JP5906969B2 - 画像処理装置及び画像処理プログラム - Google Patents
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Description
請求項1の発明は、情報画像を印刷するための第1の情報と該情報画像の誤り訂正に関する第2の情報を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって受け付けられた第1の情報と第2の情報に基づいて、該情報画像内の一部の領域であって透明トナーを用いて印刷する領域を決定する決定手段と、前記受付手段によって受け付けられた第1の情報と前記決定手段によって決定された領域に関する情報を合成する合成手段を具備することを特徴とする画像処理装置である。
請求項2の発明は、前記決定手段は、透明トナーを用いて印刷する領域の数を、前記情報画像内の黒領域の数、誤り訂正レベル、透明トナーを用いて印刷される領域の数を調整するための係数を乗算した値とすることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置である。
請求項3の発明は、前記情報画像内の黒領域の数に対して透明トナーを用いて印刷する領域の数の割合が、予め定められた閾値よりも大又は以上となる場合は、係数を変更するように促すアラームを出力することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置である。
請求項2の画像処理装置によれば、透明トナーを用いて印刷する領域の数を、情報画像内の黒領域の数、誤り訂正レベル、透明トナーを用いて印刷される領域の数を調整するための係数を乗算した値とすることができる。
請求項3の画像処理装置によれば、情報画像内の黒領域の数に対して透明トナーを用いて印刷する領域の数の割合が、予め定められた閾値よりも大又は以上となる場合は、係数を変更するように促すアラームを出力することができる。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じて定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という意味を有する記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
したがって、情報画像上に透明トナーを重ねて印刷した場合、コードリーダはその情報画像を読み取ることができる。なお、情報画像とは、機械可読な態様で電子データを表すために体系的に作られた画像コードをいい、具体的には、1次元バーコード、2次元コード等がある。特に、最近は、2次元コードとして、QRコード(Quick Response code:登録商標)が用いられており、本実施の形態においてもこのQRコードを例示する。なお、バーコードという場合は、QRコードを含めて用いている。
しかし、いったん複写機による複写が行われた場合は、透明トナーが印刷された領域は、例えば黒い領域であったとしても、コードリーダで読み取ることができない程度に白く書き換えられることになる。したがって、その複写された情報画像をコードリーダによって読み取ると、本来の情報が読み取れないこと(読み取りエラーを含む)になる。つまり、情報画像が破壊された状態になる。
本実施の形態は、情報画像内の領域に対して透明トナーを重ねて印刷することによって、例えば、偽造防止に用いることができる。
フォーム120は、バーコード生成コード122を含んでいる。
フォーム再構成サーバ150は、通信モジュール152、フォーム再構成モジュール154、フォーム166、通信モジュール170を有している。
フォーム再構成モジュール154は、バーコード生成コード抽出モジュール156、クリアトナーバーコード生成モジュール160、合成モジュール164を有している。
フォーム166は、バーコード生成コード122、クリアトナーバーコード生成コード162を含んでいる。
プリンタ180aは、フォーム記憶モジュール182a、通信モジュール184a、フォーム管理モジュール186a、通信モジュール188a、合成モジュール190a、印刷モジュール192aを有している。
プリンタ180bは、フォーム記憶モジュール182b、通信モジュール184b、フォーム管理モジュール186b、通信モジュール188b、合成モジュール190b、印刷モジュール192bを有している。
データ112として、バリアブルデータがある。バリアブルデータとは、バリアブル印刷で利用される可変部分のデータであり、例えば、データ形式としてCSV(comma separated value)データである場合が多い。クレジットカード等の請求明細書印刷の場合、住所、電話番号、名前などが含まれる。具体的には、データテーブル400等がある。
図4は、データテーブル400のデータ構造例を示す説明図である。データテーブル400は、ID欄410、氏欄420、名欄430、住所欄440、郵便番号欄450等を有している。ID欄410は、その請求明細書の本実施の形態において一意に認識可能な情報(ID:IDentification)を記憶している。氏欄420は、宛先の氏を記憶している。名欄430は、宛先の名を記憶している。住所欄440は、宛先の住所を記憶している。郵便番号欄450は、宛先の郵便番号を記憶している。
通信モジュール116は、印刷指示モジュール114、通信モジュール188a、通信モジュール188bと接続されている。通信モジュール116は、印刷指示モジュール114から印刷指示とデータ112を受け取り、通信回線を介してプリンタ180a、又はプリンタ180bへ送信する。
つまり、情報画像データテーブル600内には、QRコードを印刷するための第1の情報(サイズ欄610、回転角度欄620、描画位置欄630)とそのQRコードの誤り訂正に関する第2の情報(誤り訂正レベル欄640)が含まれている。
図8は、QRコード画像800の例を示す説明図である。バーコード生成コード作成モジュール124によって作成されたバーコード生成コード122に基づいて、QRコード画像800を印刷した例である。
フォーム再構成モジュール154は、フォーム120からバーコード生成コード122を抽出し、クリアトナーバーコード生成コード162を作成して、フォーム120内に埋め込む。
クリアトナーバーコード生成モジュール160は、バーコード生成コード抽出モジュール156、合成モジュール164と接続されている。クリアトナーバーコード生成モジュール160は、バーコード生成コード抽出モジュール156からバーコード生成コード122を受け取る。バーコード生成コード122は具体的には前述したように情報画像データテーブル600があり、QRコードを印刷するための第1の情報とそのQRコードの誤り訂正に関する第2の情報が含まれている。その第1の情報と第2の情報に基づいて、QRコードの画像内の領域であって透明トナーを用いて印刷する領域を決定する。透明トナーを用いて印刷する領域を示す情報は、クリアトナーバーコード生成コード162である。なお、透明トナーを重ねて印刷する領域は、QRコードの画像内の黒領域を少なくとも含むものである。
透明トナーを用いて印刷する領域の数としては、例えば、QRコードの画像内の黒領域の数、誤り訂正レベルを用いて決定する。より具体的には、次に示すような式を用いて算出してもよい。
(黒領域の数)=(QRコードの画像内の黒領域の数)×(誤り訂正レベル)×(係数)
なお、係数は1以上の値(例えば、1.1等)であり、係数はなくてもよい(係数=1としてもよい)。そして、係数は、透明トナーを用いて印刷される領域の数を多くしたい場合には大きな値とし、透明トナーを用いて印刷される領域の数を少なくしたい場合には小さな値として、調整する。複写が行われた場合に、確実にQRコードを破壊したい場合には、透明トナーを用いて印刷される領域の数を多くし、QRコードを複写した場合にそのQRコードの破壊が分からないようにしたい場合(偽造者に気付かせたくない場合)には、透明トナーを用いて印刷される領域の数を少なくする。
なお、本来の黒領域の数に対して透明トナーを用いて印刷する領域の数の割合が、予め定められた閾値よりも大(又は以上)となる場合は、「QRコードの破壊が分かりやすくなってしまっていること」を示すアラームを表示装置に表示し、係数を変更するように促すようにしてもよい。
図10は、QRコード内の領域の印刷色について模式的に示す説明図である。図10の例は、QRコード画像の黒領域と白領域とを模式的に示しており、「1」は黒く印刷する矩形であることを示し、「0」は白い矩形であることを示し、「−」は検出パターン部であることを示している。
ここで、図10の例に示したQRコード画像内の黒領域の数は142個である。そして、この場合の誤り訂正レベルが例えば10%であるとすると、前述の式を適用して、透明トナーを重ねて印刷する領域の数を算出する。
142(黒領域の数)×0.1(誤り訂正レベル)×1.1(係数)=16
したがって、この例では、透明トナーを重ねて印刷する領域の数は、16個となる。
そして、16個の均等に散らばらせるために、次の式によって透明トナーを重ねて印刷する領域の位置を算出する。
142(黒領域の数)÷16(透明トナーを重ねて印刷する領域の数)=9
つまり、黒領域において9個毎に、透明トナーを重ねて印刷する領域として選択する。
図11は、QRコード内の領域の透明トナーを含めた印刷色について模式的に示す説明図である。図10の例に示したQRコードに対する処理結果である。「2」はクリアトナーで描画する領域であることを示している。この「2」で表されている領域の位置をクリアトナーデータテーブル700のデータ構造で表現する。
通信モジュール170は、通信モジュール184aと接続されている。通信モジュール170は、フォーム166を、通信回線を介して通信モジュール184aへ送信する。
フォーム管理モジュール186aは、フォーム記憶モジュール182a、通信モジュール184a、合成モジュール190aと接続されている。フォーム管理モジュール186aは、通信モジュール184aから受け取ったフォーム166をフォーム記憶モジュール182aに記憶させる。そして、印刷モジュール192からの指示に基づいて、データ112を印刷するためのフォームであって、フォーム記憶モジュール182a内からフォーム再構成サーバ150内の合成モジュール164によって合成された情報を含むフォーム166を抽出し、合成モジュール190aに渡す。
フォーム記憶モジュール182aは、フォーム管理モジュール186aと接続されている。フォーム記憶モジュール182aは、フォーム166等を記憶している。また、印刷指示装置110の通信モジュール126から送信されてきたフォーム120等も記憶されている場合もある。
合成モジュール190aは、フォーム管理モジュール186a、通信モジュール188a、印刷モジュール192aと接続されている。合成モジュール190aは、フォーム管理モジュール186aによって抽出されたフォーム166に、通信モジュール188aによって受け付けられた情報であるデータ112を埋め込む合成を行う。
印刷モジュール192aは、合成モジュール190aと接続されている。印刷モジュール192aは、合成モジュール190aによってフォーム166にデータ112が埋め込まれたものを印刷する。例えば、クレジットカードの請求明細書等である。具体的には、フォーム166内のバーコード生成コード122にしたがってQRコードの画像と、フォーム166内のクリアトナーバーコード生成コード162にしたがって透明トナーをそのQRコードの画像内の領域に重ねて印刷する。具体的には、QRコードの画像の黒領域を表すために黒トナーを用い、その上にクリアトナーバーコード生成コード162にしたがって透明トナーを重ねるように印刷する。
ステップS202では、フォーム作成モジュール118が、フォーム120を作成する。
ステップS204では、バーコード生成コード作成モジュール124が、バーコード生成コード122を作成する。
ステップS206では、バーコード生成コード作成モジュール124が、バーコード生成コード122をフォーム120に埋め込む。
ステップS208では、通信モジュール126が、フォーム120をフォーム再構成サーバ150に送信する。
ステップS210では、通信モジュール152が、印刷指示装置110からフォーム120を受信する。
ステップS212では、バーコード生成コード抽出モジュール156が、フォーム120からバーコード生成コード122を抽出する。
ステップS216では、合成モジュール164が、フォーム120にクリアトナーバーコード生成コード162を埋め込んだフォーム166を作成する。
ステップS218では、通信モジュール170が、フォーム166をプリンタ180aに送信する。
ステップS220では、通信モジュール184aが、フォーム再構成サーバ150からフォーム166を受信する。
ステップS222では、フォーム管理モジュール186aが、フォーム166をフォーム記憶モジュール182aに登録する。
ステップS302では、印刷指示モジュール114が、印刷対象のデータ112を指定する。
ステップS304では、印刷指示モジュール114が、プリンタ180aに対して、データ112の印刷指示を行う。
ステップS306では、通信モジュール116が、印刷指示とデータ112をプリンタ180aに送信する。
ステップS308では、通信モジュール188aが、印刷指示装置110から印刷指示とデータ112を受信する。
ステップS310では、フォーム管理モジュール186aが、指定されたフォームをフォーム記憶モジュール182aから抽出する。
ステップS312では、合成モジュール190aが、データ112とフォームを合成する。
ステップS314では、印刷モジュール192aが、透明トナーを重ねた印刷を行う。前述の図11の例では、「2」の領域に透明トナーを重ねて印刷することになる。その印刷物では、QRコードはコードリーダによって読み取ることができる。しかし、複写機による複写が行われた複写物において、「2」の領域は白くなりQRコードは破壊されていることになる。
なお、数式を用いて説明したが、数式には、その数式と同等のものが含まれる。同等のものとは、その数式そのものの他に、最終的な結果に影響を及ぼさない程度の数式の変形、又は数式をアルゴリズミックな解法で解くこと等が含まれる。
また、前述の説明では、「複写機による複写」としたが、もちろんのことながら、複合機による複写、スキャナで読み込んだ後にプリンタで印刷したものであっても同等である。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray Disc(登録商標))、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して
記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化など、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
112…データ
114…印刷指示モジュール
116…通信モジュール
118…フォーム作成モジュール
120…フォーム
122…バーコード生成コード
124…バーコード生成コード作成モジュール
126…通信モジュール
150…フォーム再構成サーバ
152…通信モジュール
154…フォーム再構成モジュール
156…バーコード生成コード抽出モジュール
160…クリアトナーバーコード生成モジュール
162…クリアトナーバーコード生成コード
164…合成モジュール
166…フォーム
170…通信モジュール
180…プリンタ
182…フォーム記憶モジュール
184…通信モジュール
186…フォーム管理モジュール
188…通信モジュール
190…合成モジュール
192…印刷モジュール
Claims (7)
- 情報画像を印刷するための第1の情報と該情報画像の誤り訂正に関する第2の情報を受け付ける受付手段と、
前記受付手段によって受け付けられた第1の情報と第2の情報に基づいて、該情報画像内の一部の領域であって透明トナーを用いて印刷する領域を決定する決定手段と、
前記受付手段によって受け付けられた第1の情報と前記決定手段によって決定された領域に関する情報を合成する合成手段
を具備することを特徴とする画像処理装置。 - 前記決定手段は、透明トナーを用いて印刷する領域の数を、前記情報画像内の黒領域の数、誤り訂正レベル、透明トナーを用いて印刷される領域の数を調整するための係数を乗算した値とする
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記情報画像内の黒領域の数に対して透明トナーを用いて印刷する領域の数の割合が、予め定められた閾値よりも大又は以上となる場合は、係数を変更するように促すアラームを出力する
ことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。 - 前記決定手段は、第2の情報に基づいて、透明トナーを用いて印刷する領域の数と該領域の位置を決定する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の画像処理装置。 - 前記合成手段によって合成された情報内の第1の情報に基づいて情報画像を印刷し、第2の情報に基づいて透明トナーを該情報画像内の黒領域に重ねて印刷する印刷手段
をさらに具備することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の画像処理装置。 - 印刷対象となる情報を受け付ける第2の受付手段と、
情報を印刷するための型であって、前記合成手段によって合成された情報を含む型を抽出する型抽出手段
をさらに具備し、
前記印刷手段は、前記型抽出手段によって抽出された型に、前記第2の受付手段によって受け付けられた情報を埋め込んで印刷する
ことを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。 - コンピュータを、
情報画像を印刷するための第1の情報と該情報画像の誤り訂正に関する第2の情報を受け付ける受付手段と、
前記受付手段によって受け付けられた第1の情報と第2の情報に基づいて、該情報画像内の一部の領域であって透明トナーを用いて印刷する領域を決定する決定手段と、
前記受付手段によって受け付けられた第1の情報と前記決定手段によって決定された領域に関する情報を合成する合成手段
として機能させるための画像処理プログラム。
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