JP5912826B2 - 缶の二重巻締め装置 - Google Patents

缶の二重巻締め装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5912826B2
JP5912826B2 JP2012107864A JP2012107864A JP5912826B2 JP 5912826 B2 JP5912826 B2 JP 5912826B2 JP 2012107864 A JP2012107864 A JP 2012107864A JP 2012107864 A JP2012107864 A JP 2012107864A JP 5912826 B2 JP5912826 B2 JP 5912826B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
double
lower jaw
point
molding recess
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012107864A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013233571A (ja
Inventor
泰浩 花房
泰浩 花房
裕 田部
裕 田部
卓也 吉田
卓也 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kirin Brewery Co Ltd
Universal Can Corp
Original Assignee
Kirin Brewery Co Ltd
Universal Can Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kirin Brewery Co Ltd, Universal Can Corp filed Critical Kirin Brewery Co Ltd
Priority to JP2012107864A priority Critical patent/JP5912826B2/ja
Publication of JP2013233571A publication Critical patent/JP2013233571A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5912826B2 publication Critical patent/JP5912826B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)

Description

本発明は缶胴の開口端部に缶蓋の外周部を二重に巻締める缶の二重巻締め装置に関する。
清涼飲料等が充填される缶においては、有底円筒状の缶胴の開口部に缶蓋の外周部が二重巻締めされている。このような缶の二重巻締め部は、予め、缶胴の開口端部を縮径した首部の上端から半径方向外方にフランジ部を形成するとともに、缶蓋の外周部にカール部を形成しておき、缶胴のフランジ部に缶蓋のカール部を被せた状態でこれらを一体に外側にカールさせ、缶蓋のカール部を缶胴のフランジ部の外方から鉤状に折り返しながら抱き合わせるようにして巻き込んで、その巻込み部分をさらに半径方向外方から押しつぶすように押圧することにより、缶蓋のカール部内面に塗布されたコンパウンドを缶胴と缶蓋との間に圧縮状態に介在させて密封した構造とされる。
具体的には、缶胴側においては、フランジ部が折り返されてなるボディーフックが胴体部の半径方向外側に上端から下方に向けて形成されており、缶蓋側においては、缶胴の首部内に入り込んだチャックウォールの上端からボディーフック上端の折り返し部分を覆うシーミングパネルが連続し、そのシーミングパネルの外周縁から下方に延びるシーミングウォールがボディーフックの半径方向外側に配置され、そのシーミングウォールの下端縁から鉤状に折り返して連続するカバーフックがボディーフックと缶胴の首部との間に下方から入り込んだ構造とされる。
上述のように缶胴と缶蓋とを二重に巻締める二重巻締め装置としては、例えば特許文献1に示すように、第1巻締めロール(第1シーミングロール)により、缶蓋のカール部を缶胴のフランジ部と一体に外側にカールして、これらを抱き合わせるように巻き込んだ予備巻締め部(巻き込み部)を形成した後に、その予備巻締め部を第2巻締めロール(第2シーミングロール)により押圧して二重巻締め部を形成する装置が知られている。
近年では、コスト低減等のため、缶蓋材を薄肉化することが求められており、このような薄肉の缶蓋材による二重巻締め部構造として、例えば特許文献2には、0.25mmの板厚の缶蓋による実施例が示されている。
特開昭61−140337号公報 特開2004−331139号公報
缶蓋材の薄肉化の要求はますます強くなってきており、特許文献2記載の0.25mmの板厚から、さらに0.23mm以下の板厚のものが検討されている。
しかしながら、缶蓋材の薄肉化によって、従来の二重巻締め装置では二重巻締め部を十分に巻締めることができず、確実に密封性を確保することが難しくなっている。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、薄肉の缶蓋材を使用しても、確実に密封性を確保し得る強度を有する缶の二重巻締め装置を提供することを目的とする。
本発明の缶の二重巻締め装置は、缶胴のフランジ部に被せた缶蓋にチャック部材を嵌合するとともに、缶蓋の半径方向外方から接近する第1シーミングロールが缶蓋の周方向に相対的に移動しながら缶蓋のカール部を前記フランジ部と一体に外側にカールして、これらを抱き合わせるように巻き込んだ後、その巻き込み部を第2シーミングロールが缶蓋の周方向に相対的に移動しながら半径方向外方から押圧して二重巻締め部を形成する缶の二重巻締め装置において、前記第2シーミングロールは、その外周面に、上側顎部と下側顎部との間で前記二重巻締め部の外周面を形成するための成形凹部が周方向に沿って形成されており、前記下側顎部の軸心方向に沿う幅CLが0.1mm〜0.4mmの範囲内に設定され、前記成形凹部の軸心方向に沿うグルーブ幅GLに対する前記下側顎部の幅CLの比率CL/GLが0.04〜0.13の範囲内に設定されていることを特徴とする。
従来、第2シーミングロールの下側顎部は、缶胴(首部)に当接することがなかったが、二重巻締め缶の板厚の薄肉化に伴い、密封性を確保するためには第2シーミングロールの下側顎部を缶胴の首部に当接する位置まで押し込むことが必要となっている。
しかし、下側顎部と首部との接触面積が大きい場合、首部に生じるひずみが大きくなり破断することがある。また、接触面積が小さい場合には、第2シーミングロールの下側顎部が鋭利な刃物のように働き、局所的な歪みが生じて首部を破断させてしまうことがある。
本発明の缶の二重巻締め装置によれば、第2シーミングロールの下側顎部の幅CL及び成形凹部のグルーブ幅GLを上述の範囲内で設けることにより、薄肉の缶蓋材を使用しても、下側顎部と缶胴の首部との接触面積を適切にでき、缶蓋と缶胴との二重巻締め部の主として下部を密封性を確保し得る適切な形状に巻締めることができる。
この場合、下側顎部の幅CLが0.4mmを超え、あるいは成形凹部の軸心方向に沿うグルーブ幅GLに対する下側顎部の幅CLの比率CL/GLが0.13を超えると、下側顎部が首部を缶胴の半径中心方向へ押し込む領域(下側顎部と首部との接触面積)が増加するため、首部に生じるひずみが増大し破断し易くなる。また、下側顎部の幅CLが0.1mm未満、あるいは比率CL/GLが0.04未満の場合には、下側顎部が鋭利な刃物を突き当てたように作用し局所的な歪みが生じるために、破断し易くなる。
本発明の缶の二重巻締め装置において、前記成形凹部の下側顎部の最大外周位置から前記第2シーミングロールの軸心に平行な垂線と前記成形凹部の上側顎部との交点をP1点とするとき、P1点から前記成形凹部の最深位置までの軸心方向距離が前記グルーブ幅GLに対して0.4GL〜0.5GLの範囲内に配置され、前記P1点を経由して前記成形凹部内に至る最初の円弧面を第1円弧面、次の円弧面を第2円弧面とするとき、これら両円弧面の接点位置が、前記P1点からの軸心方向距離で0.1GL〜0.2GLの範囲内であり、前記成形凹部の最深位置の前記P1点からの深さをDとするとき、前記P1点からの半径方向距離で0.85D〜0.95Dの範囲内に配置されているとよい。
第2シーミングロールの成形凹部の最深位置及び第1円弧面と第2円弧面との接点位置を上述の範囲内に配置したことにより、缶蓋と缶胴との二重巻締め部の主として上部を適切な形状に押圧でき、確実に密封性を確保し得る適切な形状に巻締めることができる。
第2シーミングロールの成形凹部のP1点から最深位置までの軸心方向距離が0.4GL未満、成形凹部の二つの円弧面の接点位置がP1点からの軸心方向距離で0.1GL未満、あるいは、これら円弧面の接点位置の半径方向距離が0.85D未満のいずれかであると、シーミングウォールの最大張り出し位置のシーミングパネル頂点からの缶軸方向距離が小さくなり過ぎて、内圧の上昇によって缶蓋が持ち上がり易くなる。
一方、第2シーミングロールの成形凹部のP点から最深位置までの軸心方向距離が0.5GLを超え、成形凹部の二つの円弧面の接点位置がP1点からの軸心方向距離で0.2GLを超え、あるいは、これら円弧面の接点位置の半径方向距離が0.95Dを超える、いずれかの状態になると、シーミングウォールの最大張り出し位置のシーミングパネル頂点からの缶軸方向距離が大きくなり過ぎて、巻締内周の肩の部分がひれ状に鋭く張り出したシャープシームになり易い。
本発明の缶の二重巻締め方法は、缶胴のフランジ部に缶蓋を被せ、上記の缶の二重巻締め装置を用いて二重巻締め部を形成することを特徴とする。
本発明の缶の二重巻締め装置によれば、薄肉の缶蓋材を使用しても、巻締め時に缶胴破断を生じることなく、確実に密封性を確保し得る強度を有する二重巻締め部を構成することができる。
本発明に係る缶の二重巻締め装置の一実施形態の構造を示す縦断面図であり、(a)が第1シーミングロールによる巻き込み、(b)が巻き込み部を形成した後に、第2シーミングロールによる巻締めを説明する図である。 第2シーミングロールの成形凹部周辺を示す拡大縦断面図である。 図2に示す第2シーミングロールの成形凹部の下側顎部の要部拡大縦断面図である。 実施形態の缶巻締め装置における一組の巻締めユニットを概略的に示した正面図である。 缶の二重巻締め部の構造を示す拡大縦断面図である。
以下、本発明に係る缶の二重巻締め装置の一実施形態について、図面を参照して説明する。本実施形態の二重巻締め装置は、図5に示すように、缶胴の開口端部に缶蓋の周縁部が抱き合わせられるように巻締められた二重巻締め構造を形成する装置である。
図1(a)に、二重巻締めされる前の缶胴1と缶蓋2とを示す。巻締め前の缶胴1は、元板厚が0.230mm〜0.340mmのアルミニウム合金製板材を広口のカップ状に打ち抜いた後、さらに絞りしごき加工(DI加工)することにより形成したストレートの有底円筒状の胴体部3の上部を縮径してテーパ状の縮径部3aとするとともに(図4参照)、この縮径部3aの上端に首部4を形成し、この首部4の上端から半径方向外方に広がるフランジ部5が形成された形状である。このフランジ部5の板厚は0.145mm〜0.185mmとされる。
一方、巻締め前の缶蓋2は、元板厚が0.230mm以下、たとえば0.210mm〜0.230mmのアルミニウム合金製蓋材をプレス成形することにより、缶胴1の首部4より小径の円形のパネル部6が中心部に形成されるとともに、パネル部6の外縁に環状溝を形成するカウンターシンク部7を介して、チャックウォール8が上方に延びて形成されている。このチャックウォール8の上端から半径方向外方に延びながら外周縁が外側にカールされたカール部9が形成されている。カール部9の内面には、コンパウンド10が塗布されている。
そして、この缶胴1と缶蓋2とを巻締めるための二重巻締め装置は図4に示すように構成される。
この二重巻締め装置31は、図示略の巻締め機本体のターレットに、缶胴1を載置して上下移動及び回転駆動されるリフター32と、缶胴1に被せた缶蓋2を上方から押さえながら缶蓋2の内側に配置される缶蓋支持具33と、この缶蓋支持具33とリフター32との間に挟持された状態で回転させられる缶胴1及び缶蓋2に半径方向外方位置から接近して巻締め加工を行う複数のシーミングロール34,35との組み合わせからなる巻締めユニットが周方向に間隔を開けて複数組設けられている。そして、これらリフター32、缶蓋支持具33及びシーミングロール34,35は、巻締め機本体のターレットの旋回により、周方向に移動しつつリフター32と缶蓋支持具33との間に缶胴1及び缶蓋2を受け入れてこれらを挟持した状態とし、シーミングロール34,35で巻締めるようになっている。図4にはリフター32、缶蓋支持具33及びシーミングロール34,35からなる巻締めユニットを一組のみ示している。
リフター32は、缶胴1が載置されるリフタープレート36、及びこのリフタープレート36を上方に付勢するスプリング等を保持したホルダー部37が備えられており、巻締め機本体のターレットとともに旋回することにより、巻締め機本体に固定状態のリング状カム(図示略)に沿って移動しながら矢印Aで示すように上下移動し、矢印B1で示すように自身の軸心X回りに回転駆動させられる構成である。
缶蓋支持具33は、缶蓋2を上方から押さえるノックアウトパッド41と、このノックアウトパッド41の周囲にノックアウトパッド41と同一の軸心上に配置され缶蓋2のチャックウォール8の内周面側を支持するチャック部材42とが備えられており、リフター32と同一の軸心上に配置される。したがって、リフター32、缶蓋支持具33のノックアウトパッド41、チャック部材42は同一の軸心X上に配置されている。
チャック部材42は、図1(a)に示すように、その外周面に、巻締め時にシーミングロール34,35から加えられる半径方向内方に向けた押圧力を缶蓋2のチャックウォール8の内側で支持するウォール面43が、チャック部材42の軸心Xに対して上方に向かうにしたがって漸次拡径する方向に2°〜6°の傾斜角度θ1で形成され、そのウォール面43の下方に、缶蓋2のカウンターシンク部7に嵌合する環状突出部44が形成されている。なお、このチャック部材42は、その上部が巻締め機本体のターレットに回転自在に支持されているとともに、ターレットの旋回に伴い、巻締め機本体のラックにピニオンギヤが係合して矢印B2で示すように回転駆動されるようになっている。
ノックアウトパッド41は、チャック部材42の内側に軸心Xを中心に回転自在で、かつチャック部材42に対して上下移動可能に設けられている。
シーミングロール34,35は、外周面に成形凹部45,46が周方向に沿って形成され、缶蓋支持具33に対して図4の矢印E,Fで示すように半径方向に離間接近するとともに、自身の軸心Y1,Y2の回りに回転自在に支持されており、リフター32と缶蓋支持具33との間に挟持されて回転している缶胴1のフランジ部5上の缶蓋2のカール部9に半径方向外方位置から順番に接近して成形しながら巻締めるようになっている。
これらシーミングロール34,35において、第2シーミングロール35が最終的な二重巻締め部の外周面を形成する。この第2シーミングロール35は、図2に外周部の断面を拡大して示したように、外周部に、上側顎部51と下側顎部52との間で二重巻締め部を形成するための成形凹部46が周方向に沿う溝状に形成されている。
本実施形態の第2シーミングロール35においては、図2及び図3に示すように、下側顎部52の最大外周位置から軸心Y2(図4参照)に平行な垂線を基準線Z、基準線Zと上側顎部51との交点をP1とし、そのP1点を経由して成形凹部46内に至る最初の円弧面(半径R1の円弧面)を第1円弧面54、次の円弧面(半径R2の円弧面)を第2円弧面55、成形凹部46内の最も下方に位置する円弧面(半径R3の円弧面)を第3円弧面56、第3円弧面56に繋がる下側顎部52上方の円弧面(半径R4の円弧面)を第4円弧面57、下側顎部52の最も下方に位置する円弧面(半径R5の円弧面)を第5円弧面58、第5円弧面58に繋がる直線部分を直線部59としている。
この場合、成形凹部46のグルーブ幅GLは、上記のP1点から第3円弧面56の半径R3をなす円弧の下端側水平接線を基準線Zまで延ばした仮想線を引き、この仮想線と基準線Zとの交点であるP3点までの軸心方向距離(軸心Y2に平行な方向の距離)とされている。また、下側顎部52の幅CLは、P3点から第5円弧面58の下端に繋がる直線部59の上端側を延ばした仮想線と基準線Zとの交点であるP4点までの軸線方向距離とされ、0.1mm〜0.4mmの範囲内に設定され、成形凹部46のグルーブ幅GLに対する下側顎部52の幅CLである比率CL/GLが0.04〜0.13の範囲内に設定されている。
成形凹部46においては、P1点から成形凹部46の最深位置Jまでの軸心方向距離Hが、成形凹部46の軸心方向に沿うグルーブ幅GLに対して0.4GL〜0.5GLの範囲内に配置されている。そして、第1円弧面54と第2円弧面55との接点位置であるP2点は、成形凹部46のグルーブ幅GLに対してP1点からの軸心方向距離Kが0.1GL〜0.2GLとなる範囲内にあり、成形凹部46の最深位置JのP1点からの深さをDとするとき、P1点からの半径方向距離(半径方向に沿う距離)Lが0.85D〜0.95Dの範囲内となるように配置されている。
そして、このように構成された二重巻締め装置31による巻締め加工は、次のように行われる。なお、この巻締め加工によって缶胴1及び缶蓋2が部分的に変形するが、以下の説明では、缶胴1及び缶蓋2については巻締め前、巻締め途中、巻締め後において同一符号を付している。
まず、図4に示すようにリフター32に載せた缶胴1のフランジ部5に図1(a)に示すように缶蓋2のカール部9を被せ、その上方からチャック部材42を缶蓋2に嵌合して、チャック部材42とリフター32との間で缶胴1と缶蓋2とを挟んだ状態で、これらを軸心回りに回転させる。そして、これらの半径方向外方から第1シーミングロール34を図1(a)の矢印で示すように接近させ、缶蓋2のカール部9と缶胴1のフランジ部5とを外側に一体にカールさせ、缶蓋2のカール部9を缶胴1のフランジ部5の外方から鉤状に折り返しながら抱き合わせるようにして巻き込んで、図1(b)に示す巻き込み部11を形成する。
次いで、第1シーミングロール34を巻き込み部11から半径方向外方に離間させ、図1(b)の矢印で示すように、第2シーミングロール35を巻き込み部11に接近させ、巻き込み部11をさらに半径方向外方から押しつぶすように押圧する。このとき、缶蓋2の内側にはチャック部材42が嵌合しており、このチャック部材42の外周面のウォール面43が缶蓋2のチャックウォール8を内側から支持し、このウォール面43と第2シーミングロール35との間に缶蓋2と缶胴1とが挟み込まれる。これにより、図5に示すように、コンパウンド10を缶胴1と缶蓋2との間に圧縮状態に介在させた二重巻締め部12が構成される。
この二重巻締め部12においては、缶胴1は、首部4から上のフランジ部5が巻締めによって押しつぶされることにより、首部4の上端から半径方向外方に折り返されてなるボディーフック15が首部4の半径方向外側にほぼ缶軸方向に沿って配置されている。
缶蓋2は、パネル部6からチャックウォール8までの部分が首部4の内側に入り込んでいる。カール部9が巻締めによって成形されることにより、チャックウォール8の上端から連続しボディーフック15の折り返し部分を覆うシーミングパネル16と、このシーミングパネル16の外周縁から下方に向けて延びボディーフック15の半径方向外側に配置されたシーミングウォール17と、このシーミングウォール17の下端から折り返されボディーフック15と缶胴1の首部4との間に下方から入り込んで上方に向けて延びるカバーフック18とが設けられている。
この二重巻締め部12の内部に、缶蓋2の内面に塗布されていたコンパウンド10が缶胴1との間で圧縮状態に介在させられることにより、缶胴1と缶蓋2との間が密封状態となっている。
そして、薄肉の缶蓋材を用いて密封性に優れた二重巻締め部12を形成するために、二重巻締め装置31においては、第2シーミングロール35の下側顎部52の幅CLが0.1mm〜0.4mmの範囲内に設定され、成形凹部46のグルーブ幅GLに対する下側顎部52の幅CLの比率CL/GLが0.04〜0.13の範囲内に設定されている。
また、第2シーミングロール35の前述したP1点から成形凹部46の最深位置Jまでの軸心方向距離Hが成形凹部46のグルーブ幅GLに対して0.4GL〜0.5GLの範囲内に配置され、第1円弧面54と第2円弧面55との接点位置P2が、P1点からの軸心方向距離Kで0.1GL〜0.2GLの範囲内であり、P1点からの半径方向距離Lで0.85D〜0.95Dの範囲内に配置されていることが重要である。
第2シーミングロール35の下側顎部52の幅CL及び成形凹部46のグルーブ幅GLを、上述の範囲内で設けることにより、下側顎部52と首部4との接触面積を適切にでき、二重巻締め部12の下部を密封性を確保し得る適切な形状に巻締めることができる。
この場合、下側顎部52の幅CLが0.4mmを超え、あるいは成形凹部46の軸心方向に沿うグルーブ幅GLに対する下側顎部52の幅CLの比率CL/GLが0.13を超えると、下側顎部52が缶胴1の首部4をその半径中心方向へ押し込む領域(下側顎部52と首部4との接触面積)が増加するため、首部4に生じるひずみが増大し破断し易くなる。また、下側顎部52の幅CLが0.1mm未満、あるいは比率CL/GLが0.04未満の場合には、下側顎部52が鋭利な刃物を突き当てたように作用し局所的な歪みが生じるために、破断し易くなる。
また、第2シーミングロール35の成形凹部46のP1点から最深位置Jまでの軸心方向距離Hが0.4GL未満、成形凹部46の二つの円弧面54,55の接点位置P2がP1点からの軸心方向距離Kで0.1GL未満、あるいは、これら円弧面54,55の接点位置P2の半径方向距離Lが0.85D未満のいずれかであると、シーミングウォール17の最大張り出し位置Sのシーミングパネル16頂点からの缶軸方向距離HSが小さくなり過ぎて、例えば0.35W未満となり、内圧によって缶蓋が持ち上がり易くなって、シームギャップGが広がるおそれがある。
一方、第2シーミングロール35の成形凹部46のP1点から最深位置Jまでの軸心方向距離Hが0.5GLを超え、成形凹部46の二つの円弧面54,55の接点位置P2がP1点からの軸心方向距離Kで0.2GLを超え、あるいは、これら円弧面54,55の接点位置P2の半径方向距離Lが0.95Dを超える、いずれかの状態になると、シーミングウォール17の最大張り出し位置Sのシーミングパネル16頂点からの缶軸方向距離HSが大きくなり過ぎて、例えば0.55Wを超えてしまい、巻締め部の上部が締め過ぎ状態となって、シャープシームになり易い。
このように、本実施形態の二重巻締め装置31によれば、巻締められた缶胴1及び缶蓋2は、巻締め時に缶胴に破断を生じさせることなく、また缶胴1の首部4との間に大きな隙間を生じさせることなく、確実に密封性が確保された二重巻締め部を構成することができる。
なお、上述のように形成された二重巻締め部12においては、最大巻締め厚さTは平均測定値として1.10mm〜1.25mm、巻締め幅Wは2.50mm〜2.70mmとされる。いずれの平均測定値も、巻締めた後の容器を上方、すなわち缶底側ではなく、缶蓋側から見たときにリング状となる巻締め部を8等分した8箇所の各寸法を測定した際の1缶当たりの平均値を指す。また、缶胴1の首部4とボディーフック15との間に入り込んだ缶蓋2のカバーフック18は、缶胴1の首部4と平行ではなく、上方に向かうにしたがって首部4に漸次接近する方向に傾斜しており、ボディーフック15とカバーフック18との缶軸方向位置が重なるオーバーラップ部OLと同じ缶軸方向位置の範囲内にある首部4の板厚の中心線をN1、同じ範囲内のカバーフック18の板厚の中心線をN2とすると、首部4の中心線N1とカバーフック18の中心線N2とのなす角度θ2は0.5°〜5.0°とされている。
また、チャックウォール8も首部4に対して上方に向かうにしたがって漸次接近する方向に傾斜している。このため、カバーフック18とチャックウォール8とは上方に向かうにしたがって漸次接近しており、オーバーラップ部OLと同じ缶軸方向位置の範囲内にあるチャックウォール8の板厚の中心線をN3とすると、カバーフック18の中心線N2とチャックウォール8の中心線N3とのなす角度θ3は4〜10°とされる。
また、シーミングウォール17は、その外周面が缶軸方向と平行ではなく、全体的に膨出するように湾曲しており、その最大外径となる最大張り出し位置Sが、シーミングパネル16の頂点からの缶軸方向距離(缶軸方向に平行な方向の距離)HSで巻締め幅Wに対して0.35W〜0.55Wの範囲内に配置されている。
このような二重巻締め部構造は、カバーフック18が上方に向かうにしたがって缶胴1の首部4に漸次接近する方向に傾斜していること、及びシーミングウォール17の外周面において最大外径となる最大張り出し位置Sがシーミングパネル16の頂点からの缶軸方向距離HSで巻締め幅Wに対して0.35W〜0.55Wの範囲内に配置されていることから、二重巻締め部12の巻締め厚さが、二重巻締め部12の缶軸方向の中間付近から上部にかけて漸次小さくなって、巻締め部の上部が狭められ、その結果、缶蓋2のカバーフック18先端と缶胴1のボディーフック15基端の折り返し部との間のアッパークリアランスUCが小さくなるとともに、カバーフック18先端が缶胴1に当接して、アッパークリアランスUCを縮小する方向の相対移動が拘束される。このため、シーミングパネル16と缶胴1との間のシームギャップGが広がりにくくなって、内圧上昇時の缶胴1からの缶蓋2の持ち上がり(図5の矢印参照)が防止される。
この場合、カバーフック18と首部4との傾斜角度θ2が0.5°未満では、巻締め部12の上部を狭める効果が少なく、内圧上昇時にシームギャップGが広がるおそれがある。一方、カバーフック18と首部4との傾斜角度θ2が5.0°を超えると、巻締め部12の上部が締り過ぎて、巻締内周の肩の部分(缶蓋2のチャックウォール8とシーミングパネル16との間のコーナー部)が半径方向内方にひれ状に鋭く張り出したシャープシームになり易く、飲む際にシャープシームの部分が唇に当たって不快感を与えるとともに、亀裂を生じるおそれがある。
また、シーミングパネル16の頂点からシーミングウォール17の最大張り出し位置Sまでの缶軸方向距離HSが0.35W未満であると、シームギャップGが広がり易く、0.55Wを超えるとシャープシームになり易い。
次に、実施例について比較例と対比して説明する。
缶胴としては,元板厚が0.270mmのアルミニウム合金を成形し、缶蓋としては、元板厚が0.220mmのアルミニウム合金を成形した。缶胴は、フランジ部の幅が2.0mm〜2.4mm、フランジ部の厚さが0.16mm〜0.20mmのものを用い、缶蓋は、カール部の高さが2.0mm〜2.4mmのものを使用した。
そして、缶胴にガスボリューム3.0の内容液を充填して缶蓋を巻締めて飲料缶を作製した。その際、表1に示すように、巻締め装置の第2シーミングロール35の形状を変更して、下側顎部の幅CL、成形凹部46のグルーブ幅GL、これらの比率CL/GLを種々変えて巻締めた飲料缶を複数缶ずつ作製した。なお、第2シーミングロール35のグルーブ深さDは、0.5mm〜0.7mmの範囲内とした。
下側顎部の幅CL及び成形凹部46のグルーブ幅GLの寸法測定は、二次元形状測定器を用いて測定した。図2から図4に示す符号を用いて説明すると、下側顎部52の最大外周位置から軸心Y2(図4参照)に平行な垂線を基準線Zとし、図2及び図3に示す第3円弧面56の半径R3をなす円弧を測定し定めた後、その第3円弧面56の半径R3をなす円弧の下端側水平接線を基準線Zまで延ばした仮想線を引き、この仮想線と基準線Zとの交点であるP3点を下側顎部52の幅CLの上端点とした。また、下側顎部52の第5円弧面58の半径R5をなす円弧を測定し定め、その第5円弧面58の下端に繋がる直線部59の上端側を延ばした仮想線と、基準線Zとの交点であるP4点を下側顎部52の幅CLの下端点とした。そして、これら上端点と下端点との軸線方向長さを下側顎部52の幅CLとした。また、基準線Zと上側顎部51との交点をP1点とし、P1点から下側顎部52の上端点であるP3点までの軸線方向長さを成形凹部46のグルーブ幅GLとした。
次に、各飲料缶の巻締確認として、最大巻締め厚さT=1.10mm設定で巻締めることによって下側顎部が最も首部に近づく状態において、缶胴の首部の破断による内容液の漏洩の有無を確認した。1缶も漏れが生じなかったものを「○」、首部に亀裂が生じたことにより1缶でも漏れが生じたものを「×」とした。また、本実施例の第2シーミングロールによっては、正常な巻締め形態が得られなかったものを「不良」とした。表1に結果を示す。
Figure 0005912826
この表1の結果からわかるように、第2シーミングロール35の下側顎部52の幅CLが0.1mm〜0.4mmの範囲内に設定され、成形凹部46のグルーブ幅GLに対する下側顎部52の幅CLの比率CL/GLが0.04〜0.13の範囲内に設定されている場合には、漏れ缶の発生はなかった。
次に、このように缶胴の破断による漏れが生じなかった第2シーミングロールの条件を採用して、第2シーミングロールの下側顎部52の幅CLを0.1mm〜0.4mmの範囲内に設定し、成形凹部46のグルーブ幅GLに対する下側顎部52の幅CLの比率CL/GLを0.04〜0.13の範囲内に設定するとともに、表2及び表3に示すように、巻締め装置の第2シーミングロールの形状を変更して、成形凹部46のP1点から最深位置Jまでの軸心方向距離H、成形凹部46のP1点から二つの円弧面54,55の接点位置P2までの軸心方向距離K、これら円弧面54,55の接点位置P2の半径方向距離Lを種々変えて巻締めた飲料缶を作製した。これらの飲料缶については、特開2001−305003号公報に開示のシームギャップ試験方法を用いて、二重巻締め部の緩みによる内容液の漏洩の有無を確認した。概略説明すると、内容液を充填した飲料缶を倒立姿勢として首部に連続するテーパ状の縮径部を下方から支持し、飲料缶の底部に孔を開けて、その孔から略0.5MPa圧縮空気を缶内に圧入し、その加圧状態で5分間保持する。その後、二重巻締め部からの漏れの発生を目視により確認する。試験は、それぞれの条件の飲料缶について10缶ずつ測定し、振動と軸心方向の荷重の付与時間が5分間経過して、1缶も漏れが生じなかったものを「○」、1缶でも漏れが生じたものを「×」とした。なお、評価結果が「×」となり漏れが生じた飲料缶においても、本実施例のように缶内圧が作用する陽圧缶としての使用でなければ、問題なく使用できる。
また、これらの飲料缶について、飲む際の口当たりについての官能試験を実施した。口当たりについての官能試験(シャープシームの有無)は、飲む動作のときに唇に尖った感じ等の違和感を感じるか否かを5人にテストした。5人のうちの一人でも違和感を感じると答えた場合に「△」、5人ともが違和感を感じないと答えた場合が「○」とした。これらの結果を表2及び表3に示す。
Figure 0005912826
Figure 0005912826
表2及び表3の結果からわかるように、第2シーミングロール35のP1点から成形凹部46の最深位置Jまでの軸心方向距離Hが成形凹部46のグルーブ幅GLに対して0.4GL〜0.5GLの範囲内に配置され、第1円弧面54と第2円弧面55との接点位置P2が、P1点からの軸心方向距離Kで0.1GL〜0.2GLの範囲内であり、P1点からの半径方向距離Lで0.85D〜0.95Dの範囲内であると、より高圧の条件下でも漏れ缶の発生はなく、また、飲むときの口当たりも良好であった。
このように、本発明の缶の二重巻締め装置によれば、薄肉の缶蓋材を使用しても、確実に密封性を確保できることがわかる。
なお、本発明は前記実施形態の構成のものに限定されるものではなく、細部構成においては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
前記実施形態では、巻締め時に缶胴と缶蓋とを一体に回転させた状態でシーミングロールで巻締め加工したが、缶胴と缶蓋とは回転させずに、缶蓋の周囲にシーミングロールを回転させるようにしてもよい。
1 缶胴
2 缶蓋
3 胴体部
3a 縮径部
4 首部
5 フランジ部
6 パネル部
7 カウンターシンク部
8 チャックウォール
9 カール部
10 コンパウンド
11 巻き込み部
12 二重巻締め部
15 ボディーフック
16 シーミングパネル
17 シーミングウォール
18 カバーフック
S シーミングウォールの最大張り出し位置
31 二重缶巻締め装置
32 リフター
33 缶蓋支持具
34 第1シーミングロール
35 第2シーミングロール
42 チャック部材
43 ウォール面
44 環状突出部
45,46 成形凹部
51 上側顎部
52 下側顎部
J 成形凹部の最深位置
54 第1円弧面
55 第2円弧面
56 第3円弧面
57 第4円弧面
58 第5円弧面
59 直線部

Claims (3)

  1. 缶胴のフランジ部に被せた缶蓋にチャック部材を嵌合するとともに、缶蓋の半径方向外方から接近する第1シーミングロールが缶蓋の周方向に相対的に移動しながら缶蓋のカール部を前記フランジ部と一体に外側にカールして、これらを抱き合わせるように巻き込んだ後、その巻き込み部を第2シーミングロールが缶蓋の周方向に相対的に移動しながら半径方向外方から押圧して二重巻締め部を形成する缶の二重巻締め装置において、前記第2シーミングロールは、その外周面に、上側顎部と下側顎部との間で前記二重巻締め部の外周面を形成するための成形凹部が周方向に沿って形成されており、前記下側顎部の軸心方向に沿う幅CLが0.1mm〜0.4mmの範囲内に設定され、前記成形凹部の軸心方向に沿うグルーブ幅GLに対する前記下側顎部の幅CLの比率CL/GLが0.04〜0.13の範囲内に設定されていることを特徴とする缶の二重巻締め装置。
  2. 前記成形凹部の下側顎部の最大外周位置から前記第2シーミングロールの軸心に平行な垂線と前記成形凹部の上側顎部との交点をP1点とするとき、P1点から前記成形凹部の最深位置までの軸心方向距離が前記グルーブ幅GLに対して0.4GL〜0.5GLの範囲内に配置され、前記P1点を経由して前記成形凹部内に至る最初の円弧面を第1円弧面、次の円弧面を第2円弧面とするとき、これら両円弧面の接点位置が、前記P1点からの軸心方向距離で0.1GL〜0.2GLの範囲内であり、前記成形凹部の最深位置の前記P1点からの深さをDとするとき、前記P1点からの半径方向距離で0.85D〜0.95Dの範囲内に配置されていることを特徴とする請求項1記載の缶の二重巻締め装置。
  3. 缶胴のフランジ部に缶蓋を被せ、請求項1又は2に記載の缶の二重巻締め装置を用いて二重巻締め部を形成することを特徴とする缶の二重巻締め方法。
JP2012107864A 2012-05-09 2012-05-09 缶の二重巻締め装置 Active JP5912826B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012107864A JP5912826B2 (ja) 2012-05-09 2012-05-09 缶の二重巻締め装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012107864A JP5912826B2 (ja) 2012-05-09 2012-05-09 缶の二重巻締め装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013233571A JP2013233571A (ja) 2013-11-21
JP5912826B2 true JP5912826B2 (ja) 2016-04-27

Family

ID=49760118

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012107864A Active JP5912826B2 (ja) 2012-05-09 2012-05-09 缶の二重巻締め装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5912826B2 (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61140337A (ja) * 1984-12-14 1986-06-27 Toyo Seikan Kaisha Ltd 缶体の製造方法
JPS61212436A (ja) * 1985-03-18 1986-09-20 Toyo Seikan Kaisha Ltd 炭酸飲料と無炭酸飲料缶の共通巻締装置
JPH049061Y2 (ja) * 1987-06-24 1992-03-06
JPH02241631A (ja) * 1989-03-13 1990-09-26 Dainippon Printing Co Ltd 金属蓋付容器および容器巻締装置
EP2497717A1 (en) * 1999-12-08 2012-09-12 Ball Corporation Metallic beverage can end with improved chuck wall and countersink
JP2004331139A (ja) * 2003-05-06 2004-11-25 Toyo Seikan Kaisha Ltd 缶体の二重巻締部構造
JP5271347B2 (ja) * 2010-12-27 2013-08-21 麒麟麦酒株式会社 缶の二重巻締め部構造及び二重巻締め装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013233571A (ja) 2013-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4388817B2 (ja) 改良されたチャック壁及び皿穴を有する金属飲料缶端部
JP6515952B2 (ja) ボトル缶、キャップ付きボトル缶、及びボトル缶の製造方法
JP5090290B2 (ja) ボトル缶
US11858681B2 (en) Can body and method of manufacturing thereof
JP2004210403A (ja) キャッピング成形方法及びキャッピング装置
RU2655906C2 (ru) Торцевая крышка банки для напитка, имеющая дугообразную стенку панели и изогнутую переходную стенку
JP5912826B2 (ja) 缶の二重巻締め装置
JP5271347B2 (ja) 缶の二重巻締め部構造及び二重巻締め装置
JP2020093847A (ja) 缶体
JP2018016371A (ja) 缶の二重巻締め部構造及び二重巻締め方法
JP4342988B2 (ja) ボトル缶体の製造装置及びボトル缶体の製造方法
JP2004074170A (ja) ボトル缶体のねじ成形装置及びボトル缶体
JP5271332B2 (ja) 缶の二重巻締め部構造
JP6342308B2 (ja) 缶の巻締め方法、第1巻締めロール及び缶の巻締め装置
JP2019156430A (ja) 缶体
JP2007269363A (ja) キャップ、キャップ付ボトル缶及びキャップ製造方法
WO2019039184A1 (ja) ボトル缶及びキャップ付きボトル缶
JP2018103254A (ja) ボトル缶、キャップ付きボトル缶およびその製造方法
WO2021117317A1 (ja) ボトル缶およびボトル容器
JP2012201378A (ja) 二重巻締用缶蓋
JP5703047B2 (ja) 飲料用アルミニウム缶蓋
JP2018020330A (ja) 缶の巻締め装置
JP6801718B2 (ja) 缶体、缶体の製造方法および缶体の製造装置
JP7030503B2 (ja) キャップ付きボトル缶
JP2022119587A (ja) 缶蓋及びその缶蓋用シェル製造方法並びに製造装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150304

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160308

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160401

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5912826

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250