JP4210072B2 - 偽貨幣検知システム - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
この発明は、偽貨幣検知システムにかかる。詳細には、パチンコホールでの両替に使用可能な偽貨幣検知システムにかかる。
【0002】
【従来の技術】
偽造紙幣を識別する紙幣読取装置は存在する。同装置では、両替される紙幣等事前に偽造紙幣か否かを判断することで、不正両替を検出しようとするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、偽造紙幣を識別可能なはずの券売機、両替機を通過したと見られる偽造紙幣が発見される。偽造紙幣の偽造の内容は様々で、偽造紙幣が発見されると捜査上の理由から最新の偽造紙幣の入手は困難であり、偽造紙幣を識別可能な紙幣読取装置をリアルタイムで製造することは困難である。また、偽造紙幣を識別可能な紙幣読取装置の効果を確認するには時間を要する。また、偽造される偽造紙幣を予め予想することは困難である。
そのため、パチンコホール等の両替者が被害の発生を事前に防止することは困難であった。偽造紙幣を識別する紙幣読取装置のみでは、不正両替の疑いのある貨幣を検出し被害発生を事前に防止することは困難である。
すなわち偽造紙幣を使用して、金額情報の記憶された磁気カード、ICカード、ICコイン等のプリペイドカード等の記憶媒体を購入し、購入した記憶媒体を清算して現金の返却を得る不正の疑いのある行為を防止することは困難である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明は、
少なくとも固有識別コードが記憶されて発行される記憶媒体と、
記憶媒体毎に固有識別コードを読出して、遊技機の遊技に使用する遊技媒体を貸出する遊技媒体貸出機と、
記憶媒体に関する金額情報に基づいて清算を行なう清算機と、
遊技媒体貸出機、清算機に接続され、記憶媒体毎に遊技媒体貸出機、清算機で使用された金額情報および管理情報が伝送され記憶される管理装置とを有し、
予め用意された、通常の遊技状況と異なるため異常と判断する条件と清算に係る記憶媒体の利用状況とを、清算機による清算時に対比し、異常と判断すべき条件を充足する記憶媒体を検知したときは、警告をおこなうことを特徴とする偽貨幣検知システム、
を提供する。予め用意された、通常の遊技状況と異なるため異常と判断する条件と清算に係る記憶媒体の利用状況とを、清算機による清算時に対比し、異常と判断すべき条件を充足する記憶媒体を検知したときは、警告をおこなうことで偽造貨幣の疑いのある貨幣を特定し、同貨幣の使用者を特定する。
【0005】
および、
少なくとも固有識別コードが記憶されて発行される記憶媒体と、
記憶媒体毎に固有識別コードを読出して、遊技機の遊技に使用する遊技媒体を貸出する遊技媒体貸出機と、
記憶媒体に関する金額情報に基づいて清算を行なう清算機と、
遊技媒体貸出機、清算機に接続され、記憶媒体毎に遊技媒体貸出機、清算機で使用された金額情報および管理情報が伝送され記憶される管理装置とを有し、
記憶媒体購入後、金額情報が減算されることなく清算される記憶媒体を、清算機による清算時に検知したときは、警告をおこなうことを特徴とする偽貨幣検知システム、
を提供する。そのため、記憶媒体購入後、金額情報が減算されることなく清算される記憶媒体を、清算機による清算時に検知することで偽造貨幣の疑いのある貨幣を特定し、同貨幣の使用者を特定する。
【0006】
および、
少なくとも固有識別コードが記憶されて発行される記憶媒体と、
記憶媒体毎に固有識別コードを読出して、遊技機の遊技に使用する遊技媒体を貸出する遊技媒体貸出機と、
記憶媒体に関する金額情報に基づいて清算を行なう清算機と、
遊技媒体貸出機、清算機に接続され、記憶媒体毎に遊技媒体貸出機、清算機で使用された金額情報および管理情報が伝送され記憶される管理装置とを有し、
清算機による清算時に、記憶媒体購入後、金額情報がわずかに減算されて清算される記憶媒体を検知したときは、警告をおこなうことを特徴とする偽貨幣検知システム、
を提供する。そのため、清算機による清算時に、記憶媒体購入後、金額情報がわずかに減算されて清算される記憶媒体を検知することで偽造貨幣の疑いのある貨幣を特定し、同貨幣の使用者を特定する。
【0007】
および、
少なくとも固有識別コードが記憶されて発行される記憶媒体と、
記憶媒体毎に固有識別コードを読出して、遊技機の遊技に使用する遊技媒体を貸出する遊技媒体貸出機と、
記憶媒体に関する金額情報に基づいて清算を行なう清算機と、
遊技媒体貸出機、清算機に接続され、記憶媒体毎に遊技媒体貸出機、清算機で使用された金額情報および管理情報が伝送され記憶される管理装置とを有し、
記憶媒体購入後所定時間内にて清算される記憶媒体を、清算機による清算時に、検知したときは、警告をおこなうことを特徴とする偽貨幣検知システム、
を提供する。そのため、記憶媒体購入後極めて短時間で清算される記憶媒体を、清算機による清算時に、検知することで偽造貨幣の疑いのある貨幣を特定し、同貨幣の使用者を特定する。
【0008】
および、
少なくとも固有識別コードが記憶されて発行される記憶媒体と、
記憶媒体毎に固有識別コードを読出して、遊技機の遊技に使用する遊技媒体を貸出する遊技媒体貸出機と、
記憶媒体に関する金額情報に基づいて清算を行なう清算機と、
遊技媒体貸出機、清算機に接続され、記憶媒体毎に遊技媒体貸出機、清算機で使用された金額情報および管理情報が伝送され記憶される管理装置とを有し、
予め用意された、通常の遊技状況と異なるため異常と判断する複数の条件の中から少なくとも一つ選択し、選択された一つの条件又は選択された複数の組み合わせた条件と清算に係る記憶媒体の利用状況とを清算機による清算時に対比し、異常と判断すべき条件を充足する記憶媒体を検知したときは、警告をおこなうことを特徴とする偽貨幣検知システム、
を提供する。予め用意された、通常の遊技状況と異なるため異常と判断する複数の条件の中から選択し、選択された条件と清算に係る記憶媒体の利用状況とを清算機による清算時に対比するため、不正遊技者の予想を外し、学習を防止する。
【0009】
および、
少なくとも固有識別コードが記憶されて発行される記憶媒体と、
投入された貨幣を順次収納し貨幣が収納されるごとに貨幣の種類を読取るとともに、
発行した記憶媒体の固有識別コードを読取り、記憶媒体を発行する記憶媒体発行機と、
記憶媒体毎に固有識別コードを読取り、遊技機の遊技に使用する遊技媒体を貸出する遊技媒体貸出機と、
記憶媒体に関する金額情報に基づいて清算を行なう清算機と、
記憶媒体発行機、遊技媒体貸出機、清算機に接続され、記憶媒体毎に記憶媒体発行機、遊技媒体貸出機、清算機で使用された金額情報および管理情報が伝送され記憶される管理装置とを有し、
予め用意された、通常の遊技状況と異なるため異常と判断する条件と清算に係る記憶媒体の利用状況とを清算機による清算時に対比し、異常と判断すべき条件を充足する記憶媒体を検知したときは、警告をおこなうとともに、警告をされた記憶媒体の固有識別コードを照合することで、当該記憶媒体が発行される為に貨幣収納部に投入された貨幣の貨幣収納部内の位置と、記憶媒体発行機が複数である場合は警告をされた記憶媒体を発行した記憶媒体発行機と、を通知することを特徴とする偽貨幣検知システム、
を提供する。予め用意された、通常の遊技状況と異なるため異常と判断する条件と清算に係る記憶媒体の利用状況とを清算機による清算時に対比し、異常と判断すべき条件を充足する記憶媒体を検知したときは、警告をおこなうとともに、警告をされた記憶媒体の固有識別コードを照合することで、警告をされた記憶媒体を発行した記憶媒体発行機および当該記憶媒体が発行される為に貨幣収納部に投入された貨幣の貨幣収納部内の位置を通知するため、異常検知の精度を向上することが可能である。
【0010】
および、
少なくとも固有識別コードが記憶されて発行される記憶媒体と、
投入された貨幣を順次収納し貨幣が収納されるごとに貨幣の種類を読取るとともに、
発行した記憶媒体の固有識別コードを読取り、記憶媒体を発行する記憶媒体発行機と、
記憶媒体発行機に接続され、記憶媒体毎に記憶媒体発行機で発行された金額情報および管理情報が伝送され記憶される管理装置とを有し、
固有識別情報の入力を受け付けて、記憶媒体を発行した記憶媒体発行機が複数である場合は発行機と、当該記憶媒体が発行される為に貨幣収納部に投入された貨幣の貨幣収納部内の位置と、を通知することを特徴とする偽貨幣検知システム、
を提供する。固有識別情報の入力を受け付けて、記憶媒体を発行した記憶媒体発行機が複数である場合は発行機と、当該記憶媒体が発行される為に貨幣収納部に投入された貨幣の貨幣収納部内の位置と、を通知するため挙動不審者がいたとき、カードの固有識別コードから行動を確認することが可能である。
【0011】
【発明の実施の形態】
この発明の第1実施例の実施の形態の使用状態の概念図をあらわす図1、図2、図2の一部詳細図をあらわす図3、図4、実施の形態にかかる管理情報をあらわす図5、第2実施例の概念図をあらわす図6にしたがって説明する。
【0012】
図1〜図5に図示する第1実施例において、11は管理装置、21は清算機、31は遊技媒体貸出機、41は貨幣読取装置、51は記憶媒体発行機である。清算機21、遊技媒体貸出機31、記憶媒体発行機51は管理装置11とネットワークで接続される。遊技媒体貸機31には、貨幣読取装置41が接続される。
図6に図示する第2実施例では、貨幣読取装置41は、遊技媒体貸出機31に内蔵される。
【0013】
Aは記憶媒体である。記憶媒体Aは、金額情報の記憶される磁気カード、ICカード、ICコイン等のプリペイドカード等からなる。記憶媒体Aは、カード発券機、台間玉貸機又は台間メダル貸機等の記憶媒体発行機51から発行される。記憶媒体Aには、固有識別コード、金額情報および管理情報が記憶される。
金額情報管理情報は、管理装置11で記憶させ、記憶媒体Aには固有識別コードのみが記憶させてもよい。
【0014】
記憶媒体発行機51では、記憶媒体Aを発行する。記憶媒体発行機51では、発行された記憶媒体Aの固有識別コード、当入金額カードに記憶されたカード金額に関する金額情報管理情報が管理装置11に伝送される。
【0015】
貨幣読取装置41は、この実施例では紙幣読取装置からなる。
貨幣読取装置41では、1万円は1万円札のブースに送られ挿入順に積層される。5千円札も同様に、5千円札のブースに送られ挿入順に積層される。
紙幣が投入されるに従い 紙幣読取装置41で読取った金額の範囲で記憶媒体発行機51から記憶媒体Aを発行させる。
【0016】
遊技媒体貸機31は、この実施の形態では、遊技機で遊技するのに必要なパチンコ玉を貸し出す台間玉貸機あるいはパチスロ機用メダルを貸出す台間メダル貸機である。
遊技媒体貸出機31では、パチンコ玉、メダル等の遊技媒体を貸出すにあたり、投入された記憶媒体A毎に固有識別コードを読出して、遊技機の遊技に使用する遊技媒体を貸出し、管理情報金額情報を管理装置11に伝送する。
遊技媒体貸出機31では、記憶媒体Aを発行してもよい。
【0017】
清算機21では、遊技終了後、遊技者は、記憶媒体Aに残金額情報が存在する場合に、清算機21に構成される記憶媒体リーダライタに記憶媒体Aを挿入する。すると残金額を返却する。
記憶媒体Aに記憶されるあるいは、当該記憶媒体Aに関する管理情報金額情報として、管理装置11に記憶される金額情報に基づいて清算を行なう。管理情報金額情報は、管理装置11に伝送する。
【0018】
管理装置11は、この実施例ではホールコンピュータである。管理装置11は、記憶媒体発行機51、遊技媒体貸出機31、清算機21にネットワークで接続され、記憶媒体A毎に記憶媒体発行機51、遊技媒体貸出機31、清算機21で使用された金額情報および管理情報が伝送され記憶される。
尚、管理装置11は、ホールコンピュータ以外に、カード管理コンピュータなど、清算機21、遊技媒体貸出機31、記憶媒体発行機51とネットワークを介して接続されたコンピュータであれば本発明に属する。つまり例えばカード管理コンピュータなどの他のコンピュータがホールコンピュータとメーカが異なる場合、遊技媒体貸出機31が遊技機のアウト玉センサ、セーフ玉センサよりの入力を受けて勝敗等の遊技情報を記録できる構成とすることが望ましい。もちろん他のコンピュータはホールコンピュータとネットワークを介してこれら上記遊技情報を共有するようにしてもよい。
管理装置11では、遊技媒体固有識別コード毎に金額情報および時刻情報等の管理情報が記録される。管理情報としては、記憶媒体の購入時間、購入金額、遊技媒体貸出機からの貸出時間、貸出金額等がある。図5に図示されるように、遊技媒体A毎に付される固有識別コード(カード識別コード)毎に、当入金額、遊技媒体Aであるカード金額、カード発行時刻が記憶されディスプレイ画面上に表示することが可能である。
記憶媒体Aには、金額情報および管理情報が記憶されるが、金額情報管理情報は、管理装置11で記憶させ、記憶媒体Aには固有識別コードのみが記憶させてもよい。
その場合は、記憶媒体Aに記憶される固有識別コードから、管理装置11に記憶される金額情報および管理情報が検索される。
金額情報管理情報は、管理装置11で記憶させ、記憶媒体Aには更に同一情報を記憶させてもよい。その場合は、二重管理により安全を保証する。
すなわち管理情報は、管理装置に記憶されても、記憶媒体に固有識別コードとともに記憶されてもよい。
【0019】
管理装置11では、予め用意された、通常の遊技状況と異なるため異常と判断する条件と清算に係る記憶媒体の利用状況とを、清算機による清算時に対比し、異常と判断すべき条件を充足する記憶媒体を検知したときは、警告をおこなう。
そのため、偽造貨幣の疑いのある貨幣を特定し、同貨幣の使用者を特定する。
通常の遊技状況と異なるため異常と判断する条件には、
(1)記憶媒体購入後、金額情報が減算されることなく清算される記憶媒体
(2)清算機による清算時に、記憶媒体購入後、金額情報がわずかに減算されて清算される記憶媒体
(3)記憶媒体購入後極めて短時間で清算される記憶媒体
がある。
台間玉貸機等の遊技媒体貸出機31では、1ボタンで500円分の遊技媒体を貸出す。即ち、1ボタンで500円分記憶媒体から使用され、遊技媒体を貸出す場合の最低貸出金額は500円である。
遊技機のうち、パチンコゲーム機では、大当たりの場合1,800発〜5,000発玉出しする。その間ほぼ10分間は要する。大当たりした玉を、記憶媒体に記入するには約10分要する。
遊技媒体の発行から、20分以内に清算するのは尋常ではない。また、最低貸出金額で清算するのも尋常ではない。
特に、20分以内に全く使用されていない記憶媒体が清算されたり、最低貸出金額あるいは最低貸出金額の2倍の金額のみ貸玉に使用され清算されるのは尋常ではない。
これらの場合、清算機はアラームを発して現金の返却はおこなわない。
【0020】
そこで、遊技者が例えば10,000円の偽造紙幣を使用して記憶媒体発行機51に内蔵されたあるいは、隣接して設置された紙幣読取装置41に投入した場合、通常であれば紙幣読取装置41は偽造紙幣を認識し、読取りエラーとする。しかしながら、紙幣読取装置41で偽造紙幣を偽造でない真札として読み取った場合は記憶媒体Aを発行することがあり得る。
記憶媒体発行機51では、記憶媒体Aに固有識別コードを記録させるとともに、金額情報時刻情報等の管理情報を記憶媒体Aに記憶させる。
更に、ネットワークで接続された管理装置11に対して、記憶媒体の固有識別コード毎の金額情報あるいは時刻情報等の管理情報を伝送する。
【0021】
遊技者が得た金額情報の記憶された記憶媒体Aを、金額情報が減算されていない未使用状態のまま、清算機21の記憶媒体リーダライタに挿入する場合、記憶媒体Aには、10,000円の金額情報が記憶されており、通常であれば、10,000円の現金が返却される。
しかしながら、管理装置11では通常の遊技状況と異なるため異常と判断されるため、現金は返却されない。同時に清算機21ではアラームで警告がされる。
【0022】
また、遊技者が得た金額情報が記憶された記憶媒体Aを使用してわずかに遊技はするものの、設定時間以内に記憶媒体Aを清算機21に挿入して現金を返却する場合、通常であれば例えば1,000円を使用していたとすれば9,000円の現金が返却される。
しかし、最低貸出金額で清算するのは尋常ではない。そこで、この場合も、管理装置11では通常の遊技状況と異なるため異常と判断されるため、警告がされるとともに、現金は返却されない。
遊技媒体の発行から、20分以内に清算するのは尋常ではない。そこで、この場合も、清算機21では警告がされるとともに、現金は返却されない。
【0023】
清算機21で読取った記憶媒体Aの固有識別コードを認識すると、その旨の情報を受領した管理情報11ではどの記憶媒体発行機51で発行した記憶媒体Aであるかを記憶された固有識別コードをもとに検索し判断し、速やかに通知する。通知を受領した従業員は速やかに紙幣読取装置41内部に設けられ紙幣を貯留する紙幣収納部を開放し偽造紙幣を回収する。
清算機21がアラームとなるときは、管理装置11でもアラームを発するようにしてもよい。
従業員は、該当する遊技者を待たせ、別の従業員に、紙幣収納部を開放させ偽造紙幣を回収させる。このようにすることで、偽造紙幣を使用した遊技者を特定することが可能となる。また、遊技場は被害を受けることなく偽造紙幣を回収することが可能となる。
【0024】
図5で図示されるように、これらの経過は、管理情報についてのディスプレイに表示される。図5において、連番は通算の記憶媒体Aの番号である。カード識別コードは、記憶媒体Aにそれぞれ振られた固有識別コードである。ABC12345678、DEF23456789、GHI34567890をいう。投入金額とは、紙幣読取装置41に遊技者が投入された紙幣の各札の種類を順次あらわす。カード金額とは、紙幣読取装置41で読取られた範囲で、記憶媒体発行機51から発行された記憶媒体Aに記憶された金額をいう。カード発行時刻とは、記憶媒体Aが発行された時刻をいう。これら情報は管理装置11に伝送され記憶される。
固有識別コードを照合することで、GHI34567890が偽造紙幣ではないかと確認され、ディスプレイ上でマーキングされる。
【0025】
次に、第3実施例を構成の概念図を図示する第7図、同一部拡大概念図をあらわす図8、第9図、同帳票の一部を図示する第10図、ディスプレイの一例を図示する図11、フロー図をあらわす図12、図13にしたがって説明する。
第3実施例は、説明する以外は第1実施例、第2実施例とほぼ同様に構成作用効果からなる。11は管理装置、21は清算機、51は記憶媒体発行機、61は無線装置、71は遊技機である。清算機21、遊技媒体貸出機31、記憶媒体発行機51は管理装置11とネットワークで接続される。無線装置61は、管理装置11に接続される。
【0026】
すなわち、第3実施例では、管理装置11で、予め用意された、通常の遊技状況と異なるため異常と判断する複数の条件の中から選択し、選択された条件と清算に係る記憶媒体Aの利用状況とを清算機21による清算時に対比し、異常と判断すべき条件を充足する記憶媒体Aを検知したときは、警告をおこなう。そのため、不正遊技者の予想を外し、学習を防止する。
あるいは、第3実施例では、管理装置11で、予め用意された、通常の遊技状況と異なるため異常と判断する条件を組み合わせ、組み合わされた条件と清算に係る記憶媒体Aの利用状況とを清算機21による清算時に、対比し、異常と判断すべき条件を充足する記憶媒体Aを検知したときは、警告をおこなう。そのため、異常検知の精度を向上することが可能である。
あるいは、第3実施例では、管理装置11で、予め用意された、通常の遊技状況と異なるため異常と判断する条件と清算に係る記憶媒体Aの利用状況とを清算機21による清算時に、対比し、異常と判断すべき条件を充足する記憶媒体Aを検知したときは、警告をおこなうとともに、警告をされた記憶媒体Aの固有識別コードを照合することで、警告をされた記憶媒体Aを発行した記憶媒体発行機51を求め、当該記憶媒体発行機51を通知する。そのため、異常検知の精度を向上することが可能である。
あるいは、第3実施例では、管理装置11で、予め用意された、通常の遊技状況と異なるため異常と判断する条件と清算に係る記憶媒体Aの利用状況とを清算機21による清算時に対比し、異常と判断すべき条件を充足する記憶媒体Aを検知したときは、警告をおこなうとともに、警告をされた記憶媒体Aの固有識別コードを照合することで、警告をされた記憶媒体Aを発行した記憶媒体発行機51および当該記憶媒体Aが発行される為に貨幣収納部に投入された貨幣の貨幣収納部内の位置を通知する。そのため、異常検知の精度を向上することが可能である。
あるいは、第3実施例では、管理装置11で、予め用意された、通常の遊技状況と異なるため異常と判断する条件と清算に係る記憶媒体の利用状況とを清算機による清算時に対比し、異常と判断すべき条件を充足する記憶媒体を検知したときは、警告をおこなうとともに、警告をされた記憶媒体の固有識別コードを照合することで、警告をされた記憶媒体を発行した記憶媒体発行機および当該記憶媒体が発行される為に貨幣収納部に投入された貨幣の貨幣収納部内の位置を通知するため、異常検知の精度を向上することが可能であるとともに、記憶媒体発行機による記憶媒体の発行を停止するため、収納される貨幣の位置がずれることはない。
【0027】
通常の遊技状況と異なるため利用状況を異常と判断する条件としては下記のものが考えられる。
(1)記憶媒体が未使用である場合。
(2)玉貸し回数が所定値未満であること。例えば1回玉貸しを受て止めている場合。
(3)所定値以上の残額がある場合。例えば最低貸出額である500円のみ使用の場合。
(4)発券から所定時間内に清算を行なっている場合。例えば5分以内〜15分以内の場合。即ち大当たりの場合10分以上はかかる。
(5)玉計数していない場合。
(6)大当たり回数が所定値未満の場合。例えば大当たりが0回の場合。
(7)遊技時間が所定値未満の場合。
(8)貯玉状況が所定値未満の場合。例えば、貯玉状況が0である場合。
(9)勝敗の絶対値が所定値以内の場合。
これらの条件を単独であるいは、OR条件あるいAND条件として組み合わせた複数の関数で使用して、検知する。
あるいは、周期的に、またはランダムにこれらの条件のなかから使用する条件選択して複数の関数を変更する。
その結果不正遊技者の予想を外し、学習を防止することが可能となる。
【0028】
図12、図13にしたがって説明する。
1
遊技者は、例えば10,000円の偽造紙幣を使用して記憶媒体発行機51の紙幣投入口に投入する。即ち、記憶媒体発行機51に内蔵されたあるいは近接して設置された紙幣読取装置41に投入する。
紙幣読取装置41では、偽造紙幣を読取りエラーとなる。
S1 :紙幣読取機は、投入された10 ,000 円を識別する。
S2:通常であれば、紙幣読取装置41では、偽造紙幣を読取りエラーとなる。
S3:紙幣を返却する。
しかし、偽造紙幣を10 ,000 円と認識することがある。
S5:そして、プリペイドカードである記憶媒体A(磁気カードやIC カード、或いはIC コイン等のプリペイドカード)を発行する。
S4:ところで、記憶媒体発行機51は、識別された入金金種毎に収納する収納庫が異なり、入金順に並んでその収納庫に収納される。
S6:その際、記憶媒体発行機51の内部に印刷機を備えたタイプは、記憶媒体A発行の度にカードIDである固有識別コードと入金日時と入金金種を印刷する。
【0029】
2
S5:記憶媒体発行機51は、記憶媒体Aに固有識別コードを記録する。
S5:更に、記憶媒体Aに金額情報或いは時刻情報等の管理情報を記録する。そして、遊技客にプリペイドカードである記憶媒体Aを発行する。
S7:更に、ネットワーク接続された管理装置11に対して、記憶媒体固有識別コード毎の金額情報或いは時刻情報等の管理情報を送信する。
SS1:管理装置11においても、これら記憶媒体固有識別コード毎の金額情報或いは時刻情報等の管理情報を記録する。この管理情報は、プリペイドカードである記憶媒体A、管理装置11を含めたネットワーク上の少なくとも一つに記録するようにすればよい。
【0030】
3
記憶媒体発行機51から発行された記憶媒体Aは遊技者が持ち運ぶ。
S8:記憶媒体Aは、遊技者によって遊技機71の隣のCRユニット、若しくはサンドに挿入され、利用状況の情報として、大当り回数、スタート回数、遊技時間、勝敗{(アウト<発射玉数>−セーフ<供給玉数>)}のうち少なくとも一方が記録される。
玉数でなく、発射玉数分の消費金額1玉4円、供給玉数分の金額1玉2.5円、出玉率などを記録する。その他下記のようなパラメータのいずれかをもちいてもよい。遊技者が遊技した履歴が判れば「利用状況」である。CRユニット、サンドは、遊技機71からの通常管理装置11であるホールコンピュータに接続する遊技情報(ここでは利用状況の1つ)信号を横取りする。
【0031】
一般にホールコンピュータで用いられるパラメータとしては以下のものがある。
出玉率=セーフ(入賞獲得玉)/アウト(発射玉数)
機械割数=(売上玉±差玉)/売上玉(2.5円で14割がよい)
景品割数=景品玉/売上玉
原価割数=景品玉×原価率/売上玉
ベース=発射100発−100発中吸引玉数(42程度がよい)
BO=特賞以外の平均アウト玉数(特賞間隔)
TO=特賞1回当りの平均アウト玉数
TY=特賞1回当りの平均差玉数
S=スタート回数(アウト1000個:10分当り)
TS=特賞確率(特賞発生までの平均スタート回数)
貯玉勝敗=出玉額−消費金額
差玉勝敗=全玉貯玉額−消費金額
Bサ=特賞迄に遊技客が打ち込んだ差玉
客滞率=Bサ×100/売上玉(1回交換制を100として遊技時間延長割合)
誤差玉=(売上玉±差玉)−景品玉
BY=1分間の有効スタート以外の払出個数}
また、計数機で計数した結果、貯玉状況として記録してもよい。これも遊技者が遊技した履歴であり、「利用状況」である。
【0032】
4
遊技者は偽造紙幣を使用して正規紙幣を入手しようとする場合、遊技者は、金額情報の記録された記憶媒体Aを、未使用(S10の一つ:金額情報が減算されていない状態)のまま清算機21のカード挿入口=記憶媒体リーダライタに挿入する。
記憶媒体Aには、10 ,000 円の金額情報が記録されている。通常であれば、S11:10 ,000 円の現金が返却される。
しかS10の一つ:記憶媒体Aの金額情報が減算されていないことを認識して、S12清算機21を
S13アラーム(従業員への報知)として現金を返却しない。
その他の報知(アラーム(従業員への報知)して現金を返却させない)条件S10としては、
(1)未使用のままである
という条件を含め、
(2)玉貸し回数が所定値未満
(3)カード残高が所定値以上
(4)発券から所定時間内に清算
(5)玉計数していない場合
(6)大当り回数が所定値未満
(7)遊技時間が所定値未満
(8)貯玉状況が所定値未満
(9)勝敗の絶対値が所定値以内
がある。
更に、これら上記諸条件は、1乃至複数の上記の条件を設定可能であり、OR、AND条件を組み合わせた1乃至複数の関数であることが好ましく、更により好ましくは、ホールがこれらの関数を任意に設定できるようにするとよい(SS2)。
【0033】
SS2:このようにすると、ホールが夫々の状況に応じて自由に設定可能である。
すなわち、土日は比較的長く遊技する客が多いので、比較的長めの時間を設定するとよい。
駅前のような待ち合わせ、電車待ちの客が多いところでは、比較的短めの時間設定をするようにしてもよい。
また、カード残額が9,500円あり、玉計数し、貯玉が所定値以上ある場合、500円の貸し玉で確変大当りを引いた客であり、このような客に対しては、最初の入金金種が偽札か否かをチェックする必要はないとホール側が考えるかもしれない。
また、似たような条件であるが、毎日変えることで、偽札使いが、条件を学習するのを防止できるという効果もある。また、この条件を、予め周期的に繰り返すとか、ランダムに選択して、いちいちホール側が毎日変更する手間を防止するようにするとホール側の手間が省けて便利である。
【0034】
5
また、遊技者が得た金額情報の記録された記憶媒体Aを使用して、わずかに遊技はするものの、設定時間内に記憶媒体Aを清算機21に挿入して現金を返却しようとする場合、通常であれば、
S11例えば1 ,000 円を使用したとすれば、9 ,000 円の現金が返却される。しかし本発明では、例えば、
S10:設定時間内にプリペイドカードである記憶媒体Aを清算機21に挿入して現金を返却しようとしていることを認識して、清算機21を
S13アラーム(従業員への報知)として
S12現金を返却しない。
前述の、記憶媒体A金額情報が減算されていないことを認識して、清算機21をS13アラーム(従業員への報知)として
S12現金を返却しない場合や、
S10の一つ:設定時間内にプリペイドカードである記憶媒体Aを清算機21に挿入して現金を返却しようとしていることを認識して、清算機21をアラーム(従業員への報知)として現金を返却しない、場合には、管理装置11でもアラーム(従業員への報知)を発することができる。
【0035】
S10:同様に、その他の報知(アラーム(従業員への報知)して現金を返却させない)条件としては、
(1)未使用のままである
という条件を含め、
(2)玉貸し回数が所定値未満。
(3)カード残高が所定値以上。
(4)発券から所定時間内に清算。
(5)玉計数していない場合。
(6)大当り回数が所定値未満。
(7)遊技時間が所定値未満。
(8)貯玉状況が所定値未満。
(9)勝敗の絶対値が所定値以内。
これら上記諸条件は、1乃至複数の上記1−1〜1−9の条件を設定可能であり、OR、AND条件を組み合わせた1乃至複数の関数(S10、SS2)。
【0036】
6
清算機21で読み取ったプリペイドカードである記憶媒体Aの固有識別コードを認識すると、管理装置11ではどの記憶媒体発行機51で発行した記憶媒体Aであるか、を速やかに通知する(S14、SS3、SS4、SS5、SS6)。
その際、
S15:清算機のディスプレイには、
S「従業員をお呼びください」あるいは、「しばらくお待ちください」の表示を行う。前者の表示は、偽札犯人を逃がすことを目的とする。後者の表示は、偽札犯人をまたせることを目的とする。
この文言についてはデフォルトで「従業員をお呼びください。」であるが、ホールが自由に設定することもできる。
S16 その表示画面にエラーコードを表示してもよいし、内部の印刷機にエラーコード(他にこのカードIDより発券した発券機と入金した偽札の疑いのある金種の位置特定情報)を印字してもよい。エラーコードは、清算機の前面パネルの裏面に表示してあり、この場合のエラーコードの意味は、偽札使用の疑い、であり、発券機に「入金された金種を確認してください」の表示がでる。
SS6:通知を受けた従業員は、速やかに該当する記憶媒体発行機51の紙幣収納庫をセキュリティ管理された鍵を使用して開放し、記憶媒体発行機51から偽造紙幣を回収する。
【0037】
この時、
SS6下記の《管理情報》の帳票を、管理装置11、カード発券機である記憶媒体発行機51、清算機21の印刷機、又はディスプレイにて打ち出し、
SS4:カード識別コードから従業員が発券機が複数ある場合はその特定情報として発券機No.2とか、上から何番目かを見出し、カード発券機のところへ行って偽造紙幣を探しだす。
この他、
SS4:帳票を見てカード識別コードから従業員が上から何番目かを見出すのは間違えが生じやすいため、発券機が複数ある場合には発券機特定情報も含め、上から何番目かをネットワーク上のいずれか、
SS4:例えば管理装置側でカード識別コードから計算して、
SS6:発券機である記憶媒体発行機51、清算機21、管理装置11、その他のネットワーク上の機器の印刷機、ディスプレイでの表示、或いは無線装置を介し、従業員の音声案内すると手間いらずで好ましい。
尚、帳票の特定すべき偽造の疑いのある紙幣は、下記の例を含め、何らかのマーキングによって特定する。このマーキングとは、記号付与、字または背景の色付け、字又は背景の点滅の少なくとも一つが考えられるが、偽造の疑いのある紙幣が特定できればマーキングである。
このような特定は、カード清算時に利用状況に応じて報知して清算動作をストップした際に、カードIDから偽造紙幣の位置がわかる形で行うのが通例であるが、単に挙動不審の人間がいて、警察を呼び、その挙動不審の人間のもっていたプリペイドカードのIDを手入力して
SS7、発券機である記憶媒体発行機51と、紙幣の位置を特定できるようにするのが好ましい。
【0038】
SS5:その特定時に、カード発券機の発券作動、入金受付の少なくとも一方を停止させ、偽造紙幣の位置が特定時からずれないようにする。このようにすると、従業員が偽札の位置を間違わなくて済む。
S21その際、若干のタイミングのズレにより、入金を受付て収納してしまった場合は、
S24:カードの発券を行い、カード発券機である記憶媒体発行機51や清算機21のディスプレーと印刷機
S17、S22、無線装置61を介したインカムによる音声案内で、
偽札の疑いのある紙幣の位置が更新された旨を従業員に通知する(SS6、SS9)。
そして、一連の偽札確認作業終了時に、上記記憶媒体発行機51の停止の解除手段を設ける。解除手段としては、例えば、3分程度の所定時間で自動解除、発券機の発券中断解除ボタン、リスタートカードの挿入などがあげられるが、発券の中断が解除されればいかなる方法をもちいてもよい(S23)。
図11に図示されるディスプレイ又は印字された紙の管理情報から、図10に図示される連番No.258 が偽造紙幣であることを確認する。
【0039】
7
従業員は該当する遊技者を待たせ、別の従業員に、該当するカード発券機である記憶媒体発行機51の紙幣収納庫をセキュリティ管理された鍵を使用して開放し、記憶媒体発行機51から偽造紙幣を回収する。
このようにすれば、偽造紙幣を使用した遊技客を特定することができる。また、店舗は被害を受けず偽造紙幣を回収することができる。
【0040】
【発明の効果】
したがってこの発明は、偽造貨幣を使用して、金額情報の記憶された磁気カード、ICカード、ICコイン等の記憶媒体を購入させてしまった場合でも、購入した記憶媒体を清算して現金の返却を得る不正の疑いのある行為を防止する。更に、不正両替の疑いのある貨幣を検出し被害発生を事前に防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の第1実施例の使用状態の概念図
【図2】この発明の実施の形態の第1実施例の使用状態の概念図
【図3】この発明の実施の形態の第1実施例の使用状態の一部詳細概念図
【図4】この発明の実施の形態の第1実施例の使用状態の一部詳細概念図
【図5】この発明の実施の形態の第1実施例の使用状態の管理情報図
【図6】この発明の実施の形態の第2実施例の使用状態の概念図
【図7】この発明の実施の形態の第3実施例の概念図
【図8】この発明の実施の形態の第3実施例の一部拡大概念図
【図9】この発明の実施の形態の第3実施例の一部拡大概念図
【図10】この発明の実施の形態の第3実施例の帳票の一部図
【図11】この発明の実施の形態の第3実施例のディスプレイの図
【図12】この発明の実施の形態の第3実施例のフロー図
【図13】この発明の実施の形態の第3実施例のフロー図
【符号の説明】
11 管理装置
21 清算機
31 遊技媒体貸出機
41 貨幣読取装置
51 記憶媒体発行機
A 記憶媒体
Claims (2)
- 少なくとも固有識別コードが記憶されて発行される記憶媒体と、
投入された貨幣を順次収納し貨幣が収納されるごとに貨幣の種類を読取るとともに、
発行した記憶媒体の固有識別コードを読取り、記憶媒体を発行する記憶媒体発行機と、
記憶媒体毎に固有識別コードを読取り、遊技機の遊技に使用する遊技媒体を貸出する遊技媒体貸出機と、
記憶媒体に関する金額情報に基づいて清算を行なう清算機と、
記憶媒体発行機、遊技媒体貸出機、清算機に接続され、記憶媒体毎に記憶媒体発行機、遊技媒体貸出機、清算機で使用された金額情報および管理情報が伝送され記憶される管理装置とを有し、
予め用意された、通常の遊技状況と異なるため異常と判断する条件と清算に係る記憶媒体の利用状況とを清算機による清算時に対比し、異常と判断すべき条件を充足する記憶媒体を検知したときは、警告をおこなうとともに、警告をされた記憶媒体の固有識別コードを照合することで、当該記憶媒体が発行される為に貨幣収納部に投入された貨幣の貨幣収納部内の位置と、記憶媒体発行機が複数である場合は警告をされた記憶媒体を発行した記憶媒体発行機と、を通知することを特徴とする偽貨幣検知システム。 - 少なくとも固有識別コードが記憶されて発行される記憶媒体と、
投入された貨幣を順次収納し貨幣が収納されるごとに貨幣の種類を読取るとともに、
発行した記憶媒体の固有識別コードを読取り、記憶媒体を発行する記憶媒体発行機と、
記憶媒体発行機に接続され、記憶媒体毎に記憶媒体発行機で発行された金額情報および管理情報が伝送され記憶される管理装置とを有し、
固有識別情報の入力を受け付けて、記憶媒体を発行した記憶媒体発行機が複数である場合は発行機と、当該記憶媒体が発行される為に貨幣収納部に投入された貨幣の貨幣収納部内の位置と、を通知することを特徴とする偽貨幣検知システム。
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