JP5912359B2 - 遊技媒体貸出機 - Google Patents
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Description
したがって、近年の遊技場では、遊技者が所望の遊技機を選択して席に着くと、遊技媒体を借りるためにわざわざ席を離れる必要がなく、当該遊技機と対面した状態で遊技媒体を借りることができるため、旧来の遊技場に比べると、遊技環境の利便性が高くなってきている。
また、CRユニットは、有価媒体の取り出しに本人確認等要さないため、有価媒体の正規の保有者ではない第三者であっても、内部に保持された他人の有価媒体を取り出すことが可能な構成とされている。
したがって、この種のCRユニットは、有価媒体が保持された状況で、且つ、有価媒体の正規の所有者の注意が働かない状況、つまりその正規の所有者が席を離れた等の状況となれば、いかなる者であっても、他人の所有する有価媒体を容易に取り出すことができる状況が発生する。
このように、従来の貸出機は、遊技環境の利便性は満足いくものであるが、自己管理を怠ると有価媒体が盗難されてしまうという可能性が非常に高かった。
なお、ここで言う「有価媒体」とは、投入された貨幣の金額情報等を記憶できる記憶手段が搭載されたカードやコインあるいはスティック等を意味する。
したがって、本発明によれば、遊技の開始の前あるいは最中に、用事等で急いで席を離れなくてはならない場合が発生したとしても、機能制限手段の取り外し可能状態を予め準備しておくことができるため、席を離れようと思い立った瞬間、遊技者は機能制限手段を遊技媒体貸出機から取り外して、有価媒体に関連する機能を容易に制限することができる。
このように、本発明では、所定の条件が満たされれば、遊技者が何ら特別な操作を行うことなく機能制限手段が取り外し可能状態となり、遊技者が席を離れるタイミングには、有価媒体に関連する機能を容易に制限することができるため、従来のように遊技者が待ちきれず、有価媒体の盗難防止対策が実行されないという事態が発生することがない。
そこで、本発明では、機能制限手段が取り外された情報に基づいて、排出信号生成手段の機能が制限される構成とされている。即ち、機能制御手段が取り外されれば、直ぐさまその信号が、その遊技媒体貸出機に対応する遊技機に入力され、排出信号生成手段の機能が制限される。これにより、遊技媒体貸出機内部に有価媒体が保持され、且つ、遊技者が席を離れるような状況が発生したとしても、第三者がその有価媒体に基づいた遊技媒体を不正に持ち出すことが不能となるため、より確実に第三者の不正を阻止することができる。
本実施形態の遊技媒体貸出機(以下、単に貸出機ともいう)1は、複数のパチンコ機(遊技機)30が設置された遊技場内に設置されており、各パチンコ機30に隣接する位置に配されている。そして、各貸出機1は、それぞれに対応するパチンコ機30と電気的に接続されており、相互に信号の送受信が可能な構成とされている。
また、本実施形態の貸出機1は、ICチップが内蔵されたICカード(有価媒体)を介して、遊技球(遊技媒体)を貸し出す機能を備えた、CR(Card Reader)式のものが採用されており、さらにこの有価媒体の盗難を防止するための盗難防止機能が備えられている。
操作部23は、機能設定に関する入力や、挿入された有価媒体の使用金額又は使用球数等の決定を可能とする入力手段である。
なお、本実施形態では、通常、図4(a)に示すように、プランジャ16は本体部15から最大に突出した状態が維持されて、機能ロックキー5と係合(施錠状態)しており、所定の条件が満たされると、図4(b)に示すように、本体部15に通電されてプランジャ16の突出量が減少し、機能ロックキー5との係合状態が解放(解錠状態)される。
パチンコ機30は、遊技球を用いて遊技可能な遊技装置であり、貸出機1に投入された紙幣や有価媒体の有価情報を表示する遊技機側表示部31や、遊技機側表示部31に表示された有価価値の範囲内で遊技球の貸し出しを可能とする球貸しボタン32や、有価価値が残存する有価媒体を貸出機1から排出させる返却ボタン33を備えている。
ホールコンピュータ26は、パチンコ機30の稼働状況、並びに、貸出機1に投入された紙幣の有価価値や、有価媒体からの遊技球の貸し出しに伴って消費された有価価値の有価情報等に基づいて遊技場における売り上げ等を管理するコンピュータである。
媒体管理コンピュータ27は、貸出機1において新たに発行された有価媒体の発行情報や、有価媒体における遊技球の貸し出しに伴う有価価値の消費情報等の取引データを収集するコンピュータである。なお、媒体管理コンピュータ27は、第三者機関たるプリペイドシステムの管理会社で管理されているコンピュータである。
貸出機1の基本動作は、従来技術と同様であるため、簡単に説明する。
貸出機1は、所定の金額の紙幣が投入されると、その金額の有価価値を予め貸出機1の内部に保持された有価媒体に書き込むと共にその有価価値を読み取り、また、有価価値が残存した有価媒体が挿入されると、その有価媒体の有価価値を読み取り、貸出機側表示部22及び遊技機側表示部31にその有価情報を表示する。即ち、貸出機1は、紙幣や有価媒体のいずれが投入されても、有価媒体に関連づけられた有価価値が読み取られて、各表示部22、31に有価情報が表示される。そして、この状態において、遊技者によって、パチンコ機30の球貸しボタン32が操作されると、所定分の有価価値が消費(以下、消費有価価値という)されて、その消費有価価値に相当する遊技球がパチンコ機30に対して貸し出される。
一方、有価価値が残存した有価媒体が貸出機1に保持された状態で、そのパチンコ機30での遊技を終了あるいは別のパチンコ機30に替わろうとする場合においては、所定の操作をすることで、その有価媒体を貸出機1から排出させることができる。即ち、貸出機1に保持された有価媒体は、遊技者がパチンコ機30の返却ボタン33を操作することで、媒体挿排出口21から返却される。なお、この返却ボタン33を操作して、有価媒体が返却されるまでには、多少の待ち時間を要する。具体的に、その待ち時間は、3〜5秒程度である。
本実施形態の貸出機1は、上記したように、機能制限手段を備え、当該機能制限手段によって、有価媒体が第三者によって盗難されることを防止可能な構成とされている。
なお、以下の説明においては、各貸出機1は、紙幣あるいは有価媒体が投入される直前においては、キー挿通穴6に、それぞれ適合した識別情報を有した機能ロックキー5が挿通されていることを前提にする。
なお、ステップ5における「識別情報の不適合」とは、実際に機能ロックキー5の識別情報が当該貸出機1に一致しなかったり、機能ロックキー5自体の有無が確認できなかった場合を意味している。
なお、ステップ10において、基本動作不許可モードが機能した後、識別情報が適合する機能ロックキー5が確認されれば(ステップ6)、基本動作許可モードが機能する。
即ち、ステップ1で有価媒体に有価価値が残存していると確認された場合においては、ステップ2に移行してフラグのオン状態が確認され、ステップ5に移行し、上記した同様の動作が実行される。また、ステップ1で有価媒体に有価価値が残存していることが確認されなかった場合、つまり、有価媒体に残存していた有価価値を全て消費した状態においては、ステップ7に移行してフラグのオン状態が確認され、ステップ8に移行する。即ち、ステップ8において、阻止装置4を施錠状態に制御して、フラグをオフ状態にして、有価媒体の盗難防止に係る上記制御が終了する。
また、貸出機1が基本動作不許可モードに移行した瞬間及び基本動作不許可モードから基本動作許可モードに移行した瞬間、ホールコンピュータ26にその状況を報知する構成を付加しても構わない。これにより、遊技場の従業員がその状況を把握することが可能となるため、未然に不要なトラブルを防止することが可能となる。
3 ロックキー識別センサ
4 阻止手段
5 機能ロックキー(挿通部材)
6 キー挿入孔
16 プランジャ(係合部材)
21 媒体挿排出口
30 パチンコ機(遊技機)
33 返却ボタン(排出信号生成手段)
Claims (4)
- 複数の遊技機が設置された遊技場において、各遊技機に1台ずつ並設され、有価媒体の有価価値に基づいて所定の分量ずつ遊技媒体を貸し出す機能を備えた遊技媒体貸出機であって、
有価媒体に関連する機能を制限する機能制限手段を有し、
前記機能制限手段は、挿通部材と、当該挿通部材を挿通する挿通孔を備え、通常時には、前記挿通部材の一部が外部に露出した状態で前記挿通孔に挿通されており、所定の条件が満たされると、前記挿通部材が前記挿通孔から取り外し可能な状態となるものであり、
前記挿通部材が取り外された場合、有価媒体を排出する機能及び/又は遊技媒体を貸し出す機能が制限されることを特徴とする遊技媒体貸出機。 - 複数の遊技機が設置された遊技場において、各遊技機に1台ずつ並設され、有価媒体の有価価値に基づいて所定の分量ずつ遊技媒体を貸し出す機能を備えた遊技媒体貸出機であって、
有価媒体に関連する機能を制限する機能制限手段を有し、
前記機能制限手段は、所定の条件が満たされると、一部が取り外し可能な状態となるものであり、
前記機能制限手段の一部が取り外された場合、有価媒体を排出する機能及び/又は遊技媒体を貸し出す機能が制限され、
有価媒体は、紙幣の投入及び/又は遊技者が獲得した遊技媒体の量に基づいて有価価値が関連づけられるもので、
前記所定の条件は、紙幣又は有価媒体が導入され、且つ、有価媒体の有価価値が残存している場合に満たされることを特徴とする遊技媒体貸出機。 - 複数の遊技機が設置された遊技場において、各遊技機に1台ずつ並設され、有価媒体の有価価値に基づいて所定の分量ずつ遊技媒体を貸し出す機能を備えた遊技媒体貸出機であって、
有価媒体に関連する機能を制限する機能制限手段を有し、
前記機能制限手段は、所定の条件が満たされると、一部が取り外し可能な状態となるものであり、
前記機能制限手段の一部が取り外された場合、有価媒体を排出する機能及び/又は遊技媒体を貸し出す機能が制限され、
前記機能制限手段は、挿通部材と当該挿通部材の移動を制限する係合部材とを有し、通常、挿通部材と係合部材とは係合状態が維持されており、
前記所定の条件が満たされると、前記係合部材による前記挿通部材の係合状態が解放されることを特徴とする遊技媒体貸出機。 - 遊技機と当該遊技機に隣接する遊技媒体貸出機は電気的に接続されており、
遊技機は、所定の操作によって、前記挿排出部から有価媒体を排出させる信号を生成可能な排出信号生成手段を有し、
前記機能制限手段の一部が取り外された情報は、前記遊技機に対して直接的又は間接的に入力され、当該入力された情報に基づいて排出信号の生成が制限されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の遊技媒体貸出機。
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