JP7230566B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、画像形成装置に関する。
一次元バーコードや二次元コード等のコード画像を形成する技術が知られている。例えば特許文献1には、透明トナーを塗布した矩形領域のエッジ部による影をバーコードのように配置して、不可視情報を原稿中に埋め込む技術が記載されている。
特開2012-175605号公報
ハンディスキャナのようにコード画像が形成された媒体全面を一度に読み取れない読み取り装置を用いてコード画像を読み取る場合、利用者は、読み取り装置がコード画像を読み取れる位置に読み取り装置又は媒体を動かさなくてはならないため、媒体上に形成されたコード画像を読み取る上で基準となる位置を認識する必要がある。しかし、コード画像が透明である場合、コード画像を形成する透明トナーの量によっては、媒体上に形成された透明なコード画像の読み取りの基準位置を認識し難い場合がある。
本発明は、コード画像内においてコード画像を形成する透明トナーの量に差がない場合に比べて、媒体上に形成された透明なコード画像の読み取りの基準位置を認識し易くすることを目的とする。
請求項1に係る発明は、付加情報が符号化されたコード画像を取得する取得部と、前記コード画像の端を示す対象部分を形成する透明トナーの量が、前記対象部分以外の他の部分を形成する前記透明トナーの基準量より多くなるように、前記透明トナーを用いて前記コード画像を媒体上に形成する画像形成部とを備える画像形成装置である。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記コード画像の端を示す前記対象部分は、前記コード画像自体の端の部分を含んでもよい。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の画像形成装置において、前記コード画像は、位置検出用の切り出しシンボルを含む二次元コードであり、前記対象部分は、前記切り出しシンボルを含んでもよい。
請求項4に係る発明は、請求項2又は3に記載の画像形成装置において、前記コード画像は、アライメントパターン、タイミングパターン、フォーマット情報、又は誤り訂正符号を含む二次元コードであり、前記画像形成部は、さらに前記コード画像において前記アライメントパターン、前記タイミングパターン、前記フォーマット情報、又は前記誤り訂正符号を形成する前記透明トナーの量が前記基準量より多くなるように、前記コード画像を形成してもよい。
請求項5に係る発明は、請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記画像形成部は、さらに前記コード画像において前記付加情報の内容に関連する形状に対応する部分を形成する前記透明トナーの量と前記基準量とが異なるように、前記コード画像を形成してもよい。
請求項6に係る発明は、請求項1から5のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記画像形成部は、前記媒体上に前記コード画像とともに背景画像が形成される場合には、前記背景画像において濃度が閾値以上の領域に対応する前記コード画像の部分を形成する透明トナーの量が前記基準量より多くなるように、前記コード画像を形成してもよい。
請求項7に係る発明は、請求項1から6のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記コード画像は、誤り訂正機能を有し、前記画像形成部は、前記コード画像が背景画像に含まれる予め定められた対象に対応する位置に形成される場合において、前記コード画像のうち前記予め定められた対象と対応する部分が読み取られなくても前記誤り訂正機能により前記付加情報が復元されるときは、前記対応する部分を形成する前記透明トナーの量が閾値以下となるように、前記コード画像を形成してもよい。
請求項8に係る発明は、請求項7に記載の画像形成装置において、前記画像形成部は、前記付加情報が予め定められた属性を有する場合には、前記対応する部分を形成する前記透明トナーの量を前記閾値以下とせずに、前記対応する部分を前記基準量以上のトナー量で形成してもよい。
請求項9に係る発明は、請求項1から8のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記取得部は、前記付加情報が符号化された複数のコード画像を取得し、前記対象部分は、前記媒体上に配置された前記複数のコード画像のそれぞれにおいて、前記複数のコード画像により構成されるコード画像群の端を示す部分であってもよい。
請求項10に係る発明は、請求項1から9のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記対象部分を形成する前記透明トナーの量に対応する線数の第1スクリーンと前記基準量に対応する線数の第2スクリーンとを含む複数のスクリーンを用いて前記コード画像にスクリーン処理を施すスクリーン処理部をさらに備え、前記画像形成部は、前記スクリーン処理が施された前記コード画像を形成してもよい。
請求項1に係る発明によれば、コード画像内においてコード画像を形成する透明トナーの量の差がない場合に比べて、媒体上に形成された透明なコード画像の読み取りの基準位置が認識し易くなる。
請求項2に係る発明によれば、コード画像において端部を形成する透明トナーの量と他の部分を形成する透明トナーの量とに差がない場合に比べて、コード画像の端部が認識し易くなる。
請求項3に係る発明によれば、コード画像において切り出しシンボルを形成する透明トナーの量と他の部分を形成する透明トナーの量とに差がない場合に比べて、コード画像の読み取り速度が上がる。
請求項4に係る発明によれば、コード画像においてアライメントパターン、タイミングパターン、フォーマット情報、又は誤り訂正符号を形成する透明トナーの量が基準量以下となる場合に比べて、コード画像の読み取り精度が向上する。
請求項5に係る発明によれば、コード画像の外観から付加情報の内容が分かる。
請求項6に係る発明によれば、背景画像において濃度が閾値以上の領域と重なるコード画像の部分を形成する透明トナーの量が基準量以下となる場合に比べて、コード画像の読み取り精度が向上する。
請求項7に係る発明によれば、背景画像に含まれる予め定められた対象の色味が変わるのを防止することができる。
請求項8に係る発明によれば、予め定められた属性を有するコード画像から付加情報が取得されなくなるのを防ぐことができる。
請求項9に係る発明によれば、複数のコード画像のそれぞれにおいて、コード画像群の端を示す部分を形成する透明トナーの量と他の部分を形成する透明トナーの量とに差がない場合に比べて、媒体上に形成された透明なコード画像群の読み取りの基準位置が認識し易くなる。
請求項10に係る発明によれば、コード画像内においてコード画像を形成する透明トナーの量の差がない場合に比べて、媒体上に形成された透明なコード画像の読み取りの基準位置が認識し易くなる。
実施形態に係る画像形成装置10のハードウェア構成の一例を示す図である。 コード画像20の一例を示す図である。 画像形成装置10の機能構成の一例を示す図である。 画像形成装置10の動作の一例を示すフロー図である。 コード画像20の網点面積率を決定する処理を示すフロー図である。 合成画像50の一例を示す図である。 背景画像40及びコード画像20の一例を示す図である。 変形例に係るコード画像20の一例を示す図である。 変形例に係るコード画像20の一例を示す図である。 変形例に係る複数のコード画像20の一例を示す図である。 変形例に係るバーコード60の一例を示す図である。 変形例に係るバーコード60の一例を示す図である。 変形例に係るバーコード60の一例を示す図である。
1.構成
図1は、本実施形態に係る画像形成装置10のハードウェア構成の一例を示す図である。画像形成装置10は、プリント機能を有し、有色の画像の他に透明な画像を形成する。画像形成装置10には、例えばプリント機能、スキャン機能、コピー機能、ファクシミリ機能等の複数の機能を有する画像処理装置が含まれる。また、画像形成装置10は、通信回線を介して端末装置(図示せず)に接続されている。
画像形成装置10は、制御部11と、記憶部12と、通信部13と、操作部14と、表示部15と、画像読取部16と、画像処理部17と、画像形成部18とを備える。これらの構成は、バス19を介して接続されている。制御部11は、画像形成装置10の各部を制御する。制御部11には、例えばCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサとROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等のメモリとが含まれる。記憶部12は、各種のデータ及びプログラムを記憶する、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体である。記憶部12には、例えばハードディスクドライブ又はソリッドステートドライブが含まれる。通信部13は、通信回線に接続され、通信回線を介してデータ通信を行う。通信部13には、例えば通信インタフェースが含まれる。操作部14は、利用者から画像形成装置10の操作を受け付ける。操作部14には、例えば操作ボタン及びタッチパネルが含まれる。表示部15は、各種の情報を表示する。表示部15には、例えば液晶ディスプレイ又は有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイが含まれる。画像読取部16は、原稿の画像を読み取って画像データに変換する。画像読取部16には、例えばイメージスキャナが含まれる。画像処理部17は、画像形成装置10に入力された画像データに各種の画像処理を施す。画像処理部17には、例えば上述した制御部11と同様にプロセッサとメモリとが含まれる。画像形成部18は、画像処理が施された画像データに応じた画像を用紙等の媒体上に形成する。画像形成部18には、例えばプリンターが含まれる。
画像形成部18は、電子写真方式等のトナーを使用した方法を用いて画像を形成する。画像形成部18が用いるトナーには、シアントナー、マゼンタトナー、イエロートナー、ブラックトナー等のカラートナーに加えて、透明トナーが含まれる。透明トナーは、着色に用いられる色材を含まない透明なトナーである。ここでいう透明とは、赤外光を吸収する一方、可視光をほとんど吸収しない色であり、完全に透明である必要はない。透明トナーは、コード画像20の形成に用いられる。
図2は、コード画像20の一例を示す図である。コード画像20は、付加情報を符号化した画像である。コード画像20としては、例えば一次元バーコード又は二次元コードが用いられる。ここでは、コード画像20はQRコード(登録商標)であるものとする。コード画像20は、矩形に形成されている。コード画像20には、複数のセルが含まれる。このセルは、コード画像20を構成する単位要素である。また、コード画像20には、3個の切り出しシンボル21が含まれる。これらの切り出しシンボル21は、コード画像20の位置の検出に用いられるパターンである。すなわち、切り出しシンボル21は、位置検出用のシンボルである。切り出しシンボル21は、コード画像20の三方の隅に配置される。さらに、コード画像20には、誤り訂正符号が含まれる。この誤り訂正符号は、コード画像20の一部が損傷した場合でも付加情報を損失することなく復元する誤り訂正に用いられる符号である。誤り訂正符号は、例えばリードソロモン法を用いて生成される。すなわち、コード画像20は、誤り訂正機能を有する。誤り訂正機能の復元率を示す誤り訂正レベルは、コード画像20の破損の度合いに応じて複数のレベルを有する。利用者は、これらの誤り訂正レベルの中から所望の誤り訂正レベルを選択し得る。例えば誤り訂正レベルが30%である場合には、コード画像20に対して損傷部分の面積が30%以内であれば、付加情報を復元可能であることを示す。
透明トナーを用いてコード画像20を形成した場合、コード画像20は透明であるため人間の目では視認し難い。そのため、本実施形態では、コード画像20は背景画像の上に重ねて形成される。ここで、コード画像20を形成するトナー量が少ない程、コード画像20が視認し難くなる。したがって、透明なコード画像20を視認し難くするには、コード画像20を形成する透明トナーの量は少ない方がよい。一方、媒体上に形成されたコード画像20は赤外線スキャナ(図示せず)により読み取られる。特にハンディ型の赤外線スキャナ(図示せず)を用いる場合には、媒体全面を一度に読み取ることができないため、コード画像20の読み取りを行う他の利用者は、コード画像20を読み取れる位置に赤外線スキャナを動かさなければならない。そのため、他の利用者は、媒体上に形成されたコード画像20の位置を認識する必要がある。しかし、コード画像20を形成する透明トナーの量を減らした場合、コード画像20を視認し難くなり、コード画像20の位置を認識し難くなる。ここで、透明トナーは完全に透明ではないため、コード画像20を形成する透明トナーの量が増える程、コード画像20が視認し易くなる。また、透明トナーの量が増えると、触覚によってもコード画像20を認識できる場合がある。そこで、本実施形態では、コード画像20の一部を基準量よりも多い量の透明トナーを用いて形成する。
図3は、画像形成装置10の機能構成の一例を示す図である。画像形成装置10は、受信部31と、取得部32と、画像解析部33と、合成部34と、検出部35と、決定部36と、スクリーン処理部37と、印刷制御部38として機能する。これらの機能は、メモリに記憶されたプログラムと、このプログラムを実行するプロセッサとの協働により、プロセッサが演算を行い又は通信部13による通信を制御することにより実現される。
受信部31は、背景画像を示す画像データと付加情報とを受信する。これらのデータは、例えば端末装置(図示せず)から送信される。なお、画像データと付加情報とは、併せて送信されてもよいし、別々に送信されてもよい。付加情報とは、コード画像20に埋め込まれて背景画像に付加される情報をいう。ここでは、付加情報は音声を示す音声情報であるものとする。受信部31が受信した画像データは画像解析部33と印刷制御部38とに供給される。一方、受信部31が受信した付加情報は取得部32に供給される。
取得部32は、受信部31が受信した付加情報が符号化されたコード画像20を取得する。具体的には取得部32は、受信部31が受信した付加情報を符号化してコード画像20を生成する。コード画像20は、生成条件に従って生成される。この生成条件には、例えばコード画像20の型番と分割数とが含まれる。型番は、コード画像20の種類を示す。例えばコード画像20には、コード画像20の規格に従って1から40までの型番が予め定められている。型番が大きい程、コード画像20のサイズが大きくなる。また、コード画像20は、付加情報を分割して表現し得る。分割数は、付加情報を分割する数を示す。例えばコード画像20においては、コード画像20の規格に従って付加情報を最大16個に分割し得る。取得部32が生成したコード画像20は、画像解析部33とスクリーン処理部37とに供給される。
画像解析部33は、取得部32が取得したコード画像20及び受信部31が受信した画像データに応じた背景画像を解析して、コード画像20を形成する透明トナーの量を決定する。この透明トナーの量は、コード画像20の一部と他の部分とで異なる量が決定される。このトナー量は、例えば網点面積率により示される。具体的には、画像解析部33には、合成部34と、検出部35と、決定部36とが含まれる。
合成部34は、背景画像上に重ねてコード画像20を配置して合成画像を生成する。この合成画像には、コード画像20と背景画像とが含まれる。コード画像20の位置は、予め定められた位置であってもよいし、予め定められた規則に従って決定されてもよい。合成部34が生成した合成画像は、検出部35に供給される。
検出部35は、コード画像20において端を示す対象部分を検出する。対象部分には、例えばコード画像20の端部が含まれてもよい。この端部とは、コード画像20の端を含む部分をいう。例えばコード画像20内の切り出しシンボル21は、図2に示すようにコード画像20の三方の隅に配置されている。したがって、対象部分には、切り出しシンボル21が含まれてもよい。検出部35の検出結果は、決定部36に供給される。
決定部36は、検出部35が検出した対象部分のトナー量を、対象部分以外の他の部分を形成する透明トナーの基準量より多くなるように決定する。この基準量は、例えばコード画像20を読み取れる範囲内でコード画像20を視認し難い量である。対象部分のトナー量は、例えばコード画像20を視認し易い量である。決定部36が決定したトナー量は、スクリーン処理部37に供給される。
スクリーン処理部37は、決定部36が決定したトナー量に従って、コード画像20にスクリーン処理を施す。スクリーン処理とは、コード画像20の濃淡又は階調を網点で表現することをいう。例えばスクリーン処理部37は、決定部36が決定したトナー量によって異なるスクリーンを用いてスクリーン処理を施す。トナー量が多い程、スクリーン処理において用いられるスクリーンの線数は多くなる。例えば対象部分のスクリーン処理には、決定部36が対象部分に対して決定したトナー量に対応する線数の第1スクリーンが用いられる。一方、他の部分のスクリーン処理には、基準量に対応する線数の第2スクリーンが用いられる。第1スクリーンは、第2スクリーンよりも線数が多い。すなわち、スクリーン処理部37は、第1スクリーンと第2スクリーンとを含む複数のスクリーンを用いてコード画像20にスクリーン処理を施す。スクリーン処理が施されたコード画像20は、印刷制御部38に供給される。
印刷制御部38は、画像形成部18を制御して、受信部31が受信した画像データに応じた背景画像及びコード画像20を形成させる。具体的には、まずカラートナーを用いて媒体上に背景画像を形成させる。続いて、背景画像の上に重ねて、スクリーン処理が施されたコード画像20を透明トナーを用いて形成させる。このとき、コード画像20内の対象部分を形成する透明トナーの量は、他の部分を形成する透明トナーの量、すなわち基準量より多くなる。
2.動作
図4は、画像形成装置10の動作の一例を示すフロー図である。例えば利用者の操作に応じて端末装置(図示せず)から画像データ及び付加情報が送信されると、処理はステップS11に進む。
ステップS11において、受信部31は、画像データと付加情報とを受信する。例えば画像データは、利用者の所望の背景画像40を示す画像データである。付加情報は、例えば利用者の音声を示す音声情報である。この場合、利用者の音声は、端末装置(図示せず)に接続されたマイクロフォン(図示せず)により取得されてもよい。
ステップS12において、取得部32は、ステップS11において受信された付加情報を符号化してコード画像20を生成する。例えばコード画像20は、付加情報の情報量を格納し得る生成条件に従って生成される。例えば付加情報の情報量が10kBであり、この情報量を格納し得る型番及び分割数がそれぞれ「30」及び「1」である場合、型番が「30」のコード画像20が1個生成される。
ステップS13において、画像解析部33は、ステップS11において受信された画像データに応じた背景画像40とステップS12において生成されたコード画像20とを解析して、コード画像20の網点面積率を決定する処理を行う。
図5は、コード画像20の網点面積率を決定する処理を示すフロー図である。図4に示す処理がステップS13に進むと、図5に示す処理が開始される。
ステップS21において、合成部34は、背景画像40の上にコード画像20を配置して合成画像50を生成する。コード画像20は、例えば背景画像40上において予め定められた位置に配置される。
図6は、合成画像50の一例を示す図である。合成画像50においては、背景画像40の上にコード画像20が重ねられている。コード画像20は、図6において背景画像40の左上の位置に配置されている。
ステップS22において、検出部35は、ステップS21において生成された合成画像50に含まれるコード画像20から切り出しシンボル21を検出する。図6に示す例では、コード画像20に含まれる3個の切り出しシンボル21が検出される。
ステップS23において、決定部36は、ステップS22において検出された切り出しシンボル21部分の網点面積率を、基準となる第1網点面積率より大きい第2網点面積率に決定する。第1網点面積率は、基準量を示す。一方、第2面積率は、基準量より多いトナー量を示す。ここでは、第1網点面積率が20%であり、第2網点面積率が80%であるものとする。この場合、図6に示す例では、コード画像20内の3個の切り出しシンボル21部分の網点面積率が80%に決定される。
ステップS24において、検出部35は、背景画像40において閾値以上の濃度を有する領域(以下、「濃色領域」という。)上に重なる部分(以下、「低視認部分22」という。)をコード画像20から検出する。図6に示す例では、背景画像40には濃色領域が含まれる。この場合、コード画像20においてこの濃色領域に重なる部分が低視認部分22として検出される。
ステップS25において、決定部36は、ステップS24において検出された低視認部分22の網点面積率を第2網点面積率に決定する。図6に示す例では、コード画像20内の低視認部分22の網点面積率が80%に決定される。
ステップS26において、決定部36は、ステップS22及びS24においてそれぞれ検出された切り出しシンボル21及び低視認部分22以外の他の部分の網点面積率を第1網点面積率に決定する。図6に示す例では、コード画像20内の切り出しシンボル21部分及び低視認部分22を除いた部分の網点面積率が20%に決定される。
ステップS27において、検出部35は、背景画像40に注目対象が含まれるか否かを判定する。注目対象は、予め定められた対象であり、特に人の顔や企業のロゴ等、背景画像40を見る人が注目する部分である。例えば背景画像40に注目対象が含まれない場合、ステップS27の判定がNOになり、処理は終了する。一方、図6に示す例では、背景画像40に注目対象となる人の顔41が含まれる。この場合、ステップS27の判定がYESになり、処理はステップS28に進む。
ステップS28において、検出部35は、背景画像40中の注目対象上に重なる部分(以下、「障害部分23」という。)をコード画像20から検出する。図6に示す例では、コード画像20において人の顔41に重なる部分が障害部分23として検出される。
ステップS29において、決定部36は、ステップS28において検出された障害部分23の面積がコード画像20の誤り訂正レベルの範囲内であるか否かを判定する。障害部分23の面積がコード画像20の誤り訂正レベルの範囲内である場合には、障害部分23が読み取られなくても誤り訂正機能により付加情報が復元され得る。ここでは、誤り訂正レベルが30%であるものとする。この場合、図6に示す例では、コード画像20の面積に対する障害部分23の面積が30%より大きい場合には、ステップS29の判定がNOになり、処理は終了する。一方、コード画像20の面積に対する障害部分23の面積が30%以下である場合には、ステップS29の判定がYESになり、処理はステップS30に進む。
ステップS30において、決定部36は、ステップS28において検出された障害部分23が欠落するように、この障害部分23の網点面積率を決定する。例えば、図6に示す障害部分23の網点面積率が0%に決定される。網点面積率が0%である場合、画像が形成されないため、障害部分23は欠落することになる。ステップS30の後、処理は図4に示すステップS14に進む。
ステップS14において、スクリーン処理部37は、ステップS13において決定された網点面積率に従ってコード画像20にスクリーン処理を施す。このスクリーン処理では、コード画像20の各部の網点面積率に対応する複数のスクリーンが用いられる。ここで、網点面積率と対応するスクリーンの線数とは、予め関連付けられている。網点面積率が高い程、対応するスクリーンの線数は多くなる。ここでは、図6に示す例において、切り出しシンボル21部分及び低視認部分22の網点面積率が80%であり、他の部分の網点面積率が20%であるものとする。この場合、切り出しシンボル21部分及び低視認部分22には、網点面積率「80%」に対応する第1スクリーンを用いてスクリーン処理が施される。一方、他の部分には、網点面積率「20%」に対応する第2スクリーンを用いてスクリーン処理が施される。このとき、第1スクリーンの線数は、第2スクリーンの線数より多くなる。
ステップS15において、印刷制御部38は、まず画像形成部18を制御して、ステップS11において受信された画像データに応じて媒体上にカラートナーを用いて背景画像40を形成させる。なお、実際には画像データにも各種の画像処理が施されるが、公知の技術であるため、ここでは説明を省略する。続いて、印刷制御部38は、画像形成部18を制御して、ステップS14においてスクリーン処理が施されたコード画像20を透明トナーを用いて背景画像40の上に重ねて形成させる。
図7は、背景画像40及びコード画像20の一例を示す図である。コード画像20は、背景画像40の上に重ねて形成される。背景画像40は、有色であるため人間の目で見える。一方、透明なコード画像20は、透明であるため人間の目では視認し難い。そのため、背景画像40の視認を妨げることなく、背景画像40上に付加情報が付加される。例えば付加情報が音声を示す音声情報である場合、赤外線スキャナ(図示せず)でコード画像20を読み取ると、付加情報が復号される。そして、赤外線スキャナ(図示せず)に接続されたスピーカから付加情報に応じて音声が出力される。これにより、背景画像40が形成された媒体に付加価値が加えられる。
また、コード画像20において切り出しシンボル21部分及び低視認部分22以外の他の部分は、網点面積率が20%になるように基準量の透明トナーを用いて形成される。そのため、コード画像20の他の部分がより視認し難くなる。一方、コード画像20内の低視認部分22は、網点面積率が80%になるように基準量より多い量の透明トナーを用いて形成される。すなわち、低視認部分22を形成する透明トナーの量は基準量より多くなる。透明なコード画像20は、透明トナーの量が多い程、読み取り易くなる。したがって、低視認部分22を読み取り易くなる。
さらに、コード画像20内の障害部分23は、網点面積率が0%であるため形成されない。コード画像20は完全に透明ではないため、背景画像40の上にコード画像20が重なると、コード画像20が重なる部分の色が変化する場合がある。しかし、この例では人の顔41の上に重なる障害部分23が形成されないため、顔41の色が変化するのが防止される。なお、コード画像20を読み取る際は、障害部分23が欠落していてもコード画像20の誤り訂正機能により付加情報は復元される。
さらに、コード画像20内の切り出しシンボル21部分は、網点面積率が80%になるように基準量より多い量の透明トナーを用いて形成される。そのため、コード画像20の三方の隅が認識し易くなる。この結果、媒体上におけるコード画像20の読み取りを開始する位置を認識し易くなるため、例えばハンディ型の赤外線スキャナ(図示せず)を用いた場合にも、コード画像20を容易に読み取ることができる。
以上説明した実施形態によれば、コード画像20内の切り出しシンボル21部分を形成する透明トナーの量が基準量より多くなるため、コード画像20内においてコード画像20を形成する透明トナーの量の差がない場合に比べて、媒体上に形成された透明なコード画像20の読み取りの基準位置が認識し易くなる。この基準位置とは、コード画像20を読み取る上で基準となる位置をいう。基準位置には、例えばコード画像20の読み取りを開始し又は終了する位置が含まれる。また、切り出しシンボル21を読み取り易くなるため、コード画像20の読み取り速度が上がる。さらに、背景画像40において濃色領域と重なるコード画像20の低視認部分22を形成する透明トナーの量が基準量より多くなるため、低視認部分22を形成する透明トナーの量が基準量以下となる場合に比べて、コード画像20の読み取り精度が向上する。さらに、背景画像40に含まれる注目対象と重なるコード画像20の障害部分23を欠落させるため、注目対象の色味が変わるのが防止される。
3.変形例
上述した実施形態は、本発明の一例である。本発明は、上述した実施形態に限定されない。例えば上述した実施形態は以下のように変形されてもよい。また、以下の2つ以上の変形例を組み合わせて実施されてもよい。
上述した実施形態において、基準量よりも多い量の透明トナーを用いて形成される部分は、切り出しシンボル21及び低視認部分22に限定されない。例えば上述した切り出しシンボル21に加えて、誤り訂正符号を形成する透明トナーの量が基準量より多くなるように、コード画像20が形成されてもよい。また、コード画像20には、アライメントパターン、タイミングパターン、又はフォーマット情報が含まれてもよい。アライメントパターンは、歪みによって生じる各セルの位置ずれの補正に用いられる。タイミングパターンは、コード画像20内のモジュール座標の決定に用いられる。フォーマット情報は、誤り訂正率とマスクパターンに関する情報とを有する。この場合、上述した切り出しシンボル21に加えて、これらの少なくともいずれかの部分を形成する透明トナーの量が基準量より多くなるように、コード画像20が形成されてもよい。これらの部位は、いずれもコード画像20の読み取り精度の向上に寄与する。この変形例によれば、コード画像20においてこれらの部分を形成する透明トナーの量が基準量以下となる場合に比べて、コード画像20の読み取り精度が向上する。
上述した実施形態において、コード画像20の対象部分には、切り出しシンボル21に代えて又は切り出しシンボル21と共に、コード画像20の縁が含まれてもよい。この場合、図8に示すように、コード画像20の縁を形成する透明トナーの量が基準量より多くなるように、コード画像20が形成される。これにより、コード画像20において端部を形成する透明トナーの量と他の部分を形成する透明トナーの量とに差がない場合に比べて、コード画像20が形成された領域が認識し易くなる。また、コード画像20の対象部分には、コード画像20に含まれる全ての切り出しシンボル21が含まれなくてもよい。例えば図6に示す3個の切り出しシンボル21のうち、1個の切り出しシンボル21が対象部分となってもよい。この場合、1個の切り出しシンボル21を形成する透明トナーの量だけが基準量より多くなるように、コード画像20が形成される。この場合、残りの2個の切り出しシンボル21については、例えば基準量の透明トナーを用いて形成されてもよい。このように、コード画像20の対象部分は、コード画像20の端を示す部分であればどの部分であってもよい。この構成によれば、コード画像20の読み取りの基準位置が認識し易くなる。すなわち、この基準位置は、上述したコード画像20の読み取りを開始し又は終了する位置に限定されず、単にコード画像20の端を示す位置であってもよい。例えばコード画像20がQRコード(登録商標)である場合、コード画像20の基準位置は、上述した実施形態のようにコード画像20において切り出しシンボル21が配置された位置であってもよいし、図8に示す例のようにコード画像20の縁の位置であってもよい。
上述した実施形態において、付加情報の内容に関連する形状に対応する部分を形成する透明トナーの量と基準量とが異なるように、コード画像20を形成してもよい。この形状は、付加情報の内容を示す形状であってもよいし、付加情報の内容を連想させる形状であってもよい。例えばこの形状は、付加情報の内容に関連するマーク、文字、数字、又は記号の形状であってもよい。例えば付加情報が音声を示す場合、図9に示すように音声に関連する再生マークの形状に対応する部分24の透明トナーの量が基準量より多くなるように、コード画像20が形成されてもよい。例えば再生マークの形状に対応する部分24の網点面積率は80%であってもよい。反対に、再生マークの形状に対応する部分24の透明トナーの量が基準量より少なくなるように、コード画像20が形成されてもよい。この変形例によれば、コード画像20内に再生マークが視認されるため、コード画像20の外観から付加情報の内容が音声であることが分かる。
上述した実施形態において、付加情報が予め定められた属性を有する場合には、障害部分23を欠落させなくてもよい。この場合、障害部分23は、基準量以上の量の透明トナーを用いて形成される。この予め定められた属性は、付加情報が重要であることを示す属性である。予め定められた属性には、例えば決済に関する情報であることを示す属性やインターネット等の通信線に接続することによりデータが取得されることを示す属性が含まれてもよい。誤り訂正機能を有するコード画像20は、基本的には誤り訂正レベルの範囲内で付加情報を復元可能であるが、復元に失敗する可能性もある。この場合、コード画像20から付加情報が取得されなくなる恐れがある。この変形例によれば、予め定められた属性を有するコード画像20から付加情報が取得されなくなるのを防ぐことができる。
上述した実施形態において、コード画像20が形成される位置は、背景画像40の内容に応じて変化してもよい。例えばコード画像20は、背景画像40において濃度が閾値以上の領域上の位置に形成されてもよい。また、背景画像40中に注目対象が含まれる場合、コード画像20は、注目対象と重ならない位置に形成されてもよい。この変形例によれば、背景画像40の視認の妨げになり難い位置にコード画像20を形成することができる。
上述した実施形態において、コード画像20は三段階以上の異なる網点面積率を有していてもよい。例えば図6に示す切り出しシンボル21部分の網点面積率は80%、低視認部分22の網点面積率は30%、切り出しシンボル21と低視認部分22以外の他の部分の網点面積率は20%であってもよい。
上述した実施形態において、低視認部分22のトナー量の変更は必ずしも行われなくてもよい。例えば低視認部分22の網点面積率は、基準の第1網点面積率であってもよい。同様に、障害部分23を必ずしも欠落させなくてもよい。また、障害部分23を欠落させる場合、網点面積率は必ずしも0%でなくてもよい。障害部分23を形成する透明トナーの量が、閾値以下となればよい。この閾値は、少なくとも基準量より少ない量であり、例えば注目対象の視認に影響を及ぼし難い量である。
上述した実施形態において、付加情報が分割されて複数のコード画像20が生成されてもよい。この場合、これらのコード画像20の対象部分は、媒体上に配置された複数のコード画像20のそれぞれにおいて、複数のコード画像20により構成されるコード画像20群の端を示す部分であってもよい。例えば、図10に示すように、媒体上に4個のコード画像20が形成される場合、これらのコード画像20群の縁を示す部分が対象部分となってもよい。この場合、この対象部分が基準量以上の量の透明トナーを用いて形成される。この変形例によれば、複数のコード画像20のそれぞれにおいて、コード画像20群の縁を示す部分を形成する透明トナーの量と他の部分を形成する透明トナーの量との間の差がない場合に比べて、媒体上に形成された透明なコード画像20群の位置が認識し易くなる。
上述した実施形態において、コード画像はQRコード(登録商標)に限定されない。コード画像は、他の二次元コードであってもよいし、一次元コードであってもよい。すなわち、コード画像は、付加情報を符号化した画像であれば、どのような画像であってもよい。例えばコード画像は、バーコード60であってもよい。バーコード60には、スタートシンボル61とストップシンボル62とが含まれる。スタートシンボル61はバーコード60の一端に配置され、ストップシンボル62はバーコード60の他端に配置される。この場合、図11に示すように、バーコード60においてスタートシンボル61及びストップシンボル62を形成する透明トナーの量が基準量より多くなるように、バーコード60が形成されてもよい。また、図12に示すように、バーコード60の縁を形成する透明トナーの量が基準量より多くなるように、バーコード60が形成されてもよい。さらに、バーコード60の下方には、数字、アルファベット、又は記号を含むコードが配置される。この場合、図13に示すように、このコードを形成する透明トナーの量が基準量より多くなるように、バーコード60が形成されてもよい。このコードを視認することにより、コードの上方にバーコード60があることが分かる。また、コードが視認し易くなるため、バーコード60を赤外線スキャナ(図示せず)で読み取れなかった場合にも、コードを手入力し易くなる。このように赤外線スキャナ(図示せず)等で読み取りの対象となるコード画像だけでなく、コード画像に関連する情報を示すコードがコード画像の周囲に存在する場合、当該コードの透明トナーの量を多くすることで、コード画像の読み取りの基準位置を認識できる。
上述した実施形態において、付加情報は音声情報に限定されない。例えば付加情報は、文字や画像を示す情報等、出力可能な情報であればどのような情報であってもよい。
画像形成装置10において行われる処理のステップは、上述した実施形態で説明した例に限定されない。この処理のステップは、矛盾のない限り、入れ替えられてもよい。また、本発明は、画像形成装置10において行われる処理のステップを備える方法として提供されてもよい。
本発明は、画像形成装置10において実行されるプログラムとして提供されてもよい。このプログラムは、インターネットなどの通信回線を介してダウンロードされてもよいし、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスクなど)、光記録媒体(光ディスクなど)、光磁気記録媒体、半導体メモリなどの、コンピュータが読取可能な記録媒体に記録した状態で提供されてもよい。
上述した実施形態において、コード画像20は必ずしも背景画像40の上に重ねて形成されなくてもよい。例えば、背景画像40とともにコード画像20が形成されてもよい。この場合、コード画像20において背景画像40の濃色領域に対応する部分、例えば濃色領域に含まれる部分を形成する透明トナーの量が基準量より多くなるようにコード画像20が形成されてもよい。
10:画像形成装置、11:制御部、12:記憶部、13:通信部、14:操作部、15:表示部、16:画像読取部、17:画像処理部、18:画像形成部、31:受信部、32:取得部、33:画像解析部、34:合成部、35:検出部、36:決定部、37:スクリーン処理部、38:印刷制御部

Claims (9)

  1. 付加情報が符号化されたコード画像を取得する取得部と、
    前記コード画像の端を示す対象部分を形成する透明トナーの量が、前記対象部分以外の他の部分を形成する前記透明トナーの基準量より多くなるように、前記透明トナーを用いて前記コード画像を媒体上に形成する画像形成部と
    を備え
    前記画像形成部は、前記媒体上に前記コード画像とともに背景画像が形成される場合には、前記背景画像において濃度が第1閾値以上の領域に対応する前記コード画像の部分を形成する透明トナーの量が前記基準量より多くなるように、前記コード画像を形成する
    画像形成装置。
  2. 付加情報が符号化されたコード画像を取得する取得部と、
    前記コード画像の端を示す対象部分を形成する透明トナーの量が、前記対象部分以外の他の部分を形成する前記透明トナーの基準量より多くなるように、前記透明トナーを用いて前記コード画像を媒体上に形成する画像形成部と
    を備え
    前記コード画像は、誤り訂正機能を有し、
    前記画像形成部は、前記コード画像が背景画像に含まれる予め定められた対象に対応する位置に形成される場合において、前記コード画像のうち前記予め定められた対象と対応する部分が読み取られなくても前記誤り訂正機能により前記付加情報が復元されるときは、前記対応する部分を形成する前記透明トナーの量が第2閾値以下となるように、前記コード画像を形成する
    画像形成装置。
  3. 付加情報が符号化されたコード画像を取得する取得部と、
    前記コード画像の端を示す対象部分を形成する透明トナーの量が、前記対象部分以外の他の部分を形成する前記透明トナーの基準量より多くなるように、前記透明トナーを用いて前記コード画像を媒体上に形成する画像形成部と
    を備え
    前記取得部は、前記付加情報が符号化された複数のコード画像を取得し、
    前記対象部分は、前記媒体上に配置された前記複数のコード画像のそれぞれにおいて、前記複数のコード画像により構成されるコード画像群の端を示す部分である
    画像形成装置。
  4. 前記コード画像の端を示す前記対象部分は、前記コード画像自体の端の部分を含む
    請求項1から3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記コード画像は、位置検出用の切り出しシンボルを含む二次元コードであり、
    前記対象部分は、前記切り出しシンボルを含む
    請求項に記載の画像形成装置。
  6. 前記コード画像は、アライメントパターン、タイミングパターン、フォーマット情報、又は誤り訂正符号を含む二次元コードであり、
    前記画像形成部は、さらに前記コード画像において前記アライメントパターン、前記タイミングパターン、前記フォーマット情報、又は前記誤り訂正符号を形成する前記透明トナーの量が前記基準量より多くなるように、前記コード画像を形成する
    請求項又はに記載の画像形成装置。
  7. 前記画像形成部は、さらに前記コード画像において前記付加情報の内容に関連する形状に対応する部分を形成する前記透明トナーの量と前記基準量とが異なるように、前記コード画像を形成する
    請求項1からのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記画像形成部は、前記付加情報が予め定められた属性を有する場合には、前記対応する部分を形成する前記透明トナーの量を前記第2閾値以下とせずに、前記対応する部分を前記基準量以上のトナー量で形成する
    請求項に記載の画像形成装置。
  9. 前記対象部分を形成する前記透明トナーの量に対応する線数の第1スクリーンと前記基準量に対応する線数の第2スクリーンとを含む複数のスクリーンを用いて前記コード画像にスクリーン処理を施すスクリーン処理部をさらに備え、
    前記画像形成部は、前記スクリーン処理が施された前記コード画像を形成する
    請求項1からのいずれか1項に記載の画像形成装置。
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