JP5904136B2 - 検出温度誤差補正方法、及び検出温度誤差補正システム - Google Patents

検出温度誤差補正方法、及び検出温度誤差補正システム Download PDF

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本発明は、パワー半導体素子と温度センサとを有するパワー素子チップと、そのパワー半導体素子を駆動する駆動回路を有する駆動回路チップとが、1つのパッケージとして一体化されたパッケージモジュールにおいて、温度センサにより検出される温度の誤差を低減するための検出温度誤差補正方法及び検出温度誤差補正システムに関する。
例えば、特許文献1には、パワー半導体素子が高温となり、素子破壊が生じることを防止するために、パワー半導体素子が形成されたチップに、温度センサとしての温度検知用ダイオードを形成することが示されている。ただし、温度変化に対するダイオードの順方向電圧降下の大きさなどが、個々のダイオードでばらつくことがある。そのため、特許文献1では、温度計測装置によって、上述した複数のチップを内蔵したパワー半導体モジュールを加熱しつつ、温度検知用ダイオードの温度特性を測定する。そして、測定された温度特性に基づき、温度検知用ダイオードの検出出力を後段回路において補正することで、正確なパワー半導体素子の温度を検出できるようにしている。
特開2007−24860号公報
しかしながら、引用文献1に記載のように、パワー半導体モジュール単体の状態で、温度検知用ダイオードの温度特性が測定される場合、必ずしも、パワー半導体モジュールが駆動回路などと接続され、実際に使用される状態でのダイオードの温度特性と同一の温度特性を測定できるとは限らないという問題がある。なぜならば、パワー半導体モジュール単体の状態では、パワー半導体モジュールは検査装置に接続され、その検査装置内の通電回路により温度検知用ダイオードへの通電が行われたり、検出出力が検査装置内の測定回路によって測定されたりすることになる。これらの通電回路や測定回路の特性が、実際に使用されるときの通電回路や測定回路の特性とずれていると、その分、測定される温度特性に誤差が生じてしまう。
そこで、パワー半導体素子と温度センサとを有するパワー素子チップと、パワー半導体素子を駆動する駆動回路に加え、温度センサの出力信号を生成する回路などを有する駆動回路チップとを、1つのパッケージとして一体化し、その一体化したパッケージモジュールの状態で、温度センサの温度特性を測定することが考えられる。このようにすると、パワー半導体素子を実際に使用する状態に近い状態にて、温度センサの温度特性の測定を行うことができる。さらに、全体の体格の小型化や、コストの低減などの効果も見込むことができる。
しかし、パッケージモジュールの状態で、温度センサの温度特性を測定する場合、パワー半導体チップ単体の場合に比較して熱容量が大きくなる。このため、加熱板などの加熱手段によってパッケージモジュールを加熱したとき、温度センサの温度が安定するまでに長時間を要することになる。さらに、その加熱手段における温度と、温度センサにおける温度との温度差が大きくなってしまう。これらの理由から、温度センサの温度特性の測定精度が低下し、その結果、温度センサの検出出力に対する補正の精度も低下してしまう虞がある。
本発明は、上述した点に鑑みてなされたもので、パワー半導体素子と温度センサとを有するパワー素子チップと、パワー半導体素子を駆動する駆動回路を有する駆動回路チップとを、1つのパッケージとして一体化し、その一体化したパッケージモジュールの状態で、温度センサの検出出力の温度特性を測定する場合であっても、温度特性の測定精度を高めて、その温度特性の誤差を精度良く補正することが可能な検出温度誤差補正方法、及び検出温度誤差補正システムを提供することを目的とする。
上記目的を解決するために、本発明による検出温度誤差補正方法は、
制御負荷に対して駆動電流を通電するパワー半導体素子(21)と当該パワー半導体素子の温度を検出する第1の温度センサ(22)とを有するパワー素子チップ(20)と、パワー半導体素子を駆動する駆動回路(31)を有する駆動回路チップ(30)とが、1つのパッケージとして一体化されたパッケージモジュール(10)において、第1の温度センサにより検出される温度の誤差を低減するためのものであって、
駆動回路チップには、当該駆動回路チップの温度を検出する第2の温度センサ(37)が内蔵されており、
駆動回路チップ単体の状態で所定の検査温度となるように温度制御を行い、そのときの第2の温度センサの検出出力に基づき、当該第2の温度センサにおける検出出力と温度との関係を測定する測定ステップ(S100、S110)と、
パッケージモジュールの状態で所定の検査温度となるように温度制御を行い、そのときに、第1の温度センサにより検出される温度が、第2の温度センサの検出出力を測定ステップにより測定された関係に当て嵌めることにより得られる温度に一致するように、第1の温度センサの検出出力の誤差を補正するための補正値を算出する算出ステップ(S120〜S150)と、
算出ステップにより算出された補正値を、第1の温度センサの検出出力を補正する補正部(34,35)に設定する設定ステップ(S160)と、を備えることを特徴とする。
すなわち、本発明による検出温度誤差補正方法によれば、まず、駆動回路チップ単体の状態で温度制御が行われたときに、駆動回路チップに内蔵された第2の温度センサの検出出力と温度との関係を測定し、保存しておく。その後、パッケージモジュールの状態で温度制御が行われたときに、第1の温度センサの検出出力が示す温度を測定する。同時に、測定した関係に、第2の温度センサの検出出力を当て嵌めることにより、第2の温度センサにおける温度を求める。
第1の温度センサと第2の温度センサとは、パッケージモジュール内のパワー素子チップ及び駆動回路チップにそれぞれ内蔵されるため、パッケージモジュールが温度制御される際、実質的に同等の温度環境に置かれるもとのみなすことができる。そのため、第2の温度センサの検出出力から得られた温度から、第1の温度センサが検出すべき温度が得られる。つまり、測定した関係に、第2の温度センサの検出出力を当て嵌めることにより算出された温度を基準として用いることで、第1の温度センサの検出出力の誤差を正しく補正可能な補正値を算出することができる。
なお、第2の温度センサの検出出力と温度との関係の測定は、駆動回路チップ単体の状態にて行われるので、測定される検出出力と温度との関係は、第2の温度センサの温度特性を精度良く表すものとなる。また、第2の温度センサは、第1の温度センサが検出すべき基準となる温度を得るためだけに用いられるものであり、駆動回路チップ単体での測定条件と、パッケージモジュールでの測定条件とを容易に揃えることが可能である。従って、第2の温度センサの検出出力と温度との関係から算出した温度は、第1の温度センサが検出すべき基準となる温度を正しく示すものとすることが可能である。
また、本発明による検出温度誤差補正システムは、
制御負荷に対して駆動電流を通電するパワー半導体素子(21)と当該パワー半導体素子の温度を検出する第1の温度センサ(22)とを有するパワー素子チップ(20)と、前記パワー半導体素子を駆動する駆動回路(31)を有する駆動回路チップとが、1つのパッケージとして一体化されたパッケージモジュール(10)において、前記第1の温度センサにより検出される温度の誤差を低減するための検出温度誤差補正システムであって、
前記駆動回路チップに内蔵され、当該駆動回路チップの温度を検出する第2の温度センサ(37)と、
前記駆動回路チップ単体の状態で所定の検査温度となるように温度制御が行われたときに、前記第2の温度センサの検出出力に基づき、当該第2の温度センサにおける検出出力と温度との関係を測定して保存しておく測定部(40)と、
前記パッケージモジュールの状態で所定の検査温度となるように温度制御が行われたときに、前記第1の温度センサにより検出される温度が、前記第2の温度センサの検出出力を前記測定部により測定された関係に当て嵌めることにより得られる温度に一致するように、前記第1の温度センサの検出出力の誤差を補正するための補正値を算出する補正値算出部(40)と
前記駆動回路チップに設けられ、前記補正値算出部により算出された補正値が設定され、設定された補正値を用いて、前記第1の温度センサの検出出力を補正する補正部(34,35)と、を備えることを特徴とする
本発明の検出温度誤差補正システムは、このような構成を備えることにより、上述した検出温度誤差補正システムと同様に、第1の温度センサの検出出力の誤差を正しく補正可能な補正値を算出することができる。従って、補正部が、この補正値を用いて、第1の温度センサの検出出力を補正することで、パワー半導体素子の温度を正しく検出することが可能になる。
なお、上記括弧内の参照番号は、本発明の理解を容易にすべく、後述する実施形態における具体的な構成との対応関係の一例を示すものにすぎず、なんら本発明の範囲を制限することを意図したものではない。
また、上述した特徴以外の本発明の特徴に関しては、後述する実施形態の説明及び添付図面から明らかになる。
実施形態による検出温度誤差補正システムの全体の構成を模式的に示す構成図である。 第1の温度検知用ダイオードにより検出される温度の誤差を低減するための処理を示すフローチャートである。 チップ単体の状態で設定温度まで加熱される場合と、パッケージモジュールの状態で設定温度まで加熱される場合との、加熱状態の相違を説明するための説明図である。 第2の温度検知用ダイオードの検出信号と温度との関係を示す測定結果の一例を示す図である 第2の温度検知用ダイオードの、温度変化に対する順方向降下電圧Vfの変化(温度特性)を示すグラフである。 第1の温度検知用ダイオードにおける、温度変化に対して理想とする出力デューティを表した理想特性と、実際の出力デューティを表した実際の特性とを示すグラフである。 補正値の算出方法を説明するための説明図である。 補正回路の構成の一例を示す構成図である。 、検査装置40が、相互に異なる温度において、3回以上、補正値を算出する場合の一例を説明するための説明図である。 3回以上、補正値が算出された場合に、それらの補正値を用いて、その間の補正前デューティ信号に対する補正値の算出方法を説明するための説明図である。 変形例による構成を模式的に示す構成図である。 その他の変形例による構成を模式的に示す構成図である。 第2の温度検知用ダイオードの検出信号と温度との関係を測定する他の例を説明するための図面である。 第2の温度検知用ダイオードの検出信号と温度との関係を測定する、さらなる他の例を説明するための図面である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。図1は、本実施形態による検出温度誤差補正システムの全体の構成を模式的に示す構成図である。
図1において、パッケージモジュール10は、パワー素子チップ20と、駆動回路チップ30とを、1つのパッケージに一体化したものである。このパッケージモジュール10は、例えば、それぞれICチップとして形成されたパワー素子チップ20と駆動回路チップ30とを共通の基板やリードフレームに実装するとともに、ワイヤボンディングなどにより必要な電気的接続を確保した上で、モールド樹脂により封止することによって形成される。なお、パワー素子チップ20の基板と、駆動回路チップ30の基板とは分離されていても良い。また、モールド樹脂による封止を行う以外に、シリコーンゲルやエポキシ樹脂をポッティングして電気的接続部分などを保護するようにしても良い。
パワー素子チップ20は、モータなどの制御負荷に対して駆動電流を通電するパワー半導体素子(例えば、IGBTやMOSFET)21と、パワー半導体素子21の温度を検出するための第1の温度検知用ダイオード22とを内蔵している。第1の温度検知用ダイオード22は、例えば、パワー半導体素子21が形成された半導体基板上に搭載されたポリシリコンに、イオン注入及び拡散を行なってP層,N層を形成して構成される。このような第1の温度検知用ダイオード22においては、その温度と、ある電流を流した時の順方向降下電圧Vfとが、比例関係を有する。従って、第1の温度検知用ダイオード22の順方向降下電圧Vfを測定することにより、第1の温度検知用ダイオード22、すなわち、パワー半導体素子21の温度を検出することができる。
図示していないが、第1の温度検知用ダイオード22による検出信号は、パワー半導体素子21の通電状態を制御する制御装置に入力される。制御装置は、その検出信号に基づいて、パワー半導体素子21の温度を検出する。そして、その温度が、所定の上限温度を超えたときには、パワー半導体素子21の素子破壊を防止すべく、パワー半導体素子21により制御負荷に通電される電流を制限したり、パワー半導体素子21の動作を停止したりする。
駆動回路チップ30は、上述した制御装置からの制御信号に従って、パワー半導体素子21を駆動する駆動信号を出力するパワー素子駆動回路31を備えている。さらに、駆動回路チップ30は、定電流回路32、電圧−デューティ変換回路33、補正回路34、メモリ35、定電流回路36、及び第2の温度検知用ダイオード37を備えている。
定電流回路32は、パワー素子チップ20内の第1の温度検知用ダイオード22に定電流を通電する。第1の温度検知用ダイオード22に通電される電流が変動すると、それによって、第1の温度検知用ダイオード22の順方向降下電圧Vfが変化してしまう虞が生じる。その点、本実施形態では、定電流回路32により、第1の温度検知用ダイオード22に定電流が通電されるように構成している。このため、通電電流の変動による順方向降下電圧Vfの変化を防止することができ、温度の検出精度を高めることができる。なお、定電流回路32は、パワー素子チップ20内に形成されていても良い。
電圧−デューティ変換回路33は、第1の温度検知用ダイオード22の検出信号としての順方向降下電圧Vfを、その電圧Vfの大きさに応じたデューティ信号に変換する。このようにデューティ信号に変換された第1の温度検知用ダイオード22の検出信号が、上述した制御装置に出力される。なお、信号変換として、通常のA/D変換器によりアナログ−デジタル変換を行なっても良い。
補正回路34は、電圧−デューティ変換回路33の後段に設けられ、当該電圧−デューティ変換回路33により変換されたデューティ信号に対して、第1の温度検知用ダイオード22の検出信号の誤差を低減するための補正を行う。これにより、補正回路34は、第1の温度検知用ダイオード22の誤差分だけでなく、電圧−デューティ変換回路33の誤差分も含めて補正することができる。ただし、第1の温度検知用ダイオード22の誤差分が補正できれば十分である場合には、補正回路34を、電圧−デューティ変換回路33の前段に、すなわち、第1の温度検知用ダイオード22と電圧−デューティ変換回路33との間に設けるようにしても良い。
メモリ35は、補正回路34に対して補正値を提供する。この補正値を用いた補正回路34における補正の具体的な手法は、後に詳細に説明する。
定電流回路36は、駆動回路チップ30内に形成された第2の温度検知用ダイオード37に定電流を通電する。第2の温度検知用ダイオード37は、パワー素子チップ20内の第1の温度検知用ダイオード22と同様に構成され、駆動回路チップ30内部の温度を検知するための検出信号(順方向降下電圧)を出力する。
図1には、第2の温度検知用ダイオード37の検出信号(出力特性)の測定を行ったり、第1の温度検知用ダイオード22の検出信号の誤差を補正するための補正値を算出したりするための構成も示されている。すなわち、熱板41は、所定の温度パターンで、もしくは検査装置40により指示された温度に一致するように、駆動回路チップ30やパッケージモジュール10の温度を調節する。温度センサ42は、熱板41により調節された温度を検出する。検査装置40は、熱板41により、駆動回路チップ30またはパッケージモジュール10の温度が調節されているときに、第1または第2の温度検知用ダイオード22,37の検出信号を測定する。そして、第1の温度検知用ダイオード22の検出信号の誤差を補正するための補正値を算出し、メモリ35に記憶させる。
従って、補正回路34が、メモリ35に記憶された補正値を用いて、第1の温度検知用ダイオード22の検出信号を補正することで、その補正された検出信号は、正しい温度を示すものとなる。
次に、上述した構成において、第1の温度検知用ダイオード22により検出される温度の誤差を低減するための処理について、図2のフローチャートを用いて説明する。
まず、ステップS100において、駆動回路チップ30を熱板41に載置して加熱することにより、駆動回路チップ30の温度を所定の設定温度に制御する。この場合、駆動回路チップ30は、ICチップ化される前のウエハ状態であっても良い。このように、駆動回路チップ30単体の状態で設定温度となるように温度制御を行うことにより、図3に示すように、パッケージモジュール10の状態で温度制御を行う場合に比較して、熱容量が小さいため、その設定温度に達するまでの時間を短縮することができる。さらに、熱板41による温度と、内部の第2の温度検知用ダイオード37との温度差が、駆動回路チップ30の状態の方が小さくなるので、第2の温度検知用ダイオード37の検出信号と温度との関係をより精度良く測定することが可能になる。
続くステップS110では、検査装置40が、異なる設定温度において、2回以上、第2の温度検知用ダイオード37の検出信号を測定するとともに、その検出信号を測定したときの温度を温度センサ42からの検出信号に基づいて測定する。そして、第2の温度検知用ダイオード37の検出信号、及びその検出信号を得たときの温度を、検出信号と温度との関係を示す測定結果として保存する。この測定結果の保存は、検査装置40内のメモリに格納することによって行なっても良いが、駆動回路チップ30内のメモリ35に格納することによって行うことが好ましい。駆動回路チップ30内のメモリ35に格納することにより、後に、その駆動回路チップ30を内蔵するパッケージモジュール10に対して検査を行う際に、容易に、第2の温度検知用ダイオード37の検出信号と温度との関係を取得することができるためである。
なお、メモリ35に第2の温度検知用ダイオード37の測定結果を保存する場合、当該メモリ35は、その第2の温度検知用ダイオード37の測定結果を記憶するための領域(第1の記憶部に相当)と、第1の温度検知用ダイオード22の検出信号を補正するための補正値を記憶するための領域(第2の記憶部に相当)を有する。また、第2の温度検知用ダイオード37の測定結果を記憶するメモリと、第1の温度検知用ダイオード22のための補正値を記憶するメモリを、個別に設けても良い。
以下、具体例について説明する。例えば、図4に示すように、第2の温度検知用ダイオード37の検出信号の測定が、異なる温度において2回行われ、温度T1にて検出信号(順方向降下電圧)V1、温度T2にて検出信号V2の測定結果が得られたとする。なお、2点の検査温度としては、パッケージモジュール10の使用環境温度を考慮し、特に精度が求められる温度範囲をカバーするように設定することが好ましい。例えば、T1は25℃、T2は150℃に設定される。
第2の温度検知用ダイオード37は、温度変化に対して、例えば図5に示すような温度特性に従って、温度に応じて変化する順方向降下電圧Vfを出力する。この第2の温度検知用ダイオード37の温度特性はほぼ直線とみなすことができる。このため、2回の測定結果(温度T1と検出信号V1、温度T2と検出信号V2)から、第2の温度検知用ダイオード37の検出信号(順方向降下電圧Vf)の温度特性を示す関係(直線を示す数式)を求めることができる。そのため、本実施形態では、2回の測定結果を、第2の温度検知用ダイオード37の検出出力と温度との関係を示すものとして、駆動回路チップ30内のメモリ35、もしくは検査装置40内のメモリに保存する。
図2のフローチャートのステップS120では、パッケージモジュール10を熱板41に載置して加熱することにより、パッケージモジュール10の温度を所定の設定温度に制御する。続くステップS130では、検査装置40が、第1の温度検知用ダイオード22の出力信号を測定する。なお、第1の温度検知用ダイオード22の出力信号は、電圧−デューティ変換手段によりデューティ信号に変換されて、検査装置40に入力される。なお、補正回路34における補正量は、初期的にはゼロとなっている。
続くステップS140では、ステップS110にて得られた測定結果から、第2の温度検知用ダイオード37の検出信号と温度との関係を求め、その関係を示す数式に、第2の温度検知用ダイオード37の検出信号を代入して、温度を算出する。これにより、そのときの、第2の温度検知用ダイオード37の温度を正確に求めることができる。
ここで、第1の温度検知用ダイオード22と第2の温度検知用ダイオード37とは、パッケージモジュール10内のパワー素子チップ20及び駆動回路チップ30にそれぞれ内蔵されている。このため、パッケージモジュール10が所定温度となるように温度制御される際、実質的に同等の温度環境に置かれるもとのみなすことができる。そのため、第2の温度検知用ダイオード37の検出信号から得られた温度から、第1の温度検知用ダイオード22が検出すべき温度が得られる。
なお、第2の温度検知用ダイオード37の検出信号と温度との関係の測定は、上述したように、駆動回路チップ30単体の状態にて行われる。そのため、図3に示すように、第2の温度検知用ダイオード37は、設定温度とほぼ等しいとみなせる温度となる。このため、測定された第2の温度検知用ダイオード37の検出信号と温度との関係から、第2の温度検知用ダイオード37の温度を精度良く算出することが可能となる。また、第2の温度検知用ダイオード37は、第1の温度検知用ダイオード22が検出すべき基準となる温度を得るためだけに用いられるものである。そのため、第2の温度検知用ダイオード37は、駆動回路チップ30単体での検査、及びパッケージモジュール10の検査のときにだけ、いずれも検査装置40に接続された状態でのみ駆動される。従って、駆動回路チップ30単体での検出信号の測定条件と、パッケージモジュール10での検出信号の測定条件とを容易に揃えることが可能である。この点からも、第2の温度検知用ダイオード37の検出出力から、第1の温度検知用ダイオード22が基準とすべき温度を精度良く算出することが可能となる。
ステップS150では、検査装置40が、第1の温度検知用ダイオード22の検出信号(デューティ信号)が示す温度を、ステップS140にて算出した温度に一致させるための補正値を算出する。この補正値の算出方法の一例について説明する。検査装置40は、図6に示すような、第1の温度検知用ダイオード22の理想とする温度とデューティ信号との関係を理想特性として予め記憶している。この記憶した理想特性を用いて、第2の温度検知用ダイオード37の検出信号から得られた温度を基準とし、その基準温度に対する基準デューティを求める。そして、この基準デューティと第1の温度検知用ダイオード22の検出信号であるデューティ信号との差を、補正値として算出する。従って、この補正値を第1の温度検知用ダイオード22の検出信号に対して加算もしくは減算して補正することにより、補正された検出信号は正しい温度を示すものとなる。
ここで、第1の温度検知用ダイオード22の検出信号は、ダイオードの製造上のばらつきなどにより、理想出力特性からずれる場合があるが、そのずれは、図6に示すように、オフセット及び傾きのずれとして現れる。このような、オフセット及び傾きのずれを補正するために、本実施形態では、図6に示す如く、2点以上の温度にて、補正値を算出する。例えば、図6に示すように、2点の温度にて、基準デューティと検出したデューティ信号との差分を補正値1及び補正値2として算出する。
そして、検査装置40は、ステップS160において、このように算出した複数の補正値を、対応する補正前デューティ信号(温度に相当)とともにメモリ35に格納する。このように2点以上の温度における補正値がメモリ35に格納されることにより、補正回路34は、図7に示すように、単純な比例計算(直線補間演算)により、第1の温度検知用ダイオード22の検出信号である各々の補正前デューティ信号に対する補正値を算出することができるようになる。
また、本実施形態では、電圧−デューティ変換回路33により変換されたデューティ信号に対する補正値を算出している。このため、定電流回路32や電圧−デューティ変換回路33などの周辺回路の特性が狙いとする特性からずれていたとしても、それら周辺回路の特性のずれをも加味した補正値を算出することができる。
図8に、補正回路34の構成の一例を示す。補正回路34は、電圧−デューティ変換回路33から補正前のデューティ信号を入力する。そして、補正値算出部38が、メモリ35に記憶されている補正値とその補正値に対応する補正前デューティ信号との複数の組み合わせから、入力された補正前デューティ信号に対する補正値を算出する。この補正値は加算部39に送られ、加算部39が、補正前デューティ信号を補正値により加減算することにより、補正後のデューティ信号を生成する。
なお、図9に示すように、検査装置40は、相互に異なる温度において、3回以上、補正値を算出して、これらの補正値をメモリ35に格納するようにしても良い。この場合、補正回路34が、補正値が算出された補正前デューティ(温度に対応)以外の補正前デューティ信号に対する補正値を求める際には、その補正値を求めようとしている補正前デューティ信号の両側において最も近い2点の補正値を選択し、その選択した補正値を用いて比例計算を行うことが好ましい。例えば、図10に示す例では、補正値を求めようとしている補正前デューティ信号D1に対しては、その両側においてそれぞれ最も近い補正値1,2が選択され、それら補正値1,2から、補正前デューティ信号D1に対する補正値が算出される。このようにすると、図6に示す第1の温度検知用ダイオード22の理想とする温度とデューティ信号との関係が完全な直線関係ではない場合に、より精度の高い補正値を算出することが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態になんら制限されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
例えば、上述した実施形態では、パッケージモジュール10が、1組のパワー素子チップ20と駆動回路チップ30を内蔵する例について説明したが、パッケージモジュール10は、複数組のパワー素子チップ20と駆動回路チップ30を内蔵しても良い。
この場合、図11に示すように、それぞれの組の駆動回路チップ30に、第2の温度検知用ダイオード37を設けても良いし、図12に示すように、複数組の駆動回路チップ30のいずれかに第2の温度検知用ダイオード37を設けて、複数の駆動回路チップ30にて共用するようにしても良い。
また、上述した実施形態において、狙いとする設定温度に対応する補正前デューティ信号における補正値を精度良く得るために、第2の温度検知用ダイオード37の検出出力を、その検出出力と温度との関係に代入して得られる温度が、狙いとする設定温度に一致するように、検査装置40が熱板41の加熱状態を制御するようにしても良い。熱板41における温度とパッケージモジュール10の内部温度との間には、若干のずれが生じるが、上述したように熱板41を制御すると、第1の温度検知用ダイオード22の温度が設定温度に一致させることができる。
また、上述した実施形態では、第1の温度検知用ダイオード22の検出信号の理想出力特性からのずれを補正するために、図6に示されるように、2点以上の温度にて補正値を算出した。しかしながら、例えば、パッケージモジュール10の使用温度範囲が狭い温度範囲に管理されていたり、ある限定された温度範囲にて精度が得られれば十分である用途に使用されるものであったり、あるいは、第1の温度検知用ダイオード22の出力特性の傾きのずれが相対的に小さかったりする場合には、1点の温度にて補正値を算出するのみであっても良い。
また、第2の温度検知用ダイオード37の測定結果としても、1点の検査温度において、第2の温度検知用ダイオード37の検出信号と温度との関係を測定しても良い。例えば、図13に示すように、第1の温度検知用ダイオード22の理想とする傾きαが予め判明しており、実際の傾きが、その理想とする傾きαからのずれが小さいとみなせる場合、ある1点の検査温度T3で検出信号(順方向降下電圧)との関係を測定すれば、図13に示す式に従って、第2の温度検知用ダイオード37の温度Tを算出することができる。また、図14に示すように、第1の温度検知用ダイオード22の理想特性のある温度における温度特性値(例えば温度T0における順方向降下電圧V0)が予め判明しており、実際の温度特性値とのずれが小さいとみなせる場合も、1点の検査温度T3で検出信号(順方向降下電圧)との関係を測定すれば、図14に示す式に従って、第2の温度検知用ダイオード37の温度Tを算出することができる。
さらに、上述した実施形態では、メモリ35に複数の補正値を格納し、その複数の補正値から、各補正前デューティ信号に対する補正値を算出し、補正前デューティ信号に対する補正を行なっていた。しかしながら、第1の温度検知用ダイオード22の検出信号をアナログ信号のまま補正回路34に出力し、補正回路34において、例えば検査装置40の測定結果により抵抗値が調節された抵抗や増幅器を用いて、必要な補正を行うことも可能である。
10 パッケージモジュール
20 パワー素子チップ
21 パワー半導体素子
22 第1の温度検知用ダイオード
30 駆動回路チップ
31 パワー素子駆動回路
34 補正回路
35 メモリ
37 第2の温度検知用ダイオード
40 検査装置

Claims (15)

  1. 制御負荷に対して駆動電流を通電するパワー半導体素子(21)と当該パワー半導体素子の温度を検出する第1の温度センサ(22)とを有するパワー素子チップ(20)と、前記パワー半導体素子を駆動する駆動回路(31)を有する駆動回路チップ(30)とが、1つのパッケージとして一体化されたパッケージモジュール(10)において、前記第1の温度センサにより検出される温度の誤差を低減するための検出温度誤差補正方法であって、
    前記駆動回路チップには、当該駆動回路チップの温度を検出する第2の温度センサ(37)が内蔵されており、
    前記駆動回路チップ単体の状態で所定の検査温度となるように温度制御を行い、そのときの前記第2の温度センサの検出出力に基づき、当該第2の温度センサにおける検出出力と温度との関係を測定する測定ステップ(S100、S110)と、
    前記パッケージモジュールの状態で所定の検査温度となるように温度制御を行い、そのときに、前記第1の温度センサにより検出される温度が、前記第2の温度センサの検出出力を前記測定ステップにより測定された関係に当て嵌めることにより得られる温度に一致するように、前記第1の温度センサの検出出力の誤差を補正するための補正値を算出する算出ステップ(S120〜S150)と、
    前記算出ステップにより算出された前記補正値を、前記第1の温度センサの検出出力を補正する補正部(34,35)に設定する設定ステップ(S160)と、を備えることを特徴とする検出温度誤差補正方法。
  2. 前記測定ステップにおいて測定された、第2の温度センサにおける温度と検出出力との関係が、前記駆動回路チップ内に設けられた第1の記憶部(35)に記憶されることを特徴とする請求項1に記載の検出温度誤差補正方法。
  3. 前記補正部は、前記駆動回路チップ内に設けられるとともに、前記算出ステップにおいて算出された前記補正値を記憶する第2の記憶部(35)を有することを特徴とする請求項1または2に記載の検出温度誤差補正方法。
  4. 前記算出ステップでは、前記第1の温度センサの検出温度と、前記関係を用いて前記第2の温度センサの検出出力から得られる温度との差分に応じた補正値が算出され、
    前記補正部は、前記補正値が算出された温度以外の温度における補正値を、算出された補正値に基づき、比例計算により求めることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の検出温度誤差補正方法。
  5. 前記算出ステップでは、相互に異なる検査温度において、少なくとも2回、前記第1の温度センサの検出温度と、前記関係を用いて前記第2の温度センサの検出出力から得られる温度との差分に応じた補正値が算出されることを特徴とする請求項4に記載の検出温度誤差補正方法。
  6. 前記算出ステップにおいて、相互に異なる検査温度において、前記第1の温度センサの検出温度と、前記関係を用いて前記第2の温度センサの検出出力から得られる温度との差分に応じた補正値が、3回以上算出された場合、前記補正部は、前記補正値が算出された温度以外の温度における補正値を求める際に、その補正値を求めようとしている温度の高温側及び低温側においてそれぞれ最も近い温度における算出済みの補正値を用いて、前記比例計算を行うことを特徴とする請求項5に記載の検出温度誤差補正方法。
  7. 前記算出ステップにおいて、前記関係を用いて前記第2の温度センサの検出出力から得られる温度が前記所定の検査温度に一致するように、前記パッケージモジュールを加熱する加熱手段(41)が制御されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の検出温度誤差補正方法。
  8. 制御負荷に対して駆動電流を通電するパワー半導体素子(21)と当該パワー半導体素子の温度を検出する第1の温度センサ(22)とを有するパワー素子チップ(20)と、前記パワー半導体素子を駆動する駆動回路(31)を有する駆動回路チップとが、1つのパッケージとして一体化されたパッケージモジュール(10)において、前記第1の温度センサにより検出される温度の誤差を低減するための検出温度誤差補正システムであって、
    前記駆動回路チップに内蔵され、当該駆動回路チップの温度を検出する第2の温度センサ(37)と、
    前記駆動回路チップ単体の状態で所定の検査温度となるように温度制御が行われたときに、前記第2の温度センサの検出出力に基づき、当該第2の温度センサにおける検出出力と温度との関係を測定して保存しておく測定部(40)と、
    前記パッケージモジュールの状態で所定の検査温度となるように温度制御が行われたときに、前記第1の温度センサにより検出される温度が、前記第2の温度センサの検出出力を前記測定部により測定された関係に当て嵌めることにより得られる温度に一致するように、前記第1の温度センサの検出出力の誤差を補正するための補正値を算出する補正値算出部(40)と
    前記駆動回路チップに設けられ、前記補正値算出部により算出された補正値が設定され、設定された補正値を用いて、前記第1の温度センサの検出出力を補正する補正部(34,35)と、を備えることを特徴とする検出温度誤差補正システム。
  9. 前記測定部(40)により測定された前記第2の温度センサにおける検出出力と温度との関係は、前記駆動回路チップ内に設けられた記憶部(35)に記憶されて保存されることを特徴とする請求項8に記載の検出温度誤差補正システム。
  10. 前記補正値算出部は、前記第1の温度センサの検出温度と、前記関係を用いて前記第2の温度センサの検出出力から得られる温度との差分に応じた補正値を算出し、
    前記補正部は、前記補正値が算出された温度以外の温度における補正値を、算出された補正値に基づいて、比例計算により求めることを特徴とする請求項8または9に記載の検出温度誤差補正システム。
  11. 前記補正値算出部は、相互に異なる検査温度において、少なくとも2回、前記第1の温度センサの検出温度と、前記関係を用いて前記第2の温度センサの検出出力から得られる温度との差分に応じた補正値を算出することを特徴とする請求項10に記載の検出温度誤差補正システム。
  12. 前記補正値算出部が、相互に異なる検査温度において、前記第1の温度センサの検出温度と、前記関係を用いて前記第2の温度センサの検出出力から得られる温度との差分に応じた補正値を3回以上算出した場合、前記補正部は、前記補正値が算出された温度以外の温度における補正値を求める際に、その補正値を求めようとしている温度の高温側及び低温側においてそれぞれ最も近い温度における算出済みの補正値を用いて、前記比例計算を行うことを特徴とする請求項11に記載の検出温度誤差補正システム。
  13. 前記パッケージモジュールには、複数のパワー素子チップと、それら複数のパワー素子チップにそれぞれ対応する複数の駆動回路チップが設けられ、前記第2の温度センサは、複数の駆動回路チップにそれぞれ設けられることを特徴とする請求項8乃至12のいずれかに記載の検出温度誤差補正システム。
  14. 前記パッケージモジュールには、複数のパワー素子チップと、それら複数のパワー素子チップにそれぞれ対応する複数の駆動回路チップが設けられ、前記第2の温度センサは、複数の駆動回路チップのいずれか1つに設けられることを特徴とする請求項8乃至12のいずれかに記載の検出温度誤差補正システム。
  15. 前記パッケージモジュールの温度制御は、前記関係を用いて前記第2の温度センサの検出出力から得られる温度が前記所定の検査温度に一致するように、前記パッケージモジュールを加熱する加熱手段(41)を制御することにより行われることを特徴とする請求項8乃至14のいずれかに記載の検出温度誤差補正システム。
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