JP5908699B2 - 化粧料 - Google Patents

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Description

本発明は、化粧料に関する。
従来、化粧料に紫外線防止効果を付与するために種々の有機系紫外線吸収剤が用いられており、特に、無機粉体に、有機化合物である紫外線吸収剤を複合化した紫外線遮蔽粉体が知られている。
例えば、特許文献1には、基材となる粉体表面に、紫外線吸収能を有する有機化合物をコーティングしてなる複合粉体が開示されている。特許文献1には、この複合粉体は、紫外線吸収能を有する有機化合物と紫外線散乱能を有する無機系顔料とを複合させたものであり、化粧料への安定的に配合可能な粉末タイプで高い紫外線吸収効果を維持し、分散性の良好な有機系紫外線吸収剤であると記載されている。このような複合粉体として、特許文献1には、微粒子酸化チタンの表面にブチルメトキシジベンゾイルメタンをコーティングした複合粉体が開示されている。
また、特許文献2には、4−tert−ブチル−4−メトキシベンゾイルメタン等の紫外線吸収剤と、デキストリン脂肪酸エステル等のゲル化能を有するワックス及び/又は油ゲル化剤と、酸化チタン等の粉体を所定量で含む紫外線遮蔽粉体が開示されている。この紫外線遮蔽粉体は、紫外線吸収剤を含有する油性成分を、ワックス及び/又は油ゲル化剤と共に粉体に吸着したものであり、含水系の化粧料に配合しても経日変化を引き起こすことがなく、安定で、使用感、使用性に優れた化粧料を得ることができると記載されており、15〜50μmの粒径を有する紫外線遮蔽粉体が開示されている。
特許文献3には、4−tert−ブチル−4−メトキシベンゾイルメタン等のUVA吸収剤と、所定の超微粒子酸化チタン等の樹脂球状粉末とを配合した日焼け止め化粧料が開示されている。
国際公開第2010/098249号パンフレット 特開平7−277936号公報 特開2011−68567号公報
しかしながら、上述した紫外線遮蔽粉体のうち、微粒子酸化チタンの表面にブチルメトキシジベンゾイルメタンをコーティングした複合粉体は、乳化型化粧料に配合すると、乳化型化粧料中の油性成分を吸収又は放出することがある。その結果、化粧料の粘度に変更が生じる場合や、ベタツキの発生若しくは適度なノビの欠落といった使用感が損なわれる場合がある。また、複合粉体中の紫外線吸収剤が経時的に溶け出すことや、製剤中に再結晶化することがある。このように、紫外線遮光効果が高い前記複合粉体を乳化型化粧料に配合したときに、化粧料の粘度安定性や使用感が充分ではなかった。
従って、本発明の目的は、紫外線遮光効果が高く、粘度安定性及び使用感が良好な化粧料を提供することである。
本発明は以下のとおりである。
[1] 酸化チタンと4−tert−ブチル−4−メトキシジベンゾイルメタンとを含み、平均粒径が1μm未満の複合粉体、及び、下記一般式(I)で示されるソルビタン脂肪酸エステル、を含み、
前記複合粉体が、酸化チタンの表面に4−tert−ブチル−4−メトキシジベンゾイルメタン、脂肪酸、及び水酸化アルミニウムを含む表面処理層を有し、
前記ソルビタン脂肪酸エステルが、セスキオレイン酸ソルビタン及びセスキイソステアリン酸ソルビタンからなる群より選択された少なくとも1種を含み、
多孔質シリカ粉体、架橋型シリコーン粉体、多孔質ナイロン粉体、ポリメタクリル酸メチル粉体及びとうもろこしでんぷんからなる群より選択される少なくとも一種の吸油性粉体を更に含む化粧料であって、
前記複合粉体の含有量が化粧料全体の1質量%〜15質量%であり、
前記ソルビタン脂肪酸エステルの含有量が化粧料全体の0.1質量%〜5質量%であり、
前記吸油性粉体の含有量が化粧料全体の0.1質量%〜10質量%である、化粧料。
(式(I)中、R〜Rはそれぞれ独立に、−(CHCOOH、−(CHOH、−R、−ORを表し、Rは、炭素数1〜22の脂肪族基を表し、Rは炭素数10〜22のアシル基を表し、nは0又は1〜29の整数を表し、ただし、R〜Rの少なくとも1つは、−ORを表す。)
[2] 前記ソルビタン脂肪酸エステルの含有量が、前記複合粉体の含有量に対して質量基準で0.0001倍〜150倍である[1]に記載の化粧料。
] 日焼け止め化粧料である[1]又は2]に記載の化粧料。
本発明によれば、紫外線遮光効果が高く、粘度安定性及び使用感が良好な化粧料を提供することができる。
本発明の化粧料は、酸化チタンと4−tert−ブチル−4−メトキシジベンゾイルメタンとを含み、平均粒径が1μm未満の複合粉体、及び、下記一般式(I)で示されるソルビタン脂肪酸エステルを含む化粧料である。
ここで、本発明では、前記複合粉体のうち、酸化チタンの表面に4−tert−ブチル−4−メトキシジベンゾイルメタン、脂肪酸、及び水酸化アルミニウムを含む表面処理層を有するもの、また、前記一般式(I)で示されるソルビタン脂肪酸エステルには、セスキオレイン酸ソルビタン及びセスキイソステアリン酸ソルビタンからなる群より選択された少なくとも1種を含み、多孔質シリカ粉体、架橋型シリコーン粉体、多孔質ナイロン粉体、ポリメタクリル酸メチル粉体及びとうもろこしでんぷんからなる群より選択される少なくとも一種の吸油性粉体を更に含み、前記複合粉体の含有量が化粧料全体の1質量%〜15質量%であり、前記ソルビタン脂肪酸エステルの含有量が化粧料全体の0.1質量%〜5質量%であり、前記吸油性粉体の含有量が化粧料全体の0.1質量%〜10質量%であることを要する。
式(I)中、R〜Rはそれぞれ独立に、−(CHCOOH、−(CHOH、−R、又は−ORを表し、Rは、炭素数1〜22の脂肪族基を表し、Rは炭素数10〜22のアシル基を表し、nは0又は1〜29の整数を表し、ただし、R〜Rの少なくとも1つは、−ORを表す。
本発明にかかる化粧料では、所定のソルビタン脂肪酸エステルを含有するので、前記所定の複合粉体と組み合わせて含有する化粧料の粘度の安定性を良好なものとし、使用感も改善する。この結果、前記複合粉体による高い紫外線遮蔽能が損なわれることなく、粘度安定性及び使用感に優れた化粧料を提供できる。
本明細書において「工程」との語は、独立した工程だけではなく、他の工程と明確に区別できない場合であってもその工程の所期の作用が達成されれば、本用語に含まれる。
また本明細書において「〜」は、その前後に記載される数値をそれぞれ最小値および最大値として含む範囲を示すものとする。
さらに本明細書において組成物中の各成分の量は、組成物中に各成分に該当する物質が複数存在する場合、特に断らない限り、組成物中に存在する当該複数の物質の合計量を意味する。
以下、本発明について説明する。
本発明に係る化粧料は、酸化チタンと4−tert−ブチル−4−メトキシベンゾイルメタンとを含み、平均粒径が1μm未満の複合粉体、及び、前記一般式(I)で示されるソルビタン脂肪酸エステルを含む化粧料である。
前記化粧料は、エマルション形態であることが好ましい。エマルションの形態としては、特に制限はなく、W/O型及びO/W型のいずれであってもよい。
<複合粉体>
前記複合粉体は、酸化チタンと4−tert−ブチル−4−メトキシベンゾイルメタンとを含み、平均粒径が1μm未満の複合粉体である。前記複合粉体は4−tert−ブチル−4−メトキシベンゾイルメタンを含むので、高い紫外線遮蔽能を有する。
前記複合粉体の平均粒子経は、1μm未満であることを要する。前記複合粉体の平均粒子経が1μm以上では、複合粉体自体により化粧料が着色され、所謂白浮きが生じる。前記複合粉体の平均粒子経は、紫外線遮蔽能及び使用感の観点から、1nm〜500nmであることが好ましく、3nm〜100nmであることがより好ましい。
前記複合粉体の粒子径は、粉体を分散後、透過型電子顕微鏡で1000個以上撮影し、撮影された個々の粒子を画像解析式粒度分布測定装置で画像処理を行い、円相当径を測定した値とする。市販品を用いる場合には、市販品における平均粒径をそのまま適用すればよい。
本複合粉体は、酸化チタンの表面に、紫外線吸収剤である4−tert−ブチル−4−メトキシベンゾイルメタンを含む表面処理層を有するものであることが好ましい。前記表面処理層と酸化チタンとの結合様式は、4−tert−ブチル−4−メトキシベンゾイルメタンと酸化チタンとが一体的に挙動するものであれば特に制限はなく、共有結合等の化学結合であってもよく、吸着等の非化学結合であってもよい。
また、前記表面処理層には、脂肪酸及び水酸化アルミニウムを含むことができる。表面処理層が脂肪酸を含むことにより、粉体表面を疎水化にすることができ、水酸化アルミニウムを含むことにより、酸化チタンを不活性化することができる。
前記複合粉体としては、例えば、WO2010/098249号等に開示されたものを挙げることができる。また前記複合粉体としては、市販品を使用することができ、例えば、テイカ社のHXMT−100ZA等を挙げることができる。
化粧料における前記複合粉体の含有量は、化粧料の全質量の0.1質量%〜50質量%であることが好ましく、0.5質量%〜25質量%であることがより好ましく、1質量%〜15質量%であることが更に好ましい。0.1質量%以上であれば、紫外線防御効果を得られることができ、50質量%以下であれば安定に処方中に配合することができる。
前記酸化チタンの平均一次粒子径は、紫外線遮蔽能及び化粧料の透明性の観点から、1nm以上90nm以下であることが好ましく、5nm以上50nm以下であることがより好ましい。前記酸化チタンの平均一次粒子径は、酸化チタンを分散後、透過型電子顕微鏡で1000個以上撮影し、撮影された個々の粒子を画像解析式粒度分布測定装置で画像処理を行い、円相当径を測定した値とする。市販品を用いる場合には、市販品における平均一次粒子径をそのまま適用すればよい。
前記複合粉体を、前記化粧料に配合する際には、例えばシリコーン油等の分散媒を用いてスラリーを調製し、スラリーの形態で他の成分と配合してもよい。
スラリーにおける複合粉体の含有量は特に制限されないが、一般に、スラリーの全質量の10質量%〜80質量%とすることが好ましく、20質量%〜60質量%とすることがより好ましい。10質量%以上であれば、製剤に安定に配合することができ、20質量%〜60質量%であることが更に好ましい。
<ソルビタン脂肪酸エステル>
前記ソルビタン脂肪酸エステルは、上記一般式(I)で示される化合物である。
式中R〜Rはそれぞれ独立に、−(CHCOOH、−(CHOH、−R、又は−ORを表し、同一であっても異なっていてもよいが、R〜Rの少なくとも1つは−ORである。前記ソルビタン脂肪酸エステルは、1以上の脂肪酸とソルビトール誘導体とのエステルであり、化粧料の粘度安定性の観点から、ポリオキシエチレン等の親水性の一価又は二価の置換基を含まないものである。
前記ソルビタン脂肪酸エステルは、単一の化合物として化粧料に含有されていてもよく、R〜Rが異なる2種以上の組み合わせとして用いてもよい。
前記ソルビタン脂肪酸エステルが複数種の混合物である場合、R〜Rの種類が異なった複数種の混合物であればよい。好ましくは、R〜Rの少なくとも1つの−ORの結合位置、数、若しくは種類、又はこれらの組み合わせが異なる複数種の混合物である。このような複数種の混合物としては、化合物中の−ORの数(脂肪酸のモノエステル誘導体、ジエステル誘導体、又はトリエステル誘導体等)、Rの種類(例えば、Rの炭素数が異なる組み合わせ、二重結合の数及び/又は位置が異なる組み合わせ)、又はこれらの組み合わせが異なる混合物を挙げることができる。なかでも、前記ソルビタン脂肪酸エステルとしては、粘度安定性及び使用感の観点から、化合物中の−ORの数が異なるソルビタン脂肪酸エステルの組み合わせ、例えば、セスキ脂肪酸ソルビタンであることが好ましい。
式中nは0又は1〜29の整数であり、nが30以上の場合には、粘度安定性が損なわれる。粘度安定性を良化できる点で、好ましくは、nは粘度安定性及び使用感の観点から、0又は10〜22であり、0であることがより好ましい。
における脂肪族基としては、飽和又は不飽和の脂肪族基であってもよく、不飽和結合の数が1つ又は2つ以上の不飽和脂肪族基であってもよく、直鎖状又は分岐鎖を有する脂肪族基であってもよい。また、脂肪族基としては、環状構造を含むことができる。
は、炭素数1〜22の脂肪族基を表す。炭素数23以上の脂肪族基では、粘度安定性又は使用感を改良することができない。Rとしては、粘度安定性及び使用感の観点から、炭素数10〜20の脂肪族基であることが好ましく、炭素数12〜14の脂肪族基であることがより好ましい。
におけるアシル基としては脂肪族アシル基であればよく、脂肪族アシル基としては、飽和又は不飽和の脂肪族アシル基であってもよく、不飽和結合の数が1つ又は2つ以上の不飽和脂肪族アシル基であってもよく、直鎖状又は分岐鎖を有する脂肪族アシル基であってもよい。
粘度安定性及び使用感の点で、Rのアシル基は、直鎖状の飽和脂肪族アシル基、分岐鎖状の飽和脂肪族アシル基、直鎖状の不飽和脂肪族アシル基、又は分岐鎖状の不飽和脂肪族アシル基であることが好ましく、分岐鎖状の飽和脂肪族アシル基、直鎖状の不飽和脂肪族アシル基、又は分岐鎖状の不飽和脂肪族アシル基であることがより好ましい。また、Rとしては、炭素数10〜22であることを要し、炭素数が9以下又は23以上では、粘度安定性又は使用感の改善が得られない。粘度安定性及び使用感の観点から、Rとしては、総炭素数10〜20のアシル基であることが好ましく、総炭素数14〜18のアシル基であることがより好ましい。
前記−ORとしては、粘度安定性及び使用感の点で、分岐鎖状の飽和脂肪族アシル基、直鎖状の不飽和脂肪族アシル基、又は分岐鎖状の不飽和脂肪族アシル基であって、前記脂肪族アシル基の総炭素数が10〜20、より好ましくは14〜18のアシル基であることが更に好ましい。
前記−(CHCOOHとしては、カルボキシ基、メチルカルボキシ基、エチルカルボキシ基等を挙げることができる。
前記−(CHOHとしては、水酸基、−CHOH、−(CHOH等を挙げることができ、好ましくは、水酸基等である。
前記−Rとしては、メチル基、エチル基、プロピル基、メチルプロピル基、ジメチルエチル基、ペンチル基、メチルブチル基、エチルプロピル基、ヘキシル基、メチルペンチル基、ジメチルブチル基、エチルブチル基、へプチル基、オクチル基、エチルヘキシル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基、オクタデシル基、ノナデシル基、エイコシル基、ドコシル基、ビニル基、アリル基、イソプロペニル基等を挙げることができる。
前記−Rとしては、デカニル基、ラウロイル基、ミリストイル基、パルミトリル基、ステアロイル基、オレオイル基、リノレイル基、リノレノイル基、イソステアロイル基、ベヘノイル基、イコサペンタエノイル基、ドコサヘキサエノイル基等を挙げることができ、好ましくは、ミリストイル基、パルミトリル基、ステアロイル基、オレオイル基、イソステアロイル基、アラキジル基等である。
前記−OR以外の前記R〜Rとしては、乳化安定性(粘度安定性)を向上できる点で、カルボキシ基又は水酸基であることが好ましく、水酸基であることがより好ましい。
前記ソルビタン脂肪酸エステルは、以下のもののいずれかであることが好ましい:
(1) 一般式(I)において、R〜Rのうち、いずれか1つが−ORであって、ここでRは、直鎖状の不飽和脂肪族アシル基、分岐鎖状の飽和脂肪族アシル基、又は分岐鎖状の不飽和脂肪族アシル基であり、R〜Rの残りの全てが−OH基であるソルビタン脂肪酸エステル;
(2) 一般式(I)において、R〜Rのうち、いずれか1つが−ORであって、ここでRは、直鎖状の不飽和脂肪族アシル基、分岐鎖状の飽和脂肪族アシル基、又は分岐鎖状の不飽和脂肪族アシル基であり、R〜Rの残りのうち、3つが−OH基であるソルビタン脂肪酸エステル;
(3) 一般式(I)において、R〜Rのうち、いずれか2つが−ORであって、ここで同時に存在するRが互いに同一の、直鎖状の不飽和脂肪族アシル基、分岐鎖状の飽和脂肪族アシル基、又は分岐鎖状の不飽和脂肪族アシル基であり、R〜Rの残りの全てが−OH基であるソルビタン脂肪酸エステル;
(4) 一般式(I)において、R〜Rのうち、いずれか2つが−ORであって、ここで同時に存在するRがそれぞれ異なる、直鎖状の不飽和脂肪族アシル基、分岐鎖状の飽和脂肪族アシル基又は分岐鎖状の不飽和脂肪族アシル基であり、R〜Rの残りの全てが−OH基であるソルビタン脂肪酸エステル;
(5) 一般式(I)において、R〜Rのうち、いずれか3つが−ORであって、ここで同時に存在するRが共に、直鎖状の不飽和脂肪族アシル基、分岐鎖状の飽和脂肪族アシル基、又は分岐鎖状の不飽和脂肪族アシル基であり、R〜Rの残りの全てが−OH基であるソルビタン脂肪酸エステル;
上記(1)〜(5)において、一般式(I)中の1つ又は複数存在する−ORは、総炭素数14〜18の分岐鎖状の飽和脂肪族アシル基又は総炭素数14〜18の分岐鎖状の不飽和脂肪族アシル基であることが更に好ましい。
前記ソルビタン脂肪酸エステルとしては、モノラウリン酸ソルビタン、モノパルミチン酸ソルビタン、モノステアリン酸ソルビタン、モノオレイン酸ソルビタン、モノイソステアリン酸ソルビタン、セスキカプリル酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタン、セスキステアリン酸ソルビタン、セスキイソステアリン酸ソルビタン、トリオレイン酸ソルビタン、トリステアリン酸ソルビタン、トリイソステアリン酸ソルビタン、テトラエチルヘキサン酸ジグリセロールソルビタン、ペンタエチルヘキサン酸ジグリセロールソルビタン、ヤシ脂肪酸ソルビタンを挙げることができ、粘度安定性及び使用感の観点から、セスキカプリル酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタン、セスキステアリン酸ソルビタン、セスキイソステアリン酸ソルビタン、トリオレイン酸ソルビタン、トリステアリン酸ソルビタン、トリイソステアリン酸ソルビタン等であることが好ましく、セスキオレイン酸ソルビタン又はセスキイソステアリン酸ソルビタンであることが更に好ましい。
本発明においては、これらのソルビタン脂肪酸エステルを、単独又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
前記ソルビタン脂肪酸エステルの含有量は、粘度安定性及び使用感の観点から、化粧料全質量の0.01質量%〜20質量%とすることが好ましく、0.01質量%〜15質量%とすることが好ましく、0.05質量%〜10質量%であることがより好ましく、0.1質量%〜5質量%であることが更に好ましい。0.01質量%以上であれば粘度安定性を良化する傾向があり、20質量%以下であれば、製剤の乳化分散性を良化する傾向がある。
また、前記ソルビタン脂肪酸エステルの含有量は、前記複合粉体の含有量に対して質量基準で0.0001倍〜150倍であることが好ましく、0.0005倍〜50倍であることがより好ましく、0.001倍〜5倍であることが更に好ましく、0.001倍〜1倍であることが更により好ましく、0.001倍〜0.5倍であることが特に好ましい。前記ソルビタン脂肪酸エステルの含有量が、前記複合粉体の含有量に対して0.0001倍以上であれば粘度安定性を良化する傾向があり、50倍以下であれば、複合粉体の分散性を向上させる傾向がある。
<界面活性剤>
前記化粧料は、ソルビタン脂肪酸エステル以外の界面活性剤を含むことができる。
前記界面活性剤としては、非イオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤のいずれであってもよい。イオン性界面活性剤の例としては、アルキルスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、モノアルキルリン酸塩、レシチン等が挙げられる。非イオン性界面活性剤の例としては、グリセリン脂肪酸エステル、有機酸モノグリセリド、ポリグリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンプロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等を挙げることができる。これらの中でも、保湿性のために配合している他の油分を安定分散できる点で、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油が好ましい。
前記化粧料が、前記ソルビタン脂肪酸エステル以外の他の界面活性剤の含有量は、前記ソルビタン脂肪酸エステルとの合計量として、化粧料全質量の0.01質量%〜20質量%とすることが好ましく、0.1質量%〜10質量%であることがより好ましく、0.5質量%〜5質量%であることが更に好ましい。前記ソルビタン脂肪酸エステル以外の界面活性剤の含有量は0.01質量%以上であれば粘度安定性を良化する傾向があり、20質量%以下であれば、複合粉体の分散性を向上させる傾向がある。
<脂肪酸>
前記化粧料は、脂肪酸を含むことができる。これにより、粘度安定性及び使用感を更に向上させることができる。
前記脂肪酸としては、飽和又は不飽和の脂肪酸のいずれであってもよく、また、直鎖状又は分岐鎖状の脂肪酸であってもよい。脂肪酸の総炭素数としては、特に制限はないが、粘度安定性及び使用感の観点から、総炭素数8〜総炭素数20であることが好ましく、総炭素数10〜総炭素数18であることがより好ましい。なかでも、粘度安定性及び使用感の観点から、直鎖状の不飽和脂肪酸、分岐鎖状の飽和脂肪酸又は分岐鎖状の不飽和脂肪酸が好ましい。
前記脂肪酸としては、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、イソステアリン酸、ヤシ油脂肪酸、アラキドン酸、ウンデシレン酸等を挙げることができる。中でも、粘度安定性及び使用感の点で、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、イソステアリン酸等を挙げることができる。これらはそれぞれ、単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせてもよい。
前記脂肪酸の含有量は、化粧料全質量の0.01質量%〜20質量%とすることが好ましく、0.5質量%〜10質量%であることがより好ましく、0.5質量%〜5質量%であることが更に好ましい。前記脂肪酸の含有量は、0.01質量%以上であれば粘度安定性を良化する傾向があり、20質量%以下であれば、複合粉体の分散性を向上させる傾向がある。
<高級アルコール>
前記化粧料は、高級アルコールを含むことができる。これにより、粘度安定性及び使用感を更に向上させることができる。
前記高級アルコールは、総炭素数12以上の脂肪族アルコールを意味する。前記高級アルコールとしては、総炭素数12〜総炭素数24のものが好ましく、総炭素数8〜総炭素数20であることがより好ましく、総炭素数10〜総炭素数18であることが更に好ましい。前記高級アルコールとしては、例えば、カプリルアルコール、デシルアルコール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、パルミチルアルコール、セトステアリルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール、ヘキシルデカノール、ホホバアルコール、ヤシアルコール等を挙げることができる。これらはそれぞれ、単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせてもよい。
前記高級アルコールの含有量は、化粧料全質量の0.01質量%〜20質量%とすることが好ましく、0.5質量%〜10質量%であることがより好ましく、0.5質量%〜5質量%であることが更に好ましい。前記脂肪酸の含有量は、0.01質量%以上であれば粘度安定性を良化する傾向があり、20質量%以下であれば、複合粉体の分散性を向上させる傾向がある。
<吸油性粉体>
前記化粧料は、吸油性粉体を含有することができる。これにより化粧料の粘度安定性を向上させることができる。
本発明における前記吸油性粉体とは、25℃においてスクワランを粉体自重の30質量%以上吸収できる吸油量を持つ水不溶性の粉体のことを指す。
吸油量の測定方法としては、公知の方法を使用すればよい。例えば、吸油性粉体1gをガラス板上にとり、スクワランを少量ずつ滴下しながらヘラを用いて練り込み、吸油性粉体全体がペースト状になった時点を終点とし、そのときの吸油性粉体1g当たりのスクワレン量(ml)を吸油量とすることで測定することが可能である。
このような吸油性粉体としては、多孔質シリカ粉体、架橋型シリコーン粉体、多孔質ナイロン粉体、ポリメタクリル酸メチル粉体及びとうもろこしでんぷんからなる群より選択された少なくとも一種の粉体を挙げることができる。
前記多孔質シリカ粉体としては、シリカ、シリル化シリカ、ジメチルシリル化シリカ、ジメチコンケイ酸シリカ等が挙げられ、粘度安定化の観点より好ましくはシリカが挙げられる。市販品としては、サンスフェアH−31/H−32/H−33/H−51/H−52/H−53/H−121/H−122/H−201(旭硝子社製)、VM−2270 Aerogel Fine Particle(東レ・ダウコーニング社製)HDK(登録商標)H2000、HDK(登録商標) H15、HDK(登録商標) H18、HDK(登録商標) H20、HDK(登録商標) H30(旭化成ワッカーシリコーン社製)、サイロピュア(富士シリシア社製、トクシール(徳山曹達社製)、マイクロビーズシリカゲル(富士デヴィソン社製)等が挙げられる。
前記架橋型シリコーン粉体としては、シリコーンゲル粉体、シリコーンゴム粉体、シリコーンレジン粉体、シリコーンエラストマー等が挙げられ、これらは区別なく使用可能である。前記架橋型シリコーン粉体としては、化粧料の粘度安定性の観点より、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、(ジメチコン/ビス−イソブチルPPG−20)クロスポリマー、ジメチコンクロスポリマー、(PEG−10/ラウリルジメチコン)クロスポリマー、(PEG−10ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、(PEG−15/ラウリルジメチコン)クロスポリマー、(PEG−15/ラウリルポリジメチルシロキシエチルジメチコン)クロスポリマー、(ジフェニルジメチコン/ビニルジフェニルジメチコン/シルセスキオキサン)クロスポリマー、(ジメチコン/ビスイソブチルPPG−20)クロスポリマー、(ジメチコン/ビニルトリメチルシロキシケイ酸)クロスポリマー、(ジメチコン/フェニルビニルジメチコン)クロスポリマー、(ビニルジメチコン/ラウリルジメチコン)クロスポリマー、(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)クロスポリマー、(ラウリルポリジメチルシロキシエチルジメチコン/ビスビニルジメチコン)クロスポリマー等が好ましく、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー又はジメチコンクロスポリマーがより好ましい。
前記シリコーンゲル粉体の市販品としては、KSG−15/16/1610、KSG−18A、KSG−41、KSP−100/101/102/105、KSP−300、441/411、KSG−41/42/43/44、KSG−240/310/320/330/340/710/320Z/350Z(信越化学社製)が挙げられる。前記シリコーンゴム粉体の市販品としては、トレフィルE−506C、E−508、9701Cosmetic Powder、9702Powder、9027/9040/9041/9045/9046/9041/9546 Silicone Elastomer Blend、EP−9215/EP−9216 TI/EP−9289 LL/EP−9293 AL、EL−8040 ID Silicone Organic Blend、(東レ・ダウコーニング社製)、Wacker−Belsil(登録商標) RG 100(旭化成ワッカーシリコーン社製)、NIKKOL SILBLEND−91(日光ケミカルズ社製)が挙げられる。
前記多孔質ナイロン粉体としては、ナイロン、ナイロン−6、ナイロン−11、ナイロン−12、ナイロン−12/6/66コポリマー、ナイロン−6/12、ナイロン−66等が挙げられる、化粧料の粘度安定化の観点より、ナイロン−6、ナイロン−12等が好ましい。
市販品としては、TR−1、TR−2、SP−500(東レ社製)、POMP605、POMP610(宇部興産社製)、ナイロンパウダー(日興リカ社製)等が挙げられる。
前記ポリメタクリル酸メチル(以下、単に「PMMA」ともいう。)粉体としては、PMMAの他に、メタクリル酸メチルクロスポリマー、(メタクリル酸メチル/ジメタクリル酸グリコール)クロスポリマー、(メタクリル酸メチル/アクリロニトリル)コポリマー、(ポリメタクリル酸メチル/ジメチルポリシロキサングラフトアクリル樹脂)コポリマー、アクリル酸エチルヘキシル/メタクリル酸メチル)コポリマー等も包含される。
市販品としては、テクポリマー(積水化成社製)、マツモトマイクロスフィアー(松本油脂社製)などが挙げられる。
前記とうもろこしでんぷんとしては、DRY FLO PURE(アクゾノーベル社製)などを使用できる。
また、前記吸油性粉体としては、スチレン/ステアリルメタクリレート/ジビニルベンゼン等からなる多孔質ポリマー、水添(スチレン/イソプレン)コポリマー、(ブチレン/エチレン/スチレン)コポリマー、(スチレン/アクリルアミド)コポリマー、(エチレン/プロピレン/スチレン)コポリマー、粘土鉱物、ベントナイト、合成金雲母、ポリアミド樹脂、薄片状酸化チタンも、使用することができ、市販品としては、ルクセレンD(日本光研社製)、タイペークCR−50(石原産業社製)、パイオニア ゲル 12 PAO(Hansen & Rosenthal KG)、Jojoba Glaze HV/LV(日光ケミカルズ社製)、ヨドゾール GH41F(アクゾノーベル社製)、クニピアーF/G(クニミネ工業社製)等が挙げられる。
前記吸油性粉体としては、化粧料の粘度安定性及び使用感の向上という観点より、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、ジメチコンクロスポリマー、PMMAが好ましく、さらに(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー及びPMMAが好ましい。
本発明にかかる化粧料において、前記吸油性粉体としては、前記各成分を一種単独で使用してもよく、二種以上を併用してもよい。
前記吸油性粉体の粒子径は特に制限されないが、使用感向上の観点より、体積平均粒径0.005μm〜30μmのものが好ましく、0.01μm〜30μmのものがより好ましく、0.1μm〜30μmのものがさらに好ましい。体積平均粒径が0.005μm以上であれば、使用時の肌のきしみ感が感じられることもなく、使用感が向上する。また、体積平均粒径が30μm以下であれば、吸油性粉体の単位重さ当たりの表面積が小さくなりすぎることもなく、吸油スピードの低下は生じず、肌への付着性も維持される。体積平均粒径は、市販の種々の粒度分布計等で計測可能であるが、粒径範囲及び測定の容易さから、動的光散乱法を適用したものとする。動的光散乱を用いた市販の測定装置としては、ナノトラックUPA(日機装(株))、動的光散乱式粒径分布測定装置LB−550((株)堀場製作所)、濃厚系粒径アナライザーFPAR−1000(大塚電子(株))等が挙げられる。
本発明における吸油性粉体の体積平均粒径は、濃厚系粒径アナライザーFPAR−1000(大塚電子(株))を用いて測定した値であり、具体的には、以下のよう計測した値を採用する。
即ち、吸油性粉体の測定方法は、吸油性粉体の濃度が1質量%になるようにジメチコンで希釈を行い、石英セルを用いて測定を行う。粒径は、試料屈折率として1.600、分散媒屈折率として1.000(ジメチコン)、分散媒の粘度としてジメチコンの粘度を設定した時の体積平均径として求めることができる。
前記吸油性粉体の含有量は、化粧料全質量の0.01質量%〜20質量%とすることが好ましく、0.05質量%〜15質量%であることがより好ましく、0.1質量%〜10質量%であることが更に好ましい。前記吸油性粉体の含有量は、0.01質量%以上であれば粘度安定性を良化するとなる傾向があり、20質量%以下であれば、感触を良化する傾向がある。
また、前記吸油性粉体の含有量は、粘度安定性を良化する観点から、前記複合粉体の全質量の0.01質量%〜90質量%とすることが好ましく、0.05質量%〜50質量%であることがより好ましく、0.1質量%〜20質量%であることが更に好ましく、0.1質量%〜10質量%であることが更により好ましい。
<その他の成分>
前記化粧料は、上述した4−tert−ブチル−4−メトキシベンゾイルメタン以外の紫外線吸収剤を含有することができる。このような他の紫外線吸収剤としては、油溶性又は水溶性の公知のもののいずれも使用することができる。
前記油溶性紫外線吸収剤としては、パラアミノ安息香酸、パラアミノ安息香酸メチル、パラアミノ安息香酸グリセリル、パラジメチルアミノ安息香酸アミル、パラジメチルアミノ安息香酸オクチル、サリチル酸エチレングリコール、サリチル酸フェニル、サリチル酸オクチル、サリチル酸ブチルフェニル、サリチル酸ホモメンチル、メトキシケイ皮酸オクチル、メトキシケイ皮酸エトキシエチル、メトキシケイ皮酸へチルヘキシル、ジメトキシケイ皮酸モノエチルヘキサン酸グリセリル、ヒドロキシメトキシベンゾフェノン、ジヒドロキシジメトキシベンゾフェノン、ブチルメトキシベンゾイルメタン、オクチルトリアゾン等を挙げることができる。
前記水溶性紫外線吸収剤として、例えば2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン等のベンゾフェノン系紫外線吸収剤;フェニルベンゾイミダゾール−5−スルホン酸およびその塩、フェニレンビスベンゾイミダゾールテトラスルホン酸およびその塩等のベンゾイミダゾール系紫外線吸収剤;ウロカニン酸、ウロカニン酸エチルエステル、2,2−(1,4−フェニレン)ビス−(1H−ベンズイミダゾール−4,6−ジスルホン酸)、テレフタリリデンジカンフルスルホン酸等が挙げられる。
4−tert−ブチル−4−メトキシベンゾイルメタン以外の他の紫外線吸収剤の含有量は、紫外線防御性能を補う点で、化粧料全質量の0.001質量%〜30質量%とすることが好ましく、0.01質量%〜20質量%であることがより好ましく、0.1質量%〜10質量%であることが更に好ましい。
前記化粧料中の紫外線吸収剤の総量としては、使用感の点で、化粧料全質量の0.001質量%〜70質量%とすることが好ましく、0.01質量%〜50質量%であることがより好ましく、0.1質量%〜30質量%であることが更に好ましい。
前記化粧料は、揮発性油分を溶剤として含むことができる。これによりベタツキの感触が低減され、好ましい。
前記揮発性油分は、常圧における沸点が60℃〜260℃の範囲である成分を意味するものとする。本発明で用いられる揮発性油分としては、揮発性のシリコーンベース油および炭化水素ベース油等が挙げられる。
前記揮発性シリコーンベース油として、例えば、ジメチルポリシロキサン(1.5cs[1.5×10−6/s])、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン等の鎖状ポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、テトラメチルテトラハイドロジェンシクロテトラシロキサン等の環状ポリシロキサン、又はカプリリルメチコン等が例示される。これらの商品例としては、KF96L−0.65、KF96L−1、KF96L−1.5、KF995(信越化学工業)、SH200−1cs、SH200−1.5cs、SH200−2cs、2−1184Fluid、SH245Fluid、DC246Fluid、DC345Fluid、SS3408(東レ・ダウコーニング)、TSF404、TSF405、TSF4045(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社)等が挙げられる。
前記揮発性の炭化水素ベース油として、直鎖状、分岐状のいずれのものを用いてもよい。このような揮発性の炭化水素ベース油としては、イソデカン、イソドデカン、イソヘキサデカン等のC8−C16イソアルカン(イソパラフィンとしても知られる)等が例示される。これらの商品例としては、例えば、アイソパー(登録商標)A、同C、同D、同E、同G、同H、同K、同L、同M(エクソン社)、シェルゾール(登録商標)71(シェル社)、ソルトロール(登録商標)100、同130、同220(フィリップ社)、アイソゾール(登録商標)400(日本石油化学)、パールリーム(登録商標)4(日本油脂)、IPソルベント(登録商標)1620、同2028(出光石油化学)、イソヘキサデカン、テトライソブタン90(バイエル社)、パーメチル(登録商標)99A、同101A、同102A(プレスパース社)等が挙げられる。
前記揮発性油分は、1種単独で用いても、また2種以上を組合せて用いてもよい。
前記揮発性油分の含有量は、使用感の点で、化粧料全質量の0.001質量%〜60質量%とすることが好ましく、0.01質量%〜40質量%であることがより好ましく、0.1質量%〜20質量%であることが更に好ましい。
前記化粧料は、多価アルコールを含むことができる。これにより、使用感(保湿性)を良化することができる。
多価アルコールとしては、例えば、グリセリン、1,3−ブタンジオール、エチレングリコール、又は、多糖類、例えば、還元水あめ、ショ糖、エリスリトール、キシリトール、グルコース、ガラクトース、ソルビトール、マルトトリオース、トレハロースなどを挙げることができる。これらは1種又は2種以上を組み合わせ使用することができる。
前記化粧料は、エマルションの形態や、用途に基づいて、通常化粧料に用いられる他の成分を含有することができる。このような他の成分としては、例えば、エタノール等の水溶性有機溶剤、キレート剤、美白剤、保湿剤、酸化防止剤、増粘剤、色剤、防腐剤、香料、各種の油性成分、各種の水性成分などを挙げることができる。
本発明の化粧料は、上述した各成分を、適宜配合して、常法によりW/O型又はO/W型の乳化組成物に調製することにより、製造することができる。
前記化粧料の形態には特に制限はなく、化粧水(ローション)、乳液、クリーム、アイクリーム、美容液、マッサージ料、パック料、軟膏、クリーム、ボディクリ−ム等のスキンケア化粧料、化粧下地等のメイクアップ化粧料を例示することができる。
本発明の化粧料は、高い紫外線遮蔽能と良好な使用感から、日焼け止め化粧料として用いられることが特に好ましい。
以下、本発明を実施例にて詳細に説明する。しかしながら、本発明はそれらに何ら限定されるものではない。
なお、以下に示す実施例1、実施例2、及び実施例5は、本発明の範囲外であり、いずれも参考例となる。
[実施例1]
表1の最終濃度(質量%)となるように(1)シクロペンタンシロキサン、(2)HXMT−100ZA(テイカ社、平均一次粒径15nm、平均粒径15nm)及び(3)ジメチコン10CSを、室温にてディスバーで充分に分散した後、(4)PEG−9ポリジメチルシロキサンエチルジメチコン(信越化学社)、(5)ソルビタン脂肪酸エステルとしてのオレイン酸ソルビタン(NIKKOL SO−10V(日光ケミカルズ社製))、(6)(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー(KSG−16、体積平均粒径5μm、信越化学社)、(7)(ジメチコン/(PEG−10/15)クロスポリマー(KSG−210、信越化学社)を攪拌混合し、均一化し、油相成分を得た。次いで、(8)エタノール、(9)1,3−ブチレングリコール(1,3−BG)及び(11)水(一部)を所定量秤取り、室温で攪拌混合して、均一化し、水相成分を得た。油相成分をホモミキサーで攪拌しながら、水相成分をゆっくりと添加して乳化し、(10)フェノキシエタノールを添加して、残りの水を追加して均一化して、表1に示される配合量で各成分を含有する乳化物1を得た。
[実施例2〜5、比較例1〜3]
上記(5)成分のソルビタン脂肪酸エステルの種類又は量(質量%)を表1に示されるように変更した以外は、実施例1と同様にして、上記(1)〜(11)成分を用いて実施例2〜5にかかる乳化物2〜5と、比較例1〜3にかかる乳化物6〜8を得た。なお、選択されたソルビタン脂肪酸エステルが室温で固体の場合には、予め過熱溶解してから(1)〜(3)の分散液、(4)、(6)、(7)と80℃で混合し、80℃で加温した水相成分をゆっくり添加して乳化した後、(10)を添加して、残りの水を追加して均一化して、表1に示される配合量で各成分を含有する乳化物を得た。
<評価>
(1)粘度安定性評価
乳化物1〜8を作製後1日静置してから、室温(25℃)においてBL型粘度計で粘度(初期粘度)を測定した。その後、40℃の高温槽に入れ、2日後に、BL型粘度計(東機産業社製)を用いて、25℃での粘度(経時粘度)を測定した。
初期粘度からどの程度粘度の増減が抑えられたか、安定化を評価する指標として、初期に対する粘度の変化率を下の式で定義した。結果を表1に示す。
初期に対する粘度の変化率(%)=(経時粘度−初期粘度)/(初期粘度)×100
粘度安定性については、粘度の変化率が±20%以内である場合、「良好」(A)とし、一方、±20%を超える場合又は、水相と油相とが分離を生じた場合には「不可」(C)として評価した。
(2)使用感評価
専門パネル10名により、上記で得られた各乳化物を顔に塗布し、塗布時のノビと、塗布直後のベタツキとの2項目について、非常によい(5点)〜非常に悪い(1点)の5段階で評価した。10名の評価の平均値をとり、平均値が1以上2未満をC、2以上〜3未満をB、3以上4未満をA、4以上5以下をSとして評価した。結果を表1に示す。
(3)総合判定
上記(1)及び(2)の結果に基づいて、商品として良好(S)、商品として良(A)、商品として可(B)又は商品として不可(C)として、各乳化物を評価した。結果を表1に示す。
表1に示されるように、実施例1〜実施例5の乳化物1〜5は、比較例1〜3の乳化物6〜8と比較して、いずれも粘度変化率が小さく、粘度安定性に優れていた。また、ノビやベタツキの評価も良好であった。
特に、直鎖状の不飽和脂肪族基又は分岐鎖状の飽和脂肪族基含むソルビタン脂肪酸エステルを用いた実施例3及び実施例4では、官能評価が特に高かった。
これに対して、ソルビタン脂肪酸エステルを含まない比較例1、炭素数8の脂肪酸鎖を有するソルビタン脂肪酸エステルを使用した比較例2、及びポリオキシエチレン(PEG)のような親水性基を有するソルビタン脂肪酸エステルを使用した比較例3の各乳化物では、粘度安定性が大きく損なわれることがわかった。
[実施例6及び実施例7]
表2及び表3に示す処方に従って、それぞれW/O型乳化UVミルク(表2)及びO/W型乳化ミルク(表3)を処方する。表2及び表3中の数値は質量%を意味する。なお、表2及び表3中、「1.酸化チタン及びt−ブチルメトキシジベンゾイルメタン」の複合粉体は、HXMT−100ZA(テイカ社製)である。また、PMMAには、松本油脂社製のPMMAである。使用される吸油性粉体はいずれも5μmである。
W/O型乳化UVミルク(表2)及びO/W型乳化ミルク(表3)はいずれも、本発明に係る複合粉体とソルビタン脂肪酸エステルとを含有する化粧料であるので、紫外線遮光効果が高く、粘度安定性及び使用感が良好な化粧料である。
このように、本発明によれば、紫外線遮光効果が高く、粘度安定性及び使用感が良好な化粧料を提供することができる。

Claims (3)

  1. 酸化チタンと4−tert−ブチル−4−メトキシジベンゾイルメタンとを含み、平均粒径が1μm未満の複合粉体、及び、下記一般式(I)で示されるソルビタン脂肪酸エステル、を含み、
    前記複合粉体が、酸化チタンの表面に4−tert−ブチル−4−メトキシジベンゾイルメタン、脂肪酸、及び水酸化アルミニウムを含む表面処理層を有し、
    前記ソルビタン脂肪酸エステルが、セスキオレイン酸ソルビタン及びセスキイソステアリン酸ソルビタンからなる群より選択された少なくとも1種を含み、
    多孔質シリカ粉体、架橋型シリコーン粉体、多孔質ナイロン粉体、ポリメタクリル酸メチル粉体及びとうもろこしでんぷんからなる群より選択される少なくとも一種の吸油性粉体を更に含む化粧料であって、
    前記複合粉体の含有量が化粧料全体の1質量%〜15質量%であり、
    前記ソルビタン脂肪酸エステルの含有量が化粧料全体の0.1質量%〜5質量%であり、
    前記吸油性粉体の含有量が化粧料全体の0.1質量%〜10質量%である、化粧料。


    (式(I)中、R〜Rはそれぞれ独立に、−(CHCOOH、−(CHOH、−R、又は−ORを表し、Rは、炭素数1〜22の脂肪族基を表し、Rは炭素数10〜22のアシル基を表し、nは0又は1〜29の整数を表し、ただし、R〜Rの少なくとも1つは、−ORを表す。)
  2. 前記ソルビタン脂肪酸エステルの含有量が、前記複合粉体の含有量に対して質量基準で0.0001倍〜150倍である請求項1記載の化粧料。
  3. 日焼け止め化粧料である請求項1又は請求項記載の化粧料。
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