JP5904035B2 - 搬送補助装置 - Google Patents

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Description

本発明は、キャスタを有する対象物(例えばベッド、荷台、機器)の搬送をアシストする搬送補助装置に関する。
特許文献1に記載の搬送補助装置は、走行台車と走行台車の上に設けられる操作機を有する。操作機には使用者に押された力を検知する力センサが設けられる。走行台車には制御装置と連結器が設けられる。制御装置は、力センサからの信号に基づいて走行台車を制御する。連結器は、ベッドと走行台車を連結する。したがって連結器には、走行台車が発する駆動力のみならず使用者が操作機に加えた力が加わる。
特開平8−317953号公報
しかし上記の搬送補助装置は、走行台車と操作機を一体に有するため、比較的大きい。連結機も剛性が必要であるために比較的大きい。したがってベッド等の対象物から外した際に小型の搬送補助装置が従来必要とされている。
1つの特徴によると本発明は、対象物に連結される走行台車と、走行台車を操作する信号を発する操作機を有する。操作機は、一対の把持部材と検知センサを有する。一対の把持部材は、対象物に沿って設置されて受けた力を対象物に伝える柔軟性を備える。検知センサは、各把持部材に設けられて把持部材に加えられた力を検知する。
したがって走行台車は、操作機と別体に構成され得る。そのために走行台車は、操作機が一体に設けられる場合に比べて小さくなる。これにより走行台車は、対象物から外された際に容易に収納され得る。操作機の把持部材は、柔軟性を有し、使用者に把持されて加えられた力を対象物に伝え得る。そのため操作機は、使用者から加えられた力に耐え得る剛性が不要である。そのため操作機を小さくし得る。
ベッドと補助装置の斜視図である。 補助装置の操作機の斜視図である。 補助装置の操作機の側面図である。 操作機の一部上面図である。 ベッドの高さを高くした際のベッドと補助装置の側面図である。 ベッドの高さを低くした際のベッドと補助装置の側面図である。 走行台車とベッドの一部の側面図である。 走行台車とベッドの一部の上面図である。 ベッドが直進する際のベッドと補助装置の上面図である。 ベッドが曲って前進する際のベッドと補助装置の上面図である。
本発明の1つの実施の形態を図1〜10にしたがって説明する。搬送補助装置1は、図1に示すように1人の看護師6等によってベッド4を搬送する際に利用される。
ベッド4は、図1,5,6に示すようにベッド本体4aとベッド高さ調整機構4cとキャスタ4dを有する。ベッド本体4aは、複数の金属製のパイプ材から構成されるフレームを有する。ベッド本体4aの前端と後端にボード4bが立設される。ベッド本体4aの上にマットレス4gが設置され、マットレス4gの上に患者5が横たわり得る。
ベッド高さ調整機構4cは、図5,6に示すようにベース4c1とリンク機構4c2を有する。リンク機構4c2は、ベッド本体4aの4隅とベース4c1の4隅間に設けられる。リンク機構4c2は、ベッド本体4aに回転可能に連結される上リンク4c3と、ベース4c1に回転可能に連結される下リンク4c4を有する。上リンク4c3と下リンク4c4は、回転可能に連結される。ベッド高さ調整機構4cは、モータ4c5を有する。モータ4c5の出力によってリンク機構4c2の態様が変化し、ベース4c1に対してベッド本体4aの高さが調整される。
ベース4c1は、図5,6に示すようにベッド本体4aの下側に位置する。ベース4c1の4隅にキャスタ4dが装着される。キャスタ4dは、シャフトと車輪を有する。シャフトは、ベース4c1に対して垂直軸周りに自由回転可能に取付けられる。車輪は、シャフトの下部に回転可能に取付けられ、水平軸周りに回転する。キャスタ4dに制動力を付与するブレーキ機構が設けられる。ブレーキ機構を操作するペダル4eがベース4c1に傾動可能に取付けられる。
搬送補助装置1は、図1に示すように操作機2と走行台車3を有する。操作機2は、ベッド4の長手方向の一端部に装着される。走行台車3は、ベッド4の長手方向の他端部に装着される。
操作機2は、図2,3に示すように一対の把持部材2a,2bと保持部材2cを有する。把持部材2a,2bは、ゴム、樹脂、布等の変形可能な材料から形成される。例えば把持部材2a,2bは、所定の強度を有しかつ臭いの少ないシリコンゴム等から形成され得る。把持部材2a,2bは、ベッド4のボード4bの上端に設置され、ボード4bの上部に沿う。
把持部材2a,2bは、図2,4に示すように上部2a1,2b1と垂部2a2,2a3,2b2,2b3を一体に有する(鞍形状)。上部2a1,2b1は、ボード4bの上端に設置される。第1垂部2a2,2b2は、上部2a1,2b1から下方に延出し、ボード4bの第1面に沿う。第2垂部2a3,2b3は、上部2a1,2b1から下方に延出し、ボード4bの第1面の裏に位置する第2面に沿う。
把持部材2a,2bには、図2,4に示すように把持部材2a,2bに加えられた力を検知する検知センサ2d,2eが設けられる。検知センサ2d,2eは、感圧導電性エラストマーセンサ等の感圧センサである。感圧導電性エラストマーセンサは、導電材を含むゴム材料から形成され、ゴムの変位(歪み)に伴い電気抵抗が変化する。
検知センサ2d,2eは、第1検知センサ2d1,2e1と第2検知センサ2d2,2e2を有する。第1検知センサ2d1,2e1は、第1垂部2a2,2b2に設けられ、第2検知センサ2d2,2e2は、第2垂部2a3,2b3に設けられる。使用者がベッド4を押す場合、第1垂部2a2,2b2がボード4bに押付けられ、第1検知センサ2d1,2e1が押す力を検知する。使用者がベッド4を引く場合、第2垂部2a3,2b3がボード4bに押付けられ、第2検知センサ2d2,2e2が引く力を検知する。
把持部材2aは、図1に示すように看護師6の右手によって把持され、把持部材2bは、左手によって把持される。検知センサ2dが右手で加えられた力を検知して、検知センサ2eが左手で加えられた力を検知する。検知センサ2d,2eからの信号は、送信機2fによって走行台車3に送信される。
保持部材2cは、図2に示すように本体2c1と2対のフック2c2を有する。本体2c1は、長尺箱形状であって樹脂等から形成される。本体2c1の各端部に把持部材2a,2bが装着される。保持部材2cは、把持部材2a,2bの間に位置し、把持部材2a,2bを所定の間隔に保持する。本体2c1に送信機2fと角度表示装置2gが設けられる。送信機2fは、電気配線によって検知センサ2d,2eと接続される。送信機2fは、受信した信号を無線であるいは有線で走行台車3に送信する。
角度表示装置2gは、図2,4に示すように複数のLED2g1を有する。角度表示装置2gは、検知センサ2d,2eの検知信号に基づいて操作機2に加えられた左右の力差を求めて力差に応じたLED2g1を点灯する。左右の力差は、走行台車3の駆動輪3aの操舵角を求める際に利用される。そのため結果として角度表示装置2gは、操舵角を表示する。
フック2c2は、図1,2に示すように本体2c1の前端縁または後端縁から下方に延出する。前端縁に位置するフック2c2がボード4bの前面に設置され、後端縁に位置するフック2c2がボード4bの後面に設置される。保持部材2cは、フック2c2によってボード4bの上端縁に保持される。
走行台車3は、図1,5に示すように台車本体3bと駆動輪3aを有する。台車本体3bに走行台車3をベッド4に連結するための係合部材3cと回転規制部材3dが設けられる。係合部材3cは、台車本体3bの下部に回転可能に取付けられる。係合部材3cは、図2の仮想線で示す格納位置と、図2の実線で示す使用位置の間を移動する。格納位置において係合部材3cは、台車本体3bの後面に沿う。
図7に示すように使用位置において係合部材3cは、ストッパ3c5によって略水平に保持される。係合部材3cは、受入れ部3c3と力受面3c6とフック3c4を有する。受入れ部3c3は、係合部材3cの上面に位置し、ベッド4の一部を上方から受入れる。力受面3c6は、ベッド本体4aが上方から当接され、ベッド4の荷重を受ける。
フック3c4は、図7に示すように使用位置の係合部材3cの端部から上方に延出する。フック3c4は、ベッド本体4aの一部の後方に隣接する。ボード4bの後面の前側に台車本体3bが隣接する。したがって走行台車3は、係合部材3cと台車本体3bによってベッド4に対して前後方向の移動が規制される。
係合部材3cは、図8に示すように一対のアーム3c1と連結部3c6を有する。アーム3c1は、台車本体3bの左部と右部に回転可能に連結される。連結部3c6は、各アーム3c1の端部を連結する。したがって一対のアーム3c1は、台車本体3bに対し一体的に回転する。フック3c4は、各アーム3c1の端部に設けられる。
回転規制部材3dは、図1に示すように一対の柱3d1と一対の掛け部3d2と連結部3d3を有する。柱3d1は、台車本体3bの後部に上下動可能に取付けられる。掛け部3d2は、柱3d1の先端から後方に延出し、ボード4bの上部に設置され得る。連結部3d3は、一対の掛け部3d2の端部を連結する。
台車本体3bの下側には、図5,6に示すようにシャフト3fと駆動輪3aが取付けられる。シャフト3fは、台車本体3bから下方に延出し、台車本体3bに軸回転可能に取付けられる。台車本体3bには、シャフト3fを軸回転させる方向変換源3hが設けられる。シャフト3fは、台車本体3bあるいは駆動輪3aに上下動可能に支持される。シャフト3fの外周には、ばね3gが設けられる。ばね3gは、台車本体3bと駆動輪3aの距離を可変可能に保持する。駆動輪3aには駆動モータ3eが連結される。
走行台車3をベッド4に装着する場合は、先ず図5に示すようにベッド4に設けられた操作機4fによってベッド高さ調整機構4cを操作する。これによりベッド本体4aの高さを高くする。走行台車3の係合部材3cを使用位置にし、係合部材3cをベッド本体4aの下方に配置する。回転規制部材3dを台車本体3bに対してフリーにして、ベッド4のボード4bの上部に掛ける。
次に、図6に示すように操作機4fによってベッド高さ調整機構4cを操作して、ベッド本体4aを降下させる。係合部材3cにベッド4の荷重が加わる。係合部材3cに加わった力によって台車本体3bに時計回りのトルクが生じる。トルクによって回転規制部材3dがベッド4に押付けられ、台車本体3bの回転が規制される。ベッド4からの荷重によってばね3gが変形し、駆動輪3aにベッド4の荷重が加わる。
ばね3gには、図6に示すようにセンサ3iが設けられる。センサ3iは、ばね3gの変形量を検知する。これによりセンサ3iは、駆動輪3aに加わる荷重を検知し得る。センサ3iの検知信号は、台車本体3b内のコントローラ3jに送信される。コントローラ3jは、所定の荷重が駆動輪3aに加わったと判断した際に図示省略の警報機を作動させる。
警報機は、作動することで光または音を発する。使用者は、警報時にベッド高さ調整機構4cの操作を停止する。これにより駆動輪3aに加わる荷重が所定の大きさ(例えば60kg重)に調整される。かくして駆動輪3aと設置面の間に加わる力が十分に大きくなる。その結果、駆動輪3aが設置面に対して滑ることが抑制され得る。一方、駆動輪3aに加わる力が大きくなりすぎることも抑制できる。その結果、駆動輪3aの回転抵抗が大きくなることを抑制でき、駆動モータ3eの消費電力が大きくなることを抑制できる。
図5,6に示すようにベッド本体4aが下降し、係合部材3cがベッド本体4aに係止する。これにより走行台車3がベッド4に対し移動規制され、走行台車3がベッド4に連結される。回転規制部材3dは、台車本体3bに対してフリーであるため、ベッド本体4aに係止したまま下降する。
台車本体3bには、図5に示すようにコントローラ3j、バッテリ3k、インバータ3mが設けられる。バッテリ3kは、台車本体3bに設けられた装着器に脱着可能に装着される。インバータ3mは、バッテリ3kの出力する直流(例えばDC24V)を所望の電圧の交流(例えばAC100V)に変換する。インバータ3mから出力される交流は、コンセント3pに供給される。コンセント3pは、台車本体3bの上面に設けられる。コンセント3pに交流で作動するベッド高さ調整機構4c等の電気機器の電源コードプラグが接続される。
コントローラ3jは、受信機、方向制御回路、走行トルク制御回路を有する。受信機は、操作機2の送信機2fからの信号を無線あるいは有線で受信する。方向制御回路は、第1検知センサ2d1,2e1と第2検知センサ2d2,2e2からの信号に基づいて各把持部材2a,2bに加わった力を求める。例えば押す力を正、引く力を負として判断する。方向制御回路は、一対の把持部材2a,2bに加わった力差を算出し、力差によって方向変換源3hを制御し、駆動輪3aの角度(操舵角)を決定する。
走行トルク制御回路は、第1検知センサ2d1,2e1と第2検知センサ2d2,2e2からの信号に基づいて各把持部材2a,2bに加わった力を求める。走行トルク制御回路は、各把持部材2a,2bに加わった力の和を求め、力の和の大きさに応じて駆動輪3aに加えるトルクを決定する。
一対の把持部材2a,2bを押す力または引く力が同じ場合、図9に示すように駆動輪3aの車軸がベッド4の長手方向に直交する。看護師6等が一対の把持部材2a,2bを押した場合、ベッド4が直進し、引いた場合はベッド4が真っ直ぐに後退する。
右の把持部材2aを押す力が左の把持部材2bを押す力よりも大きい場合、図10に示すように駆動輪3aの車軸がベッド4の長手方向に直交する位置から図10において反時計回りに回転する。これによりベッド4が左方向に曲って前進する。右の把持部材2aを引く力が左の把持部材2bを引く力よりも大きい場合、ベッド4が左方向に曲って後退する。
左の把持部材2bを押す力が右の把持部材2aを押す力よりも大きい場合、駆動輪3aの車軸がベッド4の長手方向に直交する位置から図10において時計回りに回転する。これによりベッド4が右方向に曲って前進する。左の把持部材2bを引く力が右の把持部材2aを引く力よりも大きい場合、ベッド4が右方向に曲って後退する。
以上のように搬送補助装置1は、図1に示すようにベッド4に連結される走行台車3と、走行台車3を操作する信号を発する操作機2を有する。操作機2は、一対の把持部材2a,2bと検知センサ2d,2eを有する。一対の把持部材2a,2bは、ベッド4に沿って設置されて受けた力をベッド4に伝える柔軟性を備える。検知センサ2d,2eは、各把持部材2a,2bに設けられて把持部材2a,2bに加えられた力を検知する。
したがって走行台車3は、操作機2と別体に構成され得る。そのために走行台車3は、操作機2が一体に設けられる場合に比べて小さくなる。これにより走行台車3は、ベッド4から外された際に容易に収納され得る。操作機2の把持部材2a,2bは、柔軟性を有し、使用者に把持されて加えられた力をベッド4に伝える。そのため操作機2は、使用者から加えられた力に耐え得る剛性が不要である。そのため操作機2を小さくし得る。
把持部材2a,2bは、図1に示すようにベッド4に脱着可能に装着される。したがって把持部材2a,2bは、ベッド4から外されて収納され得る。あるいは他のベッド4に装着されて使用され得る。
検知センサ2d,2eは、図1に示すようにベッド4を押す力を検知する第1検知センサ2d1,2e1と、ベッド4を引く力を検知する第2検知センサ2d2,2e2を含む。したがって第1検知センサ2d1,2e1と第2検知センサ2d2,2e2は、一方の力のみを検知できれば良いために簡易なセンサが使用され得る。
操作機2は、図1,2に示すように一対の把持部材2a,2bの間隔を保持する保持部材2cを有する。保持部材2cに検知センサ2d,2eからの信号を発信する送信機2fが設けられる。したがって一対の把持部材2a,2bと保持部材2cは、一体でベッド4に装着される。そのため一対の把持部材2a,2bの間隔を決定することなく、簡易に操作機2がベッド4に装着され得る。さらに保持部材2cは、送信機2fを保護することにも利用され得る。
走行台車3は、図1に示すように台車本体3bと駆動輪3aとコントローラ3jを有する。駆動輪3aは、台車本体3bに角度変更可能に取付けられる。コントローラ3jは、駆動輪3aの角度を操作機2の一対の把持部材2a,2bに加えられた力差に応じて変更する。操作機2には、駆動輪3aの角度を示す角度表示装置2gが設けられる。したがって看護師6等の使用者は、角度表示装置2gによって駆動輪3aの角度を確認しつつ一対の把持部材2a,2bに加える力を調整できる。これにより走行台車3の走行方向が正確に決定され得る。
把持部材2a,2bは、図2に示すように上部2a1,2b1と一対の垂部2a2,2a3,2b2,2b3を有する。上部2a1,2b1は、ボード4bの上端部に設置される。一対の垂部2a2,2a3,2b2,2b3は、上部2a1,2b1からボード4bの各面に沿って延出する。したがって把持部材2a,2bは、ベッド4のボード4bを利用して簡易かつ安定良くベッド4に取付けられ得る。
操作機2は、図1に示すようにベッド4の一端部に装着され、走行台車3は、ベッド4の他端部に装着される。したがってベッド1の一端部が看護師6等の使用者から力を受け、他端部が走行台車3から力を受ける。そのためベッド4は、一端部から力を受ける場合に比べて安定良く向きが決定され得る。
本発明の形態を上記構造を参照して説明したが、本発明の目的を逸脱せずに多くの交代、改良、変更が可能であることは当業者であれば明らかである。したがって本発明の形態は、添付された請求項の精神と目的を逸脱しない全ての交代、改良、変更を含み得る。例えば本発明の形態は、前記特別な構造に限定されず、下記のように変更が可能である。
搬送補助装置1の搬送する対象物は、ベッド4でも良いし、キャスタを有する荷台またはキャスタを有する機器でも良い。例えば荷台は、食事、医療器具、物品等を積載して病院あるいは工場内を搬送し得る。機器は、例えば医療機器等である。
検知センサ2d,2eは、感圧センサに代えて磁気近接センサ、静電容量センサでも良い。磁気センサは、例えば2つのプレートと、2つのプレート間に磁力を発生させる磁石と、2つのプレートの距離を弾性的に保持する弾性部材を有する。
駆動輪3aの操舵角は、角度表示装置2gに代えて走行台車3に設けられた角度表示装置によって表示されても良い。走行台車3に設けられる角度表示装置は、例えば駆動輪3aに連動する連動部材を有する。連動部材の先端部は、操舵角によって移動し、ベッド4の上方に位置する。したがって看護師6等は、連動部材の先端部の位置によって操舵角を確認できる。
把持部材2a,2bは、自重によってボード4bの形状に沿って変形しても良い。あるいは把持部材2aは、外力を受けることでボード4bに当接するように変形しても良い。
把持部材2a,2bは、ベッド4に脱着可能に取付けられても良いし、ベッド4に取り外し不能に取付けられても良い。
把持部材2a,2bは、ボード4bに代えて柵を備えるベッドにおいては、柵の上端に設置され柵の上部に沿うように配置されてもよい。また、把持部材2a,2bは、ベッドのフレーム等、棒部材の全周を覆うように棒部材に装着されても良い。該把持部材2a,2bは、シート状の本体と、本体を解除可能に筒状に保持する面ファスナー等の脱着体を有しても良い。
検知センサ2d,2eは、押す力と引く力の両方の力を検知するセンサであっても良い。
操作機2は、図2に示すように保持部材2cと一対の把持部材2a,2bを一体に有していても良い。これに代えて操作機2は、一対の把持部材2a,2bと送信機2fを備える操作機本体を別々に有していても良い。
走行台車3は、係合部材3cと回転規制部材3dによってベッド4に連結されていても良いし、他の連結器によってベッド4に連結されても良い。
1 搬送補助装置
2 操作機
2a,2b 把持部材
2a1,2b1 上部
2a2,2a3,2b2,2b3 垂部
2c 保持部材
2d,2e 検知センサ
2d1,2e1 第1検知センサ
2d2,2e2 第2検知センサ
2g 表示装置
2f 送信機
3 走行台車
3a 駆動輪
3e 駆動モータ
3h 方向変換源
3j コントローラ
4 ベッド
4b ボード
5 患者
6 看護師

Claims (5)

  1. 対象物を搬送する際に使用される搬送補助装置であって、
    前記対象物に連結される走行台車と、前記走行台車を操作する信号を発する操作機を有し、
    前記操作機は、前記対象物に沿って設置されて受けた力を前記対象物に伝える柔軟性を備える一対の把持部材と、前記各把持部材に設けられて前記把持部材に加えられた力を検知する検知センサを有し、
    前記対象物は、ボードまたは柵を有するベッドであり、
    前記把持部材は、前記ボードまたは前記柵の上端部に設置される上部と、前記上部からボードまたは前記柵の各面に沿って延出する一対の垂部を有する搬送補助装置。
  2. 請求項1に記載の搬送補助装置であって、
    前記把持部材は、前記対象物に脱着可能に装着される搬送補助装置。
  3. 請求項1または2に記載の搬送補助装置であって、
    前記検知センサは、前記対象物を押す力を検知する第1検知センサと、前記対象物を引く力を検知する第2検知センサを含む搬送補助装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の搬送補助装置であって、
    前記操作機は、一対の前記把持部材の間隔を保持する保持部材を有し、前記保持部材に前記検知センサからの信号を発信する送信機が設けられる搬送補助装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の搬送補助装置であって、
    前記走行台車は、台車本体と、前記台車本体に角度変更可能に取付けられる駆動輪と、前記駆動輪の角度を前記操作機の前記一対の把持部材に加えられた力差に応じて変更するコントローラを有し、
    前記走行台車または前記操作機には、前記駆動輪の角度を示す角度表示装置が設けられる搬送補助装置。
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