JP5902946B2 - 乗換え案内装置、駅舎内情報のデータ構造 - Google Patents
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また、乗車券を販売する券売機が駅舎やホームの通路情報を有しており、当該券売機にて目的地までの乗車券を購入すると、当該目的地へ運行する電車が到着するホームまでの駅構内経路を教示する技術が知られている(特許文献2)。
これにより本発明の乗換え案内装置は、料金以外の特急券や座席指定券などの乗車権限を考慮しつつ、その乗車権限を入手できるか施設を経由する経路を利用者に教示することができる。
このような構成によれば、対面販売などにより必要となる各種の乗車権限を購入することが可能である半面、その乗車権限を購入するのに相応の時間を必要とする施設を利用するのか、自動券売機などのように購入できる乗車権限に限りはあるがきわめて短時間に乗車権限を購入できる施設を利用するのかなど、自動的に判別することができる。
このような構成によれば、乗車権限を購入できる検査済地域内に設けられる地域内施設を利用して乗車権限を購入することができる。これにより、交通機関の乗車権限を乗車以前あるいは乗車後のいずれか好都合な施設を利用することができる。
図1に示すように、乗換え案内装置としてのナビゲーションシステム1は、携帯端末10とサーバ20とを含んで構成されている。携帯端末10とサーバ20とは、基地局30、情報通信回線としてのインターネット網Wを介して通信可能に接続されている。
ナビゲーションシステム1は、所定の乗車権限に関する情報を取得して乗車する交通機関を利用して任意の出発地から所望の目的地までの乗換え案内経路を案内する機能を有する。
具体例として、経路に東京駅から新橋駅までの路線が含まれる場合、当該路線における必要乗車権限の乗車種別は普通乗車券で、金額は130円である。また、経路に東京駅から新横浜駅までの路線が含まれる場合、当該路線における必要乗車権限の乗車種別は普通乗車券及び自由席特急券で、金額はそれぞれ480円、2190円の合計2670円である。
無線通信部11は、図示しない送信機、受信機及びアンテナを備えるトランシーバであって、サーバ20や他の携帯端末との間で各種情報を送受信する機能を有する。
現在位置検出部12は、受信したGPS衛星からの電波に基づいて現在位置を検出する機能を有する。なお、現在位置検出部12は、GPS衛星からの電波を受信することが困難な地下街等においては任意の箇所に設置されている無線局からの近距離の無線電波を受信して、当該無線電波に基づいて現在位置を検出することも可能である。
入力部14は、携帯端末10のキーや表示部13の表面に配設されているタッチパネル等であり、利用者による情報の指定若しくは入力等の操作により、目的地、表示したい任意縮尺の地図、駅舎内の施設、現在取得している乗車権限等を指定することができる。
(データ通信部21について)
データ通信部21は、外部の携帯端末10やその他の端末(パーソナルコンピュータなど)とインターネット網Wを介して通信可能に接続されており、各種情報を送受信する機能を有する。
(計算機22について)
計算機22は、経路探索部221、必要乗車権限判断部222、不足乗車権限判断部223、経由地点自動設定部224、経由所要時間設定部225、地域内施設探索部226、再探索部227、経路案内部228を備えている。計算機22は、コンピュータプログラムや処理条件等が予め記憶されているROMやRAM等の内部記憶装置、及びこのコンピュータプログラムを実行するCPU等からなる大型のコンピュータである。
必要乗車権限判断部222は、経路探索部221で探索された乗換え案内経路の情報に従って、出発地から目的地に到るまでに利用される交通機関において必要乗車権限を判断する。
事前取得乗車権限とは、利用者が予め取得している乗車種別及び金額のことを表している。例えば、予め購入していた普通乗車券や特急券、出発する駅から到着する駅までに通過する駅に関連する定期券や共通乗車カードなどに基づく乗車権限である。事前取得乗車権限は利用者によって入力部14から入力されても良いし、携帯端末10が共通乗車カードの機能を備える場合は共通乗車カードの乗車種別や残金額の情報を自動的に入力されても良い。
駅舎内情報記憶部としての記憶部23は、フラッシュメモリ、ハードディスク、DVD等の記憶装置であり、地図データ等が記憶されている。具体的に、記憶部23には歩行者地図DB231、駅舎内情報DB232、路線情報DB233が記憶されている。
歩行者地図DB231は、道路、建物、橋、河川等の地物に関する地物情報及び歩行者が移動可能な通路をノードやリンクで表現したネットワーク情報を含んで構成されている。
なお、駅舎内地物情報には、利用者が所望の乗車権限を取得することが可能な取得施設に関する取得施設情報や位置に関する取得施設位置情報、乗車権限を検査する検査施設に関する検査施設情報や位置に関する検査施設位置情報、交通機関の乗降位置を表す乗降位置情報、自動清算機に関する自動清算機情報が含まれている。
また、駅舎内ネットワーク情報を構成するノードやリンクには、駅舎内通路の移動の容易性を表現するコストに関する情報が属性情報として付与されている。
取得施設名称は乗車権限を取得する取得施設の名称である。取得項目には取得施設で取得できる鉄道会社名や乗車切符の種類及び購入可能金額などが含まれている。所要時間は乗車権限を取得する取得施設において乗車権限を取得するために要する平均の所要時間である。例えば、取得施設が自動券売機であれば所要時間は短くなる傾向にあり、対人窓口であれば所要時間は長くなる傾向にある。販売種別は取得施設における「自動販売機」や「対人窓口」等の販売方式についての種別を表す。
路線情報DB233には、鉄道、バス、航空機等の各種公共交通機関における路線名、各区間の所要時間、各区間の料金などの情報(以下、路線情報という)が記憶されている。
次に、駅舎内の地物(各種施設)を表現した地物情報及び駅舎内の通路を表現した駅舎内ネットワークについて説明する。
図3に示すように、X駅舎領域(二点鎖線内領域)にはJ社鉄道及びK社鉄道が乗り入れている。J社鉄道とK社鉄道とは、各鉄道の検査施設としての改札(XK1〜XK4)及び通路を介して連絡している。なお、図3において、通路はすべてリンクLとして表現している。また、通路と通路との交差する地点はノード(XN1〜XN14)として表現している。
X駅舎内の通路はノードXN5〜XN14と当該ノード間を接続するリンクLとで表現される。特に、ノードXN5〜XN12に接続されているリンクLは改札XK1〜XK4を通過していない駅舎内の領域における通路を表現している。この通路上には取得施設としての券売所XC1〜XC3が設置されている。券売所XC1はJ社鉄道の乗車券を購入するための自動券売機であり、券売所XC2はK社鉄道の乗車券を購入するための自動券売機である。そして、券売所XC3はJ社鉄道及びK社鉄道の特急券や乗車券を取り扱う対人窓口の券売所である。
同じく、X駅舎内の通路から改札XK3,XK4を通過して進入した領域は、K社鉄道の検査済領域XKTである。検査済領域XKTの改札付近には、K社鉄道が発着するホームXH2,XH3が存在する。また、検査済領域XKTには自動清算機XS3,XS4が設置されている。
Y駅舎内の通路は、駅舎外部の通路と接続されている。つまり、駅舎内ネットワークは、図示しない外部の歩行者ネットワークとノードYN1〜YN4で接続されている。ここで、ノードYN1〜YN4はY駅舎の出入口を表現している。
Y駅舎内の通路から改札YK1,YK2を通過して進入した領域は、J社鉄道の検査済領域YJTである。検査済領域YJTには、J社鉄道が発着するホームYHが存在する。また、検査済領域YJTの改札付近には自動清算機YS1,YS2が設置されている。
このような態様でデータ化されている全国各地の駅における駅舎内ネットワーク情報は、予め記憶部23に記憶されている。
次に、取得施設である券売所に関する券売所情報について説明する。なお、券売所情報についても予め記憶部23に記憶されている。
表1に示すように、X駅舎に設置されている券売所XC1はJ社鉄道の乗車券を購入する自動券売機である。券売所XC1で購入可能な乗車切符の種類は乗車券である。購入可能金額は、1区間の最低金額(例えば150円)から比較的近距離の移動区間の金額(例えば2000円)である。また、乗車切符を購入するために必要な所要時間は2分で、その販売種別は自動販売機、地域内外情報は地域外、位置情報は緯度・経度情報(XC1x,XC1y)で表現される。
また、X駅舎における券売所XC3はJ社及びK社鉄道の乗車券を購入する対人窓口である。券売所XC3で購入可能な乗車切符の種類は乗車券や特急券、指定席特急券等である。購入可能金額は、1区間の最低金額(例えば140円)から他の鉄道会社を経由したあらゆる区間の金額である。また、乗車切符を購入するために必要な所要時間は10分で、その販売種別は対人窓口、地域内外情報は地域外、位置情報は緯度・経度情報(XC3x,XC3y)で表現される。
また、検査施設としての改札XK3における検査施設情報の各項目は以下のとおりである。すなわち、検査施設名称は「K社X駅北側改札」、検査項目は「K社乗車券」、許容度合情報は「140円」、位置情報は、「(XK3x,XK3y)」である。
表3に示すように、乗降位置情報は、交通機関における乗降位置を緯度・経度情報で表現している。乗降位置情報は、交通機関が電車の場合にはホームの位置を表す。また、交通機関がバスの場合にはバス停の位置を表すものである。なお、乗降位置は、特定の領域の位置情報で表現してもよいし、複数の位置からなる位置情報で表現してもよい。
(全体処理)
まず、全体処理について説明する。
図5に示すように、利用者によって出発地、目的地、出発時刻及び事前取得乗車権限が入力されると(ステップS100)、携帯端末10の無線通信部11は、これらの情報をサーバ20に送信する。なお、出発地については、現在位置検出部12にて受信されたGPS衛星からの電波に基づく現在位置であってもよい。目的地については表示部13に表示された地図画像から指定できるようにしてもよいし、住所を入力することで指定できるようにしてもよい。また、出発時刻にかえて現在時刻としてもよい。
携帯端末10から出発地、目的地、出発時刻及び事前取得乗車権限の各情報が基地局30及びインターネット網Wを介して送信されると、サーバ20のデータ通信部21はこれらの情報を受信する。そして、経路探索部221は出発地、目的地、出発時刻の情報及び記憶部23に記憶されている各種データベース231〜233を用いて経路探索処理を実行する(ステップS101)。この経路探索処理については後述する。なお、以下では経路探索結果として図7に示すように、出発時刻10時に出発地からJ社鉄道のY駅(図4)、K社鉄道のX駅(図3)、K社鉄道のZ駅を経由して目的地に到達する経路が得られたものとして説明する。
そして、図6に示すように、再探索部227によって再探索処理が実行される(ステップS106)。再探索部227は、この経由所要時間を加味して、出発地から券売所XC2を経由して目的地まで到達する経路を再探索する。案内経路を再探索する。再探索部227での探索処理は、基本的には経路探索部221での処理と同様である。
次に、経路探索処理(図5:ステップS101)について説明する。
図8に示すように、まず経路探索部221は出発地から目的地までの経路探索を実行する(ステップS200)。経路探索部221は、記憶部23に記憶された歩行者地図DB231及び路線情報DB233を参照して交通機関の乗換え案内経路を含む出発地から目的地までの経路を探索する。なお、歩行路における探索処理には公知のダイクストラ法が用いられる。
更に、経路探索部221は路線情報DB233から乗車区間で必要となる乗車運賃に関する情報や所要時間に関する情報を取得する(ステップS203)。
例えば、乗車駅であるY駅(図4)の場合、図9に示すようにY駅舎の出入り口に相当するノードYN2から駅構内に入り、改札YK2を通過してJ社鉄道のホームYHに至る経路RYが探索結果として得られる。
同じく、乗換駅であるX駅(図3)の場合、図10に示すようにJ社鉄道のホームXH1から改札XK1,XK3を通過してK社鉄道のホームXH2に至る経路RXが探索結果として得られる。
次に、地域内施設探索処理(図6:ステップS109)について説明する。
経路探索部221で探索された経路により目的地に到着する到着時刻と、再探索部227で探索された経路により目的地に到着する到着時刻とで乖離が生じているということは、乗車券を購入している間に直近の電車が出発してしまい、その電車に乗車することができないということを意味している。この場合、券売機や券売所に立ち寄ることなく、直近の電車に乗車して降車後に清算するか、乗り継ぎの待合時間に購入することができれば当初の予定時間どおりに目的地まで到達することが可能となる。
次に、地域内施設探索部226は事前取得乗車権限が改札YK1の許容度合の条件を満たしているか否かを判定する(ステップS301)。本実施例においては改札XK1,YK2の許容度合(普通乗車券150円)に対して事前取得乗車権限が普通乗車券200円であるため、この場合、事前取得乗車権限は許容度合の条件を満たしていることになる。なお、150円は、J社鉄道のY駅から隣の駅に行くための最低金額である。
一方で、地域内施設探索部226はJ社鉄道の改札YK1,YK2を通過するための要件を満たしていると判断した場合には(ステップS301:YES)、次に、J社鉄道の降車駅であるX駅のJ社検査済地域XJT内に存在する自動清算機や清算所などの清算施設の位置を検索する(ステップS302)。本実施例においては、自動清算機XS1,XS2が検索結果として抽出されることになる。そして、自動清算機XS1,XS2のうち、いずれか一方が最適な経由地として選択された新たな経路が再探索部227によって探索される(ステップS303)。
・実施例では、ナビゲーションシステム1をサーバ−クライアントシステムの例により説明したが、全ての機能を備えるPND(Personal Navigation Device)などの持ち運び可能な装置として構成することも可能である。
・実施例では交通機関として鉄道を例に説明したが、バス、船舶及び飛行機等の交通機関についても適用することは可能である。
・実施例では、乗車券で説明したが、乗車券にかえて所定の金額を入金(チャージ)することが可能な非接触型ICカードや磁気カード等であってもよい。
221・・・経路探索部、
222・・・必要乗車権限判断部、
223・・・不足乗車権限判断部、
224・・・経由地点自動設定部。
Claims (6)
- 所定の乗車権限を取得して乗車する交通機関を用いて任意の出発地から所望の目的地までの乗換え案内経路を案内する乗換え案内装置において、
利用者が予め取得している乗車権限を表す事前取得乗車権限に関する情報を入力する入力部と、
利用者が所望の乗車権限を取得する取得施設の位置を表現する取得施設位置情報と、前記乗車権限を検査する検査施設の位置を表現する検査施設位置情報と、前記交通機関の乗降位置を表現する乗降位置情報と、前記取得施設位置情報、検査施設位置情報及び乗降位置情報を前記利用者の移動可能な駅舎内通路に沿って相互に接続すると共に駅舎外の通路と接続され、前記駅舎内通路の移動の容易性を表現する駅舎内ネットワーク情報とからなる駅舎内情報を記憶している駅舎内情報記憶部と、
該駅舎内情報記憶部に記憶されている前記駅舎内情報を参照し、前記出発地から目的地までの乗換え案内経路を探索する経路探索部と、
該経路探索部により探索された前記乗換え案内経路に従って前記交通機関を利用する際に必要となる必要乗車権限を判断する必要乗車権限判断部と、
該必要乗車権限判断部により判断された必要乗車権限と前記事前取得乗車権限とを比較して不足している不足乗車権限を判断する不足乗車権限判断部と、
該不足乗車権限判断部により前記不足乗車権限があると判断されたとき、前記乗換え案内経路の途中であって前記検査施設によって前記不足乗車権限が検出される以前に不足乗車権限を取得することが可能な前記取得施設を経由地点として自動設定する経由地点自動設定部と
を備えることを特徴とする乗換え案内装置。 - 前記駅舎内情報には、前記取得施設毎に該取得施設にて前記乗車権限を取得するために要する所要時間を示す権限取得所要時間情報が含まれており、
前記経由地点自動設定部は、前記権限取得所要時間情報を用いて前記不足乗車権限を取得する前記取得施設を経由する際の経由所要時間を設定する経由所要時間設定部を備え、
前記経路探索部は、前記経由所要時間設定部にて前記経由所要時間が設定されたとき、前記乗換え案内経路の探索に前記経由所要時間を加味して案内経路を再探索する再探索部を備えることを特徴とする請求項1に記載の乗換え案内装置。 - 前記駅舎内情報には、前記検査施設の属性情報として前記乗車権限に不足がある場合でも前記検査施設の通過が許容される金額を表す許容度合情報と、前記検査施設による検査済地域内に設けられる前記乗車権限を取得することができる地域内施設の情報とが含まれており、
前記経路探索部は、前記再探索部にて再探索した案内経路の目的地への到着時刻が再探索以前の到着時刻との差異が所定以上のとき、前記許容度合情報を加味した前記検査施設及び前記地域内施設を経由する地域内施設優先経路を再探索する地域内施設探索部を備えることを特徴とする請求項2に記載の乗換え案内装置。 - 所定の乗車権限を取得して乗車する交通機関を用いて任意の出発地から所望の目的地までの乗換え案内経路を探索するコンピュータの処理に利用され、前記交通機関に乗降する駅舎内の通路を表現する駅舎内情報のデータ構造であって、
利用者が所望の乗車権限を取得する前記駅舎内の取得施設の位置を表現する取得施設位置情報と、
前記駅舎内における前記乗車権限を検査する検査施設の位置を表現する検査施設位置情報と、
前記駅舎内における前記交通機関の乗降位置を表現する乗降位置情報と、
前記取得施設位置情報、検査施設位置情報及び乗降位置情報を前記利用者の移動可能な駅舎内通路に沿って相互に接続すると共に駅舎外の通路と接続され、前記駅舎内通路の移動の容易性を表現する駅舎内ネットワーク情報と
からなる駅舎内情報を有しており、
前記コンピュータによって、前記駅舎内情報が参照されて前記出発地から目的地までの乗換案内経路が探索され、
前記コンピュータによって、探索された前記乗換え案内経路に従って前記交通機関を利用する際に必要となる必要乗車権限が判断され、
前記コンピュータによって、判断された必要乗車権限と利用者が事前に取得している事前取得乗車権限とを比較して不足している不足乗車権限が判断され、
前記コンピュータによって、前記不足乗車権限があると判断されたとき、前記乗換え案内経路の途中であって前記検査施設によって前記不足乗車権限が検出される以前に不足乗車権限を取得することが可能な前記取得施設を経由地点として自動設定される
処理に利用されることを特徴とする駅舎内情報のデータ構造。 - 前記駅舎内情報には、更に、前記乗車権限を取得するために要する所要時間を示す権限取得時間情報が含まれていることを特徴とする請求項4に記載の駅舎内情報のデータ構造。
- 前記駅舎内情報には、更に、前記検査施設の一部について前記乗車権限の不足を許容することが可能な寛大検査施設であることを認識する情報と、前記乗車権限を精算する精算施設の情報とが含まれており、
前記精算施設の情報には、それぞれの位置を表わす位置情報と、前記乗降位置より前記検査施設以前に到着することが可能な前記リンク又は前記ノードとの接続関係を示す接続関係情報とが含まれていることを特徴とする請求項4に記載の駅舎内情報のデータ構造。
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