JP5880245B2 - 電球型光源装置 - Google Patents

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Description

本技術は、電球型の光源装置に関する。
特許文献1には、白熱電球形状のグローブでLED(Light Emitting Diode)を覆い、LEDからの放射光を外部に出射するLED電球が開示されている。このLED電球では、放熱フィンを有する放熱部の上面に、LEDを実装したLEDモジュールが取り付けられる。放熱部の下部には絶縁部を介して口金が取り付けられ、口金の内部にはLEDを点灯する点灯回路が内蔵される。これによりLEDモジュールと点灯回路との距離が長くなり、また放熱部と口金とが絶縁部で隔離される。この結果LEDモジュールから発生する熱により点灯回路の温度が上昇することが抑えられている(明細書段落[0033]、[0042]及び図1等参照)。
特開2010−056059号公報
このようにLED電球では、LEDや回路等の温度上昇を効率的に抑えることが求められている。
以上のような事情に鑑み、本技術の目的は、光源や回路等の温度上昇を効率的に抑えることが可能な電球型光源装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本技術の一形態に係る電球型光源装置は、光源ユニットと、回路基板と、口金と、筐体とを具備する。
前記回路基板は、所定の回路を搭載する。
前記口金は、前記光源ユニット及び前記回路への電力の供給に用いられる。
前記筐体は、透光性カバーと、放熱性のベース筐体とを有し、前記光源ユニットと前記回路基板とを収容する。
前記透光性カバーは、前記光源ユニットを覆う。
前記放熱性のベース筐体は、前記口金と絶縁体を介して接続される接続部と、前記接続部と前記回路との熱的な接続のために前記接続部に形成され前記回路基板の少なくとも一部が挿入される挿入孔とを有し、前記光源ユニットと熱的に接続される。
この電球型光源装置では、透光性カバーとベース筐体とを有する筐体に、光源ユニットと所定の回路基板とが収容される。ベース筐体は光源ユニットと熱的に接続され、これにより光源ユニットの熱が放熱される。またベース筐体は、口金と絶縁体を介して接続される接続部と、接続部に形成された挿入孔とを有する。挿入孔には回路基板の少なくとも一部が挿入され、これにより接続部と回路基板とが熱的に接続される。従って回路基板に搭載された回路の熱が接続部に伝わって放熱される。この結果、光源ユニットや回路の温度上昇を効率的に抑えることが可能となる。
前記回路基板は、前記回路の熱を前記接続部へ導く伝導層を有してもよい。
これにより回路の温度上昇を効率的に抑えることができる。
前記伝導層は、前記回路基板に中間層として形成されてもよい。
これにより容易に伝導層を形成することができる。
前記回路基板は、前記挿入孔に挿入される部分が接着剤により前記接続部に固定されてもよい。
これにより回路と接続部との熱的な接続を十分なものにすることができる。
前記回路基板は、前記挿入孔に挿入される部分として形成された挿入部を有してもよい。
このように回路基板に、挿入孔に挿入される部分として挿入部が形成されてもよい。これにより回路と接続部との熱的な接続を十分なものにすることができる。
前記電球型光源装置は、スピーカをさらに具備してもよい。この場合、前記所定の回路は、前記スピーカを駆動するスピーカ駆動回路を含んでもよい。
これによりスピーカを具備する電球型光源装置において、スピーカ駆動回路の温度上昇を効率的に抑えることができる。
前記所定の回路は、前記光源ユニットを駆動する光源駆動回路を含んでもよい。
これにより光源駆動回路の温度上昇を効率的に抑えることができる。
前記電球型光源装置は、無線通信用のアンテナをさらに具備してもよい。この場合、前記所定の回路は、前記アンテナを介して無線信号を受信する制御回路を含んでもよい。
これによりアンテナを具備する電球型光源装置において、無線通信を受信する制御回路の温度上昇を効率的に抑えることができる。
前記電球型光源装置は、所定の信号を出力するセンサをさらに具備してもよい。この場合、前記所定の回路は、前記センサを駆動するセンサ駆動回路を含んでもよい。
これによりセンサを具備する電球型光源装置において、センサ駆動回路の温度上昇を効率的に抑えることができる。
前記電球型光源装置は、空隙領域を有し、外部電源と接続される電源回路を搭載した電源基板をさらに具備してもよい。この場合、前記回路基板は、前記電源基板の空隙領域に前記電源基板と垂直に交差するように配置されてもよい。
これにより、容易に回路基板を挿入孔に挿入することができる。また電源基板及び回路基板の配置密度を高めることができ、電球型光源装置の小型化を実現することができる。
前記電源回路は、前記外部電源に接続される1次側回路と、前記1次側回路と絶縁状態で結合され前記回路に電力を供給する2次側回路とを有してもよい。この場合、前記回路は、前記ベース筐体が前記2次側回路のグランドとなるように、前記接続部を介して前記ベース筐体と導通されてもよい。
この電球型光源装置では、ベース筐体が2次側回路のグランドとなるように、回路とベース筐体とが接続部を介して導通される。これにより電磁波等の輻射や侵入等を抑えることができ、またEMC(Electro Magnetic Compatibility)対策も可能となる。
前記所定の回路は、外部電源に接続される電源回路を含んでもよい。
これにより電源回路の温度上昇を効率的に抑えることができる。
前記ベース筐体は、前記接続部を底面部とした容器形状を有してもよい。
これにより回路と接続部との熱的な接続が安定する。
前記挿入孔は、スリット形状を有してもよい。
例えば挿入される回路基板の数や位置等に合わせて、スリット形状を有する挿入孔が形成されてもよい。
前記ベース筐体は、比較的高い熱伝導率を有する金属材料からなってもよい。
前記光源ユニットは、光源要素として、LED(Light Emitting Diode)、またはEL(Electro Luminescence)素子を有してもよい。
以上のように、本技術によれば、光源や回路等の温度上昇を効率的に抑えることが可能となる。
図1は、本技術の一実施形態に係る電球型光源装置を示す斜視図である。 図2は、図1に示した電球型光源装置の模式的な断面図である。 図3は、一実施形態に係るスピーカを示す断面図である。 図4は、支持ユニットのうち保持部材を示す斜視図である。 図5は、上記支持ユニットのうち基板収容ボックスを下方から見た斜視図である。 図6は、ベース筐体を示す斜視図である。 図7は、駆動基板の端部を示す拡大図である。 図8は、ベース筐体と駆動基板との位置関係を示す図である。 図9は、底面部の挿入孔に挿入された駆動回路の挿入部を拡大した模式的な断面図である。 図10は、電源基板と、他の基板(駆動基板及び制御基板)との配置関係を示した図である。 図11は、光源装置の電気的構成を示すブロック図である。 図12は、回路基板に形成される挿入部の他の例を示す拡大図である。 図13は、底面部に形成される挿入孔の他の例を示す斜視図である。 図14は、基板収容ボックスに形成される貫通孔の他の例を示す斜視図である。 図15は、底面部に形成される挿入孔の他の例を示す斜視図である。 図16は、基板収容ボックスに形成される貫通孔の他の例を示す斜視図である。 図17は、底面部に形成される挿入孔の他の例を示す斜視図である。 図18は、ベース筐体の底面部と、底面部に挿入される回路基板との固定方法の他の例を示す模式的な断面図である。
以下、図面を参照しながら、本技術の実施形態を説明する。
(電球型光源装置の全体構成)
図1は、本技術の一実施形態に係る電球型光源装置を示す斜視図である。図2は、図1に示した電球型光源装置100の模式的な断面図である。以下の説明では、電球型光源装置を、単に光源装置という。
光源装置100は、筐体10と、筐体10内に配置された光源ユニット40と、筐体10の一端部に設けられたスピーカ30と、電気的な絶縁体である絶縁リング16を介して筐体10の他端部(スピーカ30の位置とは反対側)に接続された口金15とを備える。
説明の便宜のため、以下では、図1及び2におけるz軸に沿った方向を光源装置100の前後方向として、具体的にはスピーカ30側を前方、口金15側を後方として内容を説明する。
筐体10は、例えばベース筐体12と、そのベース筐体12に装着された透光性カバー11とを有する。透光性カバー11は、光源ユニット40を覆うように配置される。図2に示すように、透光性カバー11には、前方側の端部に設けられた第1の開口部11aと、z軸方向に沿ってその反対側に位置する第2の開口部11bとが形成されている。第1の開口部11aをスピーカ30が塞ぐように、スピーカ30が透光性カバー11に装着されている。透光性カバー11の第2の開口部11b側にベース筐体12が設けられている。透光性カバー11は、例えばガラス、アクリル、またはポリカーボネート等により形成される。
光源装置100は、スピーカ30を支持する支持ユニット20を備えている。支持ユニット20は、スピーカ30と光源ユニット40とを離間させてスピーカ30と口金15との間に光源ユニット40が配置されるように、これら光源ユニット40、スピーカ30及び口金15を一体的に支持する。図2に示すように、典型的には、支持ユニット20は、ヒートシンク23と、このヒートシンク23に固定されスピーカ30を保持する保持部材21と、保持部材21に対向するように配置された基板収容ボックス22とを有する。
支持ユニット20のうちヒートシンク23は、この光源装置100のシャーシとして機能する。ヒートシンク23は、スピーカ30に含まれる振動板35(図3参照)の振動方向(z軸方向)に沿った、スピーカ30の中心を通る軸である中心軸C(図2参照)の周りに配置されている。軸の周りとは、その軸の全周またはその一部の両方の概念を含む。典型的には、ヒートシンク23は板状であり、かつ、中心軸Cの全周、すなわちリング状に形成されている。
光源ユニット40も、ヒートシンク23と同様に中心軸Cの周りに配置され、典型的にはリング状に設けられ、ヒートシンク23上に配置されている。例えば光源ユニット40は、リング状の実装基板46と、実装基板46上にリング状に配列された複数のLED(Light Emitting Diode)素子45とを有する。1つのLED素子45は、白色光を発生する素子が用いられるが、白色以外の単色または複数色の光を発生する素子であってもよい。
ヒートシンク23は、例えば主にアルミニウムにより形成されるが、比較的高い熱伝導率を有する材料であれば、銅などの他の金属材料が用いられてもよい。あるいは、ヒートシンク23の材料は、導電性を有する高放熱性樹脂や、導電性を有するセラミックでもよい。
口金15は、一般の白熱電球用のソケットに装着可能に構成されている。口金15は、後述する電源回路55を介して、所定の回路を搭載した回路基板、光源ユニット40及びスピーカ30に電力を供給する部材である。
光源装置100のz軸方向の長さは、100〜120mmであり、典型的には約110mmである。z軸方向で見た光源装置100の直径は、50〜70mmであり、典型的には約60mmである。
(スピーカの具体的構成)
図3は、一実施形態に係るスピーカ30を示す断面図である。このスピーカ30は、ダイナミック型のダンパレススピーカである。スピーカ30は、フレーム31、永久磁石32、プレート33、ヨーク34、振動板35、エッジ36、コイルボビン37、磁性流体38及び取付底部39を備えている。
ヨーク34と上側のプレート33との間の磁気ギャップに、従来のダンパの代わりとなる磁性流体38が配置されている。また、この磁気ギャップ内に図示しないボイスコイルが配置されている。取付底部39にはネジ穴39aが形成されている。後でも説明するように、このネジ穴39aを介して、スピーカ30が支持ユニット20の保持部材21にネジS3(図2参照)により取り付けられる。
後でも述べるが、本実施形態ではスピーカ30と光源ユニット40が離間して配置されているので、スピーカ30は光源ユニット40の熱影響を受けにくい。したがって、スピーカ30に用いられる永久磁石32としては、比較的低い耐熱性、すなわち比較的低い消磁温度を有する永久磁石を用いることができる。例えば、60℃以上〜100℃以下の消磁温度を持つ永久磁石を用いることができる。100℃以下の消磁温度を持つ永久磁石としては、例えばネオジムが挙げられる。
ネオジム磁石の磁力は、フェライトコア磁石等の磁力に比べ高いが、ネオジムの消磁温度は80℃程度であり、フェライトのそれに比べ低い。フェライトコア磁石を本実施形態に係る光源装置100のスピーカ30に適用しようとする場合、ネオジム磁石と同等の磁力を得るためにはフェライトコア磁石のサイズを大きくしなければならず、光源装置100の小型化には適さない。永久磁石が消磁しないように、光源ユニット40の発熱量を下げることも考えられるが、それは光源装置100への投入電力を抑えることを意味し、これでは光束量が低下する。
そこで本実施形態では、フェライトに比べ耐熱性は低いが、大きい磁力を持つネオジムを用い、かつ、スピーカ30と光源ユニット40とを離間させて配置することにより、上記問題を解決している。
例えば、スピーカ30のフレーム31の少なくとも一部、また、エッジ36の少なくとも一部が、透光性の材料により形成されていてもよい。透光性の材料としては、アクリル系、ポリビニル系、ポリイミド系等の樹脂材料等、公知の材料が用いられる。これにより、光源ユニット40から出射された光がスピーカ30の一部を通るので、光源装置100の中心寄りの配光特性を高めることができる。
(支持ユニットの具体的構成)
図4は、支持ユニット20のうち保持部材21を示す斜視図である。保持部材21は、スピーカ30が取り付けられた筒状部211と、筒状部211の後方側の端部に設けられたフランジ部212とを有する。筒状部211が、ヒートシンク23及び光源ユニット40の中央の穴を通るようにして、また、筒状部211の長手方向がz軸方向に沿うようにして、保持部材21が筐体10内に配置されている。
筒状部211の前方側の端面にはネジ穴215が設けられており、このネジ穴215及びスピーカ30に形成された上記ネジ穴39aにネジS3(図2参照)が螺着される。これにより、スピーカ30が保持部材21に保持される。スピーカ30の保持部材21への取り付け手段は、ネジ止めに限られず、接着剤による接着、あるいは、凹凸部材による係合であってもよい。
図2に示すように、保持部材21は、ヒートシンク23にネジS1により取り付けられている。具体的には、保持部材21のフランジ部212には、ネジ止めのための取付部213が後方側に向けて突出するように形成されている。フランジ部212上にヒートシンク23が載置され、ヒートシンク23の裏面側(後方側)から、その取付部213を介して保持部材21がヒートシンク23に取り付けられている。
このような保持部材21及びヒートシンク23の構成によれば、上でも述べたように、光源ユニット40がスピーカ30より後方側に離間して配置されるため、スピーカ30に対する光源ユニット40からの熱影響を抑えることができる。これにより、スピーカ30の機能を良好に維持することができる。例えば、スピーカ30への熱影響が大きい場合、スピーカ30に設けられた永久磁石32の消磁が起こることが懸念されるが、本実施形態に係る光源装置100によればそのような懸念を解消することができる。
また、光源ユニット40の光の出射側、すなわちその出射光を遮る位置にスピーカ30が配置されているが、光源ユニット40がリング状に設けられることにより、配光角が大きくなる。また、光源ユニット40はその配光を中心軸Cに対して均一な光量で光を出射することができる。
本実施形態では、スピーカ30を保持する保持部材21が、光源ユニット40に囲まれるように配置されている。したがって、光源装置100内におけるそれら保持部材21及び光源ユニット40の配置スペースを小さくすることができ、すなわちそれらの部材の配置密度を高めることができるので、所望の配光角を確保しながらも光源装置100の小型化を実現することができる。
保持部材21の筒状部211に、光源ユニット40から出射した光を反射する反射部が設けられていてもよい。反射部は、例えばミラー面、あるいは光反射率の高い色の材料でなる部位である。反射率の高い色とは、例えば白色、乳白色、あるいはこれらに近い色等である。もちろん、保持部材21自体が、白色や乳白色の樹脂材料により形成されていてもよい。樹脂材料としては、ABS(acrylonitrile butadiene styrene)やPBT(polybutylene terephthalate)等が用いられるが、他の材料であってもよい。
また、反射部が白色や乳白色等でなる材料により形成されている場合には、その反射部は、光を拡散反射(散乱)することができる。あるいは、反射部がブラスト加工された反射面であることによっても、その反射面は光を拡散反射することができる。
このように、反射部が設けられることにより、光源ユニット40からの出射光の配光角を大きくすることができるとともに、光源ユニット40の光を有効に使用することができ、照度を高めることができる。
図5は、上記支持ユニット20のうち基板収容ボックス22を下方から見た斜視図である。基板収容ボックス22は、本体221と、本体221からz軸に垂直な方向に突出するように設けられた当接板222と、本体221からz軸方向に沿って突出するように設けられた突出部223とを有する。図5では、異なる形状の複数の当接板222が設けられているが、当接板222は1つのみ設けられていてもよい。
また、本体221には、図示しない導通用のコネクタが接続される接続穴部224が形成されている。接続穴部224は複数設けられていてもよい。また本実施形態では、本体221の底面225に貫通孔226が形成される。後述するように、貫通孔226には、駆動基板61の少なくとも一部が差し込まれる。
図2に示すように、本体221がz軸方向に沿って立設するように設けられ、また、当接板222が保持部材21のフランジ部212に当接するようにして、これら保持部材21及び基板収容ボックス22が相対向するように筐体10内に配置されている。このように配置された保持部材21及び基板収容ボックス22内に形成された領域、つまり、筒状部211及び本体221内の領域に、回路基板が配置されている。
このような回路基板は、複数、例えば2枚設けられている(駆動基板61及び制御基板62)。後でも述べるように、駆動基板61は、後述するLED駆動回路616及びオーディオAMP(Amplifier)615(図11参照)をそれぞれ搭載する、共通の1つの基板として設けられている。
図2に示すように本実施形態では、駆動基板61の少なくとも一部が口金15の内部に配置される。図5に示す貫通孔226には、その駆動基板61の一部が差し込まれる。本実施形態では、駆動基板61が、所定の回路を搭載した回路基板に相当する。以下、駆動基板61に搭載される所定の回路を駆動回路と記載する。上記したLED駆動回路616及びオーディオAMP615は、駆動回路に含まれることになる。以下、駆動基板61の配置について詳しく説明する。
図6は、本実施形態のベース筐体12を示す斜視図である。図7は、駆動基板61の端部を示す拡大図である。図8は、ベース筐体12と駆動基板61との位置関係を示す図である。
ベース筐体12は、比較的高い熱伝導率を有する材料、例えば主にアルミニウムにより形成されている。ベース筐体12の材料としては、比較的高い熱伝導率を有する材料であれば、銅などの他の金属材料が用いられてもよい。ここで比較的高い熱伝導率を有する材料とは、例えばアルミニウム236W/(m・K)、銅398W/(m・K)のように100W/(m・K)より高いか、あるいは数10W/(m・K)といった熱伝導率を有する材料をさす。あるいは、ベース筐体12の材料は、導電性を有する高放熱性樹脂や、導電性を有するセラミックでもよい。このように本実施形態では、放熱性を有するベース筐体12が用いられる。
ベース筐体12は、ヒートシンク23と熱的に接続されている。図2に示すように、例えばベース筐体12に設けられた開口端部121と、ヒートシンク23の側面とが、直接、あるいは熱伝導シート等を介して接触することにより、それらの部材間における熱伝導が行われる。これにより、光源ユニット40から発生した熱がヒートシンク23及びベース筐体12を介して効率的に外部に放出される。
なお、ヒートシンク23及びベース筐体12の主材料がそれぞれ異なっていてもよい。
ベース筐体12は、上記の開口端部121と、ベース筐体12の後方側に設けられる底面部122とを有する。開口端部121と底面部122とは、z軸方向で対向して配置される。従って本実施形態のベース筐体12は、底面部122を有する容器形状となる。
ベース筐体12の開口端部121は透光性カバー11に接続される。底面部122は口金15に接続される。従って本実施形態では、底面部122は、口金15と接続される接続部に相当する。口金15と底面部122とは、絶縁リング16を介して接続される。
図6に示すように、底面部122には、基板収容ボックス22の突出部223が挿入される開口123を有する。図2に示すように、この開口123に挿入されることで、突出部223は口金15の内部に配置される。突出部223は筒状に形成されており、口金15の頭頂部の端子と、後述する電源基板50とを接続する図示しないリード線が、その突出部223内を通るようにして配置されている。
また底面部122には、駆動基板61の少なくとも一部が挿入される挿入孔124を有する。図7に示すように、駆動基板61の後方側に配置される端部611には、挿入孔124に挿入される部分として挿入部612が形成されている。本実施形態では、駆動基板61の長手方向に延びる2つの長辺613にそれぞれ沿うように2つの挿入部612が形成される。2つの挿入部612の間には、切り欠き614が形成される。2つの挿入部612が基板収容ボックス22の貫通孔226を介して、底面部122の挿入孔124に挿入される。
挿入孔124は、ベース筐体12の底面部122と駆動基板61の駆動回路(LED駆動回路616及びオーディオAMP615を含む)との熱的な接続のために形成される。すなわち駆動基板61の挿入部612が挿入孔124に挿入されることで、底面部122と駆動回路とが熱的に接続される。これにより、駆動基板61に搭載された駆動回路の熱が底面部122に伝わって放熱される。この結果、駆動回路の温度上層を効率的に抑えることが可能となる。
図8に示すように本実施形態では、底面部122を貫通するように、挿入部612が挿入孔124に挿入される。これにより駆動基板61の駆動回路と底面部122との熱的な接続を十分なものにすることができる。なお、挿入部612が底面部122を貫通する構成に限定されない。例えば挿入孔124内の位置まで挿入部612が挿入され、駆動回路と底面部122とが熱的に接続されてもよい。
なお図8では、基板収容ボックス22や開口123等の図示が省略されている。
図9は、底面部122の挿入孔124に挿入された駆動回路61の挿入部612を拡大した模式的な断面図である。図9に示すように、本実施形態では、駆動基板61が多層構造を有する。駆動回路61は、駆動回路が形成される回路形成層71と、駆動回路の熱を底面部122へ導く伝導層72とを有する。
回路形成層71には、駆動回路を構成する種々の電子部品や配線が形成される(図示省略)。本実施形態では、駆動基板61の両面が回路形成層71となっており、駆動基板61の両面に電子部品等が実装される。しかしながら駆動基板61の片面のみが回路形成層71であってもよい。
熱を伝導することが可能な伝導層72は、駆動基板61に中間層として形成される。図9に示すように伝導層72は、2つの回路形成層71の間に形成される。伝導層72は、比較的高い熱伝導率を有する材料からなり、典型的には、アルミニウムや銅等の金属材料からなる。しかしながら放熱性の高い他の材料が用いられてもよい。駆動基板61に伝導層72が形成されることで、駆動回路の熱が、駆動基板61を通じて底面部122へ導かれる。この結果、駆動回路の温度上昇を効率的に抑えることができる。
また伝導層72が駆動基板61に中間層として形成される。これにより、例えばいずれかの回路形成層71の内部側の面の全体に、蒸着等により銅等を設けることで、伝導層72を容易に形成することができる。なお伝導層72の形成方法は限定されない。また駆動基板61を構成する層の数も限定されない。
図9に示すように、回路形成層71の挿入部612にあたる部分に、複数のスルーホール73と、放熱部74が形成される。放熱部74は、比較的高い熱伝導率を有する材料からなり、例えば回路形成層71に形成される駆動回路とともに形成される。あるいは、回路形成層71に形成される駆動回路の一部が、放熱部74として用いられてもよい。
放熱部74は、スルーホール73を介して伝導層72と熱的に接続される。そのためにスルーホール73の内部全体又は内面に銅等が設けられてもよい。銅等が設けられず、空気を介して熱的な接続がなされてもよい。伝導層72に熱的に接続された放熱部74が回路形成層71の表面に形成されることで、駆動回路から底面部122への放熱性が向上する。
図9に示すように、駆動基板61は、挿入孔124に挿入される挿入部612が接着剤75により底面部122に固定される。これにより駆動回路と底面部122との熱的な接続を十分なものにすることができる。接着剤75としては、例えば放熱性樹脂が用いられ、アクリル系樹脂やエポキシ系樹脂等の熱硬化型、常温硬化型のものが使用可能である。放熱性の接着剤が用いられることで、駆動回路の熱を十分に放熱することができる。また本実施形態では、駆動回路と口金15との絶縁を目的として絶縁性を有する接着剤が用いられる。なお接着剤75の材料は限定されない。
挿入孔124と駆動基板61との隙間にシリコン系やアクリル系の放熱シートが設けられてもよい。これにより駆動回路から底面部122への放熱性が向上する。
このように本実施形態に係る光源装置100では、透光性カバー11とベース筐体12とを有する筐体10に、光源ユニット40と駆動基板61とが収容される。ベース筐体12はヒートシンク23を介して光源ユニット40と熱的に接続され、これにより光源ユニット40の熱が放熱される。またベース筐体12は、口金15と接続される底面部122と、底面部122に形成された挿入孔124とを有する。挿入孔124には駆動基板61の少なくとも一部である挿入部612が挿入され、これにより底面部122と駆動基板61とが熱的に接続される。従って駆動基板61に搭載されたLED駆動回路616及びオーディオAMP615等の駆動回路の熱が底面部122に伝わって放熱される。この結果、光源ユニット40やLED駆動回路616及びオーディオAMP615の温度上昇を効率的に抑えることが可能となる。
近年、白熱電球の代替商品としてLED電球が普及してきている。LEDは省電力であるものの、自己発熱は存在するため、例えば使用上の信頼性を確保するためにはLED自身の発熱を如何に放熱するかが課題となっている。例えばLEDを収容する筐体がアルミニウムなどの金属筐体で形成され、この筐体を介してLEDの熱が外気へ放熱される。
LED電球の熱の処理については、LED自身のジャンクション温度だけではなく、LEDを点灯させるためのLED駆動回路の温度についても考慮が必要である。すなわちLED駆動回路に使用される電子部品等も高温状態にさらされるので、これら電子部品等の温度上昇も抑えなければならい。
例えばLEDの熱が金属性の筐体を介して放熱される場合、筐体に伝わる熱によりLED駆動回路の温度が上昇してしまうことも考えられる。すなわちLEDの熱がLED駆動回路に伝導される場合があり得る。この場合、熱によりLED駆動回路に不具合が生じてしまう可能性がある。従って、LEDの温度上昇とLED駆動回路の温度上昇との双方を適宜抑える必要がある。またスピーカ等の他のデバイスが搭載される場合、それらを駆動するための回路の温度上昇も抑える必要がある。
例えばLED駆動回路の熱を低減させる方法として、筐体内の中空部にLED回路を配置し、当該中空部をシリコン接着剤で含浸させることで、LED回路と筐体とを熱的に接続する方法がある。この場合、シリコン接着材を含浸させない状態、つまり空気が介在している状態よりも熱伝導が向上する。しかしながら中空部に含浸されるシリコン接着剤の厚みが大きくなり良好な熱伝導が望めないことも多い。
また、シリコン接着剤で回路を全体的に含浸させてしまった場合、発熱温度の高い部品の熱影響を、あまり発熱していない温度の低い部品が受けてしまう場合があり、局所的に希望する電子部品の温度のみを下げる手法としては不向きである。このように電子部品は個々に定格温度が異なるため、シリコン接着剤含浸による電子回路部品温度の平均化は、デメリットになることもある。
また中空部の体積を大きくすることで、内部に収容される回路の温度上昇を抑えることも考えられる。この場合、光源装置全体が大型化してしまい、白熱電球の代替品としては、その製品価値が損なわれてしまう。
これに対して本実施形態に係る光源装置100では、上記したように、LED駆動回路616等の駆動回路を搭載した駆動基板61がベース筐体12の底面部122に挿入される。従来のLED電球や電球型蛍光ランプの内部の温度分布について、透光性のカバーの先端部分やその反対側の口金の近傍が、温度が低い領域として知られている。本実施形態の光源装置100でも、スピーカ30が配置される先端部分や口金15の内部151は温度が低い領域となっている。従って口金15と接続される底面部122に駆動回路の熱を効率よく伝えて放熱することで、駆動回路の温度上昇を効率的に抑えることができる。この結果、回路温度に関する信頼性の高い光源装置100を実現することが可能になる。また光源装置の小型化を実現することができる。
ベース筐体12の底面部122に形成された挿入孔124に駆動基板61の挿入部612が挿入されるので、そこで用いられる接着剤75の厚みは非常に小さい。この結果、放熱性が向上する。また駆動基板61を通してLED駆動回路等の熱が底面部122に伝えられ放熱されるので、駆動基板61に搭載された種々の電子部品の温度が平均化されるといったこともない。
また駆動基板61に形成される伝導層72のパターン形状や形成位置、あるいは底面部122からの距離に基づいた電子部品の配置位置等を適宜設定する。これにより駆動基板61に実装された電子部品に対して、放熱効果を選択的に発揮させることが可能である。例えば発熱温度の高い電子部品を底面部122に位置に配置することで、当該電子部品の放熱効果を高めることが可能となる。
またベース筐体12が、底面部122を有する容器形状であるので、駆動基板61を底面部122に安定して挿入することができる。
基板収容ボックス22は、上記保持部材21と同様に、非導電性の材料、例えば主にABSの樹脂材料により形成される。このように、保持部材21及び基板収容ボックス22は、電気的絶縁材及び難燃材として好適な材料が用いられる。
本実施形態では、制御基板62の全体と、駆動基板61の挿入部612以外の部分が、非導電性の基板収容ボックス22で覆われる。また駆動基板61と底面部122とが絶縁性の接着剤75により覆われる。これにより、口金15側、特に電源回路の1次側の回路との電気的絶縁を確実に維持することができる。その意味では、基板収容ボックス22に代えて、非導電性シートが用いられてもよい。
保持部材21の筒状部211には、複数の開口214が形成されている。これにより、筐体10内において、開口214を介して保持部材21の筒状部211の外部の領域と、筒状部211及び基板収容ボックス22内の領域とが連通する。このような構成によれば、筐体10内において、筒状部211の外部の領域だけでなく、筒状部211及び基板収容ボックス22内の領域をも、スピーカ30のエンクロージャとして利用することができる。これにより、エンクロージャの容積が大きくなり、スピーカ30の音質が向上する。なお、開口214は1つのみ筒状部211に形成されていてもよい。
図2を参照して、ベース筐体12の開口端部121の開口面と、透光性カバー11の第2の開口部11bの開口面とが対面するように、透光性カバー11がベース筐体12に対して配置されている。支持ユニット20は、スピーカ30によってヒートシンク23に透光性カバー11を押さえつけるようにスピーカ30を支持し、スピーカ30と自身(支持ユニット20)との間に透光性カバー11を挟持する。
ヒートシンク23は、主に支持ユニット20の基部29を形成する。この支持ユニット20の基部29は、保持部材21のフランジ部212も含む。また、支持ユニット20の基部29は、ベース筐体12を含んでもよい。
このように、支持ユニット20に支持されたスピーカ30が、ヒートシンク23との間に透光性カバー11を挟み、透光性カバー11をヒートシンク23に押さえつけて支持する役割を担う。したがって、透光性カバー11をヒートシンク23及びスピーカ30に直接固着させる必要がない。このため、光源ユニット40の温度変化により、ヒートシンク23及びスピーカ30(のフレーム31)の各熱膨張係数とは異なる熱膨張係数を持つ透光性カバー11が熱膨張したとしても、ヒートシンク23及びスピーカ30にそれぞれ面した各開口部11a及び11bでの熱膨張による変形を許容し、熱膨張の応力を逃がすことができる。したがって、透光性カバー11に機械的ストレスが発生して透光性カバー11が劣化する、といった事態を抑制することができる。
(各種の回路基板の構成)
図2に示すように、ベース筐体12内には、電源回路55を搭載した電源基板50が収容されている。電源基板50は、ネジS2により上記保持部材21に取り付けられている。また保持部材21及びヒートシンク23を接続する上述のネジS1により、電源基板50もヒートシンク23に取り付けられている。
ここで、一般的にLED電球の照明器具への適合性の観点から、LED電球を極力白熱電球形状に近づけて小型化することが望ましい。LED電球の製品サイズが著しく大きくなると、製品価値を低下させる。仮に、電源基板とLEDの駆動回路基板とを、同一平面上に配置したり、平行な平面に沿ってそれらをそれぞれ配置したりする場合、製品サイズが大きくなるだけでなく、口金近傍の筐体の外周サイズも太くなってしまう。照明器具適合性の観点から、口金近傍の筐体の外周サイズを白熱電球に近づけたLED電球を実現することが理想となるため、このような観点からも、上記のように電源基板と他の回路基板とが同一平面上に配置された製品は、製品価値の低下を招く。そこで本技術は、各回路基板を以下のように配置している。
図10は、電源基板50と、他の基板(上述の駆動基板61及び制御基板62)との配置関係を示した図である。電源基板50は空隙領域50aを有し、その空隙領域50aに上記駆動基板61及び制御基板62のそれぞれ一部が配置される。
典型的には、空隙領域50aは貫通孔により形成され、すなわち、電源基板50はリング状に形成されている。具体的には、図2に示すように、その空隙領域50aには上記基板収容ボックス22の本体221が挿通されている。これにより、その基板収容ボックス22及び保持部材21内に配置された上記の駆動基板61及び制御基板62が、この電源基板50の貫通孔内を介して電源基板50に垂直に交差するように配置される。
このように、駆動基板61及び制御基板62が、電源基板50の貫通孔内に挿入されるように配置されているので、筐体10内の小さい収容スペース内に効率良く部品を配置させることができ、光源装置100の小型化を実現することができる。また駆動基板61が垂直に配置されるので、駆動基板61の挿入部612を、底面部122の挿入孔124に容易に挿入することができる。
具体的には、このように配置された各基板全体の包絡形状は、2つの概略三角形状をz軸方向に沿って互いに逆に配置した形状に近似している。この形状は、光源装置100を側面から見て、ベース筐体12及び透光性カバー11を合わせた筐体10の外形に近似している。つまり、このような各基板50、61及び62の配置により、筐体10内の部品の密度を高めることができ、光源装置100を小型化することができる。
また、各基板50、61及び62を筐体10内に高密度に配置できるので、スピーカ30のエンクロージャとしての容積を十分に確保することができる。したがって、スピーカ30の音質を向上させることができる。
図10に示すように、制御基板62には、受信部(あるいは受光部)628、アンテナ626及びネットワーク制御回路627が搭載されている。
受信部628は、ユーザが使用可能な図示しないリモートコントローラにより送信された赤外線信号を受信する。受信部628は、筐体10内において、赤外線信号を受信できる位置、すなわち、透光性カバー11内の領域(光源ユニット40より前方側の領域)に位置するように、この制御基板62の位置及び姿勢が設定されている。例えば、受信部628は、制御基板62の前方側の端部に実装されている。図示しないリモートコントローラは、例えば光源ユニット40の点灯、消灯、調光、調色等の信号を発生する機器である。
アンテナ626は、典型的にはブルートゥースのような近距離無線通信用のアンテナである。また、ネットワーク制御回路627は、その通信規格に対応するように構成される。アンテナ626は、筐体10のうち、その無線信号を受信できる位置、すなわち、透光性カバー11内の領域(光源ユニット40より前方側の領域)に位置するように、この制御基板62の位置及び姿勢が設定されている。例えば、ユーザが操作する対象機器であるAV(Audio Video)機器が、無線信号を送り、アンテナ626はその無線信号を受信する。そのAV機器が送信する信号は、例えばスピーカ30からの音声の音量、再生及びその停止等の信号である。AV機器としては、ポータブルな機器であってもよい。
なお、アンテナ626及びネットワーク制御回路627は、ブルートゥース以外にも、WiFi(Wireless Fidelity)、ZigBee、あるいは無線LAN(Local Area Network)等を構成するための通信規格に対応していてもよい。
電源基板50は、口金15側に対向する第1の面51と、光源ユニット40側に対向する第2の面52とを有する。また、電源基板50に搭載された電源回路55は、1次側コイル及び2次側コイルを含むトランス56T(図2参照)と、この1次側コイルに電気的に接続された1次側電子部品56とを有する。トランス56T及び1次側電子部品56が、電源基板50の第1の面51に搭載されている。
このように、比較的大きいサイズを有するトランス56T及び1次側電子部品56が、電源基板50の口金15側に配置されることにより、第2の面52側より前方側にあるスペースに、電源回路55とは異なる部品、例えば光源ユニット40及び支持ユニット20の一部を配置することができる。これにより、筐体10(あるいはベース筐体12)内の狭いスペースを有効に使用することができる。
[光源装置の電気的構成]
図11は、光源装置100の電気的構成を示すブロック図である。
光源装置100は、フィルタ53、整流平滑回路54、絶縁DC/DCコンバータ57、LED駆動回路616、オーディオAMP615、ネットワーク制御回路627及びアンテナ626を備える。商用電源150は、光源装置100の口金15を介して電源回路55に電力を供給する。このように本実施形態では、外部電源として商用電源150が用いられる。なお他の外部電源が用いられてもよい。
フィルタ53、整流平滑回路54及び絶縁DC/DCコンバータ57は、電源回路55であり、上述のように電源基板50に搭載されている。絶縁DC/DCコンバータ57には、上記したトランス56Tが含まれる。電源回路55に絶縁DC/DCコンバータ57が用いられ、1次側の回路と2次側の回路とが電気的に絶縁状態で結合される。
LED駆動回路616及びオーディオAMP615は、上述のように駆動基板61に搭載されている。LED駆動回路616は、光源ユニット40の点灯、消灯、調光、調色等の制御を行う。オーディオAMP615は、スピーカ30の駆動回路であり、スピーカ30による音声の音量、再生及びその停止等を制御する。本実施形態では、LED駆動回路616及びオーディオAMP615は、光学駆動回路及びスピーカ駆動回路としてそれぞれ機能する。
上記したように、ネットワーク制御回路627及びアンテナ626は、制御回路625の一部であり、制御基板62に搭載されている。ネットワーク制御回路627は、受信部628及びアンテナ626を介して受信した信号に基づき、その受信信号の内容情報を、LED駆動回路616及びオーディオAMP615へ出力する。
図11に示すように、電源回路55の2次側回路から、LED駆動回路616、オーディオAMP615、及びネットワーク制御回路627に、必要な所定の電力がそれぞれ供給される。それぞれの電力は、1次側回路からの電力をもとに供給される。従って、本実施形態では、電源回路55の2次側回路により、光源ユニット40の駆動用の電力、スピーカ30の駆動用の電力、及びアンテナ626の駆動用の電力がそれぞれ出力される。
(電源回路のグランド接続の構成)
図2に示すように、電源基板50の第1の面51上には、2次側のグランド接続パターン59が形成されている。このグランド接続パターン59が、ネジS1を介してヒートシンク23及びベース筐体12と導通している。すなわち、ヒートシンク23及びベース筐体12が、この電源回路55の電気的なグランドとなっている。
このように本実施形態では、絶縁型の電源回路が用いられ、その2次側の回路がグランド接続されている。したがって、EMI(Electro Magnetic Interference)等を発生させず、また、適正なEMS(Electro Magnetic Susceptibility)を得ることができ、EMC(Electro Magnetic Compatibility)の条件を満たすことができる。すなわち、本技術は、駆動基板61、アンテナ626又はネットワーク制御回路627等からの電磁波や高周波ノイズの漏れを抑制でき、また、スピーカ30からの輻射(放射)ノイズの漏れも抑制することができる。またもちろん、外来ノイズのベース筐体12内への侵入も抑制することができる。
従来、非絶縁回路を用いたLED電球が知られている。このようなLED電球では、絶縁フィルム等を用いて、機械的に絶縁構成を実現させている。すなわち本実施形態のような回路的な絶縁構成はとられない。このような状況で、LED電球に音声発信機能(スピーカ)あるいは無線受信機能(アンテナ)といった付加機能を付与した場合、EMCに対するノイズ問題が懸念となる。すなわち機械的な絶縁構成では、EMC対策が十分とならない可能性が高い。
ここでLED電球等の光源装置に付与される付加機能について述べる。
現在の電力事情や節電の動向によりLED電球の普及が強まっている。しかしながら、個別に調光することが可能な製品はまだ少ない。この背景としては、以下のようの点がある。
すなわち、従来の電球を調光するための壁スイッチなどに組み込まれている調光ボリュームは、商用電源の正弦波を位相制御し電圧をカットする区間を設ける制御になっている。このような調光器に、一般的なLED電球や電球形蛍光ランプを使用した場合、正弦波の毎サイクルごとに突入電流が流れることとなり、早期に破損してしまう。これを解決するために、例えば電圧を高力率化するためのアクティブフィルタ方式やチャージポンプ方式といった回路構成が考えられる。しかしながらこのような回路構成を採用すると、回路が大型化してしまい、製品の小型化が難しくなってしまう。
そこで既存の電球用調光器による調光ではなく、外部信号によって調光制御を行う方式が考えられる。既に赤外線リモコンによる調光制御を行うLED電球が発売されているが、この場合はリモコンが必須となってしまう。
いわゆるスマートハウスといった家全体での電化製品コントロールを考えた場合、個別にリモコンが必要ではユーティリティを向上することができない。このため、無線信号をもちいて、パソコン、スマートフォン、タブレットといった機器から調光制御をかけるニーズが増大してくるものと予想される。すなわち無線受信機能が付加された光源装置が求められる可能性が高い。
また、テレビの音声を台所で聞きたいという主婦のニーズなどから、ネットワークを利用したスピーカのニーズが高まっている。しかし、台所のような水場に新たにコンセント接続機器を増やすのは、導入障壁になり、かつ置き場所などのスペースも問題になってくる。従って音声発信機能が付加された光源装置が求められる可能性も高い。
このように電球に新たな付加機能を持たせるニーズが求められる中で、やはり問題となるのは放射ノイズをはじめとするEMC問題である。すなわち十分なEMC対策を発揮することが可能な光源装置が求められる。
上記したように本実施形態に係る光源装置100では、絶縁型の電源回路55が用いられる。そして光源ユニット40及び電源回路55を収容する筐体10に、放熱性のベース筐体12が設けられる。ベース筐体12と光源ユニット40とが熱的に接続されることで、光源ユニット40からの熱が筐体10の外部に放出される。またベース筐体12は、電源回路55が有する2次側回路と導通される。これにより電磁波等の輻射や侵入等を抑えることができる。この結果、光源ユニット40からの熱の影響を抑えながら、EMC対策も可能となる。このEMC対策は、音声発信機能等の付加機能が付与された場合でも十分に機能する。これにより、スピーカや無線通信用のアンテナ等を備えた光源装置を、高品質で提供することが可能となる。
また上記のようなEMC対策が施されることにより、本光源装置100は、いわゆるスマートハウスにも適用され得る。
また本実施形態では、グランド電位を形成する部材が、放熱部材として機能するヒートシンク23及びベース筐体12である。すなわち、ヒートシンク23及びベース筐体12は、グランド電位の形成及び放熱の両方の機能を兼ねるので、別途のグランド部材を設ける必要がなく、光源装置100の小型化に寄与する。
なお、上記したようなネジ止めの他に、はんだ接続、ラッピング、及びコネクタ接続等が用いられてもよい。すなわち、ネジ止め、はんだ接続、ラッピング、及びコネクタ接続のいずれか1つにより、2次側回路のグランドとベース筐体12とが導通されてもよい。これにより、2次側回路とベース筐体12とを十分に導通させることができる。これらの導通方法のために、グランドパターンやグランド端子等が適宜形成されてよい。またヒートシンク23を介さずに、2次側回路のグランドとベース筐体12とが導通されてもよい。その他2次側回路とベース筐体12との導通方法として、どのような方法が用いられてもよい。
(その他の実施形態)
本技術は、以上説明した実施形態に限定されず、他の種々の実施形態を実現することができる。
上記では、所定の回路としてLED駆動回路616及びオーディオAMP615を含む駆動回路を搭載した駆動基板61に挿入部612が形成される。そして当該挿入部612が、ベース筐体12の底面部122の挿入孔124に挿入される。これにより、スピーカが備えられた光源装置100において、スピーカ駆動回路としてのオーディオAMP615の温度上昇を効率的に抑えることができる。また光源駆動回路としてのLED駆動回路616の温度上昇を効率的に抑えることができる。
駆動基板61に代えて、制御基板62の一部が底面部122の挿入孔124に挿入されてもよい。これにより制御基板62と底面部122とが熱的に接続される。この結果、ネットワーク制御回路627及びアンテナ626を含む制御回路625の温度上昇を効率的に抑えることができる。なおネットワーク制御回路627は、アンテナ626を介して無線信号を受信する制御回路に相当する。
底面部に挿入される基板の数は限定されない。例えば上記実施形態において駆動基板61と制御基板62がともに底面部122に挿入されてもよい。この場合、各基板が挿入される挿入孔124が底面部122に適宜形成されればよい。
また光源装置100に、付加機能を発揮する他のデバイスが備えられてもよい。他のデバイスとは、例えばイメージセンサ、光センサ、超音波センサ、放射線センサ、温度センサ等である。これらのような所定の信号を出力するセンサが備えられてもよい。そしてセンサを駆動するセンサ駆動回路が搭載された基板の一部が、ベース筐体12の底面部122の挿入孔124に挿入されてもよい。これにより、センサ等の他のデバイスを具備する光源装置において、当該デバイスを駆動する駆動回路の温度上昇を効率的に抑えることができる。
スピーカやアンテナあるいはセンサ等のデバイスを搭載した光源装置において、光源や他のデバイス及びこれらを駆動する回路等から発生する熱の処理は重要な事項である。上記したように、本技術によれば、付加機能が付与された光源装置において、光源や他のデバイス及びこれらを駆動する回路等の温度上昇を効率的に抑えることが可能となる。このことは光源装置の小型化にも寄与する。
一方、本実施形態に係る光源装置として、光源ユニットのみを搭載したものが用いられてもよい。この光源装置においても、光源ユニット及び光源ユニットを駆動する光源駆動回路の温度上昇を効率的に抑えることができる。また電源回路を搭載した電源基板が、例えば光源装置の前後方向(z軸方向)に沿って配置され、電源基板の一部が底面部の挿入孔に挿入されてもよい。これにより電源回路の温度上昇を効率的に抑えることができる。
図12〜図16は、ベース筐体の底面部に形成される挿入孔、及び底面部に挿入される回路基板の挿入部についての変形例を説明するための図である。図12〜図16に示すように、底面部に形成される挿入孔の形状や数等は限定されず、適宜設定されてよい。
例えば図12に示すように、回路基板861の端部811の略中央に、回路基板861の長さ方向に沿って突出するように挿入部812が形成されてもよい。図13に示すように、ベース筐体820の底面部822には回路基板861の挿入部812に対応した位置に、挿入孔824が1つ形成される。
この場合、図14に示すように、基板収容ボックス850にも、挿入部812に対応した位置に貫通孔826が形成される。このように挿入部812や挿入孔824の形状、位置、数等は適宜設定されてよい。回路基板861に、挿入孔824に挿入される部分として挿入部812が形成されることで、回路基板861に搭載された回路と底面部822との熱的な接続を十分なものにすることができる。
底面部に挿入される回路基板に、挿入部が形成されなくてもよい。例えば図15に示すように、ベース筐体851の底面部852に、回路基板の端部の全体が挿入可能な大きさの挿入孔854が形成される。また図16に示すように、基板収容ボックス860に、回路基板に端部の全体を差し込むことが可能な大きさの貫通孔865が形成される。このような挿入孔854等が形成されることで、回路基板の端部の全体が貫通孔865を介して、底面部852の挿入孔854に挿入されてもよい。
底面部に形成される挿入孔の形状について、上記の実施形態や図13及び図15では、スリット形状を有する挿入孔が形成された。このように、例えば挿入される回路基板の数や位置等に合わせて、スリット形状を有する挿入孔が形成されてもよい。しかしながら図17に示すように、ベース筐体901の底面部902に、半円形状を有する挿入孔903が形成されてもよい。例えば回路基板の挿入部や回路基板の端部の全体等が挿入可能であれば、任意の形状で挿入孔が形成されてもよい。口金の内部は、比較的に低温であるので、挿入孔を大きくすることで、底面部付近の温度を下げることができる。これにより所定の回路の熱を効率よく放熱することができる。例えば底面部の温度状況や底面部の剛性等に基づいて、挿入孔の大きさや形状が適宜設定されてもよい。また挿入孔が、底面部を貫通しないように形成されてもよい。
底面部の挿入される回路基板に伝導層が形成されなくてもよい。この場合でも、基板の母材や基板に形成された回路パターン等を通じて、熱を底面部に導いて放熱することができる。
図18は、ベース筐体の底面部と、底面部に挿入される回路基板との固定方法の他の実施形態を示す模式的な断面図である。この変形例では、ベース筐体910が電源回路の2次側回路のグランドとなるように、底面部911を介して、回路基板912に搭載される回路とベース筐体910とが導通される。
この回路基板912では、回路形成層913の挿入部914にあたる部分に形成された放熱部915が、グランド接続パターンとしても機能する。このグランド接続パターンが、ネジS4を介して底面部911と導通される。図18に示すように、底面部911にはz軸方向に突出する取付部916が設けられ、この取付部916とグランド接続パターンである放熱部915とが導通される。これによりベース筐体910が、電源回路の2次側回路の電気的なグランドとなる。なおグランド接続パターンは、放熱部915とは別個に形成されてもよい。
この変形例のように、回路基板912に形成されたグランド接続パターンと底面部911とが導通されることで、ベース筐体910によりグランド電位が形成されてもよい。これにより電磁波等の輻射や侵入等を抑えることができ、またEMC対策も可能となる。
なお、上記したようなネジ止めの他に、はんだ接続、ラッピング、及びコネクタ接続等が用いられてもよい。すなわち、ネジ止め、はんだ接続、ラッピング、及びコネクタ接続のいずれか1つにより、回路基板912のグランドと底面部911とが導通されてもよい。これにより、2次側回路とベース筐体910とを十分に導通させることができる。これらの導通方法のために、グランドパターンやグランド端子等が適宜形成されてよい。その他グランドパターンと底面部911との導通方法として、どのような方法が用いられてもよい。
上記実施形態では、光源ユニット40として、点発光機能を有するLED素子45を搭載した光源ユニット40を例に挙げた。光源ユニットは、これに限られず、例えば有機または無機のEL(Electro Luminescence)素子、すなわち面発光機能を 有する光源ユニットでもよいし、あるいは、3次元状の発光機能を有するCCFL(Cold Cathode Fluorescent Lighting(Lamp))等の蛍光ランプであってもよい。
また、光源ユニット40はリング状であったが、三角以上の多角形状、あるいは、直線形状(1つまたは複数の直線状に形成されたもの)であってもよい。電源基板50もこれと同様の趣旨で他の形状であってもよい。
上記実施形態では、スピーカ30として、ダンパレススピーカを例に挙げたが、磁性流体38を用いない一般的なタイプのスピーカ30が用いられてもよい。
電源基板50の空隙領域50aは、貫通孔に代えて、切り欠きであってもよい。あるいは空隙領域50aは、貫通孔及び切り欠きの両方により形成されていてもよい。この場合、電源基板50はC字状に形成される。あるいは、電源基板50は、半リング状に形成されていてもよい。
上記実施形態では、赤外線信号の受信部628が、制御基板62に搭載されていたが、駆動基板61に搭載されていてもよい。あるいは、上記リモートコントローラからの赤外線信号の受信部628は、必ずしも設けられる必要はない。
図2に示す、口金15と底面部122と間に設けられる絶縁リング16が、放熱性の高い材料で形成されてもよい。これにより底面部122における熱の放熱性が向上する。
以上説明した各形態の特徴部分のうち、少なくとも2つの特徴部分を組み合わせることも可能である。
なお、本技術は以下のような構成も採ることができる。
(1)光源ユニットと、
所定の回路を搭載した回路基板と、
前記光源ユニット及び前記回路への電力の供給に用いられる口金と、
前記光源ユニットを覆う透光性カバーと、
前記口金と絶縁体を介して接続される接続部と、前記接続部と前記回路との熱的な接続のために前記接続部に形成され前記回路基板の少なくとも一部が挿入される挿入孔とを有し、前記光源ユニットと熱的に接続される放熱性のベース筐体と
を有し前記光源ユニットと前記回路基板とを収容する筐体と
を具備する電球型光源装置。
(2)(1)に記載の電球型光源装置であって、
前記回路基板は、前記回路の熱を前記接続部へ導く伝導層を有する
電球型光源装置。
(3)(2)に記載の電球型光源装置であって、
前記伝導層は、前記回路基板に中間層として形成される
電球型光源装置。
(4)(1)から(3)のうちいずれか1つに記載の電球型光源装置であって、
前記回路基板は、前記挿入孔に挿入される部分が接着剤により前記接続部に固定される
電球型光源装置。
(5)(1)から(4)のうちいずれか1つに記載の電球型光源装置であって、
前記回路基板は、前記挿入孔に挿入される部分として形成された挿入部を有する
電球型光源装置。
(6)(1)から(5)のうちいずれか1つに記載の電球型光源装置であって、
スピーカをさらに具備し、
前記所定の回路は、前記スピーカを駆動するスピーカ駆動回路を含む
電球型光源装置。
(7)(1)から(6)のうちいずれか1つに記載の電球型光源装置であって、
前記所定の回路は、前記光源ユニットを駆動する光源駆動回路を含む
電球型光源装置。
(8)(1)から(7)のうちいずれか1つに記載の電球型光源装置であって、
無線通信用のアンテナをさらに具備し、
前記所定の回路は、前記アンテナを介して無線信号を受信する制御回路を含む
電球型光源装置。
(9)(1)から(8)のうちいずれか1つに記載の電球型光源装置であって、
所定の信号を出力するセンサをさらに具備し、
前記所定の回路は、前記センサを駆動するセンサ駆動回路を含む
電球型光源装置。
(10)(1)から(9)のうちいずれか1つに記載の電球型光源装置であって、
空隙領域を有し、外部電源と接続される電源回路を搭載した電源基板をさらに具備し、
前記回路基板は、前記電源基板の空隙領域に前記電源基板と垂直に交差するように配置される
電球型光源装置。
(11)(10)に記載の電球型光源装置であって、
前記電源回路は、前記外部電源に接続される1次側回路と、前記1次側回路と絶縁状態で結合され前記回路に電力を供給する2次側回路とを有し、
前記回路は、前記ベース筐体が前記2次側回路のグランドとなるように、前記接続部を介して前記ベース筐体と導通される
電球型光源装置。
(12)(1)から(9)のうちいずれか1つに記載の電球型光源装置であって、
前記所定の回路は、外部電源に接続される電源回路を含む
電球型光源装置。
(13)(1)から(12)のうちいずれか1つに記載の電球型光源装置であって、
前記ベース筐体は、前記接続部を底面部とした容器形状を有する
電球型光源装置。
(14)(1)から(13)のうちいずれか1つに記載の電球型光源装置であって、
前記挿入孔は、スリット形状を有する
電球型光源装置。
(15)(1)から(14)のうちいずれか1つに記載の電球型光源装置であって、
前記ベース筐体は、比較的高い熱伝導率を有する金属材料からなる
電球型光源装置。
(16)(1)から(15)のうちいずれか1つに記載の電球型光源装置であって、
前記光源ユニットは、光源要素として、LED(Light Emitting Diode)、またはEL(Electro Luminescence)素子を有する
電球型光源装置。
10…筐体
11…透光性カバー
12、820、851、901、910…ベース筐体
15…口金
30…スピーカ
40…光源ユニット
50…電源基板
50a…空隙領域
55…電源回路
61…駆動基板
61…駆動回路
62…制御基板
72…伝導層
75…接着剤
100…電球型光源装置
122、822、852、902、911…底面部
124、824、903…挿入孔
150…商用電源
612、812、854、914…挿入部
615…オーディオAMP
616…LED駆動回路
625…制御回路
626…アンテナ
627…ネットワーク制御回路
861、912…回路基板

Claims (16)

  1. 光源ユニットと、
    所定の回路を搭載した回路基板と、
    前記光源ユニット及び前記回路への電力の供給に用いられる口金と、
    前記光源ユニットを覆う透光性カバーと、
    前記口金と絶縁体を介して接続される接続部と、前記接続部と前記回路との熱的な接続のために前記接続部に形成され前記回路基板の少なくとも一部が挿入される挿入孔とを有し、前記光源ユニットと熱的に接続される放熱性のベース筐体と
    を有し前記光源ユニットと前記回路基板とを収容する筐体と
    を具備する電球型光源装置。
  2. 請求項1に記載の電球型光源装置であって、
    前記回路基板は、前記回路の熱を前記接続部へ導く伝導層を有する
    電球型光源装置。
  3. 請求項2に記載の電球型光源装置であって、
    前記伝導層は、前記回路基板に中間層として形成される
    電球型光源装置。
  4. 請求項1に記載の電球型光源装置であって、
    前記回路基板は、前記挿入孔に挿入される部分が接着剤により前記接続部に固定される
    電球型光源装置。
  5. 請求項1に記載の電球型光源装置であって、
    前記回路基板は、前記挿入孔に挿入される部分として形成された挿入部を有する
    電球型光源装置。
  6. 請求項1に記載の電球型光源装置であって、
    スピーカをさらに具備し、
    前記所定の回路は、前記スピーカを駆動するスピーカ駆動回路を含む
    電球型光源装置。
  7. 請求項1に記載の電球型光源装置であって、
    前記所定の回路は、前記光源ユニットを駆動する光源駆動回路を含む
    電球型光源装置。
  8. 請求項1に記載の電球型光源装置であって、
    無線通信用のアンテナをさらに具備し、
    前記所定の回路は、前記アンテナを介して無線信号を受信する制御回路を含む
    電球型光源装置。
  9. 請求項1に記載の電球型光源装置であって、
    所定の信号を出力するセンサをさらに具備し、
    前記所定の回路は、前記センサを駆動するセンサ駆動回路を含む
    電球型光源装置。
  10. 請求項1に記載の電球型光源装置であって、
    空隙領域を有し、外部電源と接続される電源回路を搭載した電源基板をさらに具備し、
    前記回路基板は、前記電源基板の空隙領域に前記電源基板と垂直に交差するように配置される
    電球型光源装置。
  11. 請求項10に記載の電球型光源装置であって、
    前記電源回路は、前記外部電源に接続される1次側回路と、前記1次側回路と絶縁状態で結合され前記回路に電力を供給する2次側回路とを有し、
    前記回路は、前記ベース筐体が前記2次側回路のグランドとなるように、前記接続部を介して前記ベース筐体と導通される
    電球型光源装置。
  12. 請求項1に記載の電球型光源装置であって、
    前記所定の回路は、外部電源に接続される電源回路を含む
    電球型光源装置。
  13. 請求項1に記載の電球型光源装置であって、
    前記ベース筐体は、前記接続部を底面部とした容器形状を有する
    電球型光源装置。
  14. 請求項1に記載の電球型光源装置であって、
    前記挿入孔は、スリット形状を有する
    電球型光源装置。
  15. 請求項1に記載の電球型光源装置であって、
    前記ベース筐体は、20W/(m・K)以上の熱伝導率を有する金属材料、導電性の樹脂、又は導電性のセラミックからなる
    電球型光源装置。
  16. 請求項1に記載の電球型光源装置であって、
    前記光源ユニットは、光源要素として、LED(Light Emitting Diode)、またはEL(Electro Luminescence)素子を有する
    電球型光源装置。
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