JP5906466B2 - 通信装置および通信方式の判定方法 - Google Patents

通信装置および通信方式の判定方法 Download PDF

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Description

本発明は、通信ネットワークにおいて、異なる通信方式のデータを受信した場合に、当該受信データの通信方式を判別する通信装置および通信方式の判定方法に関するものである。
IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11標準や802.15.4標準に代表される無線通信ネットワークは、一般的に、親機となる無線通信装置(以降、制御装置と称する)と複数台の子機となる無線通信装置(以降、端末装置と称する)とを含む。
このような無線通信ネットワークでは、例えば、宅内ネットワークの用途において、802.11標準の通信方式と802.15.4標準の通信方式とが混在するネットワークが想定され得る。例えば、テレビなどのAV(Audio Visual)機器およびパソコンは802.11標準で通信し、エアコンおよび冷蔵庫などの白物家電は802.15.4標準で通信する場合が想定される。また、他にも、初代発売商品の旧型の通信方式と、最新機種商品の新しい通信方式とが混在する無線通信ネットワークも想定される。
こうした、異なる通信方式が混在する無線通信ネットワークにおいて、通信方式の数だけ、制御装置の設置台数を増やすのではなく、図15に示すように、全ての通信方式に対応した制御装置を1台設置することがコスト、運用、及び、メンテナンスの観点で望ましい。
しかしながら、制御装置208は、通信方式Aの端末装置202a,202b、および、通信方式Bの端末装置209a,209bのどちらの端末装置がどのタイミングでフレームを送信するか分からないため、常に同時に異なる通信方式を待ち受ける必要がある。
このような問題に対して、特許文献1では、共通の同期信号を利用して、異なる通信方式のデータを受信する技術が開示されている。
図16は、制御装置225が、通信方式Aで端末装置226aと通信し、通信方式Bで端末装置226bと通信するネットワーク構成図である。端末装置226aが送信するフレームは、同期信号1、ヘッダ1、および、ペイロード1で構成され、端末装置226bが送信するフレームは、同期信号1、ヘッダ1、同期信号2、ヘッダ2、および、ペイロード2で構成される。ここで、例えば、同期信号とはPLCP(Physical Layer Convergence Protocol)プリアンブル、ヘッダとはPLCPヘッダ、ペイロードとはPSDU(PLCP Service Data Unit)などである。
端末装置226bが送信するフレームは、必ず通信方式Aの同期信号1およびヘッダ1が先頭フレームに付与される。換言すれば、特許文献1に記載の技術では、通信方式は異なるが、先頭に共通の同期信号1およびヘッダ1がフレームとして構成される。ヘッダ1には、ヘッダ1以降に後続するデータの情報が入っている。このため、制御装置225は、常に通信方式Aでデータの受信待ち受けを行い、受信したデータの同期信号1で同期判定を行う。そして、制御装置225は、通信方式Aに対応するヘッダ1を解析することで、受信データが通信方式A及び通信方式Bのいずれであるかを判定することができる。
特許第4697068号
しかしながら、上記従来技術では、受信データの通信方式が異なる場合に、制御装置225は受信したフレームの中に共通の同期信号が含まれる場合には異なる通信方式のフレームを同時に待ち受けることができるが、フレームの中に共通の同期信号が含まれない場合には異なる通信方式のフレームを同時に待ち受けることができない。これは多種多様な通信方式の共存を図る上で制約事項となる。
そこで、本発明は、フレームの中に各通信方式に共通の同期信号を設定することなく異なる通信方式のフレームを受信できる通信装置および通信方式の判別方法を提供する。
本発明の一態様に係る通信装置は、通信ネットワークを介して、第1の通信方式および第2の通信方式の少なくともいずれか1方に対応する信号を受信する通信装置であって、前記信号には、各通信方式に対応した同期情報が含まれており、前記通信装置は、前記第1の通信方式に対応するチャネルの周波数帯、および、前記第2の通信方式に対応するチャネルの周波数帯の少なくとも一部が重複する周波数帯で前記信号を待ち受ける受信部と、前記受信部で受信された信号に含まれる前記同期情報を用いて当該信号の同期確立が可能か否かを判定する同期判定部と、前記同期情報を用いて、前記第1の通信方式および前記第2の通信方式のいずれか1方の通信方式の前記同期確立が可能な場合は、当該1方の通信方式を用いて前記信号の受信処理を行い、前記1方の通信方式で前記同期確立が不可能な場合であって、且つ、前記同期情報を用いて前記他方の通信方式の前記同期確立が可能な場合は、当該他方の通信方式を用いて前記信号の受信処理を行う方式判定部と、を備える。
本態様によると、フレームの中に各通信方式に共通の同期信号を別途フレームの中に設定することなく、各通信方式に対応する同期信号を用いて異なる通信方式のフレームを受信できる。そのため、フレームのヘッダのデータ量を削減できる。
図1は、実施の形態1におけるネットワーク構成の一例を示す図である。 図2(a)は、実施の形態1における通信方式Aと通信方式Bのパラメータの一例を示す表であり、図2(b)は、フレーム構成の一例を示す図である。 図3は、実施の形態1における通信方式Aと通信方式Bのスペクトラム信号を示す図である。 図4は、実施の形態1における制御装置の構成を示すブロック図である。 図5は、実施の形態1における制御装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 図6は、実施の形態1における制御装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 図7は、実施の形態1における動作の流れを示すフローチャートである。 図8は、実施の形態1の変形例1における通信方式Aと通信方式Bのスペクトラム信号を示す図である。 図9は、実施の形態1の変形例1における動作の流れを示すフローチャートである。 図10は、実施の形態2におけるネットワークシステムの周波数チャネルの一例を示す図である。 図11は、実施の形態2における制御装置の構成を示すブロック図である。 図12は、実施の形態2におけるチャネルリストのメモリ構成の一例を示す表である。 図13は、実施の形態2における動作の流れを示すフローチャートである。 図14は、実施の形態2における動作を示すシーケンス図である。 図15は、複数の通信方式が共存するネットワーク構成の一例を示す図である。 図16は、特許文献1に開示される複数の通信方式を共存させるフレーム構成とそのネットワーク構成を示す図である。
(1)実施の形態に係る通信装置は、通信ネットワークを介して、第1の通信方式および第2の通信方式の少なくともいずれか1方に対応する信号を受信する通信装置であって、前記第1の通信方式に対応するチャネルの周波数帯、および、前記第2の通信方式に対応するチャネルの周波数帯の少なくとも一部が重複する周波数帯で前記信号を待ち受ける受信部と、前記受信部で受信された信号に含まれる前記同期情報を用いて当該信号の同期確立が可能か否かを判定する同期判定部と、前記同期情報を用いて、前記第1の通信方式および前記第2の通信方式のいずれか1方の通信方式の前記同期確立が可能な場合は、当該1方の通信方式を用いて前記信号の受信処理を行い、前記1方の通信方式で前記同期確立が不可能な場合であって、且つ、前記同期情報を用いて前記他方の通信方式の前記同期確立が可能な場合は、当該他方の通信方式を用いて前記信号の受信処理を行う方式判定部と、を備える。
(2)(1)において、前記第1の通信方式に対応するチャネルの周波数帯が、前記第2の通信方式に対応するチャネルの周波数帯の帯域内に含まれている場合、前記同期判定部は、前記同期情報を用いて、前記第1の通信方式の同期確立が可能か否かの前記判定を行った後、当該同期確立が不可能な場合に、前記第2の通信方式の同期確立が可能か否かの前記判定を行う、としても構わない。
(3)(1)または(2)において、前記同期判定部は、各通信方式に対応する中心周波数を用いて前記判定を行う、としても構わない。
(4)(1)〜(3)において、前記受信部が受信する前記信号には、さらにデータペイロードが含まれており、前記方式判定部は、前記信号が前記第1の通信方式および前記第2の通信方式のいずれかに対応する中心周波数で同期が確立された場合、当該信号に含まれる前記データペイロードの受信処理を行う、としても構わない。
(5)(1)〜(4)のいずれか一つにおいて、前記方式判定部は、前記第2の通信方式に対応する中心周波数で前記信号の同期が確立されない場合、前記信号の受信処理を中止する、としても構わない。
(6)(1)〜(5)のいずれか一つにおいて、前記同期情報は、ビット同期情報およびフレーム同期情報から構成され、前記同期判定部は、前記ビット同期情報を用いてビット同期判定を行い、その後、前記フレーム同期情報を用いてフレーム同期判定を行い、ビット同期とフレーム同期の両方が確立された場合に前記信号の同期が確立したと判定する、としても構わない。
(7)(1)から(6)のいずれか一つにおいて、さらに、前記第1の通信方式および前記第2の通信方式のいずれか1方の通信方式に対応するチャネルを変更するに応じて、他方の通信方式に対応するチャネルを変更するチャネル制御部であって、前記変更後における前記第1の通信方式および前記第2の通信方式に対応するチャネルの周波数帯が少なくとも一部重複するように前記チャネルを変更するチャネル制御部を備える、としても構わない。
(8)(7)において、さらに、前記第1の通信方式および前記第2の通信方式に対応するチャネルの周波数帯が少なくとも一部重複するように、各々の通信方式のチャネルを組み合わせたチャネルリスト記憶部を備え、前記チャネル制御部は、前記チャネルリスト記憶部を参照することにより前記チャネルを変更する、としても構わない。
(9)(1)から(8)のいずれか一つにおいて、前記第2の通信方式の伝送帯域幅は、前記第1の通信方式の伝送帯域幅の整数倍である、としても構わない。
(10)(9)において、前記第1の通信方式の伝送帯域幅は200kHzであり、前記第2の通信方式の伝送帯域幅は400kHzである、としても構わない。
(11)(1)から(10)のいずれか一つにおいて、前記通信ネットワークは、無線通信ネットワークで構成される、としても構わない。
(12)実施の形態に係る信号受信方法は、通信ネットワークを介して異なる通信方式の信号を受信する通信装置の信号受信方法であって、前記信号には、各通信方式に対応した同期情報が含まれており、前記信号受信方法は、前記第1の通信方式に対応するチャネルの周波数帯、および、前記第2の通信方式に対応するチャネルの周波数帯の少なくとも一部が重複する周波数帯で前記信号を待ち受ける受信ステップと、前記受信ステップで受信された信号に含まれる前記同期情報を用いて当該信号の同期確立が可能か否かを判定する同期判定ステップと、前記同期情報を用いて、前記第1の通信方式および前記第2の通信方式のいずれか1方の通信方式の前記同期確立が可能な場合は、当該1方の通信方式を用いて前記信号の受信処理を行い、前記1方の通信方式で前記同期確立が不可能な場合であって、且つ、前記同期情報を用いて前記他方の通信方式の前記同期確立が可能な場合は、当該他方の通信方式を用いて前記信号の受信処理を行う方式判定ステップと、を有する。
(13)実施の形態に係る集積回路は、通信ネットワークを介して、第1の通信方式および第2の通信方式の少なくともいずれか1方に対応する信号を受信する通信装置であって、前記信号には、各通信方式に対応した同期情報が含まれており、前記集積回路は、前記第1の通信方式に対応するチャネルの周波数帯、および、前記第2の通信方式に対応するチャネルの周波数帯の少なくとも一部が重複する周波数帯で前記信号を待ち受ける受信部と、前記受信部で受信された信号に含まれる前記同期情報を用いて当該信号の同期確立が可能か否かを判定する同期判定部と、前記同期情報を用いて、前記第1の通信方式および前記第2の通信方式のいずれか1方の通信方式の前記同期確立が可能な場合は、当該1方の通信方式を用いて前記信号の受信処理を行い、前記1方の通信方式で前記同期確立が不可能な場合であって、且つ、前記同期情報を用いて前記他方の通信方式の前記同期確立が可能な場合は、当該他方の通信方式を用いて前記信号の受信処理を行う方式判定部と、を備える。
(14)実施の形態に係るプログラムは、通信ネットワークを介して異なる通信方式の信号を受信する通信装置が実行する、信号受信処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、前記信号には、各通信方式に対応した同期情報が含まれており、前記信号受信処理は、前記第1の通信方式に対応するチャネルの周波数帯、および、前記第2の通信方式に対応するチャネルの周波数帯の少なくとも一部が重複する周波数帯で前記信号を待ち受ける受信ステップと、前記受信ステップで受信された信号に含まれる前記同期情報を用いて当該信号の同期確立が可能か否かを判定する同期判定ステップと、前記同期情報を用いて、前記第1の通信方式および前記第2の通信方式のいずれか1方の通信方式の前記同期確立が可能な場合は、当該1方の通信方式を用いて前記信号の受信処理を行い、前記1方の通信方式で前記同期確立が不可能な場合であって、且つ、前記同期情報を用いて前記他方の通信方式の前記同期確立が可能な場合は、当該他方の通信方式を用いて前記信号の受信処理を行うステップと、を有する。
以下、本発明の各実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における無線通信ネットワークの構成例を示した図である。図1において、制御装置1は、端末装置2および端末装置3それぞれと異なる通信方式で通信する。制御装置1は、端末装置2a、および、端末装置2bと、通信方式Aで通信する。また制御装置1は、端末装置3a、および、端末装置3bと、通信方式Bで通信する。
端末装置2および端末装置3は、例えば、冷蔵庫およびテレビ等の家電機器、IHクッキングヒータ等の熱源機器、或いは、電気自動車等の電気駆動機器である。なお、図1において、制御装置1と通信する端末装置2および端末装置3の台数は1例であり、この台数に限られない。
図2は、実施の形態1における通信方式Aおよび通信方式Bの使用の一例である。図2(a)において、通信方式Aは、ビットレートが50kbps、中心周波数が924.0MHz、帯域幅(或いは、伝送帯域幅)が200kHzとする。通信方式Bは、ビットレートが100kbps、中心周波数が924.1MHz、帯域幅が400kHzとする。ただし、この3つの条件は一例を示したものであり、他にも変調方式の差異、データホワイトニングの対応の差異など、さらに他の項目があっても良い。
図2(b)は、通信方式Aおよび通信方式Bのフレーム構成の1例である。
通信方式Aのフレームは同期信号4a、ヘッダ5a、および、ペイロード6aを含む。通信方式Bのフレームは同期信号4b、ヘッダ5b、および、ペイロード6bを含む。また同期信号4aおよび同期信号4bは異なるビットパターンとする。なお、同期信号4aおよび同期信号4bを、同じビットパターンとしても良い。
ここで、例えば、同期信号とはプリアンブル信号またはSFD(Start of Frame Delimiter)やSynchronization Wordであり、ヘッダとはPHR(Physical Layer Header)であり、ペイロードとはPSDUとする。
図3は、実施の形態1における通信方式Aおよび通信方式Bのスペクトラム信号を周波数軸で表記したものである。ここで図3における通信方式Aの単位チャネルを7a、通信方式Bの単位チャネルを7bと定義する。
図3に示すように、実施の形態1において、通信方式Aの周波数帯および通信方式Bの周波数帯が重複する周波数領域が存在する。通信方式Aの中心周波数は図3の周波数8aとなり、通信方式Bの中心周波数は、図3の周波数8bとなる。また重複する周波数帯を重複周波数帯9a、重複しない周波数帯を非重複周波数9bと定義する。なお、これら各通信方式の周波数帯は、重複するように、予め運用システムとして定められているものとする。
図4は、実施の形態1における制御装置1の機能ブロックの一例を示した図である。制御装置1は、アンテナ11、受信部14、方式判定部15、および、応用処理部16を備える。制御装置1は、アンテナ11を介して端末装置2および端末装置3と無線通信する。
受信部14は、復調部12、レベル検出部25、および、同期判定部13を備える。
復調部12は、アンテナ11を介して受信したデータを復調する。
レベル検出部25は、受信したデータの信号強度を計測する機能と、その計測した信号強度の閾値判定をする機能とを有する。レベル検出部25の一例として、CCA(Clear Channel Assessment)、CS(Carrier Sense)、および、ED(Energy Detect)などがある。
同期判定部13は、受信信号のビットパターンを検出し、同期を確立する。なお、同期を確立するとは、例えば、データの先頭を検出することである。
なお、同期確立の具体的な方法としては、ビット単位で同期確立を行うビット同期、或いは、予め決められたフレーム同期パターンで同期を確立するフレーム同期、などがある。またビット同期とフレーム同期を組み合わせて使用することも可能である。
また、受信部14は、復調部12、同期判定部13、および、レベル検出部25の他に、ビットレートを設定する機能、および、周波数を設定する機能などを有してもよい。受信部14の一例として、IEEE802.15.4、或いは、その他の無線通信方式の物理層(Physical Layer)の機能がある。
方式判定部15は、同期判定部13の機能を用いて、受信部12で受信されたデータが、通信方式A或いは通信方式Bのいずれであるかを判定する。この方式判定部15の詳細については、図9のフローチャートを用いて後述する。
応用処理部16は、受信部14で受信されたデータのアプリケーション処理を実施する。アプリケーション処理とは、各端末装置から送信されたデータ内容を分析する処理であり、例えば、MAC(Media Access Control)ヘッダ、MACペイロードの解析部などがこれにあたる。
図5は、実施の形態1における制御装置1のハードウェア構成の一例を示した図である。
無線IC17は、無線通信の変調、および、復調などの機能を行う集積回路である。
MCU18は、マイクロコントローラであり、内部にCPUコア、ROM、RAMなどのメモリ、外部インターフェースであるI/Oと搭載した集積回路である。
なお、図4の方式判定部15、および、応用処理部16が図5のMCU18に実装される。受信部14が無線IC17に実装される。なお、レベル検出部25はMCU18に実装される場合もある。
なお、図6に示すように、無線IC17およびMCU18が一体化された集積回路(MCU19)としてもよい。
以上、実施の形態1に係るネットワーク構成および制御装置1の構成について説明した。
以下、実施の形態1に係る制御装置1の動作について説明する。
図7は、実施の形態1における制御装置1が端末装置2および端末装置3からデータを受信する際における通信方式判定方法を示すフローチャートである。
まず制御装置1は、常時、通信方式Aの中心周波数(図3の周波数8a)で、受信待ち受けを行う(S31)。また常時、レベル検出部25は、受信データの信号強度が、特定の閾値を超えるか否かを確認する(S32)。
S32において、受信データの信号強度が閾値を超えている場合(S32のYes)、同期判定部13は、一定期間内で、通信方式Aに基づいて同期判定を行う。即ち、同期判定部13は、通信方式Aに基づいて同期信号4aのビットパターンが検出可能か否かを判定する(S33)。
S33において、同期確立した場合(S33のYes)、即ち、同期信号4aのビットパターンを検出できた場合、方式判定部15は、受信データの通信方式が通信方式Aと判断する(S34)。
その後、制御装置1は、通信方式Aとして、引き続きヘッダ5aの解析およびペイロード6aの解析などの受信処理に移行する(S38)。
一方、S33において、一定期間内の同期判定で同期確立しなかった場合(S33のNo)、方式判定部15は、受信データの通信方式が通信方式Bと判断する(S35)。
その後、方式判定部15は、通信方式Bのビットレートおよび中心周波数(図3の周波数8b)などの設定値を受信部14に設定する(S36)。
続いて、同期判定部13は、一定期間内で、通信方式Bに基づいて同期判定を行う。即ち、通信方式Bに基づいて同期信号4bのビットパターンが検出可能か否かを判定する(S37)。
S37において、同期確立した場合(S37のYes)、即ち、同期信号4bのビットパターンを検出できた場合、続いて、制御装置1は、通信方式Bとして、引き続きヘッダ5bの解析、ペイロード6bの解析などの受信処理に移行する(S38)。
一方、S37において、一定期間内の同期判定で同期確立しなかった場合(S37のNo)、方式判定部15は、受信データが、通信方式Aおよび通信方式Bのいずれの方式にも対応しないと判断し(例えば、受信データが雑音信号であると判断し)、データの受信を中断する(S39)。
本実施の形態によると、制御装置1が、通信方式A(周波数帯の狭い方式)に基づいてデータを待ち受け、通信方式の分からない受信データの開始を、受信データの信号強度に基づいて検出する。その後、制御装置1が、通信方式Aおよび通信方式Bのそれぞれの同期判定を行うことで、受信データの通信方式を判別する。
これにより、フレームの中に各通信方式に共通の同期信号を別途フレームの中に設定することなく、各通信方式に対応する同期信号を用いて異なる通信方式のフレームを受信できる。そのため、フレームのヘッダのデータ量を削減できる。その結果、フレームの伝送時間を短縮でき、無線周波数の利用効率を向上できる。
[変形例]
次に、本発明の実施の形態1の変形例を説明する。
図8は、本発明の実施の形態1の変形例として、通信方式Aおよび通信方式Bのスペクトラム信号を、周波数軸で表記したものである。図3との違いは、通信方式Aおよび通信方式Bの重複する周波数帯が異なる点である。具体的には、図3では、通信方式Aの周波数帯の全てが通信方式Bの周波数帯に含まれていた。一方、図8に示すように、本変形例1では、通信方式Aの周波数帯の少なくとも1部が通信方式Bの周波数帯に含まれない領域(図8の21c)が存在する点で実施の形態1と異なる。
ここで、図8における通信方式Aの単位チャネルを20a、通信方式Bの単位チャネルを20bと定義する。通信方式Aの中心周波数は周波数22aとなり、通信方式Bの中心周波数は周波数22bとなる。また、2つの通信方式の間で重複する周波数帯を重複周波数帯21a、重複しない周波数帯を非重複周波数として、高い方の非重複周波数帯を21b、低い方の非重複周波数帯を21cと定義する。
図9は、本発明の実施の形態1の変形例における受信データの通信方式判定方法を示すフローチャートである。図7で述べた各処理と同一のものは、同じ番号を付与し、ここでは説明を省略する。
まず制御装置1は、常時、通信方式Aおよび通信方式Bの周波数帯が重複する周波数領域(図8の重複周波数帯21a)で、受信待ち受けを行う(S45)。また常時、レベル検出部25により受信データの信号強度が、ある特定の閾値を超えるか否かを確認する(S32)。
S32において、信号強度が閾値を超えている場合(S32のYes)、方式判定部15は、通信方式Aのビットレートおよび中心周波数(図8の周波数22a)などの設定値を受信部14に設定する(S46)。
続いて、同期判定部13は、一定期間内で、通信方式Aに基づいて同期判定を行う。具体的には、通信方式Aに基づいて同期信号4aのビットパターンが検出可能か否かを判定する(S33)。
以降の処理S34からS39は、図7の同一番号と同じ処理であり、説明を省略する。
本実施の形態1の変形例によると、2つの通信方式のスペクトラム信号が一部分のみ重複していれば、制御装置1が、その重複周波数帯で、通信方式の分からない受信データの開始を、受信データの信号強度に基づいて検出した後、通信方式Aおよび通信方式Bのそれぞれの同期判定を行うことで、受信データの通信方式を判別することが可能となる。
なお、本発明の実施の形態1は通信方式Aおよび通信方式Bの2つの通信方式の判定方法としたが、本発明が適用可能な実施の形態はこれに限定されず、さらに通信方式Cなどの3つ以上の通信方式を判定することも可能である。これにより、本発明の制御装置は、2つ以上の複数の通信方式の同時待ち受けを実現することができる。
なお、本発明の実施の形態1の各通信方式に対する同期信号を、ビット同期信号およびフレーム同期信号を組み合わせて構成してもよい。この場合、制御装置は、初めに、ビット同期信号を用いて、ビット同期判定を行う。ビット同期が確立されると、続いて、フレーム同期信号を用いて、フレーム同期判定を行う。ビット同期確立、およびフレーム同期確立の両方が成立すると、同期が確立した、と判断することも可能である。これにより、本発明の制御装置は、各種同期信号の組み合わせや、各種同期判定方法に限定されずに、複数の通信方式の同時待ち受けを実現することができる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、制御装置が、通信方式の分からない受信データの開始を、受信信号強度の閾値判定で検出すると、通信方式Aおよび通信方式Bのそれぞれの同期判定を行うことで、受信データの通信方式を判別することが可能となる。
一方、実施の形態2では、受信データの通信方式を判別方法だけでなく、周波数チャネルの変更方法について説明する。
本実施の形態2におけるネットワーク構成は、実施の形態1の図1と同様であり、ここでは説明を省略する。
図10は本実施の形態2におけるネットワークシステムでの使用可能な周波数チャネルの一例を示す。通信方式Aは、Ch1、Ch3、Ch5を使用可能であり、通信方式Bは、Ch11、Ch12、Ch13を使用可能とする。また全ての周波数チャネルのスペクトラム信号の関係は、図10の通りとする。
即ち、通信方式AのCh1、Ch3、Ch5の各チャネルの周波数の開始値と、通信方式BのCh11、Ch12、Ch13の各チャネルの周波数の開始値とがそれぞれ対応して設定される。
ただし、通信方式Aおよび通信方式Bの対応するチャネル間(例えば、CH1およびCh11)において、周波数の開始値は必ずしも一致していなくてもよい。また、対応するチャネル間において、通信方式Aの周波数の終了値と通信方式Bの中心周波数とが一致していなくても良い。
また通信方式AのCh2、CH4、CH6は空きチャネルとする。なお、これらの周波数チャネルの割り当ては、予め運用システムとして定められているものとする。
また、図10において、通信方式Aの空きチャネルのチャネル数が1つの場合を例に示しているが、本実施の形態2はこの場合に限らない。通信方式Aおよび通信方式Bの各チャネルが対応していれば、空きチャネルは複数設けられても良い。また、このとき、通信方式Bにも空きチャネルを設けても良い。
図11は、本発明の実施の形態2における制御装置1の機能ブロックの一例を示した図である。
図4で述べた各ブロックと同一の機能を有するものは、同じ番号を付与し、ここでは説明を省略する。
応用処理部101は、データのアプリケーション処理を実施する機能を有する。端末装置から送信されたデータ内容を分析する処理であり、例えば、MAC(Media Access Control)ヘッダ、MACペイロードの解析部などがこれにあたる。他にも、周波数チャネル変更の指示を受け付ける機能を有する。
送信部102は、送信すべきデータを変調する機能などのデータを送信する機能を有する。
チャネル制御部103は、応用処理部101の指示に応じて、周波数チャネルを変更する機能を有する。尚、チャネル制御部103の詳細な動作は、図13の動作フローチャートを用いて、後述する。
チャネルリスト104は、通信方式Aの周波数チャネルと、通信方式Bの周波数チャネルの関係を、チャネル選択パターンとして、関係付けたテーブルである。尚、このチャネルリスト104の詳細は、図12にて後述する。
本実施の形態2におけるハードウェア構成は、実施の形態1の図5および図6と同様であり、ここでは説明を省略する。
図12は、図11に示すチャネルリスト104のメモリ構造の一例を示した図である。チャネルリスト104には、チャネル選択パターンごとに、通信方式Aおよび通信方式Bの周波数チャネルが記憶されている。例えば、チャネル選択パターン1では、通信方式AがCh1、通信方式BがCh11となる。
図13は、本発明の実施の形態2における周波数チャネル変更方法の動作を示すフローチャートである。
図14は、本発明の実施の形態2における周波数チャネル変更方法の動作を示すシーケンスチャートである。
チャネル変更の一例として、現状、通信方式AはCh1、通信方式BはCh11で動作中であり、異なるチャネルに変更する例を説明する。
チャネル制御部103は、応用処理部101から、どちらかの指定の通信方式のチャネル変更要求を受ける(図13のS110)。ここでは、一例として、通信方式AをCh3に変更する要求とする。
まずチャネル制御部103は、通信方式Aで通信する端末装置2a、2bに対して、通信方式AをCh1からCh3に変更するための、チャネル変更フレームを、送信部102経由で、送信する(図13のS111、図14の121)。送信方法は、端末装置2a、2bに対してユニキャスト送信であってもよいし、一斉同報送信であってもよい。
続いて、チャネル制御部103は、図12に示すチャネルリスト104を参照して、通信方式AのCh3に対応するチャネル選択パターンを調べて、選択する(図13のS112)。その結果、チャネル選択パターン2であり、また変更すべき通信方式Bの周波数チャネルは、Ch12と分かる。
続いて、チャネル制御部103は、通信方式Bで通信する端末装置3a、3bに対して、通信方式BをCh11からCh12に変更するための、チャネル変更フレームを、送信部102経由で、送信する(図13のS113、図14の122)。送信方法は、端末装置3a、3bに対してユニキャスト送信であってもよいし、一斉同報送信であってもよい。
以上、本実施の形態2によると、通信方式Aおよび通信方式Bのいずれか1方の通信方式に対応するチャネルを変更するに応じて、他方の通信方式に対応するチャネルを変更する。このとき、変更後における通信方式Aおよび通信方式Bに対応するチャネルの周波数帯が少なくとも一部重複するように他方の通信方式のチャネルを変更する。
これにより、例えば、ある特定の周波数チャネルにおいて、ノイズ影響で通信誤り率が高い場合、他の周波数チャネルに変更することで、ノイズ影響を回避することができる。その結果、運用時のメンテナンス性を向上できる。
なお、本発明の実施の形態1、実施の形態2における通信は、無線通信だけに限らず、電力線(電灯線)、電話線、同軸ケーブル、光ケーブルなどの有線通信でも構わない。またEthernet(登録商標)、USB(Universal Serial Bus)、HDMI(High−Definition Multimedia Interface)(登録商標)、IEEE1394などの通信インターフェースでも構わない。これらにより本発明の制御装置は各種伝送メディアで通信することができる。
なお、本願の実施の形態1、実施の形態2のそれぞれの処理順序を入れ替えて、或いは組み合わせて、新たな構成とすることも可能である。例えば、実施の形態2の制御装置の動作フローチャート(図13)は、この処理順序に限定されず、S111の処理をS113の処理の後に入れることも可能である。
なお、本願の実施の形態1、実施の形態2の無線ネットワーク構成は、制御装置と複数の端末装置で構成されているが、制御装置を経由しないで、端末装置間で直接通信する構成とすることも可能である。この場合、制御装置の本願の構成機能を、端末装置に搭載することで、端末装置が他の端末装置が送信するデータを同時に待ち受けることが可能となる。
なお、本願の実施の形態1、実施の形態2の構成は、CPUやMPUで動作するコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現することもできる。またこのプログラムはROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などの記憶媒体に記憶することもできる、或いはインターネットなどの伝送媒体を介して配信することもできる。
なお、本願の実施の形態1、実施の形態2の構成は、CPUやMPUで動作するソフトウェア構成に限定されずに、典型的には集積回路であるLSI(Large Scale Integration)などのハードウェアで実現されているものとしてもよい。これらは、個別に1チップ化されていてもよいし、全ての構成又は一部の構成を含むように1チップ化されてもよい。集積回路は、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSI等と呼称されることもある。また、集積回路の手法は、LSIに限定されるものではなく、専用回路又は汎用プロセッサを用いて実現してもよい。更に、FPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成することができるリコンフィギュアラブル・プロセッサを利用してもよい。さらに半導体技術の進歩により、又は派生する別技術により現在の半導体技術に置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。
本発明は、複数方式の無線通信ネットワーク、或いは有線通信ネットワークが共存する必要がある制御装置に適用できる。
1、100、208、225 制御装置
2、3、202a、202b、209a、209b、226 端末装置
11 アンテナ
12 復調部
13 同期判定部
14 受信部
15 方式判定部
16、101 応用処理部
17 無線IC
18、19 MCU
102 送信部
103 チャネル制御部
104 チャネルリスト

Claims (13)

  1. 通信ネットワークを介して、第1の通信方式および第2の通信方式の少なくともいずれか1方に対応する信号を受信する通信装置であって、
    前記信号には、各通信方式に対応した同期情報が含まれており、
    前記通信装置は、
    前記第1の通信方式に対応するチャネルの周波数帯、および、前記第2の通信方式に対応するチャネルの周波数帯の少なくとも一部が重複する周波数帯で前記信号を待ち受ける受信部と、
    前記受信部で受信された信号に含まれる前記同期情報を用いて当該信号の同期確立が可能か否かを判定する同期判定部と、
    前記同期情報を用いて、前記第1の通信方式および前記第2の通信方式のいずれか1方の通信方式の前記同期確立が可能な場合は、当該1方の通信方式を用いて前記信号の受信処理を行い、前記1方の通信方式で前記同期確立が不可能な場合であって、且つ、前記同期情報を用いて前記他方の通信方式の前記同期確立が可能な場合は、当該他方の通信方式を用いて前記信号の受信処理を行う方式判定部と、
    前記第1の通信方式および前記第2の通信方式のいずれか1方の通信方式に対応するチャネルを変更するに応じて、他方の通信方式に対応するチャネルを変更するチャネル制御部であって、前記変更後における前記第1の通信方式および前記第2の通信方式に対応するチャネルの周波数帯が少なくとも一部重複するように前記チャネルを変更するチャネル制御部と、
    を備える通信装置。
  2. 前記第1の通信方式に対応するチャネルの周波数帯が、前記第2の通信方式に対応するチャネルの周波数帯の帯域内に含まれている場合、
    前記同期判定部は、前記同期情報を用いて、前記第1の通信方式の同期確立が可能か否かの前記判定を行った後、当該同期確立が不可能な場合に、前記第2の通信方式の同期確立が可能か否かの前記判定を行う、
    請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記同期判定部は、各通信方式に対応する中心周波数を用いて前記判定を行う、
    請求項1または請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記受信部が受信する前記信号には、さらにデータペイロードが含まれており、
    前記方式判定部は、前記信号が前記第1の通信方式および前記第2の通信方式のいずれかに対応する周波数で同期が確立された場合、当該信号に含まれる前記データペイロードの受信処理を行う、
    請求項1または請求項2に記載の通信装置。
  5. 前記方式判定部は、前記第2の通信方式に対応する中心周波数で前記信号の同期が確立されない場合、前記信号の受信処理を中止する、
    請求項1または請求項2に記載の通信装置。
  6. 前記同期情報は、ビット同期情報およびフレーム同期情報から構成され、
    前記同期判定部は、
    前記ビット同期情報を用いてビット同期判定を行い、その後、前記フレーム同期情報を用いてフレーム同期判定を行い、ビット同期とフレーム同期の両方が確立された場合に前記信号の同期が確立したと判定する、
    請求項1または請求項2に記載の通信装置。
  7. さらに、
    前記第1の通信方式および前記第2の通信方式に対応するチャネルの周波数帯が少なくとも一部重複するように、各々の通信方式のチャネルを組み合わせたチャネルリスト記憶部を備え、
    前記チャネル制御部は、前記チャネルリスト記憶部を参照することにより前記チャネルを変更する、
    請求項に記載の通信装置。
  8. 前記第2の通信方式の伝送帯域幅は、前記第1の通信方式の伝送帯域幅の整数倍である、
    請求項1または請求項2に記載の通信装置。
  9. 前記第1の通信方式の伝送帯域幅は200kHzであり、前記第2の通信方式の伝送帯域幅は400kHzである、
    請求項に記載の通信装置。
  10. 前記通信ネットワークは、無線通信ネットワークで構成される、
    請求項1または請求項2に記載の通信装置。
  11. 通信ネットワークを介して異なる通信方式の信号を受信する通信装置の信号受信方法であって、
    前記信号には、各通信方式に対応した同期情報が含まれており、
    前記信号受信方法は、
    前記第1の通信方式に対応するチャネルの周波数帯、および、前記第2の通信方式に対応するチャネルの周波数帯の少なくとも一部が重複する周波数帯で前記信号を待ち受ける受信ステップと、
    前記受信ステップで受信された信号に含まれる前記同期情報を用いて当該信号の同期確立が可能か否かを判定する同期判定ステップと、
    前記同期情報を用いて、前記第1の通信方式および前記第2の通信方式のいずれか1方の通信方式の前記同期確立が可能な場合は、当該1方の通信方式を用いて前記信号の受信処理を行い、前記1方の通信方式で前記同期確立が不可能な場合であって、且つ、前記同期情報を用いて前記他方の通信方式の前記同期確立が可能な場合は、当該他方の通信方式を用いて前記信号の受信処理を行う方式判定ステップと、
    前記第1の通信方式および前記第2の通信方式のいずれか1方の通信方式に対応するチャネルを変更するに応じて、他方の通信方式に対応するチャネルを変更するチャネル制御ステップであって、前記変更後における前記第1の通信方式および前記第2の通信方式に対応するチャネルの周波数帯が少なくとも一部重複するように前記チャネルを変更するチャネル制御ステップと、
    を有する信号受信方法。
  12. 通信ネットワークを介して、第1の通信方式および第2の通信方式の少なくともいずれか1方に対応する信号を受信する通信装置に搭載される集積回路であって、
    前記信号には、各通信方式に対応した同期情報が含まれており、
    前記集積回路は、
    前記第1の通信方式に対応するチャネルの周波数帯、および、前記第2の通信方式に対応するチャネルの周波数帯の少なくとも一部が重複する周波数帯で前記信号を待ち受ける受信部と、
    前記受信部で受信された信号に含まれる前記同期情報を用いて当該信号の同期確立が可能か否かを判定する同期判定部と、
    前記同期情報を用いて、前記第1の通信方式および前記第2の通信方式のいずれか1方の通信方式の前記同期確立が可能な場合は、当該1方の通信方式を用いて前記信号の受信処理を行い、前記1方の通信方式で前記同期確立が不可能な場合であって、且つ、前記同期情報を用いて前記他方の通信方式の前記同期確立が可能な場合は、当該他方の通信方式を用いて前記信号の受信処理を行う方式判定部と、
    前記第1の通信方式および前記第2の通信方式のいずれか1方の通信方式に対応するチャネルを変更するに応じて、他方の通信方式に対応するチャネルを変更するチャネル制御部であって、前記変更後における前記第1の通信方式および前記第2の通信方式に対応するチャネルの周波数帯が少なくとも一部重複するように前記チャネルを変更するチャネル制御部と、
    を備える集積回路。
  13. 通信ネットワークを介して異なる通信方式の信号を受信する通信装置が実行する、信号受信処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記信号には、各通信方式に対応した同期情報が含まれており、
    前記信号受信処理は、
    前記第1の通信方式に対応するチャネルの周波数帯、および、前記第2の通信方式に対応するチャネルの周波数帯の少なくとも一部が重複する周波数帯で前記信号を待ち受ける受信ステップと、
    前記受信ステップで受信された信号に含まれる前記同期情報を用いて当該信号の同期確立が可能か否かを判定する同期判定ステップと、
    前記同期情報を用いて、前記第1の通信方式および前記第2の通信方式のいずれか1方の通信方式の前記同期確立が可能な場合は、当該1方の通信方式を用いて前記信号の受信処理を行い、前記1方の通信方式で前記同期確立が不可能な場合であって、且つ、前記同期情報を用いて前記他方の通信方式の前記同期確立が可能な場合は、当該他方の通信方式を用いて前記信号の受信処理を行うステップと、
    前記第1の通信方式および前記第2の通信方式のいずれか1方の通信方式に対応するチャネルを変更するに応じて、他方の通信方式に対応するチャネルを変更するチャネル制御ステップであって、前記変更後における前記第1の通信方式および前記第2の通信方式に対応するチャネルの周波数帯が少なくとも一部重複するように前記チャネルを変更するチャネル制御ステップと、
    を有するプログラム。
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