JP5903293B2 - 走査型ミラーデバイス - Google Patents

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Description

本発明は、少なくとも1つの軸の回りに回転可能に取り付けられているマイクロシステム走査型ミラーを有する走査型ミラーデバイスに関する。
このようなマイクロシステム走査型ミラーは、例えば、米国特許第7,295,726号明細書に記載されている。
このようなマイクロシステム走査型ミラーは、多くの場合、共振的に動作し、その結果、傾斜角がマイクロシステム走査型ミラーの共振周波数で振動し、したがって、正弦波パターン又はリサージュパターンを描く。これらの場合、ゼロ交差さえ検出されれば多くの場合に十分である。静電櫛型ドライブの場合、これは主に、振動中に櫛型ドライブの最大容量を測定することによって実行される。ピエゾ抵抗測定及び誘導測定もまた一般的である。
マイクロシステム走査型ミラーを準静的に位置決めする場合、容量は、静電櫛型ドライブの場合に依然として測定することができるが、これは、あまりにも不正確であり、また、マイクロシステム走査型ミラーの傾斜角と厳密に相関を持たないことが多いということが示されている。マイクロシステム走査型ミラーを移動させる固体接合部は、準静的ミラーの場合に薄過ぎるため、固体接合部の圧電抵抗を測定することは可能でない。
これらのことから、本発明の目的は、少なくとも1つの軸の回りに回転可能に取り付けられているマイクロシステム走査型ミラーを有する走査型ミラーデバイスを提供することであり、走査型ミラーデバイスによって、マイクロシステム走査型ミラーの回転位置を正確にかつ連続して測定することができる。
この目的は、少なくとも1つの軸の回りに回転可能に取り付けられているマイクロシステム走査型ミラーと、光ビームを発する光源及び位置検出器を有する検出モジュールとを有する走査型ミラーデバイスであって、検出モジュールは、後方からマイクロシステム走査型ミラーのミラー上に光ビームを誘導し、その結果、光ビームは、マイクロシステム走査型ミラーの背面で、位置検出器に反射され、位置検出器は、反射された光線ビームの位置を測定し、測定された位置から、少なくとも1つの軸の回りのミラーの回転角を推定することができ、検出モジュールは、マイクロシステム走査型ミラーの背面上に光ビームを合焦させる結像光学部品と、マイクロシステム走査型ミラーの背面によって反射された光線ビームを、位置検出器上にコリメートされた光線ビームとして結像させる投影光学部品とを有する走査型ミラーデバイスによって達成される。
検出モジュールが、後方からの傾斜角の非接触光学測定を実行するので、一方で、傾斜角は、直接にかつ正確に測定される。他方で、後方からの測定は、検出モジュールが通常の作動エリア内に(したがって、マイクロシステム走査型ミラーの前に)配置されないため、意図される目的(したがって、例えばマイクロシステム走査型ミラーに向かって誘導されるレーザービームの偏向)のためのマイクロシステム走査型ミラーの使用が妨げられないという利点を有する。
好ましくは、マイクロシステム走査型ミラーは、2つの軸を中心に回転可能に取り付けられ、検出モジュールは、両方の軸の回りの回転角又は傾斜角を測定できる。
光源は、LED又はレーザーとして形成することができ、光ビームの波長は、好ましくは可視波長範囲内及び/又は赤外範囲内に存在する。
検出モジュールは、位置検出器の出力信号に基づいて、少なくとも1つの軸の回りの回転角を表す角度信号を発するように開発することができる。好ましくは、角度信号は、連続して発せられる。
マイクロシステム走査型ミラーは好ましくは、ミラー又は偏向ミラー及び傾斜機構を有し、偏向ミラーは、直接に又は支持体を介して傾斜機構に接続することができる。したがって、マイクロシステム走査型ミラーの背面とは、本明細書では特に、偏向ミラー及び/又は支持体の一部の背面を意味する。背面は、マイクロシステム走査型ミラーが意図される目的で使用されているときに、例えば偏向されるレーザー又は光ビームがそこに誘導されない面であることが重要である。
に、結像光学部品は、1:1結像光学部品とすることができる。
影光学部品は、結像光学部品の一部とすることができる。特に、この場合、ビームスプリッターを設けることができ、ビームスプリッターは、光源からの光ビームとマイクロシステム走査型ミラーの背面によって反射された光線ビームとを分離するのに役立つ。
さらに、結像光学部品は、少なくとも2つの部分レンズシステムを有することができ、ビームスプリッターは、2つの部分レンズシステムの間に配置することができる。この場合、光源の光ビーム用の2つの部分レンズシステムの間のビーム経路は、コリメートされたビーム経路であることが有利である。
位置検出器は、例えば象限検出器として形成することができる。この場合、検出モジュールは好ましくは、測定される傾斜位置の全てにおいて、反射された光線ビームが、象限検出器の全ての象限に常に当たるように形成される。
位置検出器は、光源の光ビームがマイクロシステム走査型ミラーの背面に当たる前に光ビームが通過する通路を有することができる。
さらに、マイクロシステム走査型ミラーは、ハウジング内に組込むことができ、ハウジングの底部には、後方からマイクロシステム走査型ミラー上に光ビームを誘導することのできる通路が形成される。通路は、光源の光ビームに対して透明であることが重要である。そのため、通路はまた、光源の光ビームに対して透明であるハウジングの底部のエリアによって形成することができる。
走査型ミラーデバイスは、位置検出器及びマイクロシステム走査型ミラーに接続されるコントロールモジュールを有することができる。コントロールモジュールは、制御された方法でマイクロシステム走査型ミラーを傾斜させるために使用することができ、傾斜位置は、検出モジュールによって連続して確認される。この場合、コントロールモジュールは、目標値が予め確定されるだけでなく、実際の値に反応するので、監視モジュールと呼ぶこともできる。
マイクロシステム走査型ミラーは、MEMS走査型ミラーとすることができる。
マイクロシステム走査型ミラーは、モノリシックに形成することができる。
マイクロシステム走査型ミラーは、偏向ミラー及び傾斜機構を備えることができ、さらに、キャリアが設けられ、傾斜機構は、キャリア上に形成され、偏向ミラーに接続されて、少なくとも1つの軸の回りにマイクロシステム走査型ミラーを回転させる。
マイクロシステム走査型ミラー(したがって、偏向ミラー及び傾斜機構)及びキャリアは、モノリシックに形成することができる。
こうしたマイクロシステム走査型ミラー、並びに、偏向ミラー、傾斜機構、キャリアのこうしたモノリシック結合体の例は、例えば米国特許第7,295,726号明細書に見出すことができる。米国特許第7,295,726号明細書の全体の内容は、参照により本明細書に援用される。
キャリアは、光源の光ビームをマイクロシステム走査型ミラーの背面上に誘導することのできる通路を有することができる。通路は、スルーホール(又は実際の開口)とすることもできるし、又は光源の光ビームに対して透明である材料で形成することもできる。
本発明による走査型ミラーデバイスは好ましくは、レーザー走査型顕微鏡で使用され、その結果、レーザー走査型顕微鏡は、本発明による走査型ミラーデバイスを備える。
上述された特徴及びこれから以下で説明される特徴は、本発明の範囲から逸脱することなく、述べた組合せだけでなく、他の組合せで又は単独でもまた、使用できることが理解される。
本発明は、本発明に必須の特徴を同様に開示する添付図面を使用して、例として以下でより詳細に説明される。
本発明による走査型ミラーデバイスの第1の実施形態の概略図である。 図1の象限検出器19の平面図である。 ミラー7の傾斜位置が異なる状態にある、図1の走査型ミラーデバイスの図である。 図3によるミラー7の傾斜位置についての象限検出器の平面図である。 本発明による走査型ミラーデバイスの第2の実施形態の図である。 ミラー7の傾斜位置が異なる状態にある、図5の走査型ミラーデバイスの図である。 本発明による走査型ミラーデバイスの第3の実施形態の図である。 ミラー7の傾斜位置が異なる状態にある、図7による走査型ミラーデバイスの図である。 図7及び図8による走査型ミラーデバイスの象限検出器25の概略平面図である。 本発明による走査型ミラーデバイスの第4の実施形態の図である。 ミラー7の傾斜位置が異なる状態にある、図10の走査型ミラーデバイスの図である。 本発明による走査型ミラーデバイスの第5の実施形態の図である。 ミラー7の傾斜位置が異なる状態にある、図12の走査型ミラーデバイスの図である。
図1に示される実施形態では、本発明による走査型ミラーデバイス1は、マイクロシステム走査型ミラー2及び検出モジュール3を備えている。
マイクロシステム走査型ミラー2は、例えば2.5mmの直径を有するミラープレート4を含み、ミラープレート4は、バー5によって、例えば300μmの直径を有するベースプレート6に接続される。ミラープレート4の上部は、反射性被膜でコーティングされ、したがって、概略的に表すビーム進路8で示されるように、入射放射を反射するミラー7を形成する。ミラープレート4、バー5、ベースプレート6は、ミラー7が接続される支持体9を形成する。
支持体9は、概略的に表す傾斜機構10によって像面に対して垂直に延びる軸の回りに回転できる。傾斜機構10は、キャリア11(又は基板)上に形成されている。
支持体9、したがって、ミラー7の別の傾斜位置又は回転位置は、図3に概略的に示されている。
MEMS走査型ミラー2は、モノリシックに形成されている。MEMS(MEMS=微小電気機械システム)走査型ミラーとも呼ぶことのできるこうしたマイクロシステム走査型ミラーの特定の実施形態は、例えば米国特許第7,295,726号明細書に見出すことができる。
本明細書で述べる走査型ミラーデバイス1の場合、キャリア11は、以前から知られているMEMS走査型ミラーと違って、通路12を有し、その結果、支持体9(ここでは、ベースプレート6)、したがって、ミラー7の回転角は、検出モジュール3によって後方から非接触で測定することができる。
支持体9の回転角を非接触測定するために、検出モジュール3は、光ビーム13を発する光源14(ここでは、例えばレーザーダイオード)と、第1のレンズ16及び第2のレンズ17並びに第1のレンズ16と第2のレンズ17との間に配置された部分透明プレート18を有する1:1結像光学部品15と、象限検出器19とを備えている。
図1に概略的に描かれるビーム進路から分かるように、光源14の出口(ここでは、点状であると考えられる)は、1:1結像光学部品15によって、また、キャリア11の通路12を通って、ベースプレート6の底部上に結像され、その結果、光ビーム13は、ベースプレート6の底部上に合焦する。ベースプレート6で反射される放射は、第2のレンズ17によって、実質的にコリメートされた光線ビーム20として、部分透明プレート18によって象限検出器19上に結像される。図2の象限検出器の平面図から分かるように、コリメートされた光線ビーム20は、それぞれの場合に、放射強度の1/4が、象限検出器19の4つの象限211、212、213、214のそれぞれに当たるように、象限検出器19の中心に当たる
マイクロシステム走査型ミラー2のミラー7、したがって支持体9が軸の回りに傾斜する場合、コリメートされた光線ビーム20は、図2及び図4に示されるように、象限検出器19を通っていく。4つの象限211、212、213、214のそれぞれに当たる放射強度を評価することによって、ミラー7のそれぞれの傾斜位置を非接触で測定することができる。
通路12は、実際の開口として形成することもできるし、光ビーム13に対して透明である材料から生産することもできる。もちろん、全体のキャリア11もまた、光ビーム13に対して透明な材料とすることもできる。
これまでの説明では、支持体9を図1の図面の平面に対して垂直な第1の軸を中心にしてのみ傾斜できるものと仮定している。もちろん、MEMS走査型ミラー2は、図1の図面の平面内に存在すると共に第1の軸に対して垂直に延びる第2の軸の回りの傾斜も可能であるように形成することができる。第2の軸の回りの傾斜位置も、こうした傾斜の場合、象限211及び214並びに象限212及び213にそれぞれ当たる放射強度がもはや同じ大きさでないため、本明細書で述べる検出モジュール3によって非接触で測定することができる。
本発明による走査型ミラーデバイス1の場合、マイクロシステム走査型ミラー2のそれぞれの傾斜位置は、後方から非接触で測定されるため、ミラー7のビーム進路8、したがって作動ビーム進路に関して干渉が必要とされず、有利である。そのため、検出モジュール3によって光学的に劣化しないコンパクトなビーム進路8を達成することができる。本発明による走査型ミラーデバイス1は、例えばレーザー走査型顕微鏡で使用されて、像生成のためにレーザービームの必要な偏向を実施できる。
マイクロシステム走査型ミラー2が、ハウジング、すなわち、いわゆるパッケージ内に設置される場合、支持体9の回転位置、したがってミラー7の回転位置を非接触で検出するために、光源14の光を、上述した方法で後方から支持体9のベースプレート6上に誘導することができるように、本発明に従ってハウジングすなわちパッケージ内の底部に開口が設けられる。
上述した構造によって、数百Hzから数MHzまでのミラー7の傾斜位置を検出することが可能であり、その結果、測定された傾斜位置に基づくミラー7の傾斜位置の制御を満足に実現することができる。そのため、特に、コントロールループを設けることができ、コントロールループによって、所望の傾斜位置又は傾斜位置進路が、制御された方法で実施される。
照射されたベースプレート6の底部は、金属化することができるが、金属化しなくてもよい。
コリメートされた光線ビーム20を用いた検出モジュール3の上述した形成は、検出モジュール3の調整を容易に実施することができる点で更に有利である。
本発明による走査型ミラーデバイス1の一つの変形形態が、図5及び図6に示されている。本明細書及び以下の実施形態では、同一又は同様の構成要素には、同じ参照数字が与えられ、それらの説明のために上記記載が参照される。
図5及び図6による実施形態では、図5及び図6では概略的にしか表されていない部分透明プレート18は、第1のレンズ16と第2のレンズ17との間ではなく、背面レンズ17とキャリア11との間に配置されている。この形成のために、ベースプレート6で反射された光線ビームは、末広がりの光線ビーム20として象限検出器19に当たる
本発明による走査型ミラーデバイス1の更なる変形形態が、図7及び図8に示されている。この変形形態では、1:1結像光学部品は設けられていない。その代わりに、光源14によって発せられる光線ビーム13を象限検出器25の中央開口24内に合焦させる合焦光学部品23が存在し、その結果、光源14の光線ビーム13は、象限検出器25を通過し、ベースプレート6の背面に当たり、そこから、象限検出器25上に戻るように反射される。象限検出器25は、図9において平面図で概略的に示され、本質的に、設けられている中央開口24だけによって象限検出器19と異なっている。支持体9の傾斜位置、したがってミラー7の傾斜位置は、その後、前の実施形態の場合と同じ方法で象限検出器25によって確定することができる。
本発明による走査型ミラーデバイス1の一つの変形形態が図10及び図11に示され、ベースプレート6は、前の実施形態の場合と同様に下から垂直にではなく、所定の入射角で、したがって、下からある角度で照射される。したがって、ベースプレートの底部で反射された光線ビーム20が象限検出器19に当たるように、象限検出器19もそれに対応して配置される。図10及び図11の概略図に見られるように、支持体9の傾斜位置、したがってミラー7の傾斜位置は、前の実施形態の例の場合と同じ方法で検出することができる。
象限検出器19、25が設けられる上述した実施形態のそれぞれにおいて、検出モジュール3は、それぞれの場合に、光線ビーム20が各傾斜位置で4つ全ての象限211〜214に当たるように設計される。
本発明による走査型ミラーデバイス1の一つの変形形態が図12及び図13に示され、ベースプレート6の底部で反射された光線ビームは、最初に位置検出器26上に合焦される。位置検出器26は、合焦された入射光スポットの位置を位置検出器26によって1次元又は2次元で確定することができるように形成される。1次元の確定の場合、図面の平面に対して垂直な第1の軸の回りの傾斜を確定することができる。2次元の確定の場合、第1の軸に対して垂直な軸の回りの傾斜も確定することができる。
上述した実施形態では、光線ビーム13は、ベースプレート6の底部で常に反射された。マイクロシステム走査型ミラー7の構造に応じて、光線ビーム13はミラー7の背面で反射されることも起こり得る。

Claims (14)

  1. 少なくとも1つの軸の回りに回転可能に取り付けられているマイクロシステム走査型ミラー(2)と、
    光ビーム(13)を発する光源(14)及び位置検出器(19)を有する検出モジュール(3)と
    を有する走査型ミラーデバイスであって、
    前記検出モジュール(3)は、後方から前記マイクロシステム走査型ミラーのミラー(7)上に前記光ビーム(13)を誘導し、その結果、該光ビーム(13)は、前記マイクロシステム走査型ミラー(2)の背面で、前記位置検出器(19)に反射され、該位置検出器(19)は、反射された光線ビーム(20)の位置を測定し、該測定された位置から、前記少なくとも1つの軸の回りの前記ミラー(7)の回転角を推定することができ
    前記検出モジュール(3)は、前記マイクロシステム走査型ミラー(2)の背面上に前記光ビーム(13)を合焦させる結像光学部品(15)と、前記マイクロシステム走査型ミラー(2)の背面によって反射された前記光線ビーム(20)を、前記位置検出器(19)上にコリメートされた光線ビーム(20)として結像させる投影光学部品(17)とを有する走査型ミラーデバイス。
  2. 前記結像光学部品(15)は、1:1結像光学部品として形成される、請求項に記載の走査型ミラーデバイス。
  3. 前記結像光学部品(15)は、前記光源(14)からの前記光ビーム(13)と前記マイクロシステム走査型ミラー(2)の背面によって反射された前記光線ビーム(20)とを分離するのに役立つビームスプリッター(18)を含む、請求項1又は2に記載の走査型ミラーデバイス。
  4. 前記結像光学部品(15)は、少なくとも2つの部分レンズシステム(16、17)を有し、前記ビームスプリッター(18)は、前記2つの部分レンズシステム(16、17)の間に配置される、請求項1〜3のいずれか一項に記載の走査型ミラーデバイス。
  5. 前記位置検出器(19)は、象限検出器として形成される、請求項1〜のいずれか一項に記載の走査型ミラーデバイス。
  6. 前記光源(14)の前記光ビーム(13)は、前記位置検出器を通過し、前記マイクロシステム走査型ミラー(2)の背面に当たる、請求項1〜のいずれか一項に記載の走査型ミラーデバイス。
  7. 前記マイクロシステム走査型ミラー(2)はハウジング内に組込まれ、該ハウジングの底部は、前記光源(14)の前記光ビーム(13)を前記マイクロシステム走査型ミラー(2)の背面上に誘導することのできる通路を有する、請求項1〜のいずれか一項に記載の走査型ミラーデバイス。
  8. 前記検出モジュール(3)は、前記反射された光ビーム(13)の測定位置を使用して、前記少なくとも1つの軸の回りの前記マイクロシステム走査型ミラー(7)の回転角を表す角度信号を発する、請求項1〜のいずれか一項に記載の走査型ミラーデバイス。
  9. 前記マイクロシステム走査型ミラー(2)は、偏向ミラー(4)及び傾斜機構(10)を備え、キャリア(11)が設けられ、前記傾斜機構(10)は、前記キャリア(11)上に形成され、前記偏向ミラー(4)に接続されて、前記少なくとも1つの軸の回りに前記マイクロシステム走査型ミラー(2)を回転させる、請求項1〜のいずれか一項に記載の走査型ミラーデバイス。
  10. 前記キャリア(11)は、前記光源(14)の前記光ビーム(13)を前記マイクロシステム走査型ミラー(2)の背面上に誘導することのできる通路を有する、請求項に記載の走査型ミラーデバイス。
  11. 前記マイクロシステム走査型ミラー及び前記キャリア(11)は、モノリシックに形成された物である、請求項又は10に記載の走査型ミラーデバイス。
  12. 前記マイクロシステム走査型ミラー(2)は、MEMS走査型ミラーである、請求項1〜11のいずれか一項に記載の走査型ミラーデバイス。
  13. 前記マイクロシステム走査型ミラー(2)は、モノリシックに形成された物である、請求項1〜12のいずれか一項に記載の走査型ミラーデバイス。
  14. 請求項1〜13のいずれか一項に記載の走査型ミラーデバイスを有するレーザー走査型顕微鏡。
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