JP5906916B2 - 電球型光源装置 - Google Patents

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本技術は、電球型の光源装置に関する。
特許文献1には、白熱電球形状のグローブでLED(Light Emitting Diode)を覆い、LEDからの放射光を外部に出射するLED電球が開示されている。このLED電球では、放熱フィンを有する放熱部の上面に、LEDを実装したLEDモジュールが取り付けられる。放熱部の下部には絶縁部を介して口金が取り付けられ、口金の内部にはLEDを点灯する点灯回路が内蔵される。これによりLEDモジュールと点灯回路との距離が長くなり、また放熱部と口金とが絶縁部で隔離される。この結果LEDモジュールから発生する熱により点灯回路の温度が上昇することが抑えられている(明細書段落[0033]、[0042]及び図1等参照)。
特開2010−056059号公報
このようにLED電球では、LEDや回路等の温度上昇を効率的に抑えることが求められている。
以上のような事情に鑑み、本技術の目的は、光源や回路等の温度上昇を効率的に抑えることが可能な電球型光源装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本技術の一形態に係る電球型光源装置は、光源ユニットと、1以上の回路基板と、口金と、筐体とを具備する。
前記回路基板は、所定の回路を搭載する。
前記口金は、前記光源ユニット及び前記所定の回路への電力の供給に用いられる。
前記筐体は、透光性カバーと、放熱性の金属筐体部とを有し、前記光源ユニットと前記1以上の回路基板とを収容する。
前記透光性カバーは、前記光源ユニットを覆う。
前記放熱性の金属筐体部は、前記回路基板を囲む外郭部と、前記所定の回路との熱的な接続のために前記外郭部から前記回路基板へ向けて突出する突出部とを有し、前記光源ユニットと熱的に接続される。
この電球型光源装置では、透光性カバーと金属筐体部とを有する筐体に、光源ユニットと回路基板とが収容される。金属筐体部は光源ユニットと熱的に接続され、これにより光源ユニットの熱が放熱される。また金属筐体部は、回路基板を囲む外郭部と、外郭部から回路基板へ向けて突出する突出部とを有する。この突出部と回路とが熱的に接続されることで、回路の熱が金属筐体部に伝わって放熱される。この結果、光源ユニットや回路の温度上昇を効率的に抑えることが可能となる。
前記所定の回路は、放熱対象となる電子部品を有してもよい。この場合、前記突出部は、前記電子部品に近接するように突出してもよい。
このように放熱対象となる電子部品に近接するように突出部を設けることで、当該電子部品の温度上昇を効率的に抑えることができる。
前記外郭部は、前記口金と絶縁体を介して接続される接続部を有してもよい。この場合、前記突出部は、前記接続部から突出してもよい。
このように外郭部が口金と接続される接続部を有し、当該接続部から突出する突出部が設けられてもよい。
前記外郭部は、前記回路基板を側方から囲む側壁部を有してもよい。この場合、前記突出部は、前記側壁部から突出してもよい。
このように外郭部が回路基板を側方から囲む側壁部を有し、当該側壁部から突出する突出部が設けられてもよい。
前記突出部は、前記回路基板が挿入される挿入孔を有してもよい。
このように突出部の挿入孔に回路基板が挿入されることで、回路と突出部とが熱的に接続されてもよい。
前記突出部は、放熱性の接着剤により前記回路基板と接続されてもよい。
これにより回路と突出部との熱的な接続を十分なものにすることができる。
前記金属筐体部は、ダイキャストにより成形されてもよい。
これにより外郭部と突出部とが一体的に成形され、熱伝導が向上する。
前記1以上の回路基板は、外部電源に接続される電源回路を搭載した電源基板を含んでもよい。この場合、前記突出部は、前記電源基板に向けて突出してもよい。
これにより電源回路の温度上昇を効率的に抑えることができる。
前記電球型光源装置は、スピーカをさらに具備してもよい。この場合、前記1以上の回路基板は、前記スピーカを駆動するスピーカ駆動回路を搭載したスピーカ駆動基板を含んでもよい。また前記突出部は、前記スピーカ駆動基板に向けて突出してもよい。
これによりスピーカを具備する電球型光源装置において、スピーカ駆動回路の温度上昇を効率的に抑えることができる。
前記1以上の回路基板は、前記光源ユニットを駆動する光源駆動回路を搭載した光源駆動基板を含んでもよい。この場合、前記突出部は、前記光源駆動基板に向けて突出してもよい。
これにより光源駆動回路の温度上昇を効率的に抑えることができる。
前記電球型光源装置は、無線通信用のアンテナをさらに具備してもよい。この場合、前記1以上の回路基板は、前記アンテナを介して無線信号を受信する制御回路を搭載した無線信号制御基板を含んでもよい。また前記突出部は、前記無線信号制御基板に向けて突出してもよい。
これによりアンテナを具備する電球型光源装置において、無線通信を受信する無線信号制御回路の温度上昇を効率的に抑えることができる。
前記電球型光源装置は、所定の信号を出力するセンサをさらに具備してもよい。この場合、前記1以上の回路基板は、前記センサを駆動するセンサ駆動回路を搭載したセンサ駆動基板を含んでもよい。また前記突出部は、前記センサ駆動基板に向けて突出してもよい。
これによりセンサを具備する電球型光源装置において、センサ駆動回路の温度上昇を効率的に抑えることができる。
前記電球型光源装置は、スピーカをさらに具備してもよい。この場合、前記電源基板は、空隙領域を有してもよい。また前記1以上の回路基板は、前記スピーカを駆動するスピーカ駆動回路を搭載し、前記電源基板の空隙領域に前記電源基板と垂直に交差するように配置されるスピーカ駆動基板を含んでもよい。
これにより、電源基板及びスピーカ駆動基板の配置密度を高めることができ、電球型光源装置の小型化を実現することができる。
前記外郭部は、前記接続部を底面部とした容器形状を有してもよい。
これにより回路と突出部との熱的な接続が安定する。
前記光源ユニットは、光源要素として、LED(Light Emitting Diode)、またはEL(Electro Luminescence)素子を有してもよい。
以上のように、本技術によれば、光源や回路等の温度上昇を効率的に抑えることが可能となる。
図1は、本技術の一実施形態に係る電球型光源装置を示す斜視図である。 図2は、図1に示した電球型光源装置の模式的な断面図である。 図3は、一実施形態に係るスピーカを示す断面図である。 図4は、支持ユニットのうち保持部材を示す斜視図である。 図5は、上記支持ユニットのうち基板収容ボックスを下方から見た斜視図である。 図6は、ベース筐体を示す斜視図である。 図7は、電源基板とベース筐体との配置構成を示す模式的な断面図である。 図8は、電源基板と、他の基板(駆動基板及び制御基板)との配置関係を示した図である。 図9は、光源装置の電気的構成を示すブロック図である。 図10は、外郭部から突出する突出部の変形例を示す模式的な図である。 図11は、外郭部から突出する突出部の変形例を示す模式的な図である。 図12は、外郭部から突出する突出部の変形例を示す模式的な図である。 図13は、外郭部から突出する突出部の変形例を示す模式的な図である。
以下、図面を参照しながら、本技術の実施形態を説明する。
(電球型光源装置の全体構成)
図1は、本技術の一実施形態に係る電球型光源装置を示す斜視図である。図2は、図1に示した電球型光源装置100の模式的な断面図である。以下の説明では、電球型光源装置を、単に光源装置という。
光源装置100は、筐体10と、筐体10内に配置された光源ユニット40と、筐体10の一端部に設けられたスピーカ30と、電気的な絶縁体である絶縁リング16を介して筐体10の他端部(スピーカ30の位置とは反対側)に接続された口金15とを備える。
説明の便宜のため、以下では、図1及び2におけるz軸に沿った方向を光源装置100の前後方向として、具体的にはスピーカ30側を前方、口金15側を後方として内容を説明する。
筐体10は、例えばベース筐体12と、そのベース筐体12に装着された透光性カバー11とを有する。透光性カバー11は、光源ユニット40を覆うように配置される。図2に示すように、透光性カバー11には、前方側の端部に設けられた第1の開口部11aと、z軸方向に沿ってその反対側に位置する第2の開口部11bとが形成されている。第1の開口部11aをスピーカ30が塞ぐように、スピーカ30が透光性カバー11に装着されている。透光性カバー11の第2の開口部11b側にベース筐体12が設けられている。透光性カバー11は、例えばガラス、アクリル、またはポリカーボネート等により形成される。
光源装置100は、スピーカ30を支持する支持ユニット20を備えている。支持ユニット20は、スピーカ30と光源ユニット40とを離間させてスピーカ30と口金15との間に光源ユニット40が配置されるように、これら光源ユニット40、スピーカ30及び口金15を一体的に支持する。図2に示すように、典型的には、支持ユニット20は、ヒートシンク23と、このヒートシンク23に固定されスピーカ30を保持する保持部材21と、保持部材21に対向するように配置された基板収容ボックス22とを有する。
支持ユニット20のうちヒートシンク23は、この光源装置100のシャーシとして機能する。ヒートシンク23は、スピーカ30に含まれる振動板35(図3参照)の振動方向(z軸方向)に沿った、スピーカ30の中心を通る軸である中心軸C(図2参照)の周りに配置されている。軸の周りとは、その軸の全周またはその一部の両方の概念を含む。典型的には、ヒートシンク23は板状であり、かつ、中心軸Cの全周、すなわちリング状に形成されている。
光源ユニット40も、ヒートシンク23と同様に中心軸Cの周りに配置され、典型的にはリング状に設けられ、ヒートシンク23上に配置されている。例えば光源ユニット40は、リング状の実装基板46と、実装基板46上にリング状に配列された複数のLED(Light Emitting Diode)素子45とを有する。1つのLED素子45は、白色光を発生する素子が用いられるが、白色以外の単色または複数色の光を発生する素子であってもよい。
ヒートシンク23は、例えば主にアルミニウムにより形成されるが、比較的高い熱伝導率を有する材料であれば、銅などの他の金属材料が用いられてもよい。あるいは、ヒートシンク23の材料は、導電性を有する高放熱性樹脂や、導電性を有するセラミックでもよい。
口金15は、一般の白熱電球用のソケットに装着可能に構成されている。口金15は、後述する電源回路55を介して、所定の回路を搭載した1以上の回路基板、光源ユニット40及びスピーカ30に電力を供給する部材である。
光源装置100のz軸方向の長さは、100〜120mmであり、典型的には約110mmである。z軸方向で見た光源装置100の直径は、50〜70mmであり、典型的には約60mmである。
(スピーカの具体的構成)
図3は、一実施形態に係るスピーカ30を示す断面図である。このスピーカ30は、ダイナミック型のダンパレススピーカである。スピーカ30は、フレーム31、永久磁石32、プレート33、ヨーク34、振動板35、エッジ36、コイルボビン37、磁性流体38及び取付底部39を備えている。
ヨーク34と上側のプレート33との間の磁気ギャップに、従来のダンパの代わりとなる磁性流体38が配置されている。また、この磁気ギャップ内に図示しないボイスコイルが配置されている。取付底部39にはネジ穴39aが形成されている。後でも説明するように、このネジ穴39aを介して、スピーカ30が支持ユニット20の保持部材21にネジS3(図2参照)により取り付けられる。
後でも述べるが、本実施形態ではスピーカ30と光源ユニット40が離間して配置されているので、スピーカ30は光源ユニット40の熱影響を受けにくい。したがって、スピーカ30に用いられる永久磁石32としては、比較的低い耐熱性、すなわち比較的低い消磁温度を有する永久磁石を用いることができる。例えば、60℃以上〜100℃以下の消磁温度を持つ永久磁石を用いることができる。100℃以下の消磁温度を持つ永久磁石としては、例えばネオジムが挙げられる。
ネオジム磁石の磁力は、フェライトコア磁石等の磁力に比べ高いが、ネオジムの消磁温度は80℃程度であり、フェライトのそれに比べ低い。フェライトコア磁石を本実施形態に係る光源装置100のスピーカ30に適用しようとする場合、ネオジム磁石と同等の磁力を得るためにはフェライトコア磁石のサイズを大きくしなければならず、光源装置100の小型化には適さない。永久磁石が消磁しないように、光源ユニット40の発熱量を下げることも考えられるが、それは光源装置100への投入電力を抑えることを意味し、これでは光束量が低下する。
そこで本実施形態では、フェライトに比べ耐熱性は低いが、大きい磁力を持つネオジムを用い、かつ、スピーカ30と光源ユニット40とを離間させて配置することにより、上記問題を解決している。
例えば、スピーカ30のフレーム31の少なくとも一部、また、エッジ36の少なくとも一部が、透光性の材料により形成されていてもよい。透光性の材料としては、アクリル系、ポリビニル系、ポリイミド系等の樹脂材料等、公知の材料が用いられる。これにより、光源ユニット40から出射された光がスピーカ30の一部を通るので、光源装置100の中心寄りの配光特性を高めることができる。
(支持ユニットの具体的構成)
図4は、支持ユニット20のうち保持部材21を示す斜視図である。保持部材21は、スピーカ30が取り付けられた筒状部211と、筒状部211の後方側の端部に設けられたフランジ部212とを有する。筒状部211が、ヒートシンク23及び光源ユニット40の中央の穴を通るようにして、また、筒状部211の長手方向がz軸方向に沿うようにして、保持部材21が筐体10内に配置されている。
筒状部211の前方側の端面にはネジ穴215が設けられており、このネジ穴215及びスピーカ30に形成された上記ネジ穴39aにネジS3(図2参照)が螺着される。これにより、スピーカ30が保持部材21に保持される。スピーカ30の保持部材21への取り付け手段は、ネジ止めに限られず、接着剤による接着、あるいは、凹凸部材による係合であってもよい。
図2に示すように、保持部材21は、ヒートシンク23にネジS1により取り付けられている。具体的には、保持部材21のフランジ部212には、ネジ止めのための取付部213が後方側に向けて突出するように形成されている。フランジ部212上にヒートシンク23が載置され、ヒートシンク23の裏面側(後方側)から、その取付部213を介して保持部材21がヒートシンク23に取り付けられている。
このような保持部材21及びヒートシンク23の構成によれば、上でも述べたように、光源ユニット40がスピーカ30より後方側に離間して配置されるため、スピーカ30に対する光源ユニット40からの熱影響を抑えることができる。これにより、スピーカ30の機能を良好に維持することができる。例えば、スピーカ30への熱影響が大きい場合、スピーカ30に設けられた永久磁石32の消磁が起こることが懸念されるが、本実施形態に係る光源装置100によればそのような懸念を解消することができる。
また、光源ユニット40の光の出射側、すなわちその出射光を遮る位置にスピーカ30が配置されているが、光源ユニット40がリング状に設けられることにより、配光角が大きくなる。また、光源ユニット40はその配光を中心軸Cに対して均一な光量で光を出射することができる。
本実施形態では、スピーカ30を保持する保持部材21が、光源ユニット40に囲まれるように配置されている。したがって、光源装置100内におけるそれら保持部材21及び光源ユニット40の配置スペースを小さくすることができ、すなわちそれらの部材の配置密度を高めることができるので、所望の配光角を確保しながらも光源装置100の小型化を実現することができる。
保持部材21の筒状部211に、光源ユニット40から出射した光を反射する反射部が設けられていてもよい。反射部は、例えばミラー面、あるいは光反射率の高い色の材料でなる部位である。反射率の高い色とは、例えば白色、乳白色、あるいはこれらに近い色等である。もちろん、保持部材21自体が、白色や乳白色の樹脂材料により形成されていてもよい。樹脂材料としては、ABS(acrylonitrile butadiene styrene)やPBT(polybutylene terephthalate)等が用いられるが、他の材料であってもよい。
また、反射部が白色や乳白色等でなる材料により形成されている場合には、その反射部は、光を拡散反射(散乱)することができる。あるいは、反射部がブラスト加工された反射面であることによっても、その反射面は光を拡散反射することができる。
このように、反射部が設けられることにより、光源ユニット40からの出射光の配光角を大きくすることができるとともに、光源ユニット40の光を有効に使用することができ、照度を高めることができる。
図5は、上記支持ユニット20のうち基板収容ボックス22を下方から見た斜視図である。基板収容ボックス22は、本体221と、本体221からz軸に垂直な方向に突出するように設けられた当接板222と、本体221からz軸方向に沿って突出するように設けられた突出部223とを有する。図5では、異なる形状の複数の当接板222が設けられているが、当接板222は1つのみ設けられていてもよい。
また、本体221には、図示しない導通用のコネクタが接続される接続穴部224が形成されている。接続穴部224は複数設けられていてもよい。
図2に示すように、本体221がz軸方向に沿って立設するように設けられ、また、当接板222が保持部材21のフランジ部212に当接するようにして、これら保持部材21及び基板収容ボックス22が相対向するように筐体10内に配置されている。このように配置された保持部材21及び基板収容ボックス22内に形成された領域、つまり、筒状部211及び本体221内の領域に、回路基板が配置されている。
このような回路基板は、複数、例えば2枚設けられている(駆動基板61及び制御基板62)。後でも述べるように、駆動基板61は、後述するLED駆動回路616及びオーディオAMP(Amplifier)615(図9参照)をそれぞれ搭載する、共通の1つの基板として設けられている。
突出部223は、図2に示すように、ベース筐体12の後方側に設けられる底面部122に挿入されて口金15の内部に配置される。底面部122には開口123(図6参照)が形成され、突出部223は、この開口123に挿入される。突出部223は筒状に形成されており、口金15の頭頂部の端子と、後述する電源基板50とを接続する図示しないリード線が、その突出部223内を通るようにして配置されている。
基板収容ボックス22は、上記保持部材21と同様に、非導電性の材料、例えば主にABSの樹脂材料により形成される。このように、保持部材21及び基板収容ボックス22は、電気的絶縁材及び難燃材として好適な材料が用いられる。
特に、駆動基板61及び制御基板62の、口金15側が、本実施形態のように非導電性の基板収容ボックス22で覆われることにより、口金15側、特に電源回路の1次側の回路との電気的絶縁を確実に維持することができる。その意味では、基板収容ボックス22に代えて、非導電性シートが用いられてもよい。
保持部材21の筒状部211には、複数の開口214が形成されている。これにより、筐体10内において、開口214を介して保持部材21の筒状部211の外部の領域と、筒状部211及び基板収容ボックス22内の領域とが連通する。このような構成によれば、筐体10内において、筒状部211の外部の領域だけでなく、筒状部211及び基板収容ボックス22内の領域をも、スピーカ30のエンクロージャとして利用することができる。これにより、エンクロージャの容積が大きくなり、スピーカ30の音質が向上する。なお、開口214は1つのみ筒状部211に形成されていてもよい。
(ベース筐体の具体的構成)
図6は、本実施形態のベース筐体12を示す斜視図である。ベース筐体12は、比較的高い熱伝導率を有する金属材料、例えば主にアルミニウムにより形成されている。ベース筐体12の材料としては、比較的高い熱伝導率を有する材料であれば、銅などの他の金属材料が用いられてもよい。
ここで比較的高い熱伝導率を有する金属材料とは、例えばアルミニウム236W/(m・K)、銅398W/(m・K)のように100W/(m・K)より高いか、あるいは数10W/(m・K)といった熱伝導率を有する金属材料をさす。ベース筐体12は、本実施形態において、放熱性の金属筐体部に相当する。
ベース筐体12は、ヒートシンク23と熱的に接続されている。図2に示すように、例えばベース筐体12に設けられた開口端部121と、ヒートシンク23の側面とが、直接、あるいは熱伝導シート等を介して接触することにより、それらの部材間における熱伝導が行われる。これにより、光源ユニット40から発生した熱がヒートシンク23及びベース筐体12を介して効率的に外部に放出される。
なお、ヒートシンク23及びベース筐体12の主材料がそれぞれ異なっていてもよい。
ベース筐体12は、上記の開口端部121と、筐体10に収容される回路基板を囲む外郭部124と、所定の回路との熱的な接続のために外郭部124から回路基板へ向けて突出する突出部125とを有する。例えば筐体10に収容される1以上の回路基板のうち、少なくとも放熱対象となる回路基板(以下、放熱対象基板と記載する)が外郭部124に囲まれる。そして放熱対象基板に搭載された所定の回路との熱的な接続のために、放熱対象基板に向けて突出する突出部125が形成される。なお外郭部124により、放熱対象基板の少なくとも一部が囲まれればよい。
図6に示すように、外郭部124は、口金15と絶縁リング16を介して接続される底面部122と、底面部122から前方側へ延びる側壁部126とを有する。底面部122は、開口端部121とz軸方向で対向する位置に設けられる。底面部122は、本実施形態における接続部に相当する。側壁部126は、放熱対象基板を側方(xy平面方向)から囲むように配置される。このように本実施形態係る外郭部124は、底面部122及び側壁部126を有する容器形状となる。
上記したように、保持部材21及び基板収容ボックス22内に形成された領域に、駆動基板61及び制御基板62が収容される。また図2に示すように、ベース筐体12内には、電源回路55を搭載した電源基板50が収容される。従って本実施形態では、1以上の回路基板として、駆動基板61、制御基板62、及び電源基板50が筐体10に収容される。
図2に示すように電源基板50は、光源装置100の前後方向(z軸方向)と垂直に交差するように配置される。電源基板50は、ベース筐体12の開口端部121の近くで、ネジS2により保持部材21に取り付けられている。また保持部材21及びヒートシンク23を接続する上述のネジS1により、電源基板50もヒートシンク23に取り付けられている。本実施形態では、この電源基板50が放熱対象基板として設定されている。
以下、放熱対象基板である電源基板50とベース筐体12との配置構成について詳しく説明する。図7は、その配置構成について説明するための模式的な断面図である。図7に示すベース筐体12は、図6のA−A線での断面図に相当する。なお図7では、保持部材1や基板収容ボックス22の図示が省略されている。
図2及び図7に示すように、電源基板50は、口金15側に対向する第1の面51と、光源ユニット40側に対向する第2の面52とを有する。また、電源基板50に搭載された電源回路55は、1次側コイル及び2次側コイルを含むトランス56T(図2参照)と、この1次側コイルに電気的に接続された1次側電子部品56とを有する。トランス56T及び1次側電子部品56が、電源基板50の第1の面51に搭載されている。
本実施形態では、電源回路55が有するトランス56T及び1次側電子部品56が放熱対象となる電子部品として選択される。そして電源基板50へ向けて突出する突出部125は、これらトランス56T及び1次側電子部品56に近接するように突出する。これにより主にこれらの電子部品からの熱が突出部125を介してベース筐体12に伝わり放熱される。この結果、トランス56T等の放熱対象として選択された電子部品の温度上昇を効率的に抑えることが可能となる。
放熱対象となる電子部品は限定されず適宜選択可能である。すなわち放熱対象となる電子部品を適宜選択し、当該電子部品に近接するように突出部125を形成することが可能である。これにより電源回路55のうちの所定の電子部品の温度上昇を選択的に抑えることが可能となる。例えば発熱温度の高い電子部品の熱を重点的に放熱することが可能となる。
図6に示すように、本実施形態に係る突出部125は、底面部122及び側壁部126の双方から電源基板50に向けて突出する。従って突出部125は、底面部122及び側壁部126の双方にそれぞれ連結される。本実施形態では、ベース筐体12はダイキャストにより形成される。従って外郭部124と突出部125とが一体的に成形される。これにより突出部125から外郭部124への熱伝導が良好であり、電源回路55からの熱が十分に放熱される。
また突出部125は、略等しい厚みを有する複数の部分により構成されている。例えば複数の部分として、底面部122からz軸方向に突出する基壁部127と、基壁部127の両端から側壁部126へ向けて延在する一対の端壁部128と、端壁部128の間で基壁部127の略中央から側壁部126に向けて延在する中央壁部129とが設けられる。
基壁部127、1対の端壁部128、及び中央壁部129はそれぞれ、z軸方向で見て略等しい厚みを有する板形状でなる。基壁部127は、y軸方向に延在し、そのy軸方向における両端から1対の端壁部128がx軸方向に沿って延在する。中央壁部129もx軸方向に沿って延在する。中央壁部129と一対の端壁部128との間には、間隙孔130がそれぞれ形成されることになる。
基壁部127等の厚みは限定されないが、例えば外郭部124と略等しい厚みで形成される。このように厚みの小さい板形状を有する基壁部127等により突出部125が構成される。従ってダイキャスト等により突出部125(基壁部127等)が一体的に成形される場合に、ブロック状の突出部が成形される場合に比べて、ヒケの発生等を抑えることができる。また使用される金属材料の量を減らすことができるのでコストを抑えることができる。
電源回路55と突出部125との熱的な接続は、電源回路55からの熱が突出部125を介してベース筐体12に伝わり放熱されるのであれば、どのような形態で実現されてもよい。例えば突出部125と電源回路55との熱的な接続が、空気を介してなされてもよい。すなわち例えば所定の電子部品に近接するように突出部125が形成されることのみにより、電源回路55と突出部125との熱的な接続がなされてもよい。
あるいは、突出部125が、放熱性の接着剤により電源基板50と接続されることで、電源回路55と突出部125とが熱的に接続されてもよい。例えば電源基板50の所定の位置に電源回路55で発生した熱を放熱するための放熱部が形成され、この放熱部を覆うように接着剤が設けられてよい。放熱部は、比較的高い熱伝導率を有する材料からなり、例えば電源回路55とともに形成される。あるいは電源回路55の一部が、放熱部として用いられてもよい。このように、電源基板50に放熱部が形成されることで、電源回路55から突出部125への放熱性が向上する。あるいは放熱対象の電子部品の少なくとも一部と突出部125との間に接着剤が設けられてもよい。
接着剤としては、例えば放熱性樹脂が用いられ、アクリル系樹脂やエポキシ系樹脂等の熱硬化型、常温硬化型のものが使用可能である。放熱性の接着剤が用いられることで、電源回路55と突出部125との熱的な接続が十分のものとすることができる。また本実施形態では、電源回路55と口金15との絶縁を目的として絶縁性を有する接着剤が用いられる。なお接着剤の材料は限定されない。
突出部125と電源基板50との隙間にシリコン系やアクリル系の放熱シートが設けられてもよい。これにより電源回路55から突出部125への放熱性が向上する。
このように本実施形態に係る光源装置100では、透光性カバー11とベース筐体12とを有する筐体10に、光源ユニット40と放熱対象基板である電源基板50とが収容される。ベース筐体12はヒートシンク23を介して光源ユニット40と熱的に接続され、これにより光源ユニット40の熱が放熱される。またベース筐体12は、電源基板50を囲む外郭部124と、外郭部124から電源基板50へ向けて突出する突出部125とを有する。この突出部125と放熱対象の電源回路55とが熱的に接続されることで、電源回路55の熱がベース筐体12に伝わって放熱される。この結果、光源ユニット40や電源回路55の温度上昇を効率的に抑えることが可能となる。
近年、白熱電球の代替商品としてLED電球が普及してきている。LEDは省電力であるものの、自己発熱は存在するため、例えば使用上の信頼性を確保するためにはLED自身の発熱を如何に放熱するかが課題となっている。例えばLEDを収容する筐体がアルミニウムなどの金属筐体で形成され、この筐体を介してLEDの熱が外気へ放熱される。
LED電球の熱の処理については、LED自身のジャンクション温度だけではなく、LEDを点灯させるためのLED駆動回路の温度についても考慮が必要である。すなわちLED駆動回路に使用される電子部品等も高温状態にさらされるので、これら電子部品等の温度上昇も抑えなければならい。
例えばLEDの熱が金属性の筐体を介して放熱される場合、筐体に伝わる熱によりLED駆動回路の温度が上昇してしまうことも考えられる。すなわちLEDの熱がLED駆動回路に伝導される場合があり得る。この場合、熱によりLED駆動回路に不具合が生じてしまう可能性がある。従って、LEDの温度上昇とLED駆動回路の温度上昇との双方を適宜抑える必要がある。またスピーカ等の他のデバイスが搭載される場合、それらを駆動するための回路の温度上昇も抑える必要がある。
例えばLED駆動回路の熱を低減させる方法として、筐体内の中空部にLED回路を配置し、当該中空部をシリコン接着剤で含浸させることで、LED回路と筐体とを熱的に接続する方法がある。この場合、シリコン接着材を含浸させない状態、つまり空気が介在している状態よりも熱伝導が向上する。しかしながら中空部に含浸されるシリコン接着剤の厚みが大きくなり良好な熱伝導が望めないことも多い。
また、シリコン接着剤で回路を全体的に含浸させてしまった場合、発熱温度の高い部品の熱影響を、あまり発熱していない温度の低い部品が受けてしまう場合があり、局所的に希望する電子部品の温度のみを下げる手法としては不向きである。このように電子部品は個々に定格温度が異なるため、シリコン接着剤含浸による電子回路部品温度の平均化は、デメリットになることもある。
また中空部の体積を大きくすることで、内部に収容される回路の温度上昇を抑えることも考えられる。この場合、光源装置全体が大型化してしまい、白熱電球の代替品としては、その製品価値が損なわれてしまう。
これに対して本実施形態に係る光源装置100では、ベース筐体12に、放熱対象基板に向けて突出する突出部125が形成される。そして放熱対象基板に搭載された所定の回路からの熱が突出部125を介してベース筐体12に伝わり放熱される。これにより、光源ユニット40の熱の放熱と、放熱対象の回路の熱の放熱とが、ベース筐体12によりバランスよく効率的に行われる。この結果、回路温度に関する信頼性の高い光源装置100を実現することが可能になる。また光源装置100の小型化を実現することができる。
放熱対象基板に向けて突出部125が突出するので、基板と突出部125との距離は短くなる。従って所定の回路からの熱が効率よく突出部125に伝導される。また放熱性の接着剤が用いられる場合でも、接着剤の厚みは小さいので放熱性が向上する。
また突出部125の形成位置や大きさ等を適宜設定することで、所定の回路のうち放熱対象として設定された電子部品等に十分に近接して突出部125を形成することができる。従って放熱対象の電子部品等を適宜選択することができ、局所的に希望する電子部品の温度のみを下げるといったことが可能となる。この結果、放熱対象基板に搭載された種々の電子部品の温度が平均化されるといったこともない。例えば発熱温度の高い電子部品に近接するように突出部125を形成することで、当該電子部品の温度上昇を効率的に抑えることができる。この結果、その電子部品を含む回路の温度上昇を効率的に抑えることができる。
またベース筐体12が、側壁部126及び底面部122を有する容器形状であるので、突出部125を安定して精度よく形成することができる。
図2を参照して、ベース筐体12の開口端部121の開口面と、透光性カバー11の第2の開口部11bの開口面とが対面するように、透光性カバー11がベース筐体12に対して配置されている。支持ユニット20は、スピーカ30によってヒートシンク23に透光性カバー11を押さえつけるようにスピーカ30を支持し、スピーカ30と自身(支持ユニット20)との間に透光性カバー11を挟持する。
ヒートシンク23は、主に支持ユニット20の基部29を形成する。この支持ユニット20の基部29は、保持部材21のフランジ部212も含む。また、支持ユニット20の基部29は、ベース筐体12を含んでもよい。
このように、支持ユニット20に支持されたスピーカ30が、ヒートシンク23との間に透光性カバー11を挟み、透光性カバー11をヒートシンク23に押さえつけて支持する役割を担う。したがって、透光性カバー11をヒートシンク23及びスピーカ30に直接固着させる必要がない。このため、光源ユニット40の温度変化により、ヒートシンク23及びスピーカ30(のフレーム31)の各熱膨張係数とは異なる熱膨張係数を持つ透光性カバー11が熱膨張したとしても、ヒートシンク23及びスピーカ30にそれぞれ面した各開口部11a及び11bでの熱膨張による変形を許容し、熱膨張の応力を逃がすことができる。したがって、透光性カバー11に機械的ストレスが発生して透光性カバー11が劣化する、といった事態を抑制することができる。
(各種の回路基板の構成)
筐体10に収容される駆動基板61、制御基板62、及び電源基板50について、これらの配置関係や各回路基板の構成等を詳しく説明する。
一般的にLED電球の照明器具への適合性の観点から、LED電球を極力白熱電球形状に近づけて小型化することが望ましい。LED電球の製品サイズが著しく大きくなると、製品価値を低下させる。仮に、電源基板とLEDの駆動回路基板とを、同一平面上に配置したり、平行な平面に沿ってそれらをそれぞれ配置したりする場合、製品サイズが大きくなるだけでなく、口金近傍の筐体の外周サイズも太くなってしまう。照明器具適合性の観点から、口金近傍の筐体の外周サイズを白熱電球に近づけたLED電球を実現することが理想となるため、このような観点からも、上記のように電源基板と他の回路基板とが同一平面上に配置された製品は、製品価値の低下を招く。そこで本技術は、各回路基板を以下のように配置している。
図8は、電源基板50と、他の基板(上述の駆動基板61及び制御基板62)との配置関係を示した図である。電源基板50は空隙領域50aを有し、その空隙領域50aに上記駆動基板61及び制御基板62のそれぞれ一部が配置される。
典型的には、空隙領域50aは貫通孔により形成され、すなわち、電源基板50はリング状に形成されている。具体的には、図2に示すように、その空隙領域50aには上記基板収容ボックス22の本体221が挿通されている。これにより、その基板収容ボックス22及び保持部材21内に配置された上記の駆動基板61及び制御基板62が、この電源基板50の貫通孔内を介して電源基板50に垂直に交差するように配置される。
このように、駆動基板61及び制御基板62が、電源基板50の貫通孔内に挿入されるように配置されているので、筐体10内の小さい収容スペース内に効率良く部品を配置させることができ、光源装置100の小型化を実現することができる。
具体的には、このように配置された各基板全体の包絡形状は、2つの概略三角形状をz軸方向に沿って互いに逆に配置した形状に近似している。この形状は、光源装置100を側面から見て、ベース筐体12及び透光性カバー11を合わせた筐体10の外形に近似している。つまり、このような各基板50、61及び62の配置により、筐体10内の部品の密度を高めることができ、光源装置100を小型化することができる。
また、各基板50、61及び62を筐体10内に高密度に配置できるので、スピーカ30のエンクロージャとしての容積を十分に確保することができる。したがって、スピーカ30の音質を向上させることができる。
図8に示すように、制御基板62には、受信部(あるいは受光部)628、アンテナ626及びネットワーク制御回路627が搭載されている。
受信部628は、ユーザが使用可能な図示しないリモートコントローラにより送信された赤外線信号を受信する。受信部628は、筐体10内において、赤外線信号を受信できる位置、すなわち、透光性カバー11内の領域(光源ユニット40より前方側の領域)に位置するように、この制御基板62の位置及び姿勢が設定されている。例えば、受信部628は、制御基板62の前方側の端部に実装されている。図示しないリモートコントローラは、例えば光源ユニット40の点灯、消灯、調光、調色等の信号を発生する機器である。
アンテナ626は、典型的にはブルートゥースのような近距離無線通信用のアンテナである。また、ネットワーク制御回路627は、その通信規格に対応するように構成される。アンテナ626は、筐体10のうち、その無線信号を受信できる位置、すなわち、透光性カバー11内の領域(光源ユニット40より前方側の領域)に位置するように、この制御基板62の位置及び姿勢が設定されている。例えば、ユーザが操作する対象機器であるAV(Audio Video)機器が、無線信号を送り、アンテナ626はその無線信号を受信する。そのAV機器が送信する信号は、例えばスピーカ30からの音声の音量、再生及びその停止等の信号である。AV機器としては、ポータブルな機器であってもよい。
なお、アンテナ626及びネットワーク制御回路627は、ブルートゥース以外にも、WiFi(Wireless Fidelity)、ZigBee、あるいは無線LAN(Local Area Network)等を構成するための通信規格に対応していてもよい。
また上記したように、トランス56T及び1次側電子部品56が、電源基板50の第1の面51に搭載されている。このように、比較的大きいサイズを有するトランス56T及び1次側電子部品56が、電源基板50の口金15側に配置されることにより、第2の面52側より前方側にあるスペースに、電源回路55とは異なる部品、例えば光源ユニット40及び支持ユニット20の一部を配置することができる。これにより、筐体10(あるいはベース筐体12)内の狭いスペースを有効に使用することができる。
[光源装置の電気的構成]
図9は、光源装置100の電気的構成を示すブロック図である。
光源装置100は、フィルタ53、整流平滑回路54、絶縁DC/DCコンバータ57、LED駆動回路616、オーディオAMP615、ネットワーク制御回路627及びアンテナ626を備える。商用電源150は、光源装置100の口金15を介して電源回路55に電力を供給する。このように本実施形態では、外部電源として商用電源150が用いられる。なお他の外部電源が用いられてもよい。
フィルタ53、整流平滑回路54及び絶縁DC/DCコンバータ57は、電源回路55であり、上述のように電源基板50に搭載されている。絶縁DC/DCコンバータ57には、上記したトランス56Tが含まれる。電源回路55に絶縁DC/DCコンバータ57が用いられ、1次側の回路と2次側の回路とが電気的に絶縁状態で結合される。
LED駆動回路616及びオーディオAMP615は、上述のように駆動基板61に搭載されている。LED駆動回路616は、光源ユニット40の点灯、消灯、調光、調色等の制御を行う。オーディオAMP615は、スピーカ30の駆動回路であり、スピーカ30による音声の音量、再生及びその停止等を制御する。本実施形態では、LED駆動回路616及びオーディオAMP615は、光源駆動回路及びスピーカ駆動回路としてそれぞれ機能する。
上記したように、ネットワーク制御回路627及びアンテナ626は、制御回路625の一部であり、制御基板62に搭載されている。ネットワーク制御回路627は、受信部628及びアンテナ626を介して受信した信号に基づき、その受信信号の内容情報を、LED駆動回路616及びオーディオAMP615へ出力する。
図9に示すように、電源回路55の2次側回路から、LED駆動回路616、オーディオAMP615、及びネットワーク制御回路627に、必要な所定の電力がそれぞれ供給される。それぞれの電力は、1次側回路からの電力をもとに供給される。従って、本実施形態では、電源回路55の2次側回路により、光源ユニット40の駆動用の電力、スピーカ30の駆動用の電力、及びアンテナ626の駆動用の電力がそれぞれ出力される。
(電源回路のグランド接続の構成)
図2に示すように、電源基板50の第1の面51上には、2次側のグランド接続パターン59が形成されている。このグランド接続パターン59が、ネジS1を介してヒートシンク23及びベース筐体12と導通している。すなわち、ヒートシンク23及びベース筐体12が、この電源回路55の電気的なグランドとなっている。
このように本実施形態では、絶縁型の電源回路が用いられ、その2次側の回路がグランド接続されている。したがって、EMI(Electro Magnetic Interference)等を発生させず、また、適正なEMS(Electro Magnetic Susceptibility)を得ることができ、EMC(Electro Magnetic Compatibility)の条件を満たすことができる。すなわち、本技術は、駆動基板61、アンテナ626又はネットワーク制御回路627等からの電磁波や高周波ノイズの漏れを抑制でき、また、スピーカ30からの輻射(放射)ノイズの漏れも抑制することができる。またもちろん、外来ノイズのベース筐体12内への侵入も抑制することができる。
従来、非絶縁回路を用いたLED電球が知られている。このようなLED電球では、絶縁フィルム等を用いて、機械的に絶縁構成を実現させている。すなわち本実施形態のような回路的な絶縁構成はとられない。このような状況で、LED電球に音声発信機能(スピーカ)あるいは無線受信機能(アンテナ)といった付加機能を付与した場合、EMCに対するノイズ問題が懸念となる。すなわち機械的な絶縁構成では、EMC対策が十分とならない可能性が高い。
ここでLED電球等の光源装置に付与される付加機能について述べる。
現在の電力事情や節電の動向によりLED電球の普及が強まっている。しかしながら、個別に調光することが可能な製品はまだ少ない。この背景としては、以下のようの点がある。
すなわち、従来の電球を調光するための壁スイッチなどに組み込まれている調光ボリュームは、商用電源の正弦波を位相制御し電圧をカットする区間を設ける制御になっている。このような調光器に、一般的なLED電球や電球形蛍光ランプを使用した場合、正弦波の毎サイクルごとに突入電流が流れることとなり、早期に破損してしまう。これを解決するために、例えば電圧を高力率化するためのアクティブフィルタ方式やチャージポンプ方式といった回路構成が考えられる。しかしながらこのような回路構成を採用すると、回路が大型化してしまい、製品の小型化が難しくなってしまう。
そこで既存の電球用調光器による調光ではなく、外部信号によって調光制御を行う方式が考えられる。既に赤外線リモコンによる調光制御を行うLED電球が発売されているが、この場合はリモコンが必須となってしまう。
いわゆるスマートハウスといった家全体での電化製品コントロールを考えた場合、個別にリモコンが必要ではユーティリティを向上することができない。このため、無線信号をもちいて、パソコン、スマートフォン、タブレットといった機器から調光制御をかけるニーズが増大してくるものと予想される。すなわち無線受信機能が付加された光源装置が求められる可能性が高い。
また、テレビの音声を台所で聞きたいという主婦のニーズなどから、ネットワークを利用したスピーカのニーズが高まっている。しかし、台所のような水場に新たにコンセント接続機器を増やすのは、導入障壁になり、かつ置き場所などのスペースも問題になってくる。従って音声発信機能が付加された光源装置が求められる可能性も高い。
このように電球に新たな付加機能を持たせるニーズが求められる中で、やはり問題となるのは放射ノイズをはじめとするEMC問題である。すなわち十分なEMC対策を発揮することが可能な光源装置が求められる。
上記したように本実施形態に係る光源装置100では、絶縁型の電源回路55が用いられる。そして光源ユニット40及び電源回路55を収容する筐体10に、放熱性のベース筐体12が設けられる。ベース筐体12と光源ユニット40とが熱的に接続されることで、光源ユニット40からの熱が筐体10の外部に放出される。またベース筐体12は、電源回路55が有する2次側回路と導通される。これにより電磁波等の輻射や侵入等を抑えることができる。この結果、光源ユニット40からの熱の影響を抑えながら、EMC対策も可能となる。このEMC対策は、音声発信機能等の付加機能が付与された場合でも十分に機能する。これにより、スピーカや無線通信用のアンテナ等を備えた光源装置を、高品質で提供することが可能となる。
また上記のようなEMC対策が施されることにより、本光源装置100は、いわゆるスマートハウスにも適用され得る。
また本実施形態では、グランド電位を形成する部材が、放熱部材として機能するヒートシンク23及びベース筐体12である。すなわち、ヒートシンク23及びベース筐体12は、グランド電位の形成及び放熱の両方の機能を兼ねるので、別途のグランド部材を設ける必要がなく、光源装置100の小型化に寄与する。
なお、上記したようなネジ止めの他に、はんだ接続、ラッピング、及びコネクタ接続等が用いられてもよい。すなわち、ネジ止め、はんだ接続、ラッピング、及びコネクタ接続のいずれか1つにより、2次側回路のグランドとベース筐体12とが導通されてもよい。これにより、2次側回路とベース筐体12とを十分に導通させることができる。これらの導通方法のために、グランドパターンやグランド端子等が適宜形成されてよい。またヒートシンク23を介さずに、2次側回路のグランドとベース筐体12とが導通されてもよい。その他2次側回路とベース筐体12との導通方法として、どのような方法が用いられてもよい。
(その他の実施形態)
本技術は、以上説明した実施形態に限定されず、他の種々の実施形態を実現することができる。
上記では、1以上の回路基板として、駆動基板61、制御基板62及び電源基板50が筐体10に収容された。そして放熱対象基板として電源基板50が選択された。しかしながら放熱対象基板として駆動基板61や制御基板62が選択されてもよい。
駆動基板61には、LED駆動回路616及びオーディオAMP615がそれぞれ搭載される。従って駆動基板61は、本実施形態において、スピーカ駆動基板及び光源駆動基板の双方の機能を有する。例えばこの駆動基板61の所定の位置に向けて突出するように突出部が形成されてもよい。例えばLED駆動回路616又はオーディオAMP615が有する放熱対象の電子部品等に近接するように突出部が形成されてもよい。
例えば駆動基板61が収容される基板収容ボックス22の所定の位置に近接または当接するように突出部が形成される。又は基板収容ボックス22の所定の位置に開口が形成され、その開口に挿入又は近接するように突出部が形成されてもよい。このように、LED駆動回路616又はオーディオAMP615と突出部とが熱的に接続されてもよい。これにより、LED駆動回路616又はオーディオAMP615の温度上昇を効率的に抑えることができる。なお、熱的な接続のために放熱性の接着剤が用いられてもよい。
制御基板62には、受信部(あるいは受光部)628、アンテナ626及びネットワーク制御回路627が搭載される。ネットワーク制御回路627は、アンテナ626を介して無線信号を受信する制御回路に相当する。従って制御基板62は、無線信号制御基板に相当する。例えは駆動基板61を放熱対象基板として選択した場合と同様な方法により、制御基板62に向けて突出するように突出部が形成されてもよい。この結果、ネットワーク制御回路627及びアンテナ626を含む制御回路625の温度上昇を効率的に抑えることができる。
また光源装置100に、付加機能を発揮する他のデバイスが備えられてもよい。他のデバイスとは、例えばイメージセンサ、光センサ、超音波センサ、放射線センサ、温度センサ等である。これらのような所定の信号を出力するセンサが備えられてもよい。そしてセンサを駆動するセンサ駆動回路が搭載されたセンサ駆動基板が配置され、当該センサ駆動基板に向けて突出する突出部が形成されてもよい。これにより、センサ等の他のデバイスを具備する光源装置において、当該デバイスを駆動する駆動回路の温度上昇を効率的に抑えることができる。
上記した駆動基板61にセンサ駆動回路が搭載されてもよい。この場合、駆動基板61はセンサ駆動基板としても機能する。あるいはスピーカ駆動基板、光源駆動基板及びセンサ駆動基板がそれぞれ個別に設けられてもよい。
スピーカやアンテナあるいはセンサ等のデバイスを搭載した光源装置において、光源や他のデバイス及びこれらを駆動する回路等から発生する熱の処理は重要な事項である。上記したように、本技術によれば、付加機能が付与された光源装置において、光源や他のデバイス及びこれらを駆動する回路等の温度上昇を効率的に抑えることが可能となる。このことは光源装置の小型化にも寄与する。
一方、本実施形態に係る光源装置として、光源ユニットのみを搭載したものが用いられてもよい。この光源装置においても、光源ユニット及び光源ユニットを駆動する光源駆動回路の温度上昇を効率的に抑えることができる。
放熱対象基板として選択される回路基板の数は限定されない。例えば上記の電源基板50、駆動基板61、制御基板62のいずれか1つの基板、任意の組み合わせの2つの基板、あるいは全ての基板が、それぞれ放熱対象基板として選択されてもよい。放熱対象基板として選択された1以上の基板に向けて突出するように、所期の形状や大きさを有する任意の数の突出部が形成されればよい。回路と突出部との熱的な接続が適宜実現されるのであれば、熱的な接続の形態は任意である。例えば複数の基板に対して1つの突出部が共通して形成されてもよい。そして複数の電子回路と、その1つの突出部とがそれぞれ熱的に接続されてもよい。また異なる回路に共通して用いられる電子部品に近接するように、突出部が形成されてもよい。
図10〜図13は、外郭部から突出する突出部の変形例を示す模式的な図である。これらに示すように、突出部の形状や数等は限定されず、適宜設定されてよい。
図10に示すベース筐体312では、外郭部324の底面部322から、光源装置の前方に向けて突出部325が突出している。突出部325は、直方体形状を有しており、側壁部326からは離間している。このように底面部322のみから突出するように突出部325が形成されてもよい。形状も直方体形状に限定されず、例えば円柱形状の突出部が形成されてもよい。
図11に示すベース筐体412では、底面部422に複数の突出部425が形成される。例えば直線上に並ぶ略等しい形状の突出部425aが形成されてもよい。異なる形状を有する突出部425bが複数形成されてもよい。上記したように放熱対象の電子部品等の位置等をもとに複数の突出部425が適宜形成されればよい。
図12に示すベース筐体512は、底面部を有さない外郭部524を含む。この外郭部524では、口金と接続する部分に、底面部の代わりに開口550が形成されている。この開口550が絶縁体を介して口金に接続される。従ってこの外郭部524は、開口550と側壁部526とを有する筒形状となる。そして突出部525は、側壁部526から外郭部524の中心に向かって突出している。このように側壁部526のみから突出する突出部525が形成されてもよい。なお突出部525の形状は任意である。
例えば底面部を有する外郭部であっても、その側方部のみから突出する突出部が形成されてもよい。底面部のみから突出する突出部と、側方部のみから突出する突出部とがともに形成されてもよい。またブロック状の突出部が形成されてもよい。
図13に示すベース筐体712は、底面部722を有する外郭部724を含む。突出部725は、底面部722から光源装置の前方に向けて突出している。この突出部725は、放熱対象基板の少なくとも一部が挿入される挿入孔770を有する。例えば上記の駆動基板61や制御基板62等のように、光源装置の前後方向に沿って放熱対象基板が配置される。当該基板の端部が挿入孔770に挿入されることで、その基板に搭載された回路と突出部725とが熱的に接続される。これにより回路と突出部725との熱的な接続を十分なものにすることができる。挿入孔770の内部に放熱性の接着剤が充填されてもよい。
側壁部から突出する突出部の先端に挿入孔が形成され、前後方向に垂直に交差する回路基板の一部がその挿入孔に挿入されてもよい。挿入孔が形成される向き、基板の挿入方向等は任意に設定可能である。突出部に形成された挿入孔に放熱対象の電子部品の一部が挿入されてもよい。
上記では、ベース筐体がダイキャストにより一体的に成形された。しかしながらベース筐体を作成する方法は限定されない。例えば外郭部と突出部とがそれぞれ別個に作成され、それらが接着等により接続されてもよい。この場合、外郭部と突出部とが異なる材料で作成されてもよい。その他、切削加工等の任意の方法が用いられてもよい。
上記では、電源基板50に形成された2次側のグランド接続パターン59が、ヒートシンク23を介してベース筐体12に導通された。これにより電磁波等の輻射や侵入等が抑えられた。
例えば電源基板に形成されたグランド接続パターンが、突出部を介してベース筐体と導通されてもよい。あるいは、2次側の回路に電気的に接続される駆動基板や制御基板にグランド接続パターンが形成される。そしてこのグランド接続パターンが突出部を介してベース筐体と導通されてもよい。このように、駆動基板等に形成されたグランド接続パターンと突出部とが導通されることで、ベース筐体によりグランド電位が形成されてもよい。これにより電磁波等の輻射や侵入等を抑えることができ、またEMC対策も可能となる。
グランド接続パターンと突出部とを導通させるために、ネジ止め、はんだ接続、ラッピング、及びコネクタ接続等が用いられてもよい。その他グランドパターンと突出部との導通方法として、どのような方法が用いられてもよい。
上記実施形態では、光源ユニット40として、点発光機能を有するLED素子45を搭載した光源ユニット40を例に挙げた。光源ユニットは、これに限られず、例えば有機または無機のEL(Electro Luminescence)素子、すなわち面発光機能を 有する光源ユニットでもよいし、あるいは、3次元状の発光機能を有するCCFL(Cold Cathode Fluorescent Lighting(Lamp))等の蛍光ランプであってもよい。
また、光源ユニット40はリング状であったが、三角以上の多角形状、あるいは、直線形状(1つまたは複数の直線状に形成されたもの)であってもよい。電源基板50もこれと同様の趣旨で他の形状であってもよい。
上記実施形態では、スピーカ30として、ダンパレススピーカを例に挙げたが、磁性流体38を用いない一般的なタイプのスピーカ30が用いられてもよい。
電源基板50の空隙領域50aは、貫通孔に代えて、切り欠きであってもよい。あるいは空隙領域50aは、貫通孔及び切り欠きの両方により形成されていてもよい。この場合、電源基板50はC字状に形成される。あるいは、電源基板50は、半リング状に形成されていてもよい。
上記実施形態では、赤外線信号の受信部628が、制御基板62に搭載されていたが、駆動基板61に搭載されていてもよい。あるいは、上記リモートコントローラからの赤外線信号の受信部628は、必ずしも設けられる必要はない。
図2に示す、口金15と底面部122と間に設けられる絶縁リング16が、放熱性の高い材料で形成されてもよい。これにより底面部122における熱の放熱性が向上する。
以上説明した各形態の特徴部分のうち、少なくとも2つの特徴部分を組み合わせることも可能である。
なお、本技術は以下のような構成も採ることができる。
(1)光源ユニットと、
所定の回路を搭載した1以上の回路基板と、
前記光源ユニット及び前記所定の回路への電力の供給に用いられる口金と、
前記光源ユニットを覆う透光性カバーと、
前記回路基板を囲む外郭部と、前記所定の回路との熱的な接続のために前記外郭部から前記回路基板へ向けて突出する突出部とを有し、前記光源ユニットと熱的に接続される放熱性の金属筐体部と
を有し前記光源ユニットと前記1以上の回路基板とを収容する筐体と
を具備する電球型光源装置。
(2)(1)に記載の電球型光源装置であって、
前記所定の回路は、放熱対象となる電子部品を有し、
前記突出部は、前記電子部品に近接するように突出する
電球型光源装置。
(3)(1)又は(2)に記載の電球型光源装置であって、
前記外郭部は、前記口金と絶縁体を介して接続される接続部を有し、
前記突出部は、前記接続部から突出する
電球型光源装置。
(4)(1)から(3)のうちいずれか1つに記載の電球型光源装置であって、
前記外郭部は、前記回路基板を側方から囲む側壁部を有し、
前記突出部は、前記側壁部から突出する
電球型光源装置。
(5)(1)から(4)のうちいずれか1つに記載の電球型光源装置であって、
前記突出部は、前記回路基板が挿入される挿入孔を有する
電球型光源装置。
(6)(1)から(5)のうちいずれか1つに記載の電球型光源装置であって、
前記突出部は、放熱性の接着剤により前記回路基板と接続される
電球型光源装置。
(7)前記(1)から(6)のうちいずれか1つに記載の電球型光源装置であって、
前記金属筐体部は、ダイキャストにより成形される
電球型光源装置。
(8)前記(1)から(7)のうちいずれか1つに記載の電球型光源装置であって、
前記1以上の回路基板は、外部電源に接続される電源回路を搭載した電源基板を含み、
前記突出部は、前記電源基板に向けて突出する
電球型光源装置。
(9)前記(1)から(8)のうちいずれか1つに記載の電球型光源装置であって、
スピーカをさらに具備し、
前記1以上の回路基板は、前記スピーカを駆動するスピーカ駆動回路を搭載したスピーカ駆動基板を含み、
前記突出部は、前記スピーカ駆動基板に向けて突出する
電球型光源装置。
(10)前記(1)から(9)のうちいずれか1つに記載の電球型光源装置であって、
前記1以上の回路基板は、前記光源ユニットを駆動する光源駆動回路を搭載した光源駆動基板を含み、
前記突出部は、前記光源駆動基板に向けて突出する
電球型光源装置。
(11)前記(1)から(10)のうちいずれか1つに記載の電球型光源装置であって、
無線通信用のアンテナをさらに具備し、
前記1以上の回路基板は、前記アンテナを介して無線信号を受信する制御回路を搭載した無線信号制御基板を含み、
前記突出部は、前記無線信号制御基板に向けて突出する
電球型光源装置。
(12)前記(1)から(11)のうちいずれか1つに記載の電球型光源装置であって、
所定の信号を出力するセンサをさらに具備し、
前記1以上の回路基板は、前記センサを駆動するセンサ駆動回路を搭載したセンサ駆動基板を含み、
前記突出部は、前記センサ駆動基板に向けて突出する
電球型光源装置。
(13)(8)に記載の電球型光源装置であって、
スピーカをさらに具備し、
前記電源基板は、空隙領域を有し、
前記1以上の回路基板は、前記スピーカを駆動するスピーカ駆動回路を搭載し、前記電源基板の空隙領域に前記電源基板と垂直に交差するように配置されるスピーカ駆動基板を含む
電球型光源装置。
(14)(2)に記載の電球型光源装置であって、
前記外郭部は、前記接続部を底面部とした容器形状を有する
電球型光源装置。
(15)前記(1)から(14)のうちいずれか1つに記載の電球型光源装置であって、
前記光源ユニットは、光源要素として、LED(Light Emitting Diode)、またはEL(Electro Luminescence)素子を有する
電球型光源装置。
10…筐体
11…透光性カバー
12、312、412、512、712…ベース筐体
15…口金
16…絶縁リング
30…スピーカ
40…光源ユニット
50…電源基板
50a…空隙領域
55…電源回路
56T…トランス
56…1次側電子部品
61…駆動基板
62…制御基板
100…電球型光源装置
122、322、422、722…底面部
124、324、524、724…外郭部
125、325、425、525、725…突出部
126、326、526…側壁部
150…商用電源
615…オーディオAMP
616…LED駆動回路
625…制御回路
627…ネットワーク制御回路
770…挿入孔

Claims (13)

  1. 光源ユニットと、
    電源回路を搭載し空隙領域を有する電源基板と、前記光源ユニットを駆動する光源駆動回路を搭載し前記電源基板の空隙領域に前記電源基板と交差するように配置される光源駆動基板とを含む1以上の回路基板と、
    前記電源基板及び前記光源駆動基板への電力の供給に用いられる口金と、
    前記光源ユニットを覆う透光性カバーと、
    前記回路基板を囲む外郭部と、前記電源回路及び前記光源駆動回路の各々との熱的な接続のために前記外郭部から前記電源基板及び前記光源駆動基板の各々へ向けて突出する突出部とを有し、前記光源ユニットと熱的に接続される放熱性の金属筐体部と
    を有し前記光源ユニットと前記1以上の回路基板とを収容する筐体と
    を具備する電球型光源装置。
  2. 請求項1に記載の電球型光源装置であって、
    スピーカをさらに具備し、
    前記1以上の回路基板は、前記スピーカを駆動するスピーカ駆動回路を搭載し、前記電源基板の空隙領域に前記電源基板と交差するように配置されるスピーカ駆動基板を含み、
    前記突出部は、前記スピーカ駆動回路との熱的な接続のために前記外郭部から前記スピーカ駆動基板へ向けて突出する
    電球型光源装置。
  3. 請求項2に記載の電球型光源装置であって、
    前記光源駆動基板及び前記スピーカ駆動基板は、前記電源基板と垂直に交差するように配置される
    電球型光源装置。
  4. 請求項3に記載の電球型光源装置であって、
    前記電源回路、前記光源駆動回路、及び前記スピーカ駆動回路は、放熱対象となる電子部品をそれぞれ有し、
    前記突出部は、前記放熱対象となる電子部品に近接するように突出する
    電球型光源装置。
  5. 請求項1に記載の電球型光源装置であって、
    前記電源回路は、外部電源に接続される1次側回路と、前記1次側回路と絶縁状態で結合され前記1次側回路からの電力をもとに前記光源ユニットの駆動用の電力を出力する2次側回路とを有し、
    前記金属筐体部は、前記突出部を介して前記2次側回路に導通する
    電球型光源装置。
  6. 請求項1に記載の電球型光源装置であって、
    前記外郭部は、前記口金と絶縁体を介して接続される接続部を有し、
    前記突出部は、前記接続部から突出する
    電球型光源装置。
  7. 請求項1に記載の電球型光源装置であって、
    前記外郭部は、前記回路基板を側方から囲む側壁部を有し、
    前記突出部は、前記側壁部から突出する
    電球型光源装置。
  8. 請求項1に記載の電球型光源装置であって、
    前記突出部は、前記回路基板が挿入される挿入孔を有する
    電球型光源装置。
  9. 請求項1に記載の電球型光源装置であって、
    前記突出部は、放熱性の接着剤により前記回路基板と接続される
    電球型光源装置。
  10. 請求項1に記載の電球型光源装置であって、
    無線通信用のアンテナをさらに具備し、
    前記1以上の回路基板は、前記アンテナを介して無線信号を受信する制御回路を搭載した無線信号制御基板を含み、
    前記突出部は、前記無線信号制御基板に向けて突出する
    電球型光源装置。
  11. 請求項1に記載の電球型光源装置であって、
    所定の信号を出力するセンサをさらに具備し、
    前記1以上の回路基板は、前記センサを駆動するセンサ駆動回路を搭載したセンサ駆動基板を含み、
    前記突出部は、前記センサ駆動基板に向けて突出する
    電球型光源装置。
  12. 請求項6に記載の電球型光源装置であって、
    前記外郭部は、前記接続部を底面部とした容器形状を有する
    電球型光源装置。
  13. 請求項1に記載の電球型光源装置であって、
    前記光源ユニットは、光源要素として、LED(Light Emitting Diode)、またはEL(Electro Luminescence)素子を有する
    電球型光源装置。
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