JP5909632B2 - 電気集塵装置 - Google Patents
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Description
見て、風上側と風下側に、概ね対称的に配置されている。また、図22にも別の形態が示されている。荷電極板にトゲ突起を設けた放電極104A、とトゲ突起を設けた接地極板104Bが示されているが、各トゲ突起は、風の流れ方向の長さの中間点付近に配置されている。因みに、図22の形態において、接地極板104Bからは、放電極104Aと逆極性のコロナ放電が発生し、放電極104Aと接地極板104Bによる双極のコロナ放電により塵埃を帯電・集塵できるとしている。
図1に示すように、本実施の形態の電気集塵装置は、吸込ダクト11から粉塵を含む空気を吸い込み、帯電部13で粉塵に電荷を与えた後、集塵部16で粉塵を捕集するもので
ある。帯電部13は、複数枚の荷電極板1と複数枚の接地極板2を空気の流れに平行に交互に配置している。同じく集塵部16は、複数枚の荷電極板9と複数枚の接地極板10を空気の流れに平行に交互に配置している。帯電部13の荷電極板1は、風上側の端部と風下側の端部に先端を風上側あるいは風下側に向けた三角形状のトゲ51、52を有している。そして、風上側のトゲ51の先端は、接地極板2に対向した位置に設けられている。また、風下側のトゲ52の先端は、接地極板2に対向した位置で、かつ、接地極板2の風向方向の中心線よりも風上側に対向した位置に設けられている。すなわち、荷電極板1に設けられたトゲ51、52の先端は、風向に対して、接地極板2の風上側先端よりも風下側に有り、かつ、接地極板2の風向方向の中心線よりも風上側にあることになる。なお、図1(a)における帯電部13の荷電極板1の両端(風上側、風下側)を尖った形状で表しているが、これは、トゲ51、52を模式的に表したもので、実際にこの方向に見て尖った形状をしているわけではない。このことは、図2についても同様である。また、以降の実施の形態における図面でも、風上側あるいは風下側端部が尖った形状をしたものは、「トゲ」形状を示している。そして、風向に直交する「角部」をもつものは、「トゲ」のない直線状の端部を有していることを模式的に示している。
図3,4を用いて第2の実施の形態による電気集塵装置について説明する。第1の実施の形態と同じ構成については同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。
図5,6を用いて第3の実施の形態による電気集塵装置について説明する。第1、第2
の実施の形態と同じ構成については同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。
図7,8を用いて第4の実施の形態による電気集塵装置について説明する。第1、第2、第3の実施の形態と同じ構成については同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。
図10(A)は,実験で使用した帯電部13の荷電極板1と接地極板2の外形を示す。これらをそれぞれ複数枚用いて帯電部13を構成する。荷電極板1と接地極板2の板厚は0.4mmで、材質はSUS304である。荷電極板1の左端および右端の一辺に、それぞれ3個のトゲを配列した。トゲの先端角度は30度、トゲの高さは10mmで、トゲ間隔は12mmである。
・D10の場合:荷電極板1は6枚、接地極板2は7枚。
・D15の場合:荷電極板1は4枚、接地極板2は5枚。
・D20の場合:荷電極板1は3枚、接地極板2は4枚。
荷電極板1において風上側の3個のトゲ突起からコロナ放電空間(a)が形成され、風下
側の3個のトゲ突起からもコロナ放電空間(b)が形成されることを示している。通風により風上側から運ばれてきた粉塵(図示せず)は、この帯電部13内のコロナ放電空間を通過することにより、帯電され、後段の集塵部16の強電界により捕集される。
帯電部13の条件変化の詳細を以下に示す。
・D10の場合:1)X=−60mm、2)X=0mm、3)X=+60mm。
・D15の場合:1)X=−60mm、2)X=0mm、3)X=+60mm。
・D20の場合:1)X=−60mm、2)X=0mm、3)X=+60mm。
このとき荷電極板1には正の直流電圧と負の直流電圧をそれぞれ印加するものとした。電圧印加により放電電流が発生するが、同じ電圧でも、正負の別、Dの変化、Xの変化によって放電電流は変化する。帯電部の13の実験条件は、前記のように変化させるが、印加電圧と放電電流の積、即ち消費電力については、常に一定値1Wとなるように、印加電圧を調整して実験を行った。要するに、本実験は、集塵部16の条件は一定で、帯電部13の消費電力は一定であるが、その他の正負・D・Xを変化させたときに、集塵効率ηがどのように変化するのかを確認するものである。
風下端のみに、トゲ突起を設けた場合を実施例2として、実験により確認することとした。
帯電部13の条件変化の詳細を以下に示す。
・D10の場合:1)X=−60mm、2)X=0mm、3)X=+60mm。
・D15の場合:1)X=−60mm、2)X=0mm、3)X=+60mm。
・D20の場合:1)X=−60mm、2)X=0mm、3)X=+60mm。
本実験は、集塵部16の条件は一定で、帯電部13の消費電力は一定の1Wであるが、電圧の正負の別・D・Xを変化させたときに、集塵効率ηがどのように変化するのかを確認するものである。
0mm程度の範囲であればよい。
風上端のみに、トゲ突起を設けた場合を実施例3として、実験により確認する。
帯電部13の条件変化の詳細を以下に示す。
・D10の場合:1)X=−60mm、2)X=0mm、3)X=+60mm。
・D15の場合:1)X=−60mm、2)X=0mm、3)X=+60mm。
・D20の場合:1)X=−60mm、2)X=0mm、3)X=+60mm。
本実験は、集塵部16の条件は一定で、帯電部13の消費電力は一定の1Wであるが、電圧の正負の別・D・Xを変化させたときに、集塵効率ηがどのように変化するのかを確認するものである。
実施例1では、荷電極板1の風上端と風下端の両方にトゲ突起を設けた。実施例2では
、荷電極板1の風下端のみにトゲ突起を設けた。また、実施例3では、荷電極板1の風上端のみにトゲ突起を設けた。実施例1から実施例3の実験結果で共通することは、「同一消費電力条件下では、トゲ先端が、風上寄りに位置する方が、風下寄りに位置するよりも集塵効率ηが高くなる」というものである。さらに考えを深めれば、「トゲ突起の位置が風下端である実施例2の結果と、トゲ突起の位置が風上端である実施例3の結果を複合したものが、実施例1の結果となっている」ということができる。以上をまとめて表1を得る。
2 接地極板
9 荷電極板
10 接地極板
11 吸込ダクト
13 帯電部
14 熱線風速計
15 パーティクルカウンター
16 集塵部
19 ファン
22 高圧電源
23 負高圧電源
51 トゲ
52 トゲ
61 トゲ
71 トゲ
81 トゲ
82 トゲ
Claims (3)
- 荷電極板と接地極板を交互に平行に配置した帯電部と集塵部からなる電気集塵装置において、
通過風速を5m/sから15m/s程度の範囲内とし、
帯電部の荷電極板の風上端にコロナ放電用のトゲ突起を有し、
隣接する接地極板の風下端に放電用のトゲ突起を有し、
接地極板の風下端が、接地極板の風上端と荷電極板の風下端の中間位置よりも風上側に位置し、
荷電極板の風上端が接地極板の風上端と風下端の間に位置する構造とし、
風の流れ方向において荷電極板の長さは接地極板の長さよりも長いことを特徴とする電気集塵装置。 - 荷電極板と接地極板を交互に平行に配置した帯電部と集塵部からなる電気集塵装置において、
通過風速を5m/sから15m/s程度の範囲内とし、
帯電部の接地極板の風上端にコロナ放電用のトゲ突起を有し、
隣接する荷電極板の風下端に放電用のトゲ突起を有し、
荷電極板の風下端が、荷電極板の風上端と接地極板の風下端の中間位置よりも風上側に位置し、
接地極板の風上端が荷電極板の風上端と風下端の間に位置する構造を特徴とする電気集塵装置。 - 帯電部の荷電極板と隣接する接地極板との最短距離が10mmから20mm程度の範囲にあることを特徴とする請求項1または2に記載の電気集塵装置。
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