JP5909141B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents
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そこで近年、深さ方向においてもサイプの形状を変化させ、細分化された陸部の内壁面同士を接触させることで陸部の倒れ込みを抑制した、三次元サイプが提案されている(例えば、特許文献1)。
発明者は、上述のタイヤの深さ方向における曲げ変形の違いに着眼し、サイプの深さ位置に応じてサイプ形状を適切に設定することによれば、単一の陸部内にて、種々の性能、すなわちスノー性能、ドライ性能、ウェット性能を確保できるとの知見を得て、本発明を完成するに至った。
(1)トレッド部に陸部を有し、該陸部に、タイヤ周方向の振幅を伴ってタイヤ幅方向に延びるサイプを設けた空気入りタイヤであって、
前記サイプは、陸部表面からタイヤ径方向内側に向かう深さ方向において、
該陸部表面からタイヤ周方向に向かって屈曲する陸部表面側部分と、
該陸部表面側部分と異なる方向に屈曲するか、又は該陸部表面側部分の変位よりも大きい変位を伴ってタイヤ周方向に屈曲する陸部底側部分とを有する
ことを特徴とする空気入りタイヤ。
なお、本発明において、「サイプ幅方向」とは、サイプの長手方向を指し、「サイプ幅方向両端」とは、サイプの長手方向の両端部を指す。
なお、本発明において、「タイヤ径方向内方に向かって延びる」とは、垂直部分が、タイヤ径方向と平行な方向に対して10°以下の角度で延びていることを意味する。
(7)前記垂直部分のサイプ延在方向の幅が0.1mm以上0.5mm以下である、(5)又は(6)に記載の空気入りタイヤ。
(8)前記陸部表面側部分の、陸部表面からタイヤ周方向に向かって屈曲する変位が、該陸部表面側部分の深さの0.2倍以上0.4倍以下である、(1)〜(7)のいずれか一項に記載の空気入りタイヤ。
(9)前記陸部に、前記サイプが複数本設けられ、前記陸部内において、陸部表面側部分の屈曲方向が異なるサイプが存在する、(1)〜(8)のいずれか一項に記載の空気入りタイヤ。
トレッド部1は、ブロック状又はリブ状の陸部2を有する。図示例では、タイヤ周方向(図2で示すY方向)に延びる周方向溝と、これと交差するタイヤ幅方向(図2で示すX方向)に延びる横溝とによって、ブロック状の陸部2が複数個区画形成され、タイヤ幅方向に4列のブロック列をなしている。
陸部2には、タイヤ幅方向に延びるサイプ3、図示例では4本のサイプ3a〜3dが設けられており、これらサイプ3a〜3dはそれぞれ、図2に示すように、タイヤ周方向の振幅を伴ってジグザグ形状を描いている。なお、ここで言う「タイヤ幅方向に延びるサイプ」とは、タイヤ幅方向と平行な方向に対して60°以下の角度で傾斜して延在するサイプを含む意である。従って、図2に示す例では、タイヤ幅方向と完全に平行、すなわちタイヤ周方向に対して直交する方向に延在するサイプとなっているが、本発明の空気入りタイヤでは、例えば、トレッド中央線CLを境界に、紙面右側領域の陸部では右肩上がりに傾斜し、紙面左側領域の陸部では左肩上がりに傾斜するようなサイプであってもよい。
また、図2において、サイプ3はジグザグ形状であるが、サイプ3の形状は、タイヤ周方向の振幅を伴ってタイヤ幅方向に延びる形状であればよく、例えば波型形状であってもよい。また、1つの陸部2に対して4本のサイプ3a〜3dを設けているが、サイプの本数は、1〜3本又は5本以上であってもよい。さらに図示例では、サイプ3の両端が周方向溝またはトレッド端に開口しているが、サイプ3は、陸部2内で終端していてもよい。
まず、車両を雪路面上で走行させた場合には、路面である雪側が変形するため、サイプにより細分化された小陸部20aは、図1(a)に示すように、踏込み側に向かって一つの凸を描く単純曲げ変形となる。一方、車両を通常路面上で走行させた場合には、路面側は変形することなく、陸部表面が路面に拘束されることになる。そうすると、サイプにより細分化された小陸部20aは、図1(b)に示すように、タイヤ径方向内側から外側に向かっての変形を見た場合、踏込み側に凸を描いた後、変曲点を経て、今度は蹴り出し側に向かって凸を描く、二重曲げ変形となる。このように、サイプにより細分化された小陸部20aの変形形態は、路面の状態によって全く異なる。
具体的には、小陸部20aの変形が単純曲げ変形(図1(a))となる雪路面走行時には、タイヤ回転時に路面との接触頻度の高い陸部表面近傍域に、スノー性能に効くサイプを配置する。陸部表面近傍域にかかるサイプを配置することで、細分化された小陸部20aの角部4が雪に貫入し、エッジを効果的に作用させることができるからである。一方、小陸部20aの変形が二重曲げ変形となる通常路面走行時には、陸部表面近傍よりもタイヤ径方向内側の、陸部の深さ方向中央領域に、小陸部20aの倒れ込み抑制に効くサイプを配置する。陸部の深さ方向中央領域5にて、細分化された小陸部20aの内壁同士が接触することから、特に、当該領域にかかるサイプを配置することで、小陸部20aの倒れ込みが効果的に抑制される。その結果、通常路面走行時に陸部20全体の接地面積を確保し、トラクション性能及びブレーキ性能を向上させることができるからである。
図3は、図2に示したサイプ3aの、深さ方向の状態の一例を示す断面斜視図である。
サイプ3aは、上記の通り、陸部表面Sにおける平面視形状が、振幅fを有するジグザグ形状である。そして、陸部表面Sからタイヤ径方向内側に向かう深さ方向(Z方向)においては、タイヤ周方向(Y方向)及びタイヤ幅方向(X方向)へ変位しながら屈曲して延びている。この際、サイプ3aは、陸部表面S上のジグザグ形状(振幅形状)と同じ形状を維持しながら、タイヤ径方向に延びている。
なお、図3は、複数本のサイプ3のうち、特にサイプ3aの断面状態を示したものであるが、図示例において、サイプ3a〜3dは相互に平行に設けられており、全て同じサイプ形状である。
このように、本発明のタイヤは、陸部表面近傍域において、陸部表面S上で平面視ジグザグ形状のサイプを有するだけでなく、深さ方向においても、サイプの長手方向(図示例ではタイヤ幅方向)に直交する向き(図示例ではタイヤ周方向)に屈曲するサイプを有する。これにより、陸部表面Sにエッジ成分が形成され、雪路面との接地領域でのトラクション性能が向上することは勿論であるが、加えて、陸部の深さ方向においても、スノー性能を向上させることが可能となる。すなわち、上記の構成によれば、サイプが開いて陸部が路面上の雪を掘り起こす際に陸部の雪への貫入量が増加するとともに、雪との接触面積及び掘り起こし量が増加されることになる。その結果、陸部表面近傍域でのスノー性能を、より一層向上させることが可能となるのである。
より詳細に説明すると、サイプ3aは、陸部表面側から見た平面視形状が、サイプ3aの深さ方向に、図10(a)〜(f)に示すように変化している。具体的には、サイプ3aは、陸部表面位置におけるサイプ3aの平面視形状を図10(a)に示し、図3に示す位置I−Iにおけるサイプ3aの平面視形状を図10(b)に示し、図3に示す位置II−IIにおけるサイプ3aの平面視形状を図10(c)に示し、図3に示す位置III−IIIにおけるサイプ3aの平面視形状を図10(d)に示し、図3に示す位置IV−IVにおけるサイプ3aの平面視形状を図10(e)に示し、図3に示す位置V−Vにおけるサイプ3aの平面視形状を図10(f)に示すように、深さ方向に変化(屈曲)している。なお、図10中、線P’は、陸部表面に位置する中心線Lを通ってタイヤ径方向に延びる仮想平面の位置を示している。
図10(a)〜(c)より、陸部表面側部分3a1では、陸部表面側からタイヤ径方向内方に向かって、サイプ3aが、平面視形状(ジグザグ形状)を維持したまま、タイヤ周方向一方側(図10では下側)へ変位した後、元の(陸部表面と同じ)タイヤ周方向位置に戻ることが分かる。また、図10(c)〜(f)より、陸部底側部分3a2では、陸部表面側からタイヤ径方向内方に向かって、サイプ3aが、平面視形状(ジグザグ形状)を維持したまま、タイヤ幅方向一方側(図10では右側)へ変位した後、元のタイヤ幅方向位置に戻ることを繰り返していることが分かる。そして、陸部底側部分3a2では、サイプ3aが、タイヤ周方向の位置を変えることなくタイヤ幅方向一方側(図10では右側)に向かって変位しているので、図4に示す断面において、サイプ中心面Qが、紙面左右方向に変位することなく直線状となる。
上述の通り、陸部にサイプを設けると陸部が細分化されるため、サイプを設けない場合に比べて、陸部剛性は低下する。従って、このように陸部2の幅方向両端に深さの浅いサイプを設けることによれば、陸部剛性を確保して、陸部の倒れ込みを抑制し、通常路面走行時におけるドライ性能及びウェット性能をより向上させることが可能となる。しかも、陸部の幅方向両端には陸部表面側部分3a1が設けられているため、雪路面走行時におけるスノー性能も、同時に確保することができる。
かかる範囲に陸部表面側部分3a1を配置することで、この陸部部分が雪路面走行時に雪に貫入し易くなるため、陸部表面近傍域におけるサイプの機能を十分に発揮することができ、スノー性能を向上させることができるからである。一方、図1(b)に示したように、サイプにより細分化された小陸部同士は、通常路面走行時に陸部の深さ方向中央域にて接触し合う。従って、陸部表面Sからサイプの最大深さHの20〜40%よりも深い領域に陸部底側部分3a2を配置することにより、陸部の倒れ込みを十分に抑制し、ドライ性能及びウェット性能の向上を図ることができるからである。このように、陸部表面側部分3a1を上記範囲に配置することで、陸部表面側部分3a1及び陸部底側部分3a2の両者の機能を最も効率的に発揮させることが可能となる。
なお、サイプの最大深さHは、周方向溝深さの60〜90%とすることができる。
このように、陸部表面近傍域において、サイプ3aをタイヤ周方向に一回のみ大きく屈曲させた場合、雪へ貫入する陸部表面側部分3a1の、路面に対する抵抗力が大きくなる。その結果、陸部の雪への貫入量及び掘り起こし量が増加し、スノー性能のさらなる向上を図ることが可能となる。
陸部表面側部分3a1の屈曲の程度を上記の範囲とすることで、小陸部2aの雪への貫入量及び掘り起こし量が増加する。その結果、スノー性能を一層向上することができるからである。
図5は、図2に示したサイプ3aの、深さ方向の状態の他の例を示す断面斜視図である。
サイプ3aは、陸部表面Sにおいて振幅fを有するジグザグ形状である。そして、陸部表面Sからタイヤ径方向内側に向かう深さ方向(Z方向)においては、タイヤ周方向(Y方向)へ変位しながら屈曲して延びている。この際、サイプ3aは、陸部表面S上のジグザグ形状と同じ形状を維持しながら、タイヤ径方向に延びている。
なお、図5は、図2に示す複数本のサイプ3のうち、特にサイプ3aの断面状態を示したものであるが、図示例においてサイプ3a〜3dは相互に平行に設けられており、全て同じ形状のサイプである。
かかる構成によれば、上述の通り、雪路でのトラクション性能を向上させることができるとともに、陸部の雪への貫入量及び掘り起こし量を増加させることができるため、スノー性能をより一層向上させることができる。
かかる構成によれば、小陸部2aの倒れ込み時に、小陸部同士が相互に接触する領域で屈曲部分同士が係合するため、小陸部の倒れ込みを効果的に抑制することができる。また、陸部表面側部分3a1及び陸部底側部分3a2を共にタイヤ周方向に屈曲させつつ、その変位を異なるようにすることで、雪路面及び通常路面上での性能を両立させることができる。その結果、陸部の接地面積を充分に確保し、通常路面走行時のトラクション性能、ブレーキ性能を向上させることが可能となる。
具体的には、図3に断面斜視図を示すサイプの一変形例を図11に示し、図5に断面斜視図を示すサイプの一変形例を図12に示すように、本発明のタイヤでは、サイプの幅方向両端に、垂直部分6を形成し、垂直部分6を周方向溝またはトレッド端に開口させてもよい。垂直部分6を形成すれば、加硫金型の内周面(トレッド成形面)に設けたサイプ形成用のブレードを用いてサイプを形成する際に、加硫金型内周面へのサイプ形成用のブレードの配設(植え込み)を容易に行うことができるからである。
なお、陸部剛性を確保してドライ性能及びウェット性能をさらに向上させると共に、スノー性能を十分に向上させる観点からは、垂直部分6の深さは、サイプ幅方向中央におけるサイプ深さよりも浅いことが好ましい。また、加硫金型の製造を容易にしつつ、スノー性能を十分に確保する観点からは、垂直部分6のサイプ延在方向の幅は、0.1〜0.5mmとすることが好ましい。更に、スノー性能を十分に確保する観点からは、本発明のタイヤは、図11および図12に示すように、サイプ幅方向中央よりもサイプ深さが浅い垂直部分6と、サイプ幅方向中央よりもサイプ深さが浅い、陸部表面側部分3a1のみを設けた部分とをサイプ幅方向両端に有していることが好ましい。
発明例タイヤ2は、図2に示したトレッドパターン、図5に示したサイプ断面及び図6に示したサイプ中心面Qを有する陸部を備えた、第二実施形態に従う乗用車用ラジアルタイヤであり、各諸元が下記表1に示す通りである以外は、発明例タイヤ1と同様である。
発明例タイヤ3は、サイプ3a及び3bの陸部表面側部分の屈曲方向と、サイプ3c及び3dの陸部表面側部分の屈曲方向とが反対となるようにサイプを配置した陸部を備えた乗用車用ラジアルタイヤであり、各諸元が下記表1に示す通りである以外は、発明例タイヤ1と同様である。
発明例タイヤ4は、サイプ幅方向両端におけるサイプ深さが、サイプ幅方向中央におけるサイプ深さと同じ深さであるサイプを陸部に備える乗用車用ラジアルタイヤであり、各諸元が下記表1に示す通りである以外は、発明例タイヤ1と同様である。
発明例タイヤ5は、陸部表面側部分3a1の深さH1がサイプの最大深さHの20%未満であるサイプを陸部に備える乗用車用ラジアルタイヤであり、発明例タイヤ6は、陸部表面側部分3a1の深さH1がサイプの最大深さHの40%超であるサイプを陸部に備える乗用車用ラジアルタイヤであって、各諸元が下記表1に示す通りである以外は、発明例タイヤ1と同様である。
さらに比較例タイヤは、図9に示すように、発明例タイヤ1において、陸部表面から深さH1の領域に位置するサイプを、タイヤ周方向の振幅を伴ってタイヤ幅方向に延びるジグザグ形状を有し、且つタイヤ径方向に直線状に延びる二次元サイプとした乗用車用ラジアルタイヤである。
結果を表2に示す。いずれも、従来例タイヤでの計測値を100(基準)として指数で表した値であり、数値が大きくなるほど、各性能が向上していることを示す。
また、比較例タイヤと比較して発明例タイヤ1は、ウェット性能及びドライ性能を向上させることができるだけでなく、同時に、スノー性能も向上できることが分かった。
2 陸部
2a 小陸部
3 サイプ
3a1 陸部表面側部分
3a2 陸部底側部分
4 小陸部2aの角部
5 陸部2の深さ方向中央領域
6 垂直部分
P 陸部表面S上の中心線Lとサイプ3との交点
Q サイプ中心面
R サイプの最大振幅位置
S 陸部表面
L サイプの振幅の中心線
f 最大振幅
m 陸部表面側部分3a1のタイヤ周方向変位
n 陸部底側部分3a2のタイヤ周方向変位
Claims (9)
- トレッド部に陸部を有し、該陸部に、タイヤ周方向の振幅を伴ってタイヤ幅方向に延びるサイプを設けた空気入りタイヤにおいて、
前記サイプは、陸部表面からタイヤ径方向内側に向かう深さ方向において、
該陸部表面からタイヤ周方向に向かって屈曲する陸部表面側部分と、
該陸部表面側部分と異なる方向に屈曲するか、又は該陸部表面側部分の変位よりも大きい変位を伴ってタイヤ周方向に屈曲する陸部底側部分とを有する
ことを特徴とする空気入りタイヤ。 - 前記サイプのうち、サイプ幅方向両端におけるサイプ深さは、サイプ幅方向中央におけるサイプ深さよりも浅い
ことを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。 - 前記陸部表面側部分の深さは、サイプの最大深さの20〜40%である
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。 - 前記陸部表面側部分は、1つの屈曲点を有する
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の空気入りタイヤ。 - 前記サイプは、サイプ幅方向の少なくとも一方の端部に、前記陸部表面からタイヤ径方向内方に向かって延びる垂直部分を有する
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の空気入りタイヤ。 - 前記垂直部分のサイプ深さは、サイプ幅方向中央におけるサイプ深さよりも浅い
ことを特徴とする請求項5に記載の空気入りタイヤ。 - 前記垂直部分のサイプ延在方向の幅が0.1mm以上0.5mm以下である、請求項5又は6に記載の空気入りタイヤ。
- 前記陸部表面側部分の、陸部表面からタイヤ周方向に向かって屈曲する変位が、該陸部表面側部分の深さの0.2倍以上0.4倍以下である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の空気入りタイヤ。
- 前記陸部に、前記サイプが複数本設けられ、
前記陸部内において、陸部表面側部分の屈曲方向が異なるサイプが存在する、請求項1〜8のいずれか一項に記載の空気入りタイヤ。
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