JP5905404B2 - 環境試験装置 - Google Patents

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Description

本発明は、試料を液体に浸す液槽試験と、試料を気体にさらす気槽試験とを実行する環境試験装置に関するものである。
従来、例えば自動車車載用部品、航空機部品、産業用機器などの種々の産業分野において、製品の信頼性評価を行うための種々の環境試験装置が知られている。このような環境試験装置としては、例えば、試料を液体に浸す液槽試験と、試料を気体にさらす気槽試験とを実行する装置が提案されている。この環境試験装置は、気槽試験のために恒温に調節可能な気槽と、液槽試験のために水を貯留可能な液槽とを有する。そして、気槽試験と液槽試験との切り換え時には、作業者の手作業又は搬送装置によって試料が気槽と液槽との間を移動する。しかし、このような環境試験装置では、装置内に気槽と液槽とをそれぞれ配置する必要があるので、装置が大型化するという問題がある。
例えば特許文献1は、装置を小型化するために、同一の試験容器において液槽試験と気槽試験とを実行することができる環境試験装置を提案している。
特公平2−49457号公報
しかしながら、特許文献1の環境試験装置では、液槽試験時の水の温度調節を行うことができないので、例えば装置の周辺の気温以上(常温以上)の温度条件すなわち周辺の気温に左右される温度条件で液槽試験が行われる。したがって、特許文献1の環境試験装置では、連続的に所定の温度条件を維持しながら液槽試験を行うことができなかった。
本発明の目的は、所定の温度条件を維持しながら液槽試験を行うことができ、しかも装置の大型化を抑制できる環境試験装置を提供することである。
本発明の環境試験装置は、試料を収容する試験容器を有する試験室と、前記試験容器に液体を供給する液体タンクと、前記液体タンク内の液体の温度を調節する温度調節手段と、前記温度調節手段によって温度調節された液体を前記液体タンクから前記試験容器に供給しつつ前記試験容器から液体を排出することによって所定の温度条件に調節された前記試験容器内の液体に前記試料を浸す液槽試験、及び液体が排出された前記試験容器において所定の条件で気体に前記試料をさらす気槽試験を実行する制御手段と、を備える。前記温度調節手段は、液体を冷却する冷却材を前記液体タンクに供給する冷却材供給装置を有する。
この構成では、液槽試験において、液体タンクから試験容器に供給される液体は温度調節手段によって予め温度調節されており、しかも、この液体を試験容器に供給しつつ試験容器から液体を排出するという構成を採用している。したがって、この構成では、液槽試験中の試験容器には、温度調節された液体の連続的又は断続的な供給が継続されるので、所定の温度条件を連続的に維持しながら液槽試験を行うことができる。また、この構成では、液槽試験と気槽試験とが同一の試験容器によって実行されるので、気槽と液槽とを別々に設ける必要がなく、装置の大型化を抑制できる。またこの構成では、冷却材供給装置が液体タンクに供給する冷却材によって液体タンク内の液体を、周囲の気温よりも低い温度に冷却することができる。したがって、この構成では、液槽試験中の試験容器には、周囲の気温よりも低い温度に調節された液体が供給されるので、周囲の気温よりも低い温度条件を維持しながら液槽試験を行うことができる。
前記環境試験装置において、前記冷却材は氷であるのが好ましい。この構成では、冷却材によって液体タンク内の液体を0℃付近まで冷却することができる。したがって、この構成では、液槽試験中の試験容器には0℃付近に調節された液体が供給されるので、0℃付近の温度条件を連続的に維持しながら液槽試験を行うことができる。
前記環境試験装置において、前記氷が前記冷却材供給装置において前記液体タンク内の液体の一部を凝固させることにより作製される場合には、冷却材を液体タンクに供給することに起因して液体タンク内の液体中の成分の濃度が変動するのを抑制できる。具体的に、例えば液体タンク内の液体が塩水である場合には、液体タンク内の液体中に供給される冷却材は塩水の一部を凝固させた氷であるので、液体タンク内の液体中の塩分濃度が変動するのを抑制できる。
前記環境試験装置において、前記温度調節手段は、前記冷却材供給装置だけでなく、さらに、前記液体タンク内の液体を冷却する熱交換器を有しているのが好ましい。この構成では、冷却材供給装置と熱交換器とを併用するので、冷却材による液体冷却効果と熱交換器による液体冷却効果とによって液体タンク内の液体を効率よく冷却することができる。
また、この構成では、冷却材が氷であって液体タンク内の液体を0℃付近まで冷却する場合には、熱交換器において着霜や凍結が生じるのを抑制できる。すなわち、この構成では、冷却材供給装置と熱交換器とを併用するので、冷却材を供給せずに熱交換器だけで液体タンク内の液体を0℃付近まで冷却する場合に比べて、熱交換器を流れる熱媒体の温度を高く設定することができる。これにより、熱交換器において着霜や凍結が生じるのを抑制できる。これに対し、冷却材を供給せずに熱交換器だけで液体タンク内の液体を0℃付近まで冷却する場合には、熱交換器において着霜や凍結が生じやすい。熱交換器において着霜や凍結が生じると、液体タンク内の液体を冷却する能力が低下し、その結果、液タンク内の液体を0℃付近まで継続して冷却することができない。
前記環境試験装置において、前記液槽試験において前記試験容器から排出された液体が、前記液体タンクに戻される場合には、液槽試験における液体の使用量が多くなるのを抑制できる。
前記環境試験装置において、前記液槽試験において前記試験容器からオーバーフローした液体が前記液体タンクに戻されるという形態が例示できる。この形態において、周囲の気温よりも低い温度条件を維持しながら液槽試験を行う場合には、液槽試験中の試験容器には、周囲の気温よりも低い温度に調節された液体が供給される。そして、試験容器内の上部には下部に比べて温度の高い液体が存在する。したがって、試験容器内の上部に存在する液体をオーバーフローさせることによって、試験容器内には比較的温度の低い液体が選択的に残される。これにより、試験容器内の液体を所望の低温に維持しやすくなり、特に0℃付近に液体の温度を維持する場合には好適である。
前記環境試験装置において、前記試験室が、前記試験室内の温度を調節する機能を有する場合には、液槽試験中の液体及び/又は気槽試験中の気体の温度を所望の温度により精度よく調節することができる。
前記環境試験装置において、前記試験室は、前記試験容器に大気を導入する大気導入装置を有しているのが好ましい。この構成では、例えば液槽試験から気槽試験に切り換えられ、試料の表面が濡れている場合であっても、大気導入装置によって試験容器に大気が導入されるので試料の表面の乾燥を促進することができる。
前記環境試験装置において、前記大気導入装置は、試験容器内に延びるブロアー配管を有しているのが好ましい。この構成では、試料の表面に付着している液体を除去する効果をさらに高めることができる。
前記環境試験装置において、前記大気導入装置は、熱風を発生させる機能を有するのが好ましい。この構成では、気槽試験において試料の表面に熱風を供給することができるので、液槽試験との組合せによって種々の条件での熱衝撃試験を実施できる。具体的に、例えば、低温側の試験として液槽試験を行い、高温側の試験として気槽試験を行うという熱衝撃試験を実施できる。
以上説明したように、本発明によれば、所定の温度条件を維持しながら液槽試験を行うことができ、しかも装置の大型化を抑制できる。
本発明の第1実施形態に係る環境試験装置の概略的な構成を示す図である。 第1実施形態の変形例に係る環境試験装置の概略的な構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る環境試験装置の概略的な構成を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る環境試験装置の概略的な構成を示す図である。 本発明の第4実施形態に係る環境試験装置の概略的な構成を示す図である。 本発明の第5実施形態に係る環境試験装置の概略的な構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態に係る環境試験装置1ついて図面を参照して説明する。環境試験装置1は、液槽試験と気槽試験を行う複合サイクル試験装置である。環境試験装置1は、液槽試験と気槽試験を同一の試験容器において行うことができる。環境試験装置1は、例えば自動車車載用部品、航空機部品、産業用機器などの種々の産業分野における製品の信頼性評価を行うことができる。
(第1実施形態)
図1に示すように、本発明の第1実施形態に係る環境試験装置1は、試料を収容する試験容器11を有する試験室10と、試験容器11に液体を供給する液体タンク20と、液体タンク20内の液体の温度を調節する温度調節手段30と、液槽試験及び気槽試験を実行する制御手段40とを備える。
制御手段40は、液槽試験において、温度調節手段30によって温度調節された液体を液体タンク20から試験容器11に供給しつつ試験容器11から液体を排出することによって所定の温度条件に調節された試験容器11内の液体に試料を浸す。また、制御手段40は、気槽試験において、液体が排出された試験容器11において所定の条件で気体に試料をさらす。環境試験装置1は、これらの液槽試験及び気槽試験を組み合わせることにより、試料の冷熱衝撃試験(腐食劣化試験)を行うことができる。
試験室10は、試料に負荷を与えるためのものである。試験室10は、上述の試験容器11と、この試験容器11を囲む筐体14と、大気導入装置12とを有する。
試験容器11は、内部に試料を収容可能な空間を有する箱状体である。試験容器11は、液槽試験において所定の高さまで液体を溜めることができる。これにより、液槽試験において試料を液体に浸漬することができる。また、試験容器11は、内部の液体を試験容器11外に排出することができる。これにより、気槽試験において試料を気体にさらすことができる。
大気導入装置12は、試験容器11に大気を導入するための装置である。大気導入装置12は、ブロアー機能を有する送風機12aを含む。第1実施形態では、大気導入装置12は、1つ又は複数のブロアー配管13をさらに含む。ブロアー配管13は、試験容器11の内部まで延びている。大気導入装置12の送風機12aが運転されると、ブロアー配管13を通じて試験容器11内に送られる大気は、試験容器11内に配置された試料に吹き付けられる。これにより、試料の表面に付着している液体を除去する効果を高めることができる。
なお、第1実施形態では、大気導入装置12は、筐体14上に配置されているがこれに限られない。また、第1実施形態では、ブロアー配管13は、試験容器11の上壁を通じて試験容器11内に挿入されているが、これに限られず、例えば試験容器11の側壁や下壁を通じて試験容器11内に挿入されていてもよい。
第1実施形態では、試験室10は、試験室10内の温度(試験室10内の気体の温度)を調節する機能を有している。温度調節機能の具体例として、試験室10は、例えば試験容器11の周囲や内部に配置されたヒータや冷却装置を備えていてもよい。ただし、試験室10の温度調節機能は省略可能である。例えば図2に示す環境試験装置1の変形例では、試験室10は、試験室10内の空気を加熱する機能を有するヒータ15と、試験室10内の空気を冷却する機能を有する冷却装置16とを備えている。ヒータ15及び冷却装置16は、図略の温度センサの検出データに基づいて制御手段40によって制御される。また、試験室10は、試験室10内の空気を循環させる送風機17をさらに有していてもよい。また、試験室10内の空間は、仕切り18によって試験容器11が配置されている第1空間と、ヒータ15及び冷却装置16が配置されている第2空間とに仕切られている。送風機17が運転されると、試験室10内の空気は、第1空間と第2空間との間を循環する。送風機17及び仕切り18は省略可能である。なお、変形例のような温度調節機能は、図3〜図6に示す第2〜第5実施形態における試験室10に設けられていてもよい。
液体タンク20は、試験容器11に液体を供給するためのものである。液体タンク20は、内部に液体を収容可能な空間を有する箱状体である。
第1実施形態では、液体タンク20は、配管51によって試験容器11と接続されている。配管51にはポンプ61が設けられている。ポンプ61が運転されると、液体タンク20に貯留された液体が配管51を通じて試験容器11に供給される。第1実施形態では、ポンプ61は、液体タンク20の内部に配置されているが、これに限られず、液体タンク20の外部に配置されていてもよい。
また、第1実施形態では、液体タンク20は、配管52によって試験容器11の下部と接続されている。配管52にはポンプ62が設けられている。ポンプ62が運転されると、試験容器11内の液体が配管52を通じて試験容器11から排出され、液体タンク20に戻される。
また、第1実施形態の環境試験装置1は、試験容器11からオーバーフローした液体を液体タンク20に戻すための配管53を有する。この配管53の上流側は、試験容器11の上部(本実施形態では試験容器11の側面の上部)に接続され、配管53の下流側は液体タンク20に接続されている。配管53が試験容器11に接続されている部位は、ブロアー配管13の下端部よりも下方に位置している。
なお、第1実施形態では、試験容器11内の液体を液体タンク20に戻すための手段として、配管52及びポンプ62と、配管53とが設けられているが、これらのうち、配管52及びポンプ62を省略してもよく、又は配管53を省略してもよい。
液体タンク20には、液体タンク20内の液体の温度を検出する温度センサT1が設けられている。また、試験容器11には、試験容器11内の温度を検出する温度センサT2が設けられている。これらの温度センサT1,T2によって検出された温度のデータは、制御手段40に送られる。
温度調節手段30は、液体タンク20内の液体の温度を調節するためのものである。第1実施形態では、温度調節手段30は、冷却材供給装置31と、熱交換器32と、チラー33とを含む。チラー33は、前記液体を冷却する機能及び前記液体を加熱する機能を有し、前記液体を任意の温度に調節することができる。例えば、チラー33は、冷凍機と、ヒータとを備える。この冷凍機は、例えば圧縮機、凝縮器、膨張弁及び蒸発器を有する。チラー33は、ブラインなどの熱媒体を温度調節(冷却又は加熱)し、温度調節された熱媒体を熱交換器32に循環させることにより、液体タンク20内の液体の温度を微調節することができる。
冷却材供給装置31は、液体タンク20内の液体を冷却する冷却材を液体タンク20に供給するための装置である。第1実施形態では、冷却材が氷であり、冷却材供給装置31が製氷機である。
製氷機31は、貯氷室31aと、冷凍機31bとを備える。貯氷室31aは、例えばブロック状の氷塊を形成するためのものである。貯氷室31aには、配管54を通じて液体タンク20内の液体の一部が供給される。貯氷室31aと液体タンク20は、配管54によって接続されている。配管54にはポンプ63が設けられている。ポンプ63が運転されると、液体タンク20内の液体の一部が製氷機31の貯氷室31aに供給される。貯氷室31aに供給された液体は、冷凍機31bによって凝固点以下の温度に冷却されることによって凝固して氷になる。貯氷室31aにおいて作製された氷は、供給路55を通じて液体タンク20に供給される。製氷機31の冷凍機31bとしては、例えば蒸気圧縮式の冷凍機が挙げられるが、これに限られない。
なお、第1実施形態では、上記のように氷は、液体タンク20内の液体の一部を凝固させることにより作製されるが、これに限られない。例えば、氷のもととなる液体を液体タンク20以外から製氷機31に供給してもよい。
熱交換器32は、液体タンク20内の液体の温度を微調節するためのものである。熱交換器32は、チラー33によって冷却又は加熱された熱媒体が流れる流路を有する。熱交換器32は、液体タンク20内に設けられている。
チラー33は、熱交換器32に送る熱媒体の冷却又は加熱を行うものである。このチラー33は、液体タンク20の外部に設置されており、熱媒体の流通配管56を介して熱交換器32と接続されている。すなわち、熱交換器32とチラー33との間で流通配管56を介して熱媒体が循環するように構成されている。チラー33によって冷却又は加熱された熱媒体が供給される熱交換器32において、液体タンク20内の液体は熱交換器32内の熱媒体と熱交換して温度調節される。熱交換器32からチラー33側に戻された熱媒体は、チラー33によって再度温度調節される。チラー33としては、例えば蒸気圧縮式の冷凍機を使用するものが挙げられるが、これに限られない。
環境試験装置1は、操作者が環境試験装置の動作に関する各種設定値や試験条件を設定するための図略の設定部を備える。具体的に、この設定部では、液槽試験及び気槽試験の各種設定を行うことができる。各種設定としては、例えば試験温度、試験時間、液槽試験と気槽試験の順番、液槽試験と気槽試験の繰り返し回数(サイクル数)などが挙げられる。
制御手段40は、環境試験装置1の各部を制御して液槽試験及び気槽試験を実行する。制御手段40は、中央演算処理装置、メモリなどを有する。メモリは、上述した各種設定などを記憶する。具体的に、制御手段40は、試験容器11をメモリに記憶された所定の条件に調節して液槽試験及び気槽試験を実行する。
液槽試験において用いる液体としては、真水、塩水などの水が例示できるが、これに限られない。また、第1実施形態では、温度調節手段30が設けられているので、液槽試験において試験容器11内の液体の温度条件は、周囲の気温よりも低い温度に設定可能である。具体的に、例えば液体として水(真水、塩水など)を用いる場合、試験容器11内の液体の温度条件は0℃に設定可能である。また、液体として塩水を用いる場合においても、試験容器11内の液体の温度条件は0℃以下に設定可能である。
第1実施形態における気槽試験では、試験容器11において所定の条件で気体に試料をさらす。この気槽試験の条件としては、試験容器11内の温度、ブロアーの風量(風速)の強弱などが挙げられる。
次に、第1実施形態の環境試験装置1の動作について説明する。制御手段40は、設定部において操作者により入力された試験条件に基づいて複合サイクル試験を実行する。以下では、液体として水(真水、塩水など)が用いられ、液槽試験の温度条件が0℃に設定され、気槽試験の温度条件が常温に設定され、液槽試験後に気槽試験を実行する場合を例に挙げて説明するが、この試験条件に限られない。
液体タンク20には予め所定量の水が貯留される。水として塩水を用いる場合には、塩水の塩分濃度が予め調節される。
次に、制御手段40は、液体タンク20内の水の温度を0℃に調節する。具体的に、制御手段40は、製氷機31及びポンプ63を運転することにより、液体タンク20内の水の一部を用いて氷を作製し、作製された氷を液体タンク20に供給する。制御手段40は、必要に応じて製氷動作を繰り返し実行する。また、制御手段40は、チラー33を運転して熱媒体を熱交換器32に供給して液体タンク20内の水の温度を調節する。制御手段40は、液体タンク20内の水の温度が0℃に達するように、温度センサT1の検出データに基づいて、製氷機31及びポンプ63の運転と、チラー33の運転とを制御する。
次に、制御手段40は、ポンプ61を運転して液体タンク20内の水を、配管51を通じて試験容器11に供給する。試験容器11内における液面の高さ(液体が水の場合には水位)は、試験容器11からオーバーフローした水を配管53を通じて液体タンク20に戻すことができる程度に設定される。試験容器11内の液面の高さが所定の高さに達すると、試験容器11の水はオーバーフローして配管53に流入し、液体タンク20に戻される。すなわち、第1実施形態では、液体タンク20内の水の一部が試験容器11に供給されながら、試験容器11内の水の一部がオーバーフローして配管53を通じて液体タンク20に戻される。このように液体タンク20内の水が温度調節手段30によって冷却され、且つ、水が液体タンク20と試験容器11との間を循環するという構成を採用することによって、試験容器11内の水の温度を0℃又はその近傍に維持することができる。
試験容器11内の液体の温度が所定の温度条件で安定すると、試験容器11内の所定の位置に試料が配置されて試料が液体に浸される。そして、制御手段40は、例えば操作者のボタン操作などの指示に基づいて液槽試験を開始する。制御手段40は、液槽試験中においては、試験容器11内の液体の温度が所定の温度条件に維持されるように、温度調節手段30による液体タンク20内の水の冷却、及び液体タンク20と試験容器11との間の水の循環を、連続的又は断続的に継続する。
制御手段40は、図略のタイマなどによって液槽試験の終了時間に達したと判断すると、製氷機31、チラー33、ポンプ61,63を停止するように制御する。これにより、液槽試験が終了する。制御手段40は、ポンプ62の運転を開始することによって、試験容器11内の水を排出する。排出された水は、配管52を通じて液体タンク20に戻される。これにより、試験容器11内には水がない状態となる。水の排出が完了するとポンプ62は停止される。
次に、制御手段40は、水が排出された試験容器11において所定の条件で気体に試料をさらす気槽試験を実行する。気槽試験において、制御手段40は、大気導入装置12の送風機12aを運転することによりブロアー配管13を通じて試験容器11内に大気を送る。この大気は、試験容器11内に配置された試料に吹き付けられる。これにより、試料の表面に付着している液体が除去され、試料が乾燥する。第1実施形態では、ブロアー配管13から吹き出される大気の温度が常温であるので、試料に熱ストレスを加えずに試料を乾燥させることができる。また、気槽試験では、制御手段40は、例えば試験容器11の周囲や内部に配置された図略のヒータや図略の冷却装置を用いて試験容器11内の温度を所定の温度条件に調節してもよい。制御手段40は、図略のタイマなどによって気槽試験の終了時間に達したと判断すると、気槽試験を終了する。
以上のような液槽試験及び気槽試験によって試料に負荷が加えられるので、試料の劣化を促進させることができる。液槽試験及び気槽試験は、1サイクルで終了してもよく、複数サイクル繰り返されてもよい。
以上説明したように、第1実施形態では、液槽試験において、液体タンク20から試験容器11に供給される液体は温度調節手段30によって予め温度調節されており、しかも、この液体を試験容器11に供給しつつ試験容器11から液体を排出するという構成を採用している。したがって、この構成では、液槽試験中の試験容器11には、温度調節された液体の連続的又は断続的な供給が継続されるので、所定の温度条件を連続的に維持しながら液槽試験を行うことができる。また、この構成では、液槽試験と気槽試験とが同一の試験容器11内で実行されるので、気槽と液槽とを別々に設ける必要がなく、装置の大型化を抑制できる。
また、第1実施形態では、温度調節手段30は、液体を冷却する冷却材を液体タンク20に供給する冷却材供給装置31を有している。この構成では、冷却材供給装置31が液体タンク20に供給する冷却材によって液体タンク20内の液体を、周囲の気温よりも低い温度に冷却することができる。したがって、この構成では、液槽試験中の試験容器11には、周囲の気温よりも低い温度に調節された液体が供給されるので、周囲の気温よりも低い温度条件を維持しながら(試験容器11内の液体の温度を周囲の気温よりも低い温度に一定に保ちながら)液槽試験を行うことができる。
また、第1実施形態では、冷却材が氷であるので、この冷却材によって液体タンク20内の液体を0℃付近まで冷却することができる。したがって、この構成では、液槽試験中の試験容器11には0℃付近に調節された液体が液体タンク20から連続的又は断続的に供給されるので、0℃付近の温度条件を連続的に維持しながら液槽試験を行うことができる。
また、第1実施形態では、前記氷が冷却材供給装置31において液体タンク20内の液体の一部を凝固させることにより作製される。この場合には、冷却材を液体タンク20に供給することに起因して液体タンク20内の液体中の成分の濃度が変動するのを抑制できる。具体的に、例えば液体タンク20内の液体が塩水である場合には、液体タンク20内の液体中に供給される冷却材は塩水の一部を凝固させた氷であるので、液体タンク20内の液体中の塩分濃度が変動するのを抑制できる。
また、第1実施形態では、温度調節手段30は、冷却材供給装置31だけでなく、さらに、液体タンク20内の液体を冷却する熱交換器32を有している。この構成では、冷却材供給装置31と熱交換器32とを併用するので、冷却材による液体冷却効果と熱交換器32による液体冷却効果とによって液体タンク内の液体を効率よく冷却することができる。
また、この構成では、冷却材が氷であって液体タンク20内の液体を0℃付近まで冷却する場合には、熱交換器32において着霜や凍結が生じるのを抑制できる。すなわち、この構成では、冷却材供給装置31と熱交換器32とを併用するので、冷却材を供給せずに熱交換器32だけで液体タンク20内の液体を0℃付近まで冷却する場合に比べて、熱交換器32を流れる熱媒体の温度を高く設定することができる。これにより、熱交換器32において着霜や凍結が生じるのを抑制できる。すなわち、この構成では、液体タンク20内の液体温度を室温以下でコントロールするために、製氷機31により供給される氷を使用して液体タンク20内の液体の温度を下げ、チラー33及び熱交換器32によって液体タンク20内の液体の温度をコントロールすることで、液体を冷却するときに、熱交換器32の表面において凍結、着霜などが生じるのを効果的に抑制できる。これにより、液体の温度を所定の温度条件に連続的に維持しやすくなり、試験容器11に連続的に所定の温度の液体を供給できる。
また、第1実施形態では、液槽試験において試験容器11から排出された液体が、液体タンク20に戻されるので、液槽試験における液体の使用量が多くなるのを抑制できる。
また、第1実施形態では、試験室10が、試験容器11内の温度を調節する機能を有する。この場合には、液槽試験中の液体及び/又は気槽試験中の気体の温度を所望の温度により精度よく調節することができる。
また、第1実施形態では、液槽試験において試験容器11からオーバーフローした液体が液体タンク20に戻される。この第1実施形態において、試験容器11の上部には下部に比べて温度の高い液体が存在する。したがって、試験容器11の上部に存在する液体をオーバーフローさせることによって、試験容器11には比較的温度の低い液体が選択的に残される。これにより、試験容器11内の液体を所望の低温に維持しやすくなり、特に0℃付近に液体の温度を維持する場合には好適である。
また、第1実施形態では、試験室10は、試験容器11に大気を導入する大気導入装置12を有している。この構成では、例えば液槽試験から気槽試験に切り換えられ、試料の表面が濡れている場合であっても、大気導入装置12によって試験容器11に大気が導入されるので試料の表面の乾燥を促進することができる。
また、第1実施形態では、大気導入装置12は、試験容器11内に延びるブロアー配管13を有している。この構成では、試料の表面に付着している液体を除去する効果をさらに高めることができる。
(第2実施形態)
図3は、本発明の第2実施形態に係る環境試験装置の概略的な構成を示す図である。図3に示すように、第2実施形態の環境試験装置1は、大気導入装置12の構成が第1実施形態と異なっている。第2実施形態では、大気導入装置12以外の構成は第1実施形態と同様である。
第2実施形態の大気導入装置12は、熱風を発生させる機能を有する。具体的に、大気導入装置12は、送風機12aと、ヒータ12bとを有する。ヒータ12bは必要に応じてオン・オフされる。したがって、大気導入装置12は、試験容器11に大気を送るブロアー機能と、熱風発生機能とを併せ持つ。大気導入装置12は、ヒータ12bをオフにすれば常温の大気を試験容器11に送ることができ、ヒータ12bをオンにすれば加熱された大気を試験容器11に送ることができ、ブロアー機能と熱風発生機能とを切り換えることができる。
熱風の温度は、例えば周囲の気温(室温)+10℃〜周囲の温度+150℃程度の範囲内でコントロール可能である。第2実施形態では、このような温度にコントロールされた熱風を瞬時に試験容器11に供給できる。
以上説明したように、第2実施形態では、大気導入装置12は、熱風を発生させる機能を有し、気槽試験において試料の表面に熱風を供給することができるので、液槽試験との組合せによって種々の条件での熱衝撃試験を実施できる。具体的に、例えば、低温側の試験として液槽試験を行い、高温側の試験として気槽試験を行うという熱衝撃試験を実施できる。
(第3実施形態)
図4は、本発明の第3実施形態に係る環境試験装置の概略的な構成を示す図である。図4に示すように、第3実施形態の環境試験装置1は、温度調節手段30の構成が第1実施形態及び第2実施形態と異なっており、また、大気導入装置12の構成が第2実施形態と同様であり、温度調節手段30及び大気導入装置12以外の構成は、第1実施形態と同様である。
第3実施形態の温度調節手段30は、熱交換器32がチラー33の筐体内に配置されている。熱交換器32を収容するチラー33は、液体タンク20の外部に配置されている。
熱交換器32は、チラー33において冷却された熱媒体が流れる第1流路と、配管57を通じて液体タンク20内の液体の一部が流れる第2流路とを有する。これにより、液体タンク20内の液体は熱交換器32において第1流路内の熱媒体と熱交換して温度調節される。
(第4実施形態)
図5は、本発明の第4実施形態に係る環境試験装置の概略的な構成を示す図である。図5に示すように、第4実施形態の環境試験装置1は、温度調節手段30の構成が第1実施形態と異なっており、チラー33を備えていない。したがって、この第4実施形態では、第1実施形態〜第3実施形態に比べて、液体タンク20内の液体を冷却する能力が劣る。しかし、液体タンク20の容積、試験容器11内の容積が比較的小さい場合には、第4実施形態の環境試験装置1であっても、液槽試験中の試験容器11に、周囲の気温よりも低い温度に調節された液体を供給し、周囲の気温よりも低い温度条件を維持しながら液槽試験を行うことができる。
(第5実施形態)
図6は、本発明の第5実施形態に係る環境試験装置の概略的な構成を示す図である。図6に示すように、第5実施形態の環境試験装置1は、オーバーフロー用の配管を備えていない点で第1実施形態と異なっている。
この第5実施形態の環境試験装置1は、液槽試験において次のように動作する。液槽試験において、試験容器11内の液面の高さ(液体が水の場合には水位)は、試料の一部又は全部が液体に浸漬される程度に設定される。ポンプ61が運転されて液体タンク20から配管51を通じて試験容器11に液体が送られ、試験容器11内の液面の高さが所定の高さに達すると、制御手段40は、ポンプ62の運転も開始して試験容器11内の液体の一部を配管52を通じて液体タンク20に戻す。すなわち、第5実施形態では、液体タンク20内の水の一部が配管51を通じて試験容器11に供給されながら、試験容器11内の水の一部が配管52を通じて液体タンク20に戻される。
このように液体タンク20内の水が温度調節手段30によって冷却され、且つ、水が液体タンク20と試験容器11との間を循環するという構成を採用することによって、試験容器11内の水の温度を0℃又はその近傍に維持することができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更、改良等が可能である。
前記実施形態では、液体として真水、塩水などの水が用いられる場合を例示したが、これに限られず、液体は水以外であってもよい。また、前記実施形態では、冷却材が氷である場合を例示したが、これに限られない。
また、前記実施形態では、液体を冷却する冷却材を前記液体タンクに供給する冷却材供給装置を有する場合を例示したが、液体を0℃付近まで冷却する必要がない場合には、冷却材供給装置は省略可能である。
また、前記実施形態では、大気導入装置12を備える形態を例示したが、大気導入装置12は省略可能である。
前記実施形態では、液槽試験において試験容器11から排出された液体が液体タンク20に戻される場合を例示したが、これに限られない。試験容器11から排出された液体は、液体タンク20に戻すことなく廃棄されてもよい。
前記実施形態では、大気導入装置12が、試験容器11内に延びるブロアー配管13を有する場合を例示したが、これに限られない。大気導入装置12は、図2の変形例のようにブロアー配管13を有していなくてもよい。
前記実施形態では、気槽試験において試験容器11に大気が導入される場合を例示したが、これに限られず、大気以外の気体が試験容器11に導入されてもよい。
前記実施形態では、冷却機能及び加熱機能を有するチラー33を用いたが、冷却機能を有し加熱機能を有していない冷凍装置をチラー33の代わりに用いてもよい。この場合には、液体タンク20内に例えばヒータなどの加熱源を設けることにより、液体タンク20内の液体を加熱することができ、これにより、液体タンク20内の液体の温度を微調節することができる。
また、チラー33に代えて前記冷凍装置を用い、且つ、液体タンク20内にヒータなどの加熱源を設けない場合には、例えば前記冷凍装置の運転と停止(オンとオフ)を制御する(冷凍装置の熱媒体の流れを制御する)ことにより、液体タンク20内の液体の温度を微調節することができる。この場合、前記冷凍装置による冷却を停止すると、液体タンク20の外部から液体タンク20内に侵入する熱によって液体タンク20内の液体の温度が次第に上昇する。
1 環境試験装置
10 試験室
11 試験容器
12 大気導入装置
12a 送風機
12b ヒータ
13 ブロアー配管
20 液体タンク
30 温度調節手段
31 冷却材供給装置
32 熱交換器
33 チラー
40 制御手段

Claims (10)

  1. 試料を収容する試験容器を有する試験室と、
    前記試験容器に液体を供給する液体タンクと、
    前記液体タンク内の液体の温度を調節する温度調節手段と、
    前記温度調節手段によって温度調節された液体を前記液体タンクから前記試験容器に供給しつつ前記試験容器から液体を排出することによって所定の温度条件に調節された前記試験容器内の液体に前記試料を浸す液槽試験、及び液体が排出された前記試験容器において所定の条件で気体に前記試料をさらす気槽試験を実行する制御手段と、を備え
    前記温度調節手段は、液体を冷却する冷却材を前記液体タンクに供給する冷却材供給装置を有する環境試験装置。
  2. 前記冷却材が氷である、請求項に記載の環境試験装置。
  3. 前記氷は、前記冷却材供給装置において前記液体タンク内の液体の一部を凝固させることにより作製される、請求項に記載の環境試験装置。
  4. 前記温度調節手段は、前記液体タンク内の液体を冷却する熱交換器を有する、請求項1〜3の何れか1項に記載の環境試験装置。
  5. 前記液槽試験において前記試験容器から排出された液体は、前記液体タンクに戻される、請求項1〜4の何れか1項に記載の環境試験装置。
  6. 前記液槽試験において前記試験容器からオーバーフローした液体が前記液体タンクに戻される、請求項に記載の環境試験装置。
  7. 前記試験室は、前記試験室内の温度を調節する機能を有する、請求項1〜6の何れか1項に記載の環境試験装置。
  8. 前記試験室は、前記試験容器に大気を導入する大気導入装置を有する、請求項1〜7の何れか1項に記載の環境試験装置。
  9. 前記大気導入装置は、試験容器内に延びるブロアー配管を有する、請求項に記載の環境試験装置。
  10. 前記大気導入装置は、熱風を発生させる機能を有する、請求項8又は9に記載の環境試験装置。
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