具体的に説明する。
図5は、レール圧の制御方法のメインルーチンのフローチャートを示し、図6は、サブルーチンのフローチャートを示している。
以上説明した本実施の形態にかかる蓄圧式燃料噴射制御装置10によれば、指示燃料噴射量Qtgt(n)が前回値Qtgt(n-1)から急激に変化した場合に、燃料噴射弁30の操作量を求める際に用いる指示燃料噴射量Qtgtとして前回値Qtgt(n-1)を維持することとしているために、燃料噴射弁30からの実際の燃料噴射量Qactが変化するタイミングが遅らせされ、電磁式流量制御弁15によるレール圧Prの制御の応答遅れに起因する、レール圧Prのアンダーシュートやオーバーシュートを低減することができる。このとき、ECU50は、燃料噴射弁30の操作量を求める際に用いる指示燃料噴射量Qtgtとして前回値Qtgt(n-1)を用いる噴射サイクルの回数を、燃料温度Tfに応じて異ならせることとしているために、そのときの燃料温度Tfに応じてコモンレール17からの燃料の流出量が異なることとなる。その結果、オーバーシュートやアンダーシュートによるレール圧Prのピーク値を燃料温度Tfに応じて適切に低減することができる。
本発明の第2の実施の形態にかかる蓄圧式燃料噴射制御装置は、燃料噴射弁30の操作量を求める際に用いる指示燃料噴射量Qtgtとして前回値Qtgt(n-1)を維持する噴射サイクルの回数を、燃料温度Tfだけでなく、機関回転数Neにも応じて異ならせるようにしたものである。本実施の形態の蓄圧式燃料噴射制御装置は、ECUによる制御内容のみが第1の実施の形態にかかる蓄圧式燃料噴射制御装置10と異なっており、以下、異なる点を中心に説明する。
以上説明した第1及び第2の実施の形態にかかる蓄圧式燃料噴射制御装置は、本発明の一態様を示すものであってこの発明を限定するものではなく、それぞれの実施の形態は本発明の範囲内で任意に変更することが可能である。第1及び第2の実施の形態にかかる蓄圧式燃料噴射制御装置は、例えば、以下のように変更することができる。
Claims (3)
- 複数の燃料噴射弁が接続されたコモンレールと、前記コモンレールに燃料を供給する高圧ポンプと、前記コモンレールに供給する燃料の流量を調節するための流量制御弁と、前記燃料噴射弁及び前記流量制御弁の駆動制御を実行する電子制御ユニットと、を備え、
前記電子制御ユニットが、前記燃料噴射弁による燃料噴射量の変化が所定以上となると予測したときに、前記燃料噴射量を変化させるタイミングを遅らせるための補正制御部を有する蓄圧式燃料噴射制御装置において、
前記補正制御部が前記燃料噴射量を変化させるタイミングを、燃料温度に応じて異ならせ、
前記燃料噴射量の変化が所定以上となることの予測は、指示燃料噴射量がゼロから所定量以上に変化したとき、あるいは、指示燃料噴射量が所定量以上からゼロに変化したときに検知され、
前記補正制御部は、前記指示燃料噴射量がゼロから所定量以上に変化した場合に、強制的に燃料噴射の実行開始を遅らせることによって前記燃料噴射量を変化させるタイミングを遅らせるものであるとともに、前記燃料噴射の実行開始時期を前記燃料温度に応じて異ならせることを特徴とする蓄圧式燃料噴射制御装置。 - 前記補正制御部は、前記指示燃料噴射量が所定量以上からゼロに変化した場合に、強制的に燃料噴射を実行することによって前記燃料噴射量を変化させるタイミングを遅らせるものであるとともに、前記燃料噴射の実行回数を前記燃料温度に応じて異ならせることを特徴とする請求項1に記載の蓄圧式燃料噴射制御装置。
- 前記補正制御部は、前記燃料噴射量を変化させるタイミングをさらに前記内燃機関の回転数に応じて異ならせることを特徴とする請求項1または2に記載の蓄圧式燃料噴射制御装置。
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