JP5903857B2 - 給送装置及び画像記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、搬送路にシートを給送する給送装置、及び当該給送装置を備えておりシートに画像を記録する画像記録装置に関する。
シートが載置されるトレイと、シートを案内する搬送路と、トレイに載置されたシートを搬送路へ給送するローラなどの給送部とを備える給送装置が知られている。このような給送装置を備えた装置としては、例えばプリンタや複合機などの画像記録装置がある。
このような給送装置では、装置の大型化を防止するために、搬送路が湾曲状に形成されていることが多い。搬送路が湾曲状である場合、以下の問題が生じるおそれがある。つまり、湾曲状の搬送路を案内されるシートが、搬送路を区画するガイド部材の表面に貼り付いてしまうことがある。特に、光沢紙やハガキなどの厚紙が湾曲状の搬送路を案内される場合、上記の貼り付きが生じる可能性が高くなる。この貼り付きが生じると、ガイド部材とシートとの摩擦が上昇するために、給送部による給送が正常に行えず、給送不良が発生してしまう。
このような問題を解決するために、特許文献1には、湾曲状の搬送路にコロが配置された画像記録装置が開示されている。当該画像記録装置においては、シートは、湾曲状の搬送路において、コロによって円滑に案内される。
特開2006−8328号公報
しかしながら、湾曲状の搬送路にコロを配置したとしても、コロの配置位置によっては、シートは、湾曲状の搬送路に貼り付いてしまうおそれがある。
例えば、特許文献1に記載された画像記録装置においては、図18に示されるように、傾斜分離板8に用紙を円滑に搬送路に導くためのコロ60が取り付けられている。しかしながら、コロ60と傾斜分離板8の上端縁8bとの間には距離がある。そのため、以下に詳述するように、搬送路に導かれたシートは、搬送路体9の板部9aに貼り付いてしまうおそれがある。
給紙カセット3から給送されたシートの先端は、コロ60に当接する。これにより、シートは、コロ60によって円滑に搬送路を案内される。しかしながら、シートの先端がコロ60を通過すると、直ぐに、当該シートの先端が、コロ60と上端縁8bとの間の傾斜分離板8に当接する。これにより、シートは、当該シートの先端と未だ給紙カセット3に載置されている部分との間において、傾斜分離板8から浮いた状態となる。その結果、当該シートは、コロ60から離間される。この状態で、当該シートが更に搬送路に沿って案内され、当該シートの先端が板部9aに達すると、当該シートは撓み始める。すると、当該シートは、板部9aに貼り付いてしまう。その後、撓みの大きくなった当該シートが再びコロ60と当接したとしても、上記の板部9aへの貼り付きによって当該シートに対する搬送抵抗が大きくなっているために、コロ60は当該シートを円滑に搬送できないおそれがある。その結果、当該シートは、搬送路において詰まってしまったり、当該シートが給紙ローラ6bに対してスリップしたりする給送不良が発生するおそれがある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、湾曲された搬送路に沿ってシートを円滑に案内することができる構造を提供することにある。
(1) 本発明の給送装置は、シートが載置されるトレイと、上記トレイに載置されたシートを第1向きに給送する給送ローラと、上記給送ローラよりも上記第1向き下流側に配置され、上記第1向き且つ上方に傾斜する傾斜部と、上記給送ローラによって上記第1向きに給送されて上記傾斜部を通過したシートが案内される搬送路の一部を形成し、当該搬送路を通るシートを案内する外側案内部材であって、上下方向に沿って延設される第1ガイド部、及び上記第1ガイド部と連続して上記第1向きとは反対の第2向きに向けて湾曲する第2ガイド部を有する外側案内部材と、上記搬送路の一部を形成し、当該搬送路を通るシートを案内する内側案内部材であって、上記第1ガイド部及び上記第2ガイド部と対向し且つ湾曲する第3ガイド部を有する内側案内部材と、上記給送ローラによって給送されて上記第2ガイド部及び上記第3ガイド部を通過するシートを上記第2向きに搬送する搬送ローラと、上記搬送路に向かって上記傾斜部または上記第1ガイド部から露出しており、給送されるシートと当接することによって回転される第1コロと、を備える。上記傾斜部の上端は、上記第1ガイド部の下端よりも上方に位置し、且つ上記第1ガイド部の下端よりも上方の上記傾斜部は、上記第1ガイド部よりも上記第2向き側に位置している。上記第1コロの回転中心は、上記傾斜部の上端よりも下方且つ上記第1ガイド部の下端よりも上方に配置されている。
本構成の場合、トレイから給送ローラによって給送されたシートの先端は、第1コロに当接する。これにより、シートは、第1コロによって円滑に搬送路を案内される。ここで、第1コロの回転中心は、傾斜部の上端よりも下方且つ第1ガイド部の下端よりも上方、つまり傾斜部の最上端部に配置されている。よって、第1コロを通過したシートが傾斜部に当接することを抑制できる。したがって、本構成によれば、第1コロを通過したシートが第1コロから離間する可能性を低くすることができる。
更に、本構成の場合、第1ガイド部の下端よりも上方の傾斜部は、第1ガイド部よりも装置前方に位置している。これにより、第1コロを通過したシートの先端が第1ガイド部に当接するまでの間に、当該シートは給送ローラによってある程度の距離を給送されることになる。これにより、当該シートが第1ガイド部に当接した際、当該シートの撓みは大きくなっている。すると、大きく撓んだ当該シートは、第1コロに当接する。以上より、シートが傾斜部や第1ガイド部に貼り付く可能性を低くすることができる。
(2) 本発明の給送装置は、上記外側案内部材に回転可能に取り付けられており、上記第1ガイド部の上下方向の中央部から上記搬送路に露出しており、給送されるシートと当接することによって回転される第2コロを更に備える。
本構成によれば、第2コロが第1ガイド部の上下方向の中央部に配置されているため、シートを第1ガイド部から離間させることができる。その結果、シートが第1ガイド部に貼り付く可能性を低くすることができる。
仮に、第2コロが第1ガイド部の下部に配置されている場合について説明する。この場合、シートの先端が第2コロを通過して第1ガイド部に当接すると、シートは、先端と傾斜部に当接した部分との間において、第1ガイド部から離間した状態となる。その結果、シートは、第2コロから離間されてしまう。また、仮に、第2コロが第1ガイド部の上部に配置されている場合について説明する。この場合、シートの先端が第2コロを通過して第2ガイド部に当接すると、シートは、先端と第1ガイド部に当接した部分との間において、第1ガイド部から離間した状態となる。その結果、シートは、第2コロから離間されてしまう。しかし、上述したように、本構成によれば、第2コロが第1ガイド部の中央部に配置されているため、シートが第2コロから離間されてしまう可能性を低くすることができる。
(3) 上記第2コロは、上記回転軸方向に沿って間隔を空けて複数設けられている。上記第2コロの上記回転軸方向における中央の位置は、上記第1コロの上記回転軸方向における中央の位置と異なる。
複数のコロが回転軸方向に沿って間隔を空けて複数設けられている場合、これらのコロと当接しているシートは、回転軸方向に沿って波打ってしまうおそれがある。しかし、本構成によれば、第1コロと第2コロの回転軸方向の位置が異なるため、シートの回転軸方向に沿った波打ちを軽減することができる。
(4) 複数の上記第2コロのうちの少なくとも一部の上記第2コロは、その上記回転軸方向の両端部の少なくとも一方の位置が上記第1コロの上記回転軸方向の端部と重なるように配置されている。
このように、第2コロと第1コロとが重なるように配置されることにより、シートの回転軸方向に沿った波打ちを(3)よりも更に軽減することができる。
(5) 本発明の給送装置は、上記内側案内部材に回転可能に取り付けられており、上記第3ガイド部において最も上記第1向き側の頂点部から上記搬送路に露出しており、給送されるシートと当接することによって回転される第3コロを更に備える。上記頂点部は、上記第2コロの回転中心よりも上方に位置している。上記第3コロの回転中心と上記第2コロの回転中心との距離は、上記第3コロの回転中心と上記搬送ローラの回転中心との距離よりも短い。
本構成によれば、以下に詳述するように、シートが第3ガイド部に貼り付く可能性を低くすることができる。
シートの先端が第1ガイド部を通過して第2ガイド部に当接した場合、シートの先端近傍は第2ガイド部から離間した状態である。この状態で、シートが更に搬送ローラに向けて案内されると、シートは、先端からシートの案内向きの上流側である程、第2ガイド部からの離間距離が大きくなる。これは、第2ガイド部が湾曲しているためである。離間距離浮きが大きくなると、シートは、外側案内部材と対向されて配置されている内側案内部材の第3ガイド部に当接する。
ここで、本構成では、第3ガイド部の頂点部は、第2コロが配置された第1ガイド部の中央部よりも上方に位置している。また、第3ガイド部の頂点部は最も第1向き側である。よって、本構成では、第3ガイド部の頂点部は、第2ガイド部と対向する位置に最も近い位置となる。以上より、第2ガイド部からの離間距離が大きくなったシートは、第3ガイド部の頂点部に配置された第3コロと当接する。その結果、シートが第3ガイド部に貼り付く可能性を低くすることができる。
また、本構成によれば、第3コロの回転中心と搬送ローラの回転中心との距離は、第3コロの回転中心と第2コロの回転中心との距離よりも長い。そのため、第3コロに当接したシートは、第3コロによって湾曲されやすい。これにより、シートを円滑に搬送ローラに導くことができる。
また、本構成によれば、第3コロは、第3ガイド部の頂点部から搬送路に露出しているため、周面を長く露出させることができる。これにより、シートが第3コロに当接しやすくなる。
(6) 上記第1コロは、上記第1コロの回転軸方向に沿って間隔を空けて複数設けられている。これにより、第1コロの大型化を防止することができる。
(7) 上記第1コロは、上記給送ローラによって第1向きに給送されるシートの上記回転軸方向の端から外れる位置に配置される。
給送されるシートの回転軸方向の端が第1コロに当接した場合に当該シートが詰まる可能性は、給送されるシートの回転軸方向の端以外が第1コロに当接した場合に当該シートが詰まる可能性よりも高い。これは、例えば、シートの回転軸方向の端がカールしていると、当該カールによって端が第1コロと衝突するおそれがあるためである。よって、本構成によれば、シートが搬送路において詰まる可能性を低くすることができる。
また、シートと第1コロとが当接する位置が、シートの回転軸方向の中央から離れている程、当該シートは搬送路において斜行し易くなる。よって、第1コロが搬送路を給送ローラによって給送されるシートの回転軸方向の端から外れる位置に配置されている本構成においては、シートが搬送路において斜行する可能性を低くすることができる。
(8) 上記第1コロは、上記傾斜部に取り付けられている。
第1コロは、傾斜部の上端よりも下方且つ第1ガイド部の下端よりも上方において、搬送路に露出するように配置されている。よって、第1コロを取り付けるのに好適な対象として、傾斜部及び外側案内部材が考えられる。ここで、傾斜部は第1ガイド部よりも搬送路に近い位置に配置されている。よって、第1コロが傾斜部に取り付けられる場合、第1コロの搬送路に対する取り付け位置の精度を高くすることができる。
(9) 上記傾斜部には、上記トレイに載置される複数のシートを分離する分離部が配置されている。上記第1コロは、上記第1コロの回転軸方向において上記分離部から離れて配置され、且つ上記傾斜部の傾斜向きにおいて上記分離部の上端の位置を含むように配置されている。上記傾斜向きと上記回転軸方向とに直交する突出向きへの上記第1コロの露出量は、上記突出向きへの上記分離部の上端の露出量よりも大きい。
トレイに載置された最上位のシートが給送ローラによって給送されて傾斜部を乗り越える際、上記最上位のシートは分離部の影響を受けずに乗り越えることができる。一方で、上記最上位のシートの下側に載置されたシートが上記最上位のシートと共に重送される場合について説明する。この場合、当該下側に載置されたシートが分離部によって分離されなかったとしても、当該下側に載置されたシートは、第1コロを乗り越えるときにエネルギーが必要となる。そのため、本構成によれば、当該下側に載置されたシートが上記最上位のシートから分離される可能性を高くすることができる。
(10) 本発明は、(1)から(9)のいずれかに記載の給送装置と、上記搬送ローラによって搬送されるシートに画像を記録する記録部と、を備える画像記録装置として捉えることもできる。
本発明によれば、シートが傾斜部、第1ガイド部、第2ガイド部、及び第3ガイド部に貼り付いてしまう可能性を低くすることができる。その結果、本発明によれば、湾曲された搬送路に沿ってシートを円滑に案内することができる。
図1は、複合機10の斜視図である。 図2は、プリンタ部11の内部構造を模式的に示す縦断面図である。 図3は、傾斜部72及び外側ガイド部材18の斜視図である。 図4は、プリンタ部11の内部構造を模式的に示す縦断面図であり、記録用紙12の搬送向きの先端が傾斜面73と当接している状態が示されている。 図5は、プリンタ部11の内部構造を模式的に示す縦断面図であり、記録用紙12の搬送向きの先端が第2コロ92と当接している状態が示されている。 図6は、プリンタ部11の内部構造を模式的に示す縦断面図であり、記録用紙12の搬送向きの先端が第2ガイド面95と当接している状態が示されている。 図7は、プリンタ部11の内部構造を模式的に示す縦断面図であり、記録用紙12の搬送向きの先端が第1ローラ対58に挟持されている状態が示されている。 図8は、傾斜部72を模式的に示す縦断面図である。 図9は、変形例1における傾斜部72及び外側ガイド部材18を模式的に示す正面図である。 図10は、変形例2におけるプリンタ部11の内部構造を模式的に示す縦断面図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。また、以下の説明では、矢印の起点から終点に向かう進みが向きと表現され、矢印の起点と終点とを結ぶ線上の往来が方向と表現される。また、以下の説明では、複合機10が使用可能に設置された状態(図1の状態)を基準として上下方向7が定義され、開口13が設けられている側を手前側(正面)として前後方向8が定義され、複合機10を手前側(正面)から見て左右方向9が定義される。
[複合機10の全体構成]
図1に示されるように、本発明の画像記録装置の一例である複合機10は、概ね直方体に形成されており、インクジェット記録方式のプリンタ部11を備えている。複合機10は、ファクシミリ機能及びプリント機能などの各種の機能を有している。
プリンタ部11は、正面に開口13が形成された筐体14を有している。また、給紙トレイ20(本発明のトレイの一例)及び排紙トレイ21が、開口13から前後方向8に挿抜可能である。給紙トレイ20には、A4サイズやB5サイズ等の所望のサイズの記録用紙12(本発明のシートの一例)が載置される。
図2に示されるように、プリンタ部11は、給送装置6(本発明の給送装置の一例)と、記録用紙12に画像を記録するインクジェット記録方式の記録部24(本発明の記録部の一例)などを備えている。給送装置6は、給紙トレイ20、給紙ローラ25、傾斜板72、外側ガイド部材18、内側ガイド部材53、第1搬送ローラ60、第1コロ91、第2コロ92、及び第3コロ93を備えている。
[給紙トレイ20]
図2に示されるように、給紙トレイ20は、プリンタ部11に挿入された状態において、後述する記録部24の下側に配置されている。給紙トレイ20は、上方が開放された箱形に概ね形成されている。
給紙トレイ20がプリンタ部11に装着されているとき、給紙部15は、給紙トレイ20に載置された記録用紙12を搬送路65(本発明の搬送路の一例)へ給送可能である。給紙トレイ20から搬送路65へ給送された記録用紙12は、記録部24によって画像が記録された後に排紙トレイ21の上面に排出される。一方、給紙トレイ20がプリンタ部11から抜かれているとき、給紙部15は、給紙トレイ20に載置された記録用紙12を搬送路65へ給送不可能である。
[給紙部15]
図2に示されるように、給紙トレイ20の上側には、給紙部15が設けられている。給紙部15は、給紙ローラ25(本発明の給送ローラの一例)、給紙アーム26、駆動伝達機構27、及び軸22を備えている。給紙ローラ25は、軸22を中心として矢印19の方向に回動する給紙アーム26の回動先端に軸支されている。給紙ローラ25は、給紙用モータ(不図示)の駆動力が駆動伝達機構27を介して伝達されて回転する。ここで、駆動伝達機構27は、例えば複数のギヤが噛合された構成である。給紙ローラ25は、給紙トレイ20上に積載された記録用紙12を第1向き17(本発明の第1向きの一例)に搬送する。本実施形態において、第1向き17は後向きであり、図2に破線の矢印で示された向きである。以上より、給紙ローラ25は、給紙トレイ20に載置された記録用紙12を第1向き17に給送する。
[傾斜板72]
図2に示されるように、プリンタ部11に装着された給紙トレイ20の後側、つまり給紙ローラ25よりも第1向き17の下流側には、傾斜板72(本発明の傾斜部の一例)が設けられている。
図2及び図3に示されるように、傾斜板72の前側には、プリンタ部11の底部から後方斜め上向きに立設された傾斜面73が形成されている。つまり、傾斜板72は、第1向き17且つ上方に傾斜している。傾斜面73は、記録用紙12を搬送路65(図2参照)へ案内する役割を担う。図3及び図8に示されるように、傾斜面73の中央には、傾斜面73から突出された複数の分離歯74(本発明の分離部の一例)が上下方向7に並んで配置されている。つまり、給紙トレイ20から複数の記録用紙12が、分離歯74に当接することによって各記録用紙12が分離される。さらに、最上位の記録用紙12だけが傾斜面73によって上方の搬送路65へ案内される。なお、傾斜面73は、例えば複数のリブの頂部から構成されていてもよい。また、分離歯74の代わりに、記録用紙12に対して摩擦係数が十分に大きい樹脂などを用いてもよい。
図3に示されるように、傾斜板72の上端部には、4個の第1コロ91(本発明の第1コロの一例)が取り付けられている。なお、本実施形態では、第1コロ91が4個設けられているが、第1コロ91の数は4個に限らない。
4個の第1コロ91は、左右方向9(本発明の回転軸方向の一例)に沿って間隔を空けて複数設けられている。以下に詳述する。傾斜面73の上端部には、4個の開口81が形成されている。各開口81は、左右方向9において、相互に間隔を空けて形成されている。各開口81の後側には、第1コロ91の軸82が左右方向9に沿って配置されている。各軸82の左右方向9の中央部には、第1コロ91が、軸82と一体回転可能に取り付けられている。また、各開口81の後側には、軸82を回転可能に支持する支持部材83が設けられている。支持部材83は、各開口81の左右両端部に設けられている。つまり、支持部材83は、各開口81について2個設けられている。なお、図3には、支持部材83は各開口81について1つのみ記されており、他の1つは傾斜面73の背後に隠れている。各軸82は、第1コロ91が2つの支持部材83の間に位置するように、2つの支持部材83によって回転可能に支持される。
上記のように軸82が支持部材83に支持された状態において、第1コロ91の一部は、図2及び図8に示されるように、傾斜面73から前側に突出された状態となる。つまり、第1コロ91の周面の一部は、傾斜板72から搬送路65に向かって露出された状態となる。これにより、第1コロ91は、給紙部15により搬送路65に給送された記録用紙12と当接することによって回転される。
図8に示されるように、傾斜面73の傾斜向き75(本発明の傾斜向きの一例)と左右方向9とに直交する突出向き76(本発明の突出向きの一例)への第1コロ91の露出量Aは、突出向き76への分離歯74の上端の露出量Bよりも大きい。なお、傾斜向き75は、傾斜面73に沿う向きである。つまり、傾斜向き75は、第1向き17且つ上方へ向かう向きである。
各第1コロ91の左右方向9の配置位置は、給紙ローラ25によって第1向き17に給送される記録用紙12の左右方向9の端から外れる位置である。ここで、記録用紙12の左右方向9の端とは、所定サイズの記録用紙12が給紙トレイ20に載置されている場合の、当該記録用紙12の左端及び右端である。つまり、第1向き17と直交する方向における各端である。ここで、上記所定サイズは、複合機10において給紙トレイ20に載置可能であり且つ記録部24によって画像記録可能なサイズとして予め設定された定型サイズであり、例えばA4やB5といったサイズである。
また、図3に示されるように、各第1コロ91の左右方向9の配置位置は、分離歯74の左右方向9の配置位置とは異なる位置である。つまり、第1コロ91は、左右方向9において分離歯74から離れて配置されている。
また、図8に示されるように、分離歯74の内、最上位に位置する分離歯74Aの上下方向7の配置位置は、各第1コロ91の上端91Aよりも下側で、且つ各第1コロ91の下端91Bよりも上側である。つまり、第1コロ91は、傾斜板72の傾斜向き75において分離歯74の上端の位置を含むように配置されている。
[搬送路65]
図2に示されるように、複合機10には、搬送路65が形成されている。搬送路65は、給紙トレイ20の後端部から傾斜面73を経て上方且つ複合機10の正面側へ曲がり、記録部24の下側を通過して排紙トレイ21へ通じている。給紙ローラ25によって第1向き17に給送されて傾斜面73を通過した記録用紙12は、搬送路65を搬送向きに案内される。ここで、搬送向きは、図2に一点鎖線で示された矢印の向きである。
搬送路65は、外側ガイド部材18(本発明の外側案内部材の一例)と内側ガイド部材53(本発明の内側案内部材の一例)とによって形成されている。外側ガイド部材18と内側ガイド部材53とは、記録部24よりも搬送向きの上流側において間隔を隔てて互いに対向するように配置されている。つまり、外側ガイド部材18と内側ガイド部材53とは、搬送路65の一部を形成している。また、搬送路65は、記録部24よりも搬送向きの下流側において間隔を隔てて互いに対向する上側ガイド部材54と下側ガイド部材55とによって形成されている。つまり、上側ガイド部材54と下側ガイド部材55とは、搬送路65の一部を形成している。なお、外側ガイド部材18、内側ガイド部材53、上側ガイド部材54、及び下側ガイド部材55は、図2における紙面に垂直な方向、つまり左右方向9に延びている。また、外側ガイド部材18及び内側ガイド部材53については、後に詳細に説明される。
[外側ガイド部材18]
本実施形態において、外側ガイド部材18は、図3に示されるように、上下方向7及び左右方向9に延びる部材である。図2及び図3に示されるように、外側ガイド部材18の前側には、第1ガイド面94(本発明の第1ガイド部の一例)と第2ガイド面95(本発明の第2ガイド部の一例)とが形成されている。第1ガイド面94は、上下方向7に沿って延設されている。第2ガイド面95は、第1ガイド面94と連続しており上向きから第2向き16(本発明の第2向きの一例)に向けて湾曲して形成されている。本実施形態において、第2向き16は前向きであり、図2に破線の矢印で示された向きである。なお、第2向き16は、第1向き17とは反対の向きである。
記録用紙12は、記録部24よりも搬送向きの上流側の搬送路65を搬送される際、第1ガイド面94及び第2ガイド面95に案内、つまりガイドされる。つまり、外側ガイド部材18は、搬送路65を通る記録用紙12をガイドする。なお、本実施形態では、第1ガイド面94及び第2ガイド面95が搬送路65を搬送される記録用紙12をガイドするが、記録用紙12をガイドするのはガイド面でなくてもよい。例えば、ガイド面の代わりに、外側ガイド部材18が左右方向9に間隔を空けて搬送向きに沿って延設された複数のリブを構成する。そして、給紙部15によって給送される記録用紙12が当該複数のリブによってガイドされてもよい。この場合、複数のリブが、本発明の第1ガイド部及び第2ガイド部の一例である。
図2及び図3に示されるように、外側ガイド部材18の第1ガイド面94は、傾斜板72の後側において、傾斜板72の上端よりも下側まで延びている。つまり、傾斜板72の上端は、第1ガイド面94の下端よりも上方に位置している。また、傾斜板72は、第1ガイド面94の下端よりも上方において、第1ガイド面94よりも前側に位置している。
また、図2に示されるように、第1コロ91は、その軸82、つまり回転中心82が第1ガイド面94の下端よりも上方に位置するように配置されている。また、第1コロ91は、その軸82が傾斜板72に回転可能に支持されている。以上より、第1コロ91の軸82は、傾斜板72の上端よりも下方且つ第1ガイド面94の下端よりも上方に配置されている。
また、図3に示されるように、外側ガイド部材18には、4個の第2コロ92(本発明の第2コロの一例)が取り付けられている。なお、本実施形態では、第2コロ92が4個設けられているが、第2コロ92の数は4個に限らない。
図3に示されるように、4個の第2コロ92は、左右方向9に沿って間隔を空けて複数設けられている。以下に詳述する。第1ガイド面94の上下方向7の中央部には、4個の開口97が形成されている。各開口97は、左右方向9において、相互に間隔を空けて形成されている。各開口97の後側には、第2コロ92の軸98が左右方向9に沿って配置されている。各軸98の左右方向9の中央部には、第2コロ92が、軸98と一体回転可能に取り付けられている。また、各開口97の後側には、軸98を回転可能に支持する支持部材99が設けられている。支持部材99は、各開口97の左右両端部に設けられている。つまり、支持部材99は、各開口97について2個設けられている。なお、図3には、支持部材99は各開口97について1つのみ記されており、他の1つは第1ガイド面94の背後に隠れている。各軸98は、第2コロ92が2つの支持部材99の間に位置するように、2つの支持部材99によって回転可能に支持される。
上記のように軸98が支持部材99に支持された状態において、第2コロ92の一部は、第1ガイド面94から前側に突出された状態となる。つまり、第2コロ92の周面の一部は、第1ガイド面94から搬送路65に向かって露出された状態となる。これにより、第2コロ92は、給紙部15により搬送路65に給送された記録用紙12と当接することによって回転される。
図3に示されるように、第2コロ92の左右方向9における中央の位置77は、第1コロ91の左右方向9における中央の位置78と異なる位置である。なお、本実施形態では、左右方向9における第2コロ92が配置されている領域には、第1コロ91が配置されていない。
[内側ガイド部材53]
本実施形態において、内側ガイド部材53は、左右方向9に延び且つ上下方向7に湾曲しながら延びた部材である。内側ガイド部材53の後側には、第3ガイド面84(本発明の第3ガイド部の一例)が形成されている。第3ガイド面84は、側面視で、後側を頂点部85(図2参照、本発明の頂点部の一例)とした概ね半円状の湾曲面として形成されている。第3ガイド面84は、第1ガイド面94及び第2ガイド面95と対向している。
記録用紙12は、記録部24よりも搬送向きの上流側の搬送路65を搬送される際、第3ガイド面84に案内、つまりガイドされる。つまり、内側ガイド部材53は、搬送路65を通る記録用紙12をガイドする。なお、本実施形態では、第3ガイド面84が搬送路65を搬送される記録用紙12をガイドするが、記録用紙12をガイドするのはガイド面でなくてもよい。例えば、ガイド面の代わりに、内側ガイド部材53が左右方向9に間隔を空けて搬送向きに沿って延設された複数のリブを構成する。そして、給紙部15によって給送された記録用紙12が当該複数のリブによってガイドされてもよい。この場合、複数のリブが、本発明の第3ガイド部の一例である。
また、図2に示されるように、内側ガイド部材53には、第3コロ93(本発明の第3コロの一例)が取り付けられている。本実施形態では、第3コロ93は複数設けられている。各第3コロ92は、左右方向9に間隔を空けて配置されている。なお、第3コロ92の数は1つでもよい。
第3コロ93は、第1コロ91が傾斜板72に支持され、第2コロ92が外側ガイド部材18に支持されるのと同様にして、内側ガイド部材53に回転可能に取り付けられる。これにより、第3コロ93の一部は、内側ガイド部材53に設けられた開口(不図示)から後側に突出された状態となる。つまり、第3コロ93の周面の一部は、第3ガイド面84から搬送路65に向かって露出された状態となる。これにより、第3コロ93は、給紙部15によって搬送路65に給送された記録用紙12と当接することによって回転される。
上記の開口は、湾曲された第3ガイド面84の頂点部85、つまり第3ガイド面84の後端部に形成されている。これにより、第3コロ93の周面の一部は、第3ガイド面84において最も後側、つまり第1向き17の最下流側の頂点部85から搬送路65に露出される。また、第3ガイド面84の頂点部85の位置は、第2コロ92の軸98、つまり第2コロ92の回転中心の位置よりも上方である。
また、第3コロ93の軸100つまり第3コロ93の回転中心と、第2コロ92の軸98つまり第2コロ92の回転中心との距離Cは、第3コロ93の軸100と、第1搬送ローラ60の軸101つまり第1搬送ローラ60の回転中心との距離Dよりも短い。
[記録部24]
図2に示されるように、記録部24は、記録ヘッド38を搭載して主走査方向(図2の紙面に垂直な左右方向9)へ往復移動するキャリッジ40を備えている。記録ヘッド38には、インクカートリッジ(不図示)からインクが供給される。キャリッジ40が主走査方向へ往復移動しているときに、記録ヘッド38は、下面に形成された複数のノズル39から、インクを吐出する。これにより、搬送路65の下方に記録部24と対向して設けられているプラテン42に支持され、搬送路65を搬送される記録用紙12に画像が記録される。
[第1ローラ対58、第2ローラ対59、及び第3ローラ対44]
図2に示されるように、記録部24より第1向き17の上流側であって外側ガイド部材18及び内側ガイド部材53より第2向き16の下流側には、第1ローラ対58が設けられている。第1ローラ対58は、第1搬送ローラ60(本発明の搬送ローラの一例)とピンチローラ61とを備える。第1搬送ローラ60は、搬送路65の上側に配置される。ピンチローラ61は、搬送路65の下側に配置される。また、ピンチローラ61は、図示しないバネなどの弾性部材によって第1搬送ローラ60のローラ面に圧接されている。第1ローラ対58は、給紙部15によって給送されてきた記録用紙12を挟持して前側(搬送向きまたは第2向き16の下流側)に位置するプラテン42上へ送る。つまり、第1搬送ローラ60は、給紙ローラ25によって給送されて第2ガイド面95及び第3ガイド面84を通過する記録用紙12を第2向き16に搬送する。
記録部24より第1向きの下流側には、第2ローラ対59が設けられている。第2ローラ対59は、第2搬送ローラ62と拍車63とを備える。第2搬送ローラ62は、搬送路65の下側に配置される。拍車63は、搬送路65の上側に配置される。ピンチローラ61と同様、拍車63は第2搬送ローラ62に圧接されている。第2ローラ対59は、第1ローラ対58から搬送されてきた記録用紙12を挟持して、搬送向き下流側へ搬送する。
第1搬送ローラ60及び第2搬送ローラ62は、搬送用モータ(不図示)から正逆回転方向の駆動力が伝達されて、正転及び逆転する。例えば、第1搬送ローラ60及び第2搬送ローラ62は、搬送用モータから正転方向の駆動力が伝達された場合、記録用紙を搬送向きへ搬送する方向へ回転される。また、第1搬送ローラ60及び第2搬送ローラ62は、搬送用モータから逆転方向の駆動力が伝達された場合、記録用紙を搬送向きと逆向きへ搬送する方向へ回転される。
[記録用紙12の搬送]
以下、給紙トレイ20に載置された記録用紙12が、給紙ローラ25によって給送されてから、第1搬送ローラ60に到達するまでの、当該記録用紙12の搬送路65における位置について図4〜図7に基づいて説明する。
給紙トレイ20に載置された記録用紙12は、給紙ローラ25が回転することによって、第1向き17(後向き)に搬送される。これにより、記録用紙12の搬送向きの先端は、傾斜面73と当接し、傾斜面73に沿って後方斜め上向きに案内される(図4参照)。
その後、記録用紙12の搬送向きの先端は、第1コロ91に当接する。これにより、第1コロ91は回転し、記録用紙12は、搬送路65を搬送向きに円滑に搬送される。
そして、記録用紙12の搬送向きの先端は、第1コロ91を通過すると、傾斜面73に当接することなく第1ガイド面94に当接し、第1ガイド面94に沿って上向きに案内される。これは、第1コロ91は傾斜面73の最上端部に形成されているためである。
その後、記録用紙12の搬送向きの先端は、第2コロ92に当接する(図5参照)。これにより、第1コロ91は回転し、記録用紙12は、搬送路65を搬送向きに円滑に搬送される。
次に、記録用紙12の搬送向きの先端は、第2ガイド面95に当接し、第2ガイド面95に沿って第2ガイド面95の湾曲向きに案内される。これにより、記録用紙12は、搬送向きの先端と第2コロ92に当接している部分との間において、第2ガイド面95から離間される。その結果、記録用紙12は、第3コロ93に当接する(図6参照)。これにより、第3コロ93は回転し、記録用紙12は、搬送路65を搬送向きに円滑に搬送される。
その後、記録用紙12の搬送向きの先端は、第1搬送ローラ60に到達し、第1ローラ対58によって挟持される(図7参照)。
[実施形態の作用効果]
本実施形態の場合、給紙トレイ20から給紙ローラ25によって給送された記録用紙12の先端は、第1コロ91に当接する。これにより、記録用紙12は、第1コロ91によって円滑に搬送路65を案内される。ここで、第1コロ91の軸82は、傾斜板72の上端よりも下方且つ第1ガイド面94の下端よりも上方、つまり傾斜板72の最上端部に配置されている。よって、第1コロ91を通過した記録用紙12の搬送向きの先端が傾斜板72の傾斜面73に当接することを抑制できる。したがって、本実施形態によれば、第1コロ91を通過した記録用紙12が、その搬送向きの先端と未だ給紙トレイ20に載置されている部分との間において、第1コロ91から離間する可能性を低くすることができる。
また、本実施形態の場合、第1ガイド面94の下端よりも上方の傾斜板72は、第1ガイド面94よりも前側に位置している。これにより、第1コロ91を通過した記録用紙12の先端が第1ガイド面94に当接するまでの間に、当該記録用紙12は給紙ローラ25によってある程度の距離を給送されることになる。これにより、当該記録用紙12が第1ガイド面94に当接した際、当該記録用紙12の撓みは大きくなっている。すると、大きく撓んだ当該記録用紙12は、第1コロ91に当接する。以上より、記録用紙12が傾斜板72の傾斜面73や第1ガイド面94に貼り付く可能性を低くすることができる。
また、本実施形態によれば、第2コロ92が第1ガイド面94の上下方向7の中央部に配置されているため、記録用紙12を第1ガイド面94から離間させることができる。その結果、記録用紙12が第1ガイド面94に貼り付く可能性を低くすることができる。
仮に、第2コロ92が第1ガイド面94の下部に配置されている場合について説明する。この場合、記録用紙12の先端が第2コロ92を通過して第1ガイド面94に当接すると、記録用紙12は、先端と傾斜板72の傾斜面73に当接した部分との間において、第1ガイド面94から離間した状態となる。その結果、記録用紙12は、第2コロ92から離間されてしまう。また、仮に、第2コロ92が第1ガイド面94の上部に配置されている場合について説明する。この場合、記録用紙12の先端が第2コロ92を通過して第2ガイド面95に当接すると、記録用紙12は、先端と第1ガイド面94に当接した部分との間において、第1ガイド面94から離間した状態となる。その結果、記録用紙12は、第2コロ92から離間されてしまう。しかし、本実施形態によれば、第2コロ92が第1ガイド面94の中央部に配置されているため、記録用紙12が第2コロ92から離間されてしまう可能性を低くすることができる。
複数のコロが左右方向9に沿って間隔を空けて複数設けられている場合、これらのコロと当接している記録用紙12は、左右方向9に沿って波打ってしまうおそれがある。しかし、本実施形態によれば、第1コロ91と第2コロ92の左右方向9の位置が異なるため、記録用紙12の左右方向9に沿った波打ちを軽減することができる。
また、本実施形態によれば、以下に詳述するように、記録用紙12が第3ガイド面84に貼り付く可能性を低くすることができる。
記録用紙12の先端が第1ガイド面94を通過して第2ガイド面95に当接した場合、記録用紙12の先端近傍は第2ガイド面95から離間した状態である。この状態で、記録用紙12が更に第1搬送ローラ60に向けて案内されると、記録用紙12は、先端から記録用紙12の搬送向きの上流側である程、第2ガイド面95からの離間距離が大きくなる。これは、第2ガイド面95が湾曲しているためである。離間距離が大きくなると、記録用紙12は、外側ガイド部材18と対向されて配置されている内側ガイド部材53の第3ガイド面84に当接する。
ここで、本実施形態では、第3ガイド面84の頂点部85は、第2コロ92が配置された第1ガイド面94の中央部よりも上方に位置している。また、第3ガイド面84の頂点部85は最も後側である。よって、本実施形態では、第3ガイド面84の頂点部85は、第2ガイド面95と対向する位置に最も近い位置となる。以上より、第2ガイド面95からの離間距離が大きくなった記録用紙12は、第3ガイド面84の頂点部85に配置された第3コロ93と当接する。その結果、記録用紙12が第3ガイド面84に貼り付く可能性を低くすることができる。
また、本実施形態によれば、第3コロ93の軸100と第1搬送ローラ60の軸101との距離Dは、第3コロ93の軸100と第2コロ92の軸98との距離Cよりも長い。そのため、第3コロ93に当接した記録用紙12は、第3コロ93によって湾曲されやすい。これにより、記録用紙12を円滑に第1搬送ローラ60に導くことができる。
また、本実施形態によれば、第3コロ93は、第3ガイド面84の頂点部85から搬送路65に露出しているため、周面を長く露出させることができる。これにより、記録用紙12が第3コロ93に当接しやすくなる。
また、本実施形態によれば、第1コロ91は、左右方向9に沿って間隔を空けて複数設けられている。これにより、第1コロ91の大型化を防止することができる。
また、給送される記録用紙12の左右方向9の端が第1コロ91に当接した場合に当該記録用紙12が詰まる可能性は、給送される記録用紙12の左右方向9の端以外が第1コロ91に当接した場合に当該記録用紙12が詰まる可能性よりも高い。これは、例えば、記録用紙12の左右方向9の端がカールしていると、当該カールによって端が第1コロ91と衝突するおそれがあるためである。よって、本実施形態によれば、記録用紙12が搬送路65において詰まる可能性を低くすることができる。
また、記録用紙12と第1コロ91とが当接する位置が、記録用紙12の左右方向9の中央から離れている程、当該記録用紙12は搬送路65において斜行し易くなる。よって、第1コロ91が記録用紙12の左右方向9の端から外れる位置に配置されている本実施形態においては、記録用紙12が搬送路65において斜行する可能性を低くすることができる。
また、本実施形態によれば、第1コロ91は、傾斜板72の上端よりも下方且つ第1ガイド面94の下端よりも上方において、搬送路65に露出するように配置されている。よって、第1コロ91を取り付けるのに好適な対象として、傾斜板72及び外側ガイド部材18が考えられる。ここで、傾斜板72は第1ガイド面94よりも搬送路65に近い位置に配置されている。よって、第1コロ91が傾斜板72に取り付けられる場合、第1コロ91の搬送路65に対する取り付け位置の精度を高くすることができる。
上述の実施形態では、給紙トレイ20に載置された最上位の記録用紙12が給紙ローラ25によって給送されて傾斜板72を乗り越える際、上記最上位の記録用紙12は分離歯74の影響を受けずに乗り越えることができる。一方で、上記最上位の記録用紙12の下側に載置された記録用紙12が上記最上位の記録用紙12と共に重送される場合について説明する。この場合、当該下側に載置された記録用紙12が分離歯74によって分離されなかったとしても、当該下側に載置された記録用紙12は、分離歯74よりも突出された第1コロ91を乗り越えるときにエネルギーが必要となる。そのため、本実施形態によれば、当該下側に載置された記録用紙12が上記最上位の記録用紙12から分離される可能性を高くすることができる。
以上より、本実施形態によれば、記録用紙12が傾斜面73、第1ガイド面94、第2ガイド面95、及び第3ガイド面84に貼り付いてしまう可能性を低くすることができる。その結果、湾曲された搬送路65に沿って記録用紙12を円滑に案内できる。
[実施例の変形例1]
上述の実施形態では、図3に示されるように、第2コロ92の左右方向9における中央の位置77は、第1コロ91の左右方向9における中央の位置78と異なる位置である。また、左右方向9において第2コロ92が配置されている領域には、第1コロ91が配置されていない。しかし、複数の第2コロ92のうちの少なくとも一部の第2コロ92は、左端部または右端部の少なくとも一方の位置が、第1コロ91の左端部または右端部と重なるように配置されていてもよい。
例えば、図9に示されるように、4つの第1コロ91A〜91Dと4つの第2コロ92A〜91Dとの左右端部が、左右方向9において、重なるように配置されていてもよい。詳細には、図9では、第1コロ91A、91Bの左端部86が第2コロ92A、92Bの右端部87よりも左側に位置している。また、第1コロ91C、91Dの右端部88が第2コロ92C、92Dの左端部89よりも右側に位置している。
変形例1のように、第2コロ92と第1コロ91とが重なるように配置されることにより、記録用紙12の左右方向9に沿った波打ちを上述の実施形態よりも更に軽減することができる。
[実施例の変形例2]
上述の実施形態では、第1コロ91が傾斜板72に取り付けられていたが、図10に示されるように、第1コロ91は外側ガイド部材18に取り付けられていてもよい。なお、変形例2の場合でも、上述の実施形態と同様に、第1コロ91の周面の一部は、傾斜面73から前側に突出された状態となる(図10参照)。
10・・・複合機
12・・・記録用紙
18・・・外側ガイド部材
20・・・給紙トレイ
24・・・記録部
25・・・給紙ローラ
53・・・内側ガイド部材
60・・・第1搬送ローラ
65・・・搬送路
72・・・傾斜板
84・・・第3ガイド面
91・・・第1コロ
94・・・第1ガイド面
95・・・第2ガイド面

Claims (16)

  1. シートが載置されるトレイと、
    上記トレイに載置されたシートを第1向きに給送する給送ローラと、
    上記給送ローラよりも上記第1向き下流側に配置され、上記第1向き且つ上方に傾斜する傾斜部と、
    上記給送ローラによって上記第1向きに給送されて上記傾斜部を通過したシートが案内される搬送路の一部を形成し、当該搬送路を通るシートを案内する外側案内部材であって、上下方向に沿って延設される第1ガイド部、及び上記第1ガイド部と連続して上記第1向きとは反対の第2向きに向けて湾曲する第2ガイド部を有する外側案内部材と、
    上記搬送路の一部を形成し、当該搬送路を通るシートを案内する内側案内部材であって、上記第1ガイド部及び上記第2ガイド部と対向し且つ湾曲する第3ガイド部を有する内側案内部材と、
    上記給送ローラによって給送されて上記第2ガイド部及び上記第3ガイド部を通過するシートを上記第2向きに搬送する搬送ローラと、
    上記搬送路に向かって上記傾斜部から露出しており、給送されるシートと当接することによって回転される第1コロと、
    上記外側案内部材に回転可能に取り付けられており、上記上下方向に沿って延設される上記第1ガイド部から上記搬送路に露出しており、給送されるシートと当接することによって回転される第2コロと、を備え、
    上記傾斜部は、上記第1ガイド部よりも上記第2向き側に位置しており、
    上記第1コロの回転中心は、上記傾斜部の上端よりも下方に配置されており、
    上記第1コロと上記第2コロとの共通接線が、上記傾斜部の上端及び上記第1ガイド部において上記搬送路へと露出している上記第2コロよりも下方の部分よりも、上記第2向き寄りに位置すべく、上記第1コロ及び上記第2コロが配置されている給送装置。
  2. 上記第2コロは、上記第1ガイド部の上下方向の中央部から上記搬送路に露出した状態で、上記外側案内部材に取り付けられいる請求項1に記載の給送装置。
  3. 上記第2コロは、上記回転軸方向に沿って間隔を空けて複数設けられており、
    上記第2コロの上記回転軸方向における中央の位置は、上記第1コロの上記回転軸方向における中央の位置と異なる請求項1または2に記載の給送装置。
  4. 複数の上記第2コロのうちの少なくとも一部の上記第2コロは、その上記回転軸方向の両端部の少なくとも一方の位置が上記第1コロの上記回転軸方向の端部と重なるように配置されている請求項3に記載の給送装置。
  5. 上記内側案内部材に回転可能に取り付けられており、上記第3ガイド部において最も上記第1向き側の頂点部から上記搬送路に露出しており、給送されるシートと当接することによって回転される第3コロを更に備え、
    上記頂点部は、上記第2コロの回転中心よりも上方に位置しており、
    上記第3コロの回転中心と上記第2コロの回転中心との距離は、上記第3コロの回転中心と上記搬送ローラの回転中心との距離よりも短い請求項2から4のいずれかに記載の給送装置。
  6. 上記第1コロは、上記第1コロの回転軸方向に沿って間隔を空けて複数設けられている請求項1から5のいずれかに記載の給送装置。
  7. 上記第1コロは、上記給送ローラによって第1向きに給送されるシートの上記回転軸方向の端から外れる位置に配置される請求項6に記載の給送装置。
  8. 上記第1コロは、上記傾斜部に取り付けられている請求項1から7のいずれかに記載の給送装置。
  9. 上記傾斜部には、上記トレイに載置される複数のシートを分離する分離部が配置され、
    上記第1コロは、上記第1コロの回転軸方向において上記分離部から離れて配置され、且つ上記傾斜部の傾斜向きにおいて上記分離部の上端の位置を含むように配置されており、
    上記傾斜向きと上記回転軸方向とに直交する突出向きへの上記第1コロの露出量は、上記突出向きへの上記分離部の上端の露出量よりも大きい請求項1から8のいずれかに記載の給送装置。
  10. シートが載置されるトレイと、
    上記トレイに載置されたシートを第1向きに給送する給送ローラと、
    上記給送ローラよりも上記第1向き下流側に配置され、上記第1向き且つ上方に傾斜する傾斜部と、
    上記給送ローラによって上記第1向きに給送されて上記傾斜部を通過したシートが案内される搬送路の一部を形成し、当該搬送路を通るシートを案内する外側案内部材であって、上下方向に沿って延設される第1ガイド部、及び上記第1ガイド部と連続して上記第1向きとは反対の第2向きに向けて湾曲する第2ガイド部を有する外側案内部材と、
    上記搬送路の一部を形成し、当該搬送路を通るシートを案内する内側案内部材であって、上記第1ガイド部及び上記第2ガイド部と対向し且つ湾曲する第3ガイド部を有する内側案内部材と、
    上記給送ローラによって給送されて上記第2ガイド部及び上記第3ガイド部を通過するシートを上記第2向きに搬送する搬送ローラと、
    上記搬送路に向かって上記傾斜部または上記第1ガイド部から露出しており、給送されるシートと当接することによって回転される第1コロと、
    上記外側案内部材に回転可能に取り付けられており、上記第1ガイド部の上下方向の中央部から上記搬送路に露出しており、給送されるシートと当接することによって回転される第2コロと、を備え、
    上記傾斜部の上端は、上記第1ガイド部の下端よりも上方に位置し、且つ上記第1ガイド部の下端よりも上方の上記傾斜部は、上記第1ガイド部よりも上記第2向き側に位置しており、
    上記第1コロの回転中心は、上記傾斜部の上端よりも下方且つ上記第1ガイド部の下端よりも上方に配置されており、
    上記第2コロは、当該第2コロの回転軸方向に沿って間隔を空けて複数設けられており、
    上記第2コロの上記回転軸方向における中央の位置は、上記第1コロの上記回転軸方向における中央の位置と異なる給送装置。
  11. 複数の上記第2コロのうちの少なくとも一部の上記第2コロは、その上記回転軸方向の両端部の少なくとも一方の位置が上記第1コロの上記回転軸方向の端部と重なるように配置されている請求項10に記載の給送装置。
  12. シートが載置されるトレイと、
    上記トレイに載置されたシートを第1向きに給送する給送ローラと、
    上記給送ローラよりも上記第1向き下流側に配置され、上記第1向き且つ上方に傾斜する傾斜部と、
    上記給送ローラによって上記第1向きに給送されて上記傾斜部を通過したシートが案内される搬送路の一部を形成し、当該搬送路を通るシートを案内する外側案内部材であって、上下方向に沿って延設される第1ガイド部、及び上記第1ガイド部と連続して上記第1向きとは反対の第2向きに向けて湾曲する第2ガイド部を有する外側案内部材と、
    上記搬送路の一部を形成し、当該搬送路を通るシートを案内する内側案内部材であって、上記第1ガイド部及び上記第2ガイド部と対向し且つ湾曲する第3ガイド部を有する内側案内部材と、
    上記給送ローラによって給送されて上記第2ガイド部及び上記第3ガイド部を通過するシートを上記第2向きに搬送する搬送ローラと、
    上記搬送路に向かって上記傾斜部または上記第1ガイド部から露出しており、給送されるシートと当接することによって回転される第1コロと、
    上記外側案内部材に回転可能に取り付けられており、上記第1ガイド部の上下方向の中央部から上記搬送路に露出しており、給送されるシートと当接することによって回転される第2コロと、
    上記内側案内部材に回転可能に取り付けられており、上記第3ガイド部において最も上記第1向き側の頂点部から上記搬送路に露出しており、給送されるシートと当接することによって回転される第3コロと、を備え、
    上記傾斜部の上端は、上記第1ガイド部の下端よりも上方に位置し、且つ上記第1ガイド部の下端よりも上方の上記傾斜部は、上記第1ガイド部よりも上記第2向き側に位置しており、
    上記第1コロの回転中心は、上記傾斜部の上端よりも下方且つ上記第1ガイド部の下端よりも上方に配置されており、
    上記頂点部は、上記第2コロの回転中心よりも上方に位置しており、
    上記第3コロの回転中心と上記第2コロの回転中心との距離は、上記第3コロの回転中心と上記搬送ローラの回転中心との距離よりも短い給送装置。
  13. シートが載置されるトレイと、
    上記トレイに載置されたシートを第1向きに給送する給送ローラと、
    上記給送ローラよりも上記第1向き下流側に配置され、上記第1向き且つ上方に傾斜する傾斜部と、
    上記給送ローラによって上記第1向きに給送されて上記傾斜部を通過したシートが案内される搬送路の一部を形成し、当該搬送路を通るシートを案内する外側案内部材であって、上記上方に向けて延設され且つ上記第1向きとは反対の第2向きに向けて湾曲する外側案内部材と、
    上記搬送路の一部を形成し、当該搬送路を通るシートを案内する内側案内部材であって、上記外側案内部材の少なくとも一部と対向するガイド部を有する内側案内部材と、
    上記給送ローラによって給送されて上記外側案内部材及び上記内側案内部材によって案内されたシートを上記第2向きに搬送する搬送ローラと、
    上記搬送路に向かって上記傾斜部から露出しており、給送されるシートと当接することによって回転される第1コロと、
    上記外側案内部材の、上記外側案内部材における上記第2向きに向けて湾曲する部分及び上記傾斜部の上端の間の部分に回転可能且つ上記搬送路に向けて露出した状態で取り付けられており、給送されるシートと当接することによって回転される第2コロと、を備え、
    上記第1コロの回転中心は、上記傾斜部の上端よりも下方に配置されており、
    上記第2コロは、上記外側案内部材において、当該第2コロの回転軸方向に沿って間隔をあけて複数設けられており、
    上記第2コロの上記回転軸方向における中央の位置は、上記第1コロの上記回転軸方向における中央の位置と異なる給送装置。
  14. 複数の上記第2コロのうちの少なくとも一部の上記第2コロは、その上記回転軸方向の両端部の少なくとも一方の位置が上記第1コロの上記回転軸方向の端部と重なるように配置されている請求項13に記載の給送装置。
  15. シートが載置されるトレイと、
    上記トレイに載置されたシートを第1向きに給送する給送ローラと、
    上記給送ローラよりも上記第1向き下流側に配置され、上記第1向き且つ上方に傾斜する傾斜部と、
    上記給送ローラによって上記第1向きに給送されて上記傾斜部を通過したシートが案内される搬送路の一部を形成し、当該搬送路を通るシートを案内する外側案内部材であって、上記上方に向く第1ガイド部、及び上記第1ガイド部と連続して上記第1向きとは反対の第2向きに向けて湾曲する第2ガイド部を有する外側案内部材と、
    上記搬送路の一部を形成し、当該搬送路を通るシートを案内する内側案内部材であって、少なくとも上記第2ガイド部と対向し且つ湾曲する第3ガイド部を有する内側案内部材と、
    上記給送ローラによって給送されて上記第2ガイド部及び上記第3ガイド部を通過するシートを上記第2向きに搬送する搬送ローラと、
    上記搬送路に向かって上記傾斜部から露出しており、給送されるシートと当接することによって回転される第1コロと、
    上記外側案内部材における上記第1ガイド部に回転可能且つ上記搬送路に向けて露出した状態で取り付けられており、給送されるシートと当接することによって回転され、上記傾斜部の上端よりも上記上方に位置する第2コロと、
    上記内側案内部材に回転可能に取り付けられており、上記第3ガイド部において最も上記第1向き側に位置する所定部分から上記搬送路に露出しており、給送されるシートと当接することによって回転される第3コロと、を備え、
    上記第1コロの回転中心は、上記傾斜部の上端よりも下方に配置されており、
    上記所定部分は、上記第2コロの回転中心よりも上記上方に位置しており、
    上記第3コロの回転中心と上記第2コロの回転中心との距離は、上記第3コロの回転中心と上記搬送ローラの回転中心との距離よりも短い給送装置。
  16. 請求項1から15のいずれかに記載の給送装置と、
    上記搬送ローラによって搬送されるシートに画像を記録する記録部と、を備える画像記録装置。
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