JP5911384B2 - 圧電発振器 - Google Patents
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Description
例えば、電子部品は、凹部を有する素子搭載部材の一方の主面に素子部品を搭載するための搭載パッドと他方の主面にマザーボードなどの外部基板に実装するための外部端子とが備えられた電子部品用パッケージが用いられ、これに素子部品を搭載し、必要に応じてこの素子部品を気密封止する蓋部材を前記電子部品用パッケージに接合した構造となっている。
その一例として、圧電発振器について説明する。
従来の圧電発振器は、素子部品である圧電振動素子と、素子部品である集積回路素子と、これら圧電振動素子と集積回路素子とを搭載するための搭載パッドと外部に実装するための外部端子とを備えた素子搭載部材と、圧電振動素子を気密封止する蓋部材とを備え、素子搭載部材に設けられた凹部内に、前記圧電振動素子と集積回路素子が搭載され、凹部を塞ぐように蓋部材が素子搭載部材に接合されて構成されている。
ここで、素子搭載部材は、凹部内に圧電振動素子を搭載し、凹部内にさらに設けられる凹部に集積回路素子が設けられた状態で用いられる。
また、素子搭載部材に設けられる外部端子が、その素子搭載部材の四隅にそれぞれ設けられている場合は、素子搭載部材に設けられる圧電振動素子と集積回路素子とを搭載するための搭載パッドと外部端子とを繋ぐ引き回しパターンが複雑に配線されるため、引き回し途中の配線の折れ曲がりでジッタなどの微小な信号波形のずれを生じさせることがあった。
子搭載部材に搭載され、少なくとも前記圧電振動素子を封止する蓋部材とを備えて構成さ
れる圧電発振器であって、前記素子搭載部材が、一方の主面に前記圧電振動素子を搭載す
るための2つ一対の端子からなる圧電振動素子用搭載パッドと、前記集積回路素子を搭載
するための4つの外部端子とを備え、それぞれの前記外部端子が、帯状に形成され、かつ、2つの前記外部端子が前記素子搭載部材の短辺に沿って設けられおり、残りの前記外部端子が前記素子搭載部材の短辺に沿って設けられた前記外部端子の間に等間隔で設けられており、前記外部端子のうち3つがそれぞれ電源用、出力用、グランド接地用に用いられており、グランド接地用の前記外部端子が電源用の前記外部端子と出力用の前記外部端子との間に設けられていることを特徴とする。
また、このような圧電発振器によれば、前記圧電振動素子用搭載パッドの2つの端子が、折れ曲がることなく所定の2つの前記集積回路素子用搭載パッドに直線の引き回しパターンで接続されているため、出力される信号波形をずれにくくすることができる。
したがって、このような圧電発振器によれば、出力される信号波形の安定を向上させることができる。
圧電振動素子20は、引き回し端子23と後述する素子搭載部材10に設けられた圧電振動素子用搭載パッド12aとが導電性接着剤により接続された状態となっている。
なお、圧電振動素子20は、これに限定されず、例えば、水晶片21の励振電極22が設けられる部分を凸状にした構造、水晶片21の励振電極22が設けられる部分を凹状にした構造、音叉型の構造などを用いることができる。また、励振電極を櫛形電極に代えて弾性表面波素子としても良い。
また、集積回路素子用搭載パッド12bの複数の端子のうち、圧電振動素子用搭載パッド12aと直線で接続できる端子を圧電振動素子用搭載パッド12aとの接続端子とする。
このとき引き回しパターンHPは、1本の直線状に形成されたパターンであって、前記圧電振動素子用搭載パッド12aの1つと前記集積回路素子用搭載パッド12bの所定の1つの端子と接続している。同様に、他の引き回しパターンHPは、前記圧電振動素子用搭載パッド12aの他の1つと前記集積回路素子用搭載パッド12bの所定の他の1つの端子と接続している。
したがって、このような圧電発振器101によれば、出力される信号波形の安定を向上させることができる。
このとき、それぞれの外部端子13は、素子搭載部材10の主面内で等間隔で設けられている。
また、それぞれの外部端子13は、帯状に形成され、かつ、並んで設けられている。
このとき、複数の外部端子13は、素子搭載部材11の短辺に沿って2つ設けられ、これら2つの外部端子13,13の間に等間隔で他の外部端子13,13が設けられている。
素子搭載部材11に設けられる4つの外部端子13は、4つのうち3つが電源用、出力用、グランド接地用に用いられ、グランド接地用の外部端子が電源用の外部端子と出力用の外部端子との間に設けられている。
このように外部端子13を構成することにより、出力用に用いる外部端子13に対して、外部からの電源による電源ノイズによる影響を軽減させることができる。
そのため、このような圧電発振器101は、圧電振動素子用搭載パッド12aと所定の集積回路素子用搭載パッド12bとを繋ぐ引き回しパターンHPが直線で構成され、他の所定の集積回路素子用搭載パッド12bと外部端子13とを繋ぐ配線が折れ曲がりが少なく構成されるため、出力される信号波形がずれにくくなり、安定した信号波形を出力させることができる。
この蓋部材40は、平板状に形成されており、例えば、従来周知の金錫を加熱して封止する金錫封止や従来周知のシーム溶接やレーザを用いて素子搭載部材に接合される。
つまり、素子搭載部材10は中央部分の浮き上がりがなくなり、歪の発生を軽減させることができる。
また、このような圧電発振器101は、圧電振動素子用搭載パッド12aの2つの端子が、折れ曲がることなく所定の2つの集積回路素子用搭載パッド12bに直線の引き回しパターンHPで接続されているため、出力される信号波形をずれにくくすることができる。
したがって、このような圧電発振器101によれば、出力される信号波形の安定を向上させることができる。
また、素子搭載部材10を平板状に構成した場合は、蓋部材30は凹部を有する形状に構成するのが良い。
また、素子搭載部材10が凹部Kを有する構成である場合は、蓋部材30は、平板状の構造でも凹部を有する構造でもよい。
また、外部端子13は、4つに限定されず、入力及び出力で必要な端子の数に対応させて設けても良い。
また、素子搭載部材10と集積回路素子30との間に、樹脂などのアンダーフィルを塗布しても良い。
また、蓋部材は、圧電振動素子のみを封止した構造でも良い。この場合、蓋部材と素子搭載部材との接合には、樹脂やガラスを用いた接合を用いるのが望ましい。
10 素子搭載部材
12a 圧電振動素子用搭載パッド
12b 集積回路素子用搭載パッド
13 外部端子
20 圧電振動素子
30 集積回路素子
30 蓋部材
HP 引き回しパターン
K 凹部
Claims (2)
- 圧電振動素子と集積回路素子とを並列に並べて素子搭載部材に搭載され、少なくとも前記圧電振動素子を封止する蓋部材とを備えて構成される圧電発振器であって、
前記素子搭載部材が、
一方の主面に前記圧電振動素子を搭載するための2つ一対の端子からなる圧電振動素子用搭載パッドと、
前記集積回路素子を搭載するための複数の端子からなる集積回路素子用搭載パッドとを備え、
他方の主面に外部基板に実装するための4つの外部端子とを備え、
それぞれの前記外部端子が、帯状に形成され、かつ、2つの前記外部端子が前記素子搭載部材の短辺に沿って設けられおり、残りの前記外部端子が前記素子搭載部材の短辺に沿って設けられた前記外部端子の間に等間隔で設けられており、
前記外部端子のうち3つがそれぞれ電源用、出力用、グランド接地用に用いられており、グランド接地用の前記外部端子が電源用の前記外部端子と出力用の前記外部端子との間に設けられている
ことを特徴とする圧電発振器。 - 前記圧電振動素子用搭載パッドの2つの端子が、所定の2つの前記集積回路素子用搭載パッドに直線の引き回しパターンで接続されて構成されていることを特徴とする請求項1に記載の圧電発振器。
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