JPH04118573A - 半導体センサの温度補償方法 - Google Patents

半導体センサの温度補償方法

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JPH04118573A
JPH04118573A JP2239634A JP23963490A JPH04118573A JP H04118573 A JPH04118573 A JP H04118573A JP 2239634 A JP2239634 A JP 2239634A JP 23963490 A JP23963490 A JP 23963490A JP H04118573 A JPH04118573 A JP H04118573A
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JP
Japan
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temperature
output
semiconductor sensor
compensation
specific resistance
Prior art date
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Pending
Application number
JP2239634A
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English (en)
Inventor
Tadashi Kamioka
正 上岡
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 半導体センサの温度補償方法に関し、 動作温度の検出誤差を低減することによって温度補償出
力の精度を向上させることを目的とし、半導体センサの
固有抵抗の値を検出する抵抗検出部と、該抵抗検出部に
よって検出した固有抵抗の値と予め記録してある該固有
抵抗の温度依存性データを比較して該半導体センサの動
作温度を判別する温度判別部とを備え、該温度判別部に
より判別した動作温度に応じて該半導体センサの出力補
償を行うように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は半導体センサの温度補償方法に関する。
近年、電子機器の高精度化、インテリジェント化を図る
ため様々なセンサがその内部に組み込まれ使用されてい
るが、小型・軽量化の点で半導体素子を用いたセンサが
有利であり広く用いられている。しかし一般に半導体素
子の特性は大きな温度依存性を有するため、温度補償を
行うことが欠かせない。
〔従来の技術〕
第4図は、半導体センサ出力の温度補償を行うための従
来例を示したものである。同図において半導体センサ1
00はパッケージ102に収められた半導体チップ10
1から成り、電子機器の筺体104に固着されている。
半導体チップ101の出力は、所定の値に増幅された後
、A/Dコンバータ107によってデジタル数値化され
出力補償部108に送られる。また、半導体センサ10
0に近接して熱電対あるいはサーミスタ等の温度検出用
素子103を電子機器の筐体104に固着し、この温度
検出用素子103の出力をA/Dコンバータ105を通
して温度検出部1(16で温度に対応するデータに変換
した後出力補償部108に送る。記録部109には同図
に示したように、あらかじめ実験的に求められた種々の
温度T1、T2 ・・・における半導体センサ101の
出力補償係数に1、K2が出力補償係数データ109a
として格納されている。そして出力補償部108は温度
検出部1(16から入力された温度に対応したデータに
基づいて出力補償係数をこの記録部109から読み出し
、前述した半導体センサ101の出力に乗じて温度補償
された出力を得るものである。
温度補償を行う方法としては、上述の方法の他にたとえ
ば、半導体センサとは逆の温度特性を有する温度検出用
素子を半導体センサに近接して設置し、その出力を半導
体センサの出力増幅器にフィードバックする方法も用い
られる。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上のように従来の方法では、いずれも半導体センサ1
00に近接して設置した温度検出用素子により検出され
た温度を半導体センサの温度を示すものとして、これを
基に出力の温度補償を行っていた。しかしながら第2図
に見られるように、半導体チップ101の温度はパッケ
ージ102および筐体104を介して間接的に温度検出
用素子103に伝えられるため、その間に存在する熱抵
抗により温度差が生じることは避けられない。特に、電
子機器内における場所的な制約により半導体センサと温
度検出用素子を近接して設置できない場合、あるいはそ
の相対的な設置位置が電子機器ごとに異なる場合には、
上述の温度誤差はさらに大きくかつそのバラツキも顕著
になる。従って、出力補償係数を如何に正確に算出した
としても上記温度差あるいはそのバラツキが存在する限
り、温度補償出力に誤差が生じることになり、半導体セ
ンサの信頼性が損なわれるという問題があった。
そこで本発明は、半導体センサの動作温度の検出誤差を
低減することによって温度補償出力の精度を向上させる
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題の解決は、半導体センサの固有抵抗の値を検出
する抵抗検出部と、該抵抗検出部によって検出した固有
抵抗の値と予め記録してある該固有抵抗の温度依存性デ
ータを比較して該半導体センサの動作温度を判別する温
度判別部とを備え、該温度判別部により判別した動作温
度に応じて該半導体センサの出力補償を行う半導体セン
サの温度補償方法によって達成される。
〔作 用〕
本発明では、半導体素子の固有抵抗の変化を検出し、こ
の半導体素子の固有抵抗の温度依存性について予め求め
た既知のデータと比較することによってその動作温度を
検出するようにしているため、従来のように半導体素子
と温度検出用素子とが離れて設置されたことによる温度
誤差は生じることがなく、半導体センサ出力の正確な温
度補償が可能となる。
[実施例] 第1図は本発明の実施例を示すブロック図である。この
実施例は、磁界センサとして用いられる半導体磁気抵抗
素子の出力の温度補償を行うものである。
同図に示したように、磁気抵抗素子11に抵抗体12を
直列に接続し定電圧Hvにより駆動する。抵抗体12は
、その抵抗値Rが温度による変化の小さな安定な温度特
性を持つ材料で構成する。
磁気抵抗素子11は、互いに等しい固有抵抗′Arを有
するIn5b(インジウムアンチモン)等の半導体膜1
1a 、llbから構成されている。そして半導体膜1
1a 、llbに印加された磁界の差に対応した出力電
圧を半導体膜11a 、llbの中点Pから取り出すよ
うにしたものである。従って同図に示したように、半導
体膜の一方11bにのみ磁界ΔHを印加したときに、こ
れに対応した出力電圧Δ■■が得られる。
ΔVII+は、ΔHとともに磁気抵抗素子11の動作温
度によって変化する。そこで温度補償を行うべく上記出
力電圧ΔVmをA/Dコンバータ13によってデジタル
数値化した後出力補償部19に送る。
一方、抵抗体12の電圧Vsは印加磁界による磁気抵抗
素子11の固有抵抗rの変化が固有抵抗r自体より充分
小さいときには、 Vs=  V−R/(R+r)   (1)で表される
。この電圧Vsは増幅器(図示せず)によって所定の値
に増幅された後A/Dコンバータ14によってデジタル
数値化され、さらに変換部15で(1)式に基づいて固
有抵抗rに変換されて温度判別部16に送られる。温度
判別部16に接続された記録部17には、同図に示した
ように、予め種々の温度Tl 、T2  ・・・におけ
る磁気抵抗素子の固を抵抗rl、r2  ・・・を測定
した結果、即ち、固有抵抗の温度依存性データ(17a
)が格納されている。温度判別部16では、変換部15
から入力された固有抵抗rに最も近い抵抗値に対応する
温度を選択して出力補償部19に送る。一方、出力補償
部19に接続された記録部18には、各温度Tl 、T
2・・・における磁気抵抗素子11の出力の温度補償係
数Kl 、K2  ・・・を計算した結果を示す出力補
償係数データ(18a)が格納されている。出力補償部
19では、温度判別部16から入力された温度に対応す
る温度補償係数を上記記録部18から読み出し、入力さ
れた磁気抵抗素子11の出力電圧Δ■−に乗じ補償出力
を算出する。
第2図は本発明の他の実施例を示すブロック図である。
同図において、21は半導体センサ、たとえば磁気抵抗
素子であり、22は電流検出用の抵抗体であって半導体
センサ21に流れる電流を検出するものであり、23は
センサ増幅器であって半導体センサ21の出力を適正な
レベルに増幅するものであり、24は電流検出用増幅器
であって抵抗体22に発生する電圧を適正なレベルに増
幅するものであり、25はA/Dコンバータであってセ
ンサ増幅器23の出力および電流検出用増幅器24の出
力をA/D変換するものであり、26はCPUであって
半導体センサ21の出力を抵抗体22の出力で補正処理
を行うものであり、27は記憶部であって前述した実施
例で述べたものと同様な半導体センサ21の温度特性を
記憶したものであり、28は定電圧電源である。
半導体センサ21は温度によってその出力および固有抵
抗の値rが変化するが、抵抗体22は温度に対して安定
な抵抗Rを有する。そこで、温度変化により半導体セン
サ21の固有抵抗rが変化すると、抵抗体22の電圧v
Sが変化し、CP U26においてVS=R・V/(R
+r)よりその温度における固有抵抗の値rが判明する
。また、半導体センサ21の出力はセンサ増幅器23お
よびA/Dコンバータ25を経てCPU26に入力され
る。そして、CPU26は、先に求めた固有抵抗の値r
により記憶部27内に予め各温度に対応して記憶されて
いる補償情報、たとえば前の実施例で述べた温度補償係
数を検索し、固有抵抗rの値に対応する補償情報を得る
。この補償情報は先に入力されている半導体センサ21
の出力に適用され、正確に温度補償された出力が得られ
る。第3図は以上の実施例におけるCPUの処理の流れ
を示したものである。
〔発明の効果] 以上のように本発明は、半導体センサの固有抵抗値から
検出した動作温度を基にして出方の温度補償を行うので
動作温度の検出誤差に起因する精度劣化がなく、正確な
温度補償を行う上で有益である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すブロック図、第2図は本
発明の他の実施例を示すブロック図、第3図はCPUに
おける処理を示す流れ図、第4図は従来例の問題点を示
すブロック図、である。 図において、 11.21は磁気抵抗素子、 11a 、 llbは半導体膜、 12.22は抵抗体、 13.141.25.105.107はA/Dコンバー
タ、15は変換部、 16は温度判別部、 17.1B、27.109は記録部、 17aは固有抵抗の温度依存性データ、18a 、10
9aは出力補償係数データ、19.108は出力補償部
、 23はセンサ増幅器、 24は電流検出用増幅器、 26はCPU。 28は定電圧源、 100は半導体センサ、 101は半導体センサチップ、 102はパッケージ、 103は温度検出用素子、 104は筐体、 1(16は温度検出部、 である。 本発明の実施例を示すブロック図 第 図 本発明の他の実施例を示すブロック図 第 図 CPUにおける処理を示す流れ図 第 図 従来例の問題点を示すブロック図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  半導体センサ(11)の固有抵抗の値を検出する抵抗
    検出部(12)と、該抵抗検出部(12)によって検出
    した固有抵抗の値と予め記録してある該固有抵抗の温度
    依存性データを比較して該半導体センサ(11)の動作
    温度を判別する温度判別部(16)とを備え、該温度判
    別部(16)により判別した動作温度に応じて該半導体
    センサ(11)の出力補償を行うことを特徴とする半導
    体センサの温度補償方法。
JP2239634A 1990-09-10 1990-09-10 半導体センサの温度補償方法 Pending JPH04118573A (ja)

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JP (1) JPH04118573A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5498178A (en) * 1993-11-17 1996-03-12 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Electrical wire connecting fixture
US7044633B2 (en) 2003-01-09 2006-05-16 International Business Machines Corporation Method to calibrate a chip with multiple temperature sensitive ring oscillators by calibrating only TSRO
JP2014153232A (ja) * 2013-02-11 2014-08-25 Denso Corp 検出温度誤差補正方法、及び検出温度誤差補正システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7044633B2 (en) 2003-01-09 2006-05-16 International Business Machines Corporation Method to calibrate a chip with multiple temperature sensitive ring oscillators by calibrating only TSRO
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