JP5903836B2 - 直動案内装置用の給油継手固定スリーブ、直動案内装置、および直動案内装置の給油継手の固定方法 - Google Patents
直動案内装置用の給油継手固定スリーブ、直動案内装置、および直動案内装置の給油継手の固定方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5903836B2 JP5903836B2 JP2011241454A JP2011241454A JP5903836B2 JP 5903836 B2 JP5903836 B2 JP 5903836B2 JP 2011241454 A JP2011241454 A JP 2011241454A JP 2011241454 A JP2011241454 A JP 2011241454A JP 5903836 B2 JP5903836 B2 JP 5903836B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil supply
- supply joint
- slider
- linear motion
- slider body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Description
このような潤滑剤の供給方法としては、例えば特許文献1に開示されるように、スライダ内に油路を形成し、この油路に連通して潤滑油を供給する給油継手を設け、この給油継手を介して転動体転動溝等に給油するものがある。同文献記載の技術では、給油継手の軸部表面に切欠部を形成し、スライダ上面の通し孔から止めネジをねじ込んでその先端を給油継手の切欠部に係合するように構成している。これによって、給油継手の取り付けと位置決めをするとともに、取り付けた給油継手の抜けを防止している。
図1および図2に示すように、この直動案内装置30は、直線状に延びて横断面が矩形状の案内レール1と、この案内レール1に沿って移動するスライダ2とから主に構成されている。案内レール1は、その高さ方向に貫通するボルト挿通孔1cがその長さ方向に所定の間隔を隔てて複数形成されている。そして、この案内レール1は、これら各ボルト挿通孔1cに挿通される固定ボルト(不図示)によって機械の基台(不図示)等に固定される。一方、スライダ2の上面には、止めネジ(不図示)によりこのスライダ2を直動テーブル(不図示)などの直動体に固定するためのネジ穴2aが複数箇所に設けられている。
詳しくは、給油継手50は、図5にも示すように、スライダ本体6、エンドキャップ7およびサイドシール5に対して同軸に貫通形成された給油継手50用の装着穴(図4(a)の符号41a,7a,5aに示す貫通孔)に挿通される管状(パイプ状)をした軸部51を有する。そして、この軸部51の端部に、略立方体状の継手部(ジョイント)52を備えたものであり、この継手部52に図示しない給油用のホースなどを連結することで必要な潤滑剤を給油できるようになっている。
この直動案内装置30において給油継手50を組み付ける際には、上述のスリーブ60を用い、スライダ本体6に形成された給油継手50の装着穴41aに当該スリーブ60を凸の円弧面60bの側から予め挿入しておく。次いで、スライダ本体6にエンドキャップ7およびサイドシール5をスライダ本体6側からこの順に重ね、次いで、給油継手50の軸部51を、サイドシール5の装着穴5a、エンドキャップ7の装着穴7aおよびスライダ本体6に嵌め込まれたスリーブ60の装着穴60dに順に挿入する。次いで、エンドキャップ7を固定する締めねじ22を締め込む。
なお、本発明に係る直動案内装置は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しなければ種々の変形が可能である。
2 スライダ
3 転動体
5 サイドシール
6 スライダ本体
7 エンドキャップ
10 (案内レール側の)転動体転動溝
11 (スライダ側の)転動体転動溝
13 転動体転動路
14 転動体戻し路
16 方向転換路
20 締めねじ
22 締めねじ
30 直動案内装置
40 油路
41 給油孔
50 給油継手
51 軸部
52 継手部
60 給油継手固定スリーブ
60a スリーブの外周面
60b スリーブの凸の円弧面
60d スリーブの装着穴
d1 スリーブの外径
d2 スリーブの内径
62 弾性体
64 切り欠き溝
65 スリ割り
F 押圧力
Claims (4)
- 案内レールと、該案内レールにこれに沿って相対移動可能に跨設されるスライダとを備え、前記スライダが、軸方向中央のスライダ本体と、該スライダ本体の両端に付設されるエンドキャップと、前記スライダ本体およびエンドキャップに対して同軸に貫通形成された給油継手用の装着穴に装着される軸部を有する給油継手とを備える直動案内装置に用いられ、前記給油継手を前記スライダに固定するための給油継手固定スリーブであって、
前記給油継手固定スリーブは、円筒状に形成され且つ前記給油継手の軸部と前記スライダ本体の装着穴との間に介装されるようになっており、前記スライダ本体側に挿入される自身先端部側の外周面に、該先端部に向けて縮径する凸のテーパ面または凸の円弧面が形成されるとともに、前記スライダ本体の装着穴には、当該装着穴の奥に向けて縮径する凹のテーパ面または凹の円弧面が形成されるとともに、前記スライダ本体側に挿入される側とは反対側の面に、円環状の弾性体が更に付設されており、当該弾性体は、前記エンドキャップが装着されたときに生じる軸方向の押圧力による弾性変形により、径方向の隙間を塞ぐように、径方向外側に拡径し且つ内側に縮径するようになっており、
前記凸のテーパ面または凸の円弧面は、前記エンドキャップが装着されたときに生じる軸方向の押圧力によって、前記凹のテーパ面または凹の円弧面との協働により径方向内側に縮径して、前記スライダ本体と前記給油継手の軸部相互の位置を着脱可能に固定するようになっていることを特徴とする直動案内装置用の給油継手固定スリーブ。 - 前記給油継手固定スリーブは、前記円筒状の軸線方向に沿って形成されたスリ割りまたは切り欠き溝を有することを特徴とする請求項1に記載の直動案内装置用の給油継手固定スリーブ。
- 案内レールと、該案内レールにこれに沿って相対移動に跨設されるスライダとを備え、前記スライダが、軸方向中央のスライダ本体と、該スライダ本体の両端に付設されるエンドキャップと、前記スライダ本体およびエンドキャップに対して同軸に貫通形成された給油継手用の装着穴に装着される軸部を有する給油継手と、前記給油継手を前記スライダの装着穴に固定するための給油継手固定スリーブとを備えて構成される直動案内装置であって、
前記給油継手固定スリーブが、請求項1または2に記載の給油継手固定スリーブであることを特徴とする直動案内装置。 - 案内レールと、該案内レールにこれに沿って相対移動に跨設されるスライダとを備え、前記スライダが、軸方向中央のスライダ本体と、該スライダ本体の両端に付設されるエンドキャップと、前記スライダ本体およびエンドキャップに対して同軸に貫通形成された給油継手用の装着穴に装着される軸部を有する給油継手と、前記給油継手を前記スライダの装着穴に固定するための給油継手固定スリーブとを備えて構成される直動案内装置における前記給油継手の固定方法であって、
請求項1または2に記載の直動案内装置用の給油継手固定スリーブを用い、前記スライダ本体に形成された給油継手の装着穴に当該スリーブを先端部側から挿入し、次いで、前記スライダ本体に前記エンドキャップを重ね、次いで、前記給油継手の軸部を、前記エンドキャップおよびスライダ本体に嵌め込まれたスリーブの各装着穴に順に挿入し、次いで、前記エンドキャップを固定するねじを締め込むことによって、前記スライダ本体と前記給油継手の軸部相互の位置を着脱可能に固定することを特徴とする直動案内装置用の給油継手の固定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011241454A JP5903836B2 (ja) | 2011-11-02 | 2011-11-02 | 直動案内装置用の給油継手固定スリーブ、直動案内装置、および直動案内装置の給油継手の固定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011241454A JP5903836B2 (ja) | 2011-11-02 | 2011-11-02 | 直動案内装置用の給油継手固定スリーブ、直動案内装置、および直動案内装置の給油継手の固定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013096532A JP2013096532A (ja) | 2013-05-20 |
JP5903836B2 true JP5903836B2 (ja) | 2016-04-13 |
Family
ID=48618682
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011241454A Active JP5903836B2 (ja) | 2011-11-02 | 2011-11-02 | 直動案内装置用の給油継手固定スリーブ、直動案内装置、および直動案内装置の給油継手の固定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5903836B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102014216686A1 (de) * | 2014-08-22 | 2016-02-25 | Aktiebolaget Skf | Schmiermittelgeber für ein Linearlager |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4338036A (en) * | 1979-12-31 | 1982-07-06 | Reliance Electric Company | Tapered bushing and hub assembly for sheaves, gears, sprockets, couplings and similar machine elements |
JPS56125532U (ja) * | 1980-02-27 | 1981-09-24 | ||
JPS60152834U (ja) * | 1984-03-23 | 1985-10-11 | 株式会社日立製作所 | トルク伝達機構 |
JP2010185564A (ja) * | 2009-02-13 | 2010-08-26 | Nsk Ltd | 直動案内装置 |
-
2011
- 2011-11-02 JP JP2011241454A patent/JP5903836B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013096532A (ja) | 2013-05-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2016203373A (ja) | セグメントコレットチャック | |
JP5903836B2 (ja) | 直動案内装置用の給油継手固定スリーブ、直動案内装置、および直動案内装置の給油継手の固定方法 | |
CA3029808A1 (en) | Cartridge assembly with a flexible thrust ring assembly for a track chain | |
US7306373B2 (en) | Linear guide apparatus | |
WO2014156473A1 (ja) | リニアガイド装置用給油装置、リニアガイド装置 | |
JP4932698B2 (ja) | レール取付孔の閉塞構造 | |
US9897141B2 (en) | Curvilinear motion rolling guide unit | |
JP2007205479A (ja) | 繋ぎ用軌道レールを備えた直動案内ユニット | |
WO2018079381A1 (ja) | 分割シールリング圧入用治具 | |
JP3173993U (ja) | 給油機構付きボールスプライン | |
JP6557993B2 (ja) | 直動案内装置用防塵カバーおよびこれを備える直動案内装置 | |
JP2010185564A (ja) | 直動案内装置 | |
JP5012833B2 (ja) | ボールねじ | |
JP2008133938A (ja) | リニアガイド装置 | |
JP2023102473A (ja) | グリースニップル用キャップ、潤滑剤供給部材および直動案内装置 | |
JP2000337315A (ja) | 油圧シリンダのクッション装置 | |
JP2007218357A (ja) | エンドシール及びそれを備えた直動案内装置 | |
JP4770261B2 (ja) | 直動案内装置 | |
JP4635735B2 (ja) | 直動案内軸受装置 | |
JP5910028B2 (ja) | 潤滑剤供給部品の取付構造 | |
WO2011030722A1 (ja) | 軌道レール及びこの軌道レールを備える運動案内装置 | |
JP2008281061A (ja) | 潤滑剤吸収ユニット及びそれを備えたリニアガイド | |
JP5206472B2 (ja) | リニアガイド装置 | |
JP2005201361A (ja) | 直動案内装置 | |
JP2008138843A (ja) | リニアガイド装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141031 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150813 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150901 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151029 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160216 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160229 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5903836 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |